JPH11236129A - 入槽スケジュ−ル生成装置 - Google Patents

入槽スケジュ−ル生成装置

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JPH11236129A
JPH11236129A JP3989798A JP3989798A JPH11236129A JP H11236129 A JPH11236129 A JP H11236129A JP 3989798 A JP3989798 A JP 3989798A JP 3989798 A JP3989798 A JP 3989798A JP H11236129 A JPH11236129 A JP H11236129A
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JP3989798A
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Nobutsugu Tsuchida
田 修 嗣 土
Junichi Matsuoka
岡 純 一 松
Shunichi Kaneya
屋 俊 一 金
Masahiro Takeuchi
内 正 宏 竹
Yoshinori Yamashita
下 義 徳 山
Hiroyuki Miyazaki
崎 裕 之 宮
Kunio Shioda
田 久 仁 夫 塩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料槽への原料送給の操業を円滑化。複数の
基点から複数の終点への原料輸送効率の向上。 【解決手段】 1以上の払出し設備,複数の貯槽、およ
び、払出し設備から貯槽に至る搬送路を選択的に形成す
る搬送設備、を含む原料設備の、各槽の在庫量と槽原料
使用速度から、各槽の在庫量が下限領域にある入槽要時
間帯を算出し;それに基づいて、各槽への原料搬送開始
時刻を決定し;それに基づいて、早い開始時刻の原料搬
送作業から搬送路を割当て;異なる槽への同一時刻の原
料搬送作業に同一搬送路が決定されている競合をチェッ
クして、競合時は、早い開始時刻の原料搬送に該搬送路
を割当て、遅い開始時刻の原料搬送の貯槽の在庫量が下
限領域を外れる前の時刻に該搬送路を遅い開始時刻の原
料搬送作業に割当て、これに対応して、前記搬送開始時
刻および割当てを変更し競合を解消する;入槽スケジュ
−ル生成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の原料払出し
設備のそれぞれと複数の原料貯槽との間に、基点(原料
払出し設備)のそれぞれから原料受端である複数の終点
(原料貯槽)のそれぞれに選択的に原料を搬送するため
の、少くとも一部分が複数の基点又は終点に共用の原料
搬送路を有する原料搬送設備が設置された原料設備で
の、原料搬送のスケジュ−リングに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば製鉄原料設備には、原料ヤ−ドに
散在する十余の原料払出し機と、これらが払出した原料
を搬送する百本余のベルトコンベアと、下工程で必要と
される原料を貯留する数十ある原料槽とがあり、原料槽
より次々に原料が下工程に送り出され、在庫量が低下し
た原料槽には、原料払出し機とベルトコンベアで、原料
ヤ−ドにある原料が間欠的に送り込まれる。
【0003】下工程に支障を来たさぬように、各原料槽
には常時所要の銘柄(混合を含む)の原料が貯留してい
ることが必要であるが、原料槽の上流側においては、原
料払出し機およびベルトコンベアなどの設備休止予定,
原料ヤ−ド上の原料積み場所の変更,払出し場所の変更
などが頻繁に行なわれるので、各原料槽に原料ヤ−ドの
原料を送り込む作業スケジュ−ルの立案は、複雑な知能
労働であり、操業者の経験や知識が重要なものとなって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の操業者による計
画立案方法によると、時々刻々と作業状況が変化する大
規模な原料ヤード設備では考慮すべき項目が多く、計算
すべき項目も多いため、熟練操業者以外では情報の見落
としや判断ミスなどのため計画立案が困難であった。こ
のような問題を解決するために、現在種々の計画方法が
提案されている。例えば、特開平3−243508号公
報には、知識ベースに基づくヤード積み付け・払出し作
業の自動制御を行なう原料ヤードの最適貯蔵制御装置が
提示され、特開平3−279124号公報には、ヤード
計画を中心とした搬送事業の競合解消を行なう原料ヤー
ド物流管理の最適化方法が提案されている。又、特開平
4−89709号公報には、知識ベースに基づく槽の在
庫推移をもとに槽への原料供給を立案し、コンベアや移
動機を自動制御する、原料ヤードの最適搬送制御装置が
提示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、原料供給計
画の過程では、同一時刻に同一基点から複数の終点に、
又は、同一時刻に同一搬送路を介して複数の基点のそれ
ぞれから複数の終点のそれぞれに原料を搬送する「競
合」を生ずることがあるが、これに対処する処理方案は
上述の各公報には見当らない。また、入槽開始すべき時
刻が固定的で幅がないため作業の競合を解消することが
困難である。基点/終点間の搬送路を決定する際に、原
料の置き場情報や設備使用状況を考慮していないため効
率的な操業が行えない。そして、計画結果を評価する処
理が無いため、操業者が考えている計画と自動計画処理
が出力した計画との差を埋めることができない。
【0006】本発明は、原料槽への原料送給の操業を円
滑にすることを第1の目的とし、複数の基点のそれぞれ
から複数の終点のそれぞれへの原料輸送効率を向上する
ことを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1) 1以上の原料払
出し設備,2以上の原料貯槽、および、各原料払出し設
備から各原料貯槽に至る原料搬送路を選択的に形成する
原料搬送設備、を含む原料設備の、各原料槽の在庫量と
原料払出し速度から、各原料槽の在庫量が下限領域にあ
る入槽要時間帯を算出する手段;各槽の入槽要時間帯に
基づいて、各槽への原料搬送時刻を決定する手段;各槽
への原料搬送時刻に基づいて、早い原料搬送時刻の原料
搬送から、前記原料搬送設備の原料搬送路を割当てる手
段;異なる2以上の原料貯槽への同一時刻の原料搬送作
業に関して、同一原料搬送路が決定されている競合の有
無をチェックして、競合がある場合、早い原料搬送開始
時刻の原料搬送に該原料搬送路を割当て、遅い原料搬送
開始時刻の原料搬送作業の終点原料貯槽の在庫量が下限
領域を外れる前の時刻に該原料搬送路を遅い原料搬送開
始時刻の原料搬送作業に割当て、これに対応して、前記
原料搬送開始時刻および割当てを変更し競合を解消する
手段;を備える入槽スケジュ−ル生成装置。
【0008】
【発明の実施の形態】(2)前記競合を解消した、各槽
への原料搬送開始時刻および原料搬送路の割当ての評価
値を算出し、評価値が設定範囲を外れると、前記各槽へ
の原料搬送開始時刻および原料搬送路の割当ての少くと
も一部を変更して再度評価値を算出する、評価手段;を
更に備える、入槽スケジュ−ル生成装置。
【0009】(3)前記入槽要時間帯の算出以下の処理
を、所定周期Tfで繰返す、入槽スケジュ−ル生成装
置。
【0010】(4)前記入槽要時間帯の算出以下の処理
の、1回の開始毎に計時を開始し計時値が設定値Teに
達しても処理を終了していないときにはその回の処理を
そこで中止する、入槽スケジュ−ル生成装置。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。第1図は本発明の1実施例に関わる原料輸送作業計
画立案システムの構成概略図である。複数の原料払出し
設備のそれぞれと複数の原料貯槽との間に、基点(原料
払出し設備)のそれぞれから原料受端である複数の終点
(原料貯槽)のそれぞれに選択的に原料を搬送するため
の、少くとも一部分が複数の基点又は終点に共用の、多
数のベルトコンベアでなる原料搬送路を有する原料設備
のプロコン(プロセスコンピュ−タ)1および輸送機器
2から、非定周期的な設備運転信号や設備故障信号、操
業者が日単位で決定する作業計画を収集し、原料プロコ
ン3のデ−タ格納ファイル39〜41に書込む。また原
料プロコン3には、製鉄操業管理を行なうビジコン(ビ
ジネスコンピュ−タ)6から、原料ヤ−ドへの原料の積
載情報が与えられ、原料プロコン3はこの情報をデ−タ
格納ファイル32に書込む。
【0012】原料プロコン3には、通信装置39,51
を介してスケジュ−ル計算機5が接続されており、この
スケジュ−ル計算機5が、定周期で、デ−タ格納ファイ
ル39のデ−タを、入力デ−タファイル53に読込み、
この読込みを行なう毎に、入力デ−タファイル53のデ
−タに対して、「入槽計画」54,「移動機使用計画」
55,「ヤ−ド計画」56および「配合計画」57を実
行し、それらで決定した計画デ−タ(各スケジュ−ル)
を、原料プロコン3の時系列処理用に編集して出力デ−
タファイル59に書込み、そして原料プロコン3に転送
してそのデ−タ格納ファイル40,41に書込む。
【0013】原料プロコン3は、スケジュ−ル計算機5
が新たなスケジュ−ルを転送して来る毎に、それをCR
Tディスプレイ43の画面上に表示すると共に、現在実
行中(消化中)のスケジュ−ルもCRTディスプレイ4
3に表示する。現在実行中および未来のスケジュ−ルに
対してオペレ−タは操作ボ−ドを介して介入し変更を行
なうことができる。消化したスケジュ−ル(介入があっ
た場合には介入に従った実績を含む)は作業実績として
デ−タファイル39に書込み、オペレ−タ指示に応答し
てプリンタ46でプリントアウトする。
【0014】図2に、スケジュ−ル計算機5が定周期で
実行する「入槽計画」54の概要を示す。その1回の実
行の最初には、計算機5は、「入槽計画」54を定周期
で実行するためのTf時限のタイマと、1回の「入槽計
画」54の処理時間が設定時間を越えるとそこでその回
の「入槽計画」54の処理を中止するためのTe時限
(Te<Tf)のタイマをスタ−トして、各タイマのタ
イムオ−バに応答する内部割込処理を許可する(ステッ
プS1)。なお、以下において、ステップNo.表記で
は、「ステップ」という語を省略して、ステップNo.
記号のみを記す。各タイマTf,Teをスタ−トすると
計算機5は、原料プロコン3のデ−タファイル39か
ら、原料設備の現状デ−タを入力デ−タファイル53に
読込む(S2)。そして、原料設備の原料槽それぞれ
の、現在の在庫量Lnと槽原料使用速度V(単位時間当
りの払出し量)に基づいて、各原料槽への入槽(原料搬
送)要時間帯を算出する(S3)。
【0015】図3は、入槽要時間帯を決定する機能の説
明図である。各原料槽の現在庫レベルLnと、操業者が
管理している槽在庫下限領域の上限値L2および下限値
L1と、現在の槽原料使用速度Vから、各槽の上限値到
達時刻T2および下限値到達時刻T1を求める。入槽開
始時刻を下限レベル到達時刻T1として計画を立ててど
の槽の在庫も下限値L1以上に維持するように下限レベ
ル到達時刻T1のみに基づいて各槽への原料搬送作業を
立案することは現実的に不可能であるため、下限値L1
と上限値L2を基準に入槽開始時刻に選択幅をもたせた
入槽要時間帯T2〜T1を決定する(S3)。
【0016】計算機5は次に、搬送設備の原料輸送機器
の配備,現在の設備使用状況、原料の置き場情報、設備
故障状況や未来の設備修理予定をもとに、原料槽をグル
ープ化し、グループ単位で入槽要時間帯の競合解消を行
い、入槽作業を行う順序すなわち各原料槽への原料供給
時刻および使用搬送路を決定する(S4,S5)。
【0017】図4〜図7は、入槽作業を行う順序を決定
する機能の説明図である。最初に、入槽するために使用
する起点から終点までのベルトコンベアの組み合わせを
系統と定義した時、系統の干渉状態をもとに槽をグルー
プ化する。図4の(a)では、原料槽群中のA槽への原
料搬送系統とB槽への系統が全干渉するためA槽とB槽
は同一グループとする。図4の(b)ではA槽への系統
とB槽への系統が一部干渉するためA槽とB槽は同一グ
ループとする。図4の(c)ではA槽への系統とB槽へ
の系統が非干渉であるためA槽とB槽は同一グループと
しない。
【0018】図5のように終点(原料槽)への系統が3
つ以上に分岐し、起点(原料払出し設備)も複数選択で
きる場合のグループ分けは複雑である。図6にグループ
分けの例を示す。図6の(a)は系統を起点側,終点側
の2つに分割でき、起点側で選択できる系統の数が終点
側で選択できる系統の数より大きいあるいは同じ時であ
る。このときは終点単位でグループ分けをする。図6の
(b)では起点側で選択できる系統の数が終点側で選択
できる系統の数より小さい時である。このときは起点側
で選択できる系統数分グループ分けする。図6の(b)
の場合では2グループに分ける。図6の(c)のように
3つ以上に系統を分割できる時は終点に最も近い分岐点
で起点側系統と終点側系統との2つに分割して考え、起
点側を分岐数の最小数の系統と終点側系統の組み合わせ
として考える。図6の(d)のように途中で分岐した系
統が下流で別の系統に合流している場合には、分岐点1
で起点側,終点側で分割して考え、下流側の入槽系統選
択時において操業条件や優先度を考慮する必要がある。
これらのグループ分けは操業によって固定化する場合と
オンラインで変化させる方法が考えられる。
【0019】次に計算機5は、グループ内において、競
合する入槽時間の競合解消を行う(S6)。図7の
(a)は、1つのグループ内での入槽要時間帯を示して
いる。図7の(b)ではこの入槽要時間帯をもとに槽
A,槽B,槽C,槽Dの入槽作業の競合を解消した解の
一例である。ここでは、槽A,槽B,槽C,については
槽に在庫が一杯となる満槽レベルまで入槽作業を行って
いるが、槽Dについては満槽レベルに到達するまで作業
を行うと槽Cの入槽開始時刻が入槽要時間帯T2〜T1
から外れてしまう。すなわち槽Cの在庫量が下限値L1
未満になってしまう。これを解消するため、次に槽Cへ
の入槽作業を開始するタイミングが入槽要時間帯から外
れないように入槽作業を割り付けていく。すなわち各槽
の入槽作業開始時刻を決定する。図7の(c)は、図7
の(b)にて決定した入槽作業から予測される槽A〜D
の槽在庫推移を表す。
【0020】次に計算機5は、評価関数を用いて各作業
の入槽開始時刻が最適であるか評価する(S7)。も
し、最適でないと評価したときは、S4〜S6の処理を
繰り返す(S8,S10)。
【0021】図8は、入槽作業開始時刻を決定し、評価
関数を用いて各作業の入槽開始時刻が最適であるか評価
する機能の説明図であり、競合解消した2つの作業の関
係を示す。一方の作業をI、他方をJとしたとき以下の
ように整理する。
【0022】Tei=Tsi+Ti Tej=Tsj+Tj Tsi−Tej+Mij×Iij≧0 Tsj−Tei+Mij×(1−Iij)≧0 tsi≦Tsi≦tei tsj≦Tsj≦tej tsi:作業iの入槽要時間帯で最も早い時刻 tei:作業iの入槽要時間帯で最も遅い時刻 Tsi:作業iの作業開始時刻 Tei:作業iの作業終了時刻 Tti:作業iの作業開始目標時刻 Ti:作業iの作業時間 tsj:作業jの入槽要時間帯で最も早い時刻 tej:作業jの入槽要時間帯で最も遅い時刻 Tsj:作業jの作業開始時刻 Tej:作業jの作業終了時刻 Ttj:作業jの作業開始目標時刻 Tj:作業jの作業時間 Mij:非常に大きな定数 Iij:作業iが作業jより先行する時1、作業jが作
業iより先行する時0となる変数 全ての作業について、上記のように2つの作業間の関係
式として整理し、下記の条件式が設定値以下になるよう
な各作業の作業開始時刻を求める。
【0023】 F(Tsn)=ΣWn×|Tsn−Ttn| Wn:作業nの重みづけ Tsn:作業nの作業開始時刻 Ttn:作業nの作業開始目標時刻。
【0024】そして算出したF(Tsn)が設定値以下
であるかをチェックして、設定値を越えるときには、F
(Tsn)を大きくしているパラメ−タを、大きい値の
ものから摘出して、それが小さくなるように変更して
(S10)、上記S4〜S8を再実行する。これ(S4
〜S8,S10)を、F(Tsn)が設定値以下となる
まで繰返す。この繰返しの間にタイマTeがタイムオ−
バすると計算機5はそこでこの処理を中止し、その旨の
デ−タを原料プロコン3に転送し、次の「入槽計画」5
4の実行タイミングになる(タイマTfのタイムオ−
バ)を待ち、その間「移動機使用計画」55,「ヤ−ド
計画」56および「配合計画」57を実行する。タイマ
Teがタイムオ−バするまでにF(Tsn)が設定値以
下になったときには、決定したスケジュ−ル(各槽への
原料供給開始時刻および使用系統)を原料プロコン3に
転送し(S9)、次の「入槽計画」54の実行タイミン
グになる(タイマTfのタイムオ−バ)を待ち、その間
「移動機使用計画」55,「ヤ−ド計画」56および
「配合計画」57を実行する。
【0025】なお、以上においては「入槽計画」54の
処理に視点を置いてデ−タ処理を説明したが、実際に
は、タイマTfがタイムオ−バすると、それを再セット
すると共に、原料プロコン3から現状デ−タを読込ん
で、現状デ−タに基づいて「入槽計画」54,「移動機
使用計画」55,「ヤ−ド計画」56および「配合計
画」57をこの順に実行し、これらで立案したスケジュ
−ル又は処理中止を「出力デ−タ編集」58で原料プロ
コン3で使用するデ−タ群に編集して出力デ−タファイ
ル59に格納し、この出力デ−タファイル59のデ−タ
を原料プロコン3に転送する。上述の「入槽計画」54
(図2)の最後の「リタ−ン」は、「移動機使用計画」
55の処理に進むことを意味する。また上述のようにタ
イマTeのタイムオ−バに応答して「入槽計画」54を
中止すると、同様に「移動機使用計画」55の処理に進
む。
【0026】「移動機使用計画」55,「ヤ−ド計画」
56および「配合計画」57のいずれにおいても、それ
に進入した最初に、タイマTeと同様な処理続行の可否
を定めるための各タイマをスタ−トして該タイマのタイ
ムオ−バにより処理を中止する割込処理を許可する。こ
のようなタイマ割込処理が設定されているので、「入槽
計画」54,「移動機使用計画」55,「ヤ−ド計画」
56および「配合計画」57が一連のものとしてTf周
期で繰り返される。
【0027】原料プロコン3に転送されたデ−タはCR
Tディスプレイ43に表示される。タイマのタイムオ−
バに応答して処理(54,55,56,57)を中止し
た場合は、中止した処理(スケジュ−リング)が難かし
いことを意味する。この場合、操業者がこの処理中止に
応じて入槽時間の条件をゆるめたり、入槽事業順序を変
更したり、搬送設備,槽在庫量,槽原料使用速度などの
現状デ−タが変化したりすると、そのデ−タが計算機5
に転送され、次回の処理では、処理が完了するようにな
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように原料供給作業の
立案を行うため、操業状況が的確に反映され、原料槽へ
の原料送給の操業が円滑になり、1以上の基点から複数
の終点のそれぞれへの原料輸送効率が向上し、適切な原
料搬送操業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1に示すスケジュ−ル計算機5の、「入槽
計画」54の概要を示すフロ−チャ−トである。
【図3】 図1に示す実施例が管理対象とする原料設備
の中の原料槽の在庫量の変化を示すグラフである。
【図4】 図1に示す実施例が管理対象とする原料設備
の基点(原料払出し設備),搬送路および終点(原料
槽)の組合せ態様を示すブロック図である。
【図5】 図1に示す実施例が管理対象とする原料設備
の基点と終点との間の原料搬送路の分布の一部を示す系
統図である。
【図6】 図1に示す実施例が管理対象とする原料設備
の基点と終点との間の原料搬送路の分岐点の態様を示す
系統図である。
【図7】 図1に示す実施例の、1グル−プにグル−プ
化した原料槽群の入槽要時間帯,入槽時間および槽在庫
量推移を、それぞれ(a),(b)および(c)に示す
タイムチャ−トである。
【図8】 図1に示す実施例のスケジュ−ル計算機5
が、「スケジュ−ルの評価」S7において参照する時刻
の分布を示すタイムチャ−トである。
フロントページの続き (72)発明者 竹 内 正 宏 北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日本製鐵 株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 山 下 義 徳 北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日本製鐵 株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 宮 崎 裕 之 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 塩 田 久 仁 夫 北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日本製鐵 株式会社八幡製鐵所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1以上の原料払出し設備,2以上の原料貯
    槽、および、各原料払出し設備から各原料貯槽に至る原
    料搬送路を選択的に形成する原料搬送設備、を含む原料
    設備の、各原料槽の在庫量と原料払出し速度から、各原
    料槽の在庫量が下限領域にある入槽要時間帯を算出する
    手段;各槽の入槽要時間帯に基づいて、各槽への原料搬
    送時刻を決定する手段;各槽への原料搬送時刻に基づい
    て、早い原料搬送時刻の原料搬送から、前記原料搬送設
    備の原料搬送路を割当てる手段;異なる2以上の原料貯
    槽への同一時刻の原料搬送作業に関して、同一原料搬送
    路が決定されている競合の有無をチェックして、競合が
    ある場合、早い原料搬送開始時刻の原料搬送に該原料搬
    送路を割当て、遅い原料搬送開始時刻の原料搬送作業の
    終点原料貯槽の在庫量が下限領域を外れる前の時刻に該
    原料搬送路を遅い原料搬送開始時刻の原料搬送作業に割
    当て、これに対応して、前記原料搬送開始時刻および割
    当てを変更し競合を解消する手段;を備える入槽スケジ
    ュ−ル生成装置。
  2. 【請求項2】前記競合を解消した、各槽への原料搬送開
    始時刻および原料搬送路の割当ての評価値を算出し、評
    価値が設定範囲を外れると、前記各槽への原料搬送開始
    時刻および原料搬送路の割当ての少くとも一部を変更し
    て再度評価値を算出する、評価手段;を更に備える、請
    求項1記載の入槽スケジュ−ル生成装置。
  3. 【請求項3】前記入槽要時間帯の算出以下の処理を、所
    定周期で繰返す、請求項1又は請求項2記載の入槽スケ
    ジュ−ル生成装置。
  4. 【請求項4】前記入槽要時間帯の算出以下の処理の、1
    回の開始毎に計時を開始し計時値が設定値に達しても処
    理を終了していないときにはその回の処理をそこで中止
    する、請求項3記載の入槽スケジュ−ル生成装置。
JP3989798A 1998-02-23 1998-02-23 入槽スケジュ−ル生成装置 Withdrawn JPH11236129A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320106A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nippon Steel Corp 原材料貯槽への入槽計画作成方法およびその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005320106A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Nippon Steel Corp 原材料貯槽への入槽計画作成方法およびその装置

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