JPH11242971A - 電気コネクタ及びその基板接続構造 - Google Patents

電気コネクタ及びその基板接続構造

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JPH11242971A
JPH11242971A JP10043442A JP4344298A JPH11242971A JP H11242971 A JPH11242971 A JP H11242971A JP 10043442 A JP10043442 A JP 10043442A JP 4344298 A JP4344298 A JP 4344298A JP H11242971 A JPH11242971 A JP H11242971A
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JP
Japan
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connector
printed circuit
housing
board
circuit board
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JP10043442A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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Iriso Electronics Co Ltd
Original Assignee
Iriso Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iriso Electronics Co Ltd filed Critical Iriso Electronics Co Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田付け処理を要せずして電気コネクタをプ
リント基板へ容易且つ確実に取り付けることができる技
術の提供を目的としている。 【解決手段】 コネクタハウジング6又はプリント基板
2のいずれか一方に係止部9を設けるとともに他方に係
止受け部13を設け、前記係止部9と係止受け部13と
の係合により、コネクタ端子4がプリント基板2上の端
子接触部12に接続されるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、特にプリント基板へフレキシブルプリント配線板
(FPC)等を接続するのに好適な電気コネクタの基板
接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりプリント基板へのFPCやFF
C等の接続は、プリント基板に半田付けされたプリント
基板接続用の電気コネクタを介して行われている。この
ため、電気コネクタはそのコネクタ端子を半田付け処理
されてプリント基板に取り付けられる。具体的には、図
4で示すように電気コネクタ1はプリント基板2に設け
られたスルーホール3にコネクタ端子4を貫通させ、そ
のコネクタ端子4の先端部分とプリント基板2とを半田
付け処理5することで固定し、基板回路との電気的な接
続をしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電気コネクタの基板接続構造にあっては、半田付け
処理が不可欠で、製造工程の簡略化に限界があった。ま
た、電気コネクタ自体が故障したときは、半田付けによ
り固定されているため電気コネクタの交換も困難であっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明はプリン
ト基板に形成された基板回路の端子接触部へコネクタ端
子を接続してコネクタハウジングをプリント基板へ固定
的に取り付けられる電気コネクタの基板接続構造につい
て、コネクタハウジング又はプリント基板のいずれか一
方に係止部を設け他方に係止受け部を設け、前記係止部
と係止受け部との係合により、コネクタ端子が端子接触
部に接続されるとともにコネクタハウジングがプリント
基板に固定的に取り付けられるものとした。つまり、電
気コネクタはコネクタハウジングをプリント基板へ係止
することにより固定され、その際、コネクタ端子はプリ
ント基板に形成された端子接触部と電気的に接続され
る。これにより従来の基板接続構造における半田付け処
理を行わなくても電気コネクタをプリント基板に取り付
け可能となるので、半田付け処理工程を省略し製造工程
の簡略化が図れる。また、本発明の電気コネクタであれ
ば、たとえ電気コネクタ自体が故障しても容易に交換す
ることができる。
【0005】そして、本発明ではプリント基板と電気コ
ネクタとを簡単且つ確実に固定できるように、係止受け
部はプリント基板に穿設した貫通孔とし、係止部はコネ
クタハウジングに設けられた突片で、この突片の自由端
側に前記貫通孔の縁部と係止する爪部を有するものとし
た。この係止構造によれば、コネクタハウジングに設け
られた突片をプリント基板に穿設した貫通孔に係入させ
るだけの簡単なワンタッチ操作でコネクタハウジングを
プリント基板に固定できるのみならず、突片の形状も複
雑でないため成形が容易であり、また、係止受け部もプ
リント基板を穿孔するだけで形成できるから、生産性に
優れ且つコスト的にも有利である。
【0006】また、本発明の電気コネクタは、コネクタ
端子が端子接触部へ押圧状態で接する接点部と、コネク
タハウジングがプリント基板に取り付けらた状態で該接
点部を押圧させるバネ部と、を有するものとなっている
ことが好ましい。即ち、コネクタ端子はコネクタハウジ
ングをプリント基板に係止したときに、端子接触部とコ
ネクタ端子の接点部とが接触することによって、コネク
タ端子のバネ部をひずませる状態としておく。このよう
にすれば、コネクタハウジングをプリント基板に係止す
ると、コネクタ端子とプリント基板の端子接触部との接
点へ、バネ部より押圧する力が加えられることになる。
これにより、ワンタッチ操作で、コネクタ端子がプリン
ト基板の端子接触部に押圧状態で接触し、電気的な接続
が確実となる上、振動等の外力により電気コネクタ又は
プリント基板が揺動しても確実な接触状態を維持するこ
とができる。
【0007】この場合、バネ部はどのような手段によっ
て付与してもよく、例えば、コネクタハウジング内部に
固定される固定部とその固定部に支持された片持ち梁状
のバネ部とそのバネ部の末端に接点部を設けたものとし
ておけばよい。また、接点部の形状はプリント基板上の
端子接触部との電気的接続状態が維持できればどのよう
にしてもよく、例えば接点部を球状にすれば確実な接触
ができるようになる。
【0008】また、本発明は、基板に形成したハウジン
グ固定用の係止孔を介して基板と電気的に接続される電
気コネクタについて、ハウジングには、基板との間で空
隙を形成するようにハウジング底面から突出し基板と接
する取付面を有する突出部と、基板の厚みと同程度の長
さをもつ基部の先端に前記係止孔と係合する爪部を有す
る突片と、が一体成形され、ハウジングを基板へ取り付
けていない状態で接点部が前記取付面の外側に突出して
おり、ハウジングを基板に取り付けた状態で接点部が基
板回路の押圧を受けつつハウジング底面側に変位するコ
ネクタ端子を備えることを特徴としている。
【0009】この電気コネクタによれば、ハウジングを
プリント基板に取り付けていない状態で接点部が突出部
の取付面の外側、すなわちハウジングと離間して突出し
ているので、突片の爪部をプリント基板の係止孔に係合
させた取付状態では接点部がプリント基板にある端子接
触部の押圧を受けつつ前記取付面と同一レベルに至るま
でハウジング底面側へ変位するようになっている。つま
り、コネクタ端子の接点部がプリント基板に設けられた
端子接触部による反力を常時受けた状態として、電気コ
ネクタをプリント基板に取り付けることができる。した
がって、実装状態で多少の振動を受けたとしても、コネ
クタ端子と端子接触部とが接触不良を起こすことのない
良好な接触性を得ることができる。しかも、突片はその
基部がプリント基板の厚みと同程度の長さとしてあるか
ら、基板に対する電気コネクタの高い密着性を得られる
ことに加え、コネクタ端子の接点部と端子接触部との接
触圧を一定とすることができ、上記のような良好な接触
性を安定的且つ継続的に発揮することが可能である。そ
のうえ突出部により隣り合うコネクタ端子同士の接触も
防止できるようになっている。また、突出部と突片はハ
ウジングに一体成形されるから、ハウジングを基板に取
り付ける際にビスなどの別途の接続部材が不要であるた
めコストを抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。図1には本発明による電気コネクタと接続するプ
リント基板の概略を示している。電気コネクタ1のコネ
クタハウジング6にはFPC7が差し込まれて電気的に
接続するソケット部8と、コネクタ端子4と、コネクタ
ハウジング6に一体的にモールド成形した一対のフック
片9とが設けられている。このフック片9の基部Lは、
プリント基板2の厚みと同程度の長さとされ、その先端
に爪部10が形成されている。そして、この電気コネク
タ1が接続されるプリント基板2にはコネクタ端子4の
接点部11に対応する位置に端子接触部12と、フック
片9の爪部10が係止する係止受け部となる2つの貫通
孔13とが設けられている。また、プリント基板2上の
端子接触部12はプリント基板2に回路形成をする際に
プリント基板2の表面に設けられたもので、図示せぬ基
板回路と接続している。
【0011】図1で示すコネクタ端子4の具体的な構造
を図2及び図3にて説明する。図2は本例の電気コネク
タ1を底面側から見た斜視図であり、図3は図1に示す
A−A線における電気コネクタ1の断面図である。図2
に示すようにコネクタハウジング6の底面14には突出
部15が形成され、プリント基板2と接続されるコネク
タ端子4は隣り合う突出部15により形成される溝に配
置される。また、コネクタハウジング6のソケット部8
に対する背面側にはコネクタ端子4をコネクタハウジン
グ6に取り付けるための挿入口16(図3参照)が設け
られている。各コネクタ端子4は図3で示すような断面
形状をしており、コネクタハウジング6の挿入口16か
ら嵌入することで固定される固定部17とその固定部1
7から下向きに伸びL字状に屈曲形成してなるバネ部1
8とそのバネ部18の末端に形成した接点部11とから
構成される。そして固定部17の一端側には、FPC7
がソケット部8に挿入された際、FPC7とコネクタ端
子4とが接続されるように形成されたコンタクト部19
が設けられている。
【0012】各コネクタ端子4におけるバネ部18は、
電気コネクタ1がプリント基板2に取り付けられる前の
状態で、図2に示す突出部15のプリント基板と接触す
る取付面20よりその接点部11が突出するように形成
してある。従って、電気コネクタ1をプリント基板2に
係止すると各コネクタ端子4のバネ部18を撓ますこと
になり、コネクタ端子4とプリント基板2の端子接触部
12との接点21にバネ部18より押圧する力が与えら
れる。また、このときフック片9の基部Lはプリント基
板2の板厚と同程度の長さであるから、取付面20とプ
リント基板2との間にあそびが無いようにして電気コネ
クタ1をプリント基板2に実装できる。
【0013】
【発明の効果】本発明の電気コネクタの基板接続構造に
よれば半田付け処理をすることなく電気コネクタをプリ
ント基板にワンタッチ操作で取り付けることが可能とな
るので、半田付け工程を省略でき製造工程の大幅な簡略
化が図れるのみならず、電気コネクタの取り外しも容易
であるから、従来、半田付け処理のため困難であった電
気コネクタの交換も簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における概略斜視図。
【図2】本発明の一実施形態における電気コネクタの底
面側斜視図。
【図3】図1に示すA−A線による電気コネクタ断面図
【図4】従来の半田付け処理でプリント基板に接続され
た電気コネクタの断面図。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 プリント基板 3 スルーホール 4 コネクタ端子 5 半田付け処理 6 コネクタハウジング 7 FPC 8 ソケット部 9 フック片 10 爪部 11 接点部 12 端子接触部 13 貫通孔 14 底面 15 突出部 16 挿入口 17 固定部 18 バネ部 19 コンタクト部 20 取付面 21 接点 L フック片の基部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に形成された基板回路の端
    子接触部へコネクタ端子を接続してコネクタハウジング
    をプリント基板へ固定的に取り付けられる電気コネクタ
    の基板接続構造において、 コネクタハウジング又はプリント基板のいずれか一方に
    係止部を設け他方に係止受け部を設け、前記係止部と係
    止受け部との係合により、コネクタ端子が端子接触部に
    接続されるとともにコネクタハウジングがプリント基板
    へ固定的に取り付けられることを特徴とする電気コネク
    タの基板接続構造。
  2. 【請求項2】 係止受け部はプリント基板に穿設した貫
    通孔であり、係止部はコネクタハウジングに設けられた
    突片であり、この突片の自由端側には貫通孔の縁部と係
    止する爪部を有する請求項1に記載の電気コネクタの基
    板接続構造。
  3. 【請求項3】 コネクタ端子は、端子接触部へ押圧状態
    で接する接点部と、コネクタハウジングがプリント基板
    に取り付けらた状態で該接点部を押圧させるバネ部と、
    を有する請求項1又は請求項2に記載の電気コネクタの
    基板接続構造。
  4. 【請求項4】 基板に形成したハウジング固定用の係止
    孔を介して基板と電気的に接続される電気コネクタであ
    って、 ハウジングには、基板との間で空隙を形成するようにハ
    ウジング底面から突出し基板と接する取付面を有する突
    出部と、基板の厚みと同程度の長さをもつ基部の先端に
    前記係止孔と係合する爪部を有する突片と、が一体成形
    され、ハウジングを基板へ取り付けていない状態で接点
    部が前記取付面の外側に突出しており、ハウジングを基
    板に取り付けた状態で接点部が基板回路の押圧を受けつ
    つハウジング底面側に変位するコネクタ端子を備える電
    気コネクタ。
JP10043442A 1998-02-25 1998-02-25 電気コネクタ及びその基板接続構造 Pending JPH11242971A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2040338A2 (en) 2007-09-21 2009-03-25 Mea Technologies Pte. Ltd. Electric connector
JP2010003645A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ
CN105514640A (zh) * 2014-09-09 2016-04-20 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 连接件

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