JPH11230671A - 絶縁保護具乾燥機 - Google Patents
絶縁保護具乾燥機Info
- Publication number
- JPH11230671A JPH11230671A JP10032957A JP3295798A JPH11230671A JP H11230671 A JPH11230671 A JP H11230671A JP 10032957 A JP10032957 A JP 10032957A JP 3295798 A JP3295798 A JP 3295798A JP H11230671 A JPH11230671 A JP H11230671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- housing
- dryer
- pipes
- boots
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】絶縁保護具の乾燥を効率よく行うことができる
絶縁保護具乾燥機を提供すること。 【解決手段】中空部を有する筐体１１と、この筐体１１
の外部側から内部側に向けて送風するファン２０と、そ
の基端部３１が筐体１１の中空部１１ａ内に配置される
とともに、先端部３２が筐体１１外に突出し、かつ、絶
縁保護具の少なくとも１つの袋部に挿入されるパイプ３
０とを備え、パイプ３０の一端側には通風孔３３が設け
られていることとした。
絶縁保護具乾燥機を提供すること。 【解決手段】中空部を有する筐体１１と、この筐体１１
の外部側から内部側に向けて送風するファン２０と、そ
の基端部３１が筐体１１の中空部１１ａ内に配置される
とともに、先端部３２が筐体１１外に突出し、かつ、絶
縁保護具の少なくとも１つの袋部に挿入されるパイプ３
０とを備え、パイプ３０の一端側には通風孔３３が設け
られていることとした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム製の手袋や長
靴などの袋部を有する絶縁保護具を乾燥させるための絶
縁保護具乾燥機に関する。
靴などの袋部を有する絶縁保護具を乾燥させるための絶
縁保護具乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術】高圧電流から作業者を保護するためにゴ
ム製の手袋や長靴等の絶縁保護具が用いられている。
ム製の手袋や長靴等の絶縁保護具が用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したような絶縁保
護具は通気性が低いため、水に濡れた場合には乾燥に時
間がかかるという問題があった。そこで本発明は、絶縁
保護具の乾燥を効率よく行うことができる絶縁保護具乾
燥機を提供することを目的としている。
護具は通気性が低いため、水に濡れた場合には乾燥に時
間がかかるという問題があった。そこで本発明は、絶縁
保護具の乾燥を効率よく行うことができる絶縁保護具乾
燥機を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項１に記載された発明は、袋部を
有する絶縁保護具を乾燥させるための絶縁保護具乾燥機
において、中空部を有する筐体と、この筐体の外側から
上記中空部内に向けて送風する送風機と、その一端側が
上記筐体の中空部内に配置されるとともに、他端側が上
記筐体外に突出し、かつ、上記絶縁保護具の少なくとも
１つの袋部に挿入されるパイプとを備え、上記パイプの
上記一端側には通風孔が設けられていることとした。
達成するために、請求項１に記載された発明は、袋部を
有する絶縁保護具を乾燥させるための絶縁保護具乾燥機
において、中空部を有する筐体と、この筐体の外側から
上記中空部内に向けて送風する送風機と、その一端側が
上記筐体の中空部内に配置されるとともに、他端側が上
記筐体外に突出し、かつ、上記絶縁保護具の少なくとも
１つの袋部に挿入されるパイプとを備え、上記パイプの
上記一端側には通風孔が設けられていることとした。
【０００５】請求項２に記載された発明は、請求項１に
記載された発明において、上記パイプの上記他端側の開
口部を着脱自在に蓋する閉塞具を備えている。請求項３
に記載された発明は、請求項１に記載された発明におい
て、上記パイプは、異なる長さを有する複数のパイプを
備えている。
記載された発明において、上記パイプの上記他端側の開
口部を着脱自在に蓋する閉塞具を備えている。請求項３
に記載された発明は、請求項１に記載された発明におい
て、上記パイプは、異なる長さを有する複数のパイプを
備えている。
【０００６】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。すなわち、請求項１に記載された発明では、筐
体の外側から中空部内に送風機によって取り入れられた
風は、パイプの通風孔からパイプの他端側に送られる。
これにより絶縁保護具の袋部内に空気が効率よく取り入
れられ、絶縁保護具内部を短時間で乾燥させることがで
きる。
生じる。すなわち、請求項１に記載された発明では、筐
体の外側から中空部内に送風機によって取り入れられた
風は、パイプの通風孔からパイプの他端側に送られる。
これにより絶縁保護具の袋部内に空気が効率よく取り入
れられ、絶縁保護具内部を短時間で乾燥させることがで
きる。
【０００７】請求項２に記載された発明では、パイプの
他端側の開口部を着脱自在に蓋する閉塞具を備えている
ので、絶縁保護具が挿入されないパイプへの空気の流入
を防止でき、絶縁保護具が挿入されたパイプへは効率よ
く空気を送ることができる。
他端側の開口部を着脱自在に蓋する閉塞具を備えている
ので、絶縁保護具が挿入されないパイプへの空気の流入
を防止でき、絶縁保護具が挿入されたパイプへは効率よ
く空気を送ることができる。
【０００８】請求項３に記載された発明では、パイプ
は、異なる長さを有する複数のパイプを備えているの
で、横方向へ延びる形状を有する絶縁保護具が重なるこ
となく配置させることができる。
は、異なる長さを有する複数のパイプを備えているの
で、横方向へ延びる形状を有する絶縁保護具が重なるこ
となく配置させることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施の形態に係
る絶縁保護具乾燥機１０を示す斜視図、図２は正面図、
図３は側面図、図４は平面図である。また、図５は絶縁
保護具乾燥機１０の使用状態を示す斜視図である。
る絶縁保護具乾燥機１０を示す斜視図、図２は正面図、
図３は側面図、図４は平面図である。また、図５は絶縁
保護具乾燥機１０の使用状態を示す斜視図である。
【００１０】絶縁保護具乾燥機１０は、直方体状の筐体
１１を備えている。筐体１１は、底板１２と、側面板１
３と、天板１４とから構成されている。なお、図２中１
１ａは中空部を示している。底板１２の下面にはキャス
タ１２ａが取り付けられている。側面板１３には開口部
１３ａが設けられており、この開口部１３ａの内側に吸
気用のファン２０が取り付けられている。さらに、開口
部１３ａには防護用ネット１３ｂが取り付けられてい
る。
１１を備えている。筐体１１は、底板１２と、側面板１
３と、天板１４とから構成されている。なお、図２中１
１ａは中空部を示している。底板１２の下面にはキャス
タ１２ａが取り付けられている。側面板１３には開口部
１３ａが設けられており、この開口部１３ａの内側に吸
気用のファン２０が取り付けられている。さらに、開口
部１３ａには防護用ネット１３ｂが取り付けられてい
る。
【００１１】天板１４には４列に孔１４ａが設けられて
おり、塩化ビニル材製のパイプ３０，４０が貫通してい
る。なお、図中１４ｂは水滴用縁どりを示している。フ
ァン２０は例えばＩＮＶ装置から撤去したファンが用い
られており、図中２１はＡＣ電源コードを示している。
おり、塩化ビニル材製のパイプ３０，４０が貫通してい
る。なお、図中１４ｂは水滴用縁どりを示している。フ
ァン２０は例えばＩＮＶ装置から撤去したファンが用い
られており、図中２１はＡＣ電源コードを示している。
【００１２】パイプ３０の基端部（一端部）３１は底板
１２に取り付けられ、先端部（他端部）３２は天板１４
の上方に位置している。同様にパイプ４０の基端部４１
は底板１２に取り付けられ、先端部４２は天板１４の上
方に位置している。
１２に取り付けられ、先端部（他端部）３２は天板１４
の上方に位置している。同様にパイプ４０の基端部４１
は底板１２に取り付けられ、先端部４２は天板１４の上
方に位置している。
【００１３】内側の列に位置するパイプ３０は、外側の
列に位置するパイプ４０より長く形成されている。パイ
プ３０の筐体１１内に位置する壁面には複数の通風孔３
３が形成されている。なお、図中３４はパイプ３０の先
端部３２を閉塞する蓋体を示している。
列に位置するパイプ４０より長く形成されている。パイ
プ３０の筐体１１内に位置する壁面には複数の通風孔３
３が形成されている。なお、図中３４はパイプ３０の先
端部３２を閉塞する蓋体を示している。
【００１４】同様に、パイプ４０の筐体１１内に位置す
る壁面には複数の通風孔４３が形成されている。なお、
図中４４はパイプ４０の先端部４２を閉塞するキャップ
（蓋体）を示している。
る壁面には複数の通風孔４３が形成されている。なお、
図中４４はパイプ４０の先端部４２を閉塞するキャップ
（蓋体）を示している。
【００１５】このように構成された絶縁保護具乾燥機１
０では、次のようにして手袋や長靴等の絶縁保護具を乾
燥させる。なお、図５中６０は手袋、６１は長靴を示し
ている。
０では、次のようにして手袋や長靴等の絶縁保護具を乾
燥させる。なお、図５中６０は手袋、６１は長靴を示し
ている。
【００１６】予め手袋６０や長靴６１を挿入するパイプ
３０，４０のキャップ３４，４４を取り外し、図５に示
すように手袋６０及び長靴６１をパイプ３０，４０に挿
入する。なお、長靴６１は水平方向へ突出した形状とな
るので、パイプ３０，４０に突出部が重ならないように
挿入する。
３０，４０のキャップ３４，４４を取り外し、図５に示
すように手袋６０及び長靴６１をパイプ３０，４０に挿
入する。なお、長靴６１は水平方向へ突出した形状とな
るので、パイプ３０，４０に突出部が重ならないように
挿入する。
【００１７】次に、ファン２０に通電し、筐体１１内部
に空気を取り入れる。取り入れられた空気は、手袋６０
及び長靴６１の挿入されたパイプ３０，４０の通風孔３
３，４３を介して内部に導入される。そして、パイプ３
０，４０の先端部３２，４２から噴出し、手袋６０及び
長靴６１内部に導入され、最終的に手袋６０の開口部６
０ａ及び長靴６１の開口部６１ａから大気中に流出す
る。
に空気を取り入れる。取り入れられた空気は、手袋６０
及び長靴６１の挿入されたパイプ３０，４０の通風孔３
３，４３を介して内部に導入される。そして、パイプ３
０，４０の先端部３２，４２から噴出し、手袋６０及び
長靴６１内部に導入され、最終的に手袋６０の開口部６
０ａ及び長靴６１の開口部６１ａから大気中に流出す
る。
【００１８】なお、キャップ３４，４４を取り外してい
ないパイプ３０，４０内部には殆ど空気は導入されな
い。上述したように本実施の形態に係る絶縁保護具乾燥
機１０では、パイプ３０，４０を用いて乾燥空気を手袋
６０や長靴６１の奥まで導入し、そこから開口部６０
ａ，６１ａに向けて空気が流れるようにしているので、
乾燥を効率的に行うことができる。
ないパイプ３０，４０内部には殆ど空気は導入されな
い。上述したように本実施の形態に係る絶縁保護具乾燥
機１０では、パイプ３０，４０を用いて乾燥空気を手袋
６０や長靴６１の奥まで導入し、そこから開口部６０
ａ，６１ａに向けて空気が流れるようにしているので、
乾燥を効率的に行うことができる。
【００１９】また、キャップ３４，４４を取り外してい
ないパイプ３０，４０には空気が殆ど導入されないた
め、逆にキャップ３４，４４を取り外していないパイプ
３０，４０に効率よく乾燥空気が送られ、手袋６０や長
靴６１の乾燥時間を短縮することができる。
ないパイプ３０，４０には空気が殆ど導入されないた
め、逆にキャップ３４，４４を取り外していないパイプ
３０，４０に効率よく乾燥空気が送られ、手袋６０や長
靴６１の乾燥時間を短縮することができる。
【００２０】さらに、パイプ３０とパイプ４０の長さが
異なるため、水平方向に突出する形状の長靴６１等を効
率よく配置することができる。なお、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
異なるため、水平方向に突出する形状の長靴６１等を効
率よく配置することができる。なお、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【００２１】
【発明の効果】請求項１に記載された発明によれば、筐
体の外側から中空部内に送風機によって取り入れられた
風は、パイプの通風孔からパイプの他端側に送られる。
これにより絶縁保護具の袋部内に空気が効率よく取り入
れられ、絶縁保護具内部を短時間で乾燥させることがで
きる。
体の外側から中空部内に送風機によって取り入れられた
風は、パイプの通風孔からパイプの他端側に送られる。
これにより絶縁保護具の袋部内に空気が効率よく取り入
れられ、絶縁保護具内部を短時間で乾燥させることがで
きる。
【００２２】請求項２に記載された発明によれば、パイ
プの他端側の開口部を着脱自在に蓋する閉塞具を備えて
いるので、絶縁保護具が挿入されないパイプへの空気の
流入を防止でき、絶縁保護具が挿入されたパイプへは効
率よく空気を送ることができる。
プの他端側の開口部を着脱自在に蓋する閉塞具を備えて
いるので、絶縁保護具が挿入されないパイプへの空気の
流入を防止でき、絶縁保護具が挿入されたパイプへは効
率よく空気を送ることができる。
【００２３】請求項３に記載された発明によれば、パイ
プは、異なる長さを有する複数のパイプを備えているの
で、横方向へ延びる形状を有する絶縁保護具が重なるこ
となく配置させることができる。
プは、異なる長さを有する複数のパイプを備えているの
で、横方向へ延びる形状を有する絶縁保護具が重なるこ
となく配置させることができる。
【図１】本発明の一実施の形態を示す絶縁保護具乾燥機
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図２】同絶縁保護具乾燥機を示す正面図。
【図３】同絶縁保護具乾燥機を示す側面図。
【図４】同絶縁保護具乾燥機を示す平面図。
【図５】同絶縁保護具乾燥機の使用状態を示す斜視図。
１０…絶縁保護具乾燥機 １１…筐体 ３０，４０…パイプ ３３，４３…通風孔 ６０…手袋 ６１…長靴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上沼 昭敬 東京都港区芝浦三丁目４番１号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 稲目 文雄 東京都港区芝浦三丁目４番１号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 熊谷 誠 東京都港区芝浦三丁目４番１号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 原 利和 東京都港区芝浦三丁目４番１号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内
Claims (3)
- 【請求項１】袋部を有する絶縁保護具を乾燥させるため
の絶縁保護具乾燥機において、 中空部を有する筐体と、 この筐体の外側から上記中空部内に向けて送風する送風
機と、 その一端側が上記筐体の中空部内に配置されるととも
に、他端側が上記筐体外に突出し、かつ、上記絶縁保護
具の少なくとも１つの袋部に挿入されるパイプとを備
え、 上記パイプの上記一端側には通風孔が設けられているこ
とを特徴とする絶縁保護具乾燥機。 - 【請求項２】上記パイプの上記他端側の開口部を着脱自
在に蓋する閉塞具を備えていることを特徴とする請求項
１に記載の絶縁保護具乾燥機。 - 【請求項３】上記パイプは、異なる長さを有する複数の
パイプを備えていることを特徴とする請求項１に記載の
絶縁保護具乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10032957A JPH11230671A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 絶縁保護具乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10032957A JPH11230671A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 絶縁保護具乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230671A true JPH11230671A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12373416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10032957A Pending JPH11230671A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 絶縁保護具乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11230671A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009270729A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Shinichi Takibana | 乾燥器具 |
| CN114018026A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-02-08 | 江苏精至医用新材料有限公司 | 一种具有空气净化功能的医用手套烘干冷却装置 |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP10032957A patent/JPH11230671A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009270729A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Shinichi Takibana | 乾燥器具 |
| CN114018026A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-02-08 | 江苏精至医用新材料有限公司 | 一种具有空气净化功能的医用手套烘干冷却装置 |
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