JPH11247164A - 地下での塩水淡水化と揚水発電の複合システム - Google Patents
地下での塩水淡水化と揚水発電の複合システムInfo
- Publication number
- JPH11247164A JPH11247164A JP10090525A JP9052598A JPH11247164A JP H11247164 A JPH11247164 A JP H11247164A JP 10090525 A JP10090525 A JP 10090525A JP 9052598 A JP9052598 A JP 9052598A JP H11247164 A JPH11247164 A JP H11247164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- reservoir
- power generation
- underground
- pumped storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/124—Water desalination
- Y02A20/131—Reverse-osmosis
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の海水揚水発電は塩水を上池にためる場
合には地下水汚染に特別の考慮を必要とし、また塩水用
のポンプ水車と水圧鉄管を必要とするので経済性に難点
がある。本発明は環境対策と経済性を向上させる水資源
開発と電力貯蔵の複合システムを提供する。 【解決手段】 本発明は海水面から立て坑を下向きに堀
りその途中に逆浸透膜管を設置し、自然の海水圧で淡水
を生産し、揚水用地下貯水池に貯蔵する。オフピーク時
にその淡水を揚水し上池に貯蔵し、ピーク時に地下貯水
池に落差を利用して落として淡水で水力発電する。余水
は地域に水供給する。本発明は水不足の海岸都市や砂漠
地帯の都市等の水資源と電力貯蔵に解決の手段を提供し
ている。
合には地下水汚染に特別の考慮を必要とし、また塩水用
のポンプ水車と水圧鉄管を必要とするので経済性に難点
がある。本発明は環境対策と経済性を向上させる水資源
開発と電力貯蔵の複合システムを提供する。 【解決手段】 本発明は海水面から立て坑を下向きに堀
りその途中に逆浸透膜管を設置し、自然の海水圧で淡水
を生産し、揚水用地下貯水池に貯蔵する。オフピーク時
にその淡水を揚水し上池に貯蔵し、ピーク時に地下貯水
池に落差を利用して落として淡水で水力発電する。余水
は地域に水供給する。本発明は水不足の海岸都市や砂漠
地帯の都市等の水資源と電力貯蔵に解決の手段を提供し
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は雨水が少なく、水資源
と電力貯蔵を塩水からの逆浸透膜に期待する水資源産業
と電力貯蔵産業に関する。
と電力貯蔵を塩水からの逆浸透膜に期待する水資源産業
と電力貯蔵産業に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の揚水発電は雨水か海水を利用する
場合に限られていた。海水を淡水化して利用する場合は
地中海と死海などの間の地形的に自然落差がある場合に
限られていた。一般的にサバク地帯や水不足海岸都市を
本発明は対象としている。
場合に限られていた。海水を淡水化して利用する場合は
地中海と死海などの間の地形的に自然落差がある場合に
限られていた。一般的にサバク地帯や水不足海岸都市を
本発明は対象としている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】雨水を貯留して行う揚
水発電は完成した技術だが、海水で揚水する技術は上池
を陸上に置く場合は塩水が地下に浸透する環境阻害の心
配と暴雨風の時の塩水性風害の環境阻害と、基本的に塩
水による揚水ポンプ水車発電装置と塩水用水圧鉄管など
の技術を克服する課題がある。
水発電は完成した技術だが、海水で揚水する技術は上池
を陸上に置く場合は塩水が地下に浸透する環境阻害の心
配と暴雨風の時の塩水性風害の環境阻害と、基本的に塩
水による揚水ポンプ水車発電装置と塩水用水圧鉄管など
の技術を克服する課題がある。
【０００４】
【発明を解決するための手段】これらの課題を克服する
手段として、まず流入塩水を地下貯水池に立て坑で送水
する途中か地下貯水池に達した標高において、落差を利
用して塩水を逆浸透膜により淡水化し、揚水発電に利用
することを特徴としている。
手段として、まず流入塩水を地下貯水池に立て坑で送水
する途中か地下貯水池に達した標高において、落差を利
用して塩水を逆浸透膜により淡水化し、揚水発電に利用
することを特徴としている。
【０００５】
【発明の実施の形態】水没立て坑群の鉛直断面図である
図−１において、流入海水１は原水または前処理した被
処理水で、立て坑内２を流下し、その区間では場合によ
り前処理膜などで濾過され、被処理水は所定の水深で低
圧性能の逆浸透膜柱３が鉛直に単列ないし複数列３によ
って大気圧管４内に生産水８が流下し、逆浸透できなか
った濃縮廃棄海水５は下部に設けた横流開口部６を潜
り、上昇流７として立て坑の上まで揚水ポンプ９により
揚水され海に放流される。
図−１において、流入海水１は原水または前処理した被
処理水で、立て坑内２を流下し、その区間では場合によ
り前処理膜などで濾過され、被処理水は所定の水深で低
圧性能の逆浸透膜柱３が鉛直に単列ないし複数列３によ
って大気圧管４内に生産水８が流下し、逆浸透できなか
った濃縮廃棄海水５は下部に設けた横流開口部６を潜
り、上昇流７として立て坑の上まで揚水ポンプ９により
揚水され海に放流される。
【０００６】動力は炭水生産には濃縮廃棄海水の揚水ポ
ンプ動力だけであり、省エネルギ的である、あるいは、
図−２のように既存技術の逆浸透膜ベッセル３を地下空
洞に設置し、生産水４を地下貯水池１０に流送し、廃棄
水口６をから出た濃縮廃棄海水７は地下空洞から陸上近
くの揚水ポンプによって揚水される。
ンプ動力だけであり、省エネルギ的である、あるいは、
図−２のように既存技術の逆浸透膜ベッセル３を地下空
洞に設置し、生産水４を地下貯水池１０に流送し、廃棄
水口６をから出た濃縮廃棄海水７は地下空洞から陸上近
くの揚水ポンプによって揚水される。
【０００７】揚水発電機はポンプ水車とともに地下の発
電所空洞１２に設置され、水圧鉄管１３を経て、陸上の
上池にオフピーク時に揚水運転により送水され、止水は
止水吐け１４により、地域に淡水を供給する。
電所空洞１２に設置され、水圧鉄管１３を経て、陸上の
上池にオフピーク時に揚水運転により送水され、止水は
止水吐け１４により、地域に淡水を供給する。
【０００８】立て坑２は水圧鉄管１３と共同立て坑にす
ると経済的である。
ると経済的である。
【０００９】維持管理上は、逆浸透膜柱４・送気管１４
・隔壁円筒１７などをブランコの上
・隔壁円筒１７などをブランコの上
【００１０】
【発明の効果】このシステムは２つの機能すなはち海水
から常時に淡水を自然の海水圧を利用して陸上方式の海
水淡水化に比し省エネルギー的に淡水を生産でき、地下
に貯蔵できることと、地下揚水の立て坑コストを淡水造
水管と共同立て坑とすることで揚水発電建設費を節約で
きることである。
から常時に淡水を自然の海水圧を利用して陸上方式の海
水淡水化に比し省エネルギー的に淡水を生産でき、地下
に貯蔵できることと、地下揚水の立て坑コストを淡水造
水管と共同立て坑とすることで揚水発電建設費を節約で
きることである。
【図１】この発明の一実施例に係る海水淡水化と揚水発
電の複合システムの原理を説明する断面図である。
電の複合システムの原理を説明する断面図である。
【図２】こ この発明の別実施例に係る海水淡水化と揚
水発電の複合システムを説明する断面図である
水発電の複合システムを説明する断面図である
１ 被処理塩水 ２ 被処理水流下管 ３ 逆浸透膜 ４ 大気圧管 ５ 濃縮廃棄水 ６ 濃縮廃棄水の横流口 ７ 濃縮廃棄水の上昇路 ８ 生産水（場合により動力回収水車発電機付き） ９ 濃縮廃棄水揚水ポンプ １０ 地下貯水池 １１ ドラフト管 １２ ポンプ−水車発電機 １３ 揚水用水圧鉄管 １４ 余水路 １５ 上池 １６ 人坑
Claims (3)
- 【請求項１】 海水面あるいは塩水池面から塩水を立て
坑を経由して地下貯水池に導水し、その立て坑深部にお
いてあるいは地下貯水池の周辺の空洞において逆浸透膜
法によって淡水を生産し、地下貯水池に貯水し、オフピ
ーク時に水圧鉄管を経て淡水を上池に送り、ピーク時に
地下貯水池に逆に落差により落とし水車発電を行う他、
生産した淡水に余水のある場合は周辺に水供給する余水
路も有することを特徴とする地下での塩水淡水化と揚水
発電の複合システム - 【請求項２】 前記システムにおいて、上池は山岳峡谷
・地下貯水池・海上貯水槽・塩水湖上の貯水槽など、環
境条件に応じ上池方式を選択することを特徴とする複合
システム - 【請求項３】 前記システムの淡水化用導水立て坑と揚
水用水圧鉄管立て坑は場合により共同立て坑とする複合
システム
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090525A JPH11247164A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 地下での塩水淡水化と揚水発電の複合システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090525A JPH11247164A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 地下での塩水淡水化と揚水発電の複合システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11247164A true JPH11247164A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=14000858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090525A Pending JPH11247164A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 地下での塩水淡水化と揚水発電の複合システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11247164A (ja) |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP10090525A patent/JPH11247164A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7948106B2 (en) | Power generator and power generation method | |
| Charlier et al. | Ocean energy: tide and tidal power | |
| JP4597382B2 (ja) | ハイドロクラシス動力発生装置 | |
| US8234861B2 (en) | Free flow hydro-powered hydraulic ram | |
| JP2012527378A (ja) | バージ船搭載式海水淡水化プラント及びその設置方法 | |
| US20230040672A1 (en) | Underground hydroelectric power and desalination | |
| KR20100131078A (ko) | 부유식 수력발전기 | |
| Meisen et al. | Ocean energy technologies for renewable energy generation | |
| Helfer et al. | Salinity gradient energy: a new source of renewable energy for Australia | |
| JP2004068638A (ja) | 海流発電装置 | |
| WO2010025532A2 (en) | Plant for electricity generation and/or desalination by water current turbines | |
| CN1865164A (zh) | 自然增振式海水淡化井 | |
| CN107445250A (zh) | 一种水锤泵增压的潮汐聚能反渗透海水淡化系统和方法 | |
| JPH11247164A (ja) | 地下での塩水淡水化と揚水発電の複合システム | |
| Balable et al. | Analysis of a hybrid renewable energy stand-alone unit for simultaneously producing hydrogen and fresh water from sea water | |
| JPH09150140A (ja) | 海湖水利用の水力発電兼淡水浄水化装置 | |
| JP2017053320A (ja) | 発電装置 | |
| US20230059325A1 (en) | Hydroelectric power generation and desalination | |
| JPS62228672A (ja) | 潮汐利用ドツク式圧力発電方法 | |
| CN204508892U (zh) | 一种海水综合利用装置 | |
| de Almeida et al. | Desalination with wind and wave power | |
| CN1530332A (zh) | 风能或海洋能的负成本海水淡化 | |
| JP3161525U (ja) | 海水と湖水を活用する循環型の複合水力発電システム | |
| JPH04319109A (ja) | 海水浄化装置 | |
| Elnokaly et al. | An approach towards energy efficient, green Mediterranean city in Alexandria, Egypt |