JPH11229830A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

バルブタイミング調整装置

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JPH11229830A
JPH11229830A JP4871898A JP4871898A JPH11229830A JP H11229830 A JPH11229830 A JP H11229830A JP 4871898 A JP4871898 A JP 4871898A JP 4871898 A JP4871898 A JP 4871898A JP H11229830 A JPH11229830 A JP H11229830A
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JP
Japan
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pin
valve timing
camshaft
adjusting device
timing adjusting
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JP4871898A
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English (en)
Inventor
Minoru Suzuki
実 鈴木
Kinzou Kebukawa
金蔵 癸生川
Jun Fujima
準 藤間
Takahiro Suzuki
高裕 鈴木
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Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばエンジンの始動時にも高精度のタイミ
ングで吸排気バルブを開閉するバルブタイミング調整装
置を小型化することにより、バルブタイミング調整装置
のエンジンルームにおける搭載の制約を緩和する。 【解決手段】 スプロケット24の連結部24aに形成
されるピン収納部24fにピン52を収納する。カムシ
ャフト17にピン52が嵌合するピン孔17cを形成す
る。ピン52をピン孔17cに嵌合することにより、カ
ムシャフト17にスプロケット24を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内燃機関に
設けられ、吸排気バルブの開閉タイミングを制御するバ
ルブタイミング調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来クランクシャフトの回転角位相に対
してカムシャフトの回転角位相を変化させることによ
り、吸排気バルブの開閉タイミングを制御するバルブタ
イミング調整装置が知られている。例えばベーン油圧式
のバルブタイミング調整装置では、スプロケットがカム
シャフトに対して相対回転可能に設けられるとともに、
カムシャフトにベーンが固定され、ベーンに作用する油
圧を制御することによりクランクシャフトに連動するス
プロケットとカムシャフトとの相対位置が調整され、カ
ムシャフトのクランクシャフトに対する回転角位相が変
化せしめられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンの駆動時に
は、カムシャフトは、ベーンに作用する高油圧によりス
プロケットに対して所定の位置で拘束される。しかしエ
ンジン始動時には、低油圧しかベーンに作用せず、カム
シャフトはスプロケットに対して回転変位する。すなわ
ちカムシャフトの回転角位相が変動し、カムシャフトに
よる吸排気バルブの開閉が不正確なタイミングで行われ
る。
【0004】低油圧時におけるカムシャフトの回転角位
相の変動を防止する装置が、特開平9−60508号公
報に開示されている。この装置では、低油圧時に、ベー
ンとベーンが収容されるハウジングにそれぞれ設けられ
るノックピンとピン孔を嵌合させることにより、ベーン
すなわちカムシャフトが、ハウジングと一体的に回動す
るスプロケットに対して固定される。しかしながらこの
装置では、ノックピンあるいはピン孔を設けるためにハ
ウジングの壁の厚さをある程度大きくする必要があり、
さらにベーンの構造は複雑になる。このためベーンとハ
ウジングの小型化が困難であり、装置が大型化し、エン
ジン等への搭載には制約が生じるという問題がある。
【0005】本発明は、例えばエンジンの始動時にも高
精度のタイミングで吸排気バルブを開閉するバルブタイ
ミング調整装置を小型化することにより、バルブタイミ
ング調整装置のエンジンルームにおける搭載の制約を緩
和することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバルブタイ
ミング調整装置は、駆動源と、駆動源によって回転駆動
される回転伝達部材と、回転伝達部材が相対回転変位可
能に取付けられ、定常運転状態では回転伝達部材と一体
的に回転する従動軸とを備え、従動軸と回転伝達部材の
一方に係合部材が設けられ、従動軸と回転伝達部材の他
方に係合部材が係合可能な凹部が設けられることを特徴
としている。
【0007】好ましくは、従動軸を回転伝達部材に対し
て相対回転変位させるための油圧を発生させる油圧手段
を備える。さらに好ましくは、係合部材を付勢力により
凹部に係合させる付勢手段を備える。
【0008】好ましくは、付勢手段は油圧の低下時に係
合部材を凹部に係合させる。この場合係合部材は油圧の
上昇時に油圧により凹部から離脱される。さらに好まし
くは従動軸は回転伝達部材の回転軸を中心に回転し、係
合部材が前記回転伝達部材の径方向に摺動自在に設けら
れる。この場合係合部材は回転伝達部材に設けられる。
【0009】例えば係合部材はピンであり、凹部はピン
孔である。また回転伝達部材はスプロケットである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である
バルブタイミング調整装置によって制御される内燃機関
の吸気バルブ開閉機構を示す図である。
【0011】シリンダヘッド14には、吸気通路12が
形成される。吸気通路12の出口12a、すなわち燃焼
室19の入り口には、弁座13が設けられる。またシリ
ンダヘッド14には、吸気バルブ10が矢印A方向に進
退可能に設けられる。吸気バルブ10の下端に形成され
た弁頭部10aは、バルブ軸10cより大きな径を有
し、燃焼室19に臨んでいる。弁頭部10aは弁座13
に着脱可能であり、弁頭部10aが弁座13に接離する
ことにより、吸気通路12が開閉される。
【0012】吸気バルブ10の弁頭部10aと反対側の
端部10bには、バネ11が設けられる。吸気バルブ1
0はこのバネ11の付勢力により吸気通路12を閉塞す
る方向(図中左上方向)に付勢される。
【0013】吸気バルブ10の端部10bには、ロッカ
アーム16のバルブ押圧部16aが当接している。ロッ
カアーム16はロッカシャフト15を支軸として矢印B
方向に回動可能である。バルブ押圧部16aと相対する
端部には、カム係合部16bが形成され、カム18に係
合している。
【0014】カム18は、カムシャフト17の外周に固
定されており、円形部18bと、円形部18bの径外方
向に突出した突部18aとから成る。カム18は、カム
シャフト17の回転に伴い、一定方向(矢印C方向)に
回転する。
【0015】カム18の突部18aがロッカアーム16
のカム係合部16bに係合すると、カム係合部16bが
反時計方向に押圧され、ロッカアーム16が反時計方向
に回動する。これによりバルブ押圧部16aがバネ11
の付勢力に抗し、吸気バルブ10の端部10bを押圧す
る。したがって吸気バルブ10が図中右下方向に移動し
て、弁頭部10aが弁座13から離間し、吸気通路12
が開放される。
【0016】これに対し、カム18の円形部18aがカ
ム係合部16bに係合すると、吸気バルブ10が、バネ
11の付勢力により上昇するとともにロッカアーム16
が時計方向に回動する。この結果、吸気通路12は弁頭
部10aによって閉塞される。
【0017】吸気バルブ10の開閉タイミングを内燃機
関の運転状態に応じて制御するバルブタイミング調整装
置の構成を次に説明する。
【0018】図2は、本実施形態であるバルブタイミン
グ調整装置の断面図である。図3は図2に示すIII −II
I 線におけるバルブタイミング調整装置の断面図であ
る。なお図2は図3に示すII−II線における断面図に相
当する。
【0019】バルブタイミング調整装置20は、カム1
8(図1参照)をクランク軸90に対して相対回転変位
させることにより吸気バルブ10(図1参照)の開閉タ
イミングを調整するものである。
【0020】バルブタイミング調整装置20は、ハウジ
ング21、複数のベーン22を有するベーンロータ2
3、スプロケット24およびカムシャフト17により構
成される。
【0021】カムシャフト17の図示しない一方の端部
には、カム18が設けられている。カムシャフト17の
他方の端部には、スプロケット24、ベーンロータ23
が設けられ、ハウジング21はベーンロータ23を覆う
とともにスプロケット24に対して一体的に固定され
る。
【0022】カムシャフト17には、ネジ孔17aが設
けられ、ベーンロータ23には、ネジ孔17aと同軸的
に貫通孔23bが形成される。ボルト29は、貫通孔2
3bを通ってネジ孔17aに螺合されており、ベーンロ
ータ23とカムシャフト17は相互に固定され、一体的
に回動可能である。
【0023】スプロケット24は、ハウジング21を固
定するための固定部24cと、歯24eを有するプーリ
部24bと、これらの固定部24cとプーリ部24bを
連結する連結部24aとから成る。
【0024】連結部24aは環状部材であり、その円筒
内壁面24dはカムシャフト17に嵌合される。すなわ
ちスプロケット24はカムシャフト17に対して回転可
能である。
【0025】また連結部24aには、ピン収納部24f
が形成され、ピン収納部24fの一方の開口端はプラグ
51により閉塞される。ピン収納部24f内には、ピン
(係合部材)52が収納され、ピン52とプラグ51の
間には、スプリング53が設けられる。スプリング53
の付勢力により、ピン52の先端はピン収納部24fか
ら連結部24aの内側に突出可能である。一方カムシャ
フト17のピン52に対応する位置には、ピン孔(凹
部)17cが形成される。すなわちピン52はスプリン
グ53の付勢力によりピン孔17cに嵌合可能である。
【0026】スプロケット24の固定部24cには、ハ
ウジング21の平板部21bが密着し、固定部24cと
平板部21bとはボルト28により一体的に連結され
る。プーリ部24bの歯24eには、図示しないチェー
ンが巻回され、これによりクランク軸90の回転がスプ
ロケット24に伝達される。
【0027】ベーンロータ23は、ハウジング21にお
いて、平板部21bに対して隆起させて成形された隆起
部21aの中に収容される。隆起部21aは十字型の形
状を有し、ベーンロータ23の各ベーン22は、この十
字型に対応して四方に放射状に延びる。ハウジング21
の隆起部21aと、スプロケットの固定部24cと、ベ
ーンロータ23およびベーン22により4個の油圧室2
5が形成される。ベーン22は、油圧室25内において
矢印Dにより示される範囲内、すなわち第1および第2
の壁面21d、21cによって規定される範囲内を回動
可能である。
【0028】コントロールバルブPから供給された圧油
がベーン22の第1の面22b側に供給されると、ベー
ン22は回転変位して、ハウジング21の第1の壁面2
1dに当接し、ベーン22の第2の面22c側に圧油が
供給されると、ベーン22は隆起部21aの第2の壁面
21cに当接する。
【0029】ベーン22は、油圧室25に作用する油圧
によりハウジング21の第1および第2の壁面21d、
21cに当接した位置で固定され、クランク軸90の回
転に伴いスプロケット24とハウジング21が回転する
と、ベーンロータ23はカムシャフト17とともにハウ
ジング21に対する相対位置を保持しながら回転する。
すなわちカムシャフト17はクランク軸90の回転角位
相に対して、所定の回転角位相だけ差を有して回転す
る。
【0030】ベーン22の第1の面22b側および第2
の面22c側に圧油を供給するための油路について説明
する。
【0031】ベーン22の第1の面22b側には、第1
の油穴22aが開口され、第1の油穴22aは環状通路
23cまで連通している。環状通路23cは、ベーンロ
ータ23の貫通孔23bの内壁面とボルト29の外面の
間に形成された通路であって、第1の油穴22aとは異
なる部位において連通部23dに連通する。連通部23
dは、ベーンロータ23に形成された段差部23fとカ
ムシャフト17とにより形成され、この連通部23dに
はカムシャフト17内に形成された第1の通路17dが
連通する。第1の通路17dは、カムシャフト17の外
周に設けられる第1の外周溝17fを経て、コントロー
ルバルブPへと連通している。
【0032】一方ベーン22の第2の面22c側には、
第2の油穴24gがスプロケット24とベーンロータ2
3により形成される。第2の油穴24gは連通孔17j
により環状通路17mと連通される。環状通路17mは
カムシャフト17の円周方向に沿って環状に形成され、
カムシャフト17内に形成される第2の通路17iに連
通している。第2の通路17iはカムシャフト17の外
周に設けられる第2の外周溝17nを経て、コントロー
ルバルブPへと連通している。
【0033】ベーン22のハウジング21に対する相対
位置を調整する際、圧油はコントロールバルブPから例
えば第1の外周溝17fに供給される。この圧油がベー
ン22の第1の面22b側に供給され、ベーン22は図
3において時計方向に回転する。これによりベーン22
の第2の面22c側に充填されていた圧油は、コントロ
ールバルブPまで戻される。この結果ベーン22はハウ
ジング21の第1の壁面21dに接した状態で固定され
る。
【0034】これに対し、圧油が第2の外周溝17nか
らベーン22の第2の面22c側に供給されると、ベー
ン22は図3において反時計方向に回転する。これによ
りベーン22の第1の面22b側に充填されていた圧油
は、コントロールバルブPまで戻されて、ベーン22は
ハウジング21の第2の壁面21cに接した状態で固定
される。
【0035】以上のように圧油をベーン22の第1の面
22b側あるいは第2のベーン22c側のいづれかに供
給することにより、ベーン22のハウジング21に対す
る相対位置が調整される。
【0036】図2、図4を参照してスプロケット24を
カムシャフト17に対して固定するロック機構について
説明する。図4はロック機構を拡大して示す図である。
【0037】連結部24aに形成されたピン収納部24
fは、相対的に小さい径を有する第1の円筒壁面24h
と、相対的に大きい径を有する第2の円筒壁面24jと
を有し、これらの壁面24h、24jの間には環状の段
部24kが形成される。ピン52は、円筒壁面24hに
摺動自在に支持される円柱状の先頭部52aと、円筒壁
面24jに摺動自在に支持される基部52bとから成
る。
【0038】基部52bには凹部52cが形成され、こ
の凹部52cにはスプリング53の一方の端が係合す
る。スプリング53の他方の端はプラグ51の固定面5
1bにより支持される。このスプリング53により、ピ
ン52は図4の上方へ付勢される。
【0039】先頭部52aと基部52bとピン収納部2
4fの壁面24jおよび段部24kとにより、油圧空間
Sが形成される。油圧空間Sには、油圧通路24iを介
して第2の油穴24gが連通し、圧油が供給される。
【0040】カムシャフト17に形成されるピン孔17
cは、ピン52の先頭部52aに嵌合可能であり、油圧
穴17pを介して第1の通路17dに連通する。
【0041】エンジンの停止時には、スプロケット24
はカムシャフト17に対してピン孔17cにピン52が
嵌合可能となるような位置で停止しており、圧油が油圧
室25に供給されず、油圧が低下している。この状態で
は、油圧室25内および油路内は低油圧状態にある。し
たがって、油圧空間S内および油圧穴17p内の油圧が
低下しており、矢印H方向および矢印G方向の油圧力が
小さい。この油圧力にスプリング53の付勢力が抗し
て、ピン52は図4における上方に付勢され、ピン52
の先頭部52aがピン孔17cに嵌合する。これにより
スプロケット24はカムシャフト17に固定される。な
お図4には、先頭部52aがピン孔17cに嵌合した状
態を示す。
【0042】これに対し、エンジン駆動時には油圧室2
5内および油路内の油圧は上昇して、油圧空間S内およ
び油圧穴17p内には圧油が充填され、矢印H方向およ
び矢印G方向の油圧力が増加する。この油圧力はスプリ
ング53の付勢力に抗して、ピン52を図4における下
方に押圧する。これによりピン52の先頭部52aがピ
ン孔17cから離脱して、スプロケット24はカムシャ
フト17から解放される。
【0043】以上の本実施形態のバルブタイミング調整
装置によれば、エンジン始動時等の低油圧状態では、ス
プロケット24に設けられるピン52がカムシャフト1
7のピン孔17cに嵌合され、カムシャフト17がクラ
ンク軸90に連動するスプロケット24に固定される。
このためクランク軸90に対するカムシャフト17の回
転角位相が変動せず、高精度のタイミングで吸気バルブ
10が開閉される。またピン52はスプロケット24の
連結部24a内に収納され、ピン孔17cはカムシャフ
ト17に設けられるため、スプロケット24とカムシャ
フト17を大型化する必要がなく、またベーンロータ2
3とハウジング21の構成は単純であり小型化可能であ
る。したがってバルブタイミング調整装置は、小型化可
能となり、エンジンルームへ容易に搭載される。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、例えばエ
ンジンの始動時にも高精度のタイミングで吸排気バルブ
を開閉するバルブタイミング調整装置を小型化すること
により、バルブタイミング調整装置のエンジンルームに
おける搭載の制約が緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるバルブタイミング調整
装置によって制御される内燃機関の吸気バルブ開閉機構
を示す図である。
【図2】本実施形態のバルブタイミング調整装置を示す
断面図である。
【図3】図2に示すIII −III 線におけるバルブタイミ
ング調整装置の断面図である。
【図4】本実施形態のバルブタイミング調整装置に設け
られるロック機構を拡大して示す図である。
【符号の説明】
90 クランク軸(駆動源) 24 スプロケット(回転伝達部材) 17 カムシャフト(従動軸) 17c ピン孔(凹部) 52 ピン(係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 高裕 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニテクニカルセンター内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源と、前記駆動源によって回転駆動
    される回転伝達部材と、 前記回転伝達部材が相対回転変位可能に取付けられ、定
    常運転状態では前記回転伝達部材と一体的に回転する従
    動軸とを備え、 前記従動軸と前記回転伝達部材の一方に係合部材が設け
    られ、前記従動軸と前記回転伝達部材の他方に前記係合
    部材が係合可能な凹部が設けられることを特徴とするバ
    ルブタイミング調整装置。
  2. 【請求項2】 前記従動軸を前記回転伝達部材に対して
    相対回転変位させるための油圧を発生させる油圧手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミ
    ング調整装置。
  3. 【請求項3】 前記係合部材を付勢力により前記凹部に
    係合させる付勢手段を備えることを特徴とする請求項2
    に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段が前記油圧の低下時に前記
    係合部材を前記凹部に係合させることを特徴とする請求
    項3に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 【請求項5】 前記係合部材が、前記油圧の上昇時に前
    記油圧により前記凹部から離脱されることを特徴とする
    請求項4に記載のバルブタイミング調整装置。
  6. 【請求項6】 前記従動軸が前記回転伝達部材の回転軸
    を中心に回転し、前記係合部材が前記回転伝達部材の径
    方向に摺動可能に設けられることを特徴とする請求項5
    に記載のバルブタイミング調整装置。
  7. 【請求項7】 前記係合部材が前記回転伝達部材に設け
    られることを特徴とする請求項6に記載のバルブタイミ
    ング調整装置。
  8. 【請求項8】 前記係合部材がピンであり、前記凹部が
    ピン孔であることを特徴とする請求項7に記載のバルブ
    タイミング調整装置。
  9. 【請求項9】 前記回転伝達部材がスプロケットである
    ことを特徴とする請求項8に記載のバルブタイミング調
    整装置。
JP4871898A 1998-02-13 1998-02-13 バルブタイミング調整装置 Pending JPH11229830A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1357260A3 (en) * 2002-04-22 2003-12-17 BorgWarner Inc. VCT lock pin having a tortuous path providing a hydraulic delay
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