JPH11226041A - 患部を固定および伸張するためのコルセット - Google Patents

患部を固定および伸張するためのコルセット

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JPH11226041A
JPH11226041A JP10052790A JP5279098A JPH11226041A JP H11226041 A JPH11226041 A JP H11226041A JP 10052790 A JP10052790 A JP 10052790A JP 5279098 A JP5279098 A JP 5279098A JP H11226041 A JPH11226041 A JP H11226041A
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JP
Japan
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corset
affected part
sheet
pipes
stretching
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Pending
Application number
JP10052790A
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English (en)
Inventor
Tadahiro Yuki
忠弘 結城
Yoshihiro Yuki
義博 結城
Haruo Karaiwa
春男 唐岩
Ichiro Morisawa
一郎 森澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 関節などの患部を伸縮するパイプや袋によっ
て引伸ばしたり固定するためのコルセットに関するもの
である。 【解決手段】 シートまたはネットに伸縮するパイプを
張巡らせてなるコルセットまたは柔軟な物質からなる袋
を仕切って設けたコルセットを身体に取付け、コルセッ
トのパイプや袋に気体または液体を圧入して、パイプお
よび袋を膨張させ、その膨張力によって身体を伸ばしか
つ固定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体や動物の脊
髄、手足や腰、首の関節などの患部を固定し保護および
矯正するためのコルセットに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、人体や動物の手
足の関節、腰の関節、首の関節等の患部を保護したり矯
正する物としてコルセット等があるが、これらの従来の
応急用のコルセットでは形状が限定されている為に、患
部のサイズや形状に合わせて患部を柔らかく固定し保護
したり、伸張したりすることは非常に困難であった。こ
の為に、コルセットは個人の身体のサイズや形状に合わ
せてコルセットを作成しなければならなかった。また、
関節部分を緩やかに伸ばしたり、伸ばした状態で固定す
ることは困難である。などの問題点があった。
【0003】本発明は上記問題点を解消する為に、患部
の形状に合わせて自在に変形して患部を柔らかく覆って
固定したり、患部を緩やかに引き伸ばしたり、または患
部を伸ばした状態のまま固定する為のコルセットを提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、布、ゴム、合成樹脂またはそれらの複合物などの柔
軟物質からなるシートまたはネットに気体や液体の出入
りによって伸縮するチューブやホース等のパイプ(管)
を張り巡らせたものや、伸縮自在の物質からなる袋の内
部を仕切って、袋に気体または液体を出入れすることに
よって袋を伸縮させたもの、又コルセットを小単位に分
けたモジュールとし、複数のコルセットのモジュールを
組合わせができるようにした構成からなるコルセットで
ある。
【0005】上記構成によって、コルセットのパイプお
よび袋に気体や液体を入れるとシートおよび袋が膨張し
て患部の全面を柔らかく覆って固定または患部を引き伸
ばして矯正し、又患部を伸ばした状態で固定するように
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1に示すように、本発明のコルセッ
ト1は弾性体や柔軟物質からなるシート3にパイプ2を
張巡らせて一体化構造としたものである。パイプ2の断
面形状は円形、楕円形、多角形等の種々の形状をしてお
り、またシート3へのパイプ2の配列も縦、横、斜めと
なっている。また、パイプ2の配列が異なるものを重ね
合わせたシート3からなるコルセット1とすることがで
きる。シート3には通気孔を設けるか、ネットして患部
を覆うことにより生じる蒸れを無くするようにする。
【0007】図2に示すように、1本のパイプ2をシー
ト3に張り付けて、シート3を介してパイプ2を身体に
取付け、パイプ口4より圧力空気をパイプ2内に入れる
ことで、身体を引伸ばすようにしたものである。
【0008】図3に示すように、二枚のシート3とシー
ト3の芯となり身体に取付ける為の止め紐5の間に多数
のパイプ2を挟み込んだ構造のもので図3(a)のよう
に、パイプ2に空気を圧入してパイプ2およびシート3
が伸張した状態を示すものである。図3(b)のよう
に、パイプ2から空気を抜き取ってパイプ2およびシー
ト3が収縮した状態を示すものである。
【0009】図4に示すように、本発明のコルセット1
を身体の胴部に取付け、コルセット1の上下両端部のバ
ンド6で身体を締付けた後、コルセット1のパイプ2に
空気を入れるとパイプ2が膨張すると同時にシート3は
伸張してコルセット1は張った状態となる。シート3が
伸張するとシート3の両端が固定されているために、身
体の患部も引き伸ばされる。パイプ2の張と空気圧によ
ってコルセット1は折れ曲ることも縮むこともないの
で、身体は伸びた状態で固定される。
【0010】図4(a)は胴および腰を引伸ばす為に胴
および腰にコルセット1を取付けた状態を示すものであ
る。図4(b)は首にコルセット1を取付けて首を伸ば
して固定するようにしたものである。図4(c)は足首
にコルセット1を取付けて足首を伸ばして固定するよう
にしたものである。図4(d)は足の膝にコルセット1
を取付けて膝を伸ばして固定するようにしたものであ
る。
【0011】コルセット1に空気を送り込むには、外部
ポンプよりパイプ2内に圧力空気を送りこんでパイプ2
を膨脹させ、シート3を伸張させるのであるが、コルセ
ット1と同時に柔軟性のある身体に合わせて曲げること
が出来るシリンダーおよびピストンからなるポンプを身
体に取付け、必要に応じて手動または電動によってポン
プよりパイプ2に空気をいれて膨張させシート3を張る
ようにしても良い。
【0012】図5に示すように、伸縮自在の物質からな
る袋7を縦、横、斜に仕切り、該袋7内部に空気を出入
れして袋7を伸縮するようにしたもので、袋7を仕切る
ことによって仕切り部分の硬さが形状を維持し外圧に対
する支えとなるようにしたものである。袋7またはパイ
プ2をネットで覆うことにより、高圧の空気を袋7また
はパイプ2に入れても破損しないように補強して身体を
強力に引伸ばすようにした。図5(a)から(d)に示
すように、仕切の取付け方によって袋に伸縮に方向性を
もたらせたり、部分的に伸縮させたりすることが出来
る。
【0013】図6に示すように、コルセット1を小単位
の形状に分割したモジュール9とし、このモジュール9
のパイプ2を接続して組合わせることによって種々の形
状のコルセット1を構成して、患部のサイズや形状に適
合させるようにした。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されたような効果を奏する。柔
軟なシートおよびチューブによって患部の形状に合わせ
て患部を包み込むので、患部を固定する力が分散されて
均等になるために局所的な痛みを感じない。患部を緩や
かに引伸ばすので、患者にとって優しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートにパイプを張巡らせてなるコルセットを
示す概略説明図である。
【図2】バンドに柔軟性のあるパイプを取付けてなるコ
ルセットを示す概略説明図である。
【図3】シートとパイプの組合わせを示す概略説明図で
ある。
【図4】コルセットを身体に取付けた状態を示す概略説
明図である。
【図5】袋状のコルセットに設けた仕切りの形態を示す
概略説明図である。
【図6】コルセットのモジュールの形態を示す概略説明
図である。
【符号の説明】
1 コルセット 2 パイプ 3 シート 4 パイプ口 5 止め紐 6 バンド 7 袋 8 仕切 9 モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598029586 森澤 一郎 高知県高知市葛島1丁目10−57−601 ア ルフアステイツ高須 (72)発明者 結城 忠弘 高知県南国市国分1319番地 (72)発明者 結城 義博 高知県南国市国分1319番地 有限会社結城 工業内 (72)発明者 唐岩 春男 高知県南国市国分1319番地 (72)発明者 森澤 一郎 高知県高知市 島1丁目10ー57ー601 ア ルフアステイツ高須

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟物質からなるシート(3)またはネ
    ットに気体または液体の出入れによって伸縮するパイプ
    (2)を張り巡らせたものからなる患部を固定および伸
    張するためのコルセット。
  2. 【請求項2】 伸縮自在の物質からなる袋(7)の内部
    を仕切(8)って、袋(7)に気体または液体を出入れ
    することによって袋(7)を伸縮させるものからなる患
    部を固定および伸張するためのコルセット。
  3. 【請求項3】 コルセット(1)をモジュール(9)と
    し、複数のコルセット(1)のモジュール(9)を組合
    わせができるようにしたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の患部を固定および伸張するためのコルセ
    ット。
JP10052790A 1998-02-18 1998-02-18 患部を固定および伸張するためのコルセット Pending JPH11226041A (ja)

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JP10052790A JPH11226041A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 患部を固定および伸張するためのコルセット

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JPH11226041A true JPH11226041A (ja) 1999-08-24

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ID=12924641

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JP (1) JPH11226041A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000038600A1 (en) * 1998-12-26 2000-07-06 Joon Suk Chae Abdominal belt for medical treatment of intervertebral disk hernia
KR20040006943A (ko) * 2002-07-16 2004-01-24 현대메디칼 주식회사 복대
JP2005305079A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Mitsuo Kuwano 椎間板牽引治療器

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000038600A1 (en) * 1998-12-26 2000-07-06 Joon Suk Chae Abdominal belt for medical treatment of intervertebral disk hernia
KR20040006943A (ko) * 2002-07-16 2004-01-24 현대메디칼 주식회사 복대
JP2005305079A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Mitsuo Kuwano 椎間板牽引治療器

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