JPH11234299A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH11234299A
JPH11234299A JP10042806A JP4280698A JPH11234299A JP H11234299 A JPH11234299 A JP H11234299A JP 10042806 A JP10042806 A JP 10042806A JP 4280698 A JP4280698 A JP 4280698A JP H11234299 A JPH11234299 A JP H11234299A
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JP
Japan
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area network
local area
communication device
data
signal
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JP10042806A
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Inventor
Nobuaki Kumagai
伸昭 熊谷
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の呼が通信線を共有する簡易携帯電話シ
ステムを利用して音声、画像、その他の各種データを通
信する場合に、パケットの衝突や遅延などを防止し、ま
た、リアルタイム性を失わない高い効率の通信装置を提
供する。 【解決手段】 回線制御装置900は各端末100、1
01、200、800の送信権が一巡する周期において
ブロードキャスト信号をLAN500上に出力し、各端
末100、101、200、800はLAN500上の
ブロードキャスト信号をトリガとして自己のタイマをス
タートしてカウントを開始し、カウント値が自己の所定
のデータ送信タイミングと一致した場合に、所定の許容
量内のデータをLAN500上に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内においてネッ
トワークを介して音声通話や画像通信を含むデータ通信
を行うための通信装置に関し、特に電波産業界(ARI
B)により標準規格化された第二世代コードレス電話シ
ステム(PHS)と連携して、構内管理や構内監視に必
要な情報をリアルタイムでかつ高い効率で通信するネッ
クワークシステムにおける通信プロセスに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アナログ技術と通信線を用いた
電話システムと監視カメラシステムは、別個のシステム
であり、したがって、工事も別々に行う必要がある。ま
た、これらの電話システムと監視カメラシステムでは、
それぞれ端末である電話機と監視カメラ毎に個別に通信
線を介して電話機は構内交換機に接続され、監視カメラ
は監視カメラ制御装置に接続されるので、通信の際には
その通信線を専有することができるという利点がある反
面、システム毎に工事が必要になり、また、端末を追加
する場合に追加工事が必要になるので配線工事費用が高
くなる。
【0003】ところで、最近ではPHSのような簡易携
帯電話の普及が進み、例えば特開平9−172504号
公報には簡易携帯電話(以下、単に無線電話端末とい
う。)に監視カメラを接続して監視カメラからの画像を
デジタルで無線電話端末に取り込み、無線電話端末から
無線基地局(CS)を経由して監視カメラ制御装置、さ
らには公衆網を介してセンタに送信する無線システムが
提案されている。このような無線システムによれば、電
話システムと監視カメラシステムを共通の制御系により
取り扱うことができるので、電話系の配線工事のみを行
えばよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
無線システムでは、上記の簡易携帯電話システムにおい
て必要なCSは、従来の電話システムと同様に個別の通
信線を介してPBXに接続する必要が有り、また、CS
を追加する場合に追加工事が必要になるという問題点が
ある。
【0005】簡易携帯電話を利用した方法としては、C
Sをネットワークに接続した形態の構内電話システムが
考えられる。この方式を用いれば、CSに対する個別の
配線を必要とせず、また、CSの追加も容易となるが、
複数の通信(以下、呼という。)が通信線を共有するの
で、この数が増加するほど、パケットの衝突(特にイー
サネットLANのようなネットワークを使用した場合)
の問題や、遅延の問題(例えば音声が途切れたり、リア
ルタイム性が失われる問題)が発生するという問題点が
ある。
【0006】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、複数
の呼が通信線を共有する簡易携帯電話システムを利用し
て音声、画像、その他の各種データを通信する場合に、
パケットの衝突や遅延などを防止し、また、リアルタイ
ム性を失わない高い効率の通信装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ローカルエリアネットワーク上のブロード
キャスト信号をトリガとして、各ノードが所定のデータ
送信タイミングで所定の許容量内のデータをローカルエ
リアネットワーク上に送信するようにしたものである。
すなわち本発明によれば、無線機子機と交信する複数の
ノードをローカルエリアネットワークを介して接続して
複数の呼が前記ローカルエリアネットワークを共有する
通信装置において、前記複数のノードの各々は、前記ロ
ーカルエリアネットワーク上のブロードキャスト信号を
トリガとして自己のタイマをスタートしてカウントを開
始し、カウント値が自己の所定のデータ送信タイミング
と一致した場合に、所定の許容量内のデータを送信する
ことを特徴とする通信装置が提供される。
【0008】また本発明は、上記目的を達成するため
に、無線区間を時分割多重による複数のスロットを使用
して通信する場合に、スロットの1つを介して伝送可能
な正味のデータ量を基本単位として、ノードからローカ
ルエリアネットワーク上に送出されるデータ量を前記基
本単位の整数倍にしたものである。すなわち本発明によ
れば、無線機子機と交信する複数のノードをローカルエ
リアネットワークを介して接続して複数の呼が前記ロー
カルエリアネットワークを共有するとともに、無線区間
を時分割多重による複数のスロットを使用して通信する
通信装置において、前記スロットの1つを介して伝送可
能な正味のデータ量を基本単位として、前記ノードから
前記ローカルエリアネットワーク上に送出されるデータ
量が前記基本単位の整数倍であることを特徴とする通信
装置が提供される。
【0009】また本発明によれば、上記目的を達成する
ために、無線区間を時分割多重による複数のスロットを
使用して通信する場合に、スロットの通信可能な時間周
期を基本単位として、ノードからローカルエリアネット
ワーク上に送出される機会を基本単位の整数倍の時間内
において1回以上にしたものである。すなわち本発明に
よれば、無線機子機と交信する複数のノードをローカル
エリアネットワークを介して接続して複数の呼が前記ロ
ーカルエリアネットワークを共有するとともに、無線区
間を時分割多重による複数のスロットを使用して通信す
る通信装置において、前記スロットの通信可能な時間周
期を基本単位とし、前記ノードから前記ローカルエリア
ネットワーク上に送出される機会が前記基本単位の整数
倍の時間内に1回以上与えられることを特徴とする通信
装置が提供される。
【0010】また本発明によれば、上記目的を達成する
ために、特定のノードがローカルエリアネットワーク上
に送出する指示信号をトリガとして、他のノードが所定
の許容量内のデータをローカルエリアネットワーク上に
送出するようにしたものである。すなわち本発明によれ
ば、無線機子機と交信する複数のノードをローカルエリ
アネットワークを介して接続して複数の呼が前記ローカ
ルエリアネットワークを共有する通信装置において、前
記複数のノードの特定のノードが前記ローカルエリアネ
ットワーク上に送出する指示信号をトリガとして、他の
ノードが所定の許容量内のデータを前記ローカルエリア
ネットワーク上に送出することを特徴とする通信装置が
提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る通信装置の一
実施形態を示す構成図、図2は図1の通信装置の通信シ
ーケンスを示す説明図、図3は図1の回線制御装置の処
理を説明するためのフローチャート、図4は図1の端末
の処理を説明するためのフローチャート、図5は図1の
通信装置の主要信号を示すタイミングチャート、図6は
図1の通信装置におけるブロードキャスト信号に含まれ
る送信パラメータを示す説明図である。
【0012】図1に示すシステムでは、例えば管理セン
タ1と管理フィールド2が10MbpsイーサネットL
AN500を介して接続されている。管理センタ1側で
はLAN500に対してノードとして無線基地局(C
S)100と、回線端末200と、入出退管理装置80
0と回線制御装置900が接続され、また、管理フィー
ルド2側ではLAN500に対してノードとしてCS1
01が接続されている。CS100、101は、簡易電
話端末(PS)300、301、302、303、30
4との間で無線通信を行い、一例としてPS300、3
01は警備員などが所持する移動局として使用され、P
S302は監視カメラ400が接続された固定局として
使用され、PS303はID入力装置700が接続され
た固定局として使用され、PS304はエレベータや構
内などに設置された通報装置が接続される固定局として
使用される。
【0013】管理センタ1側のCS100は例えば警備
員との通話や館内放送に用いられる。回線端末200は
構内交換機(PBX)1000に接続され、したがっ
て、公衆網1001や、一般内線網1002やPAシス
テム1003にも接続可能である。入出退管理装置80
0は管理フィールド2側のID入力装置700からの各
種データ(例えば入出退の管理に使用される入出退デー
タ)を処理し、また、管理モニタ801とプリンタ80
2を有する。回線制御装置900はこのシステム内の呼
制御や通信タイミングの制御などの通信制御と、システ
ム内の各種機器の通信状態を管理し、また、監視カメラ
制御装置600が接続されている。監視カメラ制御装置
600は管理フィールド2側の監視カメラ400からの
画像情報を処理し、また、カメラ制御卓601と、監視
モニタ602とストレージ装置603を有する。
【0014】図2はPS300からPS301に対して
内線通話を行う場合の呼接続シーケンスを示している。
まず、発呼側PS300の操作者が被呼側PS301の
内線番号をダイヤルし、また、通話キーを入力(オフフ
ック)すると(図示SQ1)、PS300と交信可能な
例えばCS100との間で無線リンクが形成され、次い
でこのリンクのCS100により指定された通信チャネ
ルに対して、発呼側PS300から被呼側PS301の
ダイヤル情報を含む”呼設定”信号が送出される(図示
SQ2)。
【0015】そして、この”呼設定”信号はCS10
0、LAN500を介して回線制御装置900に伝達さ
れ、回線制御装置900はこの”呼設定”信号に含まれ
るダイヤル情報と前述した通信状態管理情報に基づい
て、被呼側PS301の使用状況並びに位置登録情報
(どのCSと交信可能かを示す情報)、また、前記位置
登録情報から得られたCS(被呼側PS301が例えば
CS101と交信可能であるという情報)と、回線制御
装置900が管理するCS101の通信状態管理情報を
用いてCS101の空きを確認した後、”着呼”信号を
LAN500、CS101を介して被呼側PS301に
送信する(図示SQ3)。回線制御装置900はまた、
前記”呼設定”信号に対する応答として”呼設定受付”
信号をLAN500、CS100を介して発呼側PS3
00に送信する(図示SQ4)。
【0016】被呼側PS301は上記SQ3の”着呼”
信号を受信すると、”着呼応答”信号をCS101、L
AN500を介して回線制御装置900に送信する(図
示SQ5)。回線制御装置900はこの”着呼応答”信
号を受信して、被呼側PS301がCS101の交信圏
内であることを確認し、”呼設定”信号をLAN50
0、CS101を介して被呼側PS301に送信する
(図示SQ6)。
【0017】被呼側PS301は上記SQ6の”呼設
定”信号を受信すると、その応答として”呼設定受付”
信号をLAN500、CS101を介して回線制御装置
900に送信し(図示SQ7)、次いで”呼出”信号を
CS101、LAN500、回線制御装置900、CS
100を介して発呼側PS300に対して送信するとと
もに(図示SQ8)、自己のリンガを鳴動させて内線呼
出音を出力する。発呼側PS300は上記SQ8の”呼
出”信号を受信すると、受話器から内線リングバックト
ーン(RBT)を出力する。被呼側PS301はオフフ
ックされると(図示SQ9)、上記SQ8の”呼出”信
号と同様に、”応答”信号をCS101、LAN50
0、回線制御装置900、CS100を介して発呼側P
S300に対して送信するとともに(図示SQ10)、
自己のリンガ音を停止する。発呼側PS300は”応
答”信号を受信すると内線RBTを停止し、被呼側PS
301との通話状態になる(図示SQ11)。
【0018】ここで、上記SQ6において回線制御装置
900から被呼側PS301に送信される”呼設定”信
号は、CS101の音声通話先情報、すなわちLAN5
00上のCS101の音声通信の相手がCS100であ
るというパス情報が含まれており、また、上記SQ10
においてCS100を介して送信される”応答”信号に
も同様に、CS101の音声通話先情報が含まれてい
る。また、上記SQ11における通話状態以降の通話音
声は、上記の通話先情報に基づいて回線制御装置900
を通すことなく発呼側PS300と被呼側PS301と
の間で行われるので、LAN500を介して直接やり取
りされる。すなわち、発呼側PS300からの音声信号
は、CS100、101、LAN500を介して被呼側
PS301に送られ、また、被呼側PS301からの音
声信号も上記の逆の経路を介して発呼側PS300に送
られる。
【0019】このような内線接続は、PS301からP
S300に対しても同様に行うことができ、また、PS
304とPS300、PS304とPS301との間も
同様に行うことができる。また、詳細な説明は省略する
が、PS300はCS100、回線制御装置900、回
線端末200並びにLAN500と、PBX1000を
介して外線に接続することができる。この時、通話音声
は内線通話と同様に回線制御装置900を介さずに、C
S100、回線端末200、LAN500並びにPBX
1000を介して通信される。
【0020】監視カメラ400に接続されているPS3
02は、CS101、LAN500、回線制御装置90
0を介して監視カメラ制御装置600に接続される。そ
の接続シーケンスの詳細な説明は省略するが、前述した
内線接続の場合と同様に、監視カメラ制御装置600側
又はPS302側のいずれからも接続可能である。監視
カメラ400からの画像情報は、PS302、CS10
1、LAN500を介して回線制御装置900に送信さ
れ、さらに、回線制御装置900から監視カメラ制御装
置600に送られる。監視カメラ400はその性格上、
常時画像を送信する必要がある場合もあるので、PS3
02と監視カメラ制御装置600の間の接続状態は、一
度接続されたら切断することなく保持するようにしても
よい。
【0021】ID入力装置700に接続されているPS
303は、CS101、LAN500を介して入出退管
理装置800に接続される。その接続シーケンスの詳細
な説明は省略するが、前述した内線接続の場合と同様
に、入出退管理装置800側又はPS303側のいずれ
からも接続可能である。ID入力装置700と入出退管
理装置800の間のID情報などの管理データのやり取
りは、PS303、CS101、LAN500を介して
行われる。なお、ID入力装置700への入力が定常的
に発生する場合には、PS303と入出退管理装置80
0の間の接続状態は、一度接続されたら切断することな
く保持するようにしてもよい。
【0022】次に図3、図4を参照してデータ送信タイ
ミングについて説明する。図3は回線制御装置900側
の手順を示し、図4はLAN500に接続されているC
S100、101、回線端末200、入出退管理装置8
00の各端末側の手順を示している。図3、図4におい
て、まず、システム全体の電源が投入されると、CS1
00、101、回線端末200、入出退管理装置800
の各端末と回線制御装置900の間の仮想通信路(リン
ク)を形成する(ステップS1、S11)。ここで、こ
の仮想通信路はシステム稼働時には切断することなく保
持するものとする。
【0023】次いで回線制御装置900はLAN500
に対してブロードキャスト信号を送信し、また、内部タ
イマT01をリセットしてカウントを開始させる(ステ
ップS2)。各端末100、101、200、800
は、回線制御装置900からのブロードキャスト信号を
受信すると(ステップS12)、各端末内のタイマT0
2をリセットしてカウントを開始させる(ステップS1
3)。ここで、ブロードキャスト信号は各端末100、
101、200、800のデータ送信タイミングと、1
回の送信で送信可能な送信データブロック数(後述)を
示す送信パラメータ情報を含む。
【0024】次いで回線制御装置900は上記の送信パ
ラメータと内部タイマT01のカウント値を比較するこ
とにより、LAN500に対するデータ送信タイミング
を検出して必要なデータを送信する(ステップS3、S
4)。回線制御装置900は次いで、ステップS5にお
いて内部タイマT01のカウント値がブロードキャスト
信号の送信タイミングになると、すなわち回線制御装置
900と各端末100、101、200、800の全て
の送信機会が一巡するとステップS2に戻って次のブロ
ードキャスト信号を送信する。各端末100、101、
200、800は、回線制御装置900からの送信パラ
メータと内部タイマT02のカウント値を比較すること
により、LAN500に対するデータ送信タイミングを
検出して必要なデータを送信し(ステップS14、S1
5)、次いでステップS12に戻って回線制御装置90
0からの次のブロードキャスト信号を待つ。
【0025】次に図5を参照して回線制御装置900と
CS100、101、回線端末200、入出退管理装置
800の各端末の送信タイミングを説明する。ここで、
例えばPS300とPS301の間は呼接続の過程又は
通話中の状態であり、また、PS302と監視カメラ制
御装置600の間も同様に回線制御装置900を経由し
て呼接続の過程又は通話中の状態にある。また、PS3
03と入出退管理装置800の間も同様に呼接続の過程
又は通話中の状態を維持しており、回線端末200は空
きの状態にある。なお、図5は各信号の出力タイミング
の例を示し、もちろん送信すべきデータがある場合にの
み、データが実際にLAN500上に送信される。なお
図中の丸付き数字は、以下の説明で()付き数字に対応
している。
【0026】図5において、回線制御装置900は各端
末100、101、200、800からの送信権が一巡
する周期(17)において、まず、位置(1)において
ブロードキャスト信号を出力し、次いで後述するように
各端末100、101、200、800が位置(9)〜
(15)において送信を完了した後、以下のように送信
を行う。 位置(2):PS300とPS301の通話に伴ってC
S100に対して呼制御信号を出力。 位置(3):空き(2Ch/CS101空きChとの呼
制御用)。 位置(4):PS300とPS301の通話に伴ってC
S101に対して呼制御信号を出力。 位置(5):PS302と回線制御装置900の接続に
伴ってCS101に対して呼制御信号を出力、又はカメ
ラ制御信号を出力。 位置(6):PS303と入出退管理装置800の接続
に伴ってCS101に対して呼制御信号を出力。 位置(7):空き(1Ch/回線端末200との呼制御
用)。 位置(8):PS303と入出退管理装置800の接続
に伴って入出退管理装置800に対して呼制御信号を出
力。
【0027】CS100は回線制御装置900が位置
(1)においてブロードキャスト信号を出力した後、ガ
ードタイム(16)が経過すると、位置(9)において
PS300とPS301の通話に伴って回線制御装置9
00に対して呼制御信号を出力、又はCS101に対し
て音声信号を出力する。その後の位置(10)には空き
(2Ch/回線制御装置900に対して呼制御信号又は
各種端末との通信信号を出力)が設けられる。
【0028】CS101は位置(10)の後、ガードタ
イム(16)が経過すると、位置(11)においてPS
300とPS301の通話に伴って回線制御装置900
に対して呼制御信号を出力、又はCS100に対して音
声信号を出力し、次いで位置(12)においてPS30
2と回線制御装置900の接続に伴って回線制御装置9
00に対して呼制御信号を出力、又は回線制御装置90
0を介して監視カメラ制御装置600に入力すべき画像
信号を出力し、次いで位置(13)においてPS302
と入出退管理装置800の接続に伴って回線制御装置9
00に対して呼制御信号を出力、又は入出退管理装置8
00に入力すべきID情報を出力する。
【0029】位置(13)の後のガードタイム(16)
が経過すると、位置(14)において空き(回線端末2
00から回線制御装置900に対して呼制御信号を出
力、又は各種端末との通信を出力)が設けられる。ま
た、位置(14)の後のガードタイム(16)が経過す
ると、入出退管理装置800は位置(15)において、
PS303と入出退管理装置800の接続に伴って回線
制御装置900に対して呼制御信号を出力、又はPS3
03を介してID入力装置700に入力すべき制御信号
を出力する。
【0030】次に、図5においてデータブロックの大き
さ(18)と、各端末100、101、200、800
からの送信権が一巡する周期(17)について説明す
る。簡易携帯電話(PHS)における通話の場合、1C
h当たりの伝送レートは32kbpsであり、無線基地
局(上記のCS)とPHS(上記のPS)の間では、5
msecの間に1スロット/Ch(正味データ20バイ
ト)のデータが受信又は送信されている。この1スロッ
トは、上記の正味データを基本単位として、上記のCS
はLAN500上に5msec×n(n≧1の整数)の
間に20×n倍(=データブロック)の正味のデータを
送信又は受信できればよい。LAN500上に流れる情
報は、必ずしもリアルタイム性を必要としないものもあ
るが、音声、特に通話音声はリアルタイム性を必要とす
る。上記のnが大き過ぎると通話音声などの場合には全
体のディレイが大きくなるので話者の違和感が大きくな
る。
【0031】図6は図5におけるブロードキャスト信号
に含まれる送信パラメータのデータ例を示している。こ
の例では、CS100、101が3Chの通話チャネル
を有し、また、回線端末200が1チャネルを有するの
で、CS100、101に割り当てられている送信可能
なデータブロック数は、回線端末200に割り当てられ
ている送信可能なデータブロック数の3倍となる。
【0032】ところで、LAN500が延長されて長く
なり、回線制御装置900から各種端末までの距離が伸
びるほど、回線制御装置900からのブロードキャスト
信号の到達に時間がかかる。また、回線制御装置900
からの距離が同等であっても、少なくとも各種端末が同
期していないので、各端末におけるブロードキャスト信
号の受信には時間差が発生する。したがって、図3、図
4において説明した回線制御装置900のタイマTO1
と各端末のタイマTO2の間のみならず、各端末のタイ
マTO2の間においても殆どの場合、リセットタイミン
グがずれる。そこで、図5において説明したガードタイ
ムが上記のズレに起因する送出データの衝突を回避する
ために必要となる。
【0033】上記実施形態では各端末がタイマTO2を
有する場合について説明したが、タイマTO2を設ける
ことなく他の制御プロセスにより同様な効果を得ること
ができる。図7は第2の実施形態の回線制御装置900
の処理を示し、図8は第2の実施形態のCS100、1
01、回線端末200、入出退管理装置800の各端末
側の手順を示している。図7、図8において、まず、シ
ステム全体の電源が投入されると、CS100、10
1、回線端末200、入出退管理装置800の各端末と
回線制御装置900の間の仮想通信路(リンク)を形成
する(ステップS21、S31)。ここで、この仮想通
信路はシステム稼働時には切断することなく保持するも
のとする。
【0034】次いで回線制御装置900は内部タイマT
01をリセットしてカウントを開始し(ステップS2
2)、次いで内部タイマT01の値がリセットタイミン
グか否かを判定し(ステップS23)、NOの場合には
ステップS24以下に進み、他方、YESの場合にはス
テップS22に戻る。ステップS24以下では、ステッ
プS24において内部タイマT01の値があらかじめ設
定された自データの送信タイミングか否かを検出すると
ともに、ステップS26において内部タイマT01の値
があらかじめ設定された各端末100、101、20
0、800に対する送信タイミング信号を送信するタイ
ミングか否かを検出し、それぞれの場合に上記の自デー
タ(ステップS25)又は送信タイミング信号(ステッ
プS27)を送信する。各端末100、101、20
0、800は、回線制御装置900からの送信タイミン
グ信号を受信すると(ステップS32)、このタイミン
グ信号に含まれる1回の送信当たり送信可能なデータブ
ロック数(以下、許容量)の情報の範囲内の自データを
送信する(ステップS33)。
【0035】次に図9を参照して第2の実施形態の回線
制御装置900とCS100、101、回線端末20
0、入出退管理装置800の各端末の送信タイミングを
説明する。なお図中の丸付き数字は、以下の説明で()
付き数字に対応している。まず、回線制御装置900は
後述するタイミングで、 ・出力位置(1)においてCS100に対する送信タイ
ミング信号を送信し、 ・出力位置(2)においてCS101に対する送信タイ
ミング信号を送信し、 ・出力位置(3)において回線端末200に対する送信
タイミング信号を送信し、 ・出力位置(4)において入出退管理装置800に対す
る送信タイミング信号を送信する。
【0036】回線制御装置900はまた、後述するよう
に各端末100、101、200、800が位置(1
2)〜(18)において送信を完了した後、 ・出力位置(5)においてPS300とPS301の通
話に伴ってCS100に対する呼制御信号を送信し、 ・続く位置(6)では空き(2Ch分/CS101空き
Chとの呼制御用)とし、 ・続く出力位置(7)においてPS300とPS301
の通話に伴ってCS101に対する呼制御信号を送信
し、 ・続く出力位置(8)においてPS302と回線制御装
置900の接続に伴ってCS101に対する呼制御信号
又はカメラ制御信号を送信し、 ・続く出力位置(9)においてPS303と入出退管理
装置800の接続に伴ってCS101に対する呼制御信
号を送信し、 ・続く位置(10)では空き(1Ch分/回線端末20
0との呼制御用)とし、 ・続く出力位置(11)においてPS303と入出退管
理装置800の接続に伴って入出退管理装置800に対
する呼制御信号を送信する。
【0037】CS100は回線制御装置900からの出
力位置(1)における送信タイミング信号を受信する
と、 ・出力位置(12)においてPS300とPS301の
通話に伴って回線制御装置900に対する呼制御信号又
はCS101に対する音声信号を出力し、 ・続く位置(13)では空き(2Ch分/回線制御装置
900に対する呼制御信号又は各端末との通信信号の出
力位置)とする。この後、回線制御装置900は出力位
置(2)において送信タイミング信号を送信する。
【0038】CS101は回線制御装置900からの出
力位置(2)における送信タイミング信号を受信する
と、 ・出力位置(14)においてPS300とPS301の
通話に伴って回線制御装置900に対する呼制御信号又
はCS100に対する音声信号を出力し、 ・続く出力位置(15)においてPS302と回線制御
装置900の接続に伴って回線制御装置900に対する
呼制御信号又は回線制御装置900を介して監視カメラ
制御装置600に入力すべき画像信号を出力する。この
後、回線制御装置900は出力位置(3)において送信
タイミング信号を送信する。
【0039】回線端末200は回線制御装置900から
の出力位置(3)における送信タイミング信号を受信す
ると、位置(17)において空き(回線端末200から
回線制御装置900への呼制御信号又は各端末との通信
信号の出力位置)とする。この後、回線制御装置900
は出力位置(3)において送信タイミング信号を送信
し、入出退管理装置800はこの送信タイミング信号を
受信すると、出力位置(18)においてPS303と入
出退管理装置800の接続に伴って回線制御装置900
に対する呼制御信号又はPS303を介してID入力装
置700に入力すべき制御信号を出力する。
【0040】この場合、回線制御装置900からの送信
タイミング信号には前述した許容量の情報が含まれてい
るので、各端末はこの許容量の範囲内でデータを送信す
る。また、回線制御装置900は1つの端末に対して送
信タイミング信号を送信すると、タイマT01に基づい
て次の端末に対して送信タイミング信号を送信する。
【0041】なお、本発明によれば、上記システムにお
いて各種の防災/防犯センサを用いた防災/防犯装置と
PSを接続するとともに、この防災/防犯装置からのセ
ンサ情報を処理する処理装置などをLAN500に接続
することにより、防災/防犯システムを構築することも
できる。また、コストは上がるが、防災上重要な部分に
ネットワークを多重化したり、従来のスター型ネットワ
ークも利用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ーカルエリアネットワーク上のブロードキャスト信号を
トリガとして、各ノードが所定のデータ送信タイミング
で所定の許容量内のデータをローカルエリアネットワー
ク上に送信するようにしたので、パケットの衝突や遅延
などを防止し、また、リアルタイム性を失わない高い効
率の通信装置を実現することができる。また本発明によ
れば、無線区間を時分割多重による複数のスロットを使
用して通信する場合に、スロットの1つを介して伝送可
能な正味のデータ量を基本単位として、ノードからロー
カルエリアネットワーク上に送出されるデータ量を前記
基本単位の整数倍にしたので、パケットの衝突や遅延な
どを防止し、また、リアルタイム性を失わない高い効率
の通信装置を実現することができる。また本発明によれ
ば、無線区間を時分割多重による複数のスロットを使用
して通信する場合に、スロットの通信可能な時間周期を
基本単位として、ノードからローカルエリアネットワー
ク上に送出される機会を基本単位の整数倍の時間内にお
いて1回以上にしたので、パケットの衝突や遅延などを
防止し、また、リアルタイム性を失わない高い効率の通
信装置を実現することができる。また本発明によれば、
特定のノードがローカルエリアネットワーク上に送出す
る指示信号をトリガとして、他のノードが所定の許容量
内のデータをローカルエリアネットワーク上に送出する
ようにしたので、パケットの衝突や遅延などを防止し、
また、リアルタイム性を失わない高い効率の通信装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の一実施形態を示す構成
図である。
【図2】図1の通信装置の通信シーケンスを示す説明図
である。
【図3】図1の回線制御装置の処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】図1の端末の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図5】図1の通信装置の主要信号を示すタイミングチ
ャートである。
【図6】図1の通信装置におけるブロードキャスト信号
に含まれる送信パラメータを示す説明図である。
【図7】第2の実施形態における回線制御装置の処理を
説明するためのフローチャートである。
【図8】第2の実施形態における端末の処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】第2の実施形態における通信装置の主要信号を
示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
100,101 無線基地局(ノード) 200 回線端末(ノード) 300〜304 簡易電話端末(無線機子機) 500 LAN(ローカルエリアネットワーク) 800 入出退管理装置(ノード) 900 回線制御装置(特定のノード)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04B 7/26 K H04Q 3/58 101 109M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機子機と交信する複数のノードをロ
    ーカルエリアネットワークを介して接続して複数の呼が
    前記ローカルエリアネットワークを共有する通信装置に
    おいて、 前記複数のノードの各々は、前記ローカルエリアネット
    ワーク上のブロードキャスト信号をトリガとして自己の
    タイマをスタートしてカウントを開始し、カウント値が
    自己の所定のデータ送信タイミングと一致した場合に、
    所定の許容量内のデータを送信することを特徴とする通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のノードのデータ送信が一巡し
    た後、前記ブロードキャスト信号がローカルエリアネッ
    トワーク上に出力されることを特徴とする請求項1記載
    の通信装置。
  3. 【請求項3】 無線機子機と交信する複数のノードをロ
    ーカルエリアネットワークを介して接続して複数の呼が
    前記ローカルエリアネットワークを共有するとともに、
    無線区間を時分割多重による複数のスロットを使用して
    通信する通信装置において、 前記スロットの1つを介して伝送可能な正味のデータ量
    を基本単位として、前記ノードから前記ローカルエリア
    ネットワーク上に送出されるデータ量が前記基本単位の
    整数倍であることを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 無線機子機と交信する複数のノードをロ
    ーカルエリアネットワークを介して接続して複数の呼が
    前記ローカルエリアネットワークを共有するとともに、
    無線区間を時分割多重による複数のスロットを使用して
    通信する通信装置において、 前記スロットの通信可能な時間周期を基本単位として、
    前記ノードから前記ローカルエリアネットワーク上に送
    出される機会が前記基本単位の整数倍の時間内に1回以
    上与えられることを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 無線機子機と交信する複数のノードをロ
    ーカルエリアネットワークを介して接続して複数の呼が
    前記ローカルエリアネットワークを共有する通信装置に
    おいて、 前記複数のノードの特定のノードが前記ローカルエリア
    ネットワーク上に送出する指示信号をトリガとして、他
    のノードが所定の許容量内のデータを前記ローカルエリ
    アネットワーク上に送出することを特徴とする通信装
    置。
JP10042806A 1998-02-09 1998-02-09 通信装置 Withdrawn JPH11234299A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006131998A1 (ja) * 2005-06-08 2006-12-14 Matsushita Electric Works, Ltd. 火災報知システム
JP2009222553A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Kddi Corp 緊急地震速報配信システム、緊急地震速報配信方法およびプログラム

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