JPH11234765A - 無線信号の測定・報告方法および装置 - Google Patents

無線信号の測定・報告方法および装置

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JPH11234765A
JPH11234765A JP10340165A JP34016598A JPH11234765A JP H11234765 A JPH11234765 A JP H11234765A JP 10340165 A JP10340165 A JP 10340165A JP 34016598 A JP34016598 A JP 34016598A JP H11234765 A JPH11234765 A JP H11234765A
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burst
satellite
measurement
mobile
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JP10340165A
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Mark Grayson
マーク・グレイソン
Patrick Chomet
パトリック・コメット
Denis Roy Mullins
デニス・ロイ・マリンズ
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ICO Services Ltd
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    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1853Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
    • H04B7/18532Arrangements for managing transmission, i.e. for transporting data or a signalling message
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/06Airborne or Satellite Networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 TDMA移動電話システムにおいてスペクト
ル資源を効率的に使用すること。 【解決手段】 基地局と移動局との間の通信に対してT
DMAを使用する移動電話ネットワークにおいて受信信
号特性を報告する方法であって、移動局において測定を
行うことと、測定に基づいて生成された報告を基地局へ
送信することとを具備し、測定はTDMAバーストの送
信と受信との間において移動局によって実行され、TD
MA計画のフレーム構成は活動停止中のフレームを具備
しないことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局と移動局と
の間の通信に対してTDMAを使用する移動電話ネット
ワークにおいて、受信信号特性を報告する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】移動
電話システムでは、ときどき、移動局が受信信号強度と
他の測定とを基地局へ報告することが望まれる。GSM
(Global System for Mobile Communications)では、
TDMAフレーム構成は、活動停止中のフレームを提供
する。活動停止中のフレームの間では、音声トラフィッ
クが運ばれず、かつ、測定が行われることができる。
【0003】この取り決めは、スペクトル資源の浪費を
欠点として持つ。このことは、衛星移動電話システムの
場合に悪化する。
【0004】上記課題を改良することが、本発明の目的
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、基地局
と移動局との間の通信に対してTDMAを使用する移動
電話ネットワークにおいて受信信号特性を報告する方法
であって、移動局において測定を行うことと、前記測定
に基づいて生成された報告を基地局へ送信することとを
具備し、測定はTDMAバーストの送信と受信との間に
おいて移動局によって実行され、TDMA計画のフレー
ム構成は活動停止中のフレームを具備しないことを特徴
とする方法が提供される。
【0006】衛星移動電話システムの場合において、移
動局が直接通信している局と移動局との間の伝搬時間
は、バーストの継続期間より長い。
【0007】好ましくは、そのような方法は、加えて、
TDMAフレーム毎に2つのバーストを交換するように
前記局と移動局を動作させることを具備し、前記測定
は、バーストを送信することの代わりに、移動局によっ
て行われる。
【0008】好ましくは、移動局は、1または2以上の
局から、フレーム毎に2つのバーストを受信し、2つの
受信バーストのうちのより良いバーストのスロットを補
足するスロットの間に、バーストを送信し、前記測定
は、2つの受信バーストのうちのより悪いバーストのス
ロットを補足するスロットの間に行われる。
【0009】好ましくは、基地局は、測定要求を移動局
へ送信し、移動局は、前記測定を実行することによっ
て、応答する。
【0010】測定は、受信信号のタイミングおよび/ま
たは周波数の測定を含んでもよい。
【0011】本発明によると、制御プロセッサを具備す
る移動電話ネットワークのための移動局が提供され、本
発明による方法における移動局の役割を実行するように
移動局を制御するために、制御プロセッサがプログラム
されている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、衛星移動電話システムを
図解する。図2は、移動局を示す。図3は、図1の移動
衛星電話システムにおける2つの衛星と2組のセルとを
図解する。図4は、図1の移動衛星電話システムにおけ
るTDMAバーストのタイミングを図解する。
【0013】本発明の一実施形態が、一例として、添付
図面を参照してここで説明される。
【0014】図1を参照すると、衛星移動電話システム
は、複数の衛星アクセスノード1a,1b,1cと、複
数の衛星3a,3bと、複数の移動局4a,4bと、ゲ
ートウエー移動衛星スイッチングセンター5a,5b,
5cと、ネットワーク管理センター7と、衛星制御セン
ター8と、追跡・遠隔測定・制御局9とを具備する。複
数の衛星アクセスノード1a,1b,1cは、高容量デ
ジタルネットワーク2(以下「バックボーンネットワー
ク」と称する)によって相互結合されている。ゲートウ
エー移動衛星スイッチングセンター5a,5b,5c
は、衛星アクセスノード1a,1b,1cと他のネット
ワーク6との間の接続を提供する。ネットワーク管理セ
ンター7と衛星制御センター8と追跡・遠隔測定・制御
局9とは、低容量デジタルネットワーク10によって相
互結合されている。低容量デジタルネットワーク10
は、また、バックボーンネットワーク2へ接続されてい
る。他のネットワーク6は、公衆交換電話ネットワーク
(PSTN)やセルラー電話ネットワークなどを含む。
【0015】衛星制御センター8と追跡・遠隔測定・制
御局9とは、衛星3a,3bの動作(例えば、送信電力
レベルの設定とトランスポンダー入力の同調と)を、ネ
ットワーク管理センター7による指図の通りに制御す
る。衛星3a,3bからの遠隔測定信号は、「衛星3
a,3bが正確に機能している」ということを保証する
ために、追跡・遠隔測定・制御局9によって受信され、
かつ、衛星制御センター8によって処理される。
【0016】電話呼の間、移動局4a,4bは、(ダウ
ンリンクチャネルとアップリンクチャネルとを具備す
る)半二重通信チャネルを介して、衛星3a,3bと通
信する。該チャネルは、呼の開始時に割り当てられた周
波数上に、または、呼の間に再割り当てされた周波数上
に、TDMAタイムスロットを具備する。
【0017】衛星3a,3bは、非静止軌道内に存在
し、かつ、既知のヒューズ(Hughes)HS601モデル
のような従来の衛星を一般的に含む。また、英国特許公
開第2288913号公報に記載されたような特徴を具
備してもよい。各衛星3a,3bは、衛星の下方のフッ
トプリントをカバーするビームのアレイを生成するよう
に配列されている。各ビームは、多数の異なる周波数チ
ャネルおよびタイムスロットを具備する。
【0018】図2を参照すると、移動局4は、一般的
に、GSMネットワークに対して現在利用可能な装置に
類似しており、かつ、符復号器とコントローラ16とマ
イクロフォン10とラウドスピーカ11とバッテリ12
とキーパッド13と無線周波数インターフェースとアン
テナ14とディスプレイ15と加入者識別モジュール
(SIM)スマートカードとを具備する。
【0019】符復号器は、チャネルコーダーと共に、ロ
ービットレート(low bit-rate)コーダーを具備する。
該ロービットレートコーダーは、音声ビットストリーム
を3.6キロビット/秒で生成する。該チャネルコーダ
ーは、符号化されたビットストリームを4.8キロビッ
ト/秒で生成するために、音声ビットストリームに誤り
訂正符号を適用する。ロービットレートコーダーは、線
形予測コーダーである。チャネルコーダーは、ビタービ
(Viterbi )符号化を使用する。符復号器は、また、相
補的なデコーダを具備する。
【0020】SIMは、プロセッサと不揮発性メモリと
を具備する。不揮発性メモリは、加入者を識別するデー
タと、暗号化された通信で使用されるデータとを記憶す
る。
【0021】図3を参照すると、上述されたように、各
衛星3a,3bは、複数のビームを生成する。各ビーム
は、衛星移動電話システムのうちの1つのセルを提供す
る。図3では、セル20−1〜20−19は、第1衛星
3aからのビームによって定義され、かつ、セル21−
1〜21−19は、第2衛星3bからのビームによって
定義される。
【0022】移動局4a,4bは、TDMA計画を使用
して、衛星3a,3bを介して、衛星アクセスノード1
a,1bと通信する。衛星3a,3bからみると、トラ
フィックチャネルTDMAフレームは、6個のタイムス
ロットを具備し、かつ、40msの間継続する。各タイ
ムスロットは、6.67ms継続する。応答パスタイム
スロットr0,……,r6は、転送パスタイムスロット
f0,……,f5に関してシフトされる。異なる伝搬時
間のために、応答パスタイムスロットr0,……,r6
がシフトされる度合いは、衛星の最下点(nadir )と
(ビームが送信される)セルとの間の距離に関連して変
化する。
【0023】地上セルラー移動電話ネットワークでは、
信号は、基地送信機設置アンテナから移動局へ移動する
ために、典型的には数マイクロ秒を要し、かつ、如何な
る変化も重要でない。その結果、TDMAタイムスロッ
トパターンは、移動局において保たれる。
【0024】中間地球軌道内に(例えば、10355k
mに)衛星3a,3bを有する衛星移動電話システムで
は、衛星3a,3bと移動局4a,4bとの間を信号が
移動するのに要する時間は、タイムスロットよりも長
い。(衛星が10355kmで軌道を回っている)この
場合、最下点への片道の伝搬時間は34.54msであ
る。この時間は、フレーム継続時間に匹敵する。この状
況は、衛星の最下点におけるセルへの経路長と衛星のフ
ットプリントの端におけるセルへの経路長との間に重大
な差異が存在することによって、更に複雑である。この
ことは、バーストが移動局へ到着する時間における重大
な差異へと通じ、かつ、衛星におけるTDMAフレーム
構成に(移動局の送信信号が)はまり込むように送信す
ることを(移動局が)要求される時間における重大な差
異へと通じる。
【0025】図4を参照すると、もし、衛星が、衛星の
最下点におけるセル内の移動局と通信しているならば、
タイムスロットf0内の送信バースト31は、およそ3
4.5秒後に、バースト32として、移動局によって受
信される。このバーストが移動局へ経路決定される間、
バースト31が送信されるフレームの後に続くフレーム
のタイムスロットr5においてバースト33が衛星に到
着するように、移動局はバースト33を送信する。一
方、もし、衛星が、衛星のフットプリントの端における
セル内の移動局と通信しているならば、バースト31
は、バースト33よりいくぶん長い行程の後、バースト
34として受信される。バースト31が送信されたフレ
ームの後に続くフレームのタイムスロットr5において
返却バースト35が受信されるためには、返却バースト
35は、移動局によって、バースト33よりも(相応じ
た分だけ)早く送信されなくてはならない。
【0026】便宜上、TDMA計画におけるトラフィッ
クチャネルの(対にされた)送信フレームと受信フレー
ムとは、連続する時間期間においてバーストを移動局が
送信および受信することを許可する時間(例えば、4.
5タイムスロット)によって分離される。
【0027】「異なる経路長は『衛星からのバースト
は、10msウインドウ以内のいかなる時間においても
移動局に到着しうる』ということを意味する」というこ
とが理解される。同様に、移動局は、移動局が送信する
バーストのタイミングを、10msウインドウ以内に調
整しなくてはならない。故に、衛星との各交換のため
に、移動局において、20msが確保されておかれなく
てはならない。
【0028】通常の条件下では、移動局は、各40ms
フレームの間において、(衛星との)交換を1回だけ有
する。しかしながら、特定の環境下では、パスダイバー
シティ(path diversity)またはダブルデータレート
(double data rate)を提供することが望ましい。この
場合、移動局は、1つの40msフレームの間におい
て、(同じまたは異なる衛星との)2つの交換を有す
る。
【0029】同報通信制御チャネルは、異なる搬送周波
数を使用して、トラフィックチャネルへ送信される。各
同報通信制御チャネルバーストは、120シンボル
(6.67ms)を具備し、かつ、1つのバーストは、
25タイムスロット毎に送信される。その結果、同報通
信制御チャネルバーストは、トラフィックチャネルタイ
ムスロット0〜5に対応するタイムスロットを通して、
1秒内で循環する。
【0030】各バーストは、120シンボルを具備し、
かつ、各フレームは、720シンボル長である。ダイバ
ーシティモードで動作している移動局では、120シン
ボル継続期間までの切れ目がバースト間で発生する。バ
ーストが移動局において均一に間隔をあけられていると
きに、最悪の場合が発生する。該ケースでは、60シン
ボル継続期間の切れ目がバースト間で発生する。
【0031】移動局が(同じまたは異なる衛星に属す
る)セル間で移管されるべき場合、移動局が通信してい
る衛星アクセスノードは、移動局が現在置かれているセ
ルと隣接セルとに対する信号測定の報告を、移動局から
得なくてはならない。隣接セルにおける信号の報告は、
以下の2つのカテゴリに属する。
【0032】(a)動作衛星または非動作衛星のいずれ
かに関連する現在セルと隣接セルとに対して、バックグ
ラウンド受信信号強度の測定を実行することと、該測定
を分類することと、少なくとも現在セルと(動作衛星と
非動作衛星とのセルに対する)最も高い受信信号強度と
に対応する部分集合を報告することを、移動局に要求す
るカテゴリ。
【0033】(b)隣接セルへの送信に同期すること
と、そして、(もしセルが非動作衛星と関連するなら
ば)どの場合においてタイミング測定および周波数測定
が報告されるのかということを隣接セル上へ報告するこ
ととを、移動局に要求するカテゴリ。
【0034】これらの測定を実行しかつ該測定を報告す
るためには、ある量の時間が要求される。その結果、も
し、移動局が、ダイバーシティモード(即ち、フレーム
毎に2つの交換)で動作しているならば、もし、ネット
ワークが、隣接セルのバーストに対する到着の評価され
た時間を提供できないならば、非動作衛星からの信号の
タイプ(a)監視を実行するように移動局が最初に命令
されるときに、または、非動作衛星から生じる同報通信
制御チャネルバーストを移動局が以前に発見することが
できなかったときに、および、タイプ(b)監視を実行
するように移動局が命令されるときはいつでも、交換に
割り当てられた時間が(他に割り当てられた時間から)
取られる必要がある。
【0035】この他にも、ネットワークは、移動局4の
位置を取り出すための追加機能を具備することができ、
かつ、(隣接セルのBCCHバーストの到着の時間を移
動局4へ信号送信するために)該位置を既知の軌道デー
タと共に使用することができる。
【0036】・動作セルの隣接セルへの移管 もし、移動局4が、ダイバーシティモードで動作してい
ないならば、移動局4は、交換によって占有されない
(各フレームの)20msの間と、おそらく、通常占有
される20msとにおいて、減じられたバーストを使用
することによって、隣接セルに対する受信信号レベルを
繰り返し監視する。各隣接セルおよび現在セルに対し
て、移動局は、同報通信制御チャネルバーストの到着の
時間を評価する。各セルに対してATN mod 25を計算する
ことによって、該評価を行う。ここで、ATNは、現在
の絶対的なタイムスロット番号である。同報通信制御チ
ャネルバーストは、毎秒毎に6トラフィックチャネルタ
イムスロットを通して循環するので、移動局は、特定の
セルに対する同報通信制御チャネルバーストを受信する
ために、0.5秒より長く待機する必要がない。
【0037】同報通信制御チャネルに対して、位相変位
変調方式が使用され、かつ、受信された各同報通信に対
して、移動局は、以下の式を使用して、平均バースト信
号強度を計算する。
【数1】 ここで、Psは、平均受信信号電力に比例し、かつ、I
およびQは、同様に、受信信号の振幅の進み位相および
直角位相の成分に比例する。
【0038】移動局は、移動局が監視可能な各々の同報
通信制御チャネルに対する受信信号強度を具備するリス
トを記憶する。
【0039】もし、衛星アクセスノード1が、衛星アク
セスノード1aにおいて、「移動局4は、他のセルへ移
管される必要がある」と判断すると、衛星アクセスノー
ド1は、予期される新たなセルに対する受信信号強度レ
ベル報告を、移動局4に要求する(ステップsbs1お
よびms1)。該要求は、関連する低速制御チャネルを
使用して、送信される。移動局は、新たなセルに対する
最も最近の値を報告に含めることによって、かつ、衛星
アクセスノード1の衛星アクセスノード1aへ該報告を
送信することによって、該要求に応答する。
【0040】もし、移動局4が、ダイバーシティモード
で動作しているならば、20msウインドウは、同報通
信制御チャネル信号強度測定を実行することに対して利
用可能でない。この場合、移動局4は、バースト間の測
定を実行しなくてはならない。上述されたように、最悪
の場合は、60シンボルである(バーストの間の)最大
の切れ目を提供する。移動局の局所発振器を再同調させ
るために要求される時間を考慮すると、同報通信制御チ
ャネル信号強度を測定することに対して、38シンボル
継続期間である最小期間が利用可能である。減じられた
測定時間は、測定の精度を減じるが、それほど測定を信
頼できないものとはしない。
【0041】上記両方の場合において、移動局は、信号
が測定されている同報通信制御チャネルと同期する必要
ない。
【0042】・非動作衛星の隣接セルへの移管 隣接セルの同報通信制御チャネルに対する到着時間を予
報することが可能であるために、移動局4は、隣接衛星
から隣接セルへの(信号に対する)伝搬時間が提供され
る。この測定の精度は、セルのz弧(z-arc)、即ち、
最下点からの距離、に対するシステム構成によって制限
されてもよく、または、より正確な情報を具備してもよ
い。
【0043】伝搬時間とシステムのタイムベース(time
base)の情報とを使用して、移動局4は、隣接セルの
同報通信制御チャネルバーストが検出されることができ
る期間において、(交換に対して現在使用されていな
い)20msウインドウを識別する。このウインドウは
開かれている。そして、同報通信制御チャネルバースト
が検出され、かつ、その実際のタイミングが判断され
る。
【0044】いったん実際のタイミングが確立される
と、同報通信制御チャネルバーストの信号強度は、他の
20msウインドウの間に、以下の式を再度使用して決
定される。
【数2】
【0045】もし、移動局4が、ダブルデータレートモ
ードで動作しているならば、移動局4が同報通信制御チ
ャネルバーストタイミングを取得できるように、移動局
4は、交換のために使用されている20ms期間のうち
の1つを取ってこなくてはならない。しかしながら、い
ったんタイミングが取得されると、移動局4は、他の2
0ms期間を取ってくるのではなく、バースト間の同報
通信制御チャネルバースト信号強度を、上述されたよう
に測定する。
【0046】移動局4が、ダイバーシティモードで動作
しているときには、移動局4は、フレーム毎に1つのバ
ーストしか送信しないが、2つのバーストを受信する。
この場合、測定は、(受信バーストのうちの1つのバー
ストに対応するが、移動局によって使用されているわけ
ではない)移動局送信バーストの期間で実行される。
【0047】・動作衛星の隣接セルに対して要求される
完全報告 衛星アクセスノード1は、隣接セル上の完全報告に対す
る要求を、移動局4へ送信する。このことは、「機械的
に送信される報告は、実際には、干渉信号の測定ではな
い」ということを確証するために行われる。移動局4
は、同報通信制御チャネル信号強度の循環的な測定を中
断することによって、この要求に応答する。そして、当
該の同報通信制御チャネルバーストが到着するべきとき
に、20msウインドウを開く。このウインドウの間、
移動局4は、同報通信制御チャネルの信号強度を、上述
されたように測定し、かつ、該信号強度を衛星アクセス
ノード1へ報告する。
【0048】この報告は、3つの欄(信号強度とバース
トタイミング欄とバースト搬送周波数欄と)を有する。
該隣接セルは、動作衛星に属するので、衛星アクセスノ
ード1は、タイミングデータおよび周波数データを必要
とせず、かつ、これらの欄は、空のままにされるが、干
渉信号またはスプリアス信号に対する耐性を提供するた
めに、満たされることができる。
【0049】もし、移動局4が、ダイバーシティモード
またはダブルデータレートモードで動作しているなら
ば、移動局4は、同報通信制御チャネル信号強度の循環
的な測定を中断することによって、該要求に応答する。
そして、移動局4は、当該の同報通信制御チャネルの信
号強度とバーストタイミングと周波数とを測定する。そ
して、この値は、衛星アクセスノード1へ報告される。
ダイバーシティモードでは、測定は、使用されていない
移動局受信バースト期間に対応する(移動局の)送信バ
ーストの期間において実行される。
【0050】・非動作衛星の隣接セルに対して要求され
る完全報告 この場合、報告は、特定の要求に応答して、再度送信さ
れる。該要求に応答して、移動局4は、同報通信制御チ
ャネル信号強度の循環的な測定を中断する。
【0051】もし、移動局4が、ダイバーシティモード
で動作していないならば、移動局4は、同報通信制御チ
ャネルバースト信号強度を、第2例で説明されたように
測定する。その後、移動局4は、移動局4がタイミング
測定および周波数測定を実行する間に、2つのさらなる
20msウインドウを開く。
【0052】一方、もし、移動局4が、ダブルデータレ
ートで動作しているならば、移動局4は、信号強度測定
とタイミング測定と周波数測定とを個々に行うために、
20ms期間を取ってくる。ダイバーシティモードで
は、移動局は、(受信されたダイバーシティバーストの
うちの1つと組になる)使用されていない送信バースト
期間を使用する。
【0053】衛星アクセスノード1へ返送された報告
は、信号強度と、動作衛星からの伝搬遅延と非動作衛星
からの伝搬遅延と間の差異と、動作衛星からの信号に対
するドップラーシフトと非動作衛星からの信号に対する
ドップラーシフトと間の差異とを具備する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 衛星移動電話システムの一例を示すブロック
図である。
【図2】 移動局の一例を示す説明図である。
【図3】 図1の移動衛星電話システムにおける2つの
衛星と2組のセルとの一例を示す説明図である。
【図4】 図1の移動衛星電話システムにおけるTDM
Aバーストのタイミングの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c……衛星アクセスノード 2……高容量デジタルネットワーク 3a,3b……衛星 4a,4b……移動局 5a,5b,5c……ゲートウエー移動衛星スイッチン
グセンター 6……ネットワーク 7……ネットワーク管理センター 8……衛星制御センター 9……追跡・遠隔測定・制御局 10……低容量デジタルネットワーク
フロントページの続き (72)発明者 デニス・ロイ・マリンズ イギリス・ロンドン・SE11・5UL・サ ンクロフト・ストリート・ケニントン・パ レス・コート・23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動局との間の通信に対してT
    DMAを使用する移動電話ネットワークにおいて受信信
    号特性を報告する方法であって、 移動局において測定を行うことと、 前記測定に基づいて生成された報告を基地局へ送信する
    こととを具備し、 測定はTDMAバーストの送信と受信との間において移
    動局によって実行され、 TDMA計画のフレーム構成は活動停止中のフレームを
    具備しないことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 移動局が直接通信している局と移動局との間の伝搬時間
    は、バーストの継続期間より長いことを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、 前記局は、地球の周りを回る衛星を含むことを特徴とす
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3のいずれかに記
    載の方法において、 TDMAフレーム毎に2つのバーストを交換するように
    前記局と移動局を動作させることを具備し、 前記測定は、バーストを送信することの代わりに、移動
    局によって行われることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3のいずれかに記
    載の方法において、 移動局は、1または2以上の局から、フレーム毎に2つ
    のバーストを受信し、 2つの受信バーストのうちのより良いバーストのスロッ
    トを補足するスロットの間に、バーストを送信し、 前記測定は、2つの受信バーストのうちのより悪いバー
    ストのスロットを補足するスロットの間に行われること
    を特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の方法において、 基地局は、測定要求を移動局へ送信し、 移動局は、前記測定を実行することによって、応答する
    ことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の方法において、 前記測定は、受信信号のタイミングおよび/または周波
    数の測定を含むことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 制御プロセッサを具備する移動電話ネッ
    トワークのための移動局であって、 請求項1から請求項7のいずれかに記載の方法における
    移動局の役割を実行するように移動局を制御するため
    に、制御プロセッサがプログラムされていることを特徴
    とする移動局。
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