JPH11246162A - エスカレータのハンドレール用補修釜 - Google Patents
エスカレータのハンドレール用補修釜Info
- Publication number
- JPH11246162A JPH11246162A JP5087498A JP5087498A JPH11246162A JP H11246162 A JPH11246162 A JP H11246162A JP 5087498 A JP5087498 A JP 5087498A JP 5087498 A JP5087498 A JP 5087498A JP H11246162 A JPH11246162 A JP H11246162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- mold
- repair
- escalator
- cooling fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ハンドレール補修作業時間を短縮
させることのできるエスカレータのハンドレール用補修
釜を提供する。 【解決手段】 上枠2にて押圧される上型3と、この上
型に嵌合してハンドレールの内側に挿入される中型4
と、下枠5にて押圧される下型6と、これら3つの型
3、4、6を加熱する発熱体7、7a、8、8a、8
b、9とを備え、上型3及び中型4と、下型6とでハン
ドレールを上下方向から挟み上枠2及び下枠5にて加圧
しつつ発熱体7、7a、8、8a、8b、9でハンドレ
ールを加熱するエスカレータのハンドレール用補修釜に
おいて、前記上型3、前記中型4及び前記下型6の少な
くとも1つ以上に冷却流体用流通路を設ける構成とする
ことにより達成される。
させることのできるエスカレータのハンドレール用補修
釜を提供する。 【解決手段】 上枠2にて押圧される上型3と、この上
型に嵌合してハンドレールの内側に挿入される中型4
と、下枠5にて押圧される下型6と、これら3つの型
3、4、6を加熱する発熱体7、7a、8、8a、8
b、9とを備え、上型3及び中型4と、下型6とでハン
ドレールを上下方向から挟み上枠2及び下枠5にて加圧
しつつ発熱体7、7a、8、8a、8b、9でハンドレ
ールを加熱するエスカレータのハンドレール用補修釜に
おいて、前記上型3、前記中型4及び前記下型6の少な
くとも1つ以上に冷却流体用流通路を設ける構成とする
ことにより達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータのハ
ンドレールの裏面側が長時間使用により破損した場合
に、その破損部分を補修するために使用されるエスカレ
ータのハンドレール用補修釜に関するものである。
ンドレールの裏面側が長時間使用により破損した場合
に、その破損部分を補修するために使用されるエスカレ
ータのハンドレール用補修釜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のハンドレール補修釜では、ハン
ドレールの破損部分を約140度の高温で加熱する必要
があった。そこで、従来のハンドレール用補修釜では、
その補修釜に霧吹きなどにより水をかけることで冷却す
るようにしていた。
ドレールの破損部分を約140度の高温で加熱する必要
があった。そこで、従来のハンドレール用補修釜では、
その補修釜に霧吹きなどにより水をかけることで冷却す
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、ハン
ドレール用補修釜を冷却させるのに約50分という長い
時間を必要とするものであり、ハンドレール補修作業時
間を短縮化させることができないという問題点があっ
た。
ドレール用補修釜を冷却させるのに約50分という長い
時間を必要とするものであり、ハンドレール補修作業時
間を短縮化させることができないという問題点があっ
た。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を解決しえる
エスカレータのハンドレール用補修釜を提供するにあ
る。
エスカレータのハンドレール用補修釜を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、上枠にて押
圧される上型と、この上型に嵌合してハンドレールの内
側に挿入される中型と、下枠にて押圧される下型とこれ
ら3つの型を加熱する発熱体とを備え、上型及び中型と
下型とでハンドレールを上下方向から挟み上枠及び下枠
にて加圧しつつ、発熱体でハンドレールを加熱するエス
カレータのハンドレール用補修釜において、前記上型、
前記中型、前記下型の少なくとも1つ以上に冷却流体用
流通路を設ける構成とすることにより達成される。
圧される上型と、この上型に嵌合してハンドレールの内
側に挿入される中型と、下枠にて押圧される下型とこれ
ら3つの型を加熱する発熱体とを備え、上型及び中型と
下型とでハンドレールを上下方向から挟み上枠及び下枠
にて加圧しつつ、発熱体でハンドレールを加熱するエス
カレータのハンドレール用補修釜において、前記上型、
前記中型、前記下型の少なくとも1つ以上に冷却流体用
流通路を設ける構成とすることにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0007】図1及び図2において、エスカレータのハ
ンドレール用補修釜1は、上枠2にて押圧される上型3
と、3分割されて上型3の凹部3a内に嵌合する中型4
と、下枠5にて押圧される下型6と、上型3に埋設され
た電熱ヒーター7、7aと、下型6に埋設された電熱ヒ
ーター8、8a、8bと、中型4に埋設された電熱ヒー
ター9と上枠2及び下枠5を締結するための複数個の締
結具10、11と上型3内に設けた冷却流体用流通路1
2、12aと、下型6に設けた冷却流体用流通路13、
13aと、冷却流体循環装置14とを備えている。
ンドレール用補修釜1は、上枠2にて押圧される上型3
と、3分割されて上型3の凹部3a内に嵌合する中型4
と、下枠5にて押圧される下型6と、上型3に埋設され
た電熱ヒーター7、7aと、下型6に埋設された電熱ヒ
ーター8、8a、8bと、中型4に埋設された電熱ヒー
ター9と上枠2及び下枠5を締結するための複数個の締
結具10、11と上型3内に設けた冷却流体用流通路1
2、12aと、下型6に設けた冷却流体用流通路13、
13aと、冷却流体循環装置14とを備えている。
【0008】冷却流体循環装置14は、循環ポンプ15
と、冷却流体を貯える槽16と、循環ポンプ15からの
冷却流体を冷却流体用流通路12、12a、13、13
aに送る第1配管17と、槽16内の冷却流体を循環ポ
ンプ15に送る第2配管18と、冷却流体用流通路1
2、12a、13、13aからの冷却流体を槽16に戻
す第3配管19とを備えている。
と、冷却流体を貯える槽16と、循環ポンプ15からの
冷却流体を冷却流体用流通路12、12a、13、13
aに送る第1配管17と、槽16内の冷却流体を循環ポ
ンプ15に送る第2配管18と、冷却流体用流通路1
2、12a、13、13aからの冷却流体を槽16に戻
す第3配管19とを備えている。
【0009】上記構成により、エスカレータのハンドレ
ール20を補修作業する場合、図2のように、ハンドレ
ール20を、上型3、中型4及び下型6で挟み込んだな
らば、締結具10、11で上枠2と下枠5に加圧力を付
与するようにすればよい。
ール20を補修作業する場合、図2のように、ハンドレ
ール20を、上型3、中型4及び下型6で挟み込んだな
らば、締結具10、11で上枠2と下枠5に加圧力を付
与するようにすればよい。
【0010】上枠2と下枠5に加圧力を付与した状態
で、電熱ヒーター7、7a、8、8a、8b、9を発熱
させれば、ハンドレール20の変形や損傷を補修するこ
とができる。
で、電熱ヒーター7、7a、8、8a、8b、9を発熱
させれば、ハンドレール20の変形や損傷を補修するこ
とができる。
【0011】その後、電熱ヒーター7、7a、8、8
a、8b、9の発熱を停止させるとともに循環ポンプ1
5を作動させて、冷却流体を、冷却流体用流通路12、
12a、13、13a内に流れるようにすれば、上型
3、中型4及び下型6が短時間に冷却される。
a、8b、9の発熱を停止させるとともに循環ポンプ1
5を作動させて、冷却流体を、冷却流体用流通路12、
12a、13、13a内に流れるようにすれば、上型
3、中型4及び下型6が短時間に冷却される。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上型、
中型及び下型を短時間で冷却させることができ、ハンド
レールの補修作業時間短縮化を可能ならしめるエスカレ
ータのハンドレール用補修釜が得られた。
中型及び下型を短時間で冷却させることができ、ハンド
レールの補修作業時間短縮化を可能ならしめるエスカレ
ータのハンドレール用補修釜が得られた。
【図1】本発明の全体図である。
【図2】本発明の要部縦断面図である。
【図3】本発明の上型部分の上面図である。
1 ハンドレール用補修釜 2 上枠 3 上型 4 中型 5 下枠 6 下型 7、7a、8、8a、8b、9 ヒーター 10、11 締結具 12、12a、13、13a 冷却流体用流通路 14 冷却流体循環装置 15 循環ポンプ 16 冷却流体を貯える槽 17 第1配管 18 第2配管 19 第3配管 20 ハンドレール
Claims (1)
- 【請求項1】 上枠にて押圧される上型と、この上型に
嵌合してハンドレールの内側に挿入される中型と、下枠
にて押圧される下型とこれら3つの型を加熱する発熱体
とを備え、上型及び中型と下型とでハンドレールを上下
方向から挟み上枠及び下枠にて加圧しつつ、発熱体でハ
ンドレールを加熱するエスカレータのハンドレール用補
修釜において、前記上型、前記中型、前記下型の少なく
とも1つ以上に冷却流体用流通路を設けたことを特徴と
するエスカレータのハンドレール用補修釜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087498A JPH11246162A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | エスカレータのハンドレール用補修釜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087498A JPH11246162A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | エスカレータのハンドレール用補修釜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11246162A true JPH11246162A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12870878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5087498A Pending JPH11246162A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | エスカレータのハンドレール用補修釜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11246162A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006059364A1 (ja) | 2004-11-30 | 2006-06-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 乗客コンベアの移動手摺補修装置及び移動手摺補修方法 |
JP2006327763A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺接続装置及びその接続方法 |
JP2007031072A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の加熱加圧装置及びその接続方法 |
JP2008174375A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及びその補修方法 |
CN100415628C (zh) * | 2004-06-08 | 2008-09-03 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 乘客输送机的移动扶手连接装置 |
JP2008201514A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の帆布補修釜 |
CN102530704A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-07-04 | 上海爱登堡电梯股份有限公司 | 一种自动扶梯及扶手带加热装置 |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP5087498A patent/JPH11246162A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100415628C (zh) * | 2004-06-08 | 2008-09-03 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 乘客输送机的移动扶手连接装置 |
WO2006059364A1 (ja) | 2004-11-30 | 2006-06-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 乗客コンベアの移動手摺補修装置及び移動手摺補修方法 |
EP1818307A1 (en) * | 2004-11-30 | 2007-08-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Device and method for repairing moving handrail of passenger conveyor |
US7389866B2 (en) * | 2004-11-30 | 2008-06-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Device and method for repairing moving handrail of passenger conveyor |
EP1818307A4 (en) * | 2004-11-30 | 2012-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | DEVICE AND METHOD FOR REPAIRING A HANDLING OF A PERSON CONVEYOR |
JP2006327763A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺接続装置及びその接続方法 |
JP4649270B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-03-09 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 乗客コンベア用移動手摺接続方法 |
JP2007031072A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の加熱加圧装置及びその接続方法 |
JP2008174375A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及びその補修方法 |
JP2008201514A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の帆布補修釜 |
CN102530704A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-07-04 | 上海爱登堡电梯股份有限公司 | 一种自动扶梯及扶手带加热装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI322757B (ja) | ||
JPH11246162A (ja) | エスカレータのハンドレール用補修釜 | |
KR100470835B1 (ko) | 금형온도 제어 시스템 | |
CN106470529A (zh) | 具有均匀冷却效果的冷却压合机 | |
EP1921676A1 (en) | Heat sink | |
CN110252896A (zh) | 一种热成型零件的淬火工艺及其热成型模具 | |
JPS6122917A (ja) | 熱可塑性樹脂のプレス成形方法 | |
TW201012627A (en) | Rapid heating and cooling molding system and extrusion mold thereof | |
WO2019223811A1 (zh) | 一种热成型冷定型设备快速加热板 | |
KR101285365B1 (ko) | 급속가열냉각 가능한 사출금형장치 및 그 사출방법 | |
KR101632959B1 (ko) | 열, 냉각 일체형 프레스 | |
CN208745371U (zh) | 一种热熔装配装置 | |
KR20080099756A (ko) | 웰드레스 방식의 사출금형 장치 | |
JP2002096134A (ja) | 鍛造用金型の加熱治具及びこれを用いた鍛造用金型の加熱方法 | |
JPH0524045A (ja) | タイヤ加硫装置 | |
JPH0710451A (ja) | 乗客コンベアのハンドレール用加熱装置 | |
JP2000289027A (ja) | 乗客コンベア用移動手摺の加熱加圧装置および加熱加圧方法 | |
KR101623030B1 (ko) | 급속 열확산 사출금형 | |
CN216723388U (zh) | 一种靴子鞋面立体定型装置 | |
CN220995486U (en) | A mould that is used for automotive interior spare to have heating cooling function | |
CN214518147U (zh) | 一种真空扩散焊模具 | |
KR200342870Y1 (ko) | 냉온수 디스펜서를 구비한 냉장고 | |
CN213718354U (zh) | 具加热及冷却效果的压合机 | |
JP5356452B2 (ja) | 溶融微細転写成形方法及び溶融微細転写成形装置 | |
KR100967542B1 (ko) | 배기밸브용 스핀들 제조하기 위한 업셋장치의 냉각구조 |