JPH11247561A - 連結引戸 - Google Patents
連結引戸Info
- Publication number
- JPH11247561A JPH11247561A JP6447398A JP6447398A JPH11247561A JP H11247561 A JPH11247561 A JP H11247561A JP 6447398 A JP6447398 A JP 6447398A JP 6447398 A JP6447398 A JP 6447398A JP H11247561 A JPH11247561 A JP H11247561A
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- Japan
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- door
- door body
- shaft
- side door
- hanging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伸長状態における引戸1の風等による横揺れ
を規制し、自立安定性を高めると共に、開閉操作を円滑
なものとする。 【解決手段】 吊元側扉体2と戸当り側扉体3の下端に
車輪装置8を設け、吊元側扉体2の戸当り側に位置する
車輪装置8を扉体の進行方向にのみ転動する固定車輪装
置82とし、その他の車輪装置8を首振り自在車輪装置
81とする。
を規制し、自立安定性を高めると共に、開閉操作を円滑
なものとする。 【解決手段】 吊元側扉体2と戸当り側扉体3の下端に
車輪装置8を設け、吊元側扉体2の戸当り側に位置する
車輪装置8を扉体の進行方向にのみ転動する固定車輪装
置82とし、その他の車輪装置8を首振り自在車輪装置
81とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吊元側扉体と戸
当り側扉体をリンク機構を介して連結し、各扉体を直列
に配置した状態と各扉体を並列に配置した状態に伸縮し
得る連結引戸に関するものである。
当り側扉体をリンク機構を介して連結し、各扉体を直列
に配置した状態と各扉体を並列に配置した状態に伸縮し
得る連結引戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のこれら連結引戸は実公平
6−27755号公報に開示されるように、二枚一組の
扉体から成り、これら扉体の下端に少なくとも一つ以上
の車輪装置が設けられ、これら車輪装置が路面を転動し
て各扉体が移動自在となっている。このような連結引戸
は、吊元側扉体と戸当り側扉体がリンク機構を介して連
結されているため、二つの扉体が直列に配置された状態
と、並列に配置された状態に伸縮し、戸当り側扉体はリ
ンクに回動を伴う動きが生じるので、車輪の向きを適宜
に変化し得る、所謂首振り自在車輪装置が使用されてい
る。
6−27755号公報に開示されるように、二枚一組の
扉体から成り、これら扉体の下端に少なくとも一つ以上
の車輪装置が設けられ、これら車輪装置が路面を転動し
て各扉体が移動自在となっている。このような連結引戸
は、吊元側扉体と戸当り側扉体がリンク機構を介して連
結されているため、二つの扉体が直列に配置された状態
と、並列に配置された状態に伸縮し、戸当り側扉体はリ
ンクに回動を伴う動きが生じるので、車輪の向きを適宜
に変化し得る、所謂首振り自在車輪装置が使用されてい
る。
【0003】しかしながら、従来の連結引戸において
は、いずれの車輪装置も全て首振り自在車輪装置を用い
ているため、伸長状態の連結引戸においては、風圧等の
影響により引戸に横揺れが発生し、二枚の扉体を一直線
状に維持し難く、時として吊元側扉体と戸当り側扉体の
連結部を中心として引戸が折れ曲がるなどの問題があっ
た。また、引戸を伸縮する際の進行方向が安定しないた
め、吊元側扉体を保持する吊元支柱のガイド部に負荷が
生じ、長期の使用に耐え難いものでもあった。
は、いずれの車輪装置も全て首振り自在車輪装置を用い
ているため、伸長状態の連結引戸においては、風圧等の
影響により引戸に横揺れが発生し、二枚の扉体を一直線
状に維持し難く、時として吊元側扉体と戸当り側扉体の
連結部を中心として引戸が折れ曲がるなどの問題があっ
た。また、引戸を伸縮する際の進行方向が安定しないた
め、吊元側扉体を保持する吊元支柱のガイド部に負荷が
生じ、長期の使用に耐え難いものでもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、伸長
状態における引戸の横揺れを規制し、扉体の自立安定性
を高めると共に、扉体の開閉操作を円滑に行うことがで
きる連結引戸を提供することにある。
状態における引戸の横揺れを規制し、扉体の自立安定性
を高めると共に、扉体の開閉操作を円滑に行うことがで
きる連結引戸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、吊元支柱のガイド
部に吊元側扉体を移動自在に保持し、該吊元側扉体の一
側面に水平状スライド溝を形成し、該スライド溝にスラ
イダーを摺動自在に嵌合し、該スライダーにリンクの一
端を回動自在に連結し、戸当り側扉体の吊元端を前記リ
ンクの他端に回動自在に連結した連結引戸において、各
扉体の下端に夫々車輪装置を設け、吊元側扉体の戸当り
側に位置する車輪装置を扉体の進行方向にのみ転動する
固定車輪装置とし、その他の車輪装置を首振り自在車輪
装置としたことにより所期の課題を解決したものであ
る。
な事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、吊元支柱のガイド
部に吊元側扉体を移動自在に保持し、該吊元側扉体の一
側面に水平状スライド溝を形成し、該スライド溝にスラ
イダーを摺動自在に嵌合し、該スライダーにリンクの一
端を回動自在に連結し、戸当り側扉体の吊元端を前記リ
ンクの他端に回動自在に連結した連結引戸において、各
扉体の下端に夫々車輪装置を設け、吊元側扉体の戸当り
側に位置する車輪装置を扉体の進行方向にのみ転動する
固定車輪装置とし、その他の車輪装置を首振り自在車輪
装置としたことにより所期の課題を解決したものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施に当って、各扉体の
下端に設けられる車輪装置は一つあるいは複数でもよ
く、少なくとも吊元側扉体の戸当り側に位置する車輪装
置を固定車輪装置とし、その他の車輪装置を首振り自在
車輪装置とすれば良いものである。
下端に設けられる車輪装置は一つあるいは複数でもよ
く、少なくとも吊元側扉体の戸当り側に位置する車輪装
置を固定車輪装置とし、その他の車輪装置を首振り自在
車輪装置とすれば良いものである。
【0007】本発明の実施に当って、吊元側扉体に形成
した水平状スライド溝は吊元側扉体の上下横框に設けら
れた蟻溝形状とし、スライダーに設けたローラーをスラ
イド溝に嵌合することにより、スライド溝とスライダー
の連結を確実なものにすると共に、扉体の移動を円滑な
ものとすることができる。
した水平状スライド溝は吊元側扉体の上下横框に設けら
れた蟻溝形状とし、スライダーに設けたローラーをスラ
イド溝に嵌合することにより、スライド溝とスライダー
の連結を確実なものにすると共に、扉体の移動を円滑な
ものとすることができる。
【0008】本発明の実施に当って、スライダーと戸当
り側扉体の間に設けられたリンクは平行リンク機構とす
ることにより、戸当り側扉体の開閉操作における移動軌
跡を常に吊元側扉体に対して平行に保つことができ、戸
当り側扉体の不要な移動を抑止することができる。
り側扉体の間に設けられたリンクは平行リンク機構とす
ることにより、戸当り側扉体の開閉操作における移動軌
跡を常に吊元側扉体に対して平行に保つことができ、戸
当り側扉体の不要な移動を抑止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき、具体的に説
明する。図1ないし6は本発明連結引戸の実施例を表す
ものであり、塀Xで区画された通路部を開閉可能とする
引戸1は、吊元側扉体2と戸当り側扉体3とから構成さ
れ、図1に示した開成状態と図3に示した閉成状態とに
伸縮し得るものである。通路部の一側位置には、吊元支
柱4が立設され、吊元支柱4のガイド部41に吊元側扉
体2が長手方向に沿って移動自在に保持されている。
明する。図1ないし6は本発明連結引戸の実施例を表す
ものであり、塀Xで区画された通路部を開閉可能とする
引戸1は、吊元側扉体2と戸当り側扉体3とから構成さ
れ、図1に示した開成状態と図3に示した閉成状態とに
伸縮し得るものである。通路部の一側位置には、吊元支
柱4が立設され、吊元支柱4のガイド部41に吊元側扉
体2が長手方向に沿って移動自在に保持されている。
【0010】吊元側扉体2のアルミニウム成形材から成
る上下横框21、21には水平状スライド溝22、22
が形成されており、水平状スライド溝22は図6に示し
たとおり蟻溝形状を呈している。 各水平状スライド溝
22、22にはスライダー5、5が移動自在に案内され
ており、スライダー5の一側に設けた4個のローラー5
1が夫々のスライド溝22、22内に抜け止めされた状
態で嵌合している。さらにスライダー5、5には一対の
リンク6、6の一端が回動自在に連結されており、各リ
ンク6、6の他端は戸当り側扉体3の吊元端に設けられ
た連結杆7に連結され、平行リンク機構を構成してい
る。吊元側扉体2の戸当り端と、戸当り側扉体3の吊元
端にはテーパー面23、33が形成されており、吊元側
扉体2と戸当り側扉体3を連結するリンク6、6の回動
開始を容易にしている。
る上下横框21、21には水平状スライド溝22、22
が形成されており、水平状スライド溝22は図6に示し
たとおり蟻溝形状を呈している。 各水平状スライド溝
22、22にはスライダー5、5が移動自在に案内され
ており、スライダー5の一側に設けた4個のローラー5
1が夫々のスライド溝22、22内に抜け止めされた状
態で嵌合している。さらにスライダー5、5には一対の
リンク6、6の一端が回動自在に連結されており、各リ
ンク6、6の他端は戸当り側扉体3の吊元端に設けられ
た連結杆7に連結され、平行リンク機構を構成してい
る。吊元側扉体2の戸当り端と、戸当り側扉体3の吊元
端にはテーパー面23、33が形成されており、吊元側
扉体2と戸当り側扉体3を連結するリンク6、6の回動
開始を容易にしている。
【0011】各扉体2、3の下端には車輪装置8が設け
られており、各扉体2、3の戸当り端と吊元端に夫々設
けられている。戸当り側扉体3の下端に設けられた車輪
装置は何れも進行方向によって向きが変化する首振り自
在車輪装置81、81であり、リンク6の回動に伴う戸
当り側扉体3の移動を許容している。一方、吊元側扉体
2の吊元端には首振り自在車輪装置81が設けられてお
り、戸当り端には吊元側扉体2の直線的な進行方向にの
み転動する固定車輪装置82が設けられている。なお、
図中9は通路の側部に立設した戸当り支柱であり、戸当
り側扉体3の戸当り框31に設けた錠装置32と施錠可
能となっている。
られており、各扉体2、3の戸当り端と吊元端に夫々設
けられている。戸当り側扉体3の下端に設けられた車輪
装置は何れも進行方向によって向きが変化する首振り自
在車輪装置81、81であり、リンク6の回動に伴う戸
当り側扉体3の移動を許容している。一方、吊元側扉体
2の吊元端には首振り自在車輪装置81が設けられてお
り、戸当り端には吊元側扉体2の直線的な進行方向にの
み転動する固定車輪装置82が設けられている。なお、
図中9は通路の側部に立設した戸当り支柱であり、戸当
り側扉体3の戸当り框31に設けた錠装置32と施錠可
能となっている。
【0012】以上の構成からなる連結引戸の開閉動作に
ついて説明すると、図1に示した引戸の閉成状態から図
3に示した開成状態に変化させる場合、先ず錠装置32
と戸当り支柱9の施錠を解錠したのち、戸当り側扉体3
を吊元側に向けて移動させると、吊元側扉体2と戸当り
側扉体3は図2に示したとおり直列に配置されている
が、戸当り側扉体3を吊元側扉体2に向けて押しつける
ことにより、テーパー面23、33にずれが生じ、吊元
側扉体2と戸当り側扉体3を連結するリンク6の回動が
開始し、戸当り側扉体3が吊元側扉体2の側方位置へ移
動する。この時、戸当り側扉体3の下端には首振り自在
車輪装置81が設けられているので、リンク6の回動に
伴う戸当り側扉体3の移動を許容する。
ついて説明すると、図1に示した引戸の閉成状態から図
3に示した開成状態に変化させる場合、先ず錠装置32
と戸当り支柱9の施錠を解錠したのち、戸当り側扉体3
を吊元側に向けて移動させると、吊元側扉体2と戸当り
側扉体3は図2に示したとおり直列に配置されている
が、戸当り側扉体3を吊元側扉体2に向けて押しつける
ことにより、テーパー面23、33にずれが生じ、吊元
側扉体2と戸当り側扉体3を連結するリンク6の回動が
開始し、戸当り側扉体3が吊元側扉体2の側方位置へ移
動する。この時、戸当り側扉体3の下端には首振り自在
車輪装置81が設けられているので、リンク6の回動に
伴う戸当り側扉体3の移動を許容する。
【0013】戸当り側扉体3が吊元側扉体2の側方位置
に移動したのち、さらに戸当り側扉体3を吊元側に向け
て移動させると、リンク6に連結されたスライダー5の
ローラー51がスライド溝22内を転動して、スライダ
ー5が吊元側に向けて移動する。ローラー51がスライ
ド溝22内の吊元端まで移動させると、戸当り側扉体3
と吊元側扉体2が並列に配置された状態となり、さらに
吊元側扉体2を吊元側に向けて移動させると、吊元側扉
体2が吊元支柱4のガイド部41に沿って移動する。そ
して、吊元側扉体2と戸当り側扉体3は並列状態を保っ
たまま吊元側に移動し、引戸1の開成が完了する。
に移動したのち、さらに戸当り側扉体3を吊元側に向け
て移動させると、リンク6に連結されたスライダー5の
ローラー51がスライド溝22内を転動して、スライダ
ー5が吊元側に向けて移動する。ローラー51がスライ
ド溝22内の吊元端まで移動させると、戸当り側扉体3
と吊元側扉体2が並列に配置された状態となり、さらに
吊元側扉体2を吊元側に向けて移動させると、吊元側扉
体2が吊元支柱4のガイド部41に沿って移動する。そ
して、吊元側扉体2と戸当り側扉体3は並列状態を保っ
たまま吊元側に移動し、引戸1の開成が完了する。
【0014】吊元側扉体2はガイド部41に沿った直線
移動のみなので、吊元側扉体2の戸当り端に設けた固定
車輪装置82により安定した直線移動が可能となる。吊
元支柱4のガイド部41に保持された吊元側扉体2が路
面の不陸等により進行方向に多少の変化を受けても、吊
元側に位置する車輪装置81は首振り自在となっている
ので、進行方向が直ぐに修正できるものであり、吊元支
柱4のガイド部41に大きな負荷が加わることなく、吊
元側扉体2の移動が円滑なものとなる。
移動のみなので、吊元側扉体2の戸当り端に設けた固定
車輪装置82により安定した直線移動が可能となる。吊
元支柱4のガイド部41に保持された吊元側扉体2が路
面の不陸等により進行方向に多少の変化を受けても、吊
元側に位置する車輪装置81は首振り自在となっている
ので、進行方向が直ぐに修正できるものであり、吊元支
柱4のガイド部41に大きな負荷が加わることなく、吊
元側扉体2の移動が円滑なものとなる。
【0015】一方、開成状態の引戸を再び閉成状態にす
る際は、戸当り側扉体3を戸当り側に向けて移動させる
と、この時スライド溝22に沿ってスライダー5が戸当
り側に向けて移動し、引戸1が伸長する。そして、スラ
イダー5がスライド溝22内を戸当り側迄移動したの
ち、リンク6が回動して吊元側扉体2と戸当り側扉体3
が直列に配置された状態となる。さらに、戸当り側扉体
3を戸当り側に向けて移動させると、リンク6で連結さ
れた吊元側扉体2も戸当り側に向けて移動する。吊元側
扉体2の直線移動は戸当り側に設けた固定車輪装置82
によって安定したものであり、進行方向が多少変化して
も吊元側に設けた首振り自在車輪装置81により、向き
が容易に修正できるものである。そして、戸当り側扉体
3の錠装置32を戸当り支柱4と施錠して引戸1の閉成
が完了する。
る際は、戸当り側扉体3を戸当り側に向けて移動させる
と、この時スライド溝22に沿ってスライダー5が戸当
り側に向けて移動し、引戸1が伸長する。そして、スラ
イダー5がスライド溝22内を戸当り側迄移動したの
ち、リンク6が回動して吊元側扉体2と戸当り側扉体3
が直列に配置された状態となる。さらに、戸当り側扉体
3を戸当り側に向けて移動させると、リンク6で連結さ
れた吊元側扉体2も戸当り側に向けて移動する。吊元側
扉体2の直線移動は戸当り側に設けた固定車輪装置82
によって安定したものであり、進行方向が多少変化して
も吊元側に設けた首振り自在車輪装置81により、向き
が容易に修正できるものである。そして、戸当り側扉体
3の錠装置32を戸当り支柱4と施錠して引戸1の閉成
が完了する。
【0016】なお、引戸1の閉成状態において、吊元側
扉体2の固定車輪装置82は吊元側扉体2と戸当り側扉
体3の連結部近傍であると共に、伸長した引戸1の中央
に位置しているので、引戸1の折れ曲がりが固定車輪装
置82と路面との摩擦抵抗により、効果的に抑止できる
ものである。
扉体2の固定車輪装置82は吊元側扉体2と戸当り側扉
体3の連結部近傍であると共に、伸長した引戸1の中央
に位置しているので、引戸1の折れ曲がりが固定車輪装
置82と路面との摩擦抵抗により、効果的に抑止できる
ものである。
【0017】吊元側扉体2は吊元支柱4のガイド部41
に保持されており、直線的な移動に限られ、吊元側扉体
2の吊元端に位置する車輪装置8についても固定車輪装
置にすべきと考えられるが、開閉操作において吊元側扉
体2の進行方向に変化が生じると、固定車輪装置と路面
との摩擦抵抗が大きくなり、吊元側扉体2の向きを容易
に復元することができず、円滑な開閉操作を行うことが
できない。なお、引戸1の閉成状態においては吊元側扉
体2の吊元端は吊元支柱4によって保持されているの
で、引戸1の折れ曲がり現象に影響を与えることはな
い。また、本実施例において各扉体の下端には夫々2個
の車輪装置8を施しているが、これら車輪装置を戸当り
側扉体3の戸当り端に設けた首振り自在車輪装置81
と、吊元側扉体2の戸当り端に設けた固定車輪装置82
のみとすることも可能であり、逆に車輪装置を扉体の下
端に三つ以上設けることも可能である。
に保持されており、直線的な移動に限られ、吊元側扉体
2の吊元端に位置する車輪装置8についても固定車輪装
置にすべきと考えられるが、開閉操作において吊元側扉
体2の進行方向に変化が生じると、固定車輪装置と路面
との摩擦抵抗が大きくなり、吊元側扉体2の向きを容易
に復元することができず、円滑な開閉操作を行うことが
できない。なお、引戸1の閉成状態においては吊元側扉
体2の吊元端は吊元支柱4によって保持されているの
で、引戸1の折れ曲がり現象に影響を与えることはな
い。また、本実施例において各扉体の下端には夫々2個
の車輪装置8を施しているが、これら車輪装置を戸当り
側扉体3の戸当り端に設けた首振り自在車輪装置81
と、吊元側扉体2の戸当り端に設けた固定車輪装置82
のみとすることも可能であり、逆に車輪装置を扉体の下
端に三つ以上設けることも可能である。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、吊元側扉体の戸当り
側に位置する車輪装置を扉体の進行方向にのみ転動する
固定車輪装置とし、その他の車輪装置を首振り自在車輪
装置としているので、閉成状態の風などによる横揺れが
規制され、引戸を安定して自立することができ、しかも
吊元支柱に沿った吊元側扉体を円滑に移動し得るなど実
施上の効果は多大である。
側に位置する車輪装置を扉体の進行方向にのみ転動する
固定車輪装置とし、その他の車輪装置を首振り自在車輪
装置としているので、閉成状態の風などによる横揺れが
規制され、引戸を安定して自立することができ、しかも
吊元支柱に沿った吊元側扉体を円滑に移動し得るなど実
施上の効果は多大である。
【図1】 本発明連結引戸の閉成状態を示す立面図
【図2】 本発明連結引戸の閉成状態を示す平面図
【図3】 本発明連結引戸の開成状態を示す立面図
【図4】 本発明連結引戸の開成状態を示す平面図
【図5】 吊元側扉体と戸当り側扉体の連結部を示す要
部拡大図
部拡大図
【図6】 吊元側扉体のスライド溝を示す断面図
1 引戸 2 吊元側扉体 3 戸当り側扉体 4 吊元支柱 5 スライダー 6 リンク 8 車輪装置 22 スライド溝 82 固定車輪装置 81 首振り自在車輪装置
Claims (1)
- 【請求項1】 吊元支柱のガイド部に吊元側扉体を移動
自在に保持し、該吊元側扉体の一側面に水平状スライド
溝を形成し、該スライド溝にスライダーを摺動自在に嵌
合し、該スライダーにリンクの一端を回動自在に連結
し、戸当り側扉体の吊元端を前記リンクの他端に回動自
在に連結した連結引戸において、各扉体の下端に夫々車
輪装置を設け、吊元側扉体の戸当り側に位置する車輪装
置を扉体の進行方向にのみ転動する固定車輪装置とし、
その他の車輪装置を首振り自在車輪装置としたことを特
徴とする連結引戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6447398A JPH11247561A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 連結引戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6447398A JPH11247561A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 連結引戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11247561A true JPH11247561A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13259245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6447398A Pending JPH11247561A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 連結引戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11247561A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104612533A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-05-13 | 江西百胜门控设备有限公司 | 一种自动门直线运行偏移检测与纠偏方法 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP6447398A patent/JPH11247561A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104612533A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-05-13 | 江西百胜门控设备有限公司 | 一种自动门直线运行偏移检测与纠偏方法 |
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