JPH11225624A - 釣 竿 - Google Patents
釣 竿Info
- Publication number
- JPH11225624A JPH11225624A JP5139598A JP5139598A JPH11225624A JP H11225624 A JPH11225624 A JP H11225624A JP 5139598 A JP5139598 A JP 5139598A JP 5139598 A JP5139598 A JP 5139598A JP H11225624 A JPH11225624 A JP H11225624A
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- Japan
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- rod
- reel
- tip
- fishing
- handle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 魚信が直接手元に伝わって敏感に感知するこ
とのできる釣竿を提供する。更に、魚信を敏感に感知す
ることができ、かつ、竿管への糸通しが容易で、糸が絡
み難く、軽量という特長を保持した中通し釣竿を提供す
る。 【解決手段】 リールを下側に設置するリール脚固定装
置を備えた握り柄の先端部に、２以上の導糸環を下側に
配設した竿状体を連結、固定した釣竿である。握り柄の
リール脚固定装置設置部より竿先側部分をリール設置側
に屈曲させることにより、リールから出た釣糸が竿先の
導糸環までほぼ直進するように構成した。
とのできる釣竿を提供する。更に、魚信を敏感に感知す
ることができ、かつ、竿管への糸通しが容易で、糸が絡
み難く、軽量という特長を保持した中通し釣竿を提供す
る。 【解決手段】 リールを下側に設置するリール脚固定装
置を備えた握り柄の先端部に、２以上の導糸環を下側に
配設した竿状体を連結、固定した釣竿である。握り柄の
リール脚固定装置設置部より竿先側部分をリール設置側
に屈曲させることにより、リールから出た釣糸が竿先の
導糸環までほぼ直進するように構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚信を敏感に感知
することができる釣竿に関する。
することができる釣竿に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、船釣りにおいて、釣糸を遠くに投
げる必要がある場合などには、スピニングリールを握り
柄の下側に備えた釣竿が使用されている。このような釣
竿では、通常、真直ぐな握り柄と竿状体が直線状に連
結、固定されており、竿状体の竿先付近下側には複数個
の導糸環が配設されているため、握り柄から一定の高さ
のスピニングリール糸出し部から出た釣糸は最初の導糸
環に至ってくの字形に曲がって竿先の導糸環に至る。そ
のため、くの字の屈折点となる竿状体下側の握り柄側に
最も近い導糸環で魚信が弱められ、そこから更に手元に
魚信が伝達されることになる。
げる必要がある場合などには、スピニングリールを握り
柄の下側に備えた釣竿が使用されている。このような釣
竿では、通常、真直ぐな握り柄と竿状体が直線状に連
結、固定されており、竿状体の竿先付近下側には複数個
の導糸環が配設されているため、握り柄から一定の高さ
のスピニングリール糸出し部から出た釣糸は最初の導糸
環に至ってくの字形に曲がって竿先の導糸環に至る。そ
のため、くの字の屈折点となる竿状体下側の握り柄側に
最も近い導糸環で魚信が弱められ、そこから更に手元に
魚信が伝達されることになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、魚信が直接
手元に伝わって敏感に感知することのできる釣竿を提供
することを目的とする。更に本発明は、魚信を敏感に感
知することができ、かつ、竿管への糸通しが容易で、糸
が絡み難く、軽量という特長を保持した中通し釣竿を提
供することを目的とする。
手元に伝わって敏感に感知することのできる釣竿を提供
することを目的とする。更に本発明は、魚信を敏感に感
知することができ、かつ、竿管への糸通しが容易で、糸
が絡み難く、軽量という特長を保持した中通し釣竿を提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、リールを下側に設置するリール脚固定装
置を備えた握り柄の先端部に、２以上の導糸環を下側に
配設した竿状体を連結、固定してなる釣竿において、前
記握り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分をリ
ール設置側に屈曲させることにより、リールから出た釣
糸が竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこ
と、を特徴とする前記釣竿である。
に、本発明は、リールを下側に設置するリール脚固定装
置を備えた握り柄の先端部に、２以上の導糸環を下側に
配設した竿状体を連結、固定してなる釣竿において、前
記握り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分をリ
ール設置側に屈曲させることにより、リールから出た釣
糸が竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこ
と、を特徴とする前記釣竿である。
【０００５】本発明は、リールを下側に設置するリール
脚固定装置を備えた握り柄の先端部に、２以上の導糸環
を竿先側先端下側に配設した竿状体の後端を連結、固定
し、かつ、握り柄の先端部であって竿状体の下側に、竿
状体より短く竿先側先端下側に１以上の導糸環を備えた
魚信増幅弾性補助竿を竿状体に対して離隔して平行に或
いは竿先に行くに従って竿状体から僅かづつ離れるよう
にほぼ平行に連結、固定してなる釣竿であって、前記握
り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分をリール
設置側に屈曲させることにより、リールから出た釣糸が
竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこと、を
特徴とする前記釣竿である。
脚固定装置を備えた握り柄の先端部に、２以上の導糸環
を竿先側先端下側に配設した竿状体の後端を連結、固定
し、かつ、握り柄の先端部であって竿状体の下側に、竿
状体より短く竿先側先端下側に１以上の導糸環を備えた
魚信増幅弾性補助竿を竿状体に対して離隔して平行に或
いは竿先に行くに従って竿状体から僅かづつ離れるよう
にほぼ平行に連結、固定してなる釣竿であって、前記握
り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分をリール
設置側に屈曲させることにより、リールから出た釣糸が
竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこと、を
特徴とする前記釣竿である。
【０００６】本発明は、リールを下側に設置するリール
脚固定装置を備えた握り柄の先端部に、２本の離隔した
平行棒と、２以上の導糸環を竿先側先端下側に配設した
竿状体とをこの順で直線状に連結、固定し、かつ、握り
柄の先端部であって２本の離隔した平行棒の下側に、平
行棒より短く竿先側先端下側に１以上の導糸環を備えた
魚信増幅弾性補助竿を竿状体に対して離隔して平行に或
いは竿先に行くに従って平行棒から僅かづつ離れるよう
にほぼ平行に連結、固定してなる釣竿であって、前記握
り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分をリール
設置側に屈曲させることにより、リールから出た釣糸が
竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこと、を
特徴とする前記釣竿である。
脚固定装置を備えた握り柄の先端部に、２本の離隔した
平行棒と、２以上の導糸環を竿先側先端下側に配設した
竿状体とをこの順で直線状に連結、固定し、かつ、握り
柄の先端部であって２本の離隔した平行棒の下側に、平
行棒より短く竿先側先端下側に１以上の導糸環を備えた
魚信増幅弾性補助竿を竿状体に対して離隔して平行に或
いは竿先に行くに従って平行棒から僅かづつ離れるよう
にほぼ平行に連結、固定してなる釣竿であって、前記握
り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分をリール
設置側に屈曲させることにより、リールから出た釣糸が
竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこと、を
特徴とする前記釣竿である。
【０００７】また本発明は、リールを下側に設置するリ
ール脚固定装置を備えた握り柄の先端部に、２本の離隔
した平行棒と、釣糸を挿通する竿管とをこの順で直線状
に連結、固定して、釣竿の中間の軸中心部に、釣糸が釣
竿本体に接触することなく自由に移動運行しうる中空部
を形成してなる中通し釣竿であって、前記握り柄のリー
ル脚固定装置設置部より竿先側部分をリール設置側に屈
曲させることにより、リールから出た釣糸が竿管の竿先
までほぼ直進するように構成したこと、を特徴とする前
記中通し釣竿である。
ール脚固定装置を備えた握り柄の先端部に、２本の離隔
した平行棒と、釣糸を挿通する竿管とをこの順で直線状
に連結、固定して、釣竿の中間の軸中心部に、釣糸が釣
竿本体に接触することなく自由に移動運行しうる中空部
を形成してなる中通し釣竿であって、前記握り柄のリー
ル脚固定装置設置部より竿先側部分をリール設置側に屈
曲させることにより、リールから出た釣糸が竿管の竿先
までほぼ直進するように構成したこと、を特徴とする前
記中通し釣竿である。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は、握り柄の下側にリールを
設置して釣糸を通した場合の、本発明の第１実施例の釣
竿の側面図である。図１に示す本発明の第１実施例の釣
竿は、リール脚固定装置１を備えた竿先側屈曲握り柄２
の先端部に、導糸環４、４′を下側に配設した竿状体３
が連結、固定された基本構成である。
設置して釣糸を通した場合の、本発明の第１実施例の釣
竿の側面図である。図１に示す本発明の第１実施例の釣
竿は、リール脚固定装置１を備えた竿先側屈曲握り柄２
の先端部に、導糸環４、４′を下側に配設した竿状体３
が連結、固定された基本構成である。
【０００９】前記握り柄２は、そのリール脚固定装置設
置部より竿先側部分がリール設置側に屈曲している。こ
のように先端が屈曲した握り柄２により、握り柄２の下
側のリール９から出た釣糸１０が竿状体３の下側の導糸
環４、４′をほぼ直進して竿先に至るので、魚信が直接
手元に伝わり敏感に感知することができる。
置部より竿先側部分がリール設置側に屈曲している。こ
のように先端が屈曲した握り柄２により、握り柄２の下
側のリール９から出た釣糸１０が竿状体３の下側の導糸
環４、４′をほぼ直進して竿先に至るので、魚信が直接
手元に伝わり敏感に感知することができる。
【００１０】図１に示すリール脚固定装置１は、握り柄
２の先端側の固定フード１ｂと、握り柄２の後端側の移
動フード１ａとからなり、移動フード１ａをネジ回転さ
せて握り柄上を前後に移動させることによりリール９の
脚を挟んで握り柄２の下側に固定する形式のものであ
る。本発明において、リール脚固定装置１は、前記のよ
うなリール９の脚を固定フード１ｂと移動フード１ａ間
に挟着するものだけでなく、リール脚を２つの移動フー
ド間に挟着するもの、その他のどのような形式のもので
あってもよい。
２の先端側の固定フード１ｂと、握り柄２の後端側の移
動フード１ａとからなり、移動フード１ａをネジ回転さ
せて握り柄上を前後に移動させることによりリール９の
脚を挟んで握り柄２の下側に固定する形式のものであ
る。本発明において、リール脚固定装置１は、前記のよ
うなリール９の脚を固定フード１ｂと移動フード１ａ間
に挟着するものだけでなく、リール脚を２つの移動フー
ド間に挟着するもの、その他のどのような形式のもので
あってもよい。
【００１１】この実施例では、竿状体３の下側に、７個
の導糸環４、４′が配置されており、このうち握り柄２
に最も近い導糸環４′は竿状体の垂直方向よりも握り柄
側に（具体的には竿状体３の垂直方向から約３０度）傾
斜したものである。この導糸環４´が傾斜しているた
め、エサを付ける際に釣竿を腰のバンドに引っかけた
り、把っ手などに引っかけて保管することができるの
で、便利であり好ましい。
の導糸環４、４′が配置されており、このうち握り柄２
に最も近い導糸環４′は竿状体の垂直方向よりも握り柄
側に（具体的には竿状体３の垂直方向から約３０度）傾
斜したものである。この導糸環４´が傾斜しているた
め、エサを付ける際に釣竿を腰のバンドに引っかけた
り、把っ手などに引っかけて保管することができるの
で、便利であり好ましい。
【００１２】図２は、握り柄の下側にリールを設置して
釣糸を通した場合の、本発明の第２実施例の釣竿の側面
図である。図２に示す本発明の第２実施例の釣竿は、リ
ール脚固定装置１を備えた竿先側屈曲握り柄２の先端部
に、導糸環４を下側に配設した竿状体３が連結、固定さ
れており、かつ、握り柄２の先端部であって竿状体３の
下側に、導糸環４″を備えた魚信増幅弾性補助竿５が竿
状体３に対してほぼ平行に連結、固定された基本構成で
ある。
釣糸を通した場合の、本発明の第２実施例の釣竿の側面
図である。図２に示す本発明の第２実施例の釣竿は、リ
ール脚固定装置１を備えた竿先側屈曲握り柄２の先端部
に、導糸環４を下側に配設した竿状体３が連結、固定さ
れており、かつ、握り柄２の先端部であって竿状体３の
下側に、導糸環４″を備えた魚信増幅弾性補助竿５が竿
状体３に対してほぼ平行に連結、固定された基本構成で
ある。
【００１３】この実施例では、竿状体３の竿先側先端下
側に、５個の導糸環４が配設されている。リール脚固定
装置１と握り柄２は第１実施例におけるものと同じであ
る。
側に、５個の導糸環４が配設されている。リール脚固定
装置１と握り柄２は第１実施例におけるものと同じであ
る。
【００１４】魚信増幅弾性補助竿５は、竿状体３の撓り
を増幅して魚信を感知しやすくするよう弾性のある（竿
状体３に対して）補助的な竿であり、その竿先側先端
（の下側）には導糸環４″が２個配設されている。この
魚信増幅弾性補助竿５は、竿状体３より短く、また、竿
状体３に対して所定の間隔で離隔してほぼ平行に設けら
れている。竿状体３に対してほぼ平行とは、竿先に行く
に従って竿状体３から僅かづつ離れる程度に（ほぼ）平
行であることを意味する。本発明の他の実施態様では、
魚信増幅弾性補助竿５は竿状体３に対して平行であって
もよい。
を増幅して魚信を感知しやすくするよう弾性のある（竿
状体３に対して）補助的な竿であり、その竿先側先端
（の下側）には導糸環４″が２個配設されている。この
魚信増幅弾性補助竿５は、竿状体３より短く、また、竿
状体３に対して所定の間隔で離隔してほぼ平行に設けら
れている。竿状体３に対してほぼ平行とは、竿先に行く
に従って竿状体３から僅かづつ離れる程度に（ほぼ）平
行であることを意味する。本発明の他の実施態様では、
魚信増幅弾性補助竿５は竿状体３に対して平行であって
もよい。
【００１５】この実施例においては、握り柄２のリール
脚固定装置設置部より竿先側部分がリール設置側に屈曲
していることに加えて、竿状体３の下側に魚信増幅弾性
補助竿５が設けられているため、握り柄２の下側のリー
ル９から出た釣糸１０が魚信増幅弾性補助竿５の下側の
導糸環４″と竿状体３の下側の導糸環４をほぼ直進して
竿先に至り、魚がかかったときに、魚信が直接手元に伝
わると共に竿状体３の撓りを増幅して、更に魚信を敏感
に感知することができる。
脚固定装置設置部より竿先側部分がリール設置側に屈曲
していることに加えて、竿状体３の下側に魚信増幅弾性
補助竿５が設けられているため、握り柄２の下側のリー
ル９から出た釣糸１０が魚信増幅弾性補助竿５の下側の
導糸環４″と竿状体３の下側の導糸環４をほぼ直進して
竿先に至り、魚がかかったときに、魚信が直接手元に伝
わると共に竿状体３の撓りを増幅して、更に魚信を敏感
に感知することができる。
【００１６】図３は、握り柄の下側にリールを設置した
場合の、本発明の第３実施例の釣竿の斜視図である。本
発明の第３実施例の釣竿は、リール脚固定装置１を備え
た竿先側屈曲握り柄２の先端部に、２本の離隔した平行
棒６ａ、６ｂと、５個の導糸環４を配設した竿状体３と
がこの順で直線状に連結、固定されており、かつ、握り
柄２の先端部であって平行棒６ａ、６ｂの下側に、２個
の導糸環４″を備えた魚信増幅弾性補助竿５が平行棒６
ａ、６ｂに対してほぼ平行に連結、固定された構成であ
る。
場合の、本発明の第３実施例の釣竿の斜視図である。本
発明の第３実施例の釣竿は、リール脚固定装置１を備え
た竿先側屈曲握り柄２の先端部に、２本の離隔した平行
棒６ａ、６ｂと、５個の導糸環４を配設した竿状体３と
がこの順で直線状に連結、固定されており、かつ、握り
柄２の先端部であって平行棒６ａ、６ｂの下側に、２個
の導糸環４″を備えた魚信増幅弾性補助竿５が平行棒６
ａ、６ｂに対してほぼ平行に連結、固定された構成であ
る。
【００１７】図４は、握り柄の下側にリールを設置して
釣糸を通した場合の、本発明の第４実施例の中通し釣竿
の側面図である。図５は、本発明の第４実施例の中通し
釣竿の平面図である。図６は、本発明の第４実施例の中
通し釣竿の竿先前半部の平面断面図である。本発明の第
４実施例の中通し釣竿は、リール脚固定装置１を備えた
竿先側屈曲握り柄２の先端に、２本の離隔した平行棒６
ａ、６ｂと、竿管７とがこの順で直線状に連結、固定さ
れた基本構成である。このような構成によって、釣竿の
中間の軸中心部には、握り柄２の先端と、所定の幅で離
隔して配置された２本の平行棒６ａ、６ｂと、竿管７の
一端（釣糸導入口側）とに囲繞されて、釣竿の軸長方向
に細長い中空部８が形成される。
釣糸を通した場合の、本発明の第４実施例の中通し釣竿
の側面図である。図５は、本発明の第４実施例の中通し
釣竿の平面図である。図６は、本発明の第４実施例の中
通し釣竿の竿先前半部の平面断面図である。本発明の第
４実施例の中通し釣竿は、リール脚固定装置１を備えた
竿先側屈曲握り柄２の先端に、２本の離隔した平行棒６
ａ、６ｂと、竿管７とがこの順で直線状に連結、固定さ
れた基本構成である。このような構成によって、釣竿の
中間の軸中心部には、握り柄２の先端と、所定の幅で離
隔して配置された２本の平行棒６ａ、６ｂと、竿管７の
一端（釣糸導入口側）とに囲繞されて、釣竿の軸長方向
に細長い中空部８が形成される。
【００１８】この実施例においては、握り柄２のリール
脚固定装置設置部より竿先側部分がリール設置側に屈曲
しているため、握り柄２の下側のリール９から出た釣糸
１０が中空部８を経て竿管７の釣糸導入口にほぼ直進し
て竿管内を通り竿先に至る。つまり、釣糸１０が竿先ま
でほぼ直進しているので、魚信が直接手元に伝わり、ま
た、中通し釣竿の利点も兼ね備えている。
脚固定装置設置部より竿先側部分がリール設置側に屈曲
しているため、握り柄２の下側のリール９から出た釣糸
１０が中空部８を経て竿管７の釣糸導入口にほぼ直進し
て竿管内を通り竿先に至る。つまり、釣糸１０が竿先ま
でほぼ直進しているので、魚信が直接手元に伝わり、ま
た、中通し釣竿の利点も兼ね備えている。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の釣竿で
は、握り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分が
リール設置側に屈曲しているので、リールから出た釣糸
が竿先の導糸環までほぼ直進し、魚信が直接手元に伝わ
り敏感に感知することができる。本発明の中通し釣竿
も、リールから出た釣糸が竿先までほぼ直進し、魚信を
敏感に感知することができると共に、竿管への糸通しが
容易で、糸が絡み難く、軽量という中通し釣竿の特長を
兼ね備えている。本発明の釣竿はいずれも、リールを使
用する船釣りなどにおいて特に好適に使用することがで
きる。
は、握り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分が
リール設置側に屈曲しているので、リールから出た釣糸
が竿先の導糸環までほぼ直進し、魚信が直接手元に伝わ
り敏感に感知することができる。本発明の中通し釣竿
も、リールから出た釣糸が竿先までほぼ直進し、魚信を
敏感に感知することができると共に、竿管への糸通しが
容易で、糸が絡み難く、軽量という中通し釣竿の特長を
兼ね備えている。本発明の釣竿はいずれも、リールを使
用する船釣りなどにおいて特に好適に使用することがで
きる。
【図１】 握り柄の下側にリールを設置して釣糸を通し
た場合の、本発明の第１実施例の釣竿の側面図である。
た場合の、本発明の第１実施例の釣竿の側面図である。
【図２】 握り柄の下側にリールを設置して釣糸を通し
た場合の、本発明の第２実施例の釣竿の側面図である。
た場合の、本発明の第２実施例の釣竿の側面図である。
【図３】 握り柄の下側にリールを設置した場合の、本
発明の第３実施例の釣竿の斜視図である。
発明の第３実施例の釣竿の斜視図である。
【図４】 握り柄の下側にリールを設置して釣糸を通し
た場合の、本発明の第４実施例の中通し釣竿の側面図で
ある。
た場合の、本発明の第４実施例の中通し釣竿の側面図で
ある。
【図５】 本発明の第４実施例の中通し釣竿の平面図で
ある。
ある。
【図６】 本発明の第４実施例の中通し釣竿の竿先前半
部の平面断面図である。
部の平面断面図である。
１ リール脚固定装置 ２ 握り柄 ３ 竿状体 ４、４′、４″ 導糸環 ５ 魚信増幅弾性補助竿 ６ａ、６ｂ 平行棒 ７ 竿管 ８ 中空部
Claims (5)
- 【請求項１】 リールを下側に設置するリール脚固定装
置を備えた握り柄の先端部に、２以上の導糸環を下側に
配設した竿状体を連結、固定してなる釣竿において、 前記握り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分を
リール設置側に屈曲させることにより、リールから出た
釣糸が竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこ
と、を特徴とする前記釣竿。 - 【請求項２】 リールを下側に設置するリール脚固定装
置を備えた握り柄の先端部に、２以上の導糸環を竿先側
先端下側に配設した竿状体の後端を連結、固定し、か
つ、握り柄の先端部であって竿状体の下側に、竿状体よ
り短く竿先側先端下側に１以上の導糸環を備えた魚信増
幅弾性補助竿を竿状体に対して離隔して平行に或いは竿
先に行くに従って竿状体から僅かづつ離れるようにほぼ
平行に連結、固定してなる釣竿であって、 前記握り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分を
リール設置側に屈曲させることにより、リールから出た
釣糸が竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこ
と、を特徴とする前記釣竿。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載の釣竿であって、 竿状体の最も握り柄に近い導糸環が、竿状体の垂直方向
よりも握り柄側に傾斜した導糸環である、前記釣竿。 - 【請求項４】 リールを下側に設置するリール脚固定装
置を備えた握り柄の先端部に、２本の離隔した平行棒
と、２以上の導糸環を竿先側先端下側に配設した竿状体
とをこの順で直線状に連結、固定し、かつ、握り柄の先
端部であって２本の離隔した平行棒の下側に、平行棒よ
り短く竿先側先端下側に１以上の導糸環を備えた魚信増
幅弾性補助竿を竿状体に対して離隔して平行に或いは竿
先に行くに従って平行棒から僅かづつ離れるようにほぼ
平行に連結、固定してなる釣竿であって、 前記握り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分を
リール設置側に屈曲させることにより、リールから出た
釣糸が竿先の導糸環までほぼ直進するように構成したこ
と、を特徴とする前記釣竿。 - 【請求項５】 リールを下側に設置するリール脚固定装
置を備えた握り柄の先端部に、２本の離隔した平行棒
と、釣糸を挿通する竿管とをこの順で直線状に連結、固
定して、釣竿の中間の軸中心部に、釣糸が釣竿本体に接
触することなく自由に移動運行しうる中空部を形成して
なる中通し釣竿であって、 前記握り柄のリール脚固定装置設置部より竿先側部分を
リール設置側に屈曲させることにより、リールから出た
釣糸が竿管の竿先までほぼ直進するように構成したこ
と、を特徴とする前記中通し釣竿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5139598A JPH11225624A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 釣 竿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5139598A JPH11225624A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 釣 竿 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11225624A true JPH11225624A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12885765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5139598A Pending JPH11225624A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 釣 竿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11225624A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110089501A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-08-06 | 珠海希杰贸易有限公司 | 一种鱼竿 |
| CN115334877A (zh) * | 2020-03-27 | 2022-11-11 | 古洛布莱株式会社 | 钓竿用卷线器座、钓竿用把手部件以及钓竿 |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP5139598A patent/JPH11225624A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110089501A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-08-06 | 珠海希杰贸易有限公司 | 一种鱼竿 |
| CN115334877A (zh) * | 2020-03-27 | 2022-11-11 | 古洛布莱株式会社 | 钓竿用卷线器座、钓竿用把手部件以及钓竿 |
| CN115334877B (zh) * | 2020-03-27 | 2023-10-31 | 古洛布莱株式会社 | 钓竿用卷线器座、钓竿用把手部件以及钓竿 |
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