JPH11221389A - ミシンの回転釜駆動装置 - Google Patents

ミシンの回転釜駆動装置

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JPH11221389A
JPH11221389A JP10044533A JP4453398A JPH11221389A JP H11221389 A JPH11221389 A JP H11221389A JP 10044533 A JP10044533 A JP 10044533A JP 4453398 A JP4453398 A JP 4453398A JP H11221389 A JPH11221389 A JP H11221389A
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    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、ステッピングモータの出力軸と釜軸と
の連結部に、回転駆動力を伝達可能で緩衝作用のある弾
性部材を設けた回転釜駆動装置では、その弾性変形した
弾性部材による回転釜の回転力が、回転釜の慣性力と同
方向に作用すると、それらの大きな合力がステッピング
モータに入力されるため、ステッピングモータが非常に
脱調し易くなる。 【解決手段】 釜軸26と出力軸36との連結部33
に、第1,第2部分円筒部50,55の外周面に密着状
に巻付けられ、且つ第1部分円筒部50にエポキシド樹
脂等からなる接着剤で固着されたコイル状の張力部材6
5を有し、釜軸26と出力軸36との相対回転を張力部
材65と第2部分円筒部55との摩擦を介して減衰させ
る摩擦減衰機構36を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、回転釜を回転駆
動するステッピングモータを備えたミシンの回転釜駆動
装置に関し、特に、ステッピングモータの駆動軸と回転
釜の釜軸との相対回転を減衰させるようにしたものに関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来、縫針と協働して糸輪を捕捉する
回転釜(捕捉器)を回転駆動するミシンの回転釜駆動装
置においては、ミシンモータにより回転駆動される主軸
に連動させて、回転釜を回転駆動する主軸連動型が主流
である。一方、最近では、回転釜を専用のステッピング
モータにより主軸とは独立に回転駆動し、縫製条件に応
じて回転釜の時々刻々の回転状態を制御可能な独立駆動
型の回転釜駆動装置が実用に供されている。
【0003】この独立駆動型の回転釜駆動装置におい
て、通常、ステッピングモータはミシンベッド部内に配
設され、ステッピングモータで回転駆動される駆動軸の
端部と回転釜の釜軸の端部とがカップリング等で直結さ
れている。ところで、駆動軸と釜軸とを固定的に連結す
ると、ステッピングモータの始動時や停止時等の変速時
の回転釜の慣性力が、釜軸と駆動軸を介してステッピン
グモータに直接作用し、その慣性力が大きくなるとステ
ッピングモータが脱調する虞がある。
【0004】そこで、本願発明者は、前記駆動軸の端部
と釜軸の端部とを連結する連結部に、駆動軸の回転駆動
力を釜軸に伝達可能で且つ緩衝作用のある弾性部材を設
け、ステッピングモータの変速時の回転釜の慣性力を、
連結部において弾性部材の弾性変形を介して緩衝するこ
とにより、ステッピングモータの脱調を防止するように
した独立駆動型の回転釜駆動装置を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、前記独立駆
動型の回転釜駆動装置では、回転釜の慣性力を弾性部材
の弾性変形を介して緩衝できるが、弾性変形した弾性部
材には弾性エネルギーが蓄えられ、その弾性エネルギー
による回転釜の回転力が、ステッピングモータの回転停
止時や回転停止直後の逆方向への回転開始時等、回転釜
の慣性力と同方向に作用すると、それらの大きな合力が
ステッピングモータに入力されるため、ステッピングモ
ータが非常に脱調し易くなる。
【0006】しかも、回転釜を高速駆動する場合には、
回転釜の慣性力が更に大きくなり、弾性部材が大きく弾
性変形しそれに蓄えられる弾性エネルギーも更に大きく
なるため、その弾性エネルギーによる回転釜の回転力も
更に大きくなる。従って、それらの非常に大きな合力が
ステッピングモータに入力されると、ステッピングモー
タが一層脱調し易くなる。つまり、ミシンの高速作動化
を実現させるうえで問題がある。一方、ステッピングモ
ータを大型化することにより、脱調を防止することが考
えられるが、ステッピングモータをベッド部内に配設す
る関係上、ステッピングモータの大型化が殆ど困難であ
る。
【0007】本発明の目的は、回転釜を回転駆動するス
テッピングモータを備えたミシンの回転釜駆動装置にお
いて、ステッピングモータの脱調を極力に防止するこ
と、ミシンの高速作動化を実現すること、等である。
【0008】
【課題を解決するための手段】 請求項1のミシンの回
転釜駆動装置は、縫針と協働して糸輪を捕捉する回転釜
を回転駆動するステッピングモータを備えたミシンの回
転釜駆動装置において、前記ステッピングモータの駆動
軸の端部と回転釜の釜軸の端部とを連結する連結部に、
駆動軸の回転駆動力を釜軸に伝達可能で且つ緩衝作用の
ある弾性部材を設け、前記連結部に、釜軸と駆動軸との
相対回転を摩擦を介して減衰させる摩擦減衰機構を設け
たものである。
【0009】ステッピングモータにより駆動軸が回転駆
動されると、その駆動軸の回転駆動力は連結部の弾性部
材を介して釜軸に伝達され、釜軸とともに回転釜が回転
駆動され、また、この弾性部材により、ステッピングモ
ータの始動時や停止時等の変速時の回転釜の慣性力が緩
衝される。ところで、弾性部材の緩衝作用は、駆動軸と
釜軸との相対回転を伴う弾性部材の弾性変形を介して得
られるが、弾性変形した弾性部材には弾性エネルギーが
蓄えられる。
【0010】そして、その弾性エネルギーによる回転釜
の回転力が、ステッピングモータの回転停止時や回転停
止直後の逆方向への回転開始時等、回転釜の慣性力と同
方向に作用した時、従来ではそれらの大きな合力がステ
ッピングモータに入力されるところ、前記連結部に摩擦
減衰機構を設けることにより、釜軸と駆動軸との相対回
転を摩擦を介して減衰させることができるため、ステッ
ピングモータに入力される前記慣性力や回転力を含む外
力を抑えることができ、ステッピングモータの脱調を極
力防止することができる。
【0011】このように、ステッピングモータの脱調を
極力防止することができるため、大型のステッピングモ
ータを適用しなくても、例えばミシンベッド部に収納可
能な小型のステッピングモータを適用して、回転釜の高
速回転或いは急始動及び急停止によるミシンの高速作動
化を実現することも可能になり、更に、小型のステッピ
ングモータを適用可能であることから、回転釜駆動装置
の構造が小型化し、製作コスト的にも非常に有利にな
る。
【0012】請求項2のミシンの回転釜駆動装置は、請
求項1の発明において、前記連結部は、駆動軸に固着さ
れた第1部分円筒部と、第1部分円筒部と弾性部材を介
して対向状に設けられ釜軸に固着された第2部分円筒部
とを有し、前記摩擦減衰機構は、第1,第2部分円筒部
の外周面に密着状に巻付けられ且つ第1,第2部分円筒
部の一方に固着されたコイル状の張力部材を有すること
を特徴とするものである。
【0013】従って、釜軸と駆動軸とが相対回転する
と、第1,第2部分円筒部の一方とコイル状の張力部材
が一体的に回転するため、第1,第2部分円筒部の他方
の外周面と張力部材との摩擦により、釜軸と駆動軸との
相対回転を減衰させることができる。その他請求項1と
同様の作用を奏する。
【0014】請求項3のミシンの回転釜駆動装置は、請
求項1の発明において、前記連結部は、駆動軸に固着さ
れた第1部分円筒部と、第1部分円筒部と弾性部材を介
して対向状に設けられ釜軸に固着された第2部分円筒部
とを有し、前記摩擦減衰機構は、第1,第2部分円筒部
の一方に固着された板バネと、この板バネを介して第
1,第2部分円筒部の他方の外周面に当接するように付
勢された摩擦部材を有することを特徴とするものであ
る。
【0015】従って、釜軸と駆動軸とが相対回転する
と、第1,第2部分円筒部の一方と板バネと摩擦部材が
一体的に回転するため、第1,第2部分円筒部の他方の
外周面と、その外周面に板バネを介して当接するように
付勢された摩擦部材との摩擦により、釜軸と駆動軸との
相対回転を減衰させることができる。その他請求項1と
同様の作用を奏する。
【0016】請求項4のミシンの回転釜駆動装置は、縫
針と協働して糸輪を捕捉する回転釜を回転駆動するステ
ッピングモータを備えたミシンの回転釜駆動装置におい
て、前記ステッピングモータの駆動軸の端部と回転釜の
釜軸の端部とを連結する連結部に、駆動軸の回転駆動力
を釜軸に伝達可能で且つ緩衝作用のある弾性部材を設
け、前記ステッピングモータの出力軸にロータリオイル
ダンパを取付けたことを特徴とするものである。
【0017】請求項1と同様、弾性部材の弾性エネルギ
ーによる回転釜の回転力が、ステッピングモータの回転
停止時や回転停止直後の逆方向への回転開始時等、回転
釜の慣性力と同方向に作用した時、従来ではそれらの大
きな合力がステッピングモータに入力されるところ、前
記出力軸にロータリオイルダンパを取付けることによ
り、釜軸と駆動軸との相対回転をロータリオイルダンパ
で減衰させることができるため、ステッピングモータに
入力される前記慣性力や回転力を含む外力を抑えること
ができ、ステッピングモータの脱調を極力防止すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本実施形態は、縫製対象の加
工布に3つの同じ刺繍模様を同時に刺繍縫製可能な多頭
型刺繍縫製装置の3台の多針式刺繍ミシンの各々に、本
発明を適用した場合の一例である。
【0019】図1に示すように、多頭型刺繍縫製装置M
は、左右に長いベースフレーム1を有し、3台の多針式
刺繍ミシンM1〜M3(以下、ミシンという)は、ベー
スフレーム1の上部側において左右に並設されている。
【0020】ベースフレーム1の後部上側に平面視略矩
形状のミシン支持板2が設けられ、ミシン支持板2の後
端部分上面に左右方向に延びる支持フレーム3が立設さ
れ、この支持フレーム3からミシンM1〜M3のアーム
部4〜6が前方へ延び、ベースフレーム1のミシン支持
板2の前端部に位置する部分から、ミシンM1〜M3の
ベッド部7〜9がアーム部4〜6と対向して前方へ延び
ている。
【0021】ベースフレーム1の前部上側には、ベッド
部7〜9の上面(ベッド面)と略同レベルの作業用テー
ブル10と、作業用テーブル10の左右両側に位置する
1対の補助テーブル11,12が設けられている。これ
らテーブル10〜12上には、縫製対象の加工布を張っ
た状態に保持できる左右方向に長い平面視矩形枠状の布
保持枠13が載置され、布保持枠13の左駆動枠部13
aが前後駆動機構(図示略)により前後方向へ移動駆動
され、可動枠13の右駆動枠部13bが前後駆動機構と
左右駆動機構(図示略)により前後方向と左右方向へ移
動駆動される。
【0022】支持フレーム3の上面部には、ミシンM1
〜M3に対応する3つの糸立台14が設けられ、各糸立
台14には12個の糸駒15を立ててセットできるよう
になっている。また、補助テーブル12の後部には、縫
製開始キーや縫製終了キーやテンキー等のキー類を備え
た操作パネル16が設けられ、この操作パネル16に刺
繍縫製に関するメッセージ等を表示するディスプレイ1
7が組込まれている。
【0023】各ミシンM1〜M3について説明する。但
し、3台のミシンM1〜M3は略同一構造であるため、
同じものには同一符号を付して説明する。
【0024】図1〜図7に示すように、各ミシンM1〜
M3には、針棒ケース20に収納され左右1列状に配列
された縦向きの12本の針棒21及びこれら針棒21の
上側に左右1列状に配列された12本の天秤23と、1
2本の針棒21のうちの縫製可能位置にある1つの針棒
21を上下駆動する針棒駆動機構(図示略)、縫製可能
位置にある針棒21に対応する天秤23を上下駆動する
天秤駆動機構(図示略)、針棒ケース20を左右へ移動
させて12本の針棒21を縫製可能位置に択一的に切換
える針棒切換え機構(図示略)、縫針22と協働して糸
輪を捕捉する回転釜25を回転駆動する回転釜駆動装置
30等が設けられている。
【0025】針棒駆動機構及び天秤駆動機構は、ミシン
モータ(図示略)で回転駆動される主軸に連動させて縫
製可能位置の針棒21及び天秤23を上下駆動するよう
に構成され、針棒切換え機構は、針棒切換えモータ(図
示略)により、3つの針棒ケース20を一体的に左右方
向に移動されて、刺繍縫いの糸色を同時に変更可能に構
成されている。また、図示していないが、縫製可能位置
にある針棒21が針下位置から上昇途中のときその下端
部に装着された縫針22の目孔から延びる上糸を針板2
7の下側において切断する糸切り機構も設けられてい
る。尚、これらの機構については、既存の機構であるの
で説明を省略する。
【0026】図2〜図4に示すように、各ミシンM1〜
M3のベッド部7〜9は、断面略U字型のベッドケース
24を有し、ベッドケース24の後端部が、ミシン支持
板2に1対の支持ブラケット25aを介して固着されて
いる。ベッドケース24の前端部の上側は針板27で覆
われ、ベッドケース24の針板27よりも後側部分の上
側は、針板27に略連続するカバー板28で覆われ、ベ
ッドケース24内の前端部分に、一体的に連結された回
転釜25及び回転釜駆動装置30が着脱可能に設けられ
ている。
【0027】前記回転釜駆動装置30について説明す
る。図3〜図5に示すように、回転釜駆動装置30は、
回転釜25を回転駆動するステッピングモータ31を有
し、ステッピングモータ31の出力軸32(駆動軸)の
前端部と回転釜25の釜軸26の後端部とを連結する連
結部33に、出力軸32の回転駆動力を釜軸26に伝達
可能で且つ緩衝作用のある硬質ゴム製の弾性部材35
と、釜軸26と出力軸36との相対回転を摩擦を介して
を減衰させる摩擦減衰機構36が設けられている。
【0028】ベッドケース24の前端部分には、ブロッ
ク部41と収容部42と後壁部43とを有する取付けブ
ロック40が複数のビス40aにより着脱可能に固着さ
れ、取付けブロック40の後壁部43の後端部に、ステ
ッピングモータ31の前端部が複数のビス31aにより
固定され、ステッピングモータ31の出力軸32は、後
壁部43に形成された孔部43aを挿通しその前側の収
容部42へ延びている。尚、出力軸32はステッピング
モータ31の後方へも突出し、その突出した部分に冷却
用ファン39が固着されている。
【0029】一方、取付けブロック40のブロック部4
1には、挿通孔41aが前後方向向きに形成され、この
挿通孔41aにスリーブ44が前後に移動可能に内嵌さ
れている。スリーブ44には、ベアリング45が前方か
ら圧入されて抜止め部材46で抜止めされ、釜軸26は
スリーブ44を挿通しその内部においてベアリング45
を介して回転可能且つ前後移動不能に支持されている。
尚、ブロック部41の上面に、ベース部材29の後部が
固着され、このベース部材29の上面側に針板27が取
付けられている。
【0030】図3、図4、図6に示すように、連結部3
3は、取付けブロック40の収容部42において、出力
軸32に固着された略半円筒状の第1部分円筒部50
と、第1部分円筒部50と弾性部材35を介して対向状
に設けられ釜軸26に固着された略半筒円状の第2部分
円筒部55とを有する。
【0031】ステッピングモータ31の出力軸32の前
端部には、連結部材51が内嵌され1対のビス51aに
より固着され、連結部材51の後端部分が第1部分円筒
部50に形成され、釜軸26の後端部近傍には、連結部
材56が内嵌され1対のビス56aにより固着され、連
結部材56の前端部分が第2部分円筒部55に形成され
ている。釜軸26の後端部は弾性部材35の挿通孔35
aを挿通し、出力軸32に固着された連結部材55に摺
動自在に内嵌されている。
【0032】第1部分円筒部50の周方向両端面は同一
平面上の当接面52に形成され、第2部分円筒部55の
周方向両端面は同一平面上の当接面57に形成され、こ
れら相対向する当接面52,57が弾性部材35に当接
し、弾性部材35を介して出力軸32の回転駆動力を釜
軸26に伝達可能で且つ緩衝作用が得られるようになっ
ている。
【0033】尚、ステッピングモータ31の出力軸32
に固着された連結部材51には、ディスクエンコーダ6
0が取付けられ、このディスクエンコーダ60を挟んで
設けられた発光部と受光部とから夫々なる光学センサ6
1a,61bにより、ステッピングモータ31の原点位
置と回転位置とを検出可能になっている。尚、ベッドケ
ース24の底部に鉛直バー62がビス62aで固着さ
れ、鉛直バー62に鉛直の取付け板63がビス63aで
固着され、この取付け板63に光学センサ61a,61
bが取付けられている。
【0034】図3、図4、図6に示すように、摩擦減衰
機構36は、第1,第2部分円筒部50,55の外周面
に密着状に巻付けられ、且つ第1部分円筒部50にエポ
キシド樹脂等からなる接着剤で固着されたコイル状の張
力部材65を有する。この張力部65は、例えば、針金
等からなり、第1,第2部分円筒部50,55の外周面
に10回転程巻付けられている。釜軸26と出力軸32
とが相対回転すると、第1部分円筒部50と張力部材6
5が一体的に回転するため、第2部分円筒部55の外周
面と張力部材65との間に摩擦が作用し、この摩擦を介
して釜軸26と出力軸32との相対回転が減衰されるよ
うに構成してある。
【0035】ここで、コイル状の張力部材65を、第1
部分円筒部50に固着せずに、第2部分円筒部55に固
着してもよい。この場合、釜軸26と出力軸32とが相
対回転すると、第2部分円筒部55と張力部材65が一
体的に回転するため、第1部分円筒部50の外周面と張
力部材65との間に摩擦が作用し、釜軸26と出力軸3
2との相対回転が減衰される。また、コイル状の張力部
材65を、第1部分円筒部50又は第2部分円筒部55
に固着する手段としては、前記エポキシド樹脂等からな
る接着剤を使用する以外に、レーザ溶接等を適用しても
よい。
【0036】ここで、回転釜25について説明すると、
図3〜図5、図7に示すように、回転釜25は、下糸ボ
ビン70を収容するボビンケース71を保持する内釜7
2と、この内釜72の外側を回転する外釜73とからな
り、外釜73が釜軸26の先端部に外嵌され複数のビス
73aで固着され、その外釜73には縫針22の目孔か
ら延びる上糸を引っかけて上糸ループを形成する為の剣
先73aが形成されている。
【0037】主軸の位相が約190°のときに、剣先7
3aと縫針22の目孔とが出合う出合いタイミングとな
り、この出合いタイミングのときに、剣先73aは縫針
22の目孔から延びる針側の上糸を引っかけて、外釜7
3の回転により内釜72と外釜73との間を移動する上
糸ループを形成し、その後天秤23の糸引き締めによ
り、下糸ボビン70から延びる下糸と上糸とが絡むこと
で縫目が形成される。
【0038】前記スリーブ44の前端部には、回転釜2
5の上端部分を囲む枠状の釜止め保持体75が固定さ
れ、この釜止め保持体75の前端部の右方向向きの釜止
め部材76に、後方へ突出する係合突起76aが形成さ
れている。この係合突起76aが、内釜72の上端部に
形成された凹部72aに遊嵌状に係合し、内釜72が回
動規制されている。尚、ベッドフレーム25の前端部に
は、回転釜25の前側を覆うカバー77が着脱可能に取
付けられている。
【0039】ここで、回転釜駆動装置30には、回転釜
25の前後方向位置を調節可能な回転釜位置調節機構8
0が設けられているが、次に、この回転釜位置調節機構
80について説明する。
【0040】図3、図5に示すように、取付けブロック
40のブロック部41には左面側から挿通孔44aに挿
通するピン孔81が形成され、スリーブ44の外周部に
は上下に細長いピン溝82がピン孔81と略同じ前後方
向位置に形成されている。ピン孔81には外端部にネジ
溝を有する偏心ピン83の枢支軸部83aが回動可能に
圧入され、偏心ピン83の偏心軸部83aがスリーブ4
4のピン溝82に摺動自在に係合している。
【0041】つまり、偏心ピン83を回動させることに
より、その枢支軸部83a及び偏心軸部83bの軸心間
距離(約1〜2mm)の2倍の微小ストローク(約2〜4
mm)に亙って、スリーブ44及び釜軸26とともに回転
釜25を前後へ移動させその前後方向位置を調節できる
ようになっている。一方、取付けブロック40のブロッ
ク部41には右面側からセットビス85が螺合され、セ
ットビス85を締めその先端部を、スリーブ44の押圧
面86に押圧させることで、ブロック部41にスリーブ
44を前後移動不能に固定することができ、セットビス
85を弛めると、スリーブ44が前後移動可能になる。
【0042】尚、前記連結部33においては、出力軸3
2に対する釜軸26の前後移動を許容でき、前記釜止め
保持枠75は回転釜25とともに前後に移動する。尚、
ベッドケース24の側面部には、偏心ピン83及びセッ
トビス85を回動させる為の工具等を挿入する工具挿入
孔87a,88aが形成され、通常、これら工具挿通孔
87a,88aはキャップ部材87b,88b閉じられ
ている。
【0043】次に、回転釜駆動装置30の作用・効果に
ついて説明する。ステッピングモータ31が駆動される
と、その出力軸32の回転駆動力は連結部33の弾性部
材35を介して釜軸26に伝達され、釜軸26とともに
回転釜25(外釜73)が回転駆動される。ステッピン
グモータ31の始動時や停止時等の変速時の回転釜25
に作用する慣性力は、釜軸26に伝達されるが連結部3
3において弾性部材33を介して緩衝される。
【0044】ところで、回転釜25に作用する慣性力を
弾性部材33を介して緩衝する際、弾性部材33が弾性
変形するため、弾性部材に弾性エネルギーが蓄えられ、
従来、その弾性エネルギーによる回転釜25の回転力
が、ステッピングモータ31の回転停止時や回転停止直
後の逆方向への回転開始時等、回転釜25の慣性力と同
方向に作用した時に、それらの大きな合力が出力軸32
を介してステッピングモータ31に入力されると、ステ
ッピングモータ31が非常に脱調し易い。
【0045】しかし、この回転釜駆動装置30において
は、前記連結部33に摩擦減衰機構36を設けることに
より、釜軸26と出力軸32との相対回転を摩擦を介し
て減衰させることができるため、ステッピングモータ3
1に入力される前記慣性力や回転力を含む外力を抑える
ことができ、ステッピングモータ31の脱調を極力防止
することができる。
【0046】従って、大型のステッピングモータを適用
しなくても、ベッド部7〜9のベースケース25に収納
可能な小型のステッピングモータ31を適用して、回転
釜25の高速回転或いは急始動及び急停止によるミシン
の高速作動化を実現することも可能になり、更に、小型
のステッピングモータ25を適用可能であることから、
回転釜駆動装置30の構造が小型化し、製作コスト的に
も非常に有利になる。
【0047】更に、連結部33は、出力軸32に固着さ
れた第1部分円筒部50と、第1部分円筒部50と弾性
部材35を介して対向状に設けられ釜軸26に固着され
た第2部分円筒部55とを有し、摩擦減衰機構36は、
第1,第2部分円筒部50,55の外周面に密着状に巻
付けられ且つ第1部分円筒部50の一方に固着されたコ
イル状の張力部材65を有するので、摩擦減衰機構65
を含む連結部33の構造を簡単化することができ、しか
も、第2部分円筒部55の外周面と張力部材65との摩
擦により、釜軸26と出力軸32との相対回転を確実に
減衰できる。
【0048】次に、前記実施形態を部分的に変更した変
更形態について説明する。但し、前記実施形態と同じも
のには同一符号を付して説明する。
【0049】第1変更形態・・・図8、図9参照 第1変更形態の回転釜駆動装置30Aは、コイル状の張
力部材65を有する摩擦減衰機構36を省略し、連結部
33Aに、第1部分円筒部50に固着された1対の板バ
ネ90と、これら板バネ90を介して第1部分円筒部5
5の外周面に当接するように付勢された1対の摩擦部材
91を有する摩擦減衰機構36Aを設けたものである。
【0050】1対の板バネ90は、第1,第2部分円筒
部50,55の外周面に沿う湾曲形状に形成され、第1
部分円筒部50の周方向中央部分においてラップした状
態で、1対のビス92で固着されている。各板バネ90
の端部は第2部分円筒部55の外周面側に達し、その内
面側に耐久性及び耐熱性の優れた合成樹脂製の摩擦部材
91が固着され、板バネ90により第2部分円筒部55
の外周面に付勢され当接している。
【0051】尚、1対の板バネ90を第2部分円筒部5
5に固着し、これら板バネ90を介して1対の摩擦部材
91が第1部分円筒部50の外周面に付勢されて当接す
るように構成してもよい。この回転釜駆動装置30Aに
よれば、摩擦減衰機構36Aを含む連結部33Aの構造
を簡単化することができ、しかも、第2部分円筒部55
の外周面と摩擦部材91との摩擦により、釜軸26と出
力軸32との相対回転を確実に減衰させることができ
る。その他前記実施形態と同様の作用・効果を奏する。
【0052】第2変更形態・・・図10参照 第2変更形態の回転釜駆動装置30Bは、前記摩擦減衰
機構36,36Aを省略し、ステッピングモータ31の
出力軸32に、ロータリオイルダンパ95を取付けたも
のである。ステッピングモータ31からは後方へも出力
軸32が延び、その出力軸32の後端部にロータリオイ
ルダンパ95が取付けられている。ロータリオイルダン
パ95の出力軸32への取付け位置は限定されない。
尚、出力軸32に、前記実施形態同様に冷却用ファン3
9も取付けることも可能である。
【0053】この回転釜駆動装置30Bによれば、弾性
部材35の弾性エネルギーによる回転釜25の回転力
が、ステッピングモータ31の回転停止時や回転停止直
後の逆方向への回転開始時等、回転釜25の慣性力と同
方向に作用した時、従来ではそれらの大きな合力がステ
ッピングモータ31に入力されところ、前記出力軸32
にロータリオイルダンパ95を取付けることにより、釜
軸26と出力軸32との相対回転をロータリオイルダン
パ95で減衰させることができるため、ステッピングモ
ータ31に入力される前記慣性力や回転力を含む外力を
抑えることができ、ステッピングモータ31の脱調を極
力防止することができる。その他前記実施形態と同様の
作用・効果を奏する。
【0054】尚、本発明に係る回転釜駆動装置は、前記
実施形態及び変更形態の回転釜駆動装置に限らず、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加
し、種々のミシンの回転釜駆動装置に勿論適用すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】 請求項1のミシンの回転釜駆動装置に
よれば、ステッピングモータの駆動軸の端部と回転釜の
釜軸の端部とを連結する連結部に、駆動軸の回転駆動力
を釜軸に伝達可能で且つ緩衝作用のある弾性部材を設け
たので、ステッピングモータの始動時や停止時等の変速
時の回転釜の慣性力を緩衝することができ、更に、前記
連結部に摩擦減衰機構を設けたので、釜軸と駆動軸との
相対回転を摩擦を介して減衰させることができるため、
ステッピングモータに入力される前記回転釜の慣性力や
弾性部材による回転力を含む外力を抑えることができ、
ステッピングモータの脱調を極力防止することができ
る。
【0056】従って、大型のステッピングモータを適用
しなくても、例えばミシンベッド部に収納可能な小型の
ステッピングモータを適用して、回転釜の高速回転或い
は急始動及び急停止によるミシンの高速作動化を実現す
ることも可能になり、更に、小型のステッピングモータ
を適用可能であることから、回転釜駆動装置の構造が小
型化し、製作コスト的にも非常に有利になる。
【0057】請求項2のミシンの回転釜駆動装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、連結部は、駆動
軸に固着された第1部分円筒部と、第1部分円筒部と弾
性部材を介して対向状に設けられ釜軸に固着された第2
部分円筒部とを有し、摩擦減衰機構は、第1,第2部分
円筒部の外周面に密着状に巻付けられ且つ第1,第2部
分円筒部の一方に固着されたコイル状の張力部材を有す
るので、摩擦減衰機構を含む連結部の構造を簡単化する
ことができ、しかも、第1,第2部分円筒部の他方の外
周面と張力部材との摩擦により、釜軸と駆動軸との相対
回転を確実に減衰させることができる。
【0058】請求項3のミシンの回転釜駆動装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、連結部は、駆動
軸に固着された第1部分円筒部と、第1部分円筒部と弾
性部材を介して対向状に設けられ釜軸に固着された第2
部分円筒部とを有し、摩擦減衰機構は、第1,第2部分
円筒部の一方に固着された板バネと、この板バネを介し
て第1,第2部分円筒部の他方の外周面に当接するよう
に付勢された摩擦部材を有するので、摩擦減衰機構を含
む連結部の構造を簡単化することができ、第1,第2部
分円筒部の他方の外周面と、その外周面に板バネを介し
て当接するように付勢された摩擦部材との摩擦により、
釜軸と駆動軸との相対回転を確実に減衰させることがで
きる。
【0059】請求項4のミシンの回転釜駆動装置によれ
ば、ステッピングモータの駆動軸の端部と回転釜の釜軸
の端部とを連結する連結部に、駆動軸の回転駆動力を釜
軸に伝達可能で且つ緩衝作用のある弾性部材を設け、前
記ステッピングモータの出力軸にロータリオイルダンパ
を取付けたので、釜軸と駆動軸との相対回転をロータリ
オイルダンパにより減衰させることができるため、ステ
ッピングモータに入力される前記回転釜の慣性力や弾性
部材による回転力を含む外力を抑えることができ、ステ
ッピングモータの脱調を極力防止することができる。従
って、その他請求項1と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る3台の多針式刺繍ミシ
ンを備えた多頭型刺繍縫製装置の全体斜視図である。
【図2】多頭型刺繍縫製装置の要部平面図である。
【図3】各多針式刺繍ミシンの回転釜駆動装置等の平面
図である。
【図4】各多針式刺繍ミシンの回転釜駆動装置等の側面
図である。
【図5】回転釜と回転釜駆動装置の分解斜視図である。
【図6】回転釜駆動装置の要部分解斜視図である。
【図7】回転釜等の斜視図である。
【図8】第1別実施形態に係る回転釜駆動装置の要部側
面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】第2別実施形態に係る回転釜駆動装置の要部
側面図である。
【符号の説明】
22 縫針 25 回転釜 26 釜軸 30,30A,30B 回転釜駆動装置 31 ステッピングモータ 32 出力軸 33 連結部 35 弾性部材 36,36A 摩擦減衰機構 50 第1部分円筒部 55 第2部分円筒部 65 張力部材 90 板バネ 91 摩擦部材 95 ロータリオイルダンパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫針と協働して糸輪を捕捉する回転釜を
    回転駆動するステッピングモータを備えたミシンの回転
    釜駆動装置において、 前記ステッピングモータの駆動軸の端部と回転釜の釜軸
    の端部とを連結する連結部に、駆動軸の回転駆動力を釜
    軸に伝達可能で且つ緩衝作用のある弾性部材を設け、前
    記連結部に、釜軸と駆動軸との相対回転を摩擦介して減
    衰させる摩擦減衰機構を設けたことを特徴とするとする
    ミシンの回転釜駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記連結部は、駆動軸に固着された第1
    部分円筒部と、第1部分円筒部と弾性部材を介して対向
    状に設けられ釜軸に固着された第2部分円筒部とを有
    し、前記摩擦減衰機構は、第1,第2部分円筒部の外周
    面に密着状に巻付けられ且つ第1,第2部分円筒部の一
    方に固着されたコイル状の張力部材を有することを特徴
    とする請求項1に記載のミシの回転釜駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部は、駆動軸に固着された第1
    部分円筒部と、第1部分円筒部と弾性部材を介して対向
    状に設けられ釜軸に固着された第2部分円筒部とを有
    し、前記摩擦減衰機構は、第1,第2部分円筒部の一方
    に固着された板バネと、この板バネを介して第1,第2
    部分円筒部の他方の外周面に当接するように付勢された
    摩擦部材を有することを特徴とする請求項1に記載のミ
    シンの回転釜駆動装置。
  4. 【請求項4】 縫針と協働して糸輪を捕捉する回転釜を
    回転駆動するステッピングモータを備えたミシンの回転
    釜駆動装置において、 前記ステッピングモータの駆動軸の端部と回転釜の釜軸
    の端部とを連結する連結部に、駆動軸の回転駆動力を釜
    軸に伝達可能で且つ緩衝作用のある弾性部材を設け、前
    記ステッピングモータの出力軸にロータリオイルダンパ
    を取付けたことを特徴とするとするミシンの回転釜駆動
    装置。
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