JPH11242656A - ネットワークにおけるディジタルデータの著作権検査装置及び著作権検査方法並びに著作権検査プログラムを記録した媒体 - Google Patents

ネットワークにおけるディジタルデータの著作権検査装置及び著作権検査方法並びに著作権検査プログラムを記録した媒体

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JPH11242656A
JPH11242656A JP10042396A JP4239698A JPH11242656A JP H11242656 A JPH11242656 A JP H11242656A JP 10042396 A JP10042396 A JP 10042396A JP 4239698 A JP4239698 A JP 4239698A JP H11242656 A JPH11242656 A JP H11242656A
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君彦 数井
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映史 森松
Kiichi Matsuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上で提供されるディジタルデー
タの著作権を自動的に検査できるようにする。 【解決手段】 ディジタルデータの著作権を検査するル
ーチンにおいて、ネットワーク上でディジタルデータを
提供するサイトからハイパーリンク情報を取り出し(S2
0)、取り出したハイパーリンク情報が特定する参照先
のサイトに対して、ハイパーリンク情報をパラメータと
してディジタルデータの著作権の検査を行うルーチンを
再帰的にコールする(S23) 。このとき、処理が無限ルー
プに陥らないようにするため、著作権の検査を行ったサ
イトをテーブルに記録し、テーブルに記録されているサ
イトに対しては、ディジタルデータの著作権を検査する
ルーチンを再帰的にコールしないようにする(S21,S22,S
24) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
提供されるディジタルデータの著作権を自動的に検査す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、コンピュータ技術の進歩によ
り、音声、画像、テキスト等のデータを、ディジタルデ
ータとしてコンピュータ上で取り扱うことが可能になっ
た。そして、ネットワークが構築されたコンピュータシ
ステム、例えば、インターネットにおいて、ディジタル
データの授受が容易に行われるようになった。
【0003】ところで、ディジタルデータは、劣化を伴
わずに容易に複製を作成することが可能なため、著作権
者に無断で複製、改変等がなされて不正使用されること
が多々ある。このため、主に著作権の保護を行う観点か
ら、ディジタルデータに、人間には認識されないような
形態で著作権情報を埋め込む電子すかし(watermarkin
g)という技術が開発された。電子すかしは、例えば、
画像を例にとると、人間には目に付きにくいような画像
の成分に信号を付加することで実現される(特願平9−
35258号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、著作権
情報が埋め込まれたディジタルデータを、例えば、イン
ターネット上で無断使用されていないかを検査する場合
には、次のような問題があった。即ち、従来技術では、
著作権を検査する場合、無断使用が行われている可能性
があるホームページに対して、人間がマニュアルで検査
しなければならなかった。ところが、インターネットに
は、膨大なホームページが開設されているため、全ての
ホームページに対して著作権を検査することは事実上不
可能であり、ディジタルデータの不正使用の検査が充分
行われていないのが実状であった。
【0005】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、参照経路を設定するハイパーリンクを利用
し、ネットワーク上で提供されるディジタルデータの著
作権を自動的に検査できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、ネットワーク上でディジタルデータを提供す
るデータ提供手段と、該データ提供手段により提供され
るディジタルデータから著作権情報を取り出し、取り出
された著作権情報に基づいて前記ディジタルデータの著
作権を検査する著作権検査手段と、を含んで構成され、
1つの前記データ提供手段から参照先のデータ提供手段
への参照を可能にするハイパーリンクが設定されたネッ
トワークにおけるディジタルデータの著作権検査装置で
あって、前記著作権検査手段によりディジタルデータの
著作権が検査されたときに、該ディジタルデータを提供
する前記データ提供手段からハイパーリンク情報を取り
出すハイパーリンク情報取出手段と、該ハイパーリンク
情報取出手段により取り出されたハイパーリンク情報が
特定する前記参照先のデータ提供手段に対して、前記著
作権検査手段を再帰的に起動させる再帰的起動手段と、
を含む構成とした。
【0007】かかる構成によれば、データ提供手段で提
供されるディジタルデータの著作権が検査されると、デ
ータ提供手段からハイパーリンク情報が取り出される。
そして、取り出されたハイパーリンク情報が特定する参
照先のデータ提供手段に対して、ディジタルデータの著
作権を検査する著作権検査手段が再帰的に起動される。
即ち、1つのデータ提供手段から参照先のデータ提供手
段へとハイパーリンクを辿りつつ、著作権検査手段が再
帰的に起動され、ディジタルデータの著作権が次々と検
査される。従って、少なくとも1つのデータ提供手段を
指定して著作権検査手段を起動させるだけで、複数のデ
ィジタルデータの著作権の検査が自動的に行われる。
【0008】請求項2記載の発明は、前記再帰的起動手
段により前記著作権検査手段が起動されたときに、著作
権が検査されたディジタルデータを提供する前記データ
提供手段を記録する起動記録手段を備え、前記再帰的起
動手段は、前記起動記録手段に記録されているデータ提
供手段に対して、前記著作権検査手段の起動をスキップ
させる構成とした。
【0009】かかる構成によれば、著作権検査手段が再
帰的に起動されると、著作権が検査されたデータ提供手
段が起動記録手段に記録される。そして、起動記録手段
に記録されているデータ提供手段に対しては、著作権検
査手段の起動がスキップされる。即ち、1つのデータ提
供手段に対しては、1回しかディジタルデータの著作権
の検査が行われないこととなる。従って、データ提供手
段の間で相互にハイパーリンクが設定されていても、同
じハイパーリンクを辿って著作権検査手段が何度も起動
されることが防止される。
【0010】請求項3記載の発明は、前記著作権検査手
段により著作権が検査されたディジタルデータの属性を
記録する属性記録手段と、該著作権検査手段により著作
権が検査されるディジタルデータの属性を取り出す属性
取出手段と、を備え、前記著作権検査手段は、前記属性
取出手段により取り出された属性と、前記属性記録手段
に記録されている属性と、が不一致のときに、前記ディ
ジタルデータの著作権を検査する構成とした。
【0011】かかる構成によれば、著作権検査手段によ
りディジタルデータの著作権が検査されると、検査され
たディジタルデータの属性が属性記録手段に記録され
る。そして、著作権の検査を行おうとするディジタルデ
ータの属性と、属性記録手段に記録されているディジタ
ルデータの属性と、が不一致のときのみ、ディジタルデ
ータの著作権の検査が行われる。これは、前回の著作権
の検査と今回の著作権の検査との間で、ディジタルデー
タの改変等が行われると、ディジタルデータの属性が変
更されることを利用している。即ち、検査対象のディジ
タルデータの属性と、属性記録手段に記録されているデ
ィジタルデータの属性と、が一致している場合には、デ
ィジタルデータの改変等が行われていないと判断でき
る。従って、かかるディジタルデータに対しては、著作
権の検査を行う必要がない。
【0012】請求項4記載の発明は、予め設定されたス
ケジュールに従って、前記著作権検査手段を自動的に起
動する自動起動手段を備えた構成とした。かかる構成に
よれば、予め設定されたスケジュールに従って、著作権
検査手段が自動的に起動される。従って、ディジタルデ
ータの著作権の検査が、自動的に行われることとなり、
検査を行うユーザの手間が軽減する。
【0013】請求項5記載の発明は、ネットワーク上で
ディジタルデータを提供するデータ提供工程と、該デー
タ提供工程により提供されるディジタルデータから著作
権情報を取り出し、取り出された著作権情報に基づいて
前記ディジタルデータの著作権を検査する著作権検査工
程と、を含んで構成され、1つの前記データ提供工程か
ら参照先のデータ提供工程への参照を可能にするハイパ
ーリンクが設定されたネットワークにおけるディジタル
データの著作権検査方法であって、前記著作権検査工程
によりディジタルデータの著作権が検査されたときに、
該ディジタルデータを提供する前記データ提供工程から
ハイパーリンク情報を取り出すハイパーリンク情報取出
工程と、該ハイパーリンク情報取出工程により取り出さ
れたハイパーリンク情報が特定する前記参照先のデータ
提供工程に対して、前記著作権検査工程を再帰的に起動
させる再帰的起動工程と、を含む構成とした。
【0014】かかる構成によれば、データ提供工程で提
供されるディジタルデータの著作権が検査されると、デ
ータ提供工程からハイパーリンク情報が取り出される。
そして、取り出されたハイパーリンク情報が特定する参
照先のデータ提供工程に対して、ディジタルデータの著
作権を検査する著作権検査工程が再帰的に起動される。
即ち、1つのデータ提供工程から参照先のデータ提供工
程へとハイパーリンクを辿りつつ、著作権検査工程が再
帰的に起動され、ディジタルデータの著作権が次々と検
査される。従って、少なくとも1つのデータ提供工程を
指定して著作権検査工程を起動させるだけで、複数のデ
ィジタルデータの著作権の検査が自動的に行われる。
【0015】請求項6記載の発明は、前記再帰的起動工
程により前記著作権検査工程が起動されたときに、著作
権が検査されたディジタルデータを提供する前記データ
提供工程を記録する起動記録工程を備え、前記再帰的起
動工程は、前記起動記録工程に記録されているデータ提
供工程に対して、前記著作権検査工程の起動をスキップ
させる構成とした。
【0016】かかる構成によれば、著作権検査工程が再
帰的に起動されると、著作権が検査されたデータ提供工
程が起動記録工程に記録される。そして、起動記録工程
に記録されているデータ提供工程に対しては、著作権検
査工程の起動がスキップされる。即ち、1つのデータ提
供工程に対しては、1回しかディジタルデータの著作権
の検査が行われないこととなる。従って、データ提供工
程の間で相互にハイパーリンクが設定されていても、同
じハイパーリンクを辿って著作権検査工程が何度も起動
されることが防止される。
【0017】請求項7記載の発明は、前記著作権検査工
程により著作権が検査されたディジタルデータの属性を
記録する属性記録工程と、該著作権検査工程により著作
権が検査されるディジタルデータの属性を取り出す属性
取出工程と、を備え、前記著作権検査工程は、前記属性
取出工程により取り出された属性と、前記属性記録工程
に記録されている属性と、が不一致のときに、前記ディ
ジタルデータの著作権の検査を行う構成とした。
【0018】かかる構成によれば、著作権検査工程によ
りディジタルデータの著作権が検査されると、検査され
たディジタルデータの属性が属性記録工程に記録され
る。そして、著作権の検査を行おうとするディジタルデ
ータの属性と、属性記録工程に記録されているディジタ
ルデータの属性と、が不一致のときのみ、ディジタルデ
ータの著作権の検査が行われる。これは、前回の著作権
の検査と今回の著作権の検査との間で、ディジタルデー
タの改変等が行われると、ディジタルデータの属性が変
更されることを利用している。即ち、検査対象のディジ
タルデータの属性と、属性記録工程に記録されているデ
ィジタルデータの属性と、が一致している場合には、デ
ィジタルデータの改変等が行われていないと判断でき
る。従って、かかるディジタルデータに対しては、著作
権の検査を行う必要がない。
【0019】請求項8記載の発明は、予め設定されたス
ケジュールに従って、前記著作権検査工程を自動的に起
動する自動起動工程を備えた構成とした。かかる構成に
よれば、予め設定されたスケジュールに従って、著作権
検査工程が自動的に起動される。従って、ディジタルデ
ータの著作権の検査が、自動的に行われることとなり、
検査を行うユーザの手間が軽減する。
【0020】請求項9記載の発明は、ネットワーク上で
ディジタルデータを提供するデータ提供機能と、該デー
タ提供機能により提供されるディジタルデータから著作
権情報を取り出し、取り出された著作権情報に基づいて
前記ディジタルデータの著作権を検査する著作権検査機
能と、を含んで構成され、1つの前記データ提供機能か
ら参照先のデータ提供機能への参照を可能にするハイパ
ーリンクが設定されたネットワークにおけるディジタル
データの著作権検査プログラムが記録された媒体であっ
て、前記著作権検査機能によりディジタルデータの著作
権が検査されたときに、該ディジタルデータを提供する
前記データ提供機能からハイパーリンク情報を取り出す
ハイパーリンク情報取出機能と、該ハイパーリンク情報
取出機能により取り出されたハイパーリンク情報が特定
する前記参照先のデータ提供機能に対して、前記著作権
検査機能を再帰的に起動させる再帰的起動機能と、を実
現するための著作権検査プログラムを媒体に記録した。
【0021】ここで、「媒体」とは、各種情報を確実に
記録でき、かつ、必要に応じて確実に取り出し可能なも
のをいい、紙カード(パンチカード)、紙テープ、磁気
テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、ICカード、CD
−ROM等が該当する。かかる構成によれば、データ提
供機能と、著作権検査機能と、ハイパーリンク情報取出
機能と、再帰的起動手段と、を実現するための著作権検
査プログラムが媒体に記録されるので、かかるプログラ
ムを記録した媒体があれば、本発明に係るディジタルデ
ータの著作権検査装置を容易に構築することができる。
【0022】請求項10記載の発明は、前記再帰的起動
機能により前記著作権検査機能が起動されたときに、著
作権が検査されたディジタルデータを提供する前記デー
タ提供機能を記録する起動記録機能を備え、前記再帰的
起動機能は、前記起動記録機能に記録されているデータ
提供機能に対して、前記著作権検査機能の起動をスキッ
プさせる構成とした。
【0023】かかる構成によれば、著作権検査機能が再
帰的に起動されると、著作権が検査されたデータ提供機
能が起動記録機能に記録される。そして、起動記録機能
に記録されているデータ提供機能に対しては、著作権検
査機能の起動がスキップされる。即ち、1つのデータ提
供機能に対しては、1回しかディジタルデータの著作権
の検査が行われないこととなる。従って、データ提供機
能の間で相互にハイパーリンクが設定されていても、同
じハイパーリンクを辿って著作権検査機能が何度も起動
されることが防止される。
【0024】請求項11記載の発明は、前記著作権検査
機能により著作権が検査されたディジタルデータの属性
を記録する属性記録機能と、該著作権検査機能により著
作権が検査されるディジタルデータの属性を取り出す属
性取出機能と、を備え、前記著作権検査機能は、前記属
性取出機能により取り出された属性と、前記属性記録機
能に記録されている属性と、が不一致のときに、前記デ
ィジタルデータの著作権の検査を行う構成とした。
【0025】かかる構成によれば、著作権検査機能によ
りディジタルデータの著作権が検査されると、検査され
たディジタルデータの属性が属性記録機能に記録され
る。そして、著作権の検査を行おうとするディジタルデ
ータの属性と、属性記録機能に記録されているディジタ
ルデータの属性と、が不一致のときのみ、ディジタルデ
ータの著作権の検査が行われる。これは、前回の著作権
の検査と今回の著作権の検査との間で、ディジタルデー
タの改変等が行われると、ディジタルデータの属性が変
更されることを利用している。即ち、検査対象のディジ
タルデータの属性と、属性記録機能に記録されているデ
ィジタルデータの属性と、が一致している場合には、デ
ィジタルデータの改変等が行われていないと判断でき
る。従って、かかるディジタルデータに対しては、著作
権の検査を行う必要がない。
【0026】請求項12記載の発明は、予め設定された
スケジュールに従って、前記著作権検査機能を自動的に
起動する自動起動機能を備えた構成とした。かかる構成
によれば、予め設定されたスケジュールに従って、著作
権検査機能が自動的に起動される。従って、ディジタル
データの著作権の検査が、自動的に行われることとな
り、検査を行うユーザの手間が軽減する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1は、本発明に係る著作権検査装
置を、インターネット上で実現した一実施形態のシステ
ム構成を示す。インターネットは、WWW(World Wide
Web)サーバ10と、クライアント20と、を含んで構
成される。なお、WWWサーバ10及びクライアント2
0は、少なくとも中央処理装置(CPU)とメモリとを
備え、メモリ上のプログラムを実行する電子計算機であ
る。
【0028】WWWサーバ10は、データベース12
と、サーバソフト14と、を含んで構成される。データ
ベース12には、Hyper Text Markup Language(以下
「HTML」という)で記述された文書が蓄積される。
HTML文書は、例えば、図2に示すように記述され、
図3に示すようなインターネットのホームページ(デー
タ提供手段、データ提供工程、データ提供機能)を表現
する。ホームページでは、任意のディジタルデータ、例
えば、画像、音声等を提供することができる。また、ホ
ームページでは、他のホームページへの参照を可能にす
るハイパーリンクを設定することができる。図2のホー
ムページでは、参照可能なホームページへのハイパーリ
ンクとして、<A HREF="HTTP://www.yyy.jp/"> go to YY
Y Home Page</A> 、<A HREF="HTTP://www.zzz.jp/"> go
to ZZZ Home Page</A> という記述方法で設定される。
即ち、YYYホームページとZZZホームページとが、
参照可能となっている。
【0029】また、ディジタルデータには、図4に示す
ように、著作権情報を埋め込むことができる。例えば、
原画像に対して著作権情報「FJ」を、人間には認識さ
れないような形態で埋め込む。そして、著作権を検査す
る場合には、検査対象である画像から著作権情報「F
J」を取り出し、埋め込んだ著作権情報と取り出した著
作権情報との類似性を調べて、自己が著作権を保有する
画像であるか否かを判断する。ここで、著作権情報は、
画像のサイズを変更したり、或いは、画像に対して編集
等を行っても、著作権情報が残っているように埋め込む
のがよい。なお、著作権情報は、画像だけではなく、例
えば、音声、ビデオ等にも埋め込むことが可能である。
【0030】サーバソフト14は、クライアント20か
らの要求に応じて、データベース12に登録されている
HTML文書の参照、更新等を行い、その結果をクライ
アント20に返送する。一方、クライアント20は、ブ
ラウザ22と、著作権検査ソフト24と、属性記録ファ
イル26(属性記録手段、属性記録工程、属性記録機
能)と、リンクテーブルファイル28(起動記録手段、
起動記録工程、起動記録機能)と、を含んで構成され
る。ブラウザ22は、HTML文書の操作を行うユーザ
に対して、操作環境を提供する。操作環境は、例えば、
GUI(Graphic User Interface)を使用して容易に操
作が行えるように設計される。著作権検査ソフト24
は、自己が著作権を保有するディジタルデータが不正使
用されていないか否かを検査する際に、複数のHTML
文書に対して著作権の自動検査を行う。属性記録ファイ
ル26は、著作権の検査を行ったディジタルデータの属
性を記録する。ディジタルデータの属性としては、図5
に示すように、少なくとも、ディジタルデータの所在位
置を示すURL(Uniform Resource Locator)に対する
ファイルサイズ及び最終更新日が記録される。リンクテ
ーブルファイル28は、図6に示すように、著作権が検
査済みのURLが登録される。但し、リンクテーブルフ
ァイル28に代えて、メモリ上に検査済みのURLを登
録するようにしてもよい。
【0031】なお、著作権検査ソフト24は、著作権検
査手段、ハイパーリンク情報取出手段、再帰的起動手
段、属性取出手段、自動起動手段、著作権検査工程、ハ
イパーリンク情報取出工程、再帰的起動工程、属性取出
工程、自動起動工程、著作権検査機能、ハイパーリンク
情報取出機能、再帰的起動機能、属性取出機能、自動起
動機能をプログラムによって実現する。
【0032】そして、WWWサーバ10とクライアント
20とは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)
と呼ばれる通信プロトコルを介して接続される。サーバ
ソフト14は、ブラウザ22からURLが送られると、
データベース12を操作してブラウザ22にHTML文
書を返送する。次に、かかる構成からなる著作権検査装
置の作用について、図1のシステム構成図、及び、図7
〜図9のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0033】図7は、著作権の検査を行うメインルーチ
ンを示し、例えば、ユーザが著作権の検査開始を指示し
たときに実行される。ステップ1(図では「S1」と略
記する。以下同様)では、著作権の検査を開始するホー
ムページのURLを少なくとも1つ指定する。なお、指
定するURLは、スタックのオーバフローを防止するた
め、所定値に制限してもよい。
【0034】ステップ2では、リンクテーブルファイル
28を初期化する。即ち、リンクテーブルファイル28
をクリアし、著作権が検査済みのURLが未登録の状態
にする。ステップ3では、指定されたURLをパラメー
タとして、著作権の検査を行うサブルーチンをコールす
る。
【0035】ステップ4では、著作権を検査したホーム
ページを示すURLを、リンクテーブルファイル28に
登録する。ステップ5では、ステップ1で指定した全て
のURLに対して、著作権を検査したか否かを判断す
る。そして、全てのURLを検査したと判断されれば検
査を終了し(Yes)、全てのURLが検査されていな
いと判断されればステップ3へと戻る(No)。
【0036】図8及び図9は、著作権の検査を実際に行
うサブルーチンを示す。ステップ10では、パラメータ
としてのURLが示すホームページのHTML文書を取
得する。即ち、図2に示すような、HTML文書を取得
する。ステップ11では、取得したHTML文書で使用
されているディジタルデータの属性を取得する。図2に
示すHTML文書では、画像、具体的には、image1.tif
(TIFF形式)とimage2.jpg(JPEG形式)の属性(図5参
照)が取得される。なお、ステップ11の処理が、属性
取出手段、属性取出工程、属性取出機能に相当する。
【0037】ステップ12では、属性記録ファイル26
から、検査対象のディジタルデータの属性を読み込む。
即ち、検査対象のディジタルデータ(image1.tif、imag
e2.jpg)の属性を、属性記録ファイル26から読み込
み、ファイルサイズ及び最終更新日を取得する。ステッ
プ13では、ステップ11で取得した属性と、ステップ
12で取得した属性と、が一致しているか否かを判断す
る。属性は、ファイルサイズ及び最終更新日の両方が一
致している場合に、一致していると判断する。そして、
属性が一致していればステップ20へと進み(Ye
s)、属性が一致していなければステップ14へと進む
(No)。
【0038】ところで、画像等のディジタルデータは、
JPEG等の圧縮技術が進歩した今日においても、その
転送に時間がかかると共に、ネットワークに大きな負担
をかける。しかし、ステップ11〜ステップ13の処理
によれば、検査対象のディジタルデータの属性と属性記
録ファイル26に記録されているディジタルデータの属
性とが一致している場合には、著作権の検査が行われな
い。これは、ディジタルデータの改変等を行った場合、
ファイルサイズや最終更新日が変更されるため、前回の
検査と今回の検査とで属性が一致していれば、改変等が
行われていないと判断できるためである。従って、検査
対象となるディジタルデータの個数が低減し、検査時間
の短縮が図られ、効率的な検査が可能となる。
【0039】ステップ14では、検査対象のディジタル
データの属性に基いて、属性記録ファイル26を更新す
る。即ち、属性記録ファイル26に記録されている検査
対象のディジタルデータの属性を、検査対象のディジタ
ルデータの属性とする。ステップ15では、ステップ1
0で取得したHTML文書で使用されているディジタル
データを取得する。図2に示すHTML文書では、imag
e1.tif(TIFF形式)とimage2.jpg(JPEG形式)の画像が
取得される。
【0040】ステップ16では、取得したディジタルデ
ータから著作権情報を取り出す。著作権情報の取り出し
は、例えば、検査対象となるディジタルデータのファイ
ル名の拡張子等から著作権情報の取り出し方法を選択
し、選択した取り出し方法によって著作権情報を取り出
せばよい。ステップ17では、取り出した著作権情報と
検査したい著作権情報とを比較して、統計的手法を適用
して両者の相関性を求める。相関性を求めるには、例え
ば、取り出した著作権情報を構成する各ビットと、検査
したい著作権情報を構成する各ビットと、を1ビット毎
に比較し、一致するビットがいくつあるかを求める。そ
して、統計的手法を適用して、両者の相関性を求めれば
よい。
【0041】ステップ18では、求めた相関性に基い
て、取り出した著作権情報と検査したい著作権情報との
類似性が高いか否かを判断する。そして、両者の類似性
が高いと判断されればステップ19へと進み(Ye
s)、両者の類似性が高くないと判断されればステップ
20へと進む(No)。ステップ19では、取り出した
著作権情報と検査したい著作権情報との類似性が高いと
判断されたときの処理を行い、類似性が高いと判断され
たディジタルデータのURL、ファイル名等を出力す
る。ディジタルデータのURL等は、例えば、プリン
タ、モニタ等の出力装置に出力すればよい。
【0042】なお、ステップ13、ステップ15〜ステ
ップ19の処理が、著作権検査手段、著作権検査工程、
著作権検査機能に相当する。ステップ14〜ステップ1
9の処理によれば、検査対象のディジタルデータから取
り出した著作権情報と検査したい著作権情報との比較が
行われる。そして、両者の類似性が高いと判断される
と、検査対象のディジタルデータのURL等が出力装置
に出力される。従って、著作権を検査するユーザは、出
力装置に出力されたURL等を見ることで、ディジタル
データの不正使用が行われているホームページ等を把握
することができる。
【0043】ステップ20では、ステップ10で取得し
たHTML文書から、設定されているハイパーリンクの
URLを取得する。図2に示すHTML文書では、<A H
REF="HTTP://www.yyy.jp/">go to YYY Home Page</A>及
び<A HREF="HTTP://www.zzz.jp/">go to ZZZ Home Page
</A>という記述から、「HTTP://www.yyy.jp 」及び「HT
TP://www.zzz.jp 」というURLを取得する。即ち、図
3に示すホームページから、「HTTP://www.yyy.jp 」及
び「HTTP://www.zzz.jp 」が示すホームページへの参照
が行われていることを取得する。なお、ステップ20の
処理が、ハイパーリンク情報取出手段、ハイパーリンク
情報取出工程、ハイパーリンク情報取出機能に相当す
る。
【0044】ステップ21では、リンクテーブルファイ
ル28を検索して、ステップ20で取得されたURLが
登録されているか否かを判断する。図2に示すHTML
文書では、「HTTP://www.yyy.jp 」或いは「HTTP://ww
w.zzz.jp 」というURLが登録されているかを判断す
る。ステップ22では、リンクテーブルファイル28に
検索対象のURLが存在するか否かに基づく分岐処理を
行う。即ち、検索対象のURLが存在すればステップ2
5へと進み(Yes)、検索対象のURLが存在しなけ
ればステップ23へと進む(No)。
【0045】ステップ23では、検索対象のURL、即
ち、参照可能なホームページを示すURLをパラメータ
として、著作権の検査を行うサブルーチンを再帰的にコ
ールする。要するに、自分自身をコールする。なお、再
帰呼び出しを行う際に、スタックのオーバフローを防止
するため、再帰呼び出しの深さ(回数)を制限するリミ
ッタを設けるようにしてもよい。
【0046】なお、ステップ21〜ステップ23の処理
が、再帰的起動手段、再帰的起動工程、再帰的起動機能
に相当する。ステップ24では、著作権を検査したホー
ムページを示すURLを、リンクテーブルファイル28
に登録する。ステップ25では、ステップ20で取得し
たURLが示す全てのホームページに対して、著作権の
検査が行われたか否かを判断する。そして、全てのホー
ムページに対して検査が行われたと判断されればメイン
ルーチンにリターンし(Yes)、全てのホームページ
に対して検査が行われていないと判断されればステップ
21へと戻る(No)。なお、図2に示すHTML文書
の場合には、「HTTP://www.yyy.jp 」及び「HTTP://ww
w.zzz.jp 」というURLに対して、著作権の検査が行
われたときに、メインルーチンにリターンする。
【0047】ステップ20〜ステップ25の処理によれ
ば、参照可能な他のホームページを示すURLをパラメ
ータとして、著作権を検査するサブルーチンが再帰的に
コールされる。このため、著作権を検査する少なくとも
1つのホームページを指定するだけで、かかるホームペ
ージから参照可能な他のホームページに対して、次々と
著作権の検査が自動的に行われる。従って、広範囲なホ
ームページに対して、ディジタルデータの著作権の検査
が自動的に行われる。
【0048】また、インターネットのホームページで
は、相互にハイパーリンクを設定している場合があり、
著作権の検査を自動で行うときに、無限ループに陥って
しまい処理がいつまでも終了しないことがある。しか
し、ステップ21及びステップ22の処理によって、リ
ンクテーブルファイル28に登録されているURLに対
しては、著作権の検査が行われないようにすることで、
かかる不具合が回避される。
【0049】リンクテーブルファイル28の作用につい
て、具体例をもって説明すると次のようになる。先ず、
著作権の検査を開始するホームページ(http://www.xx
x.jp)から参照可能なホームページ(http://www.yyy.j
p )の著作権を検査する際に、リンクテーブルファイル
28に「http://www.yyy.jp 」が登録済みか否か判断さ
れる。この場合、ステップ2においてリンクテーブルフ
ァイル28の初期化が行われているので、「http://ww
w.yyy.jp 」は未登録であり、著作権の検査が行われ
る。そして、著作権の検査が行われると、リンクテーブ
ルファイル28に「http://www.yyy.jp 」が登録され
る。
【0050】次に、他の参照可能なホームページ(htt
p://www.zzz.jp )の著作権を検査する際に、リンクテ
ーブルファイル28に「http://www.zzz.jp 」が登録済
みか否か判断される。この場合、リンクテーブルファイ
ル28には、「http://www.yyy.jp 」のみが登録されて
いるので、著作権の検査が行われる。そして、著作権の
検査が行われると、リンクテーブルファイル28に「ht
tp://www.zzz.jp 」が登録される。
【0051】この状態において、「http://www.yyy.jp
」或いは「http://www.zzz.jp 」が示すホームページ
に対して、再び著作権の検査が行われようとすると、リ
ンクテーブルファイル28の検索が行われる。この場
合、リンクテーブルファイル28には、既に「http://w
ww.yyy.jp 」及び「http://www.zzz.jp 」が登録済みで
あるので、図8及び図9に示すサブルーチンが再帰的に
コールされない。
【0052】従って、既に検査されたホームページに対
しては、著作権の検査が行われず、無限ループに陥って
しまうことが防止されるのである。以上説明した図7〜
図9の処理によれば、著作権の検査を開始する少なくと
も1つのホームページを指定すれば、そのホームページ
で使用されているディジタルデータに対して、著作権の
検査が行われる。そして、検査対象のディジタルデータ
が不正使用されている可能性が高いと判断されたときに
は、そのディジタルデータのURL等が出力装置に出力
される。その後、指定したホームページから参照可能な
ホームページを示すURLをパラメータとして、自分自
身が再帰的にコールされる。従って、ディジタルデータ
の著作権の検査を自動化することができ、従来では不充
分であったディジタルデータの不正使用の検査が充分行
われるようになる。
【0053】なお、インターネットのホームページは、
頻繁に変更等がされることが普通であるため、所定期間
や所定時間等に、著作権の検査が自動的に行われるよう
にしてもよい。例えば、著作権の検査を、週1回、毎週
土曜日の12時に実行するようにする。このようにすれ
ば、著作権の検査を行うユーザの負担を軽減できると共
に、著作権の検査を効果的に行うことができる。なお、
この処理が、自動起動手段、自動起動工程、自動起動機
能に相当する。
【0054】このような機能を実現するプログラムを、
例えば、紙カード(パンチカード)、紙テープ、磁気テ
ープ、磁気ディスク、磁気ドラム、ICカード、CD−
ROM等の媒体に記録しておけば、本発明に係るディジ
タルデータの著作権検査プログラムを市場に流通させる
ことができる。そして、かかる媒体を取得した者は、一
般的な電子計算機システムを利用して、ディジタルデー
タの著作権検査装置を容易に構築することが可能とな
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は請求
項5に記載の発明によれば、ネットワーク上で提供され
るディジタルデータの著作権を自動的に検査することが
できる。請求項2、請求項6又は請求項10に記載の発
明によれば、処理が無限ループに陥ることが防止され、
ディジタルデータの著作権の検査がいつまでも終了しな
いという不具合を回避することができる。
【0056】請求項3、請求項7又は請求項11に記載
の発明によれば、改変等が行われていないディジタルデ
ータに対する著作権の検査が行われないようにすること
で、検査効率を向上することができる。請求項4、請求
項8又は請求項12に記載の発明によれば、ディジタル
データの著作権を検査するユーザの手間を軽減すること
ができる。
【0057】請求項9記載の発明によれば、請求項1又
は請求項5記載の発明の効果に加え、本発明に係るディ
ジタルデータの著作権検査プログラムを流通させること
ができ、かかるプログラムが記録された媒体を取得した
者は、容易に著作権検査装置を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る著作権検査装置の一実施形態を示
すシステム図である。
【図2】ホームページを記述したHTML文書の一例を
示す図である。
【図3】同上のHTML文書で表示されるホームページ
を示す図である。
【図4】ディジタルデータに埋め込まれた著作権情報の
説明図である。
【図5】ディジタルデータの属性の説明図である。
【図6】リンクテーブルファイルの説明図である。
【図7】著作権の検査処理を示すメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【図8】著作権の検査処理を示すサブルーチンのフロー
チャートである。
【図9】著作権の検査処理を示すサブルーチンのフロー
チャートである。
【符号の説明】
24・・・著作権検査ソフト 26・・・属性記録ファイル 28・・・リンクテーブルファイル
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 英明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 数井 君彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 森松 映史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松田 喜一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上でディジタルデータを提供
    するデータ提供手段と、該データ提供手段により提供さ
    れるディジタルデータから著作権情報を取り出し、取り
    出された著作権情報に基づいて前記ディジタルデータの
    著作権を検査する著作権検査手段と、を含んで構成さ
    れ、1つの前記データ提供手段から参照先のデータ提供
    手段への参照を可能にするハイパーリンクが設定された
    ネットワークにおけるディジタルデータの著作権検査装
    置であって、 前記著作権検査手段によりディジタルデータの著作権が
    検査されたときに、該ディジタルデータを提供する前記
    データ提供手段からハイパーリンク情報を取り出すハイ
    パーリンク情報取出手段と、該ハイパーリンク情報取出
    手段により取り出されたハイパーリンク情報が特定する
    前記参照先のデータ提供手段に対して、前記著作権検査
    手段を再帰的に起動させる再帰的起動手段と、を含んで
    構成されたことを特徴とするネットワークにおけるディ
    ジタルデータの著作権検査装置。
  2. 【請求項2】前記再帰的起動手段により前記著作権検査
    手段が起動されたときに、著作権が検査されたディジタ
    ルデータを提供する前記データ提供手段を記録する起動
    記録手段を備え、 前記再帰的起動手段は、前記起動記録手段に記録されて
    いるデータ提供手段に対して、前記著作権検査手段の起
    動をスキップさせる構成である請求項1記載のネットワ
    ークにおけるディジタルデータの著作権検査装置。
  3. 【請求項3】前記著作権検査手段により著作権が検査さ
    れたディジタルデータの属性を記録する属性記録手段
    と、該著作権検査手段により著作権が検査されるディジ
    タルデータの属性を取り出す属性取出手段と、を備え、 前記著作権検査手段は、前記属性取出手段により取り出
    された属性と、前記属性記録手段に記録されている属性
    と、が不一致のときに、前記ディジタルデータの著作権
    を検査する構成である請求項1又は2に記載のネットワ
    ークにおけるディジタルデータの著作権検査装置。
  4. 【請求項4】予め設定されたスケジュールに従って、前
    記著作権検査手段を自動的に起動する自動起動手段を備
    えた構成である請求項1〜3のいずれか1つに記載のネ
    ットワークにおけるディジタルデータの著作権検査装
    置。
  5. 【請求項5】ネットワーク上でディジタルデータを提供
    するデータ提供工程と、該データ提供工程により提供さ
    れるディジタルデータから著作権情報を取り出し、取り
    出された著作権情報に基づいて前記ディジタルデータの
    著作権を検査する著作権検査工程と、を含んで構成さ
    れ、1つの前記データ提供工程から参照先のデータ提供
    工程への参照を可能にするハイパーリンクが設定された
    ネットワークにおけるディジタルデータの著作権検査方
    法であって、 前記著作権検査工程によりディジタルデータの著作権が
    検査されたときに、該ディジタルデータを提供する前記
    データ提供工程からハイパーリンク情報を取り出すハイ
    パーリンク情報取出工程と、該ハイパーリンク情報取出
    工程により取り出されたハイパーリンク情報が特定する
    前記参照先のデータ提供工程に対して、前記著作権検査
    工程を再帰的に起動させる再帰的起動工程と、を含んで
    構成されたことを特徴とするネットワークにおけるディ
    ジタルデータの著作権検査方法。
  6. 【請求項6】前記再帰的起動工程により前記著作権検査
    工程が起動されたときに、著作権が検査されたディジタ
    ルデータを提供する前記データ提供工程を記録する起動
    記録工程を備え、 前記再帰的起動工程は、前記起動記録工程に記録されて
    いるデータ提供工程に対して、前記著作権検査工程の起
    動をスキップさせる構成である請求項5記載のネットワ
    ークにおけるディジタルデータの著作権検査方法。
  7. 【請求項7】前記著作権検査工程により著作権が検査さ
    れたディジタルデータの属性を記録する属性記録工程
    と、該著作権検査工程により著作権が検査されるディジ
    タルデータの属性を取り出す属性取出工程と、を備え、 前記著作権検査工程は、前記属性取出工程により取り出
    された属性と、前記属性記録工程に記録されている属性
    と、が不一致のときに、前記ディジタルデータの著作権
    を検査する構成である請求項5又は6に記載のネットワ
    ークにおけるディジタルデータの著作権検査方法。
  8. 【請求項8】予め設定されたスケジュールに従って、前
    記著作権検査工程を自動的に起動する自動起動工程を備
    えた構成である請求項5〜7のいずれか1つに記載のネ
    ットワークにおけるディジタルデータの著作権検査方
    法。
  9. 【請求項9】ネットワーク上でディジタルデータを提供
    するデータ提供機能と、該データ提供機能により提供さ
    れるディジタルデータから著作権情報を取り出し、取り
    出された著作権情報に基づいて前記ディジタルデータの
    著作権を検査する著作権検査機能と、を含んで構成さ
    れ、1つの前記データ提供機能から参照先のデータ提供
    機能への参照を可能にするハイパーリンクが設定された
    ネットワークにおけるディジタルデータの著作権検査プ
    ログラムが記録された媒体であって、 前記著作権検査機能によりディジタルデータの著作権が
    検査されたときに、該ディジタルデータを提供する前記
    データ提供機能からハイパーリンク情報を取り出すハイ
    パーリンク情報取出機能と、該ハイパーリンク情報取出
    機能により取り出されたハイパーリンク情報が特定する
    前記参照先のデータ提供機能に対して、前記著作権検査
    機能を再帰的に起動させる再帰的起動機能と、を実現す
    るためのネットワークにおけるディジタルデータの著作
    権検査プログラムが記録された媒体。
  10. 【請求項10】前記再帰的起動機能により前記著作権検
    査機能が起動されたときに、著作権が検査されたディジ
    タルデータを提供する前記データ提供機能を記録する起
    動記録機能を備え、 前記再帰的起動機能は、前記起動記録機能に記録されて
    いるデータ提供機能に対して、前記著作権検査機能の起
    動をスキップさせる構成である請求項9記載のネットワ
    ークにおけるディジタルデータの著作権検査プログラム
    を記録した媒体。
  11. 【請求項11】前記著作権検査機能により著作権が検査
    されたディジタルデータの属性を記録する属性記録機能
    と、該著作権検査機能により著作権が検査されるディジ
    タルデータの属性を取り出す属性取出機能と、を備え、 前記著作権検査機能は、前記属性取出機能により取り出
    された属性と、前記属性記録機能に記録されている属性
    と、が不一致のときに、前記ディジタルデータの著作権
    を検査する構成である請求項9又は10に記載のネット
    ワークにおけるディジタルデータの著作権検査プログラ
    ムを記録した媒体。
  12. 【請求項12】予め設定されたスケジュールに従って、
    前記著作権検査機能を自動的に起動する自動起動機能を
    備えた構成である請求項9〜11のいずれか1つに記載
    のネットワークにおけるディジタルデータの著作権検査
    プログラムを記録した媒体。
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