JPH11221706A - 大工用補助具 - Google Patents
大工用補助具Info
- Publication number
- JPH11221706A JPH11221706A JP2602498A JP2602498A JPH11221706A JP H11221706 A JPH11221706 A JP H11221706A JP 2602498 A JP2602498 A JP 2602498A JP 2602498 A JP2602498 A JP 2602498A JP H11221706 A JPH11221706 A JP H11221706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- tool
- wood
- carpenter
- baseplate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に正確かつ均一な傾斜角度の穴を穿設す
ることを可能にすること。 【解決手段】 基板部21は、被加工木材1の面11上
に載置され、被加工木材1に穴12を形成するための穿
孔工具3が通る貫通孔21aを有する。工具案内部22
は、基板部21の上面21bに配設され、被加工木材1
の面11に対する穿孔工具3の挿入角度を調整かつ保持
させる。工具案内部22は、基板部上面21bに垂直傾
動可能に軸支されたアダプタ受部22Aと、基板部上面
21bに垂直傾動可能に軸支され、アダプタ受部22A
をその傾動角度を調整可能に支持する支持部22Bとを
備え、アダプタ受部22Aに、それぞれ異なる工具挿通
孔22aを有する複数のアダプタ22Cが交換可能に取
り付けられる。
ることを可能にすること。 【解決手段】 基板部21は、被加工木材1の面11上
に載置され、被加工木材1に穴12を形成するための穿
孔工具3が通る貫通孔21aを有する。工具案内部22
は、基板部21の上面21bに配設され、被加工木材1
の面11に対する穿孔工具3の挿入角度を調整かつ保持
させる。工具案内部22は、基板部上面21bに垂直傾
動可能に軸支されたアダプタ受部22Aと、基板部上面
21bに垂直傾動可能に軸支され、アダプタ受部22A
をその傾動角度を調整可能に支持する支持部22Bとを
備え、アダプタ受部22Aに、それぞれ異なる工具挿通
孔22aを有する複数のアダプタ22Cが交換可能に取
り付けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工木材の面に
斜めに穴を穿孔するための大工用補助具に関する。
斜めに穴を穿孔するための大工用補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家屋の階段及び踊り場に図3に
示すような手摺を設けるにあたり、手摺かさ木1の裏面
13に所定間隔で所定傾斜角度の穴12を電動ドリル等
の穿孔工具を用いて穿設し、これらの穴12にそれぞれ
手摺子50の端部を挿入し固着させる方法がとられてい
る。
示すような手摺を設けるにあたり、手摺かさ木1の裏面
13に所定間隔で所定傾斜角度の穴12を電動ドリル等
の穿孔工具を用いて穿設し、これらの穴12にそれぞれ
手摺子50の端部を挿入し固着させる方法がとられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、作業者が主に経験と勘によって穿設作業を行なって
いるため、正確かつ均一な傾斜角度で穴を穿設するに
は、長年の経験と熟練とを要するという問題があった。
は、作業者が主に経験と勘によって穿設作業を行なって
いるため、正確かつ均一な傾斜角度で穴を穿設するに
は、長年の経験と熟練とを要するという問題があった。
【0004】本発明は、上記手摺の製作のみに限定され
るものではなく、広く被加工木材に穴を穿設する場合に
適用可能なものであるが、上記問題点にかんがみ、簡単
に正確かつ均一な傾斜角度の穴を穿設することを可能に
する大工用補助具を提供することを目的とする。
るものではなく、広く被加工木材に穴を穿設する場合に
適用可能なものであるが、上記問題点にかんがみ、簡単
に正確かつ均一な傾斜角度の穴を穿設することを可能に
する大工用補助具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の大工用補助具
は、被加工木材の面上に載置される基板部であって、前
記被加工木材に穴を形成するための穿孔工具が通る貫通
孔を有する基板部と、前記基板部の上面に配設され、前
記被加工木材の面に対する前記穿孔工具の挿入角度を調
整かつ保持させる工具案内部と、を備えることを特徴と
する。
は、被加工木材の面上に載置される基板部であって、前
記被加工木材に穴を形成するための穿孔工具が通る貫通
孔を有する基板部と、前記基板部の上面に配設され、前
記被加工木材の面に対する前記穿孔工具の挿入角度を調
整かつ保持させる工具案内部と、を備えることを特徴と
する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を表
した大工用補助具の構成図を示している。
した大工用補助具の構成図を示している。
【0007】図1において、1は被加工木材例えば手摺
かさ木、2は大工用補助具を表している。
かさ木、2は大工用補助具を表している。
【0008】大工用補助具2は、被加工木材1の面11
上に載置され、底面に滑り止めゴムが接着された鉄板等
からなる基板部21を備える。基板部21は、被加工木
材1に穴12を形成するための穿孔工具3例えば電動ド
リルの回転刃が通る貫通孔21aを有する。基板部21
の上面21bには、被加工木材1の面11に対する穿孔
工具3の挿入角度を調整かつ保持させる工具案内部22
が配設されている。工具案内部22は、基板部21の上
面21bに垂直傾動可能に軸支されたアダプタ受部22
Aと、基板部21の上面21bに垂直傾動可能に軸支さ
れ、アダプタ受部22Aをその傾動角度を調整可能に支
持する支持部22Bとを有し、アダプタ受部22Aに、
それぞれ異なる工具挿通孔22aを有する複数のアダプ
タ22Cがねじ22bを締め付け、緩めることによって
交換可能に取り付けられる。
上に載置され、底面に滑り止めゴムが接着された鉄板等
からなる基板部21を備える。基板部21は、被加工木
材1に穴12を形成するための穿孔工具3例えば電動ド
リルの回転刃が通る貫通孔21aを有する。基板部21
の上面21bには、被加工木材1の面11に対する穿孔
工具3の挿入角度を調整かつ保持させる工具案内部22
が配設されている。工具案内部22は、基板部21の上
面21bに垂直傾動可能に軸支されたアダプタ受部22
Aと、基板部21の上面21bに垂直傾動可能に軸支さ
れ、アダプタ受部22Aをその傾動角度を調整可能に支
持する支持部22Bとを有し、アダプタ受部22Aに、
それぞれ異なる工具挿通孔22aを有する複数のアダプ
タ22Cがねじ22bを締め付け、緩めることによって
交換可能に取り付けられる。
【0009】具体的には、アダプタ受部22Aは、内周
面に段差面22cを有する中空円筒部22dと、中空円
筒部22dの外周面から半径方向に突設されピン22e
に回転自在に取着された元部22fと、中空円筒部22
dの外周面から元部22fと反対側に延設された被支持
部22gとから構成され、被支持部22gは長穴22h
を有している。支持部22Bは、貫通孔21aを中心と
して上記ピン22eの対向位置に配設されたピン22i
に回動自在に取着された元部22jと、この元部22j
から延在するねじ棒部22kと、ねじ棒部22kと噛み
合い、ねじ棒部22kに長穴22hが外挿された被支持
部22gの長穴22hの周縁部を下方から支持する支持
ナット22lと、ねじ棒部22kと噛み合い、被支持部
22gの長穴22hの周縁部を支持ナット22lに押圧
する締付ナット22mとから構成される。
面に段差面22cを有する中空円筒部22dと、中空円
筒部22dの外周面から半径方向に突設されピン22e
に回転自在に取着された元部22fと、中空円筒部22
dの外周面から元部22fと反対側に延設された被支持
部22gとから構成され、被支持部22gは長穴22h
を有している。支持部22Bは、貫通孔21aを中心と
して上記ピン22eの対向位置に配設されたピン22i
に回動自在に取着された元部22jと、この元部22j
から延在するねじ棒部22kと、ねじ棒部22kと噛み
合い、ねじ棒部22kに長穴22hが外挿された被支持
部22gの長穴22hの周縁部を下方から支持する支持
ナット22lと、ねじ棒部22kと噛み合い、被支持部
22gの長穴22hの周縁部を支持ナット22lに押圧
する締付ナット22mとから構成される。
【0010】アダプタ22Cは、例えば図2に平面図と
して示すような複数の種類があり、工具挿通孔22aが
一つでその口径が小さいもの(図2(A))、その口径
が大きいもの(図2(B))、工具挿通孔22aが複数
で中心からの距離がそれぞれ異なり、かつ、外周面に環
状溝22nが形成されこの環状溝22nにねじ22bの
先端が部分的に侵入してアダプタ受部22Aの中空円筒
部22dに対し回動可能とされるもの(図2(C)、
(D))がある。
して示すような複数の種類があり、工具挿通孔22aが
一つでその口径が小さいもの(図2(A))、その口径
が大きいもの(図2(B))、工具挿通孔22aが複数
で中心からの距離がそれぞれ異なり、かつ、外周面に環
状溝22nが形成されこの環状溝22nにねじ22bの
先端が部分的に侵入してアダプタ受部22Aの中空円筒
部22dに対し回動可能とされるもの(図2(C)、
(D))がある。
【0011】次に、上記構成の大工用補助具2の使用方
法の一例を説明する。
法の一例を説明する。
【0012】まず、被加工木材1の上面11に、大工用
補助具2の基板部21の貫通孔21aが穴12の穿設箇
所に位置するよう基板部21を載置する。そして、支持
ナット22lを調節してアダプタ受部22Aの傾動角度
を所望の角度に調整し、この調整が終了すると、締付ナ
ット22mで被支持部22gの長穴22hの周縁部を支
持ナット22lに押圧し、アダプタ受部22Aを固定す
る。次に、アダプタ受部22Aの中空円筒部22dに上
方からアダプタ22Cを挿入し、ねじ22bを締め付け
る。そして、アダプタ22Cの工具挿通孔22aに穿孔
工具3を挿入し、被加工木材1に穴12を穿設する。
補助具2の基板部21の貫通孔21aが穴12の穿設箇
所に位置するよう基板部21を載置する。そして、支持
ナット22lを調節してアダプタ受部22Aの傾動角度
を所望の角度に調整し、この調整が終了すると、締付ナ
ット22mで被支持部22gの長穴22hの周縁部を支
持ナット22lに押圧し、アダプタ受部22Aを固定す
る。次に、アダプタ受部22Aの中空円筒部22dに上
方からアダプタ22Cを挿入し、ねじ22bを締め付け
る。そして、アダプタ22Cの工具挿通孔22aに穿孔
工具3を挿入し、被加工木材1に穴12を穿設する。
【0013】なお、アダプタ受部22Aの傾動角度は、
図示二点鎖線で示すように、ねじ棒部22kに対する支
持ナット22lの位置を調整することにより任意に変更
することができる。
図示二点鎖線で示すように、ねじ棒部22kに対する支
持ナット22lの位置を調整することにより任意に変更
することができる。
【0014】以上の説明から明らかなように、本実施形
態によると、簡単に正確かつ均一な傾斜角度の穴を穿設
することが可能になる。
態によると、簡単に正確かつ均一な傾斜角度の穴を穿設
することが可能になる。
【0015】
【発明の効果】本発明によると、簡単に正確かつ均一な
傾斜角度の穴を被加工木材に穿設することができるよう
になる。
傾斜角度の穴を被加工木材に穿設することができるよう
になる。
【図1】本発明の一実施形態を表す大工用補助具の構成
図である。
図である。
【図2】各種アダプタの平面図である。
【図3】本発明の適用例を示す説明図である。
1 被加工木材 11 面 12 穴 2 大工用補助具 21 基板部 21a 貫通孔 21b 上面 22 工具案内部 22A アダプタ受部 22B 支持部 22C アダプタ 22a 工具挿通孔 3 穿孔工具
Claims (2)
- 【請求項1】 被加工木材の面上に載置される基板部で
あって、前記被加工木材に穴を形成するための穿孔工具
が通る貫通孔を有する基板部と、 前記基板部の上面に配設され、前記被加工木材の面に対
する前記穿孔工具の挿入角度を調整かつ保持させる工具
案内部と、 を備えることを特徴とする大工用補助具。 - 【請求項2】 請求項1において、前記工具案内部は、
前記基板部上面に垂直傾動可能に軸支されたアダプタ受
部と、前記基板部上面に垂直傾動可能に軸支され、前記
アダプタ受部をその傾動角度を調整可能に支持する支持
部とを備え、前記アダプタ受部に、それぞれ異なる工具
挿通孔を有する複数のアダプタが交換可能に取り付けら
れることを特徴とする大工用補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2602498A JPH11221706A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 大工用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2602498A JPH11221706A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 大工用補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221706A true JPH11221706A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12182144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2602498A Withdrawn JPH11221706A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 大工用補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11221706A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004106088A (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-08 | Shiyuuzo Hiwaki | 手工具用角度付け装置 |
KR100576500B1 (ko) | 2004-12-03 | 2006-05-10 | 두산중공업 주식회사 | 경사홀 가공용 지그 |
CN112356308A (zh) * | 2020-10-09 | 2021-02-12 | 邹小平 | 一种家装用硬质墙面打孔装置 |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP2602498A patent/JPH11221706A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004106088A (ja) * | 2002-09-17 | 2004-04-08 | Shiyuuzo Hiwaki | 手工具用角度付け装置 |
KR100576500B1 (ko) | 2004-12-03 | 2006-05-10 | 두산중공업 주식회사 | 경사홀 가공용 지그 |
CN112356308A (zh) * | 2020-10-09 | 2021-02-12 | 邹小平 | 一种家装用硬质墙面打孔装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |