JPH11229013A - 樋耐火物の損耗抑制方法及び装置 - Google Patents
樋耐火物の損耗抑制方法及び装置Info
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- JPH11229013A JPH11229013A JP3111098A JP3111098A JPH11229013A JP H11229013 A JPH11229013 A JP H11229013A JP 3111098 A JP3111098 A JP 3111098A JP 3111098 A JP3111098 A JP 3111098A JP H11229013 A JPH11229013 A JP H11229013A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、簡単な設備改造で安価に内張耐火物
の損耗を抑制し、樋寿命を従来より延長可能にする樋耐
火物の損耗抑制方法及び装置を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】耐火物を内張りした樋内に溶融金属を流す
に際し、該溶融金属の流面上の雰囲気圧力を変化させ、
該溶融金属の液面高さを調整する。
の損耗を抑制し、樋寿命を従来より延長可能にする樋耐
火物の損耗抑制方法及び装置を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】耐火物を内張りした樋内に溶融金属を流す
に際し、該溶融金属の流面上の雰囲気圧力を変化させ、
該溶融金属の液面高さを調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樋耐火物の損耗抑
制方法及び装置に関し、特に、溶滓(以下、スラグとい
う)を伴わず溶融金属のみが流れる樋の内張耐火物の損
耗を、該溶融金属の液面高さの調整で抑制する技術であ
る。
制方法及び装置に関し、特に、溶滓(以下、スラグとい
う)を伴わず溶融金属のみが流れる樋の内張耐火物の損
耗を、該溶融金属の液面高さの調整で抑制する技術であ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図2に示すような高炉の出銑樋
等、溶融金属を流す樋は、当然のこととして耐火物17
が内張りされている。この耐火物17は、溶融金属6の
流れによって浸食され損耗するので、残厚がある値にな
った時点を寿命と定め、再施工される。耐火物17の損
耗に関しては、溶融金属6の上部にスラグ5の流れを伴
う場合に関する研究が多く、溶融金属6とスラグ5の界
面位置での侵食が有名である。しかし、溶融金属6のみ
が流れる場合の耐火物17の損耗も無視することはでき
ず、その損耗抑制も、操業にとって大きなメリットを与
える。
等、溶融金属を流す樋は、当然のこととして耐火物17
が内張りされている。この耐火物17は、溶融金属6の
流れによって浸食され損耗するので、残厚がある値にな
った時点を寿命と定め、再施工される。耐火物17の損
耗に関しては、溶融金属6の上部にスラグ5の流れを伴
う場合に関する研究が多く、溶融金属6とスラグ5の界
面位置での侵食が有名である。しかし、溶融金属6のみ
が流れる場合の耐火物17の損耗も無視することはでき
ず、その損耗抑制も、操業にとって大きなメリットを与
える。
【0003】ところで、この溶融金属6による耐火物1
7の損耗は、該溶融金属6が触れる面に一様に生じるの
ではなく、溶融金属6と大気との界面、つまり液面付近
で著しく、図3に示す樋の断面のような形態で損耗す
る。そこで、従来より、このような状況での耐火物17
の損耗を防止する研究もあり、種々の対策が提案されて
いる。
7の損耗は、該溶融金属6が触れる面に一様に生じるの
ではなく、溶融金属6と大気との界面、つまり液面付近
で著しく、図3に示す樋の断面のような形態で損耗す
る。そこで、従来より、このような状況での耐火物17
の損耗を防止する研究もあり、種々の対策が提案されて
いる。
【0004】例えば、特開昭61−124511号公報
は、「高炉出銑樋の使用期間(同一樋で複数回の出銑を
行う)中に、該樋の滓はね部(所謂スキンマ)及び溶銑
の立上り部の双方あるいは何れかを削取り、あるいは耐
火材による肉盛の何れか、又はそれ等の複合でレベル変
更することを特徴とする高炉出銑樋の側壁損傷抑制法」
を開示した。つまり、図2に示した主樋2の終端部に設
けた立上り部分15の高さを、図4に示すように種々変
更させて液面16の高さを調整し、局所損耗部位を出銑
毎に高さ方向で分散させた(図5参照)。その結果、耐
火物17の局所損耗が緩和され、樋の寿命がいくぶん延
長できるようになった。
は、「高炉出銑樋の使用期間(同一樋で複数回の出銑を
行う)中に、該樋の滓はね部(所謂スキンマ)及び溶銑
の立上り部の双方あるいは何れかを削取り、あるいは耐
火材による肉盛の何れか、又はそれ等の複合でレベル変
更することを特徴とする高炉出銑樋の側壁損傷抑制法」
を開示した。つまり、図2に示した主樋2の終端部に設
けた立上り部分15の高さを、図4に示すように種々変
更させて液面16の高さを調整し、局所損耗部位を出銑
毎に高さ方向で分散させた(図5参照)。その結果、耐
火物17の局所損耗が緩和され、樋の寿命がいくぶん延
長できるようになった。
【0005】しかしながら、このような樋終端部の高さ
を変更することによる耐火物17の損耗抑制方法は、樋
がおのずと溶融金属6を貯留する方式となるため、貯留
物を排出する手段が別途必要となる。また、樋終端部の
高さを変更する作業は、樋内貯留物の排出、冷却等の作
業も必要となるので、時間がかかり、出銑に制約を与え
るばかりでなく、これら作業で余計な労力やコストが発
生するという問題がある。さらに、冷却で耐火物17に
温度変動を与えることは、耐火物17の強度維持にとっ
ても好ましくなかった。
を変更することによる耐火物17の損耗抑制方法は、樋
がおのずと溶融金属6を貯留する方式となるため、貯留
物を排出する手段が別途必要となる。また、樋終端部の
高さを変更する作業は、樋内貯留物の排出、冷却等の作
業も必要となるので、時間がかかり、出銑に制約を与え
るばかりでなく、これら作業で余計な労力やコストが発
生するという問題がある。さらに、冷却で耐火物17に
温度変動を与えることは、耐火物17の強度維持にとっ
ても好ましくなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
に鑑み、簡単な設備改造で安価に内張耐火物の損耗を抑
制し、樋寿命を従来より延長可能にする樋耐火物の損耗
抑制方法及び装置を提供することを目的としている。
に鑑み、簡単な設備改造で安価に内張耐火物の損耗を抑
制し、樋寿命を従来より延長可能にする樋耐火物の損耗
抑制方法及び装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、前記従来技術を見直し、液面高さの調整方
法を改善すれば良いと考えた。そして、溶融金属の液面
高さをもっと簡易に調整する手段の発見に鋭意努力し、
本発明を完成させた。すなわち、本発明は、耐火物を内
張りした樋内に溶融金属を流すに際し、該溶融金属の流
面上の雰囲気圧力を変化させ、該溶融金属の液面高さを
調整することを特徴とする樋耐火物の損耗抑制方法であ
る。
成するため、前記従来技術を見直し、液面高さの調整方
法を改善すれば良いと考えた。そして、溶融金属の液面
高さをもっと簡易に調整する手段の発見に鋭意努力し、
本発明を完成させた。すなわち、本発明は、耐火物を内
張りした樋内に溶融金属を流すに際し、該溶融金属の流
面上の雰囲気圧力を変化させ、該溶融金属の液面高さを
調整することを特徴とする樋耐火物の損耗抑制方法であ
る。
【0008】また、本発明は、溶融金属を流す耐火物で
内張りされた樋の上部を密閉部材で覆った空間を設ける
と共に、該密封部材に、前記空間内の液面高さを検出す
る距離計と、その検出信号に基づき該液面高さを目標値
に一致させるよう、前記雰囲気圧力を変化させる圧力調
整手段とを備えたことを特徴とする樋耐火物の損耗抑制
装置である。
内張りされた樋の上部を密閉部材で覆った空間を設ける
と共に、該密封部材に、前記空間内の液面高さを検出す
る距離計と、その検出信号に基づき該液面高さを目標値
に一致させるよう、前記雰囲気圧力を変化させる圧力調
整手段とを備えたことを特徴とする樋耐火物の損耗抑制
装置である。
【0009】さらに、本発明は、前記圧力調整手段を真
空ポンプとしたことを特徴とする樋耐火物の損耗抑制装
置でもある。本発明によれば、樋内を流れる溶融金属の
上方を覆う密閉空間を形成し、この空間内の雰囲気圧力
を変化させ、大気圧との圧力差を利用して液面高さを調
節するようにしたので、前記樋耐火物の液面付近の局部
損耗の高さ方向での分散が、オン・ラインで容易に実施
できるようになる。その結果、貯留式でない通常の樋に
おいても、樋内に溶融金属を流す際に、任意に液界面の
位置を高さ方向で変更でき、耐火物の損耗位置が分散
し、所謂樋寿命の延長が達成されるようになる。
空ポンプとしたことを特徴とする樋耐火物の損耗抑制装
置でもある。本発明によれば、樋内を流れる溶融金属の
上方を覆う密閉空間を形成し、この空間内の雰囲気圧力
を変化させ、大気圧との圧力差を利用して液面高さを調
節するようにしたので、前記樋耐火物の液面付近の局部
損耗の高さ方向での分散が、オン・ラインで容易に実施
できるようになる。その結果、貯留式でない通常の樋に
おいても、樋内に溶融金属を流す際に、任意に液界面の
位置を高さ方向で変更でき、耐火物の損耗位置が分散
し、所謂樋寿命の延長が達成されるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を高炉出銑樋で実施する場
合の形態を、図1に示す。まず、高炉1より出銑された
溶銑6及びスラグ5は、所謂スキンマ3において比重差
を利用して分離され、それぞれの専用樋4、7に流れ
る。そして、溶銑6が流れる樋(以下、溶銑樋7とい
う)の始端及び終端には、図1(b)から明らかなよう
に、樋底を溶銑が通過するような隙間を設けた堰8を取
り付け、樋上部には蓋9を設置する。この蓋9と、樋の
始端及び終端位置に設けた堰8とからなる密閉部材で、
溶銑の流面上に密閉空間が形成される。
合の形態を、図1に示す。まず、高炉1より出銑された
溶銑6及びスラグ5は、所謂スキンマ3において比重差
を利用して分離され、それぞれの専用樋4、7に流れ
る。そして、溶銑6が流れる樋(以下、溶銑樋7とい
う)の始端及び終端には、図1(b)から明らかなよう
に、樋底を溶銑が通過するような隙間を設けた堰8を取
り付け、樋上部には蓋9を設置する。この蓋9と、樋の
始端及び終端位置に設けた堰8とからなる密閉部材で、
溶銑の流面上に密閉空間が形成される。
【0011】また、この密閉部材9には、その一部を貫
通させて圧力調整手段10を設けた。本例では、該圧力
調整手段10が、負圧を発生し、大気圧下にある溶銑高
さよりも2つの堰8間の溶銑高さを上昇させるように作
用する。かかる圧力調整手段10としては、通常の真空
ポンプで十分であるが、他に、エゼクタ・ポンプを用い
て負圧を得ても良い。なお、溶銑高さを低くする場合に
は、真空ポンプ等の排気手段に代え、ガスを密閉空間内
に吹込み、加圧すれば良い。その際のガスとしては、窒
素あるいはアルゴン等の不活性ガスが好ましい。溶融金
属を不用意に酸化させないためである。
通させて圧力調整手段10を設けた。本例では、該圧力
調整手段10が、負圧を発生し、大気圧下にある溶銑高
さよりも2つの堰8間の溶銑高さを上昇させるように作
用する。かかる圧力調整手段10としては、通常の真空
ポンプで十分であるが、他に、エゼクタ・ポンプを用い
て負圧を得ても良い。なお、溶銑高さを低くする場合に
は、真空ポンプ等の排気手段に代え、ガスを密閉空間内
に吹込み、加圧すれば良い。その際のガスとしては、窒
素あるいはアルゴン等の不活性ガスが好ましい。溶融金
属を不用意に酸化させないためである。
【0012】さらに、前記蓋9には、溶銑6の液面16
高さを検知する距離計13が取付けられており、この出
力信号に基づき、溶銑6の液面16高さをある値とする
よう前記圧力調整手段10の運転を行うようになってい
る。この距離計13には、種々の方式があるが、マイク
ロ波距離計が適していた。具体的な実施成績の確認は、
以下のようにして行った。
高さを検知する距離計13が取付けられており、この出
力信号に基づき、溶銑6の液面16高さをある値とする
よう前記圧力調整手段10の運転を行うようになってい
る。この距離計13には、種々の方式があるが、マイク
ロ波距離計が適していた。具体的な実施成績の確認は、
以下のようにして行った。
【0013】まず、図2に示す従来の溶銑樋7で、複数
回の出銑を行ったところ、その寿命は、1ケ月であっ
た。なお、該溶銑樋7は、断面が逆台形状で概略上辺1
000mm×下辺600mm、長さ20mであり、溶銑
6の液面16高さは、定常状態で約100mmであっ
た。次に、同一溶銑樋7に、本発明に係る蓋9、距離計
13及び圧力調整手段10を取付け、複数回の出銑を行
った。その際、密封空間内を大気に対して6.0kPa
だけ減圧したところ、液面16の高さが従来の100m
mより94mm上昇した。そこで、出銑時間の経過に合
わせ、前記距離計13で液面16の高さを検出しなが
ら、その液面16高さを所定値になるよう、前記圧力調
整手段10を運転した。
回の出銑を行ったところ、その寿命は、1ケ月であっ
た。なお、該溶銑樋7は、断面が逆台形状で概略上辺1
000mm×下辺600mm、長さ20mであり、溶銑
6の液面16高さは、定常状態で約100mmであっ
た。次に、同一溶銑樋7に、本発明に係る蓋9、距離計
13及び圧力調整手段10を取付け、複数回の出銑を行
った。その際、密封空間内を大気に対して6.0kPa
だけ減圧したところ、液面16の高さが従来の100m
mより94mm上昇した。そこで、出銑時間の経過に合
わせ、前記距離計13で液面16の高さを検出しなが
ら、その液面16高さを所定値になるよう、前記圧力調
整手段10を運転した。
【0014】その結果、耐火物17の損耗状態は、図5
に示したようになり、溶銑樋7の寿命は、にまで延長さ
せることができた。なお、本実施例は、溶銑樋に関する
ものであったが、本発明はそれに限るものではなく、溶
鋼、合金、及び銅、アルミニウム、鉛、亜鉛等の非鉄金
属を流す樋にも適用できる。
に示したようになり、溶銑樋7の寿命は、にまで延長さ
せることができた。なお、本実施例は、溶銑樋に関する
ものであったが、本発明はそれに限るものではなく、溶
鋼、合金、及び銅、アルミニウム、鉛、亜鉛等の非鉄金
属を流す樋にも適用できる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、樋耐
火物の局所損耗が軽減され、樋寿命が従来より大幅に延
長した。その結果、樋耐火物原単位の削減が達成され、
また、液面高さの調整は、簡便な方法なので、大規模な
設備改造が必要ないばかりか、従来技術のような付帯作
業に要する費用も発生せず、溶融金属製造のコスト・ダ
ウンに貢献した。
火物の局所損耗が軽減され、樋寿命が従来より大幅に延
長した。その結果、樋耐火物原単位の削減が達成され、
また、液面高さの調整は、簡便な方法なので、大規模な
設備改造が必要ないばかりか、従来技術のような付帯作
業に要する費用も発生せず、溶融金属製造のコスト・ダ
ウンに貢献した。
【図1】本発明に係る樋耐火物損耗抑制装置を示す図で
あり、(a)は平断面図、(b)は縦断面図である。
あり、(a)は平断面図、(b)は縦断面図である。
【図2】従来の樋耐火物損耗抑制装置を示す図であり、
(a)は平断面図、(b)は縦断面図である。
(a)は平断面図、(b)は縦断面図である。
【図3】樋耐火物の局部的な損耗状態を示す断面図(正
面)である。
面)である。
【図4】従来の樋内液面高さの変更方法を説明する図で
ある。
ある。
【図5】樋内液面高さを種々変更して操業した時の樋耐
火物の損耗状態を示す図である。
火物の損耗状態を示す図である。
1 高炉 2 主樋(貯留式) 3 スキンマ 4 溶滓樋 5 溶滓(スラグ) 6 溶銑 7 溶銑樋 8 堰 9 蓋 10 圧力調整手段(真空ポンプ、ガス導入手段等) 11 距離計 12 密閉空間 13 圧力制御信号出力装置 14 受銑容器 15 主樋の立上り部 16 液面 17 耐火物
Claims (3)
- 【請求項1】 耐火物を内張りした樋内に溶融金属を流
すに際し、 該溶融金属の流面上の雰囲気圧力を変化させ、該溶融金
属の液面高さを調整することを特徴とする樋耐火物の損
耗抑制方法。 - 【請求項2】 溶融金属を流す耐火物で内張りされた樋
の上部を密閉部材で覆った空間を設けると共に、該密封
部材に、前記空間内の液面高さを検出する距離計と、そ
の検出信号に基づき該液面高さを目標値に一致させるよ
う、前記雰囲気圧力を変化させる圧力調整手段とを備え
たことを特徴とする樋耐火物の損耗抑制装置。 - 【請求項3】 前記圧力調整手段を真空ポンプとしたこ
とを特徴とする請求項2記載の樋耐火物の損耗抑制装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111098A JPH11229013A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 樋耐火物の損耗抑制方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111098A JPH11229013A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 樋耐火物の損耗抑制方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11229013A true JPH11229013A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12322272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3111098A Withdrawn JPH11229013A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 樋耐火物の損耗抑制方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11229013A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100762456B1 (ko) * | 2001-05-26 | 2007-10-04 | 주식회사 포스코 | 출선구 관리가 용이한 슬래그 제어장치 및 제어방법 |
KR100787582B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2007-12-21 | 주식회사 포스코 | 고로의 대탕도를 개폐하는 레벨장치 |
CN103074459A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-05-01 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 无渣出铁系统 |
CN103074458A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-05-01 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 偏心底出铁炉及无渣出铁方法 |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP3111098A patent/JPH11229013A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100762456B1 (ko) * | 2001-05-26 | 2007-10-04 | 주식회사 포스코 | 출선구 관리가 용이한 슬래그 제어장치 및 제어방법 |
KR100787582B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2007-12-21 | 주식회사 포스코 | 고로의 대탕도를 개폐하는 레벨장치 |
CN103074459A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-05-01 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 无渣出铁系统 |
CN103074458A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-05-01 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 偏心底出铁炉及无渣出铁方法 |
CN103074458B (zh) * | 2013-02-04 | 2014-10-29 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 偏心底出铁炉及无渣出铁方法 |
CN103074459B (zh) * | 2013-02-04 | 2015-01-21 | 莱芜钢铁集团有限公司 | 无渣出铁系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |