JPH11226134A - 電位治療器 - Google Patents
電位治療器Info
- Publication number
- JPH11226134A JPH11226134A JP3337998A JP3337998A JPH11226134A JP H11226134 A JPH11226134 A JP H11226134A JP 3337998 A JP3337998 A JP 3337998A JP 3337998 A JP3337998 A JP 3337998A JP H11226134 A JPH11226134 A JP H11226134A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potential
- switching
- heater
- circuit
- switch
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温熱手段を電気的に浮かせ、シールド効果が
出ないようにして、効率よく電界を照射できる電位治療
器を提供する。 【解決手段】 直流又は交流電位による電位治療と、温
熱手段による温熱治療とを自動的に切り替えることが可
能な電位治療器であって、前記温熱手段のヒータ部４
を、回路により電気的に切り離すことが可能な切換器
６、１０を設け、該切換器６、１０により電位治療時に
前記ヒータ部４を回路から切り離すこと。
出ないようにして、効率よく電界を照射できる電位治療
器を提供する。 【解決手段】 直流又は交流電位による電位治療と、温
熱手段による温熱治療とを自動的に切り替えることが可
能な電位治療器であって、前記温熱手段のヒータ部４
を、回路により電気的に切り離すことが可能な切換器
６、１０を設け、該切換器６、１０により電位治療時に
前記ヒータ部４を回路から切り離すこと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、温熱治療も可能
な電位治療器に関する。
な電位治療器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図４に示すように、高電圧を
印可した電極１に、図示しない人体の表面を接触又は絶
縁を施した電極１に人体を近接させ、人体に対して電界
を与えることにより施療する電位治療器２が知られてい
る。また、電極部分３に温熱手段のヒータ部４を備え、
電位治療と切り替えて温熱治療が行えるものがある。こ
の場合は、温熱手段のヒータ部４の制御を、温熱手段の
ヒータ部４への電源５の供給を切替器６により、温熱手
段４のヒータ部の片側のみをＯＮ・ＯＦＦするものであ
る。符号７は制御回路、符号８は高電圧発生回路であ
る。
印可した電極１に、図示しない人体の表面を接触又は絶
縁を施した電極１に人体を近接させ、人体に対して電界
を与えることにより施療する電位治療器２が知られてい
る。また、電極部分３に温熱手段のヒータ部４を備え、
電位治療と切り替えて温熱治療が行えるものがある。こ
の場合は、温熱手段のヒータ部４の制御を、温熱手段の
ヒータ部４への電源５の供給を切替器６により、温熱手
段４のヒータ部の片側のみをＯＮ・ＯＦＦするものであ
る。符号７は制御回路、符号８は高電圧発生回路であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電位治療を行う場合は、温熱手段のヒータ部４への
電源５の供給が片側のみ接続されている状態では、温熱
手段のヒータ部４と電源５とが電気的に繋がっているた
め、温熱手段のヒータ部４がシールド効果をもち、電位
出力（電界）が出にくい、という課題がある。つまり、
人体に十分電界がかからないという悪影響が発生するお
それがある。
うな電位治療を行う場合は、温熱手段のヒータ部４への
電源５の供給が片側のみ接続されている状態では、温熱
手段のヒータ部４と電源５とが電気的に繋がっているた
め、温熱手段のヒータ部４がシールド効果をもち、電位
出力（電界）が出にくい、という課題がある。つまり、
人体に十分電界がかからないという悪影響が発生するお
それがある。
【０００４】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、温熱手段を電気的に浮かせ、
シールド効果が出ないようにして、効率よく電界を照射
できる電位治療器を提供するものである。
してなされたものであり、温熱手段を電気的に浮かせ、
シールド効果が出ないようにして、効率よく電界を照射
できる電位治療器を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項１の発明は、直流又は交流電位による電位
治療と、温熱手段による温熱治療とを自動的に切り替え
ることが可能な電位治療器であって、前記温熱手段のヒ
ータ部を、回路により電気的に切り離すことが可能な切
換器を設け、該切換器により電位治療時に前記ヒータ部
を回路から切り離すことを特徴とする。
めに、請求項１の発明は、直流又は交流電位による電位
治療と、温熱手段による温熱治療とを自動的に切り替え
ることが可能な電位治療器であって、前記温熱手段のヒ
ータ部を、回路により電気的に切り離すことが可能な切
換器を設け、該切換器により電位治療時に前記ヒータ部
を回路から切り離すことを特徴とする。
【０００６】請求項１の発明によれば、電位治療時に、
温熱手段のヒータ部が電源から切り離されるため、温熱
手段のヒータ部を電気的に浮かせ、シールド効果が出な
いようにして、効率よく電界を照射できる。ヒータ部の
切り離しは切換器により行われるが、手動で切り換えて
も、自動的に切り換えても良い。切換器の切り換えによ
り、電位治療モードと、温熱治療モードが交互に得られ
る。
温熱手段のヒータ部が電源から切り離されるため、温熱
手段のヒータ部を電気的に浮かせ、シールド効果が出な
いようにして、効率よく電界を照射できる。ヒータ部の
切り離しは切換器により行われるが、手動で切り換えて
も、自動的に切り換えても良い。切換器の切り換えによ
り、電位治療モードと、温熱治療モードが交互に得られ
る。
【０００７】請求項２の発明は、請求項１記載の電位治
療器であって、ヒータ部が、線状発熱体又は面状発熱体
であることを特徴とする。
療器であって、ヒータ部が、線状発熱体又は面状発熱体
であることを特徴とする。
【０００８】請求項２の発明によれば、ヒータ部が、線
状発熱体でも面状発熱体でも良いことになる。
状発熱体でも面状発熱体でも良いことになる。
【０００９】請求項３の発明は、請求項１又は請求項２
記載の電位治療器であって、切換器がリレー、フォトト
ライアック、フォトリレーのいずれか１つから形成され
ていることを特徴とする。
記載の電位治療器であって、切換器がリレー、フォトト
ライアック、フォトリレーのいずれか１つから形成され
ていることを特徴とする。
【００１０】請求項３の発明によれば、切換器として
は、例えば、リレー、フォトトライアック、フォトリレ
ーのように、回路の切り換えが可能なものであれば何で
も良いことになる。
は、例えば、リレー、フォトトライアック、フォトリレ
ーのように、回路の切り換えが可能なものであれば何で
も良いことになる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を、図１〜図３に基づいて説明する。
を、図１〜図３に基づいて説明する。
【００１２】この実施形態に係る電位治療器９は、高電
圧を印可した電極１に、図示しない人体の表面を接触又
は絶縁を施した電極１に人体を近接させ、人体に対して
電界を与えることにより施療することができる。また、
電極部分３に温熱手段のヒータ部４を備え、電位治療と
切り替えて温熱治療が行える。
圧を印可した電極１に、図示しない人体の表面を接触又
は絶縁を施した電極１に人体を近接させ、人体に対して
電界を与えることにより施療することができる。また、
電極部分３に温熱手段のヒータ部４を備え、電位治療と
切り替えて温熱治療が行える。
【００１３】この電位治療器９は、専用トランスを使用
せずに、施療状態をモニターするための周波数が得られ
るように、交流電源を図２のようなスイッチング電位に
変換している。このスイッチング電位は、商用交流電界
を直流に変換する直流高圧発生回路に、トランジスタ等
によるスイッチ回路を組み合わせることにより得られ
る。
せずに、施療状態をモニターするための周波数が得られ
るように、交流電源を図２のようなスイッチング電位に
変換している。このスイッチング電位は、商用交流電界
を直流に変換する直流高圧発生回路に、トランジスタ等
によるスイッチ回路を組み合わせることにより得られ
る。
【００１４】すなわち、直流高圧発生回路で発生させた
一定電圧の直流電界を、所定周波数でＯＮ・ＯＦＦする
ことにより、あたかも交流電界のようなスイッチング電
位が得られる。そのため、このスイッチング電位の周波
数を検出して、表示ランプ等を点滅させることにより、
電位治療器の電極による施療状態をモニターすることが
できる。
一定電圧の直流電界を、所定周波数でＯＮ・ＯＦＦする
ことにより、あたかも交流電界のようなスイッチング電
位が得られる。そのため、このスイッチング電位の周波
数を検出して、表示ランプ等を点滅させることにより、
電位治療器の電極による施療状態をモニターすることが
できる。
【００１５】図１に示すように、符号Ｌ1 は、ヒータ部
４に接続されてなる発熱線で、熱を発生させる。同じ
く、符号Ｌ2 は、電極１に接続されてなる検知線で、加
熱を保護する機能を有する。そして、電源５からの交流
電源を、ヒータ部４に導かれる検知線Ｌ2 の途中に、リ
レーによる切換器６を介在させている。また、ヒータ部
４から電源５に導かれる発熱線Ｌ1 の途中に、リレーに
よる切換器１０を介在させている。
４に接続されてなる発熱線で、熱を発生させる。同じ
く、符号Ｌ2 は、電極１に接続されてなる検知線で、加
熱を保護する機能を有する。そして、電源５からの交流
電源を、ヒータ部４に導かれる検知線Ｌ2 の途中に、リ
レーによる切換器６を介在させている。また、ヒータ部
４から電源５に導かれる発熱線Ｌ1 の途中に、リレーに
よる切換器１０を介在させている。
【００１６】そして、スイッチング電位により電位治療
するする場合は、切換器６、１０がＯＦＦ（図３参照）
になり、温熱手段のヒータ部４への発熱線Ｌ1 、検知線
Ｌ2が、スイッチング電位の回路から切り離されるた
め、スイッチング電位が前記ヒータ部４の影響により低
下することがない。従って、この切換器６、１０の切り
換えにより、図３に示すように、温熱手段のヒータ部４
を電気的に浮かせ、シールド効果が出ないようにして、
効率よく電界を照射できる。
するする場合は、切換器６、１０がＯＦＦ（図３参照）
になり、温熱手段のヒータ部４への発熱線Ｌ1 、検知線
Ｌ2が、スイッチング電位の回路から切り離されるた
め、スイッチング電位が前記ヒータ部４の影響により低
下することがない。従って、この切換器６、１０の切り
換えにより、図３に示すように、温熱手段のヒータ部４
を電気的に浮かせ、シールド効果が出ないようにして、
効率よく電界を照射できる。
【００１７】尚、この実施形態では、温熱手段のヒータ
部４として、線状発熱体を想起して説明したが、面状発
熱体でも良い。また、シールド効果は、スイッチング電
位出力でも直流・交流出力でも良い。切替器６、１０と
して、スイッチング出力のリレーを用いて説明したが、
回路の切り換えが可能なものであれば何でも良く、リレ
ーの代わりに、フォトトライアックやフォトリレー等を
用いたものでも良い。
部４として、線状発熱体を想起して説明したが、面状発
熱体でも良い。また、シールド効果は、スイッチング電
位出力でも直流・交流出力でも良い。切替器６、１０と
して、スイッチング出力のリレーを用いて説明したが、
回路の切り換えが可能なものであれば何でも良く、リレ
ーの代わりに、フォトトライアックやフォトリレー等を
用いたものでも良い。
【００１８】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、電位治療時
に、温熱手段のヒータ部が電源から切り離されるため、
温熱手段のヒータ部を電気的に浮かせ、シールド効果が
出ないようにして、効率よく電界を照射できる。ヒータ
部の切り離しは切換器により行われるが、手動で切り換
えても、自動的に切り換えても良い。切換器の切り換え
により、電位治療モードと、温熱治療モードが交互に得
られる。
に、温熱手段のヒータ部が電源から切り離されるため、
温熱手段のヒータ部を電気的に浮かせ、シールド効果が
出ないようにして、効率よく電界を照射できる。ヒータ
部の切り離しは切換器により行われるが、手動で切り換
えても、自動的に切り換えても良い。切換器の切り換え
により、電位治療モードと、温熱治療モードが交互に得
られる。
【００１９】請求項２の発明によれば、ヒータ部が、線
状発熱体でも面状発熱体でも良いことになる。
状発熱体でも面状発熱体でも良いことになる。
【００２０】請求項３の発明によれば、切換器として
は、例えば、リレー、フォトトライアック、フォトリレ
ーのように、回路の切り換えが可能なものであれば何で
も良いことになる。
は、例えば、リレー、フォトトライアック、フォトリレ
ーのように、回路の切り換えが可能なものであれば何で
も良いことになる。
【図１】この発明の一実施形態に係る電位治療器の回路
図。
図。
【図２】図１のスイッチング電位を示すグラフ。
【図３】切換器の切り換えタイミングと、電位治療モー
ドと温熱治療モードの切り換え状態を示すグラフ。
ドと温熱治療モードの切り換え状態を示すグラフ。
【図４】従来の電位治療器の回路図。
１ 電極 ２、９ 電位治療器 ４ 温熱手段のヒータ部 ５ 電源 ６、１０ 切換器 Ｌ1 発熱線（ヒータ部） Ｌ2 検知線（ヒータ部）
Claims (3)
- 【請求項１】 直流又は交流電位による電位治療と、温
熱手段による温熱治療とを自動的に切り替えることが可
能な電位治療器であって、 前記温熱手段のヒータ部を、回路により電気的に切り離
すことが可能な切換器を設け、該切換器により電位治療
時に前記ヒータ部を回路から切り離すことを特徴とする
電位治療器。 - 【請求項２】 請求項１記載の電位治療器であって、 ヒータ部が、線状発熱体又は面状発熱体であることを特
徴とする電位治療器。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２記載の電位治療器
であって、 切換器がリレー、フォトトライアック、フォトリレーの
いずれか１つから形成されていることを特徴とする電位
治療器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337998A JPH11226134A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 電位治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337998A JPH11226134A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 電位治療器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226134A true JPH11226134A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12384970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3337998A Pending JPH11226134A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 電位治療器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226134A (ja) |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP3337998A patent/JPH11226134A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A625 | Written request for application examination (by other person) |
Effective date: 20041221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070301 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070710 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071211 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |