JPH11241969A - タイヤの空気圧検出方法及び空気圧検出装置 - Google Patents

タイヤの空気圧検出方法及び空気圧検出装置

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JPH11241969A
JPH11241969A JP10337878A JP33787898A JPH11241969A JP H11241969 A JPH11241969 A JP H11241969A JP 10337878 A JP10337878 A JP 10337878A JP 33787898 A JP33787898 A JP 33787898A JP H11241969 A JPH11241969 A JP H11241969A
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JP
Japan
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wavelet
tire
constant
electric signal
calculated
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Application number
JP10337878A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kawai
浩明 河合
Katsu Hattori
克 服部
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤが異種タイヤと交換された場合でも正
確にタイヤ空気圧を検出する。 【解決手段】 車両のタイヤTRの振動周波数成分を含
む振動電気信号を出力する振動電気信号出力手段BS
と、該振動電気信号出力手段が出力した振動電気信号
を、3つ以上の所定周波数について、時間的に局在する
基本ウェーブレット関数mwを基底とし、スケールパラ
メータaによって拡大・縮小したウェーブレット関数に
て、時間位置を示すシフトパラメータbに従ってウェー
ブレット変換し、該ウェーブレット変換によってウェー
ブレット係数F(a,b)を演算するウェーブレット変
換手段WTと、該ウェーブレット変換手段が演算したウ
ェーブレット係数の所定時間毎の平均値を演算し、各所
定周波数でのウェーブレット係数の所定時間毎の平均値
を用いて近似曲線を二次以上で最小二乗法で求めてこの
近似曲線の定数を抽出する定数抽出手段VCと、該定数
抽出手段が抽出した定数に基づき前記タイヤの空気圧を
推定する空気圧推定手段PEとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、車両のタ
イヤの空気圧検出方法及び空気圧検出装置に関し、特に
時間的に局在する基本ウェーブレット関数を基底とする
ウェーブレット関数を利用したタイヤの空気圧検出方法
及び空気圧検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のタイヤ空気圧検出装置は、特開
平9−126932号公報にて提案されている。このも
のは、常時、タイヤの空気圧を検出することを目的と
し、車両のタイヤの振動周波数成分を含む振動電気信号
を出力する振動電気信号出力手段と、この振動電気信号
出力手段が出力した振動電気信号を、時間的に局在する
基本ウェーブレット関数を基底とし、スケールパラメー
タによって拡大・縮小したウェーブレット関数にて、時
間位置を示すシフトパラメータに従ってウェーブレット
変換し、このウェーブレット変換によってウェーブレッ
ト係数を演算するウェーブレット変換手段と、このウェ
ーブレット変換手段が演算したウェーブレット係数の態
様に基づきタイヤの共振周波数を抽出する共振周波数抽
出手段と、この共振周波数抽出手段が抽出した共振周波
数に基づきタイヤの空気圧を推定する空気圧推定手段と
を備えてなる。
【0003】上記ウェーブレット変換によるウェーブレ
ット係数は共振周波数付近の複数の所定周波数において
求め、そしてこのウェーブレット係数の態様から、所定
時間毎に最大周波数を抽出し、これら最大周波数のうち
一定時間内における度数が最多の最大周波数を共振周波
数として抽出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タイヤ
の共振周波数はタイヤにより異なるため(ホイールを含
めて、種類、メーカが異なれば異なる)、上記公報にて
提案されているタイヤ空気圧検出装置においては、タイ
ヤが新車時のタイヤとは異なるタイヤに交換された場
合、ウェーブレット変換によるウェーブレット係数を求
める所定周波数とタイヤの共振周波数にずれが生じ、検
出精度が低下するという問題がある。
【0005】この出願の発明は、上記問題を解決するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、車両のタイヤの振動周波数成分を含む振動電気信
号を出力し、該振動電気信号を、3つ以上の所定周波数
について、時間的に局在する基本ウェーブレット関数を
基底とし、スケールパラメータによって拡大・縮小した
ウェーブレット関数にて、時間位置を示すシフトパラメ
ータに従ってウェーブレット変換し、該ウェーブレット
変換によってウェーブレット係数を演算し、該ウェーブ
レット係数の所定時間毎の平均値を演算し、各所定周波
数でのウェーブレット係数の所定時間毎の平均値を用い
て近似曲線を二次以上で最小二乗法で求めてこの近似曲
線の定数を抽出し、該定数に基づき前記タイヤの空気圧
を推定することを特徴とするタイヤの空気圧検出方法で
ある。
【0007】この出願の請求項2の発明は、図1の構成
の概要を示したように、車両のタイヤTRの振動周波数
成分を含む振動電気信号を出力する振動電気信号出力手
段BSと、該振動電気信号出力手段BSが出力した振動
電気信号を、3つ以上の所定周波数について、時間的に
局在する基本ウェーブレット関数mwを基底とし、スケ
ールパラメータaによって拡大・縮小したウェーブレッ
ト関数にて、時間位置を示すシフトパラメータbに従っ
てウェーブレット変換し、該ウェーブレット変換によっ
てウェーブレット係数F(a,b)を演算するウェーブ
レット変換手段WTと、該ウェーブレット変換手段WT
が演算したウェーブレット係数F(a,b)の所定時間
毎の平均値を演算し、各所定周波数でのウェーブレット
係数の所定時間毎の平均値を用いて近似曲線を二次以上
で最小二乗法で求めてこの近似曲線の定数を抽出する定
数抽出手段VCと、該定数抽出手段が抽出した定数に基
づき前記タイヤの空気圧を推定する空気圧推定手段PE
とを備えたことを特徴とするタイヤの空気圧検出装置で
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この出願の発明の一実施形
態に係るタイヤ空気圧検出装置を使用したタイヤ空気圧
警報装置について図を参照しながら説明する。図2にお
いて、車両1の各タイヤTRには、その回転速度を検出
する車輪速度検出器として、車輪速度センサ(代表して
2で表す)が配設されている。この車輪速度センサ2と
しては、例えば各車輪の回転に伴って回転する歯付ロー
タと、このロータの歯部に対向して設けられたピックア
ップから成る周知の電磁誘導式のセンサで、各車輪の回
転速度に対応したデジタル信号を出力するように構成さ
れたものが用いられるが、他の方式のものでもよい。図
4は車輪速度の変化の一例を示すもので、振動成分を抽
出すると図5に示す状態となる。各車輪速度センサ2は
電子制御ユニット3に接続されており、車輪速度センサ
2の出力信号が電子制御ユニット3のマイクロコンピュ
ータ20に供給され、このマイクロコンピュータ20に
て、後述するタイヤTRの空気圧の低下が判定され、判
定結果に応じて警報装置4が駆動されるように構成され
ている。
【0009】マイクロコンピュータ20は一般的な構成
で、入力ポート21、CPU22、ROM23、RAM
24、及び出力ポート25等がコモンバスを介して相互
に接続されて成り、車輪速度センサ2の出力信号が入力
ポート21から入力され、CPU22にて処理されて、
出力ポート25から警報装置4に出力されるように構成
されている。また、マイクロコンピュータ20に対しウ
ェーブレット関数(例えばガボール関数)11が設定さ
れている。マイクロコンピュータ20においては、RO
M23は図3に示したフローチャートに対応したプログ
ラムを記憶し、CPU22は図示しないイグニッション
スイッチが閉成されている間当該プログラムを実行し、
RAM24は当該プログラムの実行に必要な変数データ
を一時的に記憶する。
【0010】ここで、この出願の発明の前提となるウェ
ーブレット変換及びこの出願で使用する用語について定
義を明らかにする。先ず、ウェーブレット変換の基底と
なる関数を基本ウェーブレット関数h(t)といい、二
乗可積分関数でそのノルムは正規化されているとし、少
なくとも時間領域で局在する。この基本ウェーブレット
関数h(t)は、アドミシブル条件と呼ばれる下記数1
式が成立するものとして表すことができる。この数1式
は信号の直流分(平均値)が零であることを表してい
る。
【0011】
【数1】
【0012】そして、下記の数2式に示すように基本ウ
ェーブレット関数をa倍のスケール変換した後、原点を
bだけシフトすることによってウェーブレット関数が設
定される。
【0013】
【数2】
【0014】而して、解析対象の関数をf(t)とした
ときのウェーブレット関数は下記の数3式に示すように
定義される。この式で、F(a,b)はウェーブレット
係数、<>は内積、*は復素共役を表す。
【0015】
【数3】
【0016】尚、解析に用いるウェーブレット関数はア
ナライジングウェーブレット(基本ウェーブレット関
数)と呼ばれ、ガボール関数等種々の関数が用いられて
いる。例えば、下記数4式に示すガボール関数の一種で
あるMorletのウェーブレットは、微分係数が不連
続となるような特異点を有する信号の解析に好適なアナ
ライジングウェーブレットとして知られている。
【0017】
【数4】
【0018】マイクロコンピュータ20においては、後
述するようにタイヤTRの空気圧の低下が判定され、判
定結果が警報装置4に出力される。この警報装置4は、
タイヤTRの空気圧が低下したと判定されたとき、例え
ばランプ(図示せず)が点灯するように構成されてい
る。あるいは、表示/又は音によって空気圧の低下を報
知することとしてもよい。
【0019】上記のように構成された本実施形態のタイ
ヤ空気圧警報装置においては、電子制御ユニット3によ
りタイヤTRの空気圧の検出に係る一連の処理が行われ
る。即ち、イグニッションスイッチ(図示せず)が閉成
されると図3のフローチャートに対応したプログラムの
実行が開始し、所定のサイクル時間(例えば5ミリ秒)
で繰返される。先ず、ステップ101にてマイクロコン
ピュータ20のイニシャル処理が行われ、各種の演算値
がクリアされる。そして、ステップ102にて車輪速度
センサ2の出力信号に基づき車輪速度演算が行われ、こ
れがタイヤTRの振動周波数成分を含む振動電気信号と
して空気圧の推定に供される。
【0020】次にステップ103においては、車輪速度
センサ2の出力の振動電気信号が、例えば前述の解析対
象の関数f(t)としてマイクロコンピュータ20に入
力し、このマイクロコンピュータ20にて、周波数のス
ケールパラメータa(スケール(a))に対して、シフ
トパラメータb(時間位置(b))に従ってウェーブレ
ット変換が行われ、ウェーブレット係数F(a,b)が
演算される。即ち、関数f(t)に対する基本ウェーブ
レット関数の畳み込み積分が行われる。
【0021】図6は、ウェーブレット解析によるウェー
ブレット係数F(a,b)の態様を示すもので、ウェー
ブレット係数F(a,b)の大きさを同図に示すように
等高線模様で区別している。尚、これを三次元表示する
と図7に例示したようになる(何れの図においてもスケ
ールパラメータaは対数表示したものであるが、図6と
図7は直接対応するものではない)。ウェーブレット関
数としては、例えばガボール関数、メキシカンハット関
数、フレンチ関数、ハール関数等がある。
【0022】ステップ103におけるウェーブレット演
算は、共振周波数付近の3つの所定周波数、例えば30
Hz、40Hz、50Hzにおいて実施され、周波数3
0Hzでのウェーブレット係数F(a,b)30、周波
数40Hzでのウェーブレット係数F(a,b)40
及び周波数50Hzでのウェーブレット係数F(a,
b)50が求められる。尚、ウェーブレット演算を実施
する所定周波数は3つに限定されるものではなく、4つ
以上の所定周波数で実施することとしてもよい。
【0023】次いでステップ104において、ステップ
103で求められたウェーブレット係数F(a,b)
30、F(a,b)40、F(a,b)50の各々につ
いて、一定時間(例えば20秒)毎の平均値AF(a,
b)30、AF(a,b)40、AF(a,b)50
演算される。
【0024】次いでステップ105において、ウェーブ
レット係数平均値AF(a,b)30、AF(a,b)
40、AF(a,b)50を通る近似二次曲線を求める
波形近似処理が行われる。つまり、ウェーブレット係数
平均値AF(a,b)30、AF(a,b)40、AF
(a,b)50を用いて、下記の数5式における定数k
1、k2、k3が最小二乗法で算出される。
【0025】
【数5】
【0026】ここで、fは周波数であり、定数k3はウ
ェーブレット係数F(a,b)の最大値を表し、定数k
2はウェーブレット係数F(a,b)の最大値における
周波数を表し、定数k1の逆数(1/−k1)は周波数
幅の特徴量を表す。図9は定数k1、k2、k3と、走
行路面の良悪及びタイヤ空気圧との関係を示す。
【0027】次いでステップ106にて初期化終了か否
かが判定され、初期化終了でなければステップ107に
進み、ステップ105にて最小二乗法で算出された定数
k2が共振周波数として初期設定された後、ステップ1
02に戻る。
【0028】また、ステップ106の判定の結果、初期
化終了であれば、ステップ108に進みステップ105
で算出された定数k2が共振周波数として抽出され、タ
イヤTRの空気圧が低下したか否かが判定される。具体
的には、ステップ105で算出された定数k2がステッ
プ107にて設定された共振周波数初期値と比較され、
ステップ105で算出された定数k2が共振周波数初期
値に対して一定周波数(例えば4Hz)以上下回るとき
には、タイヤTRの空気圧が低下したと判定される。而
して、タイヤTRの空気圧が低下していなければ、ステ
ップ102に戻り上記の処理が繰返されるが、ステップ
108にて空気圧低下と判定されると、ステップ109
に進み警報装置4に対し空気圧警報信号が出力され、警
報装置4では例えばランプ(図示せず)を点灯すること
によって警報が行われる。
【0029】尚、ステップ108においては、ステップ
105で算出された定数k2がステップ107にて初期
設定された共振周波数に対して一定周波数数以上下回る
ときにタイヤTRの空気圧が低下したと判定することと
したが、ステップ107にてステップ105で算出され
た定数K1及びk2を初期設定し、ステップ105で算
出された定数K2がステップ107にて初期設定された
共振周波数に対して一定周波数以上下回りかつステップ
105で算出した定数k1の絶対値がステップ107に
て初期設定された定数k1の絶対値に対して一定値以上
(例えば1.5倍以上)であるときにタイヤTRの空気圧
が低下したと判定することとしてもよいし、ステップ1
07にてステップ105で算出された定数k1を初期設
定し、ステップ108においては、ステップ105で算
出された定数k1の絶対値がステップ107で初期設定
された定数k1の絶対値に対して一定値以上(例えば2
倍以上)であるときにタイヤTRの空気圧が低下したと
判定することとしてもよいし、ステップ107にてステ
ップ105で算出された定数k3を初期設定し、ステッ
プ108においては、ステップ105で算出された定数
k3がステップ107で初期設定された定数k3に対し
て一定値以上(例えば2倍以上)であるときにタイヤT
Rの空気圧が低下したと判定することとしてもよい。
【0030】また、ステップ103のウェーブレット演
算にはFIR(有限インパルス応答)型フィルタで構成
されるウェーブレットフィルタを用いるのが通例である
が、マイクロコンピュータの負担を軽減するため、ウェ
ーブレット変換と同じインパルス応答又は周波数応答を
持つIIR(無限インパルス応答)型フィルタを組合わ
せて用いることができる。IIR型フィルタの組合わせ
については、例えばガボール関数をマザー関数として用
いた場合、実部と虚部とに分けられるため、実際には√
((実部)+(虚部))で求める必要があるが、|
実部|+|虚部|と、max(|実部|、|虚部|)
と、ローパス|実部|と、ローパス|虚部|の何れかで
求めることとしてもよく、これによりマイクロコンピュ
ータの負担を更に軽減することができる。
【0031】更に、ステップ108においてステップ1
05で算出された定数k2をそのまま共振周波数とした
が、路面入力やタイヤ等の外乱により最小二乗法で共振
周波数を抽出しずらい時があるので、定数k1の絶対値
が一定値以上であれば定数k2を共振周波数とすること
としてもよい。
【0032】
【発明の効果】この出願の発明は、タイヤの振動周波数
成分を含む電気信号に対し、3つ以上の所定周波数につ
いて、ウェーブレット変換し、各所定周波数でのウェー
ブレット係数の所定時間毎の平均値を用いて近似曲線を
二次以上で最小二乗法で求めてこの近似曲線の定数を抽
出し、該定数に基づき前記タイヤの空気圧を推定するの
で、タイヤが新車時のタイヤとは異なるものに交換され
た場合でも正確に空気圧を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明に係るタイヤ空気圧検出装置の
構成の概要を示すブロック図である。
【図2】この出願の発明の一実施形態に係るタイヤ空気
圧検出装置を使用したタイヤ空気圧警報装置の全体構成
を示す図である。
【図3】図2の装置におけるタイヤ空気圧警報の処理を
示すフローチャートである。
【図4】車輪速度の変化状況の一例を示すグラフであ
る。
【図5】車輪速度の振動状態の一例を示すグラフであ
る。
【図6】この出願の発明の一実施形態における共振周波
数の抽出に供するウェーブレット係数の態様の一例を示
すグラフである。
【図7】ウェーブレット係数の一例を三次元で示すグラ
フである。
【図8】定数k1、k2、k3の求め方を示すグラフで
ある。
【図9】定数k1、k2、k3と、走行路面の良悪及び
タイヤ空気圧との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・車両 2・・・車輪速度センサ 3・・・電子制御ユニット 4・・・警報装置 20・・・マイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のタイヤの振動周波数成分を含む振
    動電気信号を出力し、該電気信号を、3つ以上の所定周
    波数について、時間的に局在する基本ウェーブレット関
    数を基底とし、スケールパラメータによって拡大・縮小
    したウェーブレット関数にて、時間位置を示すシフトパ
    ラメータに従ってウェーブレット変換し、該ウェーブレ
    ット変換によってウェーブレット係数を演算し、該ウェ
    ーブレット係数の所定時間毎の平均値を演算し、各所定
    周波数でのウェーブレット係数の所定時間毎の平均値を
    用いて近似曲線を二次以上で最小二乗法で求めてこの近
    似曲線の定数を抽出し、該定数に基づき前記タイヤの空
    気圧を推定することを特徴とするタイヤの空気圧検出方
    法。
  2. 【請求項2】 車両のタイヤの振動周波数成分を含む振
    動電気信号を出力する振動電気信号出力手段と、該振動
    電気信号出力手段が出力した振動電気信号を、3つ以上
    の所定周波数について、時間的に局在する基本ウェーブ
    レット関数を基底とし、スケールパラメータによって拡
    大・縮小したウェーブレット関数にて、時間位置を示す
    シフトパラメータに従ってウェーブレット変換し、該ウ
    ェーブレット変換によってウェーブレット係数を演算す
    るウェーブレット変換手段と、該ウェーブレット変換手
    段が演算したウェーブレット係数の所定時間毎の平均値
    を演算し、各所定周波数でのウェーブレット係数の所定
    時間毎の平均値を用いて近似曲線を二次以上で最小二乗
    法で求めてこの近似曲線の定数を抽出する定数抽出手段
    と、該定数抽出手段が抽出した定数に基づき前記タイヤ
    の空気圧を推定する空気圧推定手段とを備えたことを特
    徴とするタイヤの空気圧検出装置。
JP10337878A 1997-12-22 1998-11-27 タイヤの空気圧検出方法及び空気圧検出装置 Pending JPH11241969A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010521364A (ja) * 2007-03-16 2010-06-24 ニラ・ダイナミクス・エイビイ タイヤ空気圧分類ベースのタイヤ空気圧監視

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010521364A (ja) * 2007-03-16 2010-06-24 ニラ・ダイナミクス・エイビイ タイヤ空気圧分類ベースのタイヤ空気圧監視

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