JPH1123250A - 物体長さ計測装置、物体監視装置、車長計測装置ならびに車両監視装置 - Google Patents

物体長さ計測装置、物体監視装置、車長計測装置ならびに車両監視装置

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JPH1123250A
JPH1123250A JP17577797A JP17577797A JPH1123250A JP H1123250 A JPH1123250 A JP H1123250A JP 17577797 A JP17577797 A JP 17577797A JP 17577797 A JP17577797 A JP 17577797A JP H1123250 A JPH1123250 A JP H1123250A
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雅晴 西野
Joji Naito
丈嗣 内藤
Naoyoshi Sato
尚良 佐藤
Katsumi Obuchi
克己 大渕
Toshio Hori
堀  俊雄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に環境変化による背景や路面の色合いなどに
惑わされずに、移動する物体の長さを正確に計測できる
ようにすること。 【解決手段】移動中の物体21が所要位置を通過した時
点で、この物体21の先頭位置を検出し、この先頭位置
から前記所要位置までの間隔を前記物体21の長さとし
て認識する。つまり、従来のように物体21を撮像して
長さを推測するのではなく、特定区間での物体21の前
後位置を検出することにより物体21の長さを物理的に
計測できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体長さ計測装
置、車両長計測装置、物体監視装置、車両監視装置に関
する。これらは、例えば、搬送ラインを移動する物体が
何であるかを監視するシステムや、道路を走行する車両
が違法改造してあるか否かを監視するシステムに利用す
ることができる。
【0002】
【従来の技術】例えば、道路を走行する車両において、
トラックなどの大型車両については、搭載物体や被けん
引車両などに応じて、車両諸元を変更することがある。
このような変更は、法律の定める許容範囲で認められて
おり、許容範囲を越える場合、認可を受ける必要があ
る。認可された場合には、この車両のナンバープレート
情報や変更諸元が、特殊車両登録機関の端末機に登録さ
れることになる。
【0003】これに対して、上述したような認可を受け
ずに、車両の諸元を改造したいわゆる違法改造車両とし
て使用することがあり、交通の安全性が損なわれるおそ
れがある。このような事情により、違法改造車両が道路
を走行しているかどうかを監視することが望まれる。
【0004】ここで、従来では、走行する車両を検出す
ると、複数のCCDカメラなどの撮像装置で車両の後端
を撮像し、得られた画像それぞれに対してエッジ処理を
施し、これらのエッジ中の特徴点から車高、車幅を計測
するとともに、車長を推測するものが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、下記するような不具合が指摘される。まず、撮像
装置を使用しているため、天候など環境変化がある場合
や、車両の色が道路の路面の色と類似するような場合に
は、車両の諸元を正確に計測することができない。ま
た、撮像装置で数メートル程度の狭い範囲を撮像した画
像を基に計測するようにしているため、車両において撮
像範囲に入らない部分を計測できず、そのような部分に
ついては推測するしかなく、計測が正確に行われるとは
言えない。さらに、様々な諸元の車両について、撮像装
置で撮像した画像からエッジの同一点を求める必要があ
るが、このようなエッジの同一点を求めることは困難で
あるため、計測結果についての精度が低いと言える。
【0006】したがって、本発明では、主として、環境
変化による背景や路面の色合いなどに惑わされずに、移
動する物体の長さを正確に計測できるようにすることを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、移動
中の物体が所要位置を通過した時点で、この物体の先頭
位置を検出し、この先頭位置から前記所要位置までの間
隔を算出する、物体長さ計測装置。
【0008】請求項2の発明は、物体搬送路の所要位置
に設置されて移動中の物体の通過を検出する第1検出手
段と、物体搬送路において第1検出手段の設置位置より
も移動方向下流の所要位置に設置されて前記物体の先頭
部分を検出する第2検出手段と、第1検出手段で移動中
の物体の通過を検出した時点で第2検出手段により前記
物体の先頭位置を検出し、この先頭位置から第1検出手
段の設置位置までの間隔を求める管理手段とを含む、物
体長さ計測装置。
【0009】請求項3の発明は、移動する物体の幅、高
さ、長さなどの諸元を計測し、この計測した物体諸元情
報と基準物体諸元情報とを比較し、比較結果に応じた出
力を行うもので、かつ、前記長さについて請求項1また
は2に記載の物体長さ計測装置を用いて計測するもので
ある、物体監視装置。
【0010】請求項4の発明は、走行中の車両が所要位
置を通過した時点で、この車両の先頭位置を検出し、こ
の先頭位置から前記所要位置までの間隔を前記車両の車
長として認識する、車長計測装置。
【0011】請求項5の発明は、車両走行路の所要位置
に設置されて走行中の車両の通過を検出する第1検出手
段と、車両走行路において第1検出手段の設置位置より
も進行方向下流の所要位置に設置されて前記車両の先頭
部分を検出する第2検出手段と、第1検出手段で走行中
の車両の通過を検出した時点で第2検出手段により前記
車両の先頭位置を検出し、この先頭位置から第1検出手
段の設置位置までの間隔を前記車両の車長として求める
管理手段とを含む、車長計測装置。
【0012】請求項6の発明は、請求項5の車長計測装
置において、前記第1検出手段は、車両走行路の幅方向
にスキャニングされるレーザセンサを有するものであ
り、前記第2検出手段は、車両走行路の進行方向にスキ
ャニングされるレーザセンサを有するものである、車長
計測装置。
【0013】請求項7の発明は、請求項5の車長計測装
置において、前記第1,第2検出手段は、それぞれ、車
両走行路の進行方向にスキャニングされるレーザセンサ
を有するものである、車長計測装置。
【0014】請求項8の発明は、走行中の車両の速度を
車両走行路の所要区間において追尾しながら所要時間間
隔ごとに順次計測し、順次得られる各時間間隔ごとの速
度計測値を、速度計測時刻それぞれの間隔時間で積分す
ることにより前記車両の車長を得る、車長計測装置。
【0015】請求項9の発明は、車両走行路の所要区間
において所要時間間隔ごとに走行中の車両の速度を順次
計測する速度計測手段と、速度計測手段により順次得ら
れる各時間間隔ごとの速度計測値を、速度計測時刻それ
ぞれの間隔時間で積分することにより前記車両の車長を
得る管理手段とを含む、車長計測装置。
【0016】請求項10の発明は、走行する車両の少な
くとも幅、高さ、長さなどの諸元を計測する一方で、前
記車両のナンバープレートを識別し、この識別情報に対
応した基準車両諸元情報と前記計測した車両諸元情報と
を比較し、比較結果に応じた出力を行うもので、かつ、
前記車長についてのみ請求項4ないし9のいずれかに記
載の車長計測装置を用いて計測するものである、車両監
視装置。
【0017】請求項11の発明は、走行する車両の少な
くとも幅、高さ、長さなどの諸元を計測する計測手段
と、車両のナンバープレートで分類される種々な基準車
両諸元情報が予め記憶されている記憶手段と、前記車両
のナンバープレートを識別する識別手段と、識別手段に
よる識別情報に基づき前記記憶手段から該当する基準車
両諸元情報を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出
した基準車両諸元情報と計測手段により計測した車両諸
元情報とを比較し、比較結果に応じた出力を行う管理手
段とを含み、かつ、前記計測手段は、車両の長さについ
てのみ請求項4ないし9のいずれかに記載の車長計測装
置を用いて計測するものである、車両監視装置。
【0018】請求項12の発明は、走行する車両の少な
くとも幅、高さ、長さなどの諸元を計測する計測手段
と、車両のナンバープレートで分類される種々な基準車
両諸元情報が予め記憶されている第1記憶手段と、車両
を諸元変更して認可された特殊車両のナンバープレート
情報や車両諸元変更情報を予め登録してある第2記憶手
段と、前記車両のナンバープレートを識別する識別手段
と、識別手段による識別情報に基づき検知車両が特殊車
両として登録されているか否かを第2記憶手段を検索す
ることにより認識する認識手段と、認識手段により登録
されていると認識したときに第2記憶手段から該当する
車両諸元変更情報を抽出する一方、登録していないと認
識したときに前記第1記憶手段から該当する基準車両諸
元情報を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出した
車両諸元変更情報あるいは基準車両諸元情報と計測手段
により計測した車両諸元情報とを比較する比較手段と、
比較手段の比較結果に応じた出力を行う出力手段とを含
み、かつ、前記計測手段は、車両の長さについてのみ請
求項4ないし9のいずれかに記載の車長計測装置を用い
て計測するものである、車両監視装置。
【0019】請求項13の発明は、走行する車両の少な
くとも幅、高さ、長さなどの諸元を計測する計測手段
と、車両のナンバープレートで分類される種々な基準車
両諸元情報が予め記憶されている記憶手段と、前記車両
のナンバープレートを識別する識別手段と、車両を諸元
変更して認可された特殊車両のナンバープレート情報や
車両諸元変更情報を予め登録してある特殊車両登録機関
の端末機と通信する通信手段と、識別手段による識別情
報に基づき検知車両が特殊車両として登録されているか
否かを、前記端末機と通信して検索することにより認識
する認識手段と、認識手段により登録されていると認識
したときに前記端末機から該当する車両諸元変更情報を
読み出す一方、登録していないと認識したときに前記記
憶手段から該当する基準車両諸元情報を読み出す読出手
段と、読出手段により読み出した車両諸元変更情報ある
いは基準車両諸元情報と計測手段により計測した車両諸
元情報とを比較する比較手段と、比較手段の比較結果に
応じた出力を行う出力手段とを含み、かつ、前記計測手
段は、車両の長さについてのみ請求項4ないし9のいず
れかに記載の車長計測装置を用いて計測するものであ
る、車両監視装置。
【0020】請求項14の発明は、請求項12または1
3に記載の車両監視装置において、前記比較手段は、車
両諸元変更情報あるいは基準車両諸元情報と前記計測手
段で計測した車両諸元情報とを比較して許容範囲内か否
かを判定するもので、前記出力手段は、前記比較手段に
より許容範囲内でないと判定したときに車両の進行方向
下流において警告を行うとともに、前記識別手段により
識別したナンバープレート情報、前記比較手段による比
較結果ならびに車両検知位置などを保持するものであ
る、車両監視装置。
【0021】以上、要するに、本発明では、移動する物
体や走行する車両の長さを計測するにあたって、従来の
ように撮像した画像を用いて推測するのではなく、特定
区間において物体や車両の前後位置を検出することによ
り物理的に計測するようにして、例えば環境色、路面
色、移動速度(走行速度)の変化に影響されないように
している。
【0022】また、本発明では、物体や車両の長さを上
述したようにして精度よく計測できるようにした構成を
流用して、物体や車両の諸元が所要の許容範囲に入るも
のであるか否かを正確に認識できるようにしている。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の詳細について、図1ない
し図11に示す実施形態を用いて説明する。
【0024】図1ないし図9は本発明の一実施形態にか
かり、図1は、車両監視装置の構成ブロック図、図2
は、各レーザセンサの構成図、図3は、車両監視装置の
設置状況を示す概念図、図4は、第1〜第3レーザセン
サの平面図、図5は、第1〜第3レーザセンサによる走
査形態を示す概念図、図6は、車長計測の概念図、図7
は、車両監視ルーチンを示す図、図8は、車両諸元認識
ルーチンを示す図、図9は、車幅、車高計測に対応する
レーザ光の伝搬時間を示す図である。
【0025】図1に示すように、車両監視装置は、道路
20を走行する車両21の車高Hを計測するのに用いる
第1レーザセンサ1と、走行する車両21の車幅Wを計
測するのに用いる第2,第3レーザセンサ2,3と、走
行する車両21の車長Lを計測するのに用いる第4レー
ザセンサ4と、トラックなどの車両21の軸重を計測す
る軸重計測装置5と、車両21のナンバープレート22
を撮像するCCDカメラ6と、道路20においてCCD
カメラ6の撮像領域を照明する照明装置7と、道路20
を走行する車両21に対して所要の情報を報知する表示
パネル8と、少なくとも図7および図8に示す処理を管
理する制御装置9とを備えている。
【0026】なお、図1において、10は特殊車両登録
機関の端末機であり、この端末機10には、車両21の
諸元変更が認可されている場合に、予め、特殊車両とし
てナンバープレート情報や車両諸元変更情報が登録され
ている。
【0027】前述の制御装置9は、少なくとも、各種車
両に関する基準車両諸元情報が予め記憶されているデー
タベース11と、車両21の諸元を認識した結果やナン
バープレート情報ならびに認識結果に応じて諸元を違法
変更した車両に関する情報などが適宜記憶される書き込
み消去可能な記憶手段12と、特殊車両登録機関の端末
機10と通信する通信手段13とを備えている。なお、
データベース11は、ROMなどの半導体装置やハード
ディスク装置(HDD)の他、コンパクトディスク(C
D)やフロッピィディスク(FD)などの記憶媒体とさ
れ、記憶手段12は、RAMなどの半導体装置やハード
ディスク装置(HDD)などとされる。
【0028】前述の第1〜第4レーザセンサ1〜4は、
いずれも、図2に示すように、レーザ発光素子31と、
ポリゴンミラーなどの走査装置32と、受光素子33
と、光学系34と、レーザ発光素子31の駆動回路35
と、受光素子33で受光した光信号を電気信号に変換す
る受光回路36と、走査装置32による走査位置を検出
する走査位置検出装置37とを備えている。そして、制
御装置9からの指令により駆動回路35を介してレーザ
発光素子31が駆動されるとともに、走査装置32の走
査方向が制御される。その一方で、制御装置9は、走査
位置検出装置37から与えられるレーザ光の走査方向を
認識するとともに、レーザ発光素子31によるレーザ光
の出射時点から受光素子33による反射光の受光時点ま
でに要する時間つまりレーザ光の伝搬時間を認識して距
離を算出する。
【0029】次に、上述した車両監視装置の道路20に
対する設置状況について、図3ないし図5を用いて説明
する。
【0030】つまり、道路20において所要区間には、
所要間隔離れて3つの門柱23,24,25が設置され
ている。第1の門柱23には、第1〜第3レーザセンサ
1〜3がそれぞれ幅方向に並列にかつ車両21の進行方
向で所要間隔ずつ前後して設置され、第2の門柱24に
は、第4レーザセンサ4、CCDカメラ6ならびに照明
装置7が設置され、第3の門柱25には表示パネル8が
設置されている。さらに、第1門柱23と第2門柱24
との間の道路20には、軸重計測装置5が埋設されてい
る。
【0031】そして、第1レーザセンサ1は道路20の
幅方向ほぼ中央位置に、第2レーザセンサ2は道路20
の幅方向右側(車両21の進行方向から見て右側)に、
第3レーザセンサ3は、道路20の幅方向左側(車両2
1の進行方向から見て左側)に、第4レーザセンサ4
は、道路20の幅方向ほぼ中央位置にそれぞれ配置され
ており、第1ないし第3レーザセンサ1〜3は、いずれ
も、図4および図5に示すように、道路20の幅方向に
スキャニングされ、第4レーザセンサ4は、図6に示す
ように、道路20の進行方向にスキャニングされる。ま
た、CCDカメラ6は、道路20の第1門柱23と第2
門柱24との間の所要領域を斜め下向きに撮像するよう
に配置されており、照明装置7は、CCDカメラ6の撮
像領域を照明するように配置されている。
【0032】これら第1〜第4レーザセンサ1〜4は、
制御装置9により、所要のタイミングで駆動されること
により、それぞれ道路20の所要領域に対して所要角度
からレーザ光を照射するように走査され、道路20ある
いは車両21などからの反射光を検出する。ここで、制
御装置9は、第1〜第3レーザセンサ1〜3の各走査位
置検出装置37から与えられるレーザ光の走査方向を認
識するとともに、第1〜第3レーザセンサ1〜3による
レーザ光の出射時点から反射光の検出時点までに要する
時間つまりレーザ光の伝搬時間を認識し、この伝搬時間
に基づいて車両21の車幅W、車高Hを求める。また、
制御装置9は、図6に示すように、第1レーザセンサ1
により車両21の通過を検出した時点において、第4レ
ーザセンサ4によるレーザ光の出射時点から反射光の検
出時点までの時間つまりレーザ光の伝搬時間を認識し、
この伝搬時間から車両21の先頭検出位置を認識し、こ
の先頭位置から第1レーザセンサ1の設置位置までの間
隔を車両21の車長Lとして求める。
【0033】次に、上述した車両監視装置の制御装置9
の処理について、図7ないし図9を用いて説明する。
【0034】まず、車両監視の全体動作を図7を用いて
説明する。つまり、第1レーザセンサ1により道路20
の所要領域に対してレーザ光を走査させる(S1)。こ
こで、道路20を走行する車両21が、車両監視装置の
設置区間に進入すると、第1レーザセンサ1から与えら
れる出力信号に基づいて車両21の進入が検知され(S
2)、第2〜第4レーザセンサ2〜4を駆動して後述す
るように車両21の諸元を認識し(S3)、車両21の
ナンバープレート22をCCDカメラ6で撮像し、この
撮像した画像情報に基づいてナンバープレート22の外
形寸法や記載内容を識別する(S4)。なお、ナンバー
プレート22の外形寸法や記載内容により大型車か普通
車かなどを認識するのであるが、この手法は周知である
ので詳細説明を省略する。
【0035】この後、上記S4で識別したナンバープレ
ート22の情報から、その車両21が特殊車両登録機関
の端末機10に特殊車両として登録されているかどうか
を調べ(S5)、登録の有無を判定する(S6)。この
登録の有無判定では、制御装置9は通信手段13により
特殊車両登録機関の端末機10と通信して、上記S4で
識別した車両21が諸元変更認可を受けた特殊車両とし
て登録されているか否かを検索することにより行う。
【0036】上記S6で登録有りと判定した場合、端末
機10から該当する特殊車両についての車両諸元変更情
報を読み出し(S7)、この読み出した車両諸元変更情
報と上記S3において認識した車両21の諸元情報とを
比較し(S8)、比較結果が許容範囲内であるか否かを
判定する(S9)。ここで、許容範囲外である場合に
は、表示パネル8に対して例えば「車両諸元が認可内容
と異なります」などのメッセージを表示して車両21の
運転者に報知するとともに、検知した車両21に関する
ナンバープレート情報、認識した車両諸元に関する情
報、検出地点や時刻に関する情報などを制御装置9の記
憶手段12に記憶(S13)してから、終了するが、許
容範囲内である場合には、前述の報知をせずに終了す
る。
【0037】一方、上記S6で登録無しと判定した場
合、制御装置9のデータベース11に記憶してある各種
車両に関する基準車両諸元情報を読み出し(S10)、
この基準車両諸元情報と上記S3において認識した車両
21の諸元情報とを比較し(S11)、比較結果が許容
範囲内であるか否かを判定する(S12)。ここで、許
容範囲外である場合には、表示パネル8に対して例えば
「車両諸元が許容範囲を越えています」などのメッセー
ジを表示して車両21の運転者に報知するとともに、検
知した車両21に関するナンバープレート情報、認識し
た車両諸元に関する情報、検出地点や時刻に関する情報
などを制御装置9の記憶手段12に記憶(S13)して
から、終了するが、許容範囲内である場合には、前述の
報知をせずに終了する。
【0038】ところで、上記S3での車両21の諸元認
識の処理について図8を用いて説明する。
【0039】まず、上記S2で車両21の進入を検知し
てから、車両21の通過を検知する(S22)までの
間、車両21の車幅W、車高Hをリアルタイムで計測す
るとともに軸重も計測してから制御装置9の記憶手段1
2に順次一時的に記憶し(S21)、車両21の通過を
検知した時点で車長Lを計測してから制御装置9の記憶
手段12に一時的に記憶する(S23)。この後、上記
記憶した車両21の長さ方向複数箇所での車幅W、車高
Hと、車長Lおよび軸重とに基づいて車両21の諸元を
認識し、この認識結果を記憶手段12に記憶する(S2
4)。
【0040】具体的に、図9は、第1〜第3レーザセン
サ1〜3により得られる伝搬時間データで、車両21に
おいて進行方向に直交する断面に対応するグラフであ
る。反射光の伝搬時間は、車両21が無く道路20の路
面で反射される場合に長くなり、車両21で反射される
場合に短くなるので、図9の伝搬時間データD1、D
2、D3に基づいて車幅Wと車高Hとが検出される。つ
まり、車幅Wは、図中のデータD1、D2における両エ
ッジE1、E2間から算出され、車高Hは、路面Rの反
射時間と車両C上面での反射時間との差時間から算出さ
れる。そして、車幅W、車高Hをリアルタイムで複数回
計測することにより、車両21の長さ方向複数箇所での
2次元断面形状データが得られる。なお、軸重は、軸重
計測装置5により一般的に周知の方法で計測される。
【0041】また、車長Lは、第1レーザセンサ1およ
び第4レーザセンサ4から与えられる検出信号に基づい
て、車両21が所要位置(第1レーザセンサ1の設置位
置)を通過した時点で、この車両21の先頭位置を第4
レーザセンサ4により検出し、この検出した先頭位置か
ら前記所要位置までの間隔を車両21の車長Lとして求
める。この車長Lと、前述の複数の2次元断面形状デー
タとから、車両21の3次元形状を示す車両諸元情報を
作成できる。
【0042】なお、上記実施形態において請求項の各手
段との対応関係を説明する。つまり、請求項2,6にお
いて、第1検出手段が第1レーザセンサ1に、第2検出
手段が第4レーザセンサに、管理手段が制御装置9に、
それぞれ対応する。請求項10〜14において、計測手
段が第1〜第4レーザセンサ1〜4および制御装置9
に、識別手段がCCDカメラ6および制御装置9に、認
識手段、抽出手段、管理手段、比較手段、出力手段が制
御装置9に、また、請求項12の記憶手段および請求項
13の第1記憶手段がデータベース11に、それぞれ対
応する。
【0043】以上説明したように、上記実施形態での車
両監視装置によれば、道路20を走行する車両21につ
いて、その諸元が違法変更されているか否かを自動的に
正確に認識することができ、ひいては諸元を違法変更し
ている車両21の取り締まりに流用できるなど、交通安
全に貢献できる。特に、上記実施形態では、従来困難で
あった車両21の車長Lを正確に計測できるようにして
いるから、上述した車両21の諸元を正確に調べること
ができるようになったのである。
【0044】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0045】(1) 上記実施形態では、第1〜第3レ
ーザセンサ1〜3を車両21の進行方向前後にずらして
配設しているが、これらは道路20の幅方向に揃えて配
設してもよい。また、上記実施形態では、第1レーザセ
ンサ1のレーザ発光素子31のみを駆動しておいて第1
レーザセンサ1で車両21を検知した後、第2〜第4レ
ーザセンサ2〜4の各レーザ発光素子31を駆動させる
ようにしているが、これらを同時に駆動させるようにし
てもよい。なお、上記実施形態の場合だと、第2,第3
レーザセンサ2,3の各レーザ発光素子31の長寿命化
が可能となる。また、第1レーザセンサ1のレーザ発光
素子31の駆動に関しても、車両21を検知するまでの
間、間引き走査させることにより、寿命延長が可能にな
る。
【0046】(2) 上記実施形態では、第1〜第3レ
ーザセンサ1〜3を道路20の幅方向にスキャニングす
るようにしているが、車両21の進行方向にスキャニン
グするようにしてもよい。
【0047】(3) 上記実施形態において、車両21
の車長計測に関して他の方法が考えられる。例えば、図
10に示すように、走行する車両21の速度を計測する
速度計測装置30を第1門柱23よりも進行方向上流に
設置し、図11(a)〜(c)に示すように、第1レー
ザセンサ1により車両21の進入を検知してから車両2
1の通過を検知するまでの間、速度計測装置30により
車両21を追尾しながらリアルタイムT1〜Tnで車速
V1〜Vnを順次計測し、順次得られる車速V1〜Vn
を、速度計測時刻それぞれの時間差Δtで積分すること
により車長Lを計測することができる。なお、速度計測
は、レーザレーダから車両21の後部に装備するリフレ
クタ(図示省略)にレーザ光を照射させてレーザ光の伝
搬時間を計測するとともにリフレクタまでの距離を計測
し、これら伝搬時間と距離とに基づいて速度を計測す
る。この場合も、上記実施形態と同様に車両21が加
速、減速している場合にも高精度に車長Lを計測するこ
とができる。この例は、請求項9,10に対応してい
る。また、このような速度計測をリアルタイムで行うと
ともに、上記実施形態での車幅W、車高Hの計測を併せ
て行うことにより、車両21の3次元形状データを示す
車両諸元情報を作成できる。
【0048】(4) 上記実施形態では、道路20を走
行する車両21の諸元が許容範囲の内外かを認識する車
両監視装置を例示しているが、本発明は、例えば搬送ベ
ルト上を移動させる物体がどのような形状のものかを認
識する物体監視装置としても応用することができる。ま
た、上記実施形態や上記(3)での車両21の車長計測
に関する構成や、前述の物体の長さ計測に関する構成
は、車両監視装置や物体監視装置とは切り離して独立し
て実施することができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1,2の発明の物体長さ計測装置
では、移動中の物体の長さを、従来のように撮像した画
像を用いて推測するのではなく、特定区間において物体
の前後の位置を検出することにより物理的に計測するよ
うにしているから、例えば環境色、路面色、移動速度の
変化に関係なく、移動する物体の長さを簡単かつ正確に
計測できるようになる。
【0050】請求項3の発明の物体監視装置では、請求
項1または2の発明の物体長さ計測装置を流用して移動
する物体の諸元を求めるようにしており、移動する物体
がどのようなものであるかを正確に認識できるようにな
る。
【0051】請求項4〜9の発明の車長計測装置では、
走行中の車両の長さを、従来のように撮像した画像を用
いて推測するのではなく、特定区間において車両の前後
位置を検出することにより物理的に計測するようにして
いるから、例えば環境色、路面色、走行速度の変化に関
係なく、走行する車両の長さを簡単かつ正確に計測でき
るようになる。
【0052】請求項10〜14の発明の車両監視装置で
は、請求項4〜9のいずれかの発明の物体長さ計測装置
を流用して走行する車両の諸元を求めるようにしてお
り、走行する車両が諸元を違法変更しているか否かを正
確に認識できるようになる。
【0053】特に、請求項12,13の発明では、特に
車両諸元を変更して認可されている特殊車両について
も、それが認可された諸元の許容範囲に収まっているか
否かを正確に認識できるようになる。
【0054】また、請求項13の発明では、特殊車両登
録機関の端末機と通信して必要な情報を検索するように
して、車両監視装置に余分な記憶手段を装備させないよ
うにしているから、コスト的に有利となる。
【0055】さらに、請求項14の発明では、検知車両
の諸元が許容範囲を越えるときの処置として、車両運転
者に警告するから、この警告により車両運転者に諸元改
善の気持ちを芽生えさせることが可能となり、ひいては
交通安全の確保に貢献できるようになる。この他、前記
処置として検知車両のナンバープレート情報、諸元情報
ならびに監視現場の位置情報などを保持するから、これ
らの情報を車両諸元の違法変更の証拠として流用できる
ようになる。
【0056】このように、本発明は、物体長さ計測装
置、物体監視装置、車長計測装置、車両監視装置それぞ
れの高精度化ならびに信頼性向上に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の車両監視装置の構成ブロ
ック図
【図2】図1の各レーザセンサの構成図
【図3】図1の車両監視装置の設置状況を示す概念図
【図4】図3の第1門柱に設置される各レーザセンサの
平面図
【図5】図3の第1門柱に設置される各レーザセンサに
よる走査形態を示す概念図
【図6】同実施形態での車長計測の概念図
【図7】同実施形態での車両監視ルーチンを示す図
【図8】同実施形態での車両諸元認識ルーチンを示す図
【図9】同実施形態での車幅、車高計測に対応するレー
ザ光の伝搬時間を示す図
【図10】本発明の他の実施形態にかかり、図3に対応
する図
【図11】図10の実施形態にかかり、車両速度計測に
関する概念図
【符号の説明】
1 第1レーザセンサ 2 第2レーザセンサ 3 第3レーザセンサ 4 第4レーザセンサ 6 CCDカメラ 8 表示パネル 9 制御装置 10 特殊車両登録機関の端末機 11 制御装置のデータベース 12 制御装置の記憶手段 13 制御装置の通信手段 20 道路 21 車両 22 ナンバープレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大渕 克己 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 堀 俊雄 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動中の物体が所要位置を通過した時点
    で、この物体の先頭位置を検出し、この先頭位置から前
    記所要位置までの間隔を算出する、ことを特徴とする物
    体長さ計測装置。
  2. 【請求項2】 物体搬送路の所要位置に設置されて移動
    中の物体の通過を検出する第1検出手段と、 物体搬送路において第1検出手段の設置位置よりも移動
    方向下流の所要位置に設置されて前記物体の先頭部分を
    検出する第2検出手段と、 第1検出手段で移動中の物体の通過を検出した時点で第
    2検出手段により前記物体の先頭位置を検出し、この先
    頭位置から第1検出手段の設置位置までの間隔を求める
    管理手段と、 を含むことを特徴とする物体長さ計測装置。
  3. 【請求項3】 移動する物体の幅、高さ、長さなどの諸
    元を計測し、この計測した物体諸元情報と基準物体諸元
    情報とを比較し、比較結果に応じた出力を行うもので、
    かつ、前記長さについて請求項1または2に記載の物体
    長さ計測装置を用いて計測するものである、ことを特徴
    とする物体監視装置。
  4. 【請求項4】 走行中の車両が所要位置を通過した時点
    で、この車両の先頭位置を検出し、この先頭位置から前
    記所要位置までの間隔を前記車両の車長として認識す
    る、ことを特徴とする車長計測装置。
  5. 【請求項5】 車両走行路の所要位置に設置されて走行
    中の車両の通過を検出する第1検出手段と、 車両走行路において第1検出手段の設置位置よりも進行
    方向下流の所要位置に設置されて前記車両の先頭部分を
    検出する第2検出手段と、 第1検出手段で走行中の車両の通過を検出した時点で第
    2検出手段により前記車両の先頭位置を検出し、この先
    頭位置から第1検出手段の設置位置までの間隔を前記車
    両の車長として求める管理手段と、 を含むことを特徴とする車長計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の車長計測装置において、前記
    第1検出手段は、車両走行路の幅方向にスキャニングさ
    れるレーザセンサを有するものであり、前記第2検出手
    段は、車両走行路の進行方向にスキャニングされるレー
    ザセンサを有するものである、ことを特徴とする車長計
    測装置。
  7. 【請求項7】 請求項5の車長計測装置において、前記
    第1,第2検出手段は、それぞれ、車両走行路の進行方
    向にスキャニングされるレーザセンサを有するものであ
    る、ことを特徴とする車長計測装置。
  8. 【請求項8】 走行中の車両の速度を車両走行路の所要
    区間において追尾しながら所要時間間隔ごとに順次計測
    し、順次得られる各時間間隔ごとの速度計測値を、速度
    計測時刻それぞれの間隔時間で積分することにより前記
    車両の車長を得る、ことを特徴とする車長計測装置。
  9. 【請求項9】 車両走行路の所要区間において所要時間
    間隔ごとに走行中の車両の速度を順次計測する速度計測
    手段と、 速度計測手段により順次得られる各時間間隔ごとの速度
    計測値を、速度計測時刻それぞれの間隔時間で積分する
    ことにより前記車両の車長を得る管理手段と、を含むこ
    とを特徴とする車長計測装置。
  10. 【請求項10】 走行する車両の少なくとも幅、高さ、
    長さなどの諸元を計測する一方で、前記車両のナンバー
    プレートを識別し、この識別情報に対応した基準車両諸
    元情報と前記計測した車両諸元情報とを比較し、比較結
    果に応じた出力を行うもので、かつ、前記車長について
    のみ請求項4ないし9のいずれかに記載の車長計測装置
    を用いて計測するものである、ことを特徴とする車両監
    視装置。
  11. 【請求項11】 走行する車両の少なくとも幅、高さ、
    長さなどの諸元を計測する計測手段と、 車両のナンバープレートで分類される種々な基準車両諸
    元情報が予め記憶されている記憶手段と、 前記車両のナンバープレートを識別する識別手段と、 識別手段による識別情報に基づき前記記憶手段から該当
    する基準車両諸元情報を抽出する抽出手段と、 抽出手段により抽出した基準車両諸元情報と計測手段に
    より計測した車両諸元情報とを比較し、比較結果に応じ
    た出力を行う管理手段とを含み、 かつ、前記計測手段は、車両の長さについてのみ請求項
    4ないし9のいずれかに記載の車長計測装置を用いて計
    測するものである、ことを特徴とする車両監視装置。
  12. 【請求項12】 走行する車両の少なくとも幅、高さ、
    長さなどの諸元を計測する計測手段と、 車両のナンバープレートで分類される種々な基準車両諸
    元情報が予め記憶されている第1記憶手段と、 車両を諸元変更して認可された特殊車両のナンバープレ
    ート情報や車両諸元変更情報を予め登録してある第2記
    憶手段と、 前記車両のナンバープレートを識別する識別手段と、 識別手段による識別情報に基づき検知車両が特殊車両と
    して登録されているか否かを第2記憶手段を検索するこ
    とにより認識する認識手段と、 認識手段により登録されていると認識したときに第2記
    憶手段から該当する車両諸元変更情報を抽出する一方、
    登録していないと認識したときに前記第1記憶手段から
    該当する基準車両諸元情報を抽出する抽出手段と、 抽出手段により抽出した車両諸元変更情報あるいは基準
    車両諸元情報と計測手段により計測した車両諸元情報と
    を比較する比較手段と、 比較手段の比較結果に応じた出力を行う出力手段とを含
    み、 かつ、前記計測手段は、車両の長さについてのみ請求項
    4ないし9のいずれかに記載の車長計測装置を用いて計
    測するものである、ことを特徴とする車両監視装置。
  13. 【請求項13】 走行する車両の少なくとも幅、高さ、
    長さなどの諸元を計測する計測手段と、 車両のナンバープレートで分類される種々な基準車両諸
    元情報が予め記憶されている記憶手段と、 前記車両のナンバープレートを識別する識別手段と、 車両を諸元変更して認可された特殊車両のナンバープレ
    ート情報や車両諸元変更情報を予め登録してある特殊車
    両登録機関の端末機と通信する通信手段と、 識別手段による識別情報に基づき検知車両が特殊車両と
    して登録されているか否かを、前記端末機と通信して検
    索することにより認識する認識手段と、 認識手段により登録されていると認識したときに前記端
    末機から該当する車両諸元変更情報を読み出す一方、登
    録していないと認識したときに前記記憶手段から該当す
    る基準車両諸元情報を読み出す読出手段と、 読出手段により読み出した車両諸元変更情報あるいは基
    準車両諸元情報と計測手段により計測した車両諸元情報
    とを比較する比較手段と、 比較手段の比較結果に応じた出力を行う出力手段とを含
    み、 かつ、前記計測手段は、車両の長さについてのみ請求項
    4ないし9のいずれかに記載の車長計測装置を用いて計
    測するものである、ことを特徴とする車両監視装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の車両監
    視装置において、前記比較手段は、車両諸元変更情報あ
    るいは基準車両諸元情報と前記計測手段で計測した車両
    諸元情報とを比較して許容範囲内か否かを判定するもの
    で、前記出力手段は、前記比較手段により許容範囲内で
    ないと判定したときに車両の進行方向下流において警告
    を行うとともに、前記識別手段により識別したナンバー
    プレート情報、前記比較手段による比較結果ならびに車
    両検知位置などを保持するものである、ことを特徴とす
    る車両監視装置。
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