JPH1123496A - 焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグの分析方法 - Google Patents
焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグの分析方法Info
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- JPH1123496A JPH1123496A JP18244897A JP18244897A JPH1123496A JP H1123496 A JPH1123496 A JP H1123496A JP 18244897 A JP18244897 A JP 18244897A JP 18244897 A JP18244897 A JP 18244897A JP H1123496 A JPH1123496 A JP H1123496A
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Abstract
で、しかも迅速に分析剃る方法を提供する。 【解決手段】 焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグを平均
粒径10μm以下に粉砕し、次いで加圧成形した分析試
料の表面にX線を照射して発生する蛍光X線を測定する
焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグの分析方法である。
Description
スラグ、溶鋼スラグの分析方法に関するものである。
たは、溶銑スラグ等のスラグを分析して、鉄製品の品質
管理を行うことがなされている。例えば、製鉄原料であ
る焼結鉱の分析におては、焼結鉱中のSiO2 、Fe含
有量を分析して、SiO2 量から焼結鉱の品質管理を施
すとともに、Fe含有量から溶銑(銑鉄)の生産量を把
握する。また、溶銑スラグ中のSiO2 、Na含有量を
分析して、溶銑(銑鉄)の品質管理を施す。更に、溶鋼
スラグ中のP2 O5 含有量を分析して、精錬後の溶鋼中
のP量を把握することにより、鋼製品の品質管理を施す
ことが行われている。
おいては、分析精度をより向上して、鋼製品の品質を高
めることが強く要求されている。また、分析時間を短縮
して、迅速かつ、正確に品質管理を施すことも要求され
ているところである。本発明方法は、このような要求を
有利に満足するためになされたものであり、焼結鉱、溶
銑スラグ、溶鋼スラグを高精度で分析するとともに、品
質管理を容易にすることのできる短時間で分析する方法
を提供することを目的とするものである。
ところは、焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグを平均粒径
10μm以下に粉砕し、次いで加圧成形した分析試料の
表面にX線を照射して、発生した蛍光X線を測定するこ
とを特徴とする焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグの分析
方法である。
結鉱等を平均粒径10μm以下に粉砕して、これを加圧
成形により分析試料に加工した後、その表面にX線を照
射して、発生する蛍光X線を測定することによって、分
析精度を著しく向上することができる。即ち、分析試料
の表面が平均粒径10μm以下の微粉粒で構成されてい
ることから、平坦になっているので、X線(1次X線)
の照射による乱反射が少なくなり、分析試料表面で蛍光
X線(2次X線)が分析試料のX線の照射領域ほぼ全面
で発生するため、分光結晶(フィルター)への透過が正
確になり、分析精度を向上することができるものでる。
ると、照射するX線の乱反射が多くなって、分光結晶方
向への蛍光X線の発生が分析試料表面の部分的になり、
分光結晶(フィルター)への蛍光X線(2次X線)の透
過が不正確になることから、分析精度が低下することに
なり好ましくない。また、下限としては微粉粒になる
程、分析試料表面へ照射するX線(1次X線)の乱反射
が少なくなり分析精度は向上するが、本発明者等が焼結
鉱等の分析原料の微粉粒加工について種々検討した結
果、一般に分析試料として焼結鉱等の分析原料を粉砕す
る場合は、振動ミルにより粉砕しているが、このような
粉砕方法においては、容器内で分析原料が容器の振動に
よって容器へ機械的に衝突させることにより粉砕するこ
とから、長時間の粉砕によっても平均粒径15μm以上
の粗いものとなり、分析精度は低下することになる。
析原料を粉砕することによって、短時間で平均粒径を1
0μm以下にでき、しかも下限は平均粒径約2μmに安
定して粉砕することができ、分析に好適な試料すること
のできる微粉粒に粉砕することを見出したものである。
このようにジェットミルによって粉砕することによっ
て、分析精度を向上することができ、しかも短時間で粉
砕することができるので、分析時間を著しく短縮するこ
とができ、迅速に品質管理への対応ができるので、鉄製
品の品質を高めることができる。
と、図2及び図3に示すごとく粉砕室1の中央部に粉砕
体2を配置し、側部下部に図示のごとく、複数個のエア
ー供給ノズル3を粉砕室内1へ指向配置するとともに、
分析原料供給ノズル4を粉砕室1内1へ指向配設し、こ
の分析原料供給ノズル4の後端部に分析原料供給ホッパ
ー5を設ける。上記エアー供給ノズル3にホース6を介
してエアーヘッダー7と連結し、分析原料供給ノズル4
の後端にエアー供給ノズル3を接続するとともに、ホー
ス6を介してエアーヘッダー7と連結する。
て分析原料を分析原料供給ノズル4へ供給すると同時
に、分析原料供給ノズル4後端のエアー供給ノズル3か
らエアーヘッダー7のエアーをホース6を介して吹き込
み、分析原料供給ノズル4から粉砕室1内へ供給する。
一方、複数個のエアー供給ノズル3から高圧エアーを粉
砕室1内へ吹き込むことによって、吹き込みエアーとと
もに粉砕室1内へ供給した分析原料は、粉砕体2を中心
に粉砕室1内を高速で旋回しながら分析原料が互いに衝
突を繰り返して粉砕され、粉砕によって微粉粒となり軽
量になった分析原料が吹き込みエアーとともに、粉砕室
1の上部排出口8から排出され回収する。図中14は、
粉砕室1内底部に残留した異物15を排出する排出装置
である。このようなジェットミルの仕様としては、例え
ば粉砕室直径:80〜150mm、高さ:20〜30m
mの円形、エアー供給圧:0.5〜0.9MPa、エア
ー供給量:2〜3Nm3 、エアー供給位置:等間隔で3
〜4ヵ所から供給することにより、迅速かつ、正確に分
析原料を微粉粒化することができる。
明する。図1において、ジェットミル9で粉砕した焼結
鉱等の分析原料を管10を介して、回収ホッパー11、
切り出し弁12からなる回収装置13へ収納し、切り出
し弁12を操作して回収した粉砕分析原料を払出し、次
いで加圧成形して分析試料に加工した後、分析装置(図
示せず)へ搬送しX線を照射して分析するものである。
ラグの分析結果を、本発明方法の実施例を比較例ととも
に挙げる。
は、図2及び図3に示すジェットミル(粉砕室:直径1
00mm、高さ25mmの円形、エアー供給圧:0.6
MPa、エアー供給量:2Nm3 /分、エアー供給位
置:粉砕室下部側部から水平方向角度ほぼ0°で等間隔
に4ヵ所から供給)によって粉砕。比較例においては、
振動ミルによって粉砕。 注2:分析試料は、一般に行われているように試料容器
(約5mm深さ、35mmφ)内に粉砕した分析原料を
配置して、10〜40t/30〜40mmφの成形圧力
で加圧成形した。分析試料の形状は、42mmφ×厚み
5mm。 注3:分析値は、加圧成形した分析試料表面にX線の1
次X線強度50KV、50mA、照射径30mm、照射
時間120秒として測定した結果。分析値は、重量%。 注4:チェック分析値は、上記分析値(実施例及び比較
例)をチェックするため鉄鉱石のJIS規格に準拠し
て、各成分毎にJIS M 8207、JIS M82
12、JIS M 8214、JIS M 8216に
基づいて行った。 注5:分析誤差は、分析値とチェック分析値の誤差。 注6:分析時間は、分析原料の粉砕から蛍光X線による
分析までのトータル時間で、分析原料のふんせい時間が
トータル時間に影響した。
き、鉄製品の品質管理が確実にできろので、品質を向上
することができる。また、分析時間を著しく短縮するこ
とができるので、分析結果のフィードバックによる品質
管理がそれだけ正確にでき、一層品質を向上することが
できる等の優れた効果が得られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグを平均
粒径10μm以下に粉砕し、次いで加圧成形した分析試
料の表面にX線を照射して、発生する蛍光X線をを測定
することを特徴とする焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグ
の分析方法。 - 【請求項2】 ジェットミルによって、焼結鉱、溶銑ス
ラグ、溶鋼スラグを平均粒径10μm以下に粉砕するこ
とを特徴とする請求項1に記載の焼結鉱、溶銑スラグ、
溶鋼スラグの分析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18244897A JPH1123496A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグの分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18244897A JPH1123496A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグの分析方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1123496A true JPH1123496A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16118450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18244897A Pending JPH1123496A (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | 焼結鉱、溶銑スラグ、溶鋼スラグの分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1123496A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20230169344A (ko) | 2021-05-17 | 2023-12-15 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 슬래그의 성분 분석법, 슬래그의 염기도 분석법 및 용융철의 정련 방법 |
-
1997
- 1997-07-08 JP JP18244897A patent/JPH1123496A/ja active Pending
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