JPH11230606A - 空気調和機の送風ファンの速度制御方法 - Google Patents
空気調和機の送風ファンの速度制御方法Info
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- JPH11230606A JPH11230606A JP10336121A JP33612198A JPH11230606A JP H11230606 A JPH11230606 A JP H11230606A JP 10336121 A JP10336121 A JP 10336121A JP 33612198 A JP33612198 A JP 33612198A JP H11230606 A JPH11230606 A JP H11230606A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 近接配置された複数個の室内熱交換器間の温
度差を縮めることにより、室内熱交換器に結ばれる露が
室内に吐き出されず、その下部に円滑に流れるようにす
る。 【解決手段】 互に近接配置された複数個の室内熱交換
器の温度をそれぞれ感知し（Ｓ１０２）、感知された温
度を通じて前記複数個の室内熱交換器間の温度差を求
め、前記温度差を予め設定された所定値と比較／判断し
（Ｓ１０３）、前記段階により比較された結果、前記温
度差が前記所定値以下と判断される場合、送風ファンを
正常速度で駆動させる（Ｓ１０５）一方、前記段階によ
り比較された結果、前記温度差が前記所定値より大きい
と判断される場合、前記送風ファンを正常速度と区別さ
れる可変速度で駆動させる（Ｓ１０４）。
度差を縮めることにより、室内熱交換器に結ばれる露が
室内に吐き出されず、その下部に円滑に流れるようにす
る。 【解決手段】 互に近接配置された複数個の室内熱交換
器の温度をそれぞれ感知し（Ｓ１０２）、感知された温
度を通じて前記複数個の室内熱交換器間の温度差を求
め、前記温度差を予め設定された所定値と比較／判断し
（Ｓ１０３）、前記段階により比較された結果、前記温
度差が前記所定値以下と判断される場合、送風ファンを
正常速度で駆動させる（Ｓ１０５）一方、前記段階によ
り比較された結果、前記温度差が前記所定値より大きい
と判断される場合、前記送風ファンを正常速度と区別さ
れる可変速度で駆動させる（Ｓ１０４）。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に係り、
さらに詳しくは空気調和機の送風ファンの速度制御方法
に関する。
さらに詳しくは空気調和機の送風ファンの速度制御方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、空気調和機は熱交換器を用いて
室内の冷暖房を行う装置であって、通常、室外及び室内
にはそれぞれ室外機及び室内機が分離設置される。室外
機は冷媒を圧縮する圧縮機及び圧縮された冷媒を凝縮す
る室外熱交換器を含み、室内機は前記室外熱交換器によ
り凝縮された冷媒を膨脹させて室内の空気を冷却するた
めの室内熱交換器を含む。
室内の冷暖房を行う装置であって、通常、室外及び室内
にはそれぞれ室外機及び室内機が分離設置される。室外
機は冷媒を圧縮する圧縮機及び圧縮された冷媒を凝縮す
る室外熱交換器を含み、室内機は前記室外熱交換器によ
り凝縮された冷媒を膨脹させて室内の空気を冷却するた
めの室内熱交換器を含む。
【０００３】図１はこのような一般の空気調和機の室内
機の側断面図である。同図によれば、先行技術による室
内機は、本体１、室内熱交換器２、及び送風ファン３で
構成される。本体１は上面及び前面に吸入口１ａが形成
され、下面に吐出口１ｂが形成される。室内熱交換器２
は前記本体１の吸入口１ａの後方に設けられ、送風ファ
ン３は前記室内熱交換器２の後方に設けられて室内の空
気を循環させる。前記室内熱交換器２は第１乃至第３室
内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃが多段に折り曲げられて構
成される。従って、本体１の体積を減少させると共に、
室内熱交換器２の全表面積を増加させるため、熱交換効
率を上昇させることになる。空気調和機の冷媒サイクル
（図示せず）を説明すれば、冷媒は圧縮機、室外熱交換
器、及びキャピラリチューブを経て前記本体１の室内熱
交換器２に循環される。ここで、この冷媒は並列連結さ
れた前記第１乃至第３室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃに
それぞれ適正量ずつ分配され供給されてから圧縮機に集
まり、冷媒サイクルを繰り返して循環するように構成さ
れる。
機の側断面図である。同図によれば、先行技術による室
内機は、本体１、室内熱交換器２、及び送風ファン３で
構成される。本体１は上面及び前面に吸入口１ａが形成
され、下面に吐出口１ｂが形成される。室内熱交換器２
は前記本体１の吸入口１ａの後方に設けられ、送風ファ
ン３は前記室内熱交換器２の後方に設けられて室内の空
気を循環させる。前記室内熱交換器２は第１乃至第３室
内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃが多段に折り曲げられて構
成される。従って、本体１の体積を減少させると共に、
室内熱交換器２の全表面積を増加させるため、熱交換効
率を上昇させることになる。空気調和機の冷媒サイクル
（図示せず）を説明すれば、冷媒は圧縮機、室外熱交換
器、及びキャピラリチューブを経て前記本体１の室内熱
交換器２に循環される。ここで、この冷媒は並列連結さ
れた前記第１乃至第３室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃに
それぞれ適正量ずつ分配され供給されてから圧縮機に集
まり、冷媒サイクルを繰り返して循環するように構成さ
れる。
【０００４】このように構成された先行技術による空気
調和機の冷房運転の作用を説明する。まず、空気調和機
の冷房運転が開始されれば送風ファン３が回転され、こ
れにより本体１の上面及び前面の吸入口１ａを通じて室
内の空気が前記本体１の内部に流入される。前記圧縮機
が駆動され冷媒を圧縮させ、この冷媒は室外熱交換器及
びキャピラリチューブを経て低温に変換された後、並列
連結された前記室内熱交換器２ａ、２ｂ、２ｃに適正量
ずつ分配され供給される。従って、本体１の内部に流入
された空気は、吸入口１ａの後方の室内熱交換器２の表
面を通過しながら室内熱交換器２の内部を循環する低温
の冷媒と熱交換され冷却される。その後、前記室内熱交
換器２により冷却された空気は、本体１の下部の吐出口
１ｂを通して室内に吐き出される。吐き出された低温の
空気は室内を冷房させてから前記吸入口１ａを通して本
体１の内部に流入され、このような過程が繰り返して行
われ室内を所定温度に冷房させることになる。一方、吸
入口１ａを経て本体１の内部に流入される室内の熱い空
気は室内熱交換器２ａ、２ｂ、２ｃの冷たい表面と接触
しつつ相互間の温度差による露（dew）が結ばれること
になる。この露は通常室内熱交換器２ａ、２ｂ、２ｃの
表面に結ばれることになり、その表面に沿って流れて本
体１の下部の排出孔（図示せず）を通して室外に排出さ
れる。
調和機の冷房運転の作用を説明する。まず、空気調和機
の冷房運転が開始されれば送風ファン３が回転され、こ
れにより本体１の上面及び前面の吸入口１ａを通じて室
内の空気が前記本体１の内部に流入される。前記圧縮機
が駆動され冷媒を圧縮させ、この冷媒は室外熱交換器及
びキャピラリチューブを経て低温に変換された後、並列
連結された前記室内熱交換器２ａ、２ｂ、２ｃに適正量
ずつ分配され供給される。従って、本体１の内部に流入
された空気は、吸入口１ａの後方の室内熱交換器２の表
面を通過しながら室内熱交換器２の内部を循環する低温
の冷媒と熱交換され冷却される。その後、前記室内熱交
換器２により冷却された空気は、本体１の下部の吐出口
１ｂを通して室内に吐き出される。吐き出された低温の
空気は室内を冷房させてから前記吸入口１ａを通して本
体１の内部に流入され、このような過程が繰り返して行
われ室内を所定温度に冷房させることになる。一方、吸
入口１ａを経て本体１の内部に流入される室内の熱い空
気は室内熱交換器２ａ、２ｂ、２ｃの冷たい表面と接触
しつつ相互間の温度差による露（dew）が結ばれること
になる。この露は通常室内熱交換器２ａ、２ｂ、２ｃの
表面に結ばれることになり、その表面に沿って流れて本
体１の下部の排出孔（図示せず）を通して室外に排出さ
れる。
【０００５】しかし、上記の通り構成された従来の空気
調和機は、第１乃至第３室内熱交換器に供給される冷媒
の配分量が不均一な場合、たとえばいずれか一つの室内
熱交換器側の冷媒不足及び冷媒過多などによる冷媒不均
一現象により各室内熱交換器の相互間に温度差が発生す
ることになる。特に、冷房運転時、前述したようにそれ
ぞれの室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃに温度差が発生す
る場合、たとえば第３室内熱交換器２ｃの温度がその上
部の第１室内熱交換器２ａ及び第２室内熱交換器２ｂの
温度より高い場合は、該第３室内熱交換器２ｃの表面に
は結露されないため、第１室内熱交換器２ａ及び第２室
内熱交換器２ｂの露が流れることを妨害することにな
る。こうすれば、第１室内熱交換器２ａ、第２室内熱交
換器２ｂの表面の露はその下部の室内熱交換器２ｃの表
面に沿って流れ難くなり、送風ファン３側に直接に落ち
ることになる。このように送風ファン３側に直接に落ち
た露は冷却された空気と共に室内に吐き出され室内を汚
染させることになる。従って、各室内熱交換器の温度差
を縮めてその表面の露が室内に吐き出されず、各室内熱
交換器の表面に沿って円滑に流れて室外に排出させるた
めの方法が求められている現状である。
調和機は、第１乃至第３室内熱交換器に供給される冷媒
の配分量が不均一な場合、たとえばいずれか一つの室内
熱交換器側の冷媒不足及び冷媒過多などによる冷媒不均
一現象により各室内熱交換器の相互間に温度差が発生す
ることになる。特に、冷房運転時、前述したようにそれ
ぞれの室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃに温度差が発生す
る場合、たとえば第３室内熱交換器２ｃの温度がその上
部の第１室内熱交換器２ａ及び第２室内熱交換器２ｂの
温度より高い場合は、該第３室内熱交換器２ｃの表面に
は結露されないため、第１室内熱交換器２ａ及び第２室
内熱交換器２ｂの露が流れることを妨害することにな
る。こうすれば、第１室内熱交換器２ａ、第２室内熱交
換器２ｂの表面の露はその下部の室内熱交換器２ｃの表
面に沿って流れ難くなり、送風ファン３側に直接に落ち
ることになる。このように送風ファン３側に直接に落ち
た露は冷却された空気と共に室内に吐き出され室内を汚
染させることになる。従って、各室内熱交換器の温度差
を縮めてその表面の露が室内に吐き出されず、各室内熱
交換器の表面に沿って円滑に流れて室外に排出させるた
めの方法が求められている現状である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、近接配置された複数個の室内熱交換器間の温度差を
縮めることにより、室内熱交換器に結ばれる露が室内に
吐き出されず、その下部に円滑に流れるようにした空気
調和機の送風ファンの速度制御方法を提供することであ
る。
は、近接配置された複数個の室内熱交換器間の温度差を
縮めることにより、室内熱交換器に結ばれる露が室内に
吐き出されず、その下部に円滑に流れるようにした空気
調和機の送風ファンの速度制御方法を提供することであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による空気調和機の送風ファンの速度制御方
法は、互に近接配置された複数個の室内熱交換器の温度
をそれぞれ感知する（Ａ）段階と、（Ａ）段階により感
知された温度を通じて前記複数個の室内熱交換器間の温
度差を求め、該温度差を予め設定された所定値と比較／
判断する（Ｂ）段階と、前記（Ｂ）段階により比較され
た結果、前記温度差が前記所定値以下と判断される場
合、送風ファンを正常速度で駆動させる（Ｃ）段階と、
前記（Ｃ）段階により比較された結果、前記温度差が前
記所定値より大きいと判断される場合、前記送風ファン
を正常速度と区別される可変速度で駆動させる（Ｄ）段
階とを含む。
めの本発明による空気調和機の送風ファンの速度制御方
法は、互に近接配置された複数個の室内熱交換器の温度
をそれぞれ感知する（Ａ）段階と、（Ａ）段階により感
知された温度を通じて前記複数個の室内熱交換器間の温
度差を求め、該温度差を予め設定された所定値と比較／
判断する（Ｂ）段階と、前記（Ｂ）段階により比較され
た結果、前記温度差が前記所定値以下と判断される場
合、送風ファンを正常速度で駆動させる（Ｃ）段階と、
前記（Ｃ）段階により比較された結果、前記温度差が前
記所定値より大きいと判断される場合、前記送風ファン
を正常速度と区別される可変速度で駆動させる（Ｄ）段
階とを含む。
【０００８】望ましくは、前記（Ｄ）段階は、前記可変
速度で前記送風ファンを駆動させ前記複数個の室内熱交
換器間の温度差が縮まった場合、該可変速度を保ったま
ま前記送風ファンを駆動し続ける段階をさらに含む。
速度で前記送風ファンを駆動させ前記複数個の室内熱交
換器間の温度差が縮まった場合、該可変速度を保ったま
ま前記送風ファンを駆動し続ける段階をさらに含む。
【０００９】また、前記（Ｄ）段階は、前記温度差が前
記所定値より大きいと判断される場合、前記送風ファン
を前記正常速度より高い回転速度で加速制御し、これに
より前記温度差が縮まれば前記高い回転速度を保つ段階
をさらに含む。
記所定値より大きいと判断される場合、前記送風ファン
を前記正常速度より高い回転速度で加速制御し、これに
より前記温度差が縮まれば前記高い回転速度を保つ段階
をさらに含む。
【００１０】そして、前記（Ｄ）段階は、前記温度差が
前記所定値より大きいと判断される場合、前記送風ファ
ンを前記正常速度より低い回転速度で減速制御し、これ
により前記温度差が縮まれば前記低い回転速度を保つ段
階をさらに含む。
前記所定値より大きいと判断される場合、前記送風ファ
ンを前記正常速度より低い回転速度で減速制御し、これ
により前記温度差が縮まれば前記低い回転速度を保つ段
階をさらに含む。
【００１１】従って、本発明の空気調和機の送風ファン
の速度制御方法によれば、冷房運転時、近接配置された
室内熱交換器間の温度差を縮めることによって、その表
面に結ばれた露が室内に吐き出されず、室内熱交換器の
表面に沿って下部に円滑に流れて空気調和機の外部に容
易に排出されるため、快適な室内環境を保つことができ
る。
の速度制御方法によれば、冷房運転時、近接配置された
室内熱交換器間の温度差を縮めることによって、その表
面に結ばれた露が室内に吐き出されず、室内熱交換器の
表面に沿って下部に円滑に流れて空気調和機の外部に容
易に排出されるため、快適な室内環境を保つことができ
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。図１に示さ
れた従来の技術の部材と類似した部材は同一な参照符号
を付して説明する。図２によれば、空気調和機はその内
部の冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機７と、この圧縮機
７から流入される冷媒を凝縮する室外熱交換器５が備え
られる。ここで、この室外熱交換器５はその一側に設置
されて風を送風させる冷却ファン６を通じて放熱がなさ
れる。また、減圧装置として、前記室外熱交換器５から
流入された冷媒を減圧させるキャピラリチューブ４をさ
らに持ち、このキャピラリチューブ４から流入された冷
媒を蒸発させその周辺空気を冷却させる室内熱交換器２
が備えられる。従って、この室内熱交換器２の近傍で冷
却された空気が送風ファン３により室内に循環されて冷
房がなされることである。ここで、前記室内熱交換器２
は、図１に示したように、多段に折り曲げられた第１乃
至第３室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃで構成される。ま
た、前記第１乃至第３室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃは
キャピラリチューブ４に並列連結された冷媒パイプ８
ａ，８ｂ，８ｃにそれぞれ連結される。従って、キャピ
ラリチューブ４を経てその内部に循環される冷媒は前記
冷媒パイプ８ａ，８ｂ，８ｃを通して前記第１乃至第３
室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃに適正量ずつ配分され供
給される。その後、前記室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃ
を経た冷媒は他の冷媒パイプ９ａ，９ｂ，９ｃを経て再
び圧縮機７に集まってから室外熱交換器５に再循環され
るように構成される。また、前記第１乃至第３室内熱交
換器２ａ，２ｂ，２ｃの近傍にはそれぞれの温度を感知
する第１乃至第３温度センサー３１，３２，３３が備え
られる。
明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。図１に示さ
れた従来の技術の部材と類似した部材は同一な参照符号
を付して説明する。図２によれば、空気調和機はその内
部の冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機７と、この圧縮機
７から流入される冷媒を凝縮する室外熱交換器５が備え
られる。ここで、この室外熱交換器５はその一側に設置
されて風を送風させる冷却ファン６を通じて放熱がなさ
れる。また、減圧装置として、前記室外熱交換器５から
流入された冷媒を減圧させるキャピラリチューブ４をさ
らに持ち、このキャピラリチューブ４から流入された冷
媒を蒸発させその周辺空気を冷却させる室内熱交換器２
が備えられる。従って、この室内熱交換器２の近傍で冷
却された空気が送風ファン３により室内に循環されて冷
房がなされることである。ここで、前記室内熱交換器２
は、図１に示したように、多段に折り曲げられた第１乃
至第３室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃで構成される。ま
た、前記第１乃至第３室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃは
キャピラリチューブ４に並列連結された冷媒パイプ８
ａ，８ｂ，８ｃにそれぞれ連結される。従って、キャピ
ラリチューブ４を経てその内部に循環される冷媒は前記
冷媒パイプ８ａ，８ｂ，８ｃを通して前記第１乃至第３
室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃに適正量ずつ配分され供
給される。その後、前記室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃ
を経た冷媒は他の冷媒パイプ９ａ，９ｂ，９ｃを経て再
び圧縮機７に集まってから室外熱交換器５に再循環され
るように構成される。また、前記第１乃至第３室内熱交
換器２ａ，２ｂ，２ｃの近傍にはそれぞれの温度を感知
する第１乃至第３温度センサー３１，３２，３３が備え
られる。
【００１３】図３によれば、空気調和機は、空気調和機
を運転させるスイッチ操作部１０と、室内温度を感知す
る室内温度感知部２０と、前記室内熱交換器２ａ，２
ｂ，２ｃまたは冷媒パイプ９ａ，９ｂ，９ｃの温度を各
々感知する室内熱交換器温度感知部３０を備える。この
室内熱交換器温度感知部３０は、前記図２において説明
した通り、第１乃至第３温度センサー３１，３２，３３
より構成され、それぞれの室内熱交換器２ａ，２ｂ，２
ｃまたは室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃの近傍の冷媒パ
イプ９ａ，９ｂ，９ｃに設けられるのが望ましい。ま
た、スイッチ操作部１０、室内温度感知部２０、及び室
内熱交換器温度感知部３０からそれぞれのデータが入力
され、送風ファン駆動部５０及び冷却ファン駆動部６０
と、圧縮機駆動部７０を動作させる制御部４０が備えら
れる。圧縮機駆動部７０は前記圧縮機７を駆動させ冷媒
を圧縮し、送風ファン駆動部５０は前記送風ファン３を
駆動させ室内空気を循環させ、冷却ファン駆動部６０は
前記冷却ファン６を駆動させ室外熱交換器５の熱を外部
に放熱させる。
を運転させるスイッチ操作部１０と、室内温度を感知す
る室内温度感知部２０と、前記室内熱交換器２ａ，２
ｂ，２ｃまたは冷媒パイプ９ａ，９ｂ，９ｃの温度を各
々感知する室内熱交換器温度感知部３０を備える。この
室内熱交換器温度感知部３０は、前記図２において説明
した通り、第１乃至第３温度センサー３１，３２，３３
より構成され、それぞれの室内熱交換器２ａ，２ｂ，２
ｃまたは室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃの近傍の冷媒パ
イプ９ａ，９ｂ，９ｃに設けられるのが望ましい。ま
た、スイッチ操作部１０、室内温度感知部２０、及び室
内熱交換器温度感知部３０からそれぞれのデータが入力
され、送風ファン駆動部５０及び冷却ファン駆動部６０
と、圧縮機駆動部７０を動作させる制御部４０が備えら
れる。圧縮機駆動部７０は前記圧縮機７を駆動させ冷媒
を圧縮し、送風ファン駆動部５０は前記送風ファン３を
駆動させ室内空気を循環させ、冷却ファン駆動部６０は
前記冷却ファン６を駆動させ室外熱交換器５の熱を外部
に放熱させる。
【００１４】また、図４及び図５は本発明に係る空気調
和機の送風ファンの速度制御方法の望ましい実施の形態
を示した制御流れ図であり、これを参照して本発明の作
用を説明すれば次の通りである。
和機の送風ファンの速度制御方法の望ましい実施の形態
を示した制御流れ図であり、これを参照して本発明の作
用を説明すれば次の通りである。
【００１５】図４によれば、空気調和機の冷房運転は、
ユーザーがスイッチ操作部１０を操作して冷房運転開始
信号を入力すれば、制御部４０はこの信号を感知して送
風ファン駆動部５０、冷却ファン駆動部６０、及び圧縮
機駆動部７０を駆動させる。このように圧縮機駆動部７
０が駆動されれば、冷媒は、図２に示したように、前記
圧縮機７で高温高圧に圧縮されて室外熱交換器５に流入
され、室外熱交換器５は冷却ファン６から送風される風
を用いてその内部に流入された冷媒の有する熱を大気中
に放熱させる。その後、キャピラリチューブ４は室外熱
交換器５から流入された冷媒を減圧させ、室内熱交換器
２ａ，２ｂ，２ｃには前記冷媒がそれぞれの冷却パイプ
８ａ，８ｂ，８ｃを通して適正量ずつ配分されて流入さ
れる。この室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃは前記キャピ
ラリチューブ４から流入された冷媒を蒸発させ周囲の空
気を冷却させる。この時、このように冷却された空気は
送風ファン３によって室内に送風される。
ユーザーがスイッチ操作部１０を操作して冷房運転開始
信号を入力すれば、制御部４０はこの信号を感知して送
風ファン駆動部５０、冷却ファン駆動部６０、及び圧縮
機駆動部７０を駆動させる。このように圧縮機駆動部７
０が駆動されれば、冷媒は、図２に示したように、前記
圧縮機７で高温高圧に圧縮されて室外熱交換器５に流入
され、室外熱交換器５は冷却ファン６から送風される風
を用いてその内部に流入された冷媒の有する熱を大気中
に放熱させる。その後、キャピラリチューブ４は室外熱
交換器５から流入された冷媒を減圧させ、室内熱交換器
２ａ，２ｂ，２ｃには前記冷媒がそれぞれの冷却パイプ
８ａ，８ｂ，８ｃを通して適正量ずつ配分されて流入さ
れる。この室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃは前記キャピ
ラリチューブ４から流入された冷媒を蒸発させ周囲の空
気を冷却させる。この時、このように冷却された空気は
送風ファン３によって室内に送風される。
【００１６】このように空気調和機の冷房運転が行われ
る状態（Ｓ１０１）で、制御部４０は前記第１乃至第３
温度センサ３１，３２，３３を利用して、前記室内熱交
換器２ａ，２ｂ，２ｃの温度を各々感知する（Ｓ１０
２）。または、室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃの近傍の
冷媒パイプ９ａ，９ｂ，９ｃの温度を感知しても良い。
その後、制御部４０は前記室内熱交換器２ａ，２ｂ，２
ｃから感知されたそれぞれの温度のうち少なくとも２つ
の室内熱交換器温度を選択してその間の温度差を求め、
このように求められた温度差を制御部４０に予め設定さ
れた所定値と比較／判断する（Ｓ１０３）。従って、制
御部４０は前記段階により比較された結果、前記温度差
が所定値以下と判断される場合、送風ファン３を正常速
度で駆動させる（Ｓ１０５）。しかし、前記段階により
比較された結果、前記温度差が所定値より大きいと判断
される場合、前記送風ファン３を前記正常速度と区別さ
れる可変速度で駆動させ、図５に示した通り、前記室内
熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃ間の温度差を縮める（Ｓ１０
４）。
る状態（Ｓ１０１）で、制御部４０は前記第１乃至第３
温度センサ３１，３２，３３を利用して、前記室内熱交
換器２ａ，２ｂ，２ｃの温度を各々感知する（Ｓ１０
２）。または、室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃの近傍の
冷媒パイプ９ａ，９ｂ，９ｃの温度を感知しても良い。
その後、制御部４０は前記室内熱交換器２ａ，２ｂ，２
ｃから感知されたそれぞれの温度のうち少なくとも２つ
の室内熱交換器温度を選択してその間の温度差を求め、
このように求められた温度差を制御部４０に予め設定さ
れた所定値と比較／判断する（Ｓ１０３）。従って、制
御部４０は前記段階により比較された結果、前記温度差
が所定値以下と判断される場合、送風ファン３を正常速
度で駆動させる（Ｓ１０５）。しかし、前記段階により
比較された結果、前記温度差が所定値より大きいと判断
される場合、前記送風ファン３を前記正常速度と区別さ
れる可変速度で駆動させ、図５に示した通り、前記室内
熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃ間の温度差を縮める（Ｓ１０
４）。
【００１７】前記室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃ間の温
度差を縮める過程を図５に基づきさらに詳しく説明す
る。まず、制御部４０は前記温度差が前記所定値より大
きいと判断される場合、前記送風ファン３を前記正常速
度より高い回転速度で加速制御する（Ｓ２０１）。この
ような状態で前記室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃ間の温
度差を再び求め（Ｓ２０２）、現在求められた温度差が
前記初期の温度差より縮まれば前記高い回転速度を保っ
て送風ファン３を駆動し続ける（Ｓ２０３−Ｓ２０
４）。また、前記送風ファン３を前記正常速度より高い
回転速度で加速制御しても前記温度差が縮まらない場合
は、前記送風ファン３を正常速度より低い回転速度で減
速制御する（Ｓ２０５）。このような状態で前記室内熱
交換器２ａ，２ｂ，２ｃ間の温度差を再び求め（Ｓ２０
６）、現在求められた温度差が前記初期の温度差より縮
まれば前記低い回転速度を保って送風ファン３を駆動し
続ける（Ｓ２０７−Ｓ２０８）。従って、前述したよう
に送風ファン３の回転速度を加速または減速させるよう
に制御することにより、前記各室内熱交換器２ａ，２
ｂ，２ｃ間の温度差を縮めて前記室内熱交換器２ａ，２
ｂ，２ｃの温度が均一になる。
度差を縮める過程を図５に基づきさらに詳しく説明す
る。まず、制御部４０は前記温度差が前記所定値より大
きいと判断される場合、前記送風ファン３を前記正常速
度より高い回転速度で加速制御する（Ｓ２０１）。この
ような状態で前記室内熱交換器２ａ，２ｂ，２ｃ間の温
度差を再び求め（Ｓ２０２）、現在求められた温度差が
前記初期の温度差より縮まれば前記高い回転速度を保っ
て送風ファン３を駆動し続ける（Ｓ２０３−Ｓ２０
４）。また、前記送風ファン３を前記正常速度より高い
回転速度で加速制御しても前記温度差が縮まらない場合
は、前記送風ファン３を正常速度より低い回転速度で減
速制御する（Ｓ２０５）。このような状態で前記室内熱
交換器２ａ，２ｂ，２ｃ間の温度差を再び求め（Ｓ２０
６）、現在求められた温度差が前記初期の温度差より縮
まれば前記低い回転速度を保って送風ファン３を駆動し
続ける（Ｓ２０７−Ｓ２０８）。従って、前述したよう
に送風ファン３の回転速度を加速または減速させるよう
に制御することにより、前記各室内熱交換器２ａ，２
ｂ，２ｃ間の温度差を縮めて前記室内熱交換器２ａ，２
ｂ，２ｃの温度が均一になる。
【００１８】
【発明の効果】前述したように、本発明による空気調和
機の送風ファンの速度制御方法によれば、複数個の室内
熱交換器間の温度差によって送風ファンの回転速度を正
常速度より高く加速させたり、あるいは正常速度より低
く減速させることにより、前記複数個の室内熱交換器間
の温度差を縮める。従って、前記複数個の室内熱交換器
の表面に結ばれた露が室内に吐き出されず、室内熱交換
器の表面に沿って下部に円滑に流れて空気調和機の外部
に容易に排出されるため、快適な室内環境を維持できる
効果がある。以上では本発明の特定の望ましい実施の形
態に対して図示かつ説明したが、本発明は前記一実施の
形態に限定されず、請求範囲で請求する本発明の要旨を
逸脱することなく、当該本発明が属する技術分野で通常
の知識を持った者ならば誰でも多様な変形実施が可能な
ことは勿論であり、そのような変更は請求範囲の記載の
範囲内にある。
機の送風ファンの速度制御方法によれば、複数個の室内
熱交換器間の温度差によって送風ファンの回転速度を正
常速度より高く加速させたり、あるいは正常速度より低
く減速させることにより、前記複数個の室内熱交換器間
の温度差を縮める。従って、前記複数個の室内熱交換器
の表面に結ばれた露が室内に吐き出されず、室内熱交換
器の表面に沿って下部に円滑に流れて空気調和機の外部
に容易に排出されるため、快適な室内環境を維持できる
効果がある。以上では本発明の特定の望ましい実施の形
態に対して図示かつ説明したが、本発明は前記一実施の
形態に限定されず、請求範囲で請求する本発明の要旨を
逸脱することなく、当該本発明が属する技術分野で通常
の知識を持った者ならば誰でも多様な変形実施が可能な
ことは勿論であり、そのような変更は請求範囲の記載の
範囲内にある。
【図１】 一般の空気調和機の室内機の側断面図であ
る。
る。
【図２】 本発明が適用された空気調和機の冷媒サイク
ルを示したブロック構成図である。
ルを示したブロック構成図である。
【図３】 本発明を説明するための空気調和機の制御ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図４】 本発明の望ましい実施の形態による空気調和
機の送風ファンの速度制御方法を説明するための流れ図
である。
機の送風ファンの速度制御方法を説明するための流れ図
である。
【図５】 本発明の望ましい実施の形態による空気調和
機の送風ファンの速度制御方法を説明するための流れ図
である。
機の送風ファンの速度制御方法を説明するための流れ図
である。
２ 室内熱交換器 ２ａ 第１室内熱交換器 ２ｂ 第２室内熱交換器 ２ｃ 第３室内熱交換器 ３ 送風ファン ４ キャピラリチューブ ５ 室外熱交換器 ６ 冷却ファン ７ 圧縮機 ８ａ 冷媒パイプ ８ｂ 冷媒パイプ ８ｃ 冷媒パイプ ９ａ 冷媒パイプ ９ｂ 冷媒パイプ ９ｃ 冷媒パイプ １０ スイッチ操作部 ２０ 室内温度感知部 ３０ 室内熱交換器温度感知部 ３１ 第１温度センサー ３２ 第２温度センサー ３３ 第３温度センサー ４０ 制御部 ５０ 送風ファン駆動部 ６０ 冷却ファン駆動部 ７０ 圧縮機
Claims (7)
- 【請求項１】 （Ａ）互に近接配置された複数個の室内
熱交換器の温度をそれぞれ感知する段階と、 （Ｂ）前記（Ａ）段階により感知された温度を通じて前
記複数個の室内熱交換器間の温度差を求め、該温度差を
予め設定された所定値と比較／判断する段階と、 （Ｃ）前記（Ｂ）段階により比較された結果、前記温度
差が前記所定値以下と判断される場合、送風ファンを正
常速度で駆動させる段階と、 （Ｄ）前記（Ｂ）段階により比較された結果、前記温度
差が前記所定値より大きいと判断される場合、前記送風
ファンを正常速度と区別される可変速度で駆動させる段
階と、を含むことを特徴とする空気調和機の送風ファン
の速度制御方法。 - 【請求項２】 前記（Ｄ）段階は、 前記可変速度で前記送風ファンを駆動させ前記複数個の
室内熱交換器間の温度差が縮まった場合、該可変速度を
保ったまま前記送風ファンを駆動し続ける段階をさらに
含むことを特徴とする請求項１に記載の空気調和機の送
風ファンの速度制御方法。 - 【請求項３】 前記（Ｄ）段階は、 前記温度差が前記所定値より大きいと判断される場合、
前記送風ファンを前記正常速度より高い回転速度で加速
制御し、これにより前記温度差が縮まれば前記高い回転
速度を保つ段階をさらに含むことを特徴とする請求項１
に記載の空気調和機の送風ファンの速度制御方法。 - 【請求項４】 前記送風ファンを前記正常速度より高い
回転速度で加速制御しても前記温度差が縮まらない場
合、前記送風ファンを前記正常速度より低い回転速度で
減速制御し、これにより前記温度差が縮まれば前記低い
回転速度を保つ段階をさらに含むことを特徴とする請求
項３に記載の空気調和機の送風ファンの速度制御方法。 - 【請求項５】 前記（Ｄ）段階は、 前記温度差が前記所定値より大きいと判断される場合、
前記送風ファンを前記正常速度より低い回転速度で減速
制御し、これにより前記温度差が縮まれば前記低い回転
速度を保つ段階をさらに含むことを特徴とする請求項１
に記載の空気調和機の送風ファンの速度制御方法。 - 【請求項６】 前記（Ｂ）段階は、 前記複数個の室内熱交換器のうち任意の二個の室内熱交
換器を選択してその間の温度差を求めることを特徴とす
る請求項１に記載の空気調和機の送風ファンの速度制御
方法。 - 【請求項７】 前記（Ａ）段階は、 冷媒を減圧させる減圧装置と並列連結された前記複数個
の室内熱交換器に前記減圧装置から減圧された前記冷媒
を適正量ずつ分配して供給する段階をさらに含むことを
特徴とする請求項１に記載の空気調和機の送風ファンの
速度制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199764520 | 1997-11-29 | ||
| KR1019970064520A KR19990043508A (ko) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 공기조화기의 증발기 온도제어방법 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230606A true JPH11230606A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=19526018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10336121A Pending JPH11230606A (ja) | 1997-11-29 | 1998-11-26 | 空気調和機の送風ファンの速度制御方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11230606A (ja) |
| KR (1) | KR19990043508A (ja) |
| CN (1) | CN1218895A (ja) |
| ES (1) | ES2158756B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103486679A (zh) * | 2012-06-07 | 2014-01-01 | 苏州昆拓热控系统股份有限公司 | 机柜空调器 |
| CN104454611B (zh) * | 2014-12-01 | 2017-01-25 | 南车株洲电力机车有限公司 | 轨道交通车辆及其制动电阻风机控制系统和方法 |
| CN107143994B (zh) * | 2016-03-01 | 2019-12-20 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调防凝露控制方法及空调室内机 |
| CN106052008A (zh) * | 2016-05-20 | 2016-10-26 | 弗德里希新能源科技(杭州)股份有限公司 | 机组运行冷凝温度及蒸发温度的调节方法 |
| CN107166653A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-09-15 | 广东美的制冷设备有限公司 | 运行控制方法、运行控制装置和空调器 |
| KR20210053714A (ko) * | 2019-11-04 | 2021-05-12 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 및 그의 제어방법 |
| CN112432333B (zh) * | 2020-12-04 | 2021-11-09 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调系统的控制方法、装置、存储介质及空调器 |
| CN113091197A (zh) * | 2021-03-04 | 2021-07-09 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种用于空调器室外机的自动除尘方法及空调器 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3385350A (en) * | 1966-02-25 | 1968-05-28 | Carrier Corp | Air conditioning apparatus including condensate preventing means |
| US4041727A (en) * | 1975-09-02 | 1977-08-16 | Borg-Warner Corporation | Evaporator assembly |
| FR2421345B1 (fr) * | 1978-03-29 | 1985-06-07 | Dantherm As | Refroidisseur d'air, de preference sous la forme d'un appareil de sechage du type a condensation |
| FR2474668A1 (fr) * | 1980-01-29 | 1981-07-31 | Bonnet Ets | Armoire frigorifique a degre hygrometrique reglable |
| JPS5942615Y2 (ja) * | 1980-10-16 | 1984-12-13 | 株式会社デンソー | 蒸発器 |
| DE3305126A1 (de) * | 1981-09-12 | 1984-08-16 | Ing. Rolf Seifert Electronic, 5828 Ennepetal | Klimageraet |
| US4513577A (en) * | 1982-11-19 | 1985-04-30 | Wilson Neill R | Evaporator and method of operation |
| JPS59150241A (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-28 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気調和機の結露防止装置 |
| JPH0452451A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-20 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の風量制御方法 |
| KR960001986B1 (ko) * | 1991-01-31 | 1996-02-08 | 삼성전자주식회사 | 냉장고의 제상제어회로 및 그 방법 |
| FI88650C (fi) * | 1991-04-09 | 1993-06-10 | Halton Oy | Foerfarande vid reglering av en luftkonditioneringsanlaeggning och en luftkonditioneringsanlaeggning enligt detta foerfarande |
| NO179227C (no) * | 1994-05-24 | 1996-08-28 | Martinsen As Finn | Frostsikringsanordning for varmegjenvinnere |
| US5533352A (en) * | 1994-06-14 | 1996-07-09 | Copeland Corporation | Forced air heat exchanging system with variable fan speed control |
-
1997
- 1997-11-29 KR KR1019970064520A patent/KR19990043508A/ko not_active Application Discontinuation
-
1998
- 1998-06-30 CN CN98115618A patent/CN1218895A/zh active Pending
- 1998-09-04 ES ES009801869A patent/ES2158756B1/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-26 JP JP10336121A patent/JPH11230606A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR19990043508A (ko) | 1999-06-15 |
| ES2158756B1 (es) | 2002-03-01 |
| ES2158756A1 (es) | 2001-09-01 |
| CN1218895A (zh) | 1999-06-09 |
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