JPH11242731A - 動体検出装置及びエレベーターの待客数検出装置。 - Google Patents

動体検出装置及びエレベーターの待客数検出装置。

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JPH11242731A
JPH11242731A JP4492498A JP4492498A JPH11242731A JP H11242731 A JPH11242731 A JP H11242731A JP 4492498 A JP4492498 A JP 4492498A JP 4492498 A JP4492498 A JP 4492498A JP H11242731 A JPH11242731 A JP H11242731A
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JP
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moving object
difference
threshold
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JP4492498A
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Satoshi Nomura
智 野村
Kenichi Ito
賢一 伊藤
Seiji Okuda
清治 奥田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視領域の背景画像の明暗の違いによる動体
検出精度の低下を抑制した動体検出装置を構成する。 【解決手段】 撮像装置1で監視領域に動体のない画像
データを背景画像メモリ4に記憶させる。また、監視領
域に動体のある画像データを現在画像メモリ3に記憶さ
せる。差分2値化手段5は上記両画像データの差分を2
め、これを閾値設定調整手段6に設定した閾値により2
値化する。閾値設定調整手段6は背景画像データの画素
明度に応じて2値化閾値を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビカメラ等
の撮像装置を用いて取得した入力画像データから監視領
域内の動体を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9〜図10は例えば特開平5−155
539号公報に示された従来の動体検出装置を示す図
で、図9は全体構成図、図10は画像データの処理説明
図、図11は閾値レベル説明図である。図9において、
1はテレビカメラ等の撮像装置で、初期設定として、人
などの物体のない状態で監視領域を撮像し、A/D変換
器2でディジタル化して背景画像メモリ4に背景画像デ
ータとして記憶する。また、閾値設定手段6Bに動体の
有無を判定するための閾値を設定しておく。
【0003】次いで、動体検出のモードに入り、撮像装
置1からの入力画像データを現在画像メモリ3に記憶す
る。差分2値化手段5は現在画像データと背景画像デー
タを比較して、画素ごとに差分を求め、その差分値が閾
値設定手段6Bの閾値よりも大きい画素は動体の存在す
る黒、閾値以下の画素は動体の存在しない白として2値
化画像データに変換し、動体部分を抽出する。動体数計
数手段7は上記2値化データから動体数を推定する。
【0004】差分2値化手段5における動体部分の抽出
過程については後述するが、その一例を図10及び図1
1に示す。図10の21は白っぽい背景、22は黒っぽ
い背景、23は人の頭部である動体である。図11
(A)は図10の現在画像データa及び背景画像データ
bの白っぽい背景、黒っぽい背景及び黒い物体(人間の
頭部)の各画素の階調値を示す。
【0005】図11(B)は動体23と白っぽい背景2
1との差分値21a及び動体23と黒っぽい背景22と
の差分値22aと2値化処理の閾値Ζを示し、図11
(C)はその閾値レベルを示し、差分画像の画素値がこ
の明度より濃い(大きい)場合に動体23が抽出され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の動
体検出装置では、現在画像データと背景画像データとの
差分値を閾値Ζで2値化して動体を抽出しているため、
背景画像データの画素の明るさによって、同じ物体(動
体)でも検出できない場合が生じる。すなわち、画像ノ
イズを抑えるために、ある程度の大きさを持って閾値Ζ
が設定されているとすると、図11(B)に示すよう
に、黒っぽい背景22における差分値22aは閾値Zよ
りも小さくなり、図10の2値化画像データdに示すよ
うに黒っぽい背景22部分では、黒い物体が抽出されな
い場合が生じる。
【0007】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、背景画像データの明るさの影響を軽減
し、検出精度を向上できるようにした動体検出装置及び
エレベーターの待客数検出装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る動体検出装置は、現在画像データと背景画像データの
差分を2値化する際用いる閾値を、背景画像データの画
素明度に応じて調整するようにしたものである。
【0009】また、第2発明に係る動体検出装置は、第
1発明のものにおいて、背景画像データの各画素値を所
定の時間間隔かつ所定の階調値範囲内で、現在画像デー
タの画素値に近づけるようにしたものである。
【0010】また、第3発明に係る動体検出装置は、第
2発明のものにおいて、差分2値化の閾値を、背景画像
データとは別の元背景画像データの画素明度に応じて調
整するようにしたものである。
【0011】また、第4発明に係る動体検出装置は、第
3発明のものにおいて、元背景画像データの各画素値
を、背景画像更新時間間隔よりも長い時間間隔、かつ所
定の階調値範囲内で、現在画像データの画素値に近づけ
るようにしたものである。
【0012】また、第5発明に係るエレベーターの待客
数検出装置は、第1〜第4発明による動体検出装置を、
エレベーターホールを監視領域として待客数を検出する
装置に適用したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3はこの
発明の第1発明の一実施の形態を示す図で、図1は全体
構成図、図2は画像データの処理説明図、図3は閾値レ
ベル説明図で、図3(A)は画素階調値図。図3(B)
は2値化レベル図、図3(C)は調整閾値明度図であ
り、図中同一符号は同一部分を示す。
【0014】図1において、1は人などの動体の有無を
監視する領域の画像信号を出力するテレビカメラ等の撮
像装置、2は撮像装置1からの画像信号をディジタル化
するA/D変換器、3はA/D変換器2でディジタル化
された画像データを記憶する現在画像メモリ、4はA/
D変換器2からの画像データを背景画像として記憶する
背景画像メモリ、5は現在画像メモリ3の画素値と背景
画像メモリ4の画素値の差分を求め、その差分値を閾値
設定調整手段6で設定される閾値と比較して2値化する
差分2値化手段、7は2値化画像データからの動体の有
無や個数を計数する動体数計数手段である。
【0015】図2は白っぽい床面すなわち背景21と黒
っぽい床面すなわち背景22の混在する床面を背景とし
て、上方から撮像して人の有無を検出する場合の画像デ
ータの例を示している。aは現在画像データ、bは背景
画像データ、cは差分画像データ、dは2値化画像デー
タを示し、現在画像データaの中央部の動体23は人の
頭部である動体部分である。
【0016】図3(A)は現在画像データ及び背景画像
データの白っぽい背景21、黒っぽい背景22及び動体
部分(人間の頭部)23の画素階調値を示し、図3
(B)は動体23と白っぽい背景21との差分値21a
及び動体部分23と黒っぽい背景22の差分値22aを
示し、X,Yは2値化処理の閾値レベルで、Xは白っぽ
い背景21における閾値、Yは黒っぽい背景22におけ
る閾値、図3(C)は背景画像に対応して生成された調
整閾値の明度を示す。なお、調整閾値(図3(C))は
閾値レベルが高いほど黒く(左側)、低いほど白く(右
側)表示している。
【0017】次に、この実施の形態の動作を説明する。
最初に初期設定として、人などの動体が存在しない状態
で、撮像装置1により監視領域を撮像し、その画像をA
/D変換器2でディジタル化した画像データを背景画像
データとして背景画像メモリ4に記憶する。また、閾値
設定調整手段6に動体の有無を判定するための基準閾値
X,Yを設定しておく。
【0018】次いで、動体検出のモードに入り、撮像装
置1からA/D変換器2を介して入力された画像データ
を現在画像メモリ3に記憶する。差分2値化手段5は現
在画像メモリ3と背景画像メモリ4の画像データを画素
ごどに比較して差分を求め、その差分値が閾値設定調整
手段6の支,Yよりも大きい画像は動体の存在する黒、
差分値が閾値以下の画像は動体の存在しない白として2
値化画像データに変換して動体部分23を検出する。
【0019】このとき、閾値設定調整手段6は、差分2
値化手段5で動体部分23を抽出する際の2値化閾値
X,Yを、背景画像メモリ4の対応する画素値に応じて
調整する。すなわち、黒い物体を検出する場合には、背
景画素が明るいほど大きい閾値Xとし、暗いほど小さい
閾値Yとする。例えば、(調整閾値)=(基準閾値)×
(背景画素値)/A(Aは定数)の変換式を用いて調整
閾値を求める。これで、図3(B)に示すように、黒っ
ぽい背景22における2値化閾値Yが小さくなり、図3
(C)に示すような背景画像の明暗に応じた調整閾値デ
ータを生成する。
【0020】差分2値化手段5は、現在画像メモリ3に
記憶された現在画像データと、背景画像メモリ4に記憶
された背景画像データの差分画像データcを生成し、そ
の各画素ごとに調整閾値データ(図3(C))と比較し
て2値化処理を実行する。その結果、黒っぽい背景の部
分に黒い物体が存在しても検出可能となり、2値化画像
データdに示すように動体部分23の全体が検出される
ことになる。このように、背景画像の画素値で差分2値
化閾値X,Yを調整することにより、動体部分23の検
出精度を改善することができる。
【0021】そして、動体数計数手段7は、差分2値化
手段5による2値化画像データに対して、動体部分23
の存在する黒画素の数や、黒画素の塊数を画像処理によ
り求め、その数から動体数を推定する。なお、上記実施
の形態では、背景画素値と比例関係によって調整した
後、閾値X,Yを設定するものとしたが、背景画素値と
比例関係にする必要はなく、変換テーブル等を用意して
背景画素値に応じて閾値を設定するようにしてもよい。
また、背景画素値が所定範囲(例えば、所定値よりも暗
い背景画素)に対してだけ、閾値を補正するようにして
もよい。
【0022】また、上記実施の形態では差分2値化手段
5で背景画素よりも暗い(黒い)物体だけを検出するも
のとしたが、背景画素よりも明るい(白い)物体を検出
するように構成してもよい。また、差分の絶対値により
動体抽出するようにしてもよい。この場合、背景画像よ
りも白い物体を検出する場合には、背景画像が白いほど
閾値が小さくなるように調整するものとする。また、画
素ごとに閾値を調整するものとしたが、複数画素ごとに
閾値を調整するようにしてもよい。
【0023】実施の形態2.図4〜図6はこの発明の第
2発明の一実施の形態を示す図で、図4は全体構成図、
図5は静止物体設置時の画像データの処理説明図、図6
は明るさ変動時の画像データの処理説明図であり、図1
及び図2と同様の部分は同一符号により示す(以下の実
施の形態も同じ)。図4において、9は背景画像メモリ
4に記憶されている背景画像データを、現在画像メモリ
3に取り込まれる現在画像データに、画素値を所定時間
間隔及び所定階調範囲内で近づけるように更新する背景
画像更新手段である。これ以外は図1と同様である。
【0024】図5において、a1〜d1は静止物体24
が設置された直後の現在画像、背景画像、差分画像及び
2値化画像の各データ、a2〜d2は静止物体24が設
置された後、ある程度時間が経過した時点での上記各画
像データ、a3〜d3は静止物体24が設置された後、
長時間が経過して静止物体24が完全に背景化された時
点での上記各画像データである。図6において、a4〜
d4は監視領域に動体がなく、明るさも一定の状態にお
ける上記各画像データ、a5〜d5は照明や日没などの
影響で明るさが変化した直後の上記各画像データ、a6
〜d6はその後に時間が経過して背景画像も暗く更新さ
れてきた時点での上記各画像データである。
【0025】次に、この実施の形態の動作を説明する。
背景画像データを背景画像メモリ4に記憶し、現在画像
データを現在画像メモリ3に記憶し、閾値設定調整手段
8に動体の有無を判定するための基準閾値を設定する点
は、実施の形態1と同様である。背景画像更新手段9
は、現在画像メモリ3に記憶された現在画像データの画
素値と、背景画像メモリ4の画素値を所定周期で比較
し、その差が所定階調範囲にあれば背景画像データを現
在画像データで置き換え、所定階調範囲以上であれば、
その階調値だけ、背景画像データを現在画像データに近
づけるように置換する。
【0026】図5は物体が設置されたままの状態の2値
化処理の例を示し、図6は照明等の影響で明るさが変化
した場合の2値化処理の例を示しているが、静止物体2
4が置かれたり、明るさが変動したりした直後は、動体
がなくても、現在画像データと背景画像データに差分が
生じ、2値化画像データd1,d2や2値化画像データ
d5に示すように、2値化画像に出力が生じる。
【0027】実施の形態1のように、背景画像データが
更新されない場合、この出力はそのまま継続してしま
う。実施の形態2では、背景画像更新手段9により、背
景画像データを現在画像データに近づけるように更新す
るため、背景画像データb3,b6のように背景画像デ
ータが更新され、その結果、差分画像データc3,c6
となり、2値化画像データd3,d6となって出力がな
くなる。なお、背景画像データが更新されると、背景画
像データの画素値レベルが変化するため、その度に調整
閾値X,Yは再計算される。
【0028】このようにして、背景画像データの各画素
ごとに2値化閾値X,Yを調整し、背景画像データを現
在画像データに近づけるように更新するようにしたた
め、背景画像の画素値の差による動体検出精度の低下を
抑えるとともに、照明や背景物の変化の影響を、再度の
初期設定作業をすることなく回避することが可能とな
る。また、背景画像データが現在画像データに近づくよ
うに更新されるため、初期設定時に背景画像データの設
定をしなくても、動作開始後、時間経過とともに動体の
検出をすることが可能となる。
【0029】実施の形態3.図7はこの発明の第3発明
の一実施の形態を示す全体構成図であり、図4に元背景
画像メモリ10を追加したものである。図において、1
0は現在画像メモリ3や背景画像メモリ4とは別に監視
領域の画像データを記憶する元背景画像メモリ、6Aは
元背景画像メモリ10に記憶されている画像データに基
づいて、差分2値化手段5で用いる閾値データを調整す
る閾値設定調整手段である。上記以外は図4と同様であ
る。
【0030】次に、この実施の形態の動作を説明する。
背景画像データ及び現在画像データの記憶、基準閾値の
設定並びに背景画像更新手段9による背景画像データの
更新については、実施の形態2と同様である。一方、動
体が存在しない状態の画像データは、初期設定時元背景
画像メモリ10にも記憶される。実施の形態2と同様
に、明るさが変動したり、物体が置かれたりして背景が
変化した直後は、動体がなくても、現在画像データと背
景画像データに差分が生じ、2値化画像データに出力が
生じる。
【0031】しかし、背景画像更新手段9により、背景
画像データは現在画像データに近づけるように更新され
るため、時間経過とともに出力がなくなる。このとき、
差分2値化処理に使用される調整閾値データは、元背景
画像データに基づいて調整されるため、背景画像データ
の画素レベルが変化しても、調整閾値データは再計算の
必要がない。
【0032】このようにして、元背景画像メモリ10を
設け、その画像データの各画素値ごとに2値化閾値を調
整することにより、背景画像の明暗差による動体検出精
度の低下を抑え、照明や背景物の変化の影響を再度の初
期設定作業をすることなく回避することが可能となる。
また、背景画像データの更新にかかわらず、調整閾値の
再計算が必要である。
【0033】実施の形態4.図8はこの発明の第4発明
の一実施の形態を示す全体構成図であり、図7に元背景
画像更新手段11を追加したものである。図において、
11は元背景画像メモリ10に記憶されている元背景画
像データを、背景画像更新手段9が背景画像を更新する
時間間隔よりも長い時間間隔で、かつ所定の階調値範囲
内で現在画像に近づけるように更新する元背景画像更新
手段である。
【0034】この実施の形態の動作は基本的には実施の
形態3と同様であり、明るさや静止物体の変化の影響に
よる2値化画像データに生じる出力は、背景画像データ
の更新によりなくなる。このとき、差分2値化処理に使
用される調整閾値データは、元背景画像データに基づい
て調整されるため、背景画像データの画素値レベルに基
づいて調整される場合よりも少ない再計算で済む。ま
た、調整閾値に背景物の変化の影響を反映させることも
できる。
【0035】実施の形態5.この発明の第5発明の一実
施の形態である。上記各実施の形態では、監視領域に存
在する人等の物体を検出する動体検出装置について説明
したが、監視領域をエレベーターホールとし、物体をエ
レベーターホールに集合する待客として待客数検出装置
を構成することが可能であり、エレベーターの運転制御
上有用なものとすることが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、現在画像データと背景画像データの差分を2値化
する際用いる閾値を、背景画像データの画素明度に応じ
て調整するようにしたので、例えば暗い背景の場所に黒
い動体が存在した場合には閾値を小さく調整することに
より、動作を抽出し損なう割合を低減し、検出精度を向
上させることができる。
【0037】また、第2発明では、背景画像データの各
画素値を所定の時間間隔かつ所定の階調範囲内で、現在
画像データの画素値に近づけるようにしたので、背景の
明るさの違いによる動体検出精度の低下を抑制し、検出
精度を向上させることができる。
【0038】また、第3発明では、差分2値化の閾値
を、背景画像データとは別の元背景画像データの画素明
度に応じて調整するようにしたので、背景の色調の違い
による影響を低減し、時間的に変動のない安定した閾値
で2値化処理が行われ、閾値調整の計算処理時間を短縮
することができる。
【0039】また、第4発明では、元背景画像データの
各画素値を、背景画像更新時間間隔よりも長い時間間
隔、かつ所定の階調値範囲内で、現在画像データの画素
値に近づけるようにしたので、閾値調整の計算処理時間
を更に短縮することができるとともに、背景の明るさの
違いによる動体検出精度の低下を抑制し、検出精度を向
上させることができる。
【0040】また、第5発明では、動体検出装置を、エ
レベーターホールを監視領域として待客数を検出する装
置に適用したので、エレベーターホールの明るさの違い
による待客検出精度の低下を抑制し、検出精度を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す画像データの
処理説明図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す閾値レベル説
明図で、(A)は画素調値図。(B)は2値化レベル
図、(C)は調整閾値明度図。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す全体構成図。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す静止物体設置
時の画像データの処理説明図。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す明るさ変動時
の画像データの処理説明図。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す全体構成図。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す全体構成図。
【図9】 従来の動体検出装置を示す全体構成図。
【図10】 従来の動体検出装置を示す画像データの処
理説明図。
【図11】 従来の動体検出装置を示す閾値レベル説明
図で、(A)は画素調値図。(B)は2値化レベル図、
(C)は調整閾値明度図。
【符号の説明】
1 撮像装置、2 A/D変換器、3 現在画像メモ
リ、4 背景画像メモリ、5 差分2値化手段、6,6
A 閾値設定調整手段、7 動体数計数手段、9背景画
像更新手段、10 元背景画像メモリ、11 元背景画
像更新手段、23 動体、24 静止物体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域を撮像装置で撮像してメモリに
    記憶した現在画像データと、上記監視領域に物体が存在
    しない状態を上記撮像装置で撮像してメモリに記憶した
    背景画像データとの差分を求め、これを閾値と比較して
    2値化し、得られた差分2値化画像から上記監視領域内
    の動体の有無や数量を計数する装置において、上記背景
    画像データの画素明度に応じて上記差分2値化の閾値を
    調整する閾値設定調整手段を備えたことを特徴とする動
    体検出装置。
  2. 【請求項2】 背景画像データの各画素値を所定の時間
    間隔かつ所定の階調値範囲内で、現在画像データの画素
    値に近づけるように更新する背景画像更新手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の動体検出装置。
  3. 【請求項3】 背景画像メモリとは別に背景画像データ
    を元背景画像データとして記憶する元背景画像メモリを
    設け、閾値設定調整手段を、上記元背景画像データの画
    素明度に応じて差分2値化の閾値を調整するように構成
    したことを特徴とする請求項2記載の動体検出装置。
  4. 【請求項4】 元背景画像データの各画素値を、背景画
    像更新手段の更新時間間隔よりも長い時間間隔、かつ所
    定の階調値範囲内で、現在画像データの画素値に近づけ
    るように更新する元背景画像更新手段を設けたことを特
    徴とする請求項3記載の動体検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    動体検出装置を、エレベーターホールを監視領域として
    待客数を検出する装置に適用したことを特徴とするエレ
    ベーターの待客数検出装置。
JP4492498A 1998-02-26 1998-02-26 動体検出装置及びエレベーターの待客数検出装置。 Pending JPH11242731A (ja)

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