JPH11242066A - 半導体部品搭載ボード用子基板 - Google Patents
半導体部品搭載ボード用子基板Info
- Publication number
- JPH11242066A JPH11242066A JP5907498A JP5907498A JPH11242066A JP H11242066 A JPH11242066 A JP H11242066A JP 5907498 A JP5907498 A JP 5907498A JP 5907498 A JP5907498 A JP 5907498A JP H11242066 A JPH11242066 A JP H11242066A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- component mounting
- semiconductor component
- semiconductor
- mounting board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/16—Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor
- H05K1/167—Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor incorporating printed resistors
Landscapes
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 恒温室に装填可能な半導体部品搭載ボードの
枚数を増加できるようにする。 【解決手段】 半導体部品搭載ボード1に対して半導体
部品を搭載するために、半導体部品搭載ボード1と半導
体部品との間に介在される半導体部品搭載ボード用子基
板において、半導体部品を搭載するために取付けられる
ソケット2aの各端子と、半導体部品搭載ボード1へ電
気的に接続するためのボード接続部2b,2cとの間を結
ぶ配線回路6の途中に、保護抵抗として薄膜平面抵抗7
を設ける。
枚数を増加できるようにする。 【解決手段】 半導体部品搭載ボード1に対して半導体
部品を搭載するために、半導体部品搭載ボード1と半導
体部品との間に介在される半導体部品搭載ボード用子基
板において、半導体部品を搭載するために取付けられる
ソケット2aの各端子と、半導体部品搭載ボード1へ電
気的に接続するためのボード接続部2b,2cとの間を結
ぶ配線回路6の途中に、保護抵抗として薄膜平面抵抗7
を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、恒温槽装置の恒温室内
へ挿入して半導体部品の温度環境試験及び機能試験を行
うのに使用される半導体部品搭載ボード用子基板の改良
に関する。
へ挿入して半導体部品の温度環境試験及び機能試験を行
うのに使用される半導体部品搭載ボード用子基板の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUやメモリなどの半導体部品に対す
る環境試験として、恒温槽装置を用いたバーンイン等が
行われている。該バーンインは、ヒータによって昇温さ
れた空気をファンを用いて供給することにより所定の温
度に維持させ得るようにした恒温室に、ソケットなどを
介して半導体部品が搭載された半導体部品搭載ボードを
装填し、恒温室内で昇温・降温操作を繰り返し行わせ
て、電力を供給された半導体部品がスティミュラス信号
に対してどのような状態変化を示すかを調べることによ
り、温度環境試験及び機能試験を行わせるようにしたも
のである。
る環境試験として、恒温槽装置を用いたバーンイン等が
行われている。該バーンインは、ヒータによって昇温さ
れた空気をファンを用いて供給することにより所定の温
度に維持させ得るようにした恒温室に、ソケットなどを
介して半導体部品が搭載された半導体部品搭載ボードを
装填し、恒温室内で昇温・降温操作を繰り返し行わせ
て、電力を供給された半導体部品がスティミュラス信号
に対してどのような状態変化を示すかを調べることによ
り、温度環境試験及び機能試験を行わせるようにしたも
のである。
【0003】その際、前記恒温室側に設けられた試験機
器用ソケット部と前記恒温室に装填される半導体部品搭
載ボードのボード側プラグ部とからなるコネクタを結合
することにより、前記半導体部品搭載ボードに搭載され
た半導体部品を、装置側に内蔵された前記試験機器に接
続させて、上記の試験が行われるようにしている。
器用ソケット部と前記恒温室に装填される半導体部品搭
載ボードのボード側プラグ部とからなるコネクタを結合
することにより、前記半導体部品搭載ボードに搭載され
た半導体部品を、装置側に内蔵された前記試験機器に接
続させて、上記の試験が行われるようにしている。
【0004】この試験装置の歩留まりを上げるために
は、一度の試験で該恒温室内へ入れることのできる半導
体部品数ができるだけ多くなるようにした方が良い。し
かし、近年CPUなどの半導体部品は、サイズは小さく
なりながらも多ピン化(BGAでは600ピン以上のも
のもある)が進んでいるため、この多ピン化の影響によ
り、半導体部品の保護目的で各ピンに接続される保護抵
抗の半導体部品搭載ボード上に占める設置面積の割合が
増大してしまい、恒温室内に装填できる半導体部品数を
それほど増やすことができない。
は、一度の試験で該恒温室内へ入れることのできる半導
体部品数ができるだけ多くなるようにした方が良い。し
かし、近年CPUなどの半導体部品は、サイズは小さく
なりながらも多ピン化(BGAでは600ピン以上のも
のもある)が進んでいるため、この多ピン化の影響によ
り、半導体部品の保護目的で各ピンに接続される保護抵
抗の半導体部品搭載ボード上に占める設置面積の割合が
増大してしまい、恒温室内に装填できる半導体部品数を
それほど増やすことができない。
【0005】また、CSP(Chip Scale Package)で
は、そのピンピッチが0.8mm以下となり、このよう
な微細化した半導体部品を搭載する半導体部品搭載ボー
ドを製作するためには、どうしてもプリント基板を多層
化する必要がある。しかし、半導体部品搭載ボードは、
前述のように、接続用のコネクタを使用するために半導
体部品搭載ボードの板厚を1.6mm程度に制限せざる
を得ないが、現状のプリント基板生産技術では、熱サイ
クルを加えることによる信頼性を配慮すると、前記板厚
で10層程度にするのが限度であり、そのため実装数を
増やそうとしてもかなり制約を受けることになる。また
多層化する際に必要となるスルーホール等の孔位置など
のずれは、上記熱サイクルを経た場合に大きなサイズの
ボード程顕著となるため、半導体部品搭載ボードのサイ
ズ拡張による半導体部品の搭載数を増やすことには限界
がある。
は、そのピンピッチが0.8mm以下となり、このよう
な微細化した半導体部品を搭載する半導体部品搭載ボー
ドを製作するためには、どうしてもプリント基板を多層
化する必要がある。しかし、半導体部品搭載ボードは、
前述のように、接続用のコネクタを使用するために半導
体部品搭載ボードの板厚を1.6mm程度に制限せざる
を得ないが、現状のプリント基板生産技術では、熱サイ
クルを加えることによる信頼性を配慮すると、前記板厚
で10層程度にするのが限度であり、そのため実装数を
増やそうとしてもかなり制約を受けることになる。また
多層化する際に必要となるスルーホール等の孔位置など
のずれは、上記熱サイクルを経た場合に大きなサイズの
ボード程顕著となるため、半導体部品搭載ボードのサイ
ズ拡張による半導体部品の搭載数を増やすことには限界
がある。
【0006】そこで、上記問題を解決するために、本願
発明者により、以下のような半導体部品搭載ボードが開
発された。該半導体部品搭載ボードを図3乃至図6を用
いて説明する。図中、1は半導体部品搭載ボード、2は
子基板、3は保護抵抗4を内蔵した縦型コネクタ、5は
電源供給用縦型コネクタを各示している。なお、上記縦
型コネクタ3と電源供給用縦型コネクタ5は、半導体部
品搭載ボード1と子基板2との間に介在させるものであ
る。前記半導体部品搭載ボード1は、恒温室に備えられ
た試験機器用のソケット部に結合するプラグ部1aを有
すると共に、後述する各子基板2への電源供給を行い、
またスティミュラス信号を送ったり、半導体部品からの
出力信号を受けるための配線回路がその表面に形成され
たプリント配線基板として構成されている。そして該配
線回路と子基板2上のこれらの配線回路との接続対応位
置に、夫々後述するコネクタ3及び5の導通端子3a、
3b及び5a、5bが接触し且つ電気的に接続できるよ
うに、スルーホール(図示なし)が形成されている。
発明者により、以下のような半導体部品搭載ボードが開
発された。該半導体部品搭載ボードを図3乃至図6を用
いて説明する。図中、1は半導体部品搭載ボード、2は
子基板、3は保護抵抗4を内蔵した縦型コネクタ、5は
電源供給用縦型コネクタを各示している。なお、上記縦
型コネクタ3と電源供給用縦型コネクタ5は、半導体部
品搭載ボード1と子基板2との間に介在させるものであ
る。前記半導体部品搭載ボード1は、恒温室に備えられ
た試験機器用のソケット部に結合するプラグ部1aを有
すると共に、後述する各子基板2への電源供給を行い、
またスティミュラス信号を送ったり、半導体部品からの
出力信号を受けるための配線回路がその表面に形成され
たプリント配線基板として構成されている。そして該配
線回路と子基板2上のこれらの配線回路との接続対応位
置に、夫々後述するコネクタ3及び5の導通端子3a、
3b及び5a、5bが接触し且つ電気的に接続できるよ
うに、スルーホール(図示なし)が形成されている。
【0007】前記子基板2は、図4及び図5に示すよう
に、その中央上面に半導体部品搭載用のソケット2aを
有すると共に、その周囲における、前記半導体部品搭載
ボード1の各スルーホールに対応する位置に、同様にコ
ネクタ3及び5の導通端子3a、3b及び5a、5bが
接触し且つ電気的に接続できるように、電源供給用、ス
ティミュラス信号送信用及び半導体部品出力信号受信用
のスルーホール2b及び2cが設けられている。そして
前記ソケット2aの各端子とこれらに対応するスルーホ
ール2b及び2cとが、夫々配線回路によって電気的に
接続されている。
に、その中央上面に半導体部品搭載用のソケット2aを
有すると共に、その周囲における、前記半導体部品搭載
ボード1の各スルーホールに対応する位置に、同様にコ
ネクタ3及び5の導通端子3a、3b及び5a、5bが
接触し且つ電気的に接続できるように、電源供給用、ス
ティミュラス信号送信用及び半導体部品出力信号受信用
のスルーホール2b及び2cが設けられている。そして
前記ソケット2aの各端子とこれらに対応するスルーホ
ール2b及び2cとが、夫々配線回路によって電気的に
接続されている。
【0008】前記コネクタ3は、図6に示されるよう
に、保護抵抗4が複数並列した状態で内蔵されており、
更に該抵抗4の端子が夫々延出して、コネクタの導通端
子3a及び3bが形成されている。なお、本構成におい
て、前記電源供給用縦型コネクタ5も両方の端子が夫々
延出して、縦型構成となっている。
に、保護抵抗4が複数並列した状態で内蔵されており、
更に該抵抗4の端子が夫々延出して、コネクタの導通端
子3a及び3bが形成されている。なお、本構成におい
て、前記電源供給用縦型コネクタ5も両方の端子が夫々
延出して、縦型構成となっている。
【0009】上記半導体部品搭載ボード1に子基板2を
搭載する場合は、図5に示されるように、コネクタ3及
び5の夫々の端子を、半導体部品搭載ボード1と子基板
2の対応する各スルーホールにはめ入れることで行われ
る。このように搭載することで、保護抵抗4を内蔵した
縦型コネクタ3の使用による立体化によって、半導体部
品搭載ボード1の面内における抵抗4の占めるスペース
が縮小し、より多くの半導体部品を搭載できることが可
能となる。図3は半導体部品搭載ボード1上への子基板
2の搭載状態を示しており、この例では一枚の半導体部
品搭載ボード1上に20枚の子基板2が搭載できるよう
になった(従って半導体部品は計20個搭載可能)。こ
れに対し、これ以前の半導体部品搭載ボードでは、同じ
サイズの場合、半導体部品は15個しか搭載できなかっ
た。
搭載する場合は、図5に示されるように、コネクタ3及
び5の夫々の端子を、半導体部品搭載ボード1と子基板
2の対応する各スルーホールにはめ入れることで行われ
る。このように搭載することで、保護抵抗4を内蔵した
縦型コネクタ3の使用による立体化によって、半導体部
品搭載ボード1の面内における抵抗4の占めるスペース
が縮小し、より多くの半導体部品を搭載できることが可
能となる。図3は半導体部品搭載ボード1上への子基板
2の搭載状態を示しており、この例では一枚の半導体部
品搭載ボード1上に20枚の子基板2が搭載できるよう
になった(従って半導体部品は計20個搭載可能)。こ
れに対し、これ以前の半導体部品搭載ボードでは、同じ
サイズの場合、半導体部品は15個しか搭載できなかっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た子基板2と保護抵抗4を内蔵した縦型コネクタ3とを
用いた半導体部品搭載ボード1では、縦型コネクタ3に
保護抵抗4を内蔵した分だけ、縦型コネクタ3が厚くな
り、その分、子基板2を搭載した後の半導体部品搭載ボ
ード1の厚さ寸法が増すため、恒温室に装填できる半導
体部品搭載ボード1の枚数を増やすことができないとい
う問題が残る。
た子基板2と保護抵抗4を内蔵した縦型コネクタ3とを
用いた半導体部品搭載ボード1では、縦型コネクタ3に
保護抵抗4を内蔵した分だけ、縦型コネクタ3が厚くな
り、その分、子基板2を搭載した後の半導体部品搭載ボ
ード1の厚さ寸法が増すため、恒温室に装填できる半導
体部品搭載ボード1の枚数を増やすことができないとい
う問題が残る。
【0011】本発明は上記構成の以上のような問題に鑑
み創案されたもので、恒温室に装填可能な枚数を増加で
きる半導体部品搭載ボード用子基板を提供し、恒温槽装
置一装置当たり単位時間でのバーイン検査の能率を向上
せんとするものである。
み創案されたもので、恒温室に装填可能な枚数を増加で
きる半導体部品搭載ボード用子基板を提供し、恒温槽装
置一装置当たり単位時間でのバーイン検査の能率を向上
せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の構成
は、半導体部品搭載ボードと半導体部品との間に介在さ
れる半導体部品搭載ボード用子基板において、半導体部
品を搭載するために取付けられるソケットの各端子と、
半導体部品搭載ボードへ電気的に接続するためのボード
接続部との間を結ぶ配線回路の途中に、保護抵抗として
薄膜平面抵抗を設けたことを基本的特徴としている。
は、半導体部品搭載ボードと半導体部品との間に介在さ
れる半導体部品搭載ボード用子基板において、半導体部
品を搭載するために取付けられるソケットの各端子と、
半導体部品搭載ボードへ電気的に接続するためのボード
接続部との間を結ぶ配線回路の途中に、保護抵抗として
薄膜平面抵抗を設けたことを基本的特徴としている。
【0013】上記構成によれば、子基板と半導体部品搭
載ボードとを電気的に接続するためのコネクタに保護抵
抗を内蔵する必要がなくなり、その分、コネクタが薄型
となって、子基板を搭載した後の半導体部品搭載ボード
の厚さ寸法を薄くすることができるため、恒温室に装填
できる半導体部品搭載ボードの枚数を増やすことができ
るようになる。
載ボードとを電気的に接続するためのコネクタに保護抵
抗を内蔵する必要がなくなり、その分、コネクタが薄型
となって、子基板を搭載した後の半導体部品搭載ボード
の厚さ寸法を薄くすることができるため、恒温室に装填
できる半導体部品搭載ボードの枚数を増やすことができ
るようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1及び図2は、本発明の構成の一実施形態を示
している。図1に示すように、子基板2における、半導
体部品搭載用のソケット2aの各端子と、半導体部品搭
載ボード1へ電気的に接続するためのスルーホール2b
及び2c(ボード接続部)との間を結ぶ配線回路6の途
中に、保護抵抗として薄膜平面抵抗7を設けたところに
その特徴がある。
する。図1及び図2は、本発明の構成の一実施形態を示
している。図1に示すように、子基板2における、半導
体部品搭載用のソケット2aの各端子と、半導体部品搭
載ボード1へ電気的に接続するためのスルーホール2b
及び2c(ボード接続部)との間を結ぶ配線回路6の途
中に、保護抵抗として薄膜平面抵抗7を設けたところに
その特徴がある。
【0015】該薄膜平面抵抗7は、例えば、図2に示す
ように、子基板2を構成するガラスエポキシやガラスポ
リイミド等の絶縁材板8の表面に、薄膜平面抵抗7とな
る酸化物抵抗体や薄膜ニッケル合金抵抗体等の抵抗体層
9を形成し、その上に配線回路6となる銅箔等の導体層
10を形成し、まず、配線回路6のパターンを残して導
体層10をエッチングし、次に、薄膜平面抵抗7のパタ
ーンを残して抵抗体層9をエッチングするようにして構
成する。なお、薄膜平面抵抗7は、配線回路6のパター
ンに不連続部11を形成し、該不連続部11間を接続す
るように設ける。
ように、子基板2を構成するガラスエポキシやガラスポ
リイミド等の絶縁材板8の表面に、薄膜平面抵抗7とな
る酸化物抵抗体や薄膜ニッケル合金抵抗体等の抵抗体層
9を形成し、その上に配線回路6となる銅箔等の導体層
10を形成し、まず、配線回路6のパターンを残して導
体層10をエッチングし、次に、薄膜平面抵抗7のパタ
ーンを残して抵抗体層9をエッチングするようにして構
成する。なお、薄膜平面抵抗7は、配線回路6のパター
ンに不連続部11を形成し、該不連続部11間を接続す
るように設ける。
【0016】上記構成によれば、子基板2における、半
導体部品搭載用のソケット2aの各端子と、半導体部品
搭載ボード1へ電気的に接続するためのスルーホール2
b及び2cとの間を結ぶ配線回路6の途中に、保護抵抗
として薄膜平面抵抗7を設けたので、子基板2と半導体
部品搭載ボード1とを電気的に接続するためのコネクタ
3に図6に示すような保護抵抗4を内蔵する必要がなく
なり、その分、コネクタ3が薄型となって、子基板2を
搭載した後の半導体部品搭載ボード1の厚さ寸法を薄く
することができるため、恒温室に装填できる半導体部品
搭載ボード1の枚数を増やすことができるようになる。
導体部品搭載用のソケット2aの各端子と、半導体部品
搭載ボード1へ電気的に接続するためのスルーホール2
b及び2cとの間を結ぶ配線回路6の途中に、保護抵抗
として薄膜平面抵抗7を設けたので、子基板2と半導体
部品搭載ボード1とを電気的に接続するためのコネクタ
3に図6に示すような保護抵抗4を内蔵する必要がなく
なり、その分、コネクタ3が薄型となって、子基板2を
搭載した後の半導体部品搭載ボード1の厚さ寸法を薄く
することができるため、恒温室に装填できる半導体部品
搭載ボード1の枚数を増やすことができるようになる。
【0017】また、該薄膜平面抵抗7を、子基板2を構
成するガラスエポキシやガラスポリイミド等の絶縁材板
8の表面に、薄膜平面抵抗7となる酸化物抵抗体や薄膜
ニッケル合金抵抗体等の抵抗体層9を形成し、その上に
配線回路6となる銅箔等の導体層10を形成し、まず、
配線回路6のパターンを残して導体層10をエッチング
し、次に、薄膜平面抵抗7のパターンを残して抵抗体層
9をエッチングして構成するようにしたので、簡単に薄
膜平面抵抗7を設けることが可能となる。
成するガラスエポキシやガラスポリイミド等の絶縁材板
8の表面に、薄膜平面抵抗7となる酸化物抵抗体や薄膜
ニッケル合金抵抗体等の抵抗体層9を形成し、その上に
配線回路6となる銅箔等の導体層10を形成し、まず、
配線回路6のパターンを残して導体層10をエッチング
し、次に、薄膜平面抵抗7のパターンを残して抵抗体層
9をエッチングして構成するようにしたので、簡単に薄
膜平面抵抗7を設けることが可能となる。
【0018】そして、薄膜平面抵抗7の抵抗値は、その
厚さと長さと幅によって簡単に設定することが可能であ
る。薄膜平面抵抗7の厚さは、抵抗体層9の形成時に設
定することができる。薄膜平面抵抗7は厚いほど抵抗値
が小さくなり、薄いほど抵抗値が大きくなる。また、薄
膜平面抵抗7の長さは、薄膜平面抵抗7のパターン作成
時に設定することができる。薄膜平面抵抗7は短いほど
抵抗値が小さくなり、長いほど抵抗値が大きくなる。こ
の場合、薄膜平面抵抗7を短くするには、配線回路6の
パターンをそれだけ長くすれば良い。反対に、薄膜平面
抵抗7を長くするには、配線回路6のパターンをそれに
対応する分だけ短くすることになる。さらに、薄膜平面
抵抗7の幅は、薄膜平面抵抗7のパターン作成時に設定
することができる。薄膜平面抵抗7は広幅であるほど抵
抗値が小さくなり、狭幅であるほど抵抗値が大きくな
る。
厚さと長さと幅によって簡単に設定することが可能であ
る。薄膜平面抵抗7の厚さは、抵抗体層9の形成時に設
定することができる。薄膜平面抵抗7は厚いほど抵抗値
が小さくなり、薄いほど抵抗値が大きくなる。また、薄
膜平面抵抗7の長さは、薄膜平面抵抗7のパターン作成
時に設定することができる。薄膜平面抵抗7は短いほど
抵抗値が小さくなり、長いほど抵抗値が大きくなる。こ
の場合、薄膜平面抵抗7を短くするには、配線回路6の
パターンをそれだけ長くすれば良い。反対に、薄膜平面
抵抗7を長くするには、配線回路6のパターンをそれに
対応する分だけ短くすることになる。さらに、薄膜平面
抵抗7の幅は、薄膜平面抵抗7のパターン作成時に設定
することができる。薄膜平面抵抗7は広幅であるほど抵
抗値が小さくなり、狭幅であるほど抵抗値が大きくな
る。
【0019】なお、要するに、半導体部品と、恒温室側
に設けられた試験機器用ソケット部との間に薄膜平面抵
抗7があれば良いので、薄膜平面抵抗7は、子基板2以
外にも、半導体部品搭載用ソケット2aにおける、半導
体部品の各端子と半導体部品搭載用のソケット2aの各
端子との間、あるいは、半導体部品搭載ボード1におけ
る、コネクタ3及び5の導通端子3a、3b及び5a、
5bを介して子基板2に電気的に接続するスルーホール
と、恒温室に備えられた試験機器用のソケット部に結合
するプラグ部1aとの間に設けても良い。
に設けられた試験機器用ソケット部との間に薄膜平面抵
抗7があれば良いので、薄膜平面抵抗7は、子基板2以
外にも、半導体部品搭載用ソケット2aにおける、半導
体部品の各端子と半導体部品搭載用のソケット2aの各
端子との間、あるいは、半導体部品搭載ボード1におけ
る、コネクタ3及び5の導通端子3a、3b及び5a、
5bを介して子基板2に電気的に接続するスルーホール
と、恒温室に備えられた試験機器用のソケット部に結合
するプラグ部1aとの間に設けても良い。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した本発明の構成によれば、子
基板と半導体部品搭載ボードとを電気的に接続するため
のコネクタに保護抵抗を内蔵する必要がなくなり、その
分、コネクタが薄型となって、子基板を搭載した後の半
導体部品搭載ボードの厚さ寸法を薄くすることができる
ため、恒温室に装填できる半導体部品搭載ボードの枚数
を増やすことができることになる。
基板と半導体部品搭載ボードとを電気的に接続するため
のコネクタに保護抵抗を内蔵する必要がなくなり、その
分、コネクタが薄型となって、子基板を搭載した後の半
導体部品搭載ボードの厚さ寸法を薄くすることができる
ため、恒温室に装填できる半導体部品搭載ボードの枚数
を増やすことができることになる。
【図1】本発明の構成の一実施形態に係る半導体部品搭
載ボードを示す平面図である。
載ボードを示す平面図である。
【図2】図1の部分断面図である。
【図3】本発明の基礎となった半導体部品搭載ボードを
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】図3の構成に使用される子基板の構成を示す平
面図である。
面図である。
【図5】図4の子基板にコネクタが接続された状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図6】保護抵抗内蔵式縦型コネクタの構成を示す説明
図である。
図である。
1 半導体部品搭載ボード 2 子基板 2a ソケット 2a、2b スルーホール(ボード接続
部) 3 縦型コネクタ 3a、3b、5a、5b 端子 6 配線回路 7 薄膜平面抵抗 8 絶縁材板 9 抵抗体層 10 導体層
部) 3 縦型コネクタ 3a、3b、5a、5b 端子 6 配線回路 7 薄膜平面抵抗 8 絶縁材板 9 抵抗体層 10 導体層
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体部品搭載ボードと半導体部品との
間に介在される半導体部品搭載ボード用子基板におい
て、半導体部品を搭載するために取付けられるソケット
の各端子と、半導体部品搭載ボードへ電気的に接続する
ためのボード接続部との間を結ぶ配線回路の途中に、保
護抵抗として薄膜平面抵抗を設けたことを特徴とする半
導体部品搭載ボード用子基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5907498A JPH11242066A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 半導体部品搭載ボード用子基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5907498A JPH11242066A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 半導体部品搭載ボード用子基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11242066A true JPH11242066A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13102852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5907498A Withdrawn JPH11242066A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 半導体部品搭載ボード用子基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11242066A (ja) |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP5907498A patent/JPH11242066A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |