JPH11239227A - 受信/入力装置、受信/入力方法およびその方法を記録した記録媒体 - Google Patents

受信/入力装置、受信/入力方法およびその方法を記録した記録媒体

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JPH11239227A
JPH11239227A JP10038587A JP3858798A JPH11239227A JP H11239227 A JPH11239227 A JP H11239227A JP 10038587 A JP10038587 A JP 10038587A JP 3858798 A JP3858798 A JP 3858798A JP H11239227 A JPH11239227 A JP H11239227A
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JP
Japan
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character
identification
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received data
identification character
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JP10038587A
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English (en)
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Katsunori Takeda
克典 竹田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信/入力装置において、受信したデータを
電話帳機能などのデータとして格納して操作性を向上す
る。 【解決手段】 ページャー受信部と、受信したデータ等
を表示する表示部と、受信したデータを格納する受信デ
ータ格納部と、受信したデータを識別するための識別文
字を格納する識別文字格納部と、受信データに識別文字
が含まれているかどうかを識別する識別部と、受信デー
タに識別文字が含まれている場合に、識別文字に対応す
る文字を識別文字に対応する位置に格納する入力文字格
納部とを備えた受信/入力装置において、受信データの
文字を前記入力文字格納部に格納する格納手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページャーあるい
はポケットベルと呼ばれている文字受信装置いわゆる受
信/入力装置、受信/入力方法およびその方法を記録し
た記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のページャーは、ページャー本来の
機能であるメッセージ受信機能の他に、ほとんどの機種
が電話帳機能やスケジュール機能などを備えている。
【0003】この電話帳機能を活用するためには、電話
帳に登録する人の「氏名」、「電話番号」などを入力す
る必要があり、入力部が必要となる。
【0004】ページャーの入力部は、小型、軽量が必須
条件であるページャーの特性から、簡易的な入力部しか
搭載することができず、電話帳などの大量のデータを入
力するには、多大な時間と労力とを要するものである。
【0005】公知資料としては、特開平8−14922
4号公報があり、それによれば、ページャーに送信する
メッセージを携帯情報端末から入力し、入力されたキャ
ラクタ情報をプッシュボタン信号へ変換し、ページャー
へ情報を送信する発明に関しての記載があるが、本発明
のように、受信データに識別文字が含まれている場合
に、識別文字に対応する文字を、識別文字に対応する位
置に格納するものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、ペー
ジャーに電話帳機能などを搭載するために、電話帳デー
タを入力するための入力部が必要であった。本発明で
は、ページャー受信部で受信したデータに含まれている
識別文字から、電話帳の「氏名」や「電話番号」などに
対応する文字を識別し、電話帳の入力文字格納部に入力
することで該入力部を不要とする。
【0007】また、従来の技術では、ページャーに電話
帳データなどを入力するための入力部は、小型、軽量が
必須であるページャーの特性から、簡易的な入力部しか
搭載することができず、電話帳などの大量のデータを入
力する際には、多大な時間と労力を要するものであっ
た。本発明では、使用者が入力部から電話帳データを入
力するのではなく、受信データに含まれている電話帳デ
ータを識別するための識別文字を入力することによりペ
ージャー受信部で受信したデータに含まれている識別文
字から、電話帳の「氏名」、「電話番号」などに対応す
る文字を識別し、電話帳の入力文字格納部に入力するこ
とができる。
【0008】また、従来の技術では、電話帳データを入
力する場合は、電話帳データを入力するための操作を行
い、電話帳の入力状態を設定して使用する必要があり、
ページャー本来の機能であるメッセージ受信とは異なる
状態を設定する必要があった。本発明では、ページャー
受信部で受信したデータに、電話帳の入力文字格納部に
入力するための識別文字が含まれていない場合には、通
常のページャーメッセージと判断し、表示部に表示する
ことにより、使用者にメッセージが届いたことを知らせ
ることができる。
【0009】さらに、従来の技術では、ページャー受信
部で受信したデータを電話帳の「氏名」、「電話番号」
などの対応する位置に入力する機能においても、使用者
の意識なしに勝手に電話帳の中に入力されるため、使用
者が必要としない電話帳データや、データ化けやメッセ
ージミスのデータ等も入力されてしまうものであった。
本発明では、ページャー受信部で受信したデータに含ま
れている識別文字から、電話帳の「氏名」、「電話番
号」などに対応する文字を識別し、電話帳の入力文字格
納部に入力する際に、受信データを一旦表示部に表示
し、入力文字格納部に格納するか否かを選択できること
により、簡易的な入力部から電話帳のデータを入力する
必要がなくなり、使用者が必要なデータのみを電話帳デ
ータとして取り込める。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の受信/入
力装置は、ページャー受信部と、受信したデータ等を表
示する表示部と、受信したデータを格納する受信データ
格納部と、受信したデータを識別するための識別文字を
格納する識別文字格納部と、受信データに識別文字が含
まれているかどうかを識別する識別部と、受信データに
識別文字が含まれている場合に、識別文字に対応する文
字を識別文字に対応する位置に格納する入力文字格納部
とを備えた受信/入力装置において、受信データの文字
を前記入力文字格納部に格納する格納手段を備えること
を特徴とする受信/入力装置である。
【0011】請求項2記載の受信/入力装置は、ページ
ャー受信部と、受信したデータ等を表示する表示部と、
文字を入力する入力部と、受信したデータを格納する受
信データ格納部と、使用者が入力部から自由に入力した
識別文字を格納する識別文字格納部と、受信データに識
別文字が含まれているかどうかを識別する識別部と、受
信データに識別文字が含まれている場合に、識別文字に
対応する文字を識別文字に対応する位置に格納する入力
文字格納部とを備えた受信/入力装置において、使用者
が予め入力部から自由に入力した識別文字を含む受信デ
ータの文字を入力文字格納部に入力できることを特徴と
する受信/入力装置である。
【0012】請求項3記載の受信/入力装置は、ページ
ャー受信部と、受信したデータ等を表示する表示部と、
文字を入力する入力部と、受信したデータを格納する受
信データ格納部と、使用者が入力部から自由に入力した
識別文字や、あるいは、予め決められている識別文字を
格納する識別文字格納部と、受信データに識別文字が含
まれているかどうかを識別する識別部と、受信データに
識別文字が含まれている場合に、識別文字に対応する文
字を識別文字に対応する位置に格納する入力文字格納部
とを備えた受信/入力装置において、識別文字を含む受
信データの場合は、受信データの文字を入力文字格納部
に入力し、識別文字を含まない受信データの場合は、表
示部に表示することを特徴とする受信/入力装置であ
る。
【0013】請求項4記載の受信/入力装置は、ページ
ャー受信部と、受信したデータ等を表示する表示部と、
文字を入力する入力部と、受信したデータを格納する受
信データ格納部と、使用者が入力部から自由に入力した
識別文字や、あるいは、予め決められている識別文字を
格納する識別文字格納部と、受信データに識別文字が含
まれているかどうかを識別する識別部と、受信データに
識別文字が含まれている場合に、識別文字に対応する文
字を識別文字に対応する位置に格納する入力文字格納部
とを備えた受信/入力装置において、識別文字を含む受
信データの場合に、受信データを一旦表示部に表示し
て、入力文字格納部に格納するのかどうかを選択可能な
ことを特徴とする受信/入力装置である。
【0014】請求項5記載の受信/入力方法は、データ
を受信し、受信したデータ等を表示し、受信したデータ
を格納し、受信したデータを識別するための識別文字を
格納し、受信データに識別文字が含まれているかどうか
を識別し、受信データに識別文字が含まれている場合
に、識別文字に対応する文字を識別文字に対応する位置
に格納する受信/入力方法において、受信データの文字
を入力文字格納部に格納することを特徴とする受信/入
力方法である。
【0015】請求項6記載の受信/入力方法を記録した
記録媒体は、データを受信し、受信したデータ等を表示
し、受信したデータを格納し、受信したデータを識別す
るための識別文字を格納し、受信データに識別文字が含
まれているかどうかを識別し、受信データに識別文字が
含まれている場合に、識別文字に対応する文字を識別文
字に対応する位置に格納し、受信データの文字を入力文
字格納部に格納する受信/入力方法を記録した記録媒体
である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1乃至図8に
基づいて以下に詳細を述べる。図1は本発明による受信
/入力装置の一実施例を説明するための構成図で、図中
11はページャー受信部、12は表示部、13は入力
部、14は受信データ格納部、15は識別文字格納部、
16は識別部、17は入力文字格納部である。
【0017】ページャー受信部11は、ページャーメッ
セージを受信する装置である。表示部12は受信したペ
ージャーメッセージを表示したり、ページャーを操作す
るための操作画面を表示する装置である。入力部13は
ページャーを操作したり、また、電話帳などのページャ
ー以外の機能の操作や、文字を入力する装置である。受
信データ格納部14は、ページャー受信部11で受信し
たページャーメッセージを格納する装置である。識別文
字格納部15は、電話帳の「氏名」や「電話番号」など
を識別するための、予め決められている識別文字や、あ
るいは、入力部13から入力した識別文字を格納する装
置である。識別部16はページャー受信部11で受信
し、受信データ格納部14に格納してあるページャーメ
ッセージに、識別文字格納部15に格納してある電話帳
の「氏名」や「電話番号」などを識別するための識別文
字が含まれているか否かを識別する装置である。入力文
字格納部17は、識別部16で識別された電話帳の「氏
名」や「電話番号」、あるいは、入力部13から入力さ
れた電話帳データを格納する装置である。
【0018】次に、請求項1の実施例について説明す
る。このときの動作を示すフローチャートを図8に示
す。ここでは、電話帳の「氏名」と「電話番号」を本発
明の対象データとして説明するが、その他のデータも同
様に処理することができる。例として、電話帳の「氏
名」を識別する識別文字を“なまえ”とし、「電話番
号」を識別する識別文字を“ばんごう”として、予め識
別文字格納部15に図3のように格納されており、ペー
ジャーメッセージとして図2のような“なまえ山田太郎
ばんごう123−4567”を受信した場合を説明す
る。
【0019】ページャー受信部11から、ページャーメ
ッセージ“なまえ山田太郎ばんごう123−4567”
を受信すると、受信データ格納部14へ図2のように格
納される(S1,S2)。
【0020】次に、識別部16では、識別文字格納部1
5から、電話帳の「氏名」の識別文字である“なまえ”
を取り出し、受信データ格納部14に格納してあるペー
ジャーメッセージの中に識別文字“なまえ”が含まれて
いるか否かを識別する(S3〜S5)。この例では、識
別文字“なまえ”は含まれているため、“なまえ”の次
の文字から電話帳の「氏名」のデータであると判断す
る。
【0021】次に、識別部16では、識別文字格納部1
5から、電話帳の「電話番号」の識別文字である“ばん
ごう”を取り出し、受信データ格納部14に格納してあ
るページャーメッセージの中に識別文字“ばんごう”が
含まれているかを識別する。この例では、識別文字“ば
んごう”が含まれているため、“ばんごう”の前の文字
までが先に識別した「氏名」のデータであると判断し、
識別文字“なまえ”から“ばんごう”までの間にある
“山田太郎”を電話帳の「氏名」データとして入力文字
格納部17に格納する(S6,S7)。また、“ばんご
う”の次の文字から電話帳の「電話番号」のデータであ
ると判断する。
【0022】同様に、他の識別文字がある場合(例えば
住所など)は、この処理を繰り返すことにより、入力文
字格納部17に格納すべきデータを判断できる。
【0023】次に、識別部16では、識別文字格納部1
5の他の識別文字がないので、“ばんごう”の次の文字
から最後までの“123−4567”を「電話番号」の
データであると判断し、入力文字格納部17に格納する
(S8,S9)。以上の処理により文字入力部を備える
ことなく、ページャー受信部から受信したデータを入力
文字格納部17に入力できる。
【0024】次に、請求項2の実施例について説明す
る。ここでは、電話帳の「氏名」と「電話番号」とを本
発明の対象データとして説明するが、その他のデータも
同様に処理することができる。
【0025】まず、入力部13から識別文字を自由に入
力する。例として、電話帳の「氏名」を識別する識別文
字を“なまえ”とし、「電話番号」を識別する識別文字
を“ばんごう”として入力すると、入力された識別文字
は識別文字格納部15へ図3のように格納される。
【0026】次に、請求項1と同様に、ページャーメッ
セージとして図2のような“なまえ山田太郎ばんごう1
23−4567”を受信した場合を説明する。ページャ
ー受信部11から、ページャーメッセージ“なまえ山田
太郎ばんごう123−4567”を受信すると、受信デ
ータ格納部14へ図2のように格納される。次に、識別
部16では、識別文字格納部15から、電話帳の「氏
名」の識別文字である“なまえ”を取り出し、受信デー
タ格納部14に格納してあるページャーメッセージの中
に識別文字“なまえ”が含まれているか否かを識別す
る。この例では、識別文字“なまえ”は含まれているた
め、“なまえ”の次の文字から電話帳の「氏名」のデー
タであると判断する。
【0027】次に、識別部16では、識別文字格納部1
5から、電話帳の「電話番号」の識別文字である“ばん
ごう”を取り出し、受信データ格納部14に格納してあ
るページャーメッセージの中に識別文字“ばんごう”が
含まれているか否かを識別する。この例では、識別文字
“ばんごう”は含まれているため、“ばんごう”の前の
文字までが、先に識別した「氏名」のデータであると判
断し、識別文字“なまえ”から“ばんごう”までの間に
ある“山田太郎”を電話帳の「氏名」データとして入力
文字格納部17に格納する。
【0028】また、“ばんごう”の次の文字から電話帳
の「電話番号」のデータであると判断する。同様に、他
の識別文字がある場合(例えば住所)は、この処理を繰
り返すことにより、入力文字格納部17に格納すべきデ
ータを判断できる。識別部16では、識別文字格納部1
5に他の識別文字がないので、“ばんごう”が最後の識
別文字と判断し、“ばんごう”の次の文字から最後まで
の“123−4567”を「電話番号」のデータである
と判断し、入力文字格納部17に格納する。
【0029】以上の処理により、使用者が予め入力部か
ら自由にした識別文字を含む受信データの文字を、入力
文字格納部に入力できる。
【0030】次に、請求項3の実施例について説明す
る。ここでは、電話帳の「氏名」と「電話番号」を本発
明の対象データとして説明するが、その他のデータも同
様に処理することができる。
【0031】まず、識別文字を含む受信データの場合
は、請求項1、請求項2と同様である。次に、識別文字
を含まない受信データの場合について説明する。例とし
て、電話帳の「氏名」を識別する識別文字を“なまえ”
とし、「電話番号」を識別する識別文字を“ばんごう”
として、識別文字格納部15へ図3のように格納されて
おり、ページャーメッセージとして図4のような“至急
会社までTEL”を受信した場合について説明する。
【0032】ページャー受信部11から、ページャーメ
ッセージ“至急会社までTEL”を受信すると、受信デ
ータ格納部14へ図4のように格納される。識別部16
では、識別文字格納部15から、電話帳の「氏名」の識
別文字である“なまえ”を取り出し、受信データ格納部
14に格納してあるページャーメッセージの中に識別文
字“なまえ”が含まれているか否かを識別する。この例
では、識別文字“なまえ”は含まれていないため、次の
識別文字に進む。
【0033】次に、識別部16では、識別文字格納部1
5から、電話帳の「電話番号」の識別文字である“ばん
ごう”を取り出し、受信データ格納部14に格納してあ
るページャーメッセージの中に識別文字“ばんごう”が
含まれているか否かを識別する。この例では、識別文字
“ばんごう”は含まれていないため、次の識別文字に進
む。
【0034】同様に、他の識別文字がある場合(例えば
住所など)は、この処理を繰り返す。処理の途中で。識
別文字が含まれていた場合は、請求項1、請求項2と同
様の処理により、受信データの文字を、入力文字格納部
に入力する。
【0035】次に、識別部16では、識別文字格納部1
5に他の識別文字がないので、“ばんごう”が最後の識
別文字と判断し、受信したページャーメッセージの中に
は識別文字が含まれていないと判断する。したがって、
受信したページャーメッセージは、入力文字格納部へ入
力するデータではなく、表示部12へ表示するデータで
あると判断し、図5のように表示部12へ表示される。
【0036】以上の処理により、識別文字を含む受信デ
ータの場合は、受信データの文字を入力文字格納部に入
力し、識別文字を含まない受信データの場合は、表示部
に表示することができる。
【0037】次に、請求項4の実施例について説明す
る。ここでは、電話帳の「氏名」と「電話番号」を本発
明の対象データとして説明するが、その他のデータも同
様に処理することができる。例として、電話帳の「氏
名」を識別する識別文字を“なまえ”とし、「電話番
号」を識別する識別文字を“ばんごう”として、識別文
字格納部15へ図3のように格納されており、ページャ
ーメッセージとして図2のような“なまえ山田太郎ばん
ごう123−4567”を受信した場合について説明す
る。
【0038】ページャー受信部11から、ページャーメ
ッセージ“なまえ山田太郎ばんごう123−4567”
を受信すると、受信データ格納部14へ図2のように格
納される。識別部16では、識別文字格納部15から、
電話帳の「氏名」の識別文字である“なまえ”を取り出
し、受信データ格納部14に格納してあるページャーメ
ッセージの中に識別文字“なまえ”が含まれているか否
かを識別する。この例では、識別文字“なまえ”は含ま
れているため、“なまえ”の次の文字から電話帳の「氏
名」のデータであると判断する。
【0039】次に、識別部16では、識別文字格納部1
5から、電話帳の「電話番号」の識別文字である“ばん
ごう”を取り出し、受信データ格納部14に格納してあ
るページャーメッセージの中に識別文字“ばんごう”が
含まれているか否かを識別する。この例では、識別文字
“ばんごう”は含まれているため、“ばんごう”の前の
文字までが、先に識別した「氏名」のデータであると判
断し、識別文字“なまえ”から“ばんごう”までの間に
ある“山田太郎”を電話帳の「氏名」データとして表示
部12へ図6のように表示する。ここで、使用者は電話
帳の「氏名」データとして、“山田太郎”を入力文字格
納部17に格納するかしないのかを選択する。入力部1
3より、格納すると選択すると、請求項1、請求項2と
同様の処理にて、入力文字格納部17に格納する。
【0040】入力部13より、格納しないと選択する
と、“ばんごう”の次の文字から電話帳の「電話番号」
のデータであると判断する。同様に、他の識別文字があ
る場合(例えば住所など)は、この処理を繰り返す。識
別部16では、識別文字格納部15の他に識別文字がな
いので、“ばんごう”が最後の識別文字と判断されて、
“ばんごう”の次の文字から最後までの“123−45
67”を「電話番号」のデータとして表示部12へ図7
のように表示する。
【0041】ここで、使用者は電話帳の「電話番号」デ
ータとして“123−4567”を入力文字格納部17
に格納するかしないのかを選択する。入力部13より、
格納すると選択されると、請求項1、請求項2と同様の
処理により、入力文字格納部17に格納する。
【0042】以上の処理により、識別文字を含む受信デ
ータの場合に、受信データを一旦表示部に表示し、入力
文字格納部に格納するか否かを選択できる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ページャ
ーの電話帳機能に、電話帳データを入力する場合、電話
帳データを入力するための入力部が不要となり、コスト
ダウンが図れる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、ページャー
の電話帳機能に、電話帳データを入力する場合、ページ
ャーの簡易的な入力部から電話帳のデータを入力する必
要がなく、電話帳のデータ入力に多大な時間と労力を必
要としないために操作性が向上する。
【0045】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、電話帳データの場合は、電話
帳の入力文字格納部に入力し、通常のページャーメッセ
ージの場合には、表示部に表示し、使用者にメッセージ
が届いたことを知らせることにより、電話帳のデータ入
力と、ページャーメッセージの表示を使用者が意識する
ことなく使用できるために操作性が向上する。
【0046】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、使用者が必要としない電話帳
データや、データ化けやメッセージミスのデータ等は、
電話帳の入力文字格納部に入力しないように選択できる
ため、使用者が必要なデータのみを電話帳データとして
取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における受信/入力装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】ページャーメッセージの一例を示す図(その
1)である。
【図3】本発明における識別文字格納部の状態を示す図
である。
【図4】ページャーメッセージの一例を示す図(その
2)である。
【図5】本発明におけるページャーメッセージの表示状
態を示す図である。
【図6】本発明における受信データを入力文字格納部に
格納するか否かを選択する表示状態を示す図(その1)
である。
【図7】本発明における受信データを入力文字格納部に
格納するか否かを選択する表示状態を示す図(その2)
である。
【図8】本発明の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 ページャー受信部 12 表示部 13 入力部 14 受信データ格納部 15 識別文字格納部 16 識別部 17 入力文字格納部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページャー受信部と、受信したデータ等
    を表示する表示部と、受信したデータを格納する受信デ
    ータ格納部と、受信したデータを識別するための識別文
    字を格納する識別文字格納部と、受信データに識別文字
    が含まれているかどうかを識別する識別部と、受信デー
    タに識別文字が含まれている場合に、識別文字に対応す
    る文字を識別文字に対応する位置に格納する入力文字格
    納部とを備えた受信/入力装置において、 受信データの文字を前記入力文字格納部に格納する格納
    手段を備えることを特徴とする受信/入力装置。
  2. 【請求項2】 ページャー受信部と、受信したデータ等
    を表示する表示部と、文字を入力する入力部と、受信し
    たデータを格納する受信データ格納部と、使用者が入力
    部から自由に入力した識別文字を格納する識別文字格納
    部と、受信データに識別文字が含まれているかどうかを
    識別する識別部と、受信データに識別文字が含まれてい
    る場合に、識別文字に対応する文字を識別文字に対応す
    る位置に格納する入力文字格納部とを備えた受信/入力
    装置において、 使用者が予め入力部から自由に入力した識別文字を含む
    受信データの文字を入力文字格納部に入力できることを
    特徴とする受信/入力装置。
  3. 【請求項3】 ページャー受信部と、受信したデータ等
    を表示する表示部と、文字を入力する入力部と、受信し
    たデータを格納する受信データ格納部と、使用者が入力
    部から自由に入力した識別文字や、あるいは、予め決め
    られている識別文字を格納する識別文字格納部と、受信
    データに識別文字が含まれているかどうかを識別する識
    別部と、受信データに識別文字が含まれている場合に、
    識別文字に対応する文字を識別文字に対応する位置に格
    納する入力文字格納部とを備えた受信/入力装置におい
    て、 識別文字を含む受信データの場合は、受信データの文字
    を入力文字格納部に入力し、識別文字を含まない受信デ
    ータの場合は、表示部に表示することを特徴とする受信
    /入力装置。
  4. 【請求項4】 ページャー受信部と、受信したデータ等
    を表示する表示部と、文字を入力する入力部と、受信し
    たデータを格納する受信データ格納部と、使用者が入力
    部から自由に入力した識別文字や、あるいは、予め決め
    られている識別文字を格納する識別文字格納部と、受信
    データに識別文字が含まれているかどうかを識別する識
    別部と、受信データに識別文字が含まれている場合に、
    識別文字に対応する文字を識別文字に対応する位置に格
    納する入力文字格納部とを備えた受信/入力装置におい
    て、 識別文字を含む受信データの場合に、受信データを一旦
    表示部に表示して、入力文字格納部に格納するのかどう
    かを選択可能なことを特徴とする受信/入力装置。
  5. 【請求項5】 データを受信し、受信したデータ等を表
    示し、受信したデータを格納し、受信したデータを識別
    するための識別文字を格納し、受信データに識別文字が
    含まれているかどうかを識別し、受信データに識別文字
    が含まれている場合に、識別文字に対応する文字を識別
    文字に対応する位置に格納する受信/入力方法におい
    て、 受信データの文字を入力文字格納部に格納することを特
    徴とする受信/入力方法。
  6. 【請求項6】 データを受信し、受信したデータ等を表
    示し、受信したデータを格納し、受信したデータを識別
    するための識別文字を格納し、受信データに識別文字が
    含まれているかどうかを識別し、受信データに識別文字
    が含まれている場合に、識別文字に対応する文字を識別
    文字に対応する位置に格納し、受信データの文字を入力
    文字格納部に格納する受信/入力方法を記録した記録媒
    体。
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