JPH11223537A - 超音波式渦流量計 - Google Patents
超音波式渦流量計Info
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- JPH11223537A JPH11223537A JP10026145A JP2614598A JPH11223537A JP H11223537 A JPH11223537 A JP H11223537A JP 10026145 A JP10026145 A JP 10026145A JP 2614598 A JP2614598 A JP 2614598A JP H11223537 A JPH11223537 A JP H11223537A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 測定流量特性が良好で、測定流体の流れを乱
す事が少なく、超音波送受信効率が良好で、カルマン渦
検出感度が高く、安価な超音波式渦流量計を提供する。 【解決手段】 測定管路に設けられたプラグ部と、この
プラグ部を介して前記測定管路に設けられ超音波の振動
子を有する超音波送受信器とを具備する超音波式渦流量
計において、前記測定管路内の前記測定流体の流れを乱
さないように前記測定流体に接して前記測定管路壁に配
置され前記測定管路内直径より小さく且つ前記振動子の
送受信面より面積が小さな一端側の平面部と前記超音波
送受信器に接し前記振動子の送受信面より面積が大きな
他端側の平面部とを有する柱状の前記プラグ部とを具備
したことを特徴とする超音波式渦流量計である。
す事が少なく、超音波送受信効率が良好で、カルマン渦
検出感度が高く、安価な超音波式渦流量計を提供する。 【解決手段】 測定管路に設けられたプラグ部と、この
プラグ部を介して前記測定管路に設けられ超音波の振動
子を有する超音波送受信器とを具備する超音波式渦流量
計において、前記測定管路内の前記測定流体の流れを乱
さないように前記測定流体に接して前記測定管路壁に配
置され前記測定管路内直径より小さく且つ前記振動子の
送受信面より面積が小さな一端側の平面部と前記超音波
送受信器に接し前記振動子の送受信面より面積が大きな
他端側の平面部とを有する柱状の前記プラグ部とを具備
したことを特徴とする超音波式渦流量計である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定流量特性が良
好で、測定流体の流れを乱す事が少なく、超音波送受信
効率が良好で、カルマン渦検出感度が高く、安価な超音
波式渦流量計に関するものである。
好で、測定流体の流れを乱す事が少なく、超音波送受信
効率が良好で、カルマン渦検出感度が高く、安価な超音
波式渦流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、例えば、特開平9−89614
号(特願平7−246105号)に示されている。図に
おいて、測定管路1は、測定流体FLoが流れる管路で
ある。
従来例の構成説明図で、例えば、特開平9−89614
号(特願平7−246105号)に示されている。図に
おいて、測定管路1は、測定流体FLoが流れる管路で
ある。
【0003】渦発生体2は、測定管路1に直交して設け
られている。超音波の送信器3と超音波の受信器4と
は、測定管路1を挟んで互いに対向して設けられてい
る。
られている。超音波の送信器3と超音波の受信器4と
は、測定管路1を挟んで互いに対向して設けられてい
る。
【0004】超音波の送信器3は、超音波の送信子5を
有し、超音波の受信器4は、超音波の受信子6を有して
いる。超音波の送信子5と超音波の受信子6は、この場
合は、圧電素子よりなり、円板状をなしている。
有し、超音波の受信器4は、超音波の受信子6を有して
いる。超音波の送信子5と超音波の受信子6は、この場
合は、圧電素子よりなり、円板状をなしている。
【0005】ホルダー7は、凹形状をなし、底部に、超
音波の送信子5を保持するものである。ホルダー8は、
凹形状をなし、底部に、超音波の受信子6を保持するも
のである。
音波の送信子5を保持するものである。ホルダー8は、
凹形状をなし、底部に、超音波の受信子6を保持するも
のである。
【0006】プラグ部9は、測定管路1に設けられ、一
面がホルダー7に接し、他面が測定管路1内を流れる測
定流体FLoに接している。そして、プラグ部9の直径
は、超音波の送信子5の発信信号を捕えるために、超音
波の拡散を考慮して送信子5の直径より大に構成されて
いる。
面がホルダー7に接し、他面が測定管路1内を流れる測
定流体FLoに接している。そして、プラグ部9の直径
は、超音波の送信子5の発信信号を捕えるために、超音
波の拡散を考慮して送信子5の直径より大に構成されて
いる。
【0007】プラグ部11は、測定管路1に設けられ、
一面がホルダー8に接し、他面が測定管路1内を流れる
測定流体FLoに接している。そして、プラグ部11の
直径は、プラグ9との共通化を図って、プラグ9と同様
に受信子6の直径より大に構成されている。
一面がホルダー8に接し、他面が測定管路1内を流れる
測定流体FLoに接している。そして、プラグ部11の
直径は、プラグ9との共通化を図って、プラグ9と同様
に受信子6の直径より大に構成されている。
【0008】以上の構成において、測定管路1に測定流
体FLoが流されると、渦発生体2によりカルマン渦が
発生し、このカルマン渦により、送信子5より発せられ
た超音波は、測定流体FLo中のカルマン渦により変調
されて、受信子6により受信される。この変調値を測定
することにより、測定流体FLoの流量を知る事が出来
る。
体FLoが流されると、渦発生体2によりカルマン渦が
発生し、このカルマン渦により、送信子5より発せられ
た超音波は、測定流体FLo中のカルマン渦により変調
されて、受信子6により受信される。この変調値を測定
することにより、測定流体FLoの流量を知る事が出来
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、 (1)図4従来例の超音波送受信器3,4の構造のま
ま、小口径の測定管路に適応させた場合に、測定管路の
内径に対する、プラグ部9,11の影響が大きくなる。
な装置においては、 (1)図4従来例の超音波送受信器3,4の構造のま
ま、小口径の測定管路に適応させた場合に、測定管路の
内径に対する、プラグ部9,11の影響が大きくなる。
【0010】特に、測定流体FLoの流れに対して、図
5に示す如く、測定管路1の内径面と、測定管路1に直
交する柱状のプラグ部9,11との交差面に生ずる凹部
Aと凸部Bによる、測定流体FLoの乱れが大きくな
る。
5に示す如く、測定管路1の内径面と、測定管路1に直
交する柱状のプラグ部9,11との交差面に生ずる凹部
Aと凸部Bによる、測定流体FLoの乱れが大きくな
る。
【0011】また、発生するカルマン渦の間隔に対して
超音波の幅が大きすぎ、カルマン渦による変調を、有効
に受信子6が捕まえきれない。すなわち、図6に示す図
4従来例の渦流量計と、図7に示す小口径の渦流量計と
では、使用する口径に合わせて、相似的に渦発生体2の
大きさも変えられるので,カルマン渦の発生間隔C,D
は異なる。
超音波の幅が大きすぎ、カルマン渦による変調を、有効
に受信子6が捕まえきれない。すなわち、図6に示す図
4従来例の渦流量計と、図7に示す小口径の渦流量計と
では、使用する口径に合わせて、相似的に渦発生体2の
大きさも変えられるので,カルマン渦の発生間隔C,D
は異なる。
【0012】図4従来例の渦流量計で適切とされるプラ
グ部9,11を、図7に示す小口径の渦流量計に用いた
場合、互いに打ち消されるカルマン渦まで、超音波の幅
内に含まれて、拾ってしまい、カルマン渦による変調
を、有効に受信子6が捕まえきれないことになる。
グ部9,11を、図7に示す小口径の渦流量計に用いた
場合、互いに打ち消されるカルマン渦まで、超音波の幅
内に含まれて、拾ってしまい、カルマン渦による変調
を、有効に受信子6が捕まえきれないことになる。
【0013】(2)なお、図8に示す如く、円板状の超
音波の送受信子5,6の直径を小さくした場合、直径寸
法dと厚さ寸法tとが近くなりすぎ、厚さt方向のモー
ドでの送受信を、行った場合に、直径d方向の振動の影
響が出やすくなり、送受信効率が低下する。
音波の送受信子5,6の直径を小さくした場合、直径寸
法dと厚さ寸法tとが近くなりすぎ、厚さt方向のモー
ドでの送受信を、行った場合に、直径d方向の振動の影
響が出やすくなり、送受信効率が低下する。
【0014】また、電極の構造が制約される。特に、図
8に示す如く、回り込み電極12の構造の場合は、回り
込み電極12の大きさの影響が無視できなくなり、送受
信効率が低下する。
8に示す如く、回り込み電極12の構造の場合は、回り
込み電極12の大きさの影響が無視できなくなり、送受
信効率が低下する。
【0015】(3)また、プラグ部9,11の、測定流
体FLoに接する部分を、測定管路1で覆って、測定流
体FLoに接する部分を小さくする方法では、送受信効
率が低下してしまう。
体FLoに接する部分を、測定管路1で覆って、測定流
体FLoに接する部分を小さくする方法では、送受信効
率が低下してしまう。
【0016】本発明は、この問題点を解決するものであ
る。本発明の目的は、測定流量特性が良好で、測定流体
の流れを乱す事が少なく、超音波送受信効率が良好で、
カルマン渦検出感度が高く、安価な超音波式渦流量計を
提供するにある。
る。本発明の目的は、測定流量特性が良好で、測定流体
の流れを乱す事が少なく、超音波送受信効率が良好で、
カルマン渦検出感度が高く、安価な超音波式渦流量計を
提供するにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、 (1)測定管路に設けられたプラグ部と、このプラグ部
を介して前記測定管路に設けられ超音波の振動子を有す
る超音波送受信器とを具備する超音波式渦流量計におい
て、前記測定管路内の前記測定流体の流れを乱さないよ
うに前記測定流体に接して前記測定管路壁に配置され前
記測定管路内直径より小さく且つ前記振動子の送受信面
より面積が小さな一端側の平面部と前記超音波送受信器
に接し前記振動子の送受信面より面積が大きな他端側の
平面部とを有する柱状の前記プラグ部とを具備したこと
を特徴とする超音波式渦流量計。 (2)前記プラグ部はコニカル形状をしたことを特徴と
する(1)記載の超音波式渦流量計。 (3)前記プラグ部はエクスポーネンシャル形状をした
ことを特徴とする(1)記載の超音波式渦流量計。 (4)前記プラグ部は段部形状をしたことを特徴とする
(1)記載の超音波式渦流量計。を構成したものであ
る。
に、本発明は、 (1)測定管路に設けられたプラグ部と、このプラグ部
を介して前記測定管路に設けられ超音波の振動子を有す
る超音波送受信器とを具備する超音波式渦流量計におい
て、前記測定管路内の前記測定流体の流れを乱さないよ
うに前記測定流体に接して前記測定管路壁に配置され前
記測定管路内直径より小さく且つ前記振動子の送受信面
より面積が小さな一端側の平面部と前記超音波送受信器
に接し前記振動子の送受信面より面積が大きな他端側の
平面部とを有する柱状の前記プラグ部とを具備したこと
を特徴とする超音波式渦流量計。 (2)前記プラグ部はコニカル形状をしたことを特徴と
する(1)記載の超音波式渦流量計。 (3)前記プラグ部はエクスポーネンシャル形状をした
ことを特徴とする(1)記載の超音波式渦流量計。 (4)前記プラグ部は段部形状をしたことを特徴とする
(1)記載の超音波式渦流量計。を構成したものであ
る。
【0018】
【作用】以上の構成において、測定管路に測定流体が流
されると、渦発生体によりカルマン渦が発生し、このカ
ルマン渦により、送信子より発せられた超音波は、測定
流体中のカルマン渦により変調されて、受信子により受
信される。
されると、渦発生体によりカルマン渦が発生し、このカ
ルマン渦により、送信子より発せられた超音波は、測定
流体中のカルマン渦により変調されて、受信子により受
信される。
【0019】この変調値を測定することにより、測定流
体の流量を知る事が出来る。以下、実施例に基づき詳細
に説明する。
体の流量を知る事が出来る。以下、実施例に基づき詳細
に説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の要部構
成説明図である。図において、図4と同一記号の構成は
同一機能を表わす。以下、図4と相違部分のみ説明す
る。
成説明図である。図において、図4と同一記号の構成は
同一機能を表わす。以下、図4と相違部分のみ説明す
る。
【0021】プラグ部21,22は、測定流体FLoに
接する一端側の平面部211,221と、超音波送受信
器5,6にそれぞれ接する他端側の平面部212,22
2とを有する柱状のプラグ部である。この場合は、コニ
カル形状をなしている。
接する一端側の平面部211,221と、超音波送受信
器5,6にそれぞれ接する他端側の平面部212,22
2とを有する柱状のプラグ部である。この場合は、コニ
カル形状をなしている。
【0022】一端側の平面部211,221は、測定管
路1内の測定流体FLoの流れを乱さないように、測定
流体FLoに接して、測定管路1の壁に配置され、測定
管路1の内直径より小さく且つ振動子5,6の送受信面
より面積が小さく構成されている。
路1内の測定流体FLoの流れを乱さないように、測定
流体FLoに接して、測定管路1の壁に配置され、測定
管路1の内直径より小さく且つ振動子5,6の送受信面
より面積が小さく構成されている。
【0023】他端側の平面部221,222は、超音波
送受信器3,4にそれぞれ接し、振動子5,6の送受信
面より面積が大きく構成されている。
送受信器3,4にそれぞれ接し、振動子5,6の送受信
面より面積が大きく構成されている。
【0024】以上の構成において、測定管路1に測定流
体FLoが流されると、渦発生体2によりカルマン渦が
発生し、このカルマン渦により、送信子5より発せられ
た超音波は、測定流体FLo中のカルマン渦により変調
されて、受信子6により受信される。この変調値を測定
することにより、測定流体FLoの流量を知る事が出来
る。
体FLoが流されると、渦発生体2によりカルマン渦が
発生し、このカルマン渦により、送信子5より発せられ
た超音波は、測定流体FLo中のカルマン渦により変調
されて、受信子6により受信される。この変調値を測定
することにより、測定流体FLoの流量を知る事が出来
る。
【0025】そして、以下の効果が得られる。 (1)一端側の平面部211,221は、測定管路1内
の測定流体FLoの流れを乱さないように、測定流体F
Loに接して、測定管路1の壁に配置されているので、
測定流量特性が良好な超音波式渦流量計が得られる。
の測定流体FLoの流れを乱さないように、測定流体F
Loに接して、測定管路1の壁に配置されているので、
測定流量特性が良好な超音波式渦流量計が得られる。
【0026】(2)一端側の平面部211,221は、
測定管路1内の測定流体FLoの流れを乱さないよう
に、測定流体FLoに接して、測定管路1の壁に配置さ
れているので、測定流体FLoに対する悪影響が少な
く、プラグ部21,22による圧損やプラグ部21,2
2における堆積物の付着等が少ない超音波式渦流量計が
得られる。
測定管路1内の測定流体FLoの流れを乱さないよう
に、測定流体FLoに接して、測定管路1の壁に配置さ
れているので、測定流体FLoに対する悪影響が少な
く、プラグ部21,22による圧損やプラグ部21,2
2における堆積物の付着等が少ない超音波式渦流量計が
得られる。
【0027】(3)発生するカルマン渦の大きさに合致
した、超音波の送受信を行う事が出来るので、カルマン
渦による変調を、有効に受信子6が捕まえる事が出来
る。
した、超音波の送受信を行う事が出来るので、カルマン
渦による変調を、有効に受信子6が捕まえる事が出来
る。
【0028】(4)プラグ部21,22の他端側の平面
部221,222は、超音波送受信器3,4にそれぞれ
接し、振動子5,6の送受信面より面積が大きく構成さ
れている。
部221,222は、超音波送受信器3,4にそれぞれ
接し、振動子5,6の送受信面より面積が大きく構成さ
れている。
【0029】一方、一端側の平面部211,221は、
測定管路1内の測定流体FLoの流れを乱さないよう
に、測定流体FLoに接して、測定管路1の壁に配置さ
れ、測定管路1の内直径より小さく且つ振動子5,6の
送受信面より面積が小さく構成されている。
測定管路1内の測定流体FLoの流れを乱さないよう
に、測定流体FLoに接して、測定管路1の壁に配置さ
れ、測定管路1の内直径より小さく且つ振動子5,6の
送受信面より面積が小さく構成されている。
【0030】従って、送受信子5,6は小さくする必要
がなく、超音波の送受信の効率が良好な超音波式渦流量
計が得られる。
がなく、超音波の送受信の効率が良好な超音波式渦流量
計が得られる。
【0031】(5)測定管路1の直径寸法に対応しし
て、個々の超音波の送受信器3,4を準備する必要はな
く、段階的な大きさ寸法の超音波の送受信器3,4を準
備すれば良く、プラグ部21,22で、調整すれば良い
ので、部品管理コストが低減出来、安価な超音波式渦流
量計が得られる。
て、個々の超音波の送受信器3,4を準備する必要はな
く、段階的な大きさ寸法の超音波の送受信器3,4を準
備すれば良く、プラグ部21,22で、調整すれば良い
ので、部品管理コストが低減出来、安価な超音波式渦流
量計が得られる。
【0032】(6)特に、極小口径の測定管路1の場合
も、極小の超音波の送受信器3,4を使用する必要はな
く、組み立て工数を低減出来,安価な超音波式渦流量計
が得られる。
も、極小の超音波の送受信器3,4を使用する必要はな
く、組み立て工数を低減出来,安価な超音波式渦流量計
が得られる。
【0033】図2は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、プラグ部31,32の
形状をエクスポネンシャル形状としたものである。超音
波の極部集中が容易なプラグ部が得られる。
図である。本実施例においては、プラグ部31,32の
形状をエクスポネンシャル形状としたものである。超音
波の極部集中が容易なプラグ部が得られる。
【0034】なお、前述の実施例においては、プラグ部
21,22はコニカル形状、あるいは、プラグ部31,
32はエクスポネンシャル形状と説明したが、これに限
ることはなく、例えば、図3に示す如く、ステップ状の
プラグ部41,42でも、良い。
21,22はコニカル形状、あるいは、プラグ部31,
32はエクスポネンシャル形状と説明したが、これに限
ることはなく、例えば、図3に示す如く、ステップ状の
プラグ部41,42でも、良い。
【0035】要するに、測定管路1内の測定流体FLo
の流れを乱さないように、測定流体FLoに接して測定
管路1壁に配置され、測定管路1内直径より小さく、且
つ振動子5,6の送受信面より面積が小さな一端側の平
面部211,221と、超音波送受信器3,4に接し、
振動子5,6の送受信面より面積が大きな他端側の平面
部212,222と、を有する柱状のプラグ部21,2
2であれば良い。
の流れを乱さないように、測定流体FLoに接して測定
管路1壁に配置され、測定管路1内直径より小さく、且
つ振動子5,6の送受信面より面積が小さな一端側の平
面部211,221と、超音波送受信器3,4に接し、
振動子5,6の送受信面より面積が大きな他端側の平面
部212,222と、を有する柱状のプラグ部21,2
2であれば良い。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1によれば、 (1)一端側の平面部は、測定管路内の測定流体の流れ
を乱さないように、測定流体に接して、測定管路の壁に
配置されているので、測定流量特性が良好な超音波式渦
流量計が得られる。
求項1によれば、 (1)一端側の平面部は、測定管路内の測定流体の流れ
を乱さないように、測定流体に接して、測定管路の壁に
配置されているので、測定流量特性が良好な超音波式渦
流量計が得られる。
【0037】(2)一端側の平面部は、測定管路内の測
定流体の流れを乱さないように、測定流体に接して、測
定管路の壁に配置されているので、測定流体に対する悪
影響が少なく、プラグ部による圧損やプラグ部における
堆積物の付着等が少ない超音波式渦流量計が得られる。
定流体の流れを乱さないように、測定流体に接して、測
定管路の壁に配置されているので、測定流体に対する悪
影響が少なく、プラグ部による圧損やプラグ部における
堆積物の付着等が少ない超音波式渦流量計が得られる。
【0038】(3)発生するカルマン渦の大きさに合致
した、超音波の送受信を行う事が出来るので、カルマン
渦による変調を、有効に受信子が捕まえる事が出来る。
した、超音波の送受信を行う事が出来るので、カルマン
渦による変調を、有効に受信子が捕まえる事が出来る。
【0039】(4)プラグ部の他端側の平面部は、超音
波送受信器にそれぞれ接し、振動子の送受信面より面積
が大きく構成されている。
波送受信器にそれぞれ接し、振動子の送受信面より面積
が大きく構成されている。
【0040】一方、一端側の平面部は、測定管路内の測
定流体の流れを乱さないように、測定流体に接して、測
定管路の壁に配置され、測定管路の内直径より小さく且
つ振動子の送受信面より面積が小さく構成されている。
定流体の流れを乱さないように、測定流体に接して、測
定管路の壁に配置され、測定管路の内直径より小さく且
つ振動子の送受信面より面積が小さく構成されている。
【0041】従って、送受信子は小さくする必要がな
く、超音波の送受信の効率が良好な超音波式渦流量計が
得られる。
く、超音波の送受信の効率が良好な超音波式渦流量計が
得られる。
【0042】(5)測定管路の直径寸法に対応しして、
個々の超音波の送受信器を準備する必要はなく、段階的
な大きさ寸法の超音波の送受信器を準備すれば良く、プ
ラグ部で、調整出来るので、部品管理コストが低減出
来、安価な超音波式渦流量計が得られる。
個々の超音波の送受信器を準備する必要はなく、段階的
な大きさ寸法の超音波の送受信器を準備すれば良く、プ
ラグ部で、調整出来るので、部品管理コストが低減出
来、安価な超音波式渦流量計が得られる。
【0043】(6)特に、極小口径の測定管路の場合
も、極小の超音波の送受信器を使用する必要はなく、組
み立て工数を低減出来,安価な超音波式渦流量計が得ら
れる。
も、極小の超音波の送受信器を使用する必要はなく、組
み立て工数を低減出来,安価な超音波式渦流量計が得ら
れる。
【0044】本発明の請求項2によれば、プラグ部を簡
潔な構成のコニカル形状にしたので、安価なプラグ部が
得られ、安価な超音波式渦流量計が得られる。
潔な構成のコニカル形状にしたので、安価なプラグ部が
得られ、安価な超音波式渦流量計が得られる。
【0045】本発明の請求項3によれば、ブラグ部をエ
クスポネンシャル形状にしたので、超音波の局部集中が
容易なプラグ部が得られる超音波式渦流量計が得られ
る。
クスポネンシャル形状にしたので、超音波の局部集中が
容易なプラグ部が得られる超音波式渦流量計が得られ
る。
【0046】本発明の請求項4によれば、ブラグ部を段
部形状にしたので、製作が容易で、安価なプラグ部が得
られる超音波式渦流量計が得られる。
部形状にしたので、製作が容易で、安価なプラグ部が得
られる超音波式渦流量計が得られる。
【0047】従って、本発明によれば、測定流量特性が
良好で、測定流体の流れを乱す事が少なく、超音波送受
信効率が良好で、カルマン渦検出感度が高く、安価な超
音波式渦流量計を実現することが出来る。
良好で、測定流体の流れを乱す事が少なく、超音波送受
信効率が良好で、カルマン渦検出感度が高く、安価な超
音波式渦流量計を実現することが出来る。
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図4】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
明図である。
【図5】図4の動作説明図である。
【図6】図4の動作説明図である。
【図7】図4の動作説明図である。
【図8】図4の動作説明図である。
1 測定管路 2 渦発生体 3 超音波の送信器 4 超音波の受信器 5 超音波の送信子 6 超音波の受信子 7 ホルダー 8 ホルダー 21 プラグ部 211 一端側の平面部 212 他端側の平面部 22 プラグ部 221 一端側の平面部 222 他端側の平面部 31 プラグ部 32 プラグ部 41 プラグ部 42 プラグ部
Claims (4)
- 【請求項1】測定管路に設けられたプラグ部と、 このプラグ部を介して前記測定管路に設けられ超音波の
振動子を有する超音波送受信器とを具備する超音波式渦
流量計において、 前記測定管路内の前記測定流体の流れを乱さないように
前記測定流体に接して前記測定管路壁に配置され前記測
定管路内直径より小さく且つ前記振動子の送受信面より
面積が小さな一端側の平面部と前記超音波送受信器に接
し前記振動子の送受信面より面積が大きな他端側の平面
部とを有する柱状の前記プラグ部とを具備したことを特
徴とする超音波式渦流量計。 - 【請求項2】前記プラグ部はコニカル形状をしたことを
特徴とする請求項1記載の超音波式渦流量計。 - 【請求項3】前記プラグ部はエクスポーネンシャル形状
をしたことを特徴とする請求項1記載の超音波式渦流量
計。 - 【請求項4】前記プラグ部は段部形状をしたことを特徴
とする請求項1記載の超音波式渦流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10026145A JPH11223537A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 超音波式渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10026145A JPH11223537A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 超音波式渦流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223537A true JPH11223537A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12185387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10026145A Pending JPH11223537A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 超音波式渦流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11223537A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006112960A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Tokiko Techno Kk | 超音波渦流量計 |
JP2010164371A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Tokiko Techno Kk | 超音波渦流量計 |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP10026145A patent/JPH11223537A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006112960A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Tokiko Techno Kk | 超音波渦流量計 |
JP2010164371A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Tokiko Techno Kk | 超音波渦流量計 |
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