JPH11246775A - 耐光性樹脂組成物及び電気・電子機器製品用ハウ ジング - Google Patents

耐光性樹脂組成物及び電気・電子機器製品用ハウ ジング

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JPH11246775A
JPH11246775A JP4647798A JP4647798A JPH11246775A JP H11246775 A JPH11246775 A JP H11246775A JP 4647798 A JP4647798 A JP 4647798A JP 4647798 A JP4647798 A JP 4647798A JP H11246775 A JPH11246775 A JP H11246775A
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JP
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flame retardant
bis
light
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parts
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Application number
JP4647798A
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English (en)
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Yoshiaki Miura
義昭 三浦
Koji Sato
浩二 佐藤
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱可塑性樹脂成形品について、更には難燃剤の
添加された当該成形品についての紫外線による変色を防
止すること。 【解決手段】熱可塑性樹脂100重量部に対して、紫外
線褪色性を有するメチン系橙色着色剤0.0001〜0.2
重量部及び白色性金属化合物を0.2〜15重量部を配
合した耐光性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な耐光性樹脂組
成物、及びそれを成形材料とした、特殊分野に好適な成
形品に関する。さらに詳しくは、熱可塑性樹脂に特定の
着色剤及び白色金属化合物を加えて耐光性を向上させた
耐光性樹脂組成物、及びそれらを成形材料として使用し
た電気・電子機器用ハウジングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種熱可塑性樹脂製成形品は全般に、自
然光、特に短波長の紫外線が長く照射されるとラジカル
発生、酸化物の生成、二重結合の生成、各種添加剤との
反応などにより着色、変色し、又機械的強度も低下する
現象がよく見られ、対策として紫外線吸収剤の添加、濃
色の着色剤の混合、成形品の無色又は着色塗装等の方法
が採られている。
【0003】一方、成形製品色として各種熱可塑性樹脂
自体の持つ特有の成形色の可及的利用が望まれることが
多く、この点では無色の、又は無色に近い紫外線吸収剤
を熱可塑性樹脂成形材料に添加することは好ましいが、
従来使用されてきた紫外線吸収剤は、熱成形時に又は成
形後経時的にブリードアウトしたり、気化したりして本
来の紫外線吸収効果は短時間で消滅することが多い。
【0004】更には、難燃剤を添加した場合、該難燃剤
と紫外線吸収剤との反応によると考えられる着色、ハロ
ゲン系難燃剤の場合に該ハロゲン原子への紫外線等の作
用による変色、着色の現象、その他難燃性や耐衝撃強度
の低下も見られ、紫外線吸収剤の添加を無意味なものに
している。これら熱可塑性樹脂組成物への紫外線吸収剤
添加に代わる方法として、該紫外線吸収剤を含む塗料に
よる透明又は透明に近い塗装方法もあるが、上記効果の
維持期間の問題を根本的に解決することは困難であり、
更に塗装作業工程の増加という煩雑性の問題も加わり、
好ましい方法とは言えない。
【0005】更に、コンピューター、テレビジョン、ル
ームクーラー等の電気又は電子機器製品のハウジングは
複雑な構造を有し、剛性、量産性は勿論、易成形性が求
められ、しかも熱成形時又は成形後の高い寸法精度、寸
法安定性等が要求され、スチレン系樹脂及びポリカーボ
ネート系樹脂がこれらの要求を最もよく満たす樹脂とし
て知られている。
【0006】しかし、これらスチレン系樹脂及びポリカ
ーボネート系樹脂についても、難燃剤の添加の有無に関
わらず生じる上記紫外線による変色問題、それに対する
従来の諸対策に伴う各種問題については他の合成樹脂同
様に未解決であり、その解決策の提案が望まれてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況下で、熱可塑性樹脂成形品、特に着色剤の無添加ない
し薄色着色剤の僅少添加の成形品、更にはハロゲン系難
燃剤の添加された場合の成形品についての耐光性、特に
自然光又は紫外線による従来の変色又は着色問題等を解
決することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するため鋭意研究を重ねた結果、熱可塑性樹脂に特
定の着色剤を特定の金属化合物と組み合わせて少量添加
することにより解決することを見出し、本発明を完成し
た。即ち、本発明の要旨は以下の通りである。 (1)(A)熱可塑性樹脂100重量部に対して、
(B)紫外線褪色性を有するメチン系橙色着色剤を0.0
001〜0.2重量部及び(C)白色性金属化合物をを0.
2〜15重量部配合してなる耐光性樹脂組成物。 (2)(C)白色性金属化合物が酸化チタン、酸化亜鉛
又は硫化亜鉛である(1)に記載の耐光性樹脂組成物。 (3)(A)熱可塑性樹脂100重量部に対して、さら
に(D)難燃剤を2〜40重量部、及び(E)難燃助剤
を0〜10重量部配合してなる(1)又は(2)に記載
の耐光性樹脂組成物。 (4)(D)難燃剤が臭素化ビスフェノール型エポキシ
重合体、ポリハロゲン化ジフェニルアルカン、エチレン
ビステトラブロモフタルイミド及びテトラブロモビスフ
ェノ−ルA−(ビス2,3−ジブロモプロピルエ−テ
ル)からなる群から選ばれる少なくとも1つである
(3)に記載の耐光性樹脂組成物。 (5)(A)熱可塑性樹脂がスチレン系樹脂又はポリカ
−ボネ−ト系樹脂である(1)ないし(4)のいずれか
に記載の耐光性樹脂組成物。 (6)(1)ないし(5)のいずれかに記載の耐光性樹
脂組成物を成形材料として使用してなる電気又は電子機
器製品用ハウジング。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において使用される(A)
熱可塑性樹脂は、特に制限されるものではないが、スチ
レン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリプロピレン
樹脂、ナイロン樹脂及びポリフェニレンサルファイド樹
脂等を例示することができる。これらの中で、スチレン
系樹脂及びポリカ−ボネ−ト系樹脂を好適に用いること
ができる。
【0010】本発明にいうスチレン系樹脂とは、スチレ
ンモノマー及び又はアルキル基、アルコキシ基、ビニル
基、ハロゲン等の核置換基を有するスチレン系モノマー
からなるスチレンホモポリマー、、コポリマー又はこれ
らの混合物、スチレンモノマー及び又は前記スチレン系
モノマーと他のコモノマーとからなるコポリマー、又は
これらの混合物、更にはこれら各種ポリマー又は混合物
にゴム系成分を添加した混合物を指す。しかし、スチレ
ンコポリマー又は上記各種混合物中に占めるスチレン又
はスチレン系モノマーの含量は、前記ハウジング等成形
品の剛性保持の点で50重量%以上であることが好まし
い。
【0011】なお、本発明に係るスチレン系樹脂におけ
るスチレン又はスチレン系ポリマー部分の立体構造は、
特に限定されるものではなく、アタックチック、アイソ
タクチック或いはシンジオタクチック構造のいづれでも
よい。具体的には、スチレン(ホモ)ポリマー、ポリパ
ラメチルスチレン、ハイインパクトポリスチレン、AB
S樹脂、AAS樹脂、AS樹脂、MBS樹脂、MS樹
脂、AES樹脂、スチレン−無水マレイン酸コポリマー
及びノリル樹脂などが例示できる。
【0012】本発明にいうポリカーボネート系樹脂と
は、ビスフェノールとホスゲンとを直接反応させる方法
を代表例とする界面重縮合法により得られるものも、ジ
ヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルを溶融重合させる方
法を代表例とするエステル交換法により得られるものも
含み、製造方法により限定されるものではないが、得ら
れるポリカーボネート系樹脂は、ジヒドロキシ化合物の
炭酸ジエステルを主たる構成成分とするものであり、以
下、ジヒドロキシ化合物について説明する。
【0013】ジヒドロキシ化合物としては、代表的には
芳香族ジヒドロキシ化合物及び脂肪族ジヒドロキシ化合
物が挙げられ、これらのうち少なくとも一種が使用され
る。 芳香族ジヒドロキシ化合物は、一般式(I)
【0014】
【化1】
【0015】で表される化合物を挙げることができる。
上記一般式(I)において、R1 及びR2 は、それぞれ
フッ素,塩素,臭素,ヨウ素のハロゲン原子又は炭素数
1〜8のアルキル基、例えばメチル基,エチル基,n−
プロピル基,イソプロピル基,n−ブチル基,イソブチ
ル基,sec−ブチル基,t−ブチル基,ペンチル基,
ヘキシル基,シクロヘキシル基,ヘプチル基,オクチル
基などを示す。R1 及びR2 はたがいに同一であっても
異なっていてもよい。またR1 が複数ある場合は複数の
1 は同一でも異なっていてもよく、R2 が複数ある場
合は複数のR2 は同一でも異なっていてもよい。m及び
nは、それぞれ0〜4の整数である。そして、Zは単結
合,炭素数1〜8のアルキレン基,炭素数2〜8のアル
キリデン基,炭素数5〜15のシクロアルキレン基,炭
素数5〜15のシクロアルキリデン基,又は−S−,−
SO−,−SO2 −,−O−,−CO−結合若しくは式
(II)又は(II')
【0016】
【化2】
【0017】で示される結合を示す。炭素数1〜8のア
ルキレン基,炭素数2〜8のアルキリデン基としては、
例えばメチレン基,エチレン基,プロピレン基,ブチレ
ン基,ペンチレン基,ヘキシレン基,エチリデン基,イ
ソプロピリデン基などが挙げられ、炭素数5〜15のシ
クロアルキレン基,炭素数5〜15のシクロアルキリデ
ン基としては、例えばシクロペンチレン基,シクロヘキ
シレン基,シクロペンチリデン基,シクロヘキシリデン
基などが挙げられる。
【0018】上記一般式(I)で表される芳香族ジヒド
ロキシ化合物としては、例えばビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)メタン;ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)メタン;ビス(3−クロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)メタン;ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロ
キシフェニル)メタン;1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)エタン;1,1−ビス(2−t−ブチル−4
−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エタン;1−フェ
ニル−1,1−ビス(3−フルオロ−4−ヒドロキシ−
3−メチルフェニル)エタン;2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェノールA);
2,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン;2,2−ビス(2−メチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン;2,2−ビス(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロパン;1,1−ビス
(2−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)プロパン;2,2−ビス(3−クロロ−4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン;2,2−ビス(3−フルオロ
−4−ヒドロキシフェニル)プロパン;2,2−ビス
(3−ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン;
2,2−ビス(3,5−ジフルオロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン;2,2−ビス(3,5−ジクロロ−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン;2,2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン;
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン;
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタ
ン;2,2−ビス(4−ヒドロキシ−1−メチルフェニ
ル)プロパン;1,1−ビス(4−ヒドロキシ−t−ブ
チルフェニル)プロパン;2,2−ビス(4−ヒドロキ
シ−3−ブロモフェニル)プロパン;2,2−ビス(4
−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン;
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)
プロパン;2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
クロロフェニル)プロパン;2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン;2,2−
ビス(3−ブロモ−4−ヒドロキシ−5−クロロフェニ
ル)プロパン;2,2−ビス(3−フェニル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン;2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ブタン;2,2−ビス(3−メチル−4
−ヒドロキシフェニル)ブタン;1,1−ビス(2−ブ
チル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ブタン;
1,1−ビス(2−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)ブタン;1,1−ビス(2−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)イソブタ
ン;1,1−ビス(2−t−アミル−4−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ブタン;2,2−ビス(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)ブタン;2,2−
ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)ブ
タン;4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ
ン;1,1−ビス(2−t−ブチル−4−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ヘプタン;2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)オクタン;1,1−(4−ヒドロキ
シフェニル)エタンなどのビス(ヒドロキシアリール)
アルカン類;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
シクロペンタン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン;1,1−ビス(3−メチル−4−
ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン;1,1−ビス
(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサン;1,1−ビス(3−フェニル−4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサン;1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−3,5,5−トリメチルシクロヘ
キサンなどのビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカ
ン類;ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル;ビス
(4,−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)エーテルな
どのビス(ヒドロキシアリール)エーテル類;ビス(4
−ヒドロキシフェニル)スルフィド;ビス(3−メチル
−4−ヒドロキシフェニル)スルフィドなどのビス(ヒ
ドロキシアリール)スルフィド類;ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)スルホキシド;ビス(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホキシド;ビス(3−フェニル
−4−ヒドロキシフェニル)スルホキシドなどのビス
(ヒドロキシアリール)スルホキシド類;ビス(4ヒド
ロキシフェニル)スルホン;ビス(3−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホン;ビス(3−フェニル−4
−ヒドロキシフェニル)スルホンなどのビス(ヒドロキ
シアリール)スルホン類、4,4’−ジヒドロキシビフ
ェニル;4,4’−ジヒドロキシ−2、2’−ジメチル
ビフェニル;4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメ
チルビフェニル;4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−
ジシクロヘキシルビフェニル;3,3’−ジフルオロ−
4,4’−ジヒドロキシビフェニルなどのジヒドロキシ
ビフェニル類などが挙げられる。
【0019】上記一般式(I)以外の芳香族ジヒドロキ
シ化合物としては、ジヒドロキシベンゼン類、ハロゲン
及びアルキル置換ジヒドロキシベンゼン類などがある。
例えば、レゾルシン,3−メチルレゾルシン,3−エチ
ルレゾルシン,3−プロピルレゾルシン,3−ブチルレ
ゾルシン,3−t−ブチルレゾルシン,3−フェニルレ
ゾルシン,3−クミルレゾルシン;2,3,4,6−テ
トラフルオロレゾルシン;2,3,4,6−テトラブロ
モレゾルシン;カテコール,ハイドロキノン,3−メチ
ルハイドロキノン,3−エチルハイドロキノン,3−プ
ロピルハイドロキノン,3−ブチルハイドロキノン,3
−t−ブチルハイドロキノン,3−フェニルハイドロキ
ノン,3−クミルハイドロキノン;2,5−ジクロロハ
イドロキノン;2,3,5,6−テトラメチルハイドロ
キノン;2,3,4,6−テトラ−t−ブチルハイドロ
キノン;2,3,5,6−テトラフルオロハイドロキノ
ン;2,3,5,6−テトラブロモハイドロキノンなど
が挙げられる。
【0020】また、脂肪族ジヒドロキシ化合物として
は、各種のものがある。例えば、ブタン−1,4−ジオ
ール;2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール;
ヘキサン−1,6−ジオール;ジエチレングリコール;
トリエチレングリコール;テトラエチレングリコール;
オクタエチレングリコール;ジプロピレングリコ−ル;
N,N−メチルジエタノールアミン;シクロヘキサン−
1,3−ジオール;シクロヘキサン−1,4−ジオー
ル;1,4−ジメチロールシクロヘキサン;p−キシリ
レングリコール;2,2−ビス−(4−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−プロパン及び二価アルコール又はフェノ
ールのエトキシ化またはプロポキシ化生成物、例えばビ
ス−オキシエチル−ビスフェノールA;ビス−オキシエ
チル−テトラクロロビスフェノールA又はビス−オキシ
エチル−テトラクロロヒドロキノンなどが挙げられる。
【0021】本発明において好ましく使用される(A)
熱可塑性樹脂は、上述のスチレン系樹脂及びポリカーボ
ネート系樹脂の内の少なくとも1種であり、混合物とし
て使用される場合の配合比は特に限定はないが、各樹脂
の特徴を出すためには、好ましくは15/85〜85/
15の配合範囲から選ばれる。なお、異種熱可塑性樹脂
を配合する場合の相溶性を向上させるために、有機酸無
水物などの相溶剤を使用することもできる。
【0022】本発明にいう(B)紫外線褪色性を有する
メチン系橙色着色剤とは、前述の熱可塑性樹脂に添加混
練し、成形後自然光又は紫外線の照射により褪色し易い
着色剤であり、メチン系橙色染料及びメチン系橙色顔料
をいう。ここでいう橙色とはカラ−インデックス(C.I)
表示の色相分類でO=orangeをいう。具体例を挙
げると、カラーインデックス(C.I.)表示でソルベント
オレンジ80、ディスパ−スオレンジ47、ピグメント
オレンジ68等が挙げられる。
【0023】これらに比較してキノリン系のソルベント
イエロ−33、アンスラキノン系のソルベントオレンジ
68、ペリレン系のソルベントオレンジ60、モノアゾ
系のソルベントオレンジ70、ソルベントイエロ−14
及び同じメチン系でも黄色系のソルベントイエロ−93
等は、紫外線褪色性が好ましくないので本発明に係る着
色剤としては不適当である。
【0024】もっとも、本発明においては、上記(B)
紫外線褪色性を有するメチン系橙色着色剤に加え、該
(B)のメチン系橙色系着色剤の補色系着色剤とか最終
製品に必要な所望の調色用着色剤の添加を排除するもの
ではなく、公知の各種色剤をコンピューターカラーマッ
チングの技術により調色することができる。この調色用
着色剤としては紫外線に対して非褪色性の調色用顔料又
は染料が好ましく使用される。
【0025】上記(B)紫外線褪色性を有するメチン系
橙色着色剤の添加量は、熱可塑性樹脂100重量部に対
し0.0001〜0.2重量部であり、特に好ましくは0.0
005〜0.1重量部である。添加量が0.0001重量部
未満では耐光性向上効果が不十分であり、逆に0.2重量
部を超えると成形品の所望の調色が困難になる。前記特
に好ましい範囲の場合、0.0005重量部未満では耐光
性向上効果の点で実用上問題はないが、該効果の低下傾
向が見られることがある。逆に0.1重量部を超える場合
は、成形品の調色の点で実用上問題はないが、調色のし
易さの点で低下傾向が見られることがある。
【0026】上記組成物には、(A)熱可塑性樹脂の耐
光性向上のために(C)白色性金属化合物の併用使用が
必要である。ここで、(C)白色性金属化合物とは、紫
外線に対して遮蔽作用を示すとともに成形品の調色を阻
害しない白色性金属化合物を言い具体的には、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化セリウム等の金属酸化物、硫化亜鉛
等の金属硫化物及びマイカ、シリカ等があげられる。酸
化チタン、酸化亜鉛又は硫化亜鉛が好適に使用される。
【0027】なお、上記(C)白色性金属化合物の使用
量は特に限定されるものではないが、(A)熱可塑性樹
脂100重量部に対して0.2〜15重量部添加されるこ
とが好ましい。本発明に係る組成物には上記のごとく、
難燃剤及び難燃助剤を添加しない場合も含まれるが、難
燃性付与が要求される場合は、(D)難燃剤及び(E)
難燃助剤が添加される。
【0028】好適な難燃剤としては、UL規格等の難燃
規制を満足させる目的でハロゲン系難燃剤が使用され
る。ハロゲン系難燃剤としては塩素系難燃剤、臭素系難
燃剤及びフッ素系難燃剤が代表的なものであるが、中で
も塩素系難燃剤及び臭素系難燃剤がより好ましく、臭素
系難燃剤が最も好適に使用される。臭素系難燃剤として
は臭素化ビスフェノール型エポキシ重合体、ポリハロゲ
ン化ジフェニルアルカン、ポリペンタブロモベンジルア
クリレート、エチレンビステトラブロモフタルイミド、
臭素化ポリカーボネートオリゴマー、臭素化トリアジン
系難燃剤、テトラブロモビスフェノールA、ビス(トリ
ブロモフェノキシ)エタン、テトラブロモビスフェノー
ルA−ビス(2−ヒドロキシエチルエーテル)、テトラ
ブロモビスフェノールA−ビス(2,3−ジブロモプロ
ピルエーテル)、テトラブロモビスフェノールA−ビス
(アリルエーテル)、ヘキサブロモシクロドデカン、ポ
リジブロモフェニレンオキサイド、臭素化フタル酸エス
テル等を挙げることができ、塩素系難燃剤としてはパー
クロロシクロペンタデカン、塩素化パラフィン等を例示
できるが、本発明においては、ハロゲン系難燃剤の中で
も、特に臭素化ビスフェノール型エポキシ重合体、ポリ
ハロゲン化ジフェニルアルカン、エチレンビステトラブ
ロモフタルイミド及びテトラブロモビスフェノ−ルA−
(ビス2,3−ジブロモプロピルエ−テル)からなる群
から選ばれる少なくとも1種が好適に使用される。
【0029】前記(D)難燃剤の難燃効果を向上させる
ために併用される(E)難燃助剤としては、三酸化アン
チモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン、アンチ
モン酸ソーダ、金属アンチモン、三塩化アンチモン、五
塩化アンチモン等のアンチモン系難燃助剤の他、メタホ
ウ酸バリウム、酸化ジルコニウム、ホウ酸亜鉛、スズ酸
亜鉛等を挙げることができる。これらの難燃助剤は単独
で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
【0030】本発明において使用される上記(D)難燃
剤及び(E)難燃助剤の添加量は、要求される難燃性、
耐衝撃性、外観等の程度を考慮して適宜定められ、前記
(A)樹脂100重量部に対してそれぞれ2〜40重量
部及び0〜10重量部が好適である。さらに、(D)難
燃剤に関しては、3〜30重量部がより好ましく、10
〜25重量部が特に好ましい。ここで難燃剤の添加量が
2重量部未満では所期の難燃性向上効果があまり見られ
ず、逆に40重量部を超えると成形品の耐光性及び耐衝
撃強度が低下し、外観も悪くなる傾向にある。なお、2
〜40重量部内にあっても、実用上問題になることはな
いものの、10重量部未満の場合、特に3重量部未満の
場合は難燃性向上効果の程度がやや低くなる場合があ
り、逆に25重量部を超える場合、特に30重量部を超
える場合は成形品の耐光性、耐衝撃強度、外観等がやや
低下する場合がある。
【0031】一方、(E)難燃助剤の添加量は、前記
(A)樹脂100重量部に対する難燃剤が2〜40重量
部の場合において、10重量部を超えても上記(D)難
燃剤に対する助剤効果の向上は見られない。本発明にお
いては通常の樹脂組成物の場合同様に種々の目的に応じ
て各種添加剤を併用することができ、成形品の耐衝撃性
向上のため、スチレン−ブタジエン共重合体エラストマ
ー、エチレン−プロピレン共重合体エラストマーなどの
エラストマー、充填又は増量を目的としてタルク、炭酸
カルシウム、マイカ、カーボンブラック等の充填剤、成
形品の機械的強度の補強効果を期待して炭素繊維、金属
繊維、有機系繊維などの補強材が添加できる。その他、
熱安定性、紫外線吸収剤(例えば、ベンゾトリアゾール
系、ヒンダードアミン系)、可塑剤、帯電防止剤、酸化
防止剤、滑剤、着色剤なども適宜使用することができ
る。
【0032】上述した(A)熱可塑性樹脂、(B)紫外
線褪色性を有するメチン系橙色着色剤及び(C)白色性
金属化合物からなる耐光性樹脂組成物、又は更に(D)
難燃剤、(E)難燃助剤を添加した耐光性樹脂組成物の
調製方法については特に限定されるものではないが、必
要な各成分をタンブラー等で予備ブレンドし、次いで単
軸又は二軸押出機を用いて溶融混練し、ペレット化して
調製する方法が最も一般的であり、上記押出機に代えて
ニーダー、ミキシングロール、バンバリーミキサーなど
で溶融混練してペレット化することもできる。
【0033】
【実施例】次に実施例を用いて本発明を説明する。 (実施例1〜14,比較例1〜12)各実施例及び比較
例において使用された組成物の成分及び成分比は第1表
に示した通りであり、これら成分をドライブレンドし、
二軸押出機を用いて溶融混練し、ペレット化し、耐光性
等の評価のための試験片は射出成形により作成した。
【0034】上記評価結果は、第1表に示した。 〔組成物の成分〕 (1)樹脂 (a) スチレン樹脂・・・・・・・・・・・・・(以下「PS」) (ハイインパクトポリスチレン,分子量200,000 , ゴム成分・・2μm径,含有量8重量%) (b) ポリカーボネート樹脂・・・・・・・・・・・(以下「PC」) (出光石油化学(株)製,タフロンFN2200A) (C) ABS樹脂 ・・・・・・・・・・・ (以下「ABS」) (日本合成ゴム(株)製,JSR−15) (d) ポリフェニレンエ−テル樹脂 (以下「PPE」) ((2,6−ジメル−1,4−フェニレン)エ−テルの粉末 但し、25℃のクロロホルム中での固有粘度は、0.45dl/g) (2)着色剤 (a) C.I.= ソルベントオレンジ80・・・・・・・・(以下「着色剤A」) (紫外線褪色性の大きい橙色染料系着色剤/メチン系) (b) C.I.=ディスパ−スオレンジ47・・・・・・・(以下「着色剤B」) (紫外線褪色性の大きい橙色染料系着色剤/メチン系) (c) C.I.=ソルベントイエロー93・・・・・・・(以下「着色剤C」) (紫外線褪色性の少ない黄色染料系着色剤/メチン系) (d) C.I.=ピグメントオレンジ68・・・・・・・・(以下「着色剤D」) (紫外線褪色性の大きい橙色顔料系着色剤/メチン系) (e) C.I.=ソルベントオレンジ70・・・・・・・・(以下「着色剤E」) (紫外線褪色性の少ない橙色系着色剤/モノアゾ系) (f) C.I.=ソルベントイエロー14・・・・・・・・(以下「着色剤F」) (紫外線褪色性の少ない黄色系着色剤/モノアゾ系) (g) C.I.=ソルベントオレンジ60・・・・・・・(以下「着色剤G」) (紫外線褪色性の少ない橙色系着色剤/ペリレン系) (h) C.I.=ソルベントオレンジ68・・・・・・・(以下「着色剤H」) (紫外線褪色性の少ない橙色系着色剤/アンスラキノン系) (i) ザ・アマプラスト・ケミカル・カンパニ-製イエロ-GHS (以下「着色剤I」) (紫外線褪色性の少ない黄色系着色剤/アンスラキノン系) (j) C.I.=ソルベントイエロー33・・・・・・・・(以下「着色剤J」) (紫外線褪色性の少ない黄色系着色剤/キノリン系) (3)難燃剤 (a) ポリハロゲン化ジフェニールアルカン ・・・・(以下「難燃剤P」) (アルベマール社製,Saytex 8010) (b) 臭素化ビスフェノール型エポキシ重合体・・・・(以下「難燃剤Q」) (東都化成(株)社製,YDB-406 ) (c) テトラブロモビスフェノール A−(ビス2,3−ジブロモプロピルエーテ ル) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下「難燃剤R」) (帝人化成(株)社製,FG-3100 ) (d) 臭素化トリアジン系難燃剤 ・・・・・・・・・(以下「難燃剤S」) (第一工業製薬(株)社製,SR-245) (4)難燃助剤 (a) 三酸化アンチモン・・・・・・・・・・・・(以下「Sb23 」) (日本精鉱(株)社製、粒径0.5μm) (5)その他 (a) 酸化チタン・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下「Ti O2 」) (塩素法により製造。ルチル型。粒径0.2〜0.4μm) 〔耐光性等の評価〕 (1)耐光性 得られた試験片(寸法70mm×35mm×3mm)の
色の測定を、JIS K7103及び7105に準拠し
て行なった。
【0035】即ち、キセノンランプ式ウェザーメーター
(アトラス社製Ci 65)を用いて、ブラックパネルの温
度63℃の下、0時間後及び300時間後のΔE(色
差)の値により評価した(第1表には「ΔE」と表示し
た)。ΔEは分光式色差計(日本電色工業社製)を用い
て測定した。 測定条件 (a)ランプ:ハロゲンランプ12V,50W(NARV
A社製) (b)波長:400〜700 nm (c)光源:C光源2度視野 (d)測定孔:30mmφ (e)測定対象:反射光 (2)難燃性 得られた試験片(寸法127mm×13mm×2mm)
をUL−94規格に準拠して評価した。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、
(A)熱可塑性樹脂に(B)紫外線褪色性を有するメチ
ン系橙色着色剤及び(C)白色性金属化合物の添加によ
り、紫外線照射に基づく着色性の問題は大きく改善さ
れ、更にまた(D)難燃剤及び(E)難燃助剤が添加さ
れてい場合にも、上記(B)紫外線褪色性を有する着色
剤及び(C)白色性金属化合物の添加効果が得られるこ
とが判った。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)熱可塑性樹脂100重量部に対し
    て、(B)紫外線褪色性を有するメチン系橙色着色剤を
    0.0001〜0.2重量部及び(C)白色性金属化合物を
    0.2〜15重量部配合してなる耐光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(C)白色性金属化合物が酸化チタン、酸
    化亜鉛又は硫化亜鉛である請求項1に記載の耐光性樹脂
    組成物。
  3. 【請求項3】(A)熱可塑性樹脂100重量部に対し
    て、さらに(D)難燃剤を2〜40重量部、及び(E)
    難燃助剤を0〜10重量部配合してなる請求項1又は2
    に記載の耐光性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】(D)難燃剤が臭素化ビスフェノール型エ
    ポキシ重合体、ポリハロゲン化ジフェニルアルカン、エ
    チレンビステトラブロモフタルイミド及びテトラブロモ
    ビスフェノ−ルA−(ビス2,3−ジブロモプロピルエ
    −テル)からなる群から選ばれる少なくとも1つである
    請求項3に記載の耐光性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】(A)熱可塑性樹脂がスチレン系樹脂又は
    ポリカ−ボネ−ト系樹脂である請求項1ないし4のいず
    れかに記載の耐光性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の耐光
    性樹脂組成物を成形材料として使用してなる電気又は電
    子機器製品用ハウジング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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