JPH11238069A - 部品選定装置 - Google Patents

部品選定装置

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JPH11238069A
JPH11238069A JP10038827A JP3882798A JPH11238069A JP H11238069 A JPH11238069 A JP H11238069A JP 10038827 A JP10038827 A JP 10038827A JP 3882798 A JP3882798 A JP 3882798A JP H11238069 A JPH11238069 A JP H11238069A
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JP10038827A
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Toru Sasaki
徹 佐々木
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は部品選定装置に関し、特に優先度の
高い部品が容易に分かり、部品選定を容易に行うと共
に、部品の標準化を図ることを可能とする部品選定装置
を提供するものである。 【解決手段】 回路図上の部品を指定することにより、
部品データベースから該当する「A」〜「D」等の型名
の部品を選択し、更に社内情報データベースから上記部
品型名「A」〜「D」に関する情報、例えば部品の信頼
性、コスト、在庫状況等の情報を読み出し、デフォルト
状態で設定した選定条件、又はオペレータの選択によっ
て設定した条件で優先処理を行い、最適な部品を選定す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気回路や電子回路
の設計、機械設計等において使用する部品を容易に選定
でき、部品の標準化を図る部品選定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、電気回路や電子回路の設計、機械
設計等はコンピュータを使用して行われている。例え
ば、回路図をディスプレイに表示し、回路部品や機械部
品を指定し、各部品間を配線等で接続しながら設計を行
っている。また、指定された部品に該当する部品型名
も、例えばディスプレイに表示され、機能や性能、構造
の相違により指定された部品が複数登録されている場合
には、その全てを表示する。例えば、電子回路の設計に
おいて、回路図上からアンドゲートが指定された場合、
同じアンドゲートでも耐圧、使用温度等の性能の相違
や、サイズ等の構造の相違により指定された部品が複数
登録されている場合、登録されたアンドゲートが全て表
示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、上述
のように指定された部品は全て表示され、設計者は表示
された部品の中で適当な製品を選定しなければならな
い。したがって、どの製品を優先して選定すればよい
か、またどの部品を選定すれば製品の標準化に寄与する
のか判断できず、部品の選定が困難であった。
【0004】また、設計する回路によっては仕様等の相
違により使用できる部品に制限があり、また特定分野で
優先して使用する部品もあり、部品選定を容易に行い、
部品の標準化を行うことが困難であった。
【0005】本発明の課題は、優先度の高い部品が容易
に分かり、部品選定が容易に行えると共に、部品の標準
化を図ることも可能な部品選定装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1記載
の発明によれば、部品を指定する部品指定手段と、該部
品指定手段によって指定された部品に該当する部品を第
1のデータベースから複数読み出す第1の読み出し手段
と、該第1の読み出し手段によって読み出された複数の
部品に関する情報を第2のデータベースから読み出す第
2の読み出し手段と、該第2の読み出し手段によって読
み出された情報に従って前記複数の部品の選定優先度を
設定する優先度設定手段と、該優先度設定手段によって
設定された優先順位に従って、前記部品名を表示する表
示手段とを有する部品選定装置を提供することによって
達成できる。
【0007】ここで、部品指定手段は、例えばディスプ
レイ上に表示した電子回路や電気回路等の回路図上の部
品を指定することによって行う。また、第1のデータベ
ースは部品データベースであり、例えば部品の型番や機
能、性能、構造、等の相違から、回路図上で指定された
部品に関する複数の部品を記憶する。また、第2のデー
タベースは、例えば社内データベースであり、上記複数
の部品に関する情報、例えば部品毎に異なるコストや、
部品の信頼性、選定制限情報、等の情報を記憶する。
【0008】また、優先度設定手段は部品を選定する際
の選定優先度を設定する。また、表示手段は例えばコン
ピュータのディスプレイ等が対応し、上記優先度設定手
段によって設定された優先度の高い順に部品を表示す
る。
【0009】このように構成することにより、例えば設
計者はディスプレイに表示される優先度の最も高い部品
を容易に選択することができる。また、社内規格等に従
って予めデフォルト値を設定しておくことにより、選択
する部品は設計者の如何に関わらず一義的に決まるため
部品の標準化にも寄与する。
【0010】上記課題は請求項2記載の発明によれば、
部品を指定する部品指定手段と、該部品指定手段によっ
て指定された部品に該当する部品を第1のデータベース
から複数読み出す第1の読み出し手段と、該第1の読み
出し手段によって読み出された複数の部品に関する情報
を第2のデータベースから読み出す第2の読み出し手段
と、該第2の読み出し手段によって読み出された前記情
報から選定制限項目を抽出し、該選定制限項目に選定制
限が付加されている部品の選定を制限する選定制限指定
手段と、該選定制限指定手段によって選定制限がなかっ
た部品に対してのみ、部品の選定優先度を設定する優先
度設定手段と、該優先度設定手段によって設定された優
先順位に従って、前記部品名を表示する表示手段とを有
する部品選定装置を提供することによって達成できる。
【0011】本発明においても、部品指定手段、第1の
データベース、第2のデータベースの構成は上記請求項
1の発明と同じである。また、本発明は選定制限指定手
段を有し、上記第2のデータベースから読み出した情報
の中で、例えば選定制限項目に選定制限が付加されてい
る時、当該部品の選定を制限する。
【0012】このように構成することにより、優先度設
定手段は選定を除外された部品の中から優先度を設定
し、表示手段に表示することによって選定を制限された
部品を除外して表示でき、例えば設計者は、ディスプレ
イに表示される優先度の高い部品を選択することによっ
て、簡単かつ制限された部品を誤選定することもない。
【0013】請求項3の記載は、上記請求項1記載の発
明において、例えば特定分野で優先して使用する部品を
選定し、特定部品データベースを作成するデータベース
作成手段を有し、該特定部品データベースに設定された
前記部品を最優先して選定する構成である。
【0014】ここで、特定分野とは例えば信頼性を重視
して設計しなければいけない場合や、部品コストを重視
して設計しなければいけない場合等において、これらを
特定分野に指定し、設計を行う場合である。かかる場
合、当該特定分野を指定した後、部品を指定すれば優先
的に特定部品のデータベースに登録された部品型名が読
み出され、部品選定を容易に行うことができる。
【0015】上記課題は請求項4記載の発明によれば、
部品を指定する部品指定手段と、該部品指定手段によっ
て指定された部品に該当する部品を第1のデータベース
から複数読み出す第1の読み出し手段と、該第1の読み
出し手段によって読み出された複数の部品に関する情報
を第2のデータベースから読み出す第2の読み出し手段
と、前記部品指定手段によって指定された部品が選定禁
止部品であるとき、該部品の代替部品を前記社内データ
ベースから読み出した情報によって抽出する代替え部品
抽出手段と、該抽出手段で抽出した代替部品の優先度を
設定する優先度設定手段と、該優先度設定手段によって
設定された優先順位に従って、前記代替え部品を表示す
る表示手段とを有する部品選定装置を提供することによ
って達成できる。
【0016】ここで、代替え部品抽出手段は前記部品指
定手段によって指定された部品が選定禁止部品であると
き、該部品の代替部品を前記第2のデータベースから読
み出した情報によって抽出するものである。
【0017】このように構成することにより、使用が禁
止されている部品を選定することがなく、しかも自動的
に代替え部品を選定できるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本例の部品選
定装置のシステム構成図である。同図において、部品選
定装置1は制御部2とディスプレイ3で構成され、制御
部2はCPU4、及びROM5、RAM6、ドライバ7
等で構成されている。また、部品選定装置1には不図示
のキーボードやマウスも接続されている。また、上述の
ROM5には本例の部品選定処理を行うプログラムが記
憶されている。
【0019】また、同図に示すように、ドライバ7にフ
ロッピーディスク8やCD−ROM9の記憶媒体を挿入
することにより、上述のプログラムの供給を記憶媒体か
ら受けることもできる。また、ネットワーク回線を介し
て、例えばサーバからプログラムの供給を受けることも
できる。
【0020】尚、本例では 部品選定の際の優先度の設
定や、部品選定制限処理、代替え部品の選定処理、等は
上述のプログラムに従って行う。以下、具体的な例につ
いて説明する。 <第1実施形態例>図2は本例を説明するフローチャー
トである。
【0021】先ず、ディスプレイ3に電子回路の回路図
を表示する(ステップ(以下Sで示す)1)。この表示
は、電子回路の設計者が不図示のキーボードやマウスを
操作しながら、部品選定装置1のディスプレイ3に設計
回路、及びその回路部品を表示するものである。
【0022】次に、CPU4は部品選定のための部品指
定があるか否か判断する(S2)。この部品の指定は、
回路設計者がキーボード又はマウスを操作して部品を指
定する処理である。図3はこの部品指定例を示す図であ
り、ディスプレイ3に表示された回路図10にはインバ
ータ10a、10b、アンドゲート10cが表示され、
その中のアンドゲート10cが指定されたことを示す。
尚、同図では矢印で示すカーソル12が部品記号(○印
で示す部品シンボル)を指定するように構成されてい
る。
【0023】上述の指定がなければ、回路設計者(以
下、オペレータという)が部品を指定するまで待ち(S
2がN(ノー))、部品が指定されると(S2がY(イ
エス))、CPU4はROM5に記憶する第1のデータ
ベースである部品データベースを検索する(S3)。こ
の検索処理は指定した部品に該当する登録部品を選択す
る処理である。
【0024】図4はROM5に予め登録された部品のデ
ータベースを示す図であり、本例ではその中の一部を示
す。例えば、図4に示す部品データベースが上述のアン
ドゲート10cに関連する部品データを記憶するもので
あるとすれば、この部品データを読み出す(S4)。こ
の時読み出されるデータは、例えば指定したアンドゲー
ト10cであり、アンドゲートを製造するメーカーの部
品型名が「A」、「B」、「C」、「D」として読み出
される。
【0025】次に、上述のようにして読み出した部品型
名「A」、「B」、「C」、「D」に関する情報を得る
ため、第2のデータベースである社内情報データベース
を検索する(S5)。この社内情報データベースは、オ
ペレータが所属する会社におけるデータベースであり、
回路設計の際に使用するあらゆる部品の詳しい情報が書
き込まれている。そして、例えば上述の部品型名「A」
〜「D」に関する情報を社内情報データベースから読み
出す(S6)。尚、この社内情報データベースは前述の
ROM5に登録しておいてもよいし、またネットワーク
回線を介して社内のデータベースから読み出してよい。
【0026】図5はこの時の読み出し処理の模式図であ
り、社内情報データベース11から上述の部品型名
「A」〜「D」に関する情報が例えばRAM6に読み出
される。ここで、社内情報a、b、・・・は、情報の項
目であり、例えば当該部品の部品コストや、部品の故障
率、在庫状態、等が対応する。例えば、同図に示すaは
部品コストを示し、部品型名「A」は部品コストが
“1”であり(一番安く)、部品型名「B」は部品コス
トが“5”であり(一番高く)、部品型名「C」は部品
コストが“3”であり(コストは中位であり)、部品型
名「D」は部品コストが“5”である(一番高い)。
【0027】また、同図に示すbは部品の在庫状況であ
り、部品型名「A」は在庫が“100”であり、部品型
名「B」は在庫が“200”であり、部品型名「C」は
在庫が“0”であり、部品型名「D」も在庫が“0”で
あることを示す。さらに、同図に示すcは部品の信頼性
であり、部品型名「A」は◎であり信頼性が極めて高
く、部品型名「B」は△であり信頼性は普通であり、部
品型名「C」は○であり信頼性が高く、部品型名「D」
は×であり信頼性が低いことを示す。
【0028】以上のようにして部品型名「A」〜「D」
に対する詳しい情報を読み出した後、優先度の設定処理
を行う(S7)。この優先度の設定処理は、予め設定さ
れたデフォルト値に基づいて行ってもよく、またオペレ
ータが設定してもよい。例えば、優先度の設定として部
品の信頼性を対象とすれば、図6に示す順番に優先度が
決定される(S8)。また、部品のコストを優先度設定
の対象とすれば、図6とは異なる優先順位となる。
【0029】次に、上述のようにして設定された優先順
位の部品型名「A」〜「D」のデータをディスプレイ3
に表示する(S9)。この時、例えば上述の例では図6
に示すデータが表示される。したがって、オペレータは
図6に示すデータから優先度が最も高い部品型名「A」
を選択する。
【0030】尚、上述の例では優先度の設定において、
その対象を部品コストや、信頼性、等の単一項目とした
が、複数項目を適切な割合で設定してもよい。例えば、
部品コストを50%考慮し、信頼性を50%考慮するよ
うに設定してもよいし、また部品コストを30%考慮
し、信頼性を30%考慮し、在庫状況を40%考慮する
設定としてもよい。
【0031】以上のように部品選定を行うことにより、
オペレータはディスプレイ3に表示する優先度の最も高
い部品を簡単に選択することができ、特にデフォルト状
態で設定される場合、選択する部品はオペレータの意思
に関わらず一義的に決まり、部品の標準化にも寄与する
ことができる。 <第2実施形態例>次に、本発明の第2実施形態例につ
いて説明する。
【0032】本例においても、図1のシステム構成図を
使用し、また適宜第1実施形態例で使用した図面も使用
して説明する。図7は本例を説明するフローチャートで
ある。本例においても、先ずディスプレイ3に例えば電
子回路の回路図を表示する(ステップ(以下STで示
す)1)。次に、回路上の部品を指定し(ST2が
Y)、指定された部品に該当する部品型名を部品データ
ベースから読み出す(ST3、ST4)。例えば、この
時読み出された部品型名を前述の「A」〜「D」とすれ
ば、図4に示すデータとなる。
【0033】次に、上述のようにして読み出した部品型
名「A」〜「D」に関する情報を得るため、社内情報デ
ータベース11を検索し(ST5)、上述の各部品型名
「A」〜「D」に関する詳しい情報を読み出す(ST
6)。この処理により、前述の図5に示す社内情報a、
b、・・・を含むデータが読み出される。
【0034】この状態から、本例では次に制限項目を設
定する(ST7)。この制限項目としては、例えば新規
生産が中止された部品や、設計サイズに適合しない部品
等が対応する。これらの制限は、例えば前述の社内情報
データベース11に登録されており、上述の読み出し処
理によって読み出された部品型名「A」〜「D」のなか
で、上記制限がある部品を探す。本例では、例えば部品
型名「B」と「D」に上記制限があれば、これらの部品
型名「B」と「D」は除かれる。したがって、図8に示
す部品型名「A」、「C」のみが選択される(ST
8)。
【0035】その後、前述と同様、優先度の設定処理を
行い、例えば在庫状況等に従って優先処理を行う。そし
て、最後にディスプレイ3に表示を行う(ST9)。図
9はこのようにして優先処理が行われた結果を示す図で
ある。
【0036】以上のように部品選定を行うことにより、
誤って制限が存在する部品を選定することがなく、オペ
レータはディスプレイ3に表示される部品データの優先
度のみを見て容易に選定することができる。 <第3実施形態例>次に、本発明の第3実施形態例につ
いて説明する。
【0037】本例においても、図1のシステム構成図を
使用する。本例は予め特定分野として使用する部品を選
定して別のデータベースを作成しておき、オペレータに
よって当該特定分野が選択されたとき、優先して当該デ
ータベースを読み出し使用するものである。
【0038】図10は、予め設定された特定分野の特定
部品のデータベースの一部を示すものであり、例えば前
述のアンドゲートに関するデータベースである。ここ
で、特定分野とは、例えば設計対象の製品の仕様が厳し
く、信頼性を特に重用視する場合には特定分野として信
頼性が重視された分野の部品である。本例では、このア
ンドゲートに関する特定部品を「R」とする。
【0039】尚、図示しないが、特定部品のデータベー
スには他の部品、例えばオアゲート、ナンドゲート等の
他のゲート回路や、カウンタ回路、トランジスタ等の他
の電子部品も登録されている。以下、図11に示すフロ
ーチャートを用いて動作を説明する。
【0040】先ず、ディスプレイ3に回路図を表示する
(ステップ(以下STPで示す)1)。次に、上述の特
定分野の指定があるか否か判断する(STP2)。ここ
で、特定分野の指定がない場合、例えば前述の第1実施
形態例で説明した処理を行う(STP2がN)。一方、
特定分野の指定がある場合(STP2がY)、当該特定
分野の指定に基づき、CPU4は上述の特定分野のデー
タベースを検索し、前述の図10に示すアンドゲートの
部品型名「R」を読み出す(STP3)。また、特定分
野のデータベースに含まれる他の部品、例えば不図示の
オアゲートに関する特定部品「S」や、ナンドゲートに
関する特定部品「T」、カウンタ回路に関する特定部品
「U」も同時に読み出される。図12は上述のようにし
て、例えばRAM6に読み出された部品型名を示す。
【0041】次に、オペレータの部品指定を待ち(ST
P4がN)、オペレータによる部品指定があると(ST
P4がY)、指定された部品に該当する部品型名を上述
のRAMに読み出した特定分野の部品型名から指定す
る。すなわち、図12に示す部品型名「R」〜「U」か
ら対応する部品を選択する。例えば、前述のようにアン
ドゲート10cが指定されたのであれば、部品型名
「R」が読み出され(図13参照)、部品型名「R」に
対する社内情報データベースの検索処理が行われる(S
TP5)。尚、この時他の部品、例えばオアゲートや、
ナンドゲートが指定されたのであれば、部品型名「S」
や「T」が選択され、これらの部品に対する社内情報デ
ータベースの検索処理が行われる(STP5)。
【0042】次に、上述の社内情報データベースの検索
により、対応する部品型名(例えば、部品型名「R」に
関する詳しい情報が読み出される(STP6)。図14
は上述の処理により、部品型名「R」の社内情報がRA
M6に読み出された状態を示す。 次に、CPU4は図
14に示す情報をディスプレイ3に出力し、表示する
(STP7)。このようにしてディスプレイ3に表示し
た部品型名「R」のデータは、予め特定部品として特定
部品のデータベースに登録されていた部品型名であり、
特定部品のデータベースを予め指定し、回路から部品指
定を行った場合には自動的に対応する部品型名が指定さ
れ、当該部品を選定することができる。
【0043】したがって、本例のように構成しても、オ
ペレータは特定分野を指定し、回路図上の部品を指定す
るだけで、一義的に選定する部品型名が特定でき、容易
に部品の選定を行うことができる。 <第4実施形態例>次に、本発明の第4実施形態例につ
いて説明する。
【0044】本例においても、図1のシステム構成図を
使用し、また適宜第1実施形態例で使用した図面も使用
して説明する。図15は本例を説明するフローチャート
である。本例においても、先ずディスプレイ3上に例え
ば電子回路の回路図を表示する(ステップ(以下Wで示
す)1)。次に、表示した回路の中の部品を指定し(W
2がY)、指定された部品に該当する部品型名を部品デ
ータベースから読み出す(W3、W4)。例えば、この
時読み出された部品型名を前述の「A」、「B」とすれ
ば、図15に示すデータがRAM6に格納されたことに
なる。
【0045】次に、上述のようにして読み出した部品型
名「A」と「B」に関する情報を得るため、社内情報デ
ータベースを検索し(W5)、上述の各部品型名「A」
と「B」に関する詳しい情報を社内情報データベースか
ら読み出す(W6)。この処理により、例えば図17に
示す社内情報の項目g、h、等を含む情報が読み出され
る。尚、同図には項目a、b、等の情報は示していない
が、社内情報データベースから供給される情報にはこれ
らの情報も含むものとする。
【0046】ここで、上述の項目gは部品の使用制限に
関する情報であり、例えば以前に生じた部品不良によっ
てクレームがあり、以後使用不可となっている部品など
である。尚、この項目gの設定は、例えば対応するエリ
アにフラグを立てることによって設定する。したがっ
て、CPU4は使用禁止の指示があるか否か判断し(W
7)、使用禁止指示がある場合(W7がY)、代替え部
品の情報を社内情報データベース11から読み出す(W
8)。図18は代替え部品が、例えば「E」、「F」で
あった場合に、社内情報データベース11から対応する
代替え部品の詳しい情報を読み出した例を示す。
【0047】この状態から、前述と同様、優先度の設定
処理を行い、例えば信頼性や部品コストに従って優先処
理を行う(W9)。そして、最後にディスプレイ3に表
示を行う(W10)。図19はこのようにして優先処理
が行われた結果を示す図であり、上述の部品型名
「E」、「F」の2個の部品に対して優先処理が行わ
れ、例えばコストの項目a、又は在庫数の項目b、又は
信頼性の項目cに従って優先処理されたデータが表示さ
れる。
【0048】以上のように部品選定を行うことにより、
誤って使用禁止部品を選定することがなく、オペレータ
は容易に最適な部品(代替え部品)を選択することがで
きる。
【0049】尚、以上の4実施形態例の説明では、アン
ドゲート10c等の電子部品に関する部品選定処理を説
明したが、本発明は電子部品に限らず、機械部品、機構
部品等の他の分野の部品に関しても同様に適用できるも
のである。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば優先度の
最も高い部品を簡単に選択することができ、例えばデフ
ォルト設定された部品を選定する場合には、部品の標準
化に寄与することもできる。
【0051】また、オペレータが簡単に部品を選定した
場合でも、誤って使用が制限された部品を選定すること
がない。また、オペレータは特定分野を指定し、回路図
上の部品を指定することで、予め設定した特定部品を簡
単に選定することができる。
【0052】さらに、使用禁止部品を選定することがな
く、オペレータは容易に最適な代替え部品を選定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例の部品選定装置のシステム構成図である。
【図2】第1実施形態例を説明するフローチャートであ
る。
【図3】回路部品の指定例を示す図である。
【図4】ROMに予め登録された部品のデータベースを
示す図である。
【図5】社内情報データベースから関連する情報の読み
出し処理を示す模式図である。
【図6】優先処理後、ディスプレイに部品型名の情報を
表示する際の例である。
【図7】第2実施形態例を説明するフローチャートであ
る。
【図8】社内情報データベースから関連する情報の読み
出し処理を示す模式図である。
【図9】優先処理後、ディスプレイに部品型名の情報を
表示する際の例である。
【図10】特定部品のデータベースの例を示す図であ
る。
【図11】第3実施形態例を説明するフローチャートで
ある。
【図12】特定部品のデータベースからデータを読み出
した状態を示す図である。
【図13】例えば特定部品「R」の指定例である。
【図14】特定部品「R」に関する情報を社内情報デー
タベースから読み出す際の模式図である。
【図15】第4実施形態例を説明するフローチャートで
ある。
【図16】ROMに予め登録された部品のデータベース
を示す図である。
【図17】社内情報データベースから読み出す際の模式
図であり、使用禁止指示の例を示す模式図である。
【図18】代替え部品に関する情報を社内情報データベ
ースから読み出す際の模式図である。
【図19】優先処理後、ディスプレイに部品型名の情報
を表示する際の例である。
【符号の説明】
1 部品選定装置 2 制御部 3 ディスプレイ 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 ドライバ 8 フロッピーディスク 9 CD−ROM 10a、10b インバータ 10c アンドゲート 12 カーソル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を指定する部品指定手段と、 該部品指定手段によって指定された部品に該当する部品
    を第1のデータベースから複数読み出す第1の読み出し
    手段と、 該第1の読み出し手段によって読み出された複数の部品
    に関する情報を第2のデータベースから読み出す第2の
    読み出し手段と、 該第2の読み出し手段によって読み出された情報に従っ
    て、前記複数の部品の選定優先度を設定する優先度設定
    手段と、 該優先度設定手段によって設定された優先順位に従っ
    て、前記部品名を表示する表示手段と、 を有することを特徴とする部品選定装置。
  2. 【請求項2】 部品を指定する部品指定手段と、 該部品指定手段によって指定された部品に該当する部品
    を第1のデータベースから複数読み出す第1の読み出し
    手段と、 該第1の読み出し手段によって読み出された複数の部品
    に関する情報を第2のデータベースから読み出す第2の
    読み出し手段と、 該第2の読み出し手段によって読み出された前記情報か
    ら選定制限項目を抽出し、該選定制限項目に選定制限が
    付加されている部品の選定を制限する選定制限指定手段
    と、 該選定制限指定手段によって選定制限がなかった部品に
    対してのみ、部品の選定優先度を設定する優先度設定手
    段と、 該優先度設定手段によって設定された優先順位に従っ
    て、前記部品名を表示する表示手段と、 を有することを特徴とする部品選定装置。
  3. 【請求項3】 特定分野で優先して使用する部品を選定
    し、特定部品データベースを作成するデータベース作成
    手段を有し、該特定部品データベースに設定された前記
    部品を最優先して選定することを特徴とする請求項1記
    載の部品選定装置。
  4. 【請求項4】 部品を指定する部品指定手段と、 該部品指定手段によって指定された部品に該当する部品
    を第1のデータベースから複数読み出す第1の読み出し
    手段と、 該第1の読み出し手段によって読み出された複数の部品
    に関する情報を第2のデータベースから読み出す第2の
    読み出し手段と、 前記部品指定手段によって指定された部品が選定禁止部
    品であるとき、該部品の代替部品を前記第2のデータベ
    ースから読み出した情報によって抽出する代替え部品抽
    出手段と、 該代替え部品抽出手段で抽出した代替部品の優先度を設
    定する優先度設定手段と、 該優先度設定手段によって設定された優先順位に従っ
    て、前記代替え部品名を表示する表示手段と、 を有することを特徴とする部品選定装置。
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