JPH11240457A - 車両ステアリング装置 - Google Patents

車両ステアリング装置

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JPH11240457A
JPH11240457A JP10356232A JP35623298A JPH11240457A JP H11240457 A JPH11240457 A JP H11240457A JP 10356232 A JP10356232 A JP 10356232A JP 35623298 A JP35623298 A JP 35623298A JP H11240457 A JPH11240457 A JP H11240457A
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JP
Japan
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power cylinder
steering device
housing
housing component
housing part
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Pending
Application number
JP10356232A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard A Vincent
リチャード・エイ・ヴィンセント
Bobby Joe Adams Jr
ボビー・ジョー・アダムス・ジュニア
Mark A Skelton
マーク・エイ・スケルトン
Michael Lewis Nicholson
マイケル・ルイス・ニコルソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
Original Assignee
TRW Inc
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Publication date
Application filed by TRW Inc filed Critical TRW Inc
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/20Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application
    • B62D5/22Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application for rack-and-pinion type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なステアリング装置、特にステアリング
ギヤのためのハウジングを提供すること。 【解決手段】 ステアリングギヤハウジング部品(11
2)は、環状の内側端面(188)を備えた管状部分
(184)を有している。ハウジング部品(112)
は、管状部分(184)がパワーシリンダ(114)と
干渉嵌合状態でパワーシリンダ(114)の開口端部を
通って内方に延びる装着位置に収納可能であるように、
対応する油圧流体パワーシリンダ(114)に関して構
成されている。ハウジング部品(112)がその装着位
置にあるときに、管状部品(184)の内側端面(18
8)は、パワーシリンダ(114)内の環状油圧流体シ
ール(162)に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧支援のラック
・ピニオン型ステアリングギヤに関し、特に、ステアリ
ングギヤのためのハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧支援のラック・ピニオン型ステアリ
ングギヤは、ステアリングラックと、同ステアリングラ
ックとかみ合うピニオンギヤと、油圧流体コントロール
バルブと、を含む。ラックは、長手方向に移動可能であ
り且つ対向する両端部において車両ステアリングリンケ
ージ機構に結合される。ラックが動くと、ステアリング
リンケージ機構が作動せしめられて、関連する操舵可能
な一対の車輪の操舵動作を生じる。
【0003】このようなステアリングギヤは、ラック
と、ピニオンギヤと、バルブと、を含むハウジングを含
んでいる。ラックは、ハウジングの水平部分を貫通して
延びている。このバルブは、水平部分から上方に突出し
ているハウジングのタワー部分内に含まれている。
【0004】ハウジングの水平部分は、油圧流体パワー
シリンダを含んでいる。パワーシリンダ内のピストン
は、ラックに固定されている。バルブは、ピニオンギヤ
と協働して車両の運転者からの操舵入力に応じてパワー
シリンダ内の油圧流体の圧力を制御する。これによっ
て、ピストンとラックとが操舵入力に応答して動き、そ
の結果、車輪が操舵される。
【0005】従来技術によるステアリングギヤの例が、
図1において部分的に示されている。図1のステアリン
グギヤは、ステアリングラック14が長手軸線15に沿
って前後に動くように支持されている水平ハウジング部
分12を有している。水平ハウジング部分12は、一部
は油圧流体パワーシリンダ16によって画成され、一部
は取り付け構造18によって画成されている。ラック1
4は、図1からわかるように、左から右に延びる方向に
おいて水平ハウジング部分12から長手方向外方に突出
している。ラック14の外方端部(図示せず)は、公知
の方法で、車両ステアリングリンケージ機構に結合可能
である。
【0006】取り付け構造18の円筒形本体部分20
は、パワーシリンダ16との干渉嵌合部においてパワー
シリンダ16を覆うように収納される。取り付け構造1
8の径方向に突出しているブラケット部分22は、孔2
4を画成している。孔24は、次いで、ブシュを受け入
れ、このブシュは、ステアリングギヤ10を車両の負荷
担持構造部品に締結する締結部材構造を受け入れる。
【0007】図1に示されているステアリングギヤ10
の他の部品としては、シール担持部材30及び係止リン
グ32がある。シール担持部材30は、ラック14とパ
ワーシリンダ16との間において同心状にパワーシリン
ダ16内に延びている環状構造体である。シール担持部
材30の内側端面34は、容量可変の油圧流体チャンバ
36の外方端部を形成している。環状の油圧流体シール
38(図示されている)は、ラック14と動的密封接触
状態でシール担持部材30上に支持されている。Oリン
グシール40は、パワーシリンダ16と静的密封状態で
シール担持部材30によって支持されている。係止リン
グ32は、取り付け構造18の本体部分20とねじ締結
係合状態でラック14の周囲に同心状に収容されてい
る。このようにして、シール38と40とは、シール担
持部材30,係止リング32及び取り付け構造18によ
って、パワーシリンダ16の端部におけるそれらの取り
付け位置に維持されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規なステ
アリング装置、特にステアリングギヤのためのハウジン
グを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、ステア
リングギヤハウジング部品は、環状の内側端面を備えた
管状部分を備えている。ハウジング部品は、管状部分が
パワーシリンダと干渉嵌合状態でパワーシリンダの開口
端部を通って内方に延びているような取り付け位置に収
納可能であるように、対応する油圧流体パワーシリンダ
に関して構成されている。ハウジング部品が取り付け位
置にあるとき、管状部分の内側端面は、パワーシリンダ
内の環状油圧流体シールに当接している。従って、ハウ
ジング部分の管状部分は、ハウジング部品が取り付け位
置にあるときに、パワーシリンダの開口端部を通って外
方に延びる方向へのシールの動きを阻止する。
【0010】本発明の好ましい実施形態においては、ハ
ウジング部分は、更に、同ハウジング部分を車両に締結
する締結部材構造と係合する形状になされている取り付
け部分を有している。ハウジング部分の環状部分及び取
り付け部分は、両方とも、単一の同質材料によって作ら
れている一体部品構造によって形成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】車両のステアリング装置100が
図2に図示されている。ステアリング装置100は、本
発明の好ましい実施形態を含んでいる油圧支援のラック
・ピニオン型ステアリングギヤ102を含んでいる。ス
テアリング装置100は、更に、油圧流体リザーバ10
4と、油圧流体をリザーバ104からステアリングギヤ
102へと圧送するためのポンプ106と、を有してい
る。
【0012】ステアリングギヤ102は、3つの大きな
部品112,114及び116を備えたハウジング11
0を含んでいる。ステアリングラック118は、ハウジ
ング110の3つの部品112,114及び116内を
完全に通って延びている。ブシュ120(図2に図示さ
れている)は、ラック118が水平軸線121に沿って
長手方向に沿って前後に動くようにラック118をハウ
ジング110内に支持している。一対のボールジョイン
ト122が、相対向する端部において、ラック118を
車両ステアリングリンケージ(図示せず)に結合し、こ
の車両ステアリングリンケージは、ステアリングギヤ1
02を一対の操舵可能な車輪に結合させている。
【0013】第1のハウジング部品112は、一体部品
構造である。「一体部品」という用語は、第1のハウジ
ング部品112が単一の同質材料によって作られ且つ別
個であるが互いに結合された部品である点を除いて単一
ユニットであることを意味している。単一の同質材料
は、少なくとも実質的にアルミニウムすなわちアルミニ
ウム又はアルミニウム合金からなる材料であるのが好ま
しい。第1のハウジング部品112の基部124は、軸
線121上に中心決めされたほぼ円筒形の形状を有して
いる。第1のハウジング部品112のタワー部分126
は、基部124から上方に突出しており且つ対応する軸
線127上に中心決めされている。
【0014】タワー部分126には油圧流体コントロー
ルバルブ130が含まれている。入力シャフト132
が、軸線127に沿ってタワー部分126から突出して
いる。入力シャフト132は、公知の方法で車両のステ
アリングホイール(図示せず)に結合されており且つス
テアリングホイールの回転に応じて軸線127を中心に
回転可能である。ピニオンギヤ134がトーションバー
136によって入力シャフト132に結合されている。
ピニオンギヤ134は、ラック118上のラックの歯の
列138とかみ合って、軸線127を中心に回転可能で
ある。
【0015】第1のハウジング部品112の取り付け部
分140は、基部124から突出しており且つタワー部
分126から取り付け部分140まで延びているアーム
142によって支持されている。取り付け部分140
は、孔144(図2)を画成している円筒形状をしてい
る。孔144は、ステアリングギヤ102を車両の負荷
担持構造部品に締結する締結部材構造を収容している。
このような締結構造は、例えば、ブシュ146及び締結
部材シャンク148を含んでいてもよく、これらの各々
は、当該技術において知られているどのような適当な形
状を有していても良い。
【0016】第3のハウジング部品116もまた、少な
くとも実質的にアルミニウムからなる単一の同質材料に
よって作られた一体部品構造である。第3のハウジング
部品116の基部150は、軸線121に中心決めされ
たほぼ円筒形の形状を有している。第3のハウジング部
品116の取り付け部分152は、基部150から突出
しており且つ基部150から取り付け部分152まで延
びているアーム154によって支持されている。第1の
ハウジング部品112の取り付け部分140と同様に、
第3のハウジング部品116の取り付け部分152は、
ステアリングギヤ102を公知の方法で車両に締結する
ためのブシュ158及び締結部材シャンク159の如き
締結部材構造を収容するための孔156を画成する円筒
形状を有している。
【0017】第2のハウジング部品114は、鋼管の形
体の油圧流体パワーシリンダである。管114は、軸線
121上に中心決めされており且つ第1のハウジング部
品112と第3のハウジング部品116との間で軸線方
向に延びている。ピストン160は、管114内でラッ
ク118に固定されている。一対の環状の油圧流体シー
ル162及び164(図示あり)が、ピストン160の
両側において管114内に含まれている。第1の容量可
変の油圧流体チャンバ166が、ピストン160と第1
のシール162との間において軸線方向に延びている。
第2の容量可変の油圧流体チャンバ168が、ピストン
160と第2のシール164との間において軸線方向に
延びている。ピストン160と同様に、シール162及
び164の各々は、当該技術において知られている如何
なる適当な構造を含んでいても良い。
【0018】バルブ130は、第1の二方向導管170
を介して第1のチャンバ166と連通している。バルブ
130は、第2の二方向導管172を介して第2のチャ
ンバ168と連通している。図2に図示されているよう
に、バルブ130は、入口導管174を介してポンプ1
06から油圧流体を受け入れる。出口導管176は、バ
ルブ130からリザーバ104へと油圧流体を排出す
る。バルブ130は、ピニオンギヤ134と協働して、
入力シャフト132の回転に応答して第1及び第2のチ
ャンバ166及び168内の油圧流体の圧力を変化させ
る。これは、軸線121に沿ったピストン160及びラ
ック118の動きを支援する油圧流体出力を提供し、そ
れによって、車両のステアリングホイールの回転に対応
する量及び方向で操舵動作を支援する。
【0019】第1のハウジング部品112と管114と
は、図4に拡大して詳細に示した形態で相互に連結され
ている。管114は、同管の第1の開口端部182を画
成している環状の端面180を有している。第1のハウ
ジング部品112は、基部124から管114内へと軸
線方向に突出している縮径された管状部分184を有し
ている。特に、第1のハウジング部品112の管状部分
184は、管114の第1の開口端部182内を内方へ
軸線方向に延びており且つ管114との干渉嵌合部を有
している。この干渉嵌合部分は、管114内の管状部分
184の周囲に同管状部分の長さに沿って十分な長さで
連続しているのが好ましい。
【0020】第1のハウジング部品112の基部124
上の環状のストッパ面186は、管状部分184の外方
端部から径方向外方に突出している。ストッパ面186
は、軸線121の全周で管114の端面180に当接し
てしている。管状部分184の環状内側端面188は、
軸線121を中心とした全周で第1のシール162に当
接している。従って、第1のハウジング部品112は、
装着位置において管114と係合し、その位置で、管状
部分184が、管114の第1の開口端部182を通っ
て外方に延びる方向における第1のシール162の動き
を阻止する。
【0021】シール162のこの干渉嵌合及び当接によ
って、第1のハウジング部品112の管状部分184
が、もっぱらシール162の外方への動きを阻止し、そ
の結果、シール162を定位置に維持するのを支援する
ために、例えば、シール担持部材及び/又は係止リング
のような他の部品が必要とされない。この構造は、)第
1のハウジング部品112を垂直方向に向けること、)
シール162を管状部分184の端面188上に同心状
に配置すること、及び)管114の端面180が動いて
ストッパ面186と当接するまで、管114を、シール
162と管状部分184との周囲で下方に強制的に摺動
させること、によってなされるのが好ましい。
【0022】図5に示されているように、第3のハウジ
ング部品116と管114とは、図4に示されたものと
ほぼ同様の配列で相互に結合されている。第3のハウジ
ング部品116の細長い管状部分190は、干渉嵌合部
内で管114の第2の開口端部192内を軸線方向内方
に延びており、この干渉嵌合部は、管114内の管状部
分190の長さ及び外周に亘って連続しているのが好ま
しい。第3のハウジング部品116の基部150上の環
状ストッパ面194は、軸線121の全周において、管
114の反対側の環状端面196に当接している。管状
部分190の環状内側端面198は、軸線121の全周
において第2のシール164に当接している。従って、
第3のハウジング部品116の管状部分190は、図4
に示された部品に関して上記したものと同じ方法で、管
114の第2の開口端部192を通って外方に延びる方
向における第2のシール164の動きを阻止する。この
構造はまた、管114を、他の部品164及び190の
周囲で垂直方向下方に摺動させることによってなされる
のが好ましい。
【0023】本発明の独特の特徴に従って、第1のハウ
ジング部品112の基部124は、隣接するボールジョ
イント122上の反対側の環状面202に向かって軸線
方向に対向している環状のストッパ面200(図2)を
有している。第1のハウジング部品112は、図2にお
いて分かるように、反対側の面202が移動してストッ
パ面200に当接したときに、左から右に向かうラック
118の動きを制限する。第3のハウジング部品116
上の環状のストッパ面204は、同様に、ラック118
の反対側の端部において、他方のボールジョイント12
2上の反対側の環状面206に向かって軸線方向に対向
している。ステアリングギヤ102のこれらの部品は、
ステアリングギヤ102が車両内に装備されたときに、
公知の方法で、ブーツ型のシールによって覆われるであ
ろう。しかしながら、このようなブーツ型のシールは、
図示上の簡潔さのために図面において省略されている。
【0024】本発明のもう1つの特徴に従って、第3の
ハウジング部品116は、ストッパ面204から軸線方
向内方に隔てられた位置においてブシュ120を支持し
ている。このようにして、第3のハウジング部品116
は、4つの機能、すなわち、第2のシール164の動き
を阻止すること、取り付け部分152を使用することに
よってステアリングギヤ102を車両上に支持するこ
と、隣接するボールジョイント122がストッパ面20
4に向かって移動するときにラック118の動きを制限
すること、及びラック118を支持するブシュ120を
支持すること、の各機能を果たす。
【0025】本発明の上記の説明から、当業者は、改
良、変更及び変形を想到するであろう。当技術に含まれ
るこのような改良、変更及び変形は、特許請求の範囲に
よって包含されることを意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のステアリングギヤの部分図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態を含むステアリング
ギヤを有する車両のステアリング装置の部分図である。
【図3】図2の線3−3に沿った断面図である。
【図4】図2に示されたステアリングギヤの拡大部分図
である。
【図5】図2に示されたステアリングギヤの拡大部分図
である。
【符号の説明】
100 ステアリング装置、102 ラック・ピニオン
型ステアリングギヤ、 106 ポンプ、110 ハ
ウジング、 112 第1のハウジング部品、114
第2のハウジング部品、 116 第3のハウジン
グ部品、118 ステアリングラック、 120 ブ
シュ、122 ボールジョイント、 126 タワー
部分、130 油圧流体コントロールバルブ、132
入力シャフト、 134 ピニオンギヤ、136 ト
ーションバー、 140,152 取り付け部分、1
42,154 アーム、 146,158 ブシュ、
162,164 油圧流体シール、 166 第1の
油圧流体チャンバ、168 第2の油圧流体チャンバ、
184,190 管状部分、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・エイ・スケルトン アメリカ合衆国テネシー州37645,マウン ト・カーメル,グレンマー・アベニュー 1340 (72)発明者 マイケル・ルイス・ニコルソン アメリカ合衆国テネシー州37814,モーリ スタウン,ノースウィンド・ドライブ 3360

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリング装置であって、 環状内側端面を有する管状部分を備えたステアリングギ
    ヤハウジング部品を含み、 前記ハウジング部品は、管状部分がパワーシリンダと干
    渉嵌合状態で同パワーシリンダの開口端部を通って内方
    に延び且つ同管状部分の前記内側端面がパワーシリンダ
    内の環状油圧流体シールに当接する装着位置に収納可能
    であるように、対応する油圧流体パワーシリンダに関し
    て構成されており、それによって、前記ハウジング部品
    の前記管状部分は、パワーシリンダの開口端部を通って
    外方に延びる方向へのシールの動きを阻止するようにな
    された、ステアリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のステアリング装置であ
    って、 前記ハウジング部品が、前記管状部分の外方端部から径
    方向に突出している環状ストッパ面を有し、同ストッパ
    面は、前記ハウジング部品が前記装着位置にあるときに
    パワーシリンダの端面に当接し、それによって、前記ハ
    ウジング部品が前記装着位置にあるときに、前記管状部
    分が、前記パワーシリンダ内に完全に収納されるように
    なされた、ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のステアリング装置であ
    って、 前記ハウジング部品が、更に、同ハウジング部品を車両
    に締結する締結部材構造と係合する形状になされた取り
    付け部分を有する、ステアリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のステアリング装置であ
    って、 前記ハウジング部品が一体部品構造体である、ステアリ
    ング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のステアリング装置であ
    って、 前記ハウジング部品が、更に、油圧流体コントロールバ
    ルブを含むための手段を有するタワー部分を有してい
    る、ステアリング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のステアリング装置であ
    って、 前記材料が、少なくとも実質的にアルミニウムからな
    る、ステアリング装置。
  7. 【請求項7】 車両のステアリング装置であって、 ピストンと、可変容量の油圧流体チャンバの相対向する
    端部に設けられた環状シールと、を含む油圧流体パワー
    シリンダと、 前記ピストンに固定されたステアリングラックであっ
    て、前記パワーシリンダの開口端部を通って外方に延び
    ているステアリングラックと、 前記パワーシリンダと干渉嵌合状態で同パワーシリンダ
    の開口端部を通って内方に延びている管状部分を有する
    ハウジング部品であって、前記管状部分は、前記シール
    に当接する環状の内側端面を有し、それによって、前記
    ハウジング部品の前記管状部分は前記パワーシリンダの
    前記開口端部を通って外方に延びる方向への前記シール
    の動きを阻止するようになされた、ハウジング部品と、
    を含むステアリング装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のステアリング装置であ
    って、 前記ハウジング部品が、前記パワーシリンダの反対側で
    対向する端面に当接する環状のストッパ面を有する、ス
    テアリング装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のステアリング装置であ
    って、 前記ラックに固定されたボールジョイントを更に含み、
    前記ハウジング部品は、前記ボールジョイント上の反対
    側の環状面に対向する環状のストッパ面を有する、ステ
    アリング装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載のステアリング装置で
    あって、 前記ハウジング部品が、当該ハウジング部品を車両に締
    結する締結部材構造と係合する形状になされた取り付け
    部分を有する、ステアリング装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のステアリング装置
    であって、 前記ハウジング部品が一体部品構造である、ステアリン
    グ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のステアリング装置
    であって、 前記ハウジング部品が、油圧流体コントロールバルブを
    含むタワー部分を更に有する、ステアリング装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のステアリング装置
    であって、 前記ハウジング部品の材料が、少なくとも実質的にアル
    ミニウムからなる、ステアリング装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のステアリング装置
    であって、 前記パワーシリンダがスチール製の管である、ステアリ
    ング装置。
  15. 【請求項15】 請求項7に記載のステアリング装置で
    あって、 前記ラックに固定されたボールジョイントを更に含み、
    前記ハウジング部品が、前記ボールジョイントの反対側
    の環状面に対向する環状のストッパ面を有する一体部品
    構造であり、取り付け部分は、前記ハウジング部品を車
    両に締結する締結部材構造と係合する形状になされてお
    り、前記一体部品構造は、前記ラックを支持するブシュ
    を支持している、ステアリング装置。
  16. 【請求項16】 車両のステアリング装置であって、 ピストンを含む油圧流体パワーシリンダと、 前記ピストンに固定されたステアリングラックであっ
    て、前記パワーシリンダの第1及び第2の開口端部を通
    って外方に延びているラックと、 油圧流体コントロールバルブとピニオンギヤとを含む第
    1のハウジング部品であって、前記パワーシリンダと干
    渉嵌合状態で前記パワーシリンダの前記第1の開口端部
    を通って内方に延びている管状部分を有し且つ当該第1
    のハウジング部品を車両に締結する締結部材構造と係合
    する形状とされた取り付け部分を更に有する第1のハウ
    ジング部品と、 前記第1のハウジング部品から隔置された第2のハウジ
    ング部品であって、前記パワーシリンダと干渉嵌合状態
    で同パワーシリンダの前記第2の開口端部を通って内方
    に延びている管状部分を有し、且つ前記第2のハウジン
    グ部品を車両に締結する締結部材と係合する形状とされ
    た取り付け部分を更に有する第2のハウジング部品と、 を含むステアリング装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のステアリング装置
    であって、 前記パワーシリンダが、前記ピストンの両側に対応する
    可変容量の油圧流体チャンバの端部を形成する第1及び
    第2の環状シールを含み、前記第1のハウジング部品の
    前記管状部分は前記第1のシールに当接する内側端面を
    有し、前記第2のハウジング部品の前記管状部分は前記
    第2のシールに当接する内側端面を有し、それによっ
    て、前記第1及び第2のハウジング部品の前記管状部分
    が、前記パワーシリンダの前記第1及び第2の開口端部
    を通って外方に延びる方向への前記第1及び第2のシー
    ルの動きを阻止するようになされた、ステアリング装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のステアリング装置
    であって、 前記第1のハウジング部品が一体部品構造である、ステ
    アリング装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のステアリング装置
    であって、 前記第2のハウジング部品が一体部品構造である、ステ
    アリング装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のステアリング装置
    であって、 前記一体部品構造の各々が、少なくとも実質的にアルミ
    ニウムによって作られている、ステアリング装置。
JP10356232A 1997-12-15 1998-12-15 車両ステアリング装置 Pending JPH11240457A (ja)

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