JPH1124723A - 材料測長によるスケジュール組み換えシステム - Google Patents
材料測長によるスケジュール組み換えシステムInfo
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- JPH1124723A JPH1124723A JP18121297A JP18121297A JPH1124723A JP H1124723 A JPH1124723 A JP H1124723A JP 18121297 A JP18121297 A JP 18121297A JP 18121297 A JP18121297 A JP 18121297A JP H1124723 A JPH1124723 A JP H1124723A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 測長ユニットを備え、プログラムをスキップ
処理し、連続加工操作を可能とする材料測長によるスケ
ジュール組み換えシステムの提供。 【解決手段】 一枚取装置A、搬送装置B、ロボットE
付き曲げ加工機(ベンダー)F等でラインを構成し、被
加工材料Wを搬送装置B上にて所定の位置に移動載置す
る巾寄せ機構D及び被加工材料Wの要部を測定する測長
ユニットCを備え、且つ加工プログラムを内蔵するライ
ン制御システムにおいて、前記測長ユニットCで測定し
た被加工材料Wの測定寸法と加工プログラム上に記憶さ
れた素材寸法値とを照合し、適否を判断し、この判断が
否の場合には、前記加工プログラムの順序に関わりなく
後続のプログラムに自動的にスキップ処理し、ラインの
連続操作を可能とすることを特徴とする。
処理し、連続加工操作を可能とする材料測長によるスケ
ジュール組み換えシステムの提供。 【解決手段】 一枚取装置A、搬送装置B、ロボットE
付き曲げ加工機(ベンダー)F等でラインを構成し、被
加工材料Wを搬送装置B上にて所定の位置に移動載置す
る巾寄せ機構D及び被加工材料Wの要部を測定する測長
ユニットCを備え、且つ加工プログラムを内蔵するライ
ン制御システムにおいて、前記測長ユニットCで測定し
た被加工材料Wの測定寸法と加工プログラム上に記憶さ
れた素材寸法値とを照合し、適否を判断し、この判断が
否の場合には、前記加工プログラムの順序に関わりなく
後続のプログラムに自動的にスキップ処理し、ラインの
連続操作を可能とすることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一枚取装置、搬
送装置及びロボット付き曲げ加工機(ベンダー)等で構
成され、且つ加工プログラムを内蔵するライン制御シス
テムにおいて、材料測長によるスケジュール組み換えシ
ステムに関する。
送装置及びロボット付き曲げ加工機(ベンダー)等で構
成され、且つ加工プログラムを内蔵するライン制御シス
テムにおいて、材料測長によるスケジュール組み換えシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】曲げ加工機(ベンダー)等板材加工機の
制御装置またはラインの制御装置に、予め該当する加工
機のプログラム番号と、このプログラム番号に対応する
加工予定枚数をJOB番号順に整理しスケジュールデー
タとして入力し、このスケジュールデータとは別に加工
プログラムデータを入力し制御装置内のメモリーに記憶
させ、加工操作をスタートする。
制御装置またはラインの制御装置に、予め該当する加工
機のプログラム番号と、このプログラム番号に対応する
加工予定枚数をJOB番号順に整理しスケジュールデー
タとして入力し、このスケジュールデータとは別に加工
プログラムデータを入力し制御装置内のメモリーに記憶
させ、加工操作をスタートする。
【0003】供給する被加工材料(または穴明け加工等
加工済の半製品)の枚数とスケジュールデータの加工予
定枚数とは一致していなければならず、一致していなけ
れば人手による作業が必要となり、これを避けるために
は被加工材料にマーキングまたはバーコードシール等を
貼付し、スケジュールデータの加工予定枚数と加工プロ
グラムが一致しない場合、アラーム等の信号を発する
か、または加工プログラム呼び出しを自動的に行うか、
等の処置を施すことになる。
加工済の半製品)の枚数とスケジュールデータの加工予
定枚数とは一致していなければならず、一致していなけ
れば人手による作業が必要となり、これを避けるために
は被加工材料にマーキングまたはバーコードシール等を
貼付し、スケジュールデータの加工予定枚数と加工プロ
グラムが一致しない場合、アラーム等の信号を発する
か、または加工プログラム呼び出しを自動的に行うか、
等の処置を施すことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来例では、マーキングやバーコードシールの位置を、加
工に際し干渉しない箇所としなければならず、また取り
付け取りはずし工程も必要となり、設備費も嵩み且つメ
ンテナンスフィーも増えるという課題がある。
来例では、マーキングやバーコードシールの位置を、加
工に際し干渉しない箇所としなければならず、また取り
付け取りはずし工程も必要となり、設備費も嵩み且つメ
ンテナンスフィーも増えるという課題がある。
【0005】この発明は、上述の点に着目して成された
もので、被加工材料の特徴となる要部の一辺または二辺
以上の長さ寸法を測定し、この測定寸法とライン制御装
置に記憶された素材寸法値とを比較照合し、更にプログ
ラム上の加工予定枚数と加工実施枚数とを比較照合し、
比較照合結果が否なる時は、自動的に後続の加工プログ
ラムに移行するスキップ処理機能を有する材料測長によ
るスケジュール組み換えシステムを提供することを目的
とする。
もので、被加工材料の特徴となる要部の一辺または二辺
以上の長さ寸法を測定し、この測定寸法とライン制御装
置に記憶された素材寸法値とを比較照合し、更にプログ
ラム上の加工予定枚数と加工実施枚数とを比較照合し、
比較照合結果が否なる時は、自動的に後続の加工プログ
ラムに移行するスキップ処理機能を有する材料測長によ
るスケジュール組み換えシステムを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0007】(1) 一枚取装置、搬送装置、ロボット
付き曲げ加工機(ベンダー)等でラインを構成し、被加
工材料を搬送装置上にて所定の位置に移動載置する巾寄
せ機構及び被加工材料の要部を測定する測長ユニットを
備え、且つ加工プログラムを内蔵するライン制御システ
ムにおいて、前記測長ユニットで測定した被加工材料の
測定寸法と加工プログラム上に記憶された素材寸法値と
を照合し、適否を判断し、この判断が否の場合には、前
記加工プログラムの順序に関わりなく後続のプログラム
に自動的にスキップ処理し、ラインの連続操作を可能と
することを特徴とする材料測長によるスケジュール組み
換えシステム。
付き曲げ加工機(ベンダー)等でラインを構成し、被加
工材料を搬送装置上にて所定の位置に移動載置する巾寄
せ機構及び被加工材料の要部を測定する測長ユニットを
備え、且つ加工プログラムを内蔵するライン制御システ
ムにおいて、前記測長ユニットで測定した被加工材料の
測定寸法と加工プログラム上に記憶された素材寸法値と
を照合し、適否を判断し、この判断が否の場合には、前
記加工プログラムの順序に関わりなく後続のプログラム
に自動的にスキップ処理し、ラインの連続操作を可能と
することを特徴とする材料測長によるスケジュール組み
換えシステム。
【0008】(2) 測長ユニットは、長さを測定する
ための目盛りを刻んだスケールとこの目盛りを読み取る
ためのリーダーとからなることを特徴とする前項(1)
記載の材料測長によるスケジュール組み換えシステム。
ための目盛りを刻んだスケールとこの目盛りを読み取る
ためのリーダーとからなることを特徴とする前項(1)
記載の材料測長によるスケジュール組み換えシステム。
【0009】(3) リーダーは、スケール上で読み取
った目盛りを被加工材料の長さ寸法としてライン制御装
置または加工機の制御装置へ伝送することを特徴とする
前項(1)記載の材料測長によるスケジュール組み換え
システム。
った目盛りを被加工材料の長さ寸法としてライン制御装
置または加工機の制御装置へ伝送することを特徴とする
前項(1)記載の材料測長によるスケジュール組み換え
システム。
【0010】(4) 測長ユニットは、被加工材料の外
形等特徴となる要部の一辺を測定することを特徴とする
前項(1)記載の材料測長によるスケジュール組み換え
システム。
形等特徴となる要部の一辺を測定することを特徴とする
前項(1)記載の材料測長によるスケジュール組み換え
システム。
【0011】(5) 測長ユニットは、被加工材料の外
形等特徴となる要部の二辺または二辺以上を測定するこ
とを特徴とする前項(1)記載の材料測長によるスケジ
ュール組み換えシステム。
形等特徴となる要部の二辺または二辺以上を測定するこ
とを特徴とする前項(1)記載の材料測長によるスケジ
ュール組み換えシステム。
【0012】(6) 測長ユニットは、搬送装置に付設
され、被加工材料を所定の位置に移動載置する機能を有
する巾寄せ機構と組み合わせたことを特徴とする前項
(1)記載の材料測長によるスケジュール組み換えシス
テム。
され、被加工材料を所定の位置に移動載置する機能を有
する巾寄せ機構と組み合わせたことを特徴とする前項
(1)記載の材料測長によるスケジュール組み換えシス
テム。
【0013】(7) 巾寄せ機構は、プッシャー、シリ
ンダー・ピストン及び透過型光電センサーからなること
を特徴とする前項(1)または(6)の何れかに記載の
材料測長によるスケジュール組み換えシステム。
ンダー・ピストン及び透過型光電センサーからなること
を特徴とする前項(1)または(6)の何れかに記載の
材料測長によるスケジュール組み換えシステム。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を説
明する。
明する。
【0015】図1は、この発明に係るスケジュールデー
タを加えた加工プログラム流れ図、図2(a)はスケジ
ュールデータの例、同(b)は加工プログラムデータの
例、図3は操作の流れ(例)を示すブロック図、図4は
制御系内の連結状況を示すブロック図、図5は一枚取装
置要部構成側面図、図6は測長ユニットと巾寄せ機構と
を組み合わせた要部側断面図、図7はライン構成の例を
示す平面図である。図面について説明すれば、1は自走
式台車、Woは混載された被加工材料(混載でなく同一
材料のみの場合もある)、2は被加工材料を吸着保持す
る吸引パッドまたはマグネットであり、ストレッチ3に
吊設され昇降自在のシリンダー・ピストン4を介しガイ
ドレール6に沿って走行自在のローダー5に接続され、
一枚取装置Aを構成している。
タを加えた加工プログラム流れ図、図2(a)はスケジ
ュールデータの例、同(b)は加工プログラムデータの
例、図3は操作の流れ(例)を示すブロック図、図4は
制御系内の連結状況を示すブロック図、図5は一枚取装
置要部構成側面図、図6は測長ユニットと巾寄せ機構と
を組み合わせた要部側断面図、図7はライン構成の例を
示す平面図である。図面について説明すれば、1は自走
式台車、Woは混載された被加工材料(混載でなく同一
材料のみの場合もある)、2は被加工材料を吸着保持す
る吸引パッドまたはマグネットであり、ストレッチ3に
吊設され昇降自在のシリンダー・ピストン4を介しガイ
ドレール6に沿って走行自在のローダー5に接続され、
一枚取装置Aを構成している。
【0016】Bは搬送装置、7はパイプローラであっ
て、搬送装置Bは前記自走式台車1に隣接し且つ一枚取
装置Aのフレーム内に配設されている。
て、搬送装置Bは前記自走式台車1に隣接し且つ一枚取
装置Aのフレーム内に配設されている。
【0017】8は被加工材料の巾寸法を測定するための
目盛りを刻んだスケール、9は前記スケール8の目盛り
を読み取るためのリーダであり測長ユニットCを構成し
ている。
目盛りを刻んだスケール、9は前記スケール8の目盛り
を読み取るためのリーダであり測長ユニットCを構成し
ている。
【0018】10はピストンロッド、12はシリンダ
ー、13はプッシャー、14は透過型光電センサーであ
って、巾寄せ機構Dを構成し、前記測長ユニットCのリ
ーダー9とシリンダー12に組み込まれたピストンロッ
ド10の作用により、このピストンロッド10の先端に
直交して垂直に固着された棒状桿11の上端部に被加工
材料WをY軸方向に移動、巾寄せ可能なプッシャー13
を、またこの棒状桿11の下端部にスケール8に刻まれ
た目盛りを読み取ることのできるリーダー9を、パイプ
ローラ7間をこのパイプローラ7の軸芯に平行して移動
可能に設け、被加工材料Wを移動、巾寄せした時にスト
ッパーの役目をする透過型光電センサー14を被加工材
料停止位置に配設してある。
ー、13はプッシャー、14は透過型光電センサーであ
って、巾寄せ機構Dを構成し、前記測長ユニットCのリ
ーダー9とシリンダー12に組み込まれたピストンロッ
ド10の作用により、このピストンロッド10の先端に
直交して垂直に固着された棒状桿11の上端部に被加工
材料WをY軸方向に移動、巾寄せ可能なプッシャー13
を、またこの棒状桿11の下端部にスケール8に刻まれ
た目盛りを読み取ることのできるリーダー9を、パイプ
ローラ7間をこのパイプローラ7の軸芯に平行して移動
可能に設け、被加工材料Wを移動、巾寄せした時にスト
ッパーの役目をする透過型光電センサー14を被加工材
料停止位置に配設してある。
【0019】なお、他の符号について、Eはマニピュレ
ータ機能を有するロボット、Fはベンダーであり、共に
NC制御を備えライン制御系内に連結されている。
ータ機能を有するロボット、Fはベンダーであり、共に
NC制御を備えライン制御系内に連結されている。
【0020】以上の構成により、測長ユニットCにて測
長された被加工材料Wは、ロボットEの位置まで搬送さ
れ、ロボットEがその被加工材料Wを把持し、ベンダー
Fへ移動位置決めし、前記被加工材料WはベンダーFに
より加工が行われる。
長された被加工材料Wは、ロボットEの位置まで搬送さ
れ、ロボットEがその被加工材料Wを把持し、ベンダー
Fへ移動位置決めし、前記被加工材料WはベンダーFに
より加工が行われる。
【0021】上述の構成及び加工プログラム流れ図に基
づいて作用を説明する。
づいて作用を説明する。
【0022】ステップS1でスケジュールデータ(図2
(a)参照)をライン制御盤に読み込み入力し、このラ
イン制御盤のメモリーに前記スケジュールデータが記憶
される。
(a)参照)をライン制御盤に読み込み入力し、このラ
イン制御盤のメモリーに前記スケジュールデータが記憶
される。
【0023】ライン制御側に記憶されたスケジュールデ
ータのJOB番号に従ってスタートし、JOB番号に対
応した加工予定枚数に達するまで、自走式台車1上の混
載された被加工材料Woから、ストレッチ3に吊設され
たバキュームパッド2(またはマグネット)が一枚ずつ
被加工材料Wを吸着保持して昇降自在のシリンダー・ピ
ストン4の上昇作用により所定の高さまで上昇し、ロー
ダー5の水平走行作用により搬送装置Bのパイプローラ
7の上方所定位置まで移動し、次いでシリンダー・ピス
トン4の下降作用により前記パイプローラ7上に載置
し、バキュームパッド2(またはマグネット)を備えた
ローダー5は自走式台車1の上方所定位置に戻り、一枚
取装置Aの一枚取操作のサイクルは完結する。そしてJ
OB番号に対応した加工予定枚数に達するまで、この一
枚取操作を繰り返す(S2)。
ータのJOB番号に従ってスタートし、JOB番号に対
応した加工予定枚数に達するまで、自走式台車1上の混
載された被加工材料Woから、ストレッチ3に吊設され
たバキュームパッド2(またはマグネット)が一枚ずつ
被加工材料Wを吸着保持して昇降自在のシリンダー・ピ
ストン4の上昇作用により所定の高さまで上昇し、ロー
ダー5の水平走行作用により搬送装置Bのパイプローラ
7の上方所定位置まで移動し、次いでシリンダー・ピス
トン4の下降作用により前記パイプローラ7上に載置
し、バキュームパッド2(またはマグネット)を備えた
ローダー5は自走式台車1の上方所定位置に戻り、一枚
取装置Aの一枚取操作のサイクルは完結する。そしてJ
OB番号に対応した加工予定枚数に達するまで、この一
枚取操作を繰り返す(S2)。
【0024】ステップS3で予定枚数以下かどうか判断
し、以下であれば次のステップS4に進み、予定枚数を
超える場合は、次のJOB番号へ進む。
し、以下であれば次のステップS4に進み、予定枚数を
超える場合は、次のJOB番号へ進む。
【0025】ステップS4では、被加工材料のY方向測
定値が測長ユニットCから伝送され入力し、次のステッ
プS5で、ライン制御盤内のメモリに記憶登録された素
材Y寸法と被加工材料WのY方向測定値とを比較照合し
一致しているかどうかを判断し、一致している場合は次
のステップS7へ進むが、一致していない場合はステッ
プS6へ進み、次のJOB番号に対応する素材Y寸法と
照合し、このステップS6ではパラメータによりJOB
番号を幾つ先まで視るかを決め、スキップ(skip)
できる数を決めることができる。従って容易に次のステ
ップに進むことができる。ステップS6でスキップ処理
した場合は、もう一度ステップS5に戻り測長ユニット
Cにより測定した被加工材料WのY方向測定値と制御系
に登録された素材Y寸法値とを比較照合し一致している
かどうかを判断し、一致していれば次のステップS7に
進み図2に示すように、スケジュールデータのJOB番
号に対応し該当するプログラム番号を(NC)ロボット
及び(NC)加工機(例えばベンダー)のNC装置に伝
送し、また併せて同時にスタート信号を発信し加工操作
を行う。
定値が測長ユニットCから伝送され入力し、次のステッ
プS5で、ライン制御盤内のメモリに記憶登録された素
材Y寸法と被加工材料WのY方向測定値とを比較照合し
一致しているかどうかを判断し、一致している場合は次
のステップS7へ進むが、一致していない場合はステッ
プS6へ進み、次のJOB番号に対応する素材Y寸法と
照合し、このステップS6ではパラメータによりJOB
番号を幾つ先まで視るかを決め、スキップ(skip)
できる数を決めることができる。従って容易に次のステ
ップに進むことができる。ステップS6でスキップ処理
した場合は、もう一度ステップS5に戻り測長ユニット
Cにより測定した被加工材料WのY方向測定値と制御系
に登録された素材Y寸法値とを比較照合し一致している
かどうかを判断し、一致していれば次のステップS7に
進み図2に示すように、スケジュールデータのJOB番
号に対応し該当するプログラム番号を(NC)ロボット
及び(NC)加工機(例えばベンダー)のNC装置に伝
送し、また併せて同時にスタート信号を発信し加工操作
を行う。
【0026】S8は、加工予定枚数を終了したかどうか
を判断するステップであり、終了してない場合は、測長
ユニットCからの被加工材料WのY方向測定値を入力す
るステップS4へ戻ることとなる。
を判断するステップであり、終了してない場合は、測長
ユニットCからの被加工材料WのY方向測定値を入力す
るステップS4へ戻ることとなる。
【0027】ステップS8で加工予定枚数を終了した場
合は、次のステップS9へ進み、次のJOB番号に対応
するスケジュールデータを照合する。
合は、次のステップS9へ進み、次のJOB番号に対応
するスケジュールデータを照合する。
【0028】図2のスケジュールデータ及び加工プログ
ラムの例を基に、具体的な説明を加えるとすれば、JO
B番号1の場合、加工予定枚数30であり、一枚取装置
Aはこの加工予定枚数が30に達するまで一枚取操作を
繰り返し(S3)、同時に一枚取る毎に次工程へ移送
し、ライン制御盤に登録された前記スケジュールデータ
の中から該当するプログラム番号4を選択し、次いで加
工プログラムデータを呼び出しこのプログラムデータの
プログラム番号4から素材Y寸法600を読み取り、測
長ユニットCから伝送される被加工材料WのY方向測定
値とを比較照合し(S4、S5)、一致していればロボ
ットE及びベンダー(加工機)Fの各プログラム番号2
及び55を選択して夫々のNC盤へ信号を伝送し(S
7)、ステップS8で予定枚数を終了したかどうかを判
断し、終了していればステップS9へ進み次のJOB番
号を照合し、ステップS1へ戻り、ライン全体として加
工操作を連続繰り返し行う。
ラムの例を基に、具体的な説明を加えるとすれば、JO
B番号1の場合、加工予定枚数30であり、一枚取装置
Aはこの加工予定枚数が30に達するまで一枚取操作を
繰り返し(S3)、同時に一枚取る毎に次工程へ移送
し、ライン制御盤に登録された前記スケジュールデータ
の中から該当するプログラム番号4を選択し、次いで加
工プログラムデータを呼び出しこのプログラムデータの
プログラム番号4から素材Y寸法600を読み取り、測
長ユニットCから伝送される被加工材料WのY方向測定
値とを比較照合し(S4、S5)、一致していればロボ
ットE及びベンダー(加工機)Fの各プログラム番号2
及び55を選択して夫々のNC盤へ信号を伝送し(S
7)、ステップS8で予定枚数を終了したかどうかを判
断し、終了していればステップS9へ進み次のJOB番
号を照合し、ステップS1へ戻り、ライン全体として加
工操作を連続繰り返し行う。
【0029】ステップS5で前記プログラム番号4の素
材Y寸法600と測長ユニットCから伝送された被加工
材料WのY方向測定値とを比較照合し一致しない場合
は、ステップS6へ進み、次のJOB番号2へスキップ
するか、またはパラメータによりスキップする数を決
め、その数だけスキップして停滞することなく先へ進む
ことができる。
材Y寸法600と測長ユニットCから伝送された被加工
材料WのY方向測定値とを比較照合し一致しない場合
は、ステップS6へ進み、次のJOB番号2へスキップ
するか、またはパラメータによりスキップする数を決
め、その数だけスキップして停滞することなく先へ進む
ことができる。
【0030】なお、測長ユニットCを組み込んだ巾寄せ
機構Dについて、その作用を説明すれば、搬送装置Bの
パイプローラ7上を搬送されてきた被加工材料Wは、巾
寄せ機構Dの作用範囲内に到達するとシリンダー・ピス
トン12の作用によりピストンロッド10及び棒状桿1
1を介してプッシャー13が巾寄せするようにY軸方向
即ちパイプローラーの軸芯に沿って素材Wの一方の辺を
押すようにして移動し、素材Wの進行方向先端となる他
の辺が透過型光電センサー14が発する光の照射位置に
達して停止し、このY方向指定位置を保ってベンダーF
用のロボットE用素材テーブルまで搬送される。
機構Dについて、その作用を説明すれば、搬送装置Bの
パイプローラ7上を搬送されてきた被加工材料Wは、巾
寄せ機構Dの作用範囲内に到達するとシリンダー・ピス
トン12の作用によりピストンロッド10及び棒状桿1
1を介してプッシャー13が巾寄せするようにY軸方向
即ちパイプローラーの軸芯に沿って素材Wの一方の辺を
押すようにして移動し、素材Wの進行方向先端となる他
の辺が透過型光電センサー14が発する光の照射位置に
達して停止し、このY方向指定位置を保ってベンダーF
用のロボットE用素材テーブルまで搬送される。
【0031】また、プッシャー13と棒状桿11で上下
に連結されたリーダー9が前記プッシャー13と同様の
動作をし、スケール8に沿って移動し、上述の被加工材
料Wの進行Y方向先端の辺が透過型光電センサー14が
配設された指定位置で停止すると、同時に前記リーダー
9も停止してその位置のスケール上の目盛りを読み取り
被加工材料WのY方向測定値としてライン制御盤に伝送
し(S4)、ステップS5へ進むことになる。
に連結されたリーダー9が前記プッシャー13と同様の
動作をし、スケール8に沿って移動し、上述の被加工材
料Wの進行Y方向先端の辺が透過型光電センサー14が
配設された指定位置で停止すると、同時に前記リーダー
9も停止してその位置のスケール上の目盛りを読み取り
被加工材料WのY方向測定値としてライン制御盤に伝送
し(S4)、ステップS5へ進むことになる。
【0032】なおまた、被加工材料Wの外形等の特徴を
示す要部の寸法と一対一の加工プログラムを作成すれ
ば、加工予定枚数を含んだスケジュールデータがなくて
も、プログラムデータのみを毎回サーチすることによっ
て加工操作を実施することもできる。
示す要部の寸法と一対一の加工プログラムを作成すれ
ば、加工予定枚数を含んだスケジュールデータがなくて
も、プログラムデータのみを毎回サーチすることによっ
て加工操作を実施することもできる。
【0033】測長ユニットCは搬送装置B以外の加工機
のテーブルにも設置することができ被加工材料Wの寸法
を測定し制御系に入力し登録された素材Y寸法と照合
し、加工プログラムを自動的に選択することもでき、ラ
インを構成しなくても応用可能である。
のテーブルにも設置することができ被加工材料Wの寸法
を測定し制御系に入力し登録された素材Y寸法と照合
し、加工プログラムを自動的に選択することもでき、ラ
インを構成しなくても応用可能である。
【0034】なお更に、スケジュールデータが無い場合
でも、プログラムの進行は可能であり、この場合は、被
加工材料Wの処理枚数に対応して加工操作が実施され
る。
でも、プログラムの進行は可能であり、この場合は、被
加工材料Wの処理枚数に対応して加工操作が実施され
る。
【0035】スケジュールデータがある場合では、被加
工材料の処理枚数は加工予定枚数を超えることはなく、
実際の処理枚数がスケジュール上の加工予定枚数に達す
る前に加工処理が終了する場合は、オペレータの判断で
処理されることとなる。
工材料の処理枚数は加工予定枚数を超えることはなく、
実際の処理枚数がスケジュール上の加工予定枚数に達す
る前に加工処理が終了する場合は、オペレータの判断で
処理されることとなる。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、搬送装置等の搬送系
または加工機テーブルに被加工材料の特徴となる要部の
一辺または二辺以上の外形長さ寸法を測定する測長ユニ
ットを備え、この測定寸法と一致する加工プログラムを
呼び出して加工操作を実施するか、またはスケジュール
データに一致するかどうかの判断によりスキップ処理す
ることができ、人為的なミスも自動的に処理され連続無
人運転が可能であり、更に測長ユニットと巾寄せ機構と
を組み合わせることにより、タクト、コストを削減で
き、省力化、合理化することができる。
または加工機テーブルに被加工材料の特徴となる要部の
一辺または二辺以上の外形長さ寸法を測定する測長ユニ
ットを備え、この測定寸法と一致する加工プログラムを
呼び出して加工操作を実施するか、またはスケジュール
データに一致するかどうかの判断によりスキップ処理す
ることができ、人為的なミスも自動的に処理され連続無
人運転が可能であり、更に測長ユニットと巾寄せ機構と
を組み合わせることにより、タクト、コストを削減で
き、省力化、合理化することができる。
【図1】 この発明に係るスケジュールデータを加えた
加工プログラム流れ図
加工プログラム流れ図
【図2】(a)スケジュールデータの例、(b)加工プ
ログラムデータの例
ログラムデータの例
【図3】 操作の流れ(例)を示すブロック図
【図4】 制御系内の連結状況を示すブロック図
【図5】 一枚取り装置要部構成側面図
【図6】 測長ユニットと巾寄せ機構とを組み合わせた
要部側断面図
要部側断面図
【図7】 ライン構成の例を示す平面図である
1 自走式台車 2 吸引パッドまたはマグネット 3 ストレッチ 4 昇降シリンダー 5 ローダー 6 ガイドレール 7 パイプローラー 8 スケール 9 リーダー 10 ピストンロッド 11 棒状桿 12 シリンダー・ピストン 13 プッシャー 14 透過型光電センサー A 一枚取装置 B 搬送装置 C 測長ユニット D 巾寄せ機構 E ロボット F ベンダー(曲げ加工機) Wo 混載された被加工材料 W 被加工材料
Claims (7)
- 【請求項1】 一枚取装置、搬送装置、ロボット付き曲
げ加工機(ベンダー)等でラインを構成し、被加工材料
を搬送装置上にて所定の位置に移動載置する巾寄せ機構
及び被加工材料の要部を測定する測長ユニットを備え、
且つ加工プログラムを内蔵するライン制御システムにお
いて、前記測長ユニットで測定した被加工材料の測定寸
法と加工プログラム上に記憶された素材寸法値とを照合
し、適否を判断し、この判断が否の場合には、前記加工
プログラムの順序に関わりなく後続のプログラムに自動
的にスキップ処理し、ラインの連続操作を可能とするこ
とを特徴とする材料測長によるスケジュール組み換えシ
ステム。 - 【請求項2】 測長ユニットは、長さを測定するための
目盛りを刻んだスケールとこの目盛りを読み取るための
リーダーとからなることを特徴とする請求項1記載の材
料測長によるスケジュール組み換えシステム。 - 【請求項3】 リーダーは、スケール上で読み取った目
盛りを被加工材料の長さ寸法としてライン制御装置また
は加工機の制御装置へ伝送することを特徴とする請求項
2記載の材料測長によるスケジュール組み換えシステ
ム。 - 【請求項4】 測長ユニットは、被加工材料の外形等特
徴となる要部の一辺を測定することを特徴とする請求項
1記載の材料測長によるスケジュール組み換えシステ
ム。 - 【請求項5】 測長ユニットは、被加工材料の外形等特
徴となる要部の二辺または二辺以上を測定することを特
徴とする請求項1記載の材料測長によるスケジュール組
み換えシステム。 - 【請求項6】 測長ユニットは、搬送装置に付設され、
被加工材料を所定の位置に移動載置する機能を有する巾
寄せ機構と組み合わせたことを特徴とする請求項1記載
の材料測長によるスケジュール組み換えシステム。 - 【請求項7】 巾寄せ機構は、プッシャー、シリンダー
・ピストン及び透過型光電センサーからなることを特徴
とする請求項1または6の何れかに記載の材料測長によ
るスケジュール組み換えシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18121297A JPH1124723A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 材料測長によるスケジュール組み換えシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18121297A JPH1124723A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 材料測長によるスケジュール組み換えシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1124723A true JPH1124723A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16096796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18121297A Pending JPH1124723A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 材料測長によるスケジュール組み換えシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1124723A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108406747A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-08-17 | 吉林大学 | 助力机械手 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP18121297A patent/JPH1124723A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108406747A (zh) * | 2018-03-22 | 2018-08-17 | 吉林大学 | 助力机械手 |
CN108406747B (zh) * | 2018-03-22 | 2021-02-05 | 吉林大学 | 助力机械手 |
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A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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