JPH11226173A - カラーボール遊戯機 - Google Patents

カラーボール遊戯機

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JPH11226173A
JPH11226173A JP3514798A JP3514798A JPH11226173A JP H11226173 A JPH11226173 A JP H11226173A JP 3514798 A JP3514798 A JP 3514798A JP 3514798 A JP3514798 A JP 3514798A JP H11226173 A JPH11226173 A JP H11226173A
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ball
color
game machine
balls
dirt
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Shigeto Harada
成人 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多色のカラーボールを使用したカラーボール
遊戯機において、カラーボールの汚れを検知して適正時
期にカラーボール清掃を喚起する。 【解決手段】 ビンゴ遊戯機1はボールディテクタ装置
6を備える。ビンゴ遊戯機6においては、RGB発光ダ
イオードからなるボール色選別センサ23が、回収され
た透明カラーボールに光を透過し、制御回路30がその
透過率を演算し、ボールの色と汚れ度合を検知する。ボ
ールの汚れ割合が規定値を超えると外部に対し清掃を喚
起する表示がメンテナンスモニタに出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラーボールを使用
するカラーボール遊戯機に係り、特に、ゲームセンター
等に設置され、複数色のカラーボールを使用するカラー
ボール遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボール遊戯機として、例えば、複
数のボールポケットを設けた回転円板とこの回転円板に
向かってボールを打ち出す打出装置とを有し、打出装置
から打ち出されたボールが回転円板の複数のボールポケ
ットの内の一つに入ることで、ボールの入ったボールポ
ケットを選択した人に、予め定めた数のメダルを与える
ようにしたルーレット式ボール遊戯機が知られている。
また、実公平7−30044号公報には、このボール遊
戯機の変形として、複数の色のカラーボールを使用し
て、回転円板に設けたボールポケットに入ったカラーボ
ールの位置を検出するようにしたビンゴ遊戯機が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、このようなカ
ラーボールを使用する遊戯機では、その使用頻度、稼動
率によって多少の差はあるものの、経時的にカラーボー
ルが汚れてきて、ゲーム機としての見栄えを損ない集客
力に影響をあたえることがある。また、番号やマークを
付けたカラーボールを用い、その外観や色の判定がゲー
ム内容に直接かかわるようなゲームでは、ボールがこの
ように汚れてくると誤って判定されることがある。
【0004】そして、このようなボールの汚れによる問
題に対しては、例えば、遊戯機メーカーのメンテナンス
担当やゲームセンターの従業員などが、適当に清掃日を
決め、定期的にボールをクリーニングするようにしてい
るのが現状である。しかしながら、このように予め決め
られた清掃日を以って定期的にクリーニングする方法
は、直接、現在のボール汚れ度合を反映したものではな
いため、遊戯機によってはボールがそれほど汚れていな
い状態でクリーニングされたり、逆に早急にクリーニン
グする必要があるにも拘わらず、清掃日が来ないため依
然として汚れた状態のまま放置される場合があった。
【0005】本発明の目的は、現在のボール汚れ度合に
応じて外部に清掃を喚起することの可能なカラーボール
遊戯機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数色のカ
ラーボールが供給されるゲームフィールドと、前記ゲー
ムフィールドに供給する前記カラーボールを保管するカ
ラーボール保管部と、前記ゲームフィールドから回収す
る前記カラーボールを色分け選別するカラーボール選別
手段と、前記カラーボールの汚れを検知する汚れ検知手
段とを有することを特徴とするカラーボール遊戯機によ
って達成される。
【0007】上述したカラーボール遊戯機において、前
記汚れ検知手段により検知された前記カラーボールの汚
れ度合に応じて警告する汚れ警告手段を更に有するよう
にしてもよい。上述したカラーボール遊戯機において、
前記カラーボールは、透明または半透明の光透過性材料
より形成され、前記カラーボール選別手段及び前記汚れ
検知手段は、前記カラーボールの光の透過率に基づいて
検知するようにしてもよい。
【0008】上述したカラーボール遊戯機において、前
記汚れ検知手段は、前記カラーボールの透過率が所定値
以上に低下した場合に汚れを検知するようにしてもよ
い。上述したカラーボール遊戯機において、前記汚れ警
告手段は、前記カラーボールの色毎に汚れ度合いを警告
するようにしてもよい。上述したカラーボール遊戯機に
おいて、前記カラーボールの清掃時には、前記カラーボ
ール保管部に保管された全てのカラーボールを前記ゲー
ムフィールドに供給するようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態によるカラー
ボール遊戯機を図面を用いて説明する。図1は、例え
ば、ゲームセンタに設置されるように設計した業務用メ
ダルゲーム機としてのビンゴ遊戯機を示している。この
ビンゴ遊戯機においては、中央部に設けたビンゴ遊戯機
1を囲むようにコイン装置2とモニター装置3とからな
るゲーム機4が8台配置されており、モニター装置3に
は任意にビンゴ表が映し出されるようになっている。
【0010】ゲーム遊戯者は、ゲーム機4の前に位置
し、コインをコイン装置2に投入することでスタンバイ
し、ビンゴ遊戯機1が作動することでゲームが開始され
ることになる。各ゲーム機4の脇には柱状の表示塔50
A、50B、…が設けられ、各表示塔50A、50B、
…の中ほどから上部にかけて複数の表示ランプ51A、
51B、…が設けられている。ゲーム遊戯者がコインを
投入すると、投入コイン数やメダル賭率に応じた数の表
示ランプ51A、51B、…を点灯する。これにより、
ゲーム遊戯者は他の遊戯者のメダル賭率状態を知ること
ができ、プレーヤ同士の競争心を煽り、より多くのメダ
ルを投入するようになる。この表示ランプ51A、51
B、…は、他のゲーム遊戯者にも見えるように、柱状の
表示塔50A、50B、…の中程から上部に設けるよう
にする。
【0011】ビンゴ遊戯機1は、主として、ターンテー
ブル装置5とボールディテクタ装置6とボールリフタ装
置7とボールドロップ装置8とから構成されている。タ
ーンテーブル装置5は、ゲームフィールドとして、連続
したボール番号をランダムに付した複数のボールポケッ
ト9を複数列の同心円上に設けたターンテーブル10
と、ターンテーブル10を回転させるモータ11と、タ
ーンテーブル10の下側に位置しボールポケット9に入
ったボールを保持するリセットディスク12を備えてい
る。
【0012】図2はターンテーブル装置5の分解斜視図
である。図2に示すように、リセットディスク12の裏
面側には、ボールポケット9に入ったボールを検出する
ための光センサユニット13が設けられる。ターンテー
ブル10の中心位置にはボール無効孔14が形成され、
リセットデイスク12の中心位置にはボール無効孔14
から落下するボールをリターンシュート15に導くため
の孔16が形成されている。
【0013】光センサユニット13は90度の角度間隔
を置いて4つのセンサをボールポケット9に対応するよ
うに配置して構成される。ターンテーブル10とリセッ
トデイスク12はモータ11により一体的に回転され
る。モータ11は正逆回転可能である。ターンテーブル
10のボールポケット9に予め定めた数のボールが入っ
たことを光センサユニット13が検出すると、回転を逆
にし、これと同時にリセットデイスク12が停止する。
このようにターンテーブル10が逆転し、リセットデイ
スク12が停止すると、ターンテーブル10のボールポ
ケット9に入ったボールはボールドロップ装置8に回収
される。ボールがボールドロップ装置8に回収される
と、モータ11は再び正回転に戻される。
【0014】図2において、リムユニット17はボール
を回す外周の壁の部分を構成し、リムベース18に載置
される。リターンシュート15、モータ11等はセンタ
ーベース19上に設けられている。図1に戻り、ボール
ドロップ装置8によって回収されたボールは、「ジョイ
ントコイル」と呼ばれる可撓性ポール搬送パイプ20を
介してボールディテクタ装置6に搬送される。
【0015】図3にボールディテクタ装置6の外観を示
す。ボールディテクタ装置6では、回収したボールの色
を検出し、各色(例えば、赤、青、緑の3色)ごとにボ
ールを振り分ける作動と、色検出と同時に各ボールの汚
れ度合を検知する作動が行われる。ボールディテクタ装
置6は、搬送パイプ20に連続するボールシュート21
に、ターンテーブル装置5からのボールの到着を検知す
るボール到着センサ22と、到着したボールの色(本実
施形態では、赤、青、緑のいずれか)を判別するボール
色選別センサ23を備える。
【0016】ボールシュート21は、その下流端におい
て底面にボール投下穴(図示せず)を備え、その下方に
は、投下されたボールを、並置された緑ボールストッカ
24、青ボールストッカ25、赤ボールストッカ26、
および不良ボールシュート27の内、いずれかに振り分
け投下する振り分けシュート28が設けられている。振
り分けシュート28は、裏側に位置するアクチュエータ
29によってその先端が各ストッカ24、25、26又
は不良ボールシュート27側にスライド自在となってい
る。アクチュエータ29の作動は、各センサ22、23
からのボール情報を入力するボール検知制御回路30に
よって制御されるようになっている。
【0017】なお、ボールディテクタ装置6において
は、更に、各ボールストッカ24、25、26内のボー
ル個数を検知するためのボールカウンタセンサ31、3
2、33がそれぞれのストッカに設けられ、また、その
下流側には各ストッカ24、25、26から前出のボー
ルリフタ装置7に送り出されるボールの通過を検知する
ボール送り出しセンサ34が、また不良ボールシュート
27には、不良ボールの通過を検知する不良ボール通過
センサ35が設けられている。これらのセンサ31〜3
5によって検知されたボール個数情報やボール通過情報
は図示しない他の制御ボードに入力される。
【0018】図4は、上述したセンサ22、23および
ボール検知制御回路30の構成を示すブロック図であ
る。ボール到着センサ22は、アクリルなどの透明又は
半透明材料からなり薄く着色処理が施されたカラーボー
ルに対し、赤外線を発光するダイオード36と、カラー
ボールを透過した赤外線を受光する素子37によって構
成されている。これに対し、ボール色識別センサ23
は、到着確認されたカラーボールに対して連続してR
(赤)、G(緑)、B(青)の光線を発する発光ダイオ
ード(LED)38と、カラーボールを透過したR、
G、B、それぞれの光量を検出するフォトディテクタ
(PD)39によって構成される。
【0019】ボール検知制御回路30は、例えば、マイ
クロコンピュータによって構成され、ボール到着センサ
22の受光素子37からの受光信号や、フォトディテク
タ39で検出された受光量を入力する入力ポートからの
を入力する入力ポート40と、センサ駆動部41を介し
て赤外線ダイオード36や発光ダイオード38に対し発
光信号を出力すると共に、識別されたボール色に応じて
アクチュエータ29の駆動回路42に駆動信号を出力す
る出力ポート43と、RAMやROMなどのメモリ44
と、各種演算処理を行うCPU45と、これらを相互接
続するバス46とによって構成されている。
【0020】なお、ビンゴ遊戯機1には、ボールディテ
クタ装置6を構成しないがボールが汚れているとき外部
に対し汚れボールの清掃を喚起するための警報表示をす
ることのできるメンテナンスモニター47が設けられて
おり、メインテナンスモニター47の入力部(図示せ
ず)は制御回路30に設けられたモニタ駆動回路48に
接続され、出力ポート42からの信号によってモニタ上
に清掃喚起の警告表示が画像出力されるようになってい
る。
【0021】以上のように構成される制御回路30の作
動を、図5に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。なお、以下説明するルーチンのプログラムは制御回
路30のメモリ44の所定領域に格納されており、CP
U45によって所定時間間隔毎(例えば16ms毎)に
実行処理される。ルーチンが開始されてまず最初のステ
ップS1では、ボール到着センサ22の受光素子37か
らの受光信号の有無を見ることにより、ボールシュート
21の所定位置(この場合、センサ位置)にカラーボー
ルが到着したか否かを判定する。到着と判定されたなら
ば、ルーチンは次のステップS2に進む。信号が検知さ
れなかった場合には未だ到着せずとして、以下のステッ
プをスキップして次のルーチンへと進む。
【0022】なお、このボール検出にあたっては、図3
には示されていないが、より確実にボールを検出できる
ように、赤外線発光ダイオード36および受光素子37
の光軸は、ボールのレンズ効果を想定してカラーボール
の中心に対して所定距離オフセットされている。次に、
ステップS2では、到着したカラーボールに対し、ボー
ル色識別センサ23のRGB発光ダイオード38が、そ
れぞれパルス変調され、R、G、Bの順番に点灯開始す
る。そして、続くステップS3では、フォトディテクタ
39によってR、G、Bそれぞれの受光量が検出され、
次に、ステップS4では、当該カラーボールに対しR、
G、B各色成分毎の光の透過率が演算される。
【0023】以上のようにして到着したカラーボールの
R、G、Bの透過率が得られたならば、ステップS5で
これらの値を予めメモリ44に記憶されている色判定基
準値と比較し、比較結果によりカラーボールの色を判定
する。なお、ここでの色判定基準値は、例えば各色毎の
新品のボールの光(R、G、B毎)の透過率であり、予
めメモリ44の所定領域に格納されているものとする。
【0024】カラーボールの色が決定されたならば、ル
ーチンは次にステップS6に進み、ここで出力ポート4
3よりアクチュエータ駆動回路42に対し、決定された
色に対応する信号が出力される。これによりボール振り
分けシュート28のアクチュエータ29は、対応する色
のボールストッカ24、25、26に対してシュート先
端をスライドさせ、カラーボールを色毎に振り分ける。
【0025】なお、ボール識別センサ23を用いた色判
定結果が、いずれかに色とも判定できない場合には、不
良ボールと判定し、ボール振り分けシュート28のアク
チュエータ29により不良ボールシュート27にカラー
ボールを振り分ける。以上のようにして、カラーボール
の色が検出されたならば、次にルーチンはステップS7
に進み、これより当該カラーボールの汚れ度合を検知す
る処理が行われる。なお、これより以降のステップは、
識別された3色のカラーボールに対応してそれぞれ実行
されるプログラムであって、実際は他の2色ボールに対
しても同様な処理が行われるが、ここでは赤色のカラー
ボールに代表して説明する。
【0026】まずステップS7では、検出開始してから
今回のボールが何個目の赤ボールかを明確にするため、
まずここでは赤ボールカウンタCrをインクリメント
し、続くステップS8ではステップS4で求められた
R、G、B毎の光の透過率の内、当該カラーボールの色
の透過率Trが読込まれ、これを該当するカラーボール
の新品時点での同色透過率Triと比較し、例えば、新
品時の光の透過率Triの1/3を下回るか否かが判定
される。
【0027】ステップS8でyesと判定された場合、
当該カラーボールは汚れていると判断し、続くステップ
S9では、それまでの汚れボール個数カウンタnの値を
インクリメントする。これに対し、ステップS8でno
の場合、その透過率の大きさからカラーボールはまだ汚
れていないとしてステップS9をスキップして、それま
での汚れボールカウンタnの値を保持する。
【0028】ステップS10では、現在の赤ボールカウ
ンタCrの値を読み込み、今回のルーチン実行によって
予め定められた赤ボールのサンプリング個数a(例えば
10個)に達したか否かが判定される。そして規定サン
プリング個数aに達した場合(yes)、ステップS1
1に進み、今度は現在の汚れボール個数カウンタnの値
が汚れ判断基準となる個数b、例えば、5個を越えてい
るか否かが判定される。
【0029】ステップS11でyes、即ちサンプリン
グしたボールの内、所定個数、ここでは5個以上が汚れ
ていると判定された場合、ルーチンはステップS12に
進み、モニタ駆動回路48に信号出力して清掃喚起の警
告表示、例えば「WARNING RED BALLS
ARE DARTY」がメンテナンスモニタ47上に
表示される。これに対しステップS11でnoの場合、
これはボールがそれ程汚れていないことを意味するた
め、ステップS12の警告処理はせずステップS13に
進む。ステップS13では、警告表示の有無に拘わらず
次のサンプリング、汚れ判定に備えてボールカウンタC
r、nの値をそれぞれクリアして、本ルーチンを終了す
る。
【0030】ステップS10でnoの場合には、現在の
ボールサンプリング数が規定値に達していない状態なの
で、まだ判定する必要がないので、以降のステップをス
キップして本ルーチンを終了する。なお、ステップS1
2における警告表示パターン変形例として、例えば3色
中、2色以上のボールが汚れていると判定された場合に
は、「WARNING ALL COLOR BALL
S ARE DIRTY(全てのボールが汚れてい
る)」と表示して周囲に一層の清掃喚起を促すようにし
ても良い。
【0031】このようにして、メンテナンスモニタ47
上にカラーボール清掃を喚起する表示が出力されたなら
ば、本遊戯機のメンテナンス担当者は速やかに遊戯機の
ゲーム作動を停止し、カラーボールを清掃することが好
ましい。具体的なカラーボール清掃例としては、例え
ば、全てのカラーボールを清掃する場合、まず遊戯機の
マニュアル作動によって所定のボールストッカ、例え
ば、緑色のボールのボールストッカ24を開放し、これ
にほぼ同期してボールリフタ装置7を作動状態にさせ
る。これにより、ボールストッカ24にストックされた
緑のカラーボールは全てターンテーブル10上に出され
ることとなり、作業者は清掃しやすい環境下でボールを
清掃することが可能となる。そして、ボール清掃完了後
は、ゲーム時と同様にリセットディスク12を作動さ
せ、ターンテーブル10上の清掃済ボールをリセットし
てボールドロップ装置8に導き、作動状態のボールディ
テクタ装置6を介して再びボールストッカ24にカラー
ボールをストックさせる。以下、他の色のカラーボール
に対しても同様な処理手順で清掃が行われる。
【0032】なお、他のカラーボール清掃例としては、
各ボールストッカ24〜26を連続して作動させ、ター
ンテーブル10上に全てのカラーボールを出した状態で
作業者が無作為にボール清掃しても良い。このカラーボ
ールの一括清掃処理は、各ボールストッカ24〜26に
設けられたボールカウンタセンサ31〜33からの出力
を監視して、ボールを1つ送り出した直後から所定時間
(例えば、1秒)以上、ボールの存在を確認できなかっ
た場合にボールは全て送り出されたと判定し、次の色の
ボールの送り出し処理に移ることが好ましい。
【0033】以上説明したように実施形態によれば、透
明、又は半透明のカラーボールを使用し、従来よりある
カラーボール遊戯機の色選別機能を利用して、ボールに
付着する汚れを検知するようにしたため、これまでのカ
ラーボール遊戯機にそれほどの改良を加えることなく、
ボール清浄機能を高めることができる。本発明は上記実
施形態に限らず種々の変形が可能である。
【0034】例えば、汚れの判定条件や清掃喚起の判定
条件は、上記実施形態に示したものは例示であって、他
の条件により判定しても良い。また、上記実施形態では
ビンゴ遊戯機に本発明を適用したが、カラーボールを使
用する他の遊戯機に本発明を適用してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、カラーボ
ール遊戯機において、現在のボール汚れ度合に応じて外
部に清掃を喚起することができ、ゲーム機としてのメン
テナンス状態を良好にできる。また、清掃インターバル
としてもボール汚れ度合を反映して適正化できるため、
遊戯機外観を常に美しく保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるビンゴ式カラーボー
ル遊戯機の外観斜視図である。
【図2】図1のカラーボール遊戯機を構成するターンテ
ーブル装置の分解斜視図である。
【図3】図1のカラーボール遊戯機を構成するボールデ
ィテクタ装置の外観斜視図である。
【図4】図3のボールディテクタ装置の制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図5】図4の制御回路の作動を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…ビンゴ遊戯機 2…コイン装置 3…モニター装置 4…ゲーム機 5…ターンテーブル装置 6…ボールディテクタ装置 7…ボールリフタ装置 8…ボールドロップ装置 9…ボールポケット 10…ターンテーブル 11…モータ 12…リセットディスク 13…光センサユニット 14…ボール無効孔 15…リターンシュート 16…孔 17…リムユニット 18…リムベース 19…センターベース 20…可撓性ポール搬送パイプ 21…ボールシュート 22…ボール到着センサ 23…ボール色選別センサ 24…緑ボールストッカ 25…青ボールストッカ 26…赤ボールストッカ 27…不良ボールシュート 28…振り分けシュート 29…アクチュエータ 30…ボール検知制御回路 31、32、33…ボールカウンタセンサ 34…ボール送り出しセンサ 35…不良ボール通過センサ 36…赤外線発光ダイオード 37…赤外線受光素子 38…RGB発光ダイオード 39…フォトディテクタ 40…入力ポート 41…センサ駆動部 42…アクチュエータ駆動回路 43…出力ポート 44…メモリ 45…中央処理ユニット 46…バス 47…メンテナンスモニター 48…モニタ駆動回路 50A、50B…表示塔 51A、51B…表示ランプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色のカラーボールが供給されるゲー
    ムフィールドと、前記ゲームフィールドに供給する前記
    カラーボールを保管するカラーボール保管部と、前記ゲ
    ームフィールドから回収する前記カラーボールを色分け
    選別するカラーボール選別手段と、前記カラーボールの
    汚れを検知する汚れ検知手段とを有することを特徴とす
    るカラーボール遊戯機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラーボール遊戯機にお
    いて、 前記汚れ検知手段により検知された前記カラーボールの
    汚れ度合に応じて警告する汚れ警告手段を更に有するこ
    とを特徴とするカラーボール遊戯機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のカラーボール遊戯
    機において、 前記カラーボールは、透明または半透明の光透過性材料
    より形成され、 前記カラーボール選別手段及び前記汚れ検知手段は、前
    記カラーボールの光の透過率に基づいて検知することを
    特徴とするカラーボール遊戯機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカラーボール遊戯機にお
    いて、 前記汚れ検知手段は、前記カラーボールの透過率が所定
    値以上に低下した場合に汚れを検知することを特徴とす
    るカラーボール遊戯機。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の
    カラーボール遊戯機において、 前記汚れ警告手段は、前記カラーボールの色毎に汚れ度
    合いを警告することを特徴とするカラーボール遊戯機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    カラーボール遊戯機において、 前記カラーボールの清掃時には、前記カラーボール保管
    部に保管された全てのカラーボールを前記ゲームフィー
    ルドに供給することを特徴とするカラーボール遊戯機。
  7. 【請求項7】 複数色のカラーボールをゲームフィール
    ドに供給して遊戯を行うカラーボール遊戯機の制御方法
    において、ゲームフィールドから回収する前記カラーボ
    ールを色分け選別すると共に、カラーボールの汚れを検
    知することを特徴とするカラーボール遊戯機の制御方
    法。
JP3514798A 1998-02-17 1998-02-17 カラーボール遊戯機 Withdrawn JPH11226173A (ja)

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