JPH11220448A - 多重化伝送方法及び装置 - Google Patents
多重化伝送方法及び装置Info
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- JPH11220448A JPH11220448A JP10280665A JP28066598A JPH11220448A JP H11220448 A JPH11220448 A JP H11220448A JP 10280665 A JP10280665 A JP 10280665A JP 28066598 A JP28066598 A JP 28066598A JP H11220448 A JPH11220448 A JP H11220448A
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Abstract
多重化伝送方法及び装置を提供することにある。 【解決手段】多重化装置AからFに向かうOC−12伝
送路において伝送路切断の障害が発生した場合、多重化
装置FはOC−12伝送路からの受信信号が伝送路断で
あることを検出する。多重化装置Fは、多重化装置Aか
らのAPSバイトを多重化装置Gに転送する。その際、
APSバイトの通過転送用に予め定められたOC−19
2伝送オーバヘッド上の未規定領域にこれを挿入する。
多重化装置Gは、受信した通過転送APSバイトをその
ままOC−12伝送オーバヘッド上のAPSバイトの規
定位置に挿入して、多重化装置Dに向けて送信する。こ
のようにして多重化装置AとD間での冗長切替を実現す
る。
Description
ルハイアラキーで使用するのに好適な多重化伝送方法及
び装置に関する。
大するにつれ、同期化技術の発達とあいまって光伝送技
術を用いた、より高速なディジタル同期伝送方式が急速
に普及しつつある。このようなディジタル同期伝送方式
の機能や構成は、世界的な規格が制定されており、この
規格に従って伝送装置や通信網を導入することによって
高品質な伝送がどこにおいても可能となる。具体的な規
格の例を示すと、国際電気通信連合(ITU−T)が勧
告G.707等で定めたエスディーエイチ(SDH:S
ynchronous Digital Hierar
chy)と呼ばれる伝送システムに関する規格(198
8年制定)、およびアメリカ標準化委員会(ANSI)
が規格T1.105で定めたソネット(SONET:S
ynchronous Optical Networ
k)と呼ばれる伝送システムに関する規格(1991年
制定)が挙げられる。どちらも光同期通信システムの構
成と伝送装置の機能を定めたものである。
化された主信号を多重化したペイロードと呼ばれる主信
号部に、伝送装置や通信網の監視保守運用を行うための
オーバヘッドと呼ばれる信号を付加した同期多重化信号
(フレーム)を処理(伝送や多重分離)するものであ
る。オーバヘッドにはポインタが備えられており、この
ポインタを用いてフレーム位相同期や周波数調整のスタ
ッフ制御を行う。これにより、従来のディジタル同期伝
送装置よりも伝送遅延が少なく監視保守運用能力に優れ
た伝送システムを提供することができる。
は、例えば特開平4−79628号公報や特開平5−1
14892号公報にそれぞれ独自の技術が開示されてい
る。
ワーク構成の自由度を高めるための伝送方法に関して
は、例えばANSIへの寄書T1X1.5/96−08
5に示されている。
トワークは、例えばOC−12伝送路がリング状に接続
されるBidirectional Line Swi
tched Ring(BLSR)が用いられる。ここ
で伝送路の冗長系の切替は、ANSI勧告T1.10
5.01の規格で規定されるBidirectiona
l Line Switched Ring、あるいは
ITU−T勧告G.841の規格で規定されるMS S
hared Protection Ringsの各プ
ロトコルに従う。具体的には、リングネットワークを構
成する複数の多重化装置間で同期多重化信号のオーバヘ
ッドに配置されたAutomatic Protect
ion Switching(APS)バイトと呼ばれ
るK1バイトとK2バイトを用いて冗長系の切替運用を
実行する。
合は、リング状に接続されたOC−12伝送路の一部を
より伝送容量の大きいOC−192伝送路に置き換える
ことが行われる。この場合、OC−12伝送路とOC−
192伝送路との間に配置される多重化伝送装置におい
ては、冗長系の切替運用に必要な上述のK1、K2バイ
トのやり取りが遮断されるため、OC−12リングネッ
トワークはその冗長系の切替運用を維持することはでき
ない。何故ならば、SONETやSDHの規格で定めら
れるように、OC−12伝送路で伝送されたAPSバイ
トはOC−192伝送路の一端に接続される多重化装置
で終端され、多端の多重化装置までは伝わらないからで
ある。OC−192伝送路で伝送されるAPSバイト
は、あくまでもOC−192伝送路の冗長系の切替運用
に使用されるためのものである。従って通常は、OC−
MのBLSRネットワークの一部の区間をより伝送容量
の大きいOC−N(M<N)のネットワークに多重化す
るような網構成は、簡単には実現できない。
ない。それは、OC−12伝送路からのAPSバイトを
含む監視保守運用情報をOC−192区間でスルーして
伝送する方式である。例えば、複数の多重化装置A、
F、G、D、EがA←→F←→G←→D←→E←→Aの
BLSRネットワークを構成している場合を考える。こ
こで、F←→Gは高速のOC−192伝送路区間で、そ
の他はすべて低速のOC−12伝送路区間とする。い
ま、OC−12伝送路区間E←→A間で障害が発生した
とすると、多重化装置AとEはこの障害を検出し、BL
SRプロトコルに基づいてコーディングされたAPSバ
イトをOC−192区間F←→Gをスルーして、経路A
←→F←→G←→D←→Eでやり取りし、冗長系の切替
を行う。この方式によればOC−12リングネットワー
クは、その一部にOC−192伝送路を含む場合でも、
伝送路の冗長系切替の運用を維持できるようになり、比
較的自由度の高いネットワークを構成することができ
る。
平9−321729号公報に記載の多重化伝送方法があ
る。
方法では、特定の伝送路位置で障害が発生した場合に、
本来ならば冗長系切替が所望されるところ、これが実行
不可能となる場合がある。例えば、上述のBLSRネッ
トワーク構成において、OC−12伝送路区間A←→F
間で障害が発生したとすると、従来方式に従えば、OC
−12伝送路からのAPSバイトを含む監視保守運用情
報はOC−192区間をスルーして伝送され、冗長系切
替が実行されるべきところである。ところが今度はそう
はいかないのである。今回の障害が前述のものと違う点
は、障害区間であるOC−12伝送路の一方には、OC
−192伝送路に接続される多重化装置Fが存在するこ
とである。このような場合、障害をBLSR切替要因と
なる警報情報として下流の多重化装置Dに通知すること
はできない。
SDHの規格では、多重化装置が伝送路断(Loss
of Signal)、フレーム同期はずれ(Loss
of Frame)、AIS−L(SDH ではMS
−AISに相当)等の伝送路障害を検出した場合には、
下流の装置に対してSTSパスレイヤに対する警報であ
るAIS−P(SDH ではAU−AISに相当)を転
送することが規定されている。ここでAIS−Pとは、
STS Synchronous Payload E
nvelopeとSTSポインタ(H1,H2,H3バ
イト)全体をオール1にすることである。よって、多重
化装置FのOC−12受信部では、伝送路断(Loss
of Signal)を検出し、下流の多重化装置G
に向かってAIS−Pを転送する。多重化装置GではA
IS−Pを受信し、さらに下流の多重化装置Dに向かっ
てAIS−Pを転送する。しかしSONETとSDHの
規格では、AIS−Pの受信はOC−12伝送路のBL
SR切替の要因ではないのである。
ーバヘッドとペイロード共にBLSR切替要因となる何
らかの警報情報を転送できない為、例えば多重化装置D
で所望されるOC−12伝送路のBLSR切替は実行さ
れない。そのためOC−12ネットワークは復旧できな
いままの状態となる。このことは、例えば多重化装置F
とGを介して多重化装置AとD間で張られたパスが、障
害をうけたままの状態になることを意味し、OC−12
ネットワークの運用が不能となる。
とGがOC−12伝送路の冗長系切替、すなわちBLS
R切替機能を装備することが考えられる。これをOC−
12ネットワークからみると、多重化装置FとGも多重
化装置A等と同様にOC−12ネットワークの構成ノー
ドと見なされる。従って多重化装置FとGは、OC−1
2の伝送フレームのAPSバイトに基づいてOC−12
伝送路のBLSR切替を実行する。その際、多重化装置
FとG間のOC−192伝送路では、OC−12伝送路
のBLSR切替のためのAPSバイトを、OC−192
伝送フレームのラインオーバヘッドの未規定領域に挿入
してOC−192区間を伝送する。この場合、OC−1
92伝送路の一部帯域をOC−12BLSRとして運用
することはできないため、多重化装置Fではなく多重化
装置Gで切替を実行するものとしている。しかしながら
この方法では、多重化装置FとGにおいて、例えば最大
で16個の低速側OC−12のBLSR切替能力が必要
で、装置規模とコストの観点から現実的ではない。
向かうOC−12伝送路での障害についての例である
が、多重化装置Dから多重化装置Gに向かうOC−12
伝送路での障害についても同様である。さらに多重化装
置FとG間のOC−192伝送路で、冗長系切替による
復旧不能な障害、例えば現用系伝送路と予備系伝送路の
同時切断障害が発生した場合でも、多重化装置AとDで
はBLSR切替が所望されるが、上記と同様の理由によ
り実行されないままの状態となる。
−N信号に多重化される直前のOC−M(M<N)伝送
路での障害発生時や、OC−N伝送路での冗長系切替に
よる復旧不能な障害発生時には、OC−N信号から分離
化されたOC−M信号がデータ消失といった障害を有し
ているにもかかわらず、OC−Mネットワークにおいて
本来ならば所望される冗長系切替が実行されないばかり
か、OC−M信号が正常とみなされるままの状態となる
等の問題がある。
替を確実に行うことのできる多重化伝送方法及び装置を
提供することにある。
路に多重化される直前の低速側伝送路において障害が発
生した場合には、高速側伝送路の多重化信号におけるオ
ーバヘッドの所定位置に警報を挿入して高速側伝送路に
通過転送することにより、達成される。ここでオーバヘ
ッドの所定位置は予め定められた未規定領域であり、警
報は下位3ビットが“111”となるような信号とす
る。
高速側伝送路において障害が発生した場合には、低速側
伝送路の多重化信号におけるオーバヘッドの所定位置に
警報を挿入して低速側伝送路に転送するように構成す
る。さらに、二つの高速側伝送路間に配置された多重化
伝送装置の高速側伝送路において障害が発生した場合に
は、高速側伝送路の多重化信号におけるオーバヘッドの
所定位置に警報を挿入して高速側伝送路に通過転送す
る。
トワークの構成変更あるいは伝送路の冗長系切替運用を
確実とすることができる。本発明によれば、伝送網を変
更しても冗長系切替運用能力が変わらない多重化伝送装
置及び多重化伝送網を簡単な方法で得ることができる。
いながら説明する。本実施例では主にSONETでの伝
送方法を例に挙げて説明するが、SDHによる伝送方法
の場合も同様である。本発明ではノード毎に伝送フレー
ムのオーバヘッドを終端させ、また所定のオーバヘッド
を通過させる。本発明はこれによって、伝送ネットワー
ク内の所望のノード間に伝送路の冗長系の切替要因とな
る警報を転送し、伝送システムの監視保守運用能力、特
に障害時における伝送路の冗長系の切替運用能力を維持
しようとするものである。
速信号側の伝送路を意味する。同様に、高速側伝送路と
は、高速信号側の伝送路を意味する。また、低速信号と
は、相対的に低ビットレートの多重化信号、高速信号と
は、相対的に高ビットレートの多重信号を意味し、特定
のビットレートに定めるものではない。
を示す。図のように、多重化装置FとG間はOC−19
2伝送路で接続され、他の多重化装置間はOC−12伝
送路で接続されている。本図は、多重化装置A、F、
G、D、Eの各区間の伝送路に障害が発生していない正
常な状態を示している。多重化装置AとDからのAPS
バイトは、多重化装置FとGの区間をスルーで通過して
それぞれ多重化装置DとAに至る。
とし、その冗長系切替方式は簡単のためリニヤ1+1と
する。リニヤ1+1の切替方式は、SONET方式では
ANSI勧告T1.105.01の規格に、SDH方式
ではITU−T勧告G.783の規格にそれぞれ定めら
れている。
成ノードである多重化装置F、GはLTE型の多重化装
置として説明するが、ADM型の多重化装置であっても
よい。一方、OC−12(低速側)ネットワークの構成
ノードである多重化装置A、D、Eは一般的なADM型
の多重化装置であり、オーバヘッドの通過転送機能は有
っても無くてもよい。このLTE型およびADM型の多
重化装置の構成については後述する。
OC−12の現用系帯域の信号と予備系帯域の信号をそ
のままOC−192伝送路の現用系伝送路、または現用
系伝送路と予備系伝送路の双方を使用して伝送する。同
様に、多重化装置Gでは、多重化装置Dとの間のOC−
12の現用系伝送路の信号と予備系伝送路の信号をその
ままOC−192伝送路の現用系伝送路、または現用系
伝送路と予備系伝送路の双方を使用して伝送する。図1
はOC−192の現用系伝送路を使用する場合を示して
おり、OC−192の予備系伝送路は省略してある。ま
た、以下の説明ではOC−12BLSRネットワークは
2ファイバ型としているが、4ファイバ型であってもよ
い。
D間で、多重化装置Fと多重化装置G間のOC−192
伝送路を介して、STS−3相当のパスが張られている
様子を点線で示している。このSTS−3相当のパスは
多重化装置Aと多重化装置DにおいてOC−3伝送路
(155.52MHz)に分岐化される。
信号のフレーム構成について説明する。図5(a)〜
(c)は、SONETで規定されたOC−12伝送路
(622.08MHz)の多重化信号のフレーム構成図
を示す。本フレーム構成において、同図(a)の最初の
36オクテット分の信号がオーバヘッドであり、残りの
部分が主信号を多重化したペイロードである。同図
(b)はオーバヘッドの詳細内容を示し、(c)はオー
バヘッドに続いて設定される1オクテットのパスオーバ
ヘッド(POH)の内容を示す。また図6(a)〜
(c)は、SONETで規定されたOC−192伝送路
(9953.28MHz)の多重化信号のフレーム構成
図を示す。本フレーム構成において、同図(a)の最初
の576オクテット分の信号がオーバヘッドであり、残
りの部分が主信号を多重化したペイロードである。同図
(b)、(c)はそれぞれオーバヘッド及びパスオーバ
ヘッド(POH)の内容を示す。
ッドの内、1〜3行はセクションオーバヘッドと呼ばれ
る。セクションオーバヘッドは、伝送装置や中継器の間
の伝送路区間(セクションと定義されている)毎の監視
保守運用を行う。ある装置(中継器を含む)で生成され
たセクションオーバヘッドは、伝送路を介して送信され
ると次の装置で終端される。また、オーバヘッドの内、
5〜9行はラインオーバヘッドと呼ばれる。ラインオー
バヘッドは、多重化された主信号を処理する伝送装置間
の伝送区間(ラインと定義されている)毎の監視保守運
用を行う。ある伝送装置で生成されたラインオーバヘッ
ドは、伝送路や中継器を介して送信されて次の伝送装置
で終端される。なおオーバヘッドの内、4行目のバイト
はポインタである。両図中、×印は未使用バイト(未定
義領域)を示すものである。これに関して、ANSIへ
の寄書T1X1.5/96−085には、OC−Mネッ
トワークからのAPSバイトを、OC−N(M<N)の
伝送フレームのラインオーバヘッドの未規定領域(未定
義領域)に挿入する概念が記載されている。
りである。まずセクションオーバヘッドのうち、A1,
A2はフレーム同期、B1はセクション区間の誤り監
視、D1〜D3は保守運用、E1は保守者用音声通信、
J0はセクショントレース、Z0は予備に用いられる。
またラインオーバヘッドのうち、H1,H2はパスの先
頭位置の指示、H3は周波数同期、B2,M1はライン
区間の誤り監視、K1,K2はライン区間の切換制御、
警報転送、D4〜D12は保守運用、E2は保守者用音
声通信、S1は網同期の運用、Z1,Z2は予備に用い
られる。このようなフレーム構成と機能は、いずれも上
記規格に規定されたものである。
される種々の監視保守運用情報が、多重化装置Fと多重
化装置Gにおいて、OC−192伝送オーバヘッド上の
未規定領域のどの位置に割り当てられ、通過転送される
かについて説明する。
ので、太線で囲った領域がスルーバイトの割当位置10
00、1100、1200である。多重化される低速側
の信号がOC−12の場合、図7中の(a)、(b)、
(c)で示した領域は、詳細にはそれぞれ、例えば図
8、図9、図10に示す構成となる。各図で太線で囲っ
た領域がスルーバイトの割当位置1001〜1004、
1101〜1107、1201〜1208である。多重
化装置Fと多重化装置Gでは、多重化装置Aと多重化装
置Dから送られたOC−12伝送フレーム中のAPSバ
イトであるK1、K2バイトをそれぞれ、図7の“Tr
b.K1”、“Trb.K2”で示した位置に挿入す
る。より詳細には図9の“K1Tr#i”と図10の
“K2Tr#i”(iは1以上15以下の整数)で示し
た位置に挿入する。ちなみに、APSバイト以外の監視
保守運用情報、例えばD4〜D12バイトの通過転送領
域は、図7の“Trb.D4”〜“Trb.D12”の
領域で、より詳細には図8〜図10の該当箇所に示すと
おりである。もちろん、図8〜図10は一例を示すもの
であって、ラインオーバヘッドの未規定領域を使用する
のであればどこでもよい。
号を図1に示す多重化伝送網で伝送している場合に、伝
送路で何らかの障害が発生したときのことを考える。
向かうOC−12伝送路において、例えば伝送路切断の
障害が発生した様子を示す。この場合、多重化装置Fは
OC−12伝送路からの受信信号が伝送路断(LOS)
であることを検出する。これにより多重化装置Fは、多
重化装置AからのAPSバイトを多重化装置Gに通過転
送させる。その際多重化装置Fは、APSバイトの通過
転送用に予め定められたOC−192伝送オーバヘッド
上の未規定領域、例えば図9の“K1Tr#i”と図1
0の“K2Tr#i”(iは1以上15以下の整数)で
示した位置に、少なくとも“K2Tr#i”の下位3ビ
ットが“111”となるような信号を挿入することによ
り行う。この信号は、例えばオール“1”値、つまり1
6進値で“FF”とする。これを伝送路障害が復旧する
まで1フレーム毎に挿入し続ける。
受信した通過転送APSバイト、すなわち図9の“K1
Tr#i”と図10の“K2Tr#i”で示した位置の
内容を、各々そのままOC−12伝送オーバヘッド上の
APSバイトの規定位置、すなわち図5(b)のK1と
K2の位置に挿入して、多重化装置Dに向けて送信す
る。よって多重化装置Dは、多重化装置GからのAPS
バイトとしてオール“1”値を受信することとなる。
の下位3ビットとしてオール“1”値を連続して5フレ
ーム以上受信した場合は、ラインレイヤの警報であるA
IS−Lが転送されていると判断することが規定されて
おり、さらにBLSR切替の要因の一つとしてAIS−
Lが規定されている。従って多重化装置Dは、多重化装
置Gからラインレイヤの警報であるAIS−Lが転送さ
れていると判断する。
が多重化装置Dまで転送されたことになる。
発生時には、OC−12ネットワークの多重化装置Aと
D間でBLSR切替が実行され、図中の点線で示した多
重化装置AとD間で張られたSTS−3相当のパスは救
済される。具体的にはBLSR切替が完了するまで、多
重化装置AとD間で多重化装置Eを介してAPSバイト
を送受する一方で、多重化装置Dから多重化装置AへO
C−192伝送路を介してAPSバイトを送信するとい
ったプロセスを経る。後者の場合は、図1の場合と同様
に、OC−192伝送路中でAPSバイトを通過転送さ
せる状態がそのまま継続している。
の障害が復旧するまでは、多重化装置Aから多重化装置
DまでOC−192伝送路を介して警報が転送される上
述した状態が維持される。伝送路の障害が復旧すれば、
多重化装置Fは、図1と同様に、多重化装置AからのA
PSバイトをそのまま多重化装置Gに通過転送させるこ
ととなる。多重化装置Dではもはや警報を検出しなくな
る為、OC−12ネットワークはBLSR切替状態から
もとの状態に復帰し、図1の動作状態に戻る。
速なOC−192区間内のリピータ等のセクション終端
装置の介在の如何に関わらず、OC−192信号に多重
化される直前のOC−12伝送路での障害発生時には、
OC−12ネットワークでの伝送路の冗長系切替に必要
な警報を転送することができ、ネットワーク構成の変更
に依存しない監視保守運用能力に優れた多重化伝送装置
及び多重化伝送網を容易に実現することができる。
化装置Gに向かうOC−192伝送路に存在する場合を
示す。この場合の障害は、現用系伝送路と予備系伝送路
の同時障害、例えば伝送路の切断とする。伝送路が切断
するとOC−192伝送路の冗長系切替は実施されな
い。
伝送路からの受信信号がLOSであることを検出する。
これにより多重化装置Gは、多重化装置DへのAPSバ
イトの送信に関し、多重化装置Fから受信したOC−1
92伝送フレームにおいて、APSバイト通過転送用に
予め定められているOC−192伝送オーバヘッド上の
未規定領域、例えば図9の“K1Tr#i”と図10の
“K2Tr#i”(iは1以上15以下の整数)で示し
た位置の内容を、そのままOC−12伝送オーバヘッド
上のAPSバイト(K1とK2)の規定位置に挿入して
送信するのではなく、少なくともK2バイトの下位3ビ
ットが“111”となるような信号を挿入することによ
り行う。この信号は、例えばオール“1”値、つまり1
6進値で“FF”とする。これを伝送路障害が復旧する
まで1フレーム毎に挿入し続けて多重化装置Dに送信す
る。
の場合と同様に、多重化装置Gからラインレイヤの警報
であるAIS−Lが転送されていると判断する。これ
は、BLSR切替要因となる警報が多重化装置Dまで転
送されたことを意味する。その結果、図3に示すよう
に、OC−12ネットワークにおける多重化装置AとD
間でBLSR切替が実行され、図中点線で示した多重化
装置AとD間で張られたSTS−3相当のパスは救済さ
れる。
リピータ等のセクション終端装置の介在の如何に関わら
ず、OC−192伝送路での冗長系切替による復旧不能
な障害発生時にも、OC−12ネットワークでの伝送路
の冗長系切替に必要な警報を転送することができ、ネッ
トワーク構成の変更に依存しない監視保守運用能力に優
れた多重化伝送装置及び多重化伝送網を容易に実現する
ことができる。
は、伝送路障害として伝送路の切断を想定したが、伝送
路の品質劣化に起因する他の障害にも対応できる。障害
が発生した信号を受信する多重化装置が、LOFやAI
S−Lや伝送路誤り率劣化に関するSF及びSDを検出
できるような障害であればよい。図2のように高速側伝
送路OC−Nに多重化される直前の低速側伝送路OC−
M(M<N)でこの種の障害が発生した場合には、OC
−Nフレームのオーバヘッドの未規定領域の所定位置に
上述した警報を挿入して高速側伝送路OC−Nを通過転
送させる。これにより低速側伝送路OC−Mの冗長系切
替の動作を導くことができる。また、図3のように低速
側伝送路OC−Mに分離化される直前の高速側伝送路O
C−Nでこの種の障害が発生した場合には、直接OC−
MフレームのAPSバイトに上述した警報を挿入して低
速側伝送路OC−Mに送信する。これにより低速側伝送
路の冗長系切替の動作を導くことができる。
の監視保守運用情報を高速側ネットワークにおいて3個
のノードを介して通過転送させる場合にも適用できる。
これを以下の実施例で説明する。ここで“ノード”と
は、少なくともセクション終端機能とライン終端機能の
双方を有する多重化装置を意味するものとする。
個のOC−192多重化装置F、H及びGの縦列接続を
有する多重化伝送網を示すものであり、多重化装置A、
F、H、G、D、Eの各区間の伝送路に障害が発生して
いない正常な状態を示している。ネットワークの構成
は、多重化装置Hの存在を除けば図1と全く同じであ
る。例えばOC−192伝送路は4ファイバ型であり、
その冗長系切替方式はリニヤ1+1である。また、低速
側のネットワークの監視保守運用情報がOC−192伝
送オーバヘッド上の未規定領域に割り当てられる位置
も、先の実施例と同じである。
装置であり、OC−12のBLSRネットワークのパス
は多重化装置Hでは分離化されず、片方向のOC−19
2の高速信号からもう片方向のOC−192の高速信号
にスルーされるのみとする。
重化装置AからのSTS−12相当のパスは、全て多重
化装置Gで分離化され、OC−12伝送路に送信されて
多重化装置Dに至る。一方、多重化装置Gで多重化され
た多重化装置DからのSTS−12相当のパスは、全て
多重化装置Fで分離され、OC−12伝送路に送信され
て多重化装置Aに至る。
ら受信したOC−192伝送フレームの中のAPSバイ
トの通過転送用に予め定められているOC−192伝送
オーバヘッド上の未規定領域(例えば図9の“K1Tr
#i”と図10の“K2Tr#i”)の内容をそのま
ま、多重化装置Gに向けて送信されるOC−192伝送
フレームの中のAPSバイトの通過転送用に予め定めら
れているOC−192伝送オーバヘッド上の未規定領域
(例えば図9の“K1Tr#j”と図10の“K2Tr
#j”)に挿入する。ここでiとjは1以上15以下の
整数であり、同じ値でも異なる値でもよい。例えば、O
C−192フレーム内におけるOC−12BLSRから
のSTS−12相当のパスが占有するタイムスロット位
置が、多重化装置Hの前後で変換されない場合にはiと
jを同じくし、一方変換される場合には変換後のタイム
スロット位置に対応するjの値とする。いずれにしても
多重化装置Fと多重化装置Gで分離化する際に“K1T
r#i”と“K2Tr#i”に対応する“K1Tr#
j”と“K2Tr#j”を分離すればよい。以下では簡
単の為、タイムスロット位置は変換されないものとし、
iとjを同じ値として説明する。
に向かうOC−12伝送路において切断等の障害が発生
した場合の様子を示す。この場合の多重化装置F、多重
化装置Gの動作は先に説明した図2の動作と同様であ
り、多重化装置Hの動作は図11の動作と同様である。
すなわち、多重化装置FはOC−12伝送路からの受信
信号がLOSであることを検出した場合、多重化装置A
からのAPSバイトを多重化装置Gに通過転送させる際
に、APSバイトの通過転送用に予め定められているO
C−192伝送オーバヘッド上の未規定領域(例えば図
9の“K1Tr#i”と図10の“K2Tr#i”)
に、少なくとも“K2Tr#i”の下位3ビットが“1
11”となるような信号を挿入する。この信号は、例え
ばオール“1”値、つまり16進値で“FF”とする。
これを伝送路障害が復旧するまで1フレーム毎に挿入し
続ける。
受信した通過転送APSバイト(図9の“K1Tr#
i”と図1の“K2Tr#i”)の内容を、そのままO
C−12伝送オーバヘッド上のAPSバイト(K1とK
2)の規定位置に挿入して、多重化装置Dに向けて送信
する。
に、多重化装置Gからラインレイヤの警報であるAIS
−Lが転送されていると判断する。これはBLSR切替
要因となる警報が多重化装置Dまで転送されたことを意
味する。その結果、OC−12ネットワークで多重化装
置AとD間でBLSR切替が実行され、図中点線で示し
た多重化装置AとD間で張られたSTS−3相当のパス
は救済される。
リピータ等のセクション終端装置の介在の如何に関わら
ず、高速なOC−192信号に多重化される直前のOC
−12伝送路での障害発生時でも、OC−12ネットワ
ークにおける伝送路の冗長系切替に必要な警報を転送す
ることが可能となり、ネットワーク構成の変更に依存し
ない監視保守運用能力に優れた多重化伝送装置及び多重
化伝送網を容易に実現することができる。
に向かうOC−192伝送路における現用系伝送路と予
備系伝送路に同時切断等の障害が発生した場合の様子を
示す。この場合、伝送路が切断されるためOC−192
伝送路の冗長系切替は実施されない。
の動作と同様であり、多重化装置Hの動作は図11の動
作と同様である。すなわち、多重化装置GはOC−19
2伝送路からの受信信号がLOSであることを検出す
る。これにより多重化装置Gは、多重化装置DへのAP
Sバイトの送信に関し、多重化装置Hから受信したOC
−192伝送フレームでAPSバイト通過転送用に予め
定められているOC−192伝送オーバヘッド上の未規
定領域(例えば図9の“K1Tr#i”と図10の“K
2Tr#i”)の内容を、そのままOC−12伝送オー
バヘッド上のAPSバイト(K1とK2)の規定位置に
挿入して送信するのではなく、OC−12伝送オーバヘ
ッド上のK1とK2の位置に、少なくともK2バイトの
下位3ビットが“111”となるような信号を挿入す
る。この信号は、例えばオール“1”値、つまり16進
値で“FF”とする。これを伝送路障害が復旧するまで
1フレーム毎に挿入し続けて多重化装置Dに送信する。
に、多重化装置Gからラインレイヤの警報であるAIS
−Lが転送されていると判断する。これはBLSR切替
要因となる警報が多重化装置Dまで転送されたことを意
味する。その結果、OC−12ネットワークの多重化装
置AとD間でBLSR切替が実行され、図中点線で示し
た多重化装置AとD間で張られたSTS−3相当のパス
は救済される。
リピータ等のセクション終端装置の介在の如何に関わら
ず、高速なOC−192伝送路における冗長系切替によ
る復旧不能な障害発生時でも、OC−12ネットワーク
での伝送路の冗長系切替に必要な警報を転送することが
可能となり、ネットワーク構成の変更に依存しない監視
保守運用能力に優れた多重化伝送装置及び多重化伝送網
を容易に実現することができる。
向かうOC−192伝送路での現用系伝送路と予備系伝
送路に同時切断等の障害が発生した場合の様子を示す。
この場合、伝送路が切断されているためOC−192伝
送路の冗長系切替は実施されない。この場合の多重化装
置F、多重化装置Gの動作は図11における動作と同様
であり、多重化装置Hの動作だけが図11と異なる。以
下、このことについて説明する。
受信信号がLOSであることを検出する。これにより多
重化装置Hは、多重化装置Fから受信したOC−192
伝送フレームの中のAPSバイト通過転送用に予め定め
られているOC−192伝送オーバヘッド上の未規定領
域(例えば図9の“K1Tr#i”と図10の“K2T
r#i”)の内容をそのまま、多重化装置Gに向けて送
信されるOC−192伝送フレームの中のAPSバイト
の通過転送用に予め定められているOC−192伝送オ
ーバヘッド上の未規定領域(例えば図9の“K1Tr#
i”と図10の“K2Tr#i”)に挿入することをせ
ず、多重化装置Gに向けて送信される“K1Tr#i”
と“K2Tr#i”のうち、少なくとも“K2Tr#
i”の下位3ビットが“111”となるような信号を挿
入する。この信号は、例えばオール“1”値、つまり1
6進値で“FF”とする。これを伝送路障害が復旧する
まで1フレーム毎に挿入し続けて多重化装置Gに送信す
る。
受信した通過転送APSバイト、すなわち図9の“K1
Tr#i”と図10の“K2Tr#i”で示した位置の
内容を、そのままOC−12伝送オーバヘッド上のAP
Sバイト(K1とK2)の規定位置に挿入して、多重化
装置Dに向けて送信する。
様に、多重化装置Gからラインレイヤの警報であるAI
S−Lが転送されていると判断する。これは BLSR
切替要因となる警報が多重化装置Dまで転送されたこと
を意味する。その結果、OC−12ネットワークで多重
化装置AとD間でBLSR切替が実行され、図中点線で
示した多重化装置AとD間で張られたSTS−3相当の
パスは救済される。
リピータ等のセクション終端装置の介在の如何に関わら
ず、高速なOC−192 伝送路での冗長系切替による
復旧不能な障害発生時でも、OC−12ネットワークで
の伝送路の冗長系切替に必要な警報を転送することが可
能となり、ネットワーク構成の変更に依存しない監視保
守運用能力に優れた多重化伝送装置及び多重化伝送網を
容易に実現することができる。
として伝送路の切断を想定したが、伝送路の品質劣化に
起因する他の障害についても適用可能である。例えば障
害が発生した信号を受信する多重化装置が、LOFやA
IS−Lや伝送路誤り率劣化に関するSF及びSDを検
出できるような障害であればよい。すなわち、図12の
ように高速側伝送路OC−Nに多重化される直前の低速
側伝送路OC−M(M<N)でこれらいずれかに該当す
る障害が発生した場合には、OC−Nフレームのオーバ
ヘッドの未規定領域の所定位置に上述した警報を挿入し
て高速側伝送路OC−Nを通過転送させる。これによ
り、低速側伝送路OC−Mの冗長系切替の動作を導くこ
とが可能となる。また、図13のように低速側伝送路O
C−Mに分離化される直前の高速側伝送路OC−Nにお
いて、これらいずれかに該当する障害が発生した場合に
は、直接OC−MフレームのAPSバイトに上述した警
報を挿入して低速側伝送路に送信する。これにより、低
速側伝送路の冗長系切替動作を導くことが可能となる。
さらに、図14のように高速側伝送路OC−N内におけ
る中間ノードの直前の高速側伝送路OC−Nでこれらい
ずれかに該当する障害が発生した場合には、OC−Nフ
レームのオーバヘッドの未規定領域の所定位置に上述し
た警報を挿入して高速側伝送路の残りの区間を通過転送
させる。これにより、低速側伝送路の冗長系切替動作を
導くことが可能となる。
ワークに3個のノードを有する場合の警報転送について
説明したが、ノード数は一般には3個以上であってもよ
い。
ットワークの保守情報を通過させたい場合は、当該高速
側ネットワーク区間の両端に位置するノードにおける処
理は上述の多重化装置F及びGと同様であり、区間内に
介在する全てのノードにおける処理は多重化装置Hと同
様である。
は高速側OC−192の伝送路とその冗長系切替方式を
4ファイバ型のリニヤ1+1として説明したが、リニヤ
1:N(Nは1以上の整数)でも、あるいは4ファイバ
型のBLSR、あるいは2ファイバ型のBLSRであっ
てもよい。リニヤ1:Nの切替方式は、SONET方式
ではANSI勧告T1.105.01の規格に、SDH
方式ではITU−T勧告G.783の規格にそれぞれ定
められている。いずれの切替方式であっても、高速なO
C−192信号に多重化される直前のOC−12伝送路
で障害発生した場合や、高速なOC−192伝送路での
冗長系切替による復旧不能な障害が発生した場合には、
低速側のネットワークにおいてAIS−L警報を検出す
る。これにより、OC−12ネットワークおける伝送路
の冗長系切替を確実に実行することができる。
ネットワークをBLSRとして説明したが、伝送路の冗
長系切替方式がリニヤ1+1、あるいはリニヤ1:N
(Nは1以上の整数)の、いわゆるリニヤ型のネットワ
ークであってもよい。いずれの切替方式であっても、そ
の切替要因にはAIS−L警報が含まれる為、高速なO
C−192信号に多重化される直前のOC−12伝送路
で障害が発生した場合や、高速なOC−192伝送路で
の冗長系切替による復旧不能な障害が発生した場合に
は、OC−12ネットワークでの伝送路の冗長系切替を
確実に実行することができる。
ークとこれが多重化される高速側ネットワークの伝送速
度を各々OC−12とOC−192として説明したが、
一般には低速側ネットワークの速度がOC−Mで、高速
側ネットワークの速度がOC−Nで、かつNがMの整数
倍の関係を満たしていればよい。さらに、図11〜図1
4の実施例では多重化装置F−H間と多重化装置H−G
間の高速側ネットワークの伝送速度を共にOC−192
としたが、両者で異なっていてもよい。例えば多重化装
置F−H間の伝送路をOC−N’、多重化装置H−G間
の伝送路をOC−Nとした時、NとN’が共にMの整数
倍の関係を満たしていればよい。
N区間での警報転送についてOC−Nフレームのライン
オーバヘッドの未規定領域内に定義した“K1Tr#
i”と“K2Tr#i”を用いる場合を説明したが、O
C−Nフレームのラインオーバヘッドの未規定領域内
に、多重化される複数の低速信号に対応させた複数の警
報転送専用のバイト(TTAISバイトと呼ぶことにす
る)を定義して警報転送を行ってもよい。例えば、多重
化伝送装置Fでは、高速側伝送路に多重化される直前の
低速側伝送路OC−M(M<N)で障害を検出した場合
に、対応するTTAISバイトに警報を示す所定のコー
ド値、例えば16進値で“F0”を挿入して高速側伝送
路OC−Nに送信する。多重化伝送装置Gでは、高速側
伝送路OC−NからのTTAISバイトが警報コード、
例えば16進値で“F0”であることを検出した場合
か、あるいは低速側伝送路に分離化される直前の高速側
伝送路で障害を検出した場合に、対応するOC−Mフレ
ームのAPSバイトに上述した警報、すなわちK1バイ
トとK2バイトに、少なくともK2バイトの下位3ビッ
トが“111”となるように、例えばオール“1”値、
つまり16進値で“FF”を挿入して低速側伝送路に送
信する。中間ノードとなる多重化伝送装置Hでは、直前
の高速側伝送路OC−Nで障害を検出した場合に、TT
AISバイトに警報を示す所定のコード値、例えば16
進値で“F0”を挿入して高速側伝送路OC−Nに送信
する。
N区間を通過転送した警報情報を、低速側のOC−Mフ
レームの伝送オーバヘッドのAPSバイトに挿入して低
速側伝送路へと送信する場合を説明したが、通過転送し
た警報情報が警報を示す所定のコード値の際に、低速信
号の伝送オーバヘッドのフレーミングバイトを用いて低
速側伝送路へと送信してもよいし、あるいは低速信号そ
のものの送信を停止してもよい。
高速信号の“K1Tr#i”と“K2Tr#i”、ある
いはTTAISバイトが、警報を示す所定のコード値、
例えば16進値で“FF”であることを検出した場合に
は、対応する低速信号の伝送オーバヘッドのフレーミン
グバイト、すなわちA1バイトとA2バイトの各々に、
フレーミングパターンである16進値で“F6”と“2
8”以外の値、例えば“FF”を1フレーム毎に挿入し
て、低速側OC−12伝送路へと送信する。これによ
り、低速側の多重化装置Dではフレーム同期はずれ(L
oss of Frame、LOF)を検出する。ここ
で、LOFはAIS−Lと同様に、リニヤ1+1、リニ
ヤ1:N、BLSRの各切替方式における切替要因であ
るので、低速側伝送路の冗長系切替動作を導くことが可
能となる。
した高速信号の“K1Tr#i”と“ K2Tr#
i”、あるいはTTAISバイトが、警報を示す所定の
コード値、例えば16進値で“FF”であることを検出
した場合には、対応する低速信号そのものの送信を停止
する。これにより、低速側の多重化装置Dでは信号断
(Loss of Signal、LOS)を検出す
る。ここで、 LOSは、リニヤ1+1、リニヤ1:
N、BLSRの各切替方式における切替要因であるの
で、低速側伝送路の冗長系切替動作を導くことが可能と
なる。
報転送に、OC−Nフレームのラインオーバヘッドの未
規定領域を使用している。これらのバイト位置への警報
コードの挿入や検出は当然のことながらSONETやS
DHの規格で規定されるいわゆるライン終端機能、ある
いはM−セクション終端機能の位置内で実行される。
“Trb.K2”に警報コードを挿入した場合、これら
のバイトは次フレームに挿入すべきB2バイトの演算領
域に含まれる。
明する。本発明では、例えばLTE(Line Ter
minating Equipment)型の多重化装
置、またはADM(Add Dropp Multip
lex)型の多重化装置を用いる。
である。LTE型の多重化装置は、複数の低速信号(O
C−M)を高速信号(OC−N)に多重化したり、また
逆に高速信号(OC−N)を複数の低速信号(OC−
M)に分離化する機能を有する。より詳細には複数個の
オーバヘッドと多重化された主信号からなる低速の多重
化信号と1個のオーバヘッドと多重化された主信号から
なる高速の多重化信号を収容し、各多重化信号のオーバ
ーヘッドの終端や付け替え等の処理を行うとともに複数
個の低速の多重化された主信号と1個の高速の多重化さ
れた主信号間の多重分離を実施する。
C−12を収容し、高速多重化信号OC−192との間
でSONETで規定された主信号の多重分離とオーバー
ヘッドの処理を実施する。また、装置に入力された多重
化信号のオーバーヘッドを他の多重化装置のために通過
させる。すなわち、M組の低速の多重化信号を入出力し
てオーバヘッドと主信号の処理を行う低速信号送信/受
信ユニット10−1〜10−Mと、高速の多重化信号を
入出力してオーバヘッドと主信号の処理を行う1組の高
速側送信/受信ユニット11と、低速多重化信号の主信
号と高速多重化信号の主信号との多重分離変換を行う主
信号多重分離変換部100と、本多重化装置全体の制御
を行う制御部400とを有し、信号の多重分離変換とオ
ーバヘッド処理を行う。
ット10−1〜10−Mのそれぞれには、低速信号の受
信と受信セクションオーバヘッドの終端処理を行うセク
ションオーバヘッド(SOH)終端部20−1〜Mと、
受信ラインオーバヘッドの終端処理を行うラインオーバ
ヘッド(LOH)終端部30−1〜Mと、送信ラインオ
ーバヘッドバイトの付与を行うLOH挿入部80−1〜
Mと、送信セクションオーバヘッドバイトの付与を行う
SOH挿入部90−1〜Mとを備え、高速側送信/受信
ユニット11には、低速信号送信/受信ユニットと同様
な、高速信号のSOH終端部60と、LOH終端部70
と、LOH挿入部40と、SOH挿入部50とを備え
る。監視保守運用情報の通過とは、低速ユニット10−
i(1≦i≦M)で受信した低速信号中の監視保守運用
情報を、高速ユニット11から送信される高速信号中の
オーバヘッドの未規定(未定義)領域に挿入して高速伝
送路を通過転送させることであり、また逆に高速ユニッ
ト11で受信した高速信号中のオーバヘッドの未規定
(未定義)領域の内容をそのまま、低速ユニット10−
iから送信される低速信号中のオーバヘッドの規定領域
に挿入して低速伝送路に送出することである。
法としては、例えば低速ユニット10−i(高速ユニッ
ト11)で主信号から分離して、主信号多重分離変換部
をバイパスする専用の信号経路を通過した後、高速ユニ
ット11(低速ユニット10−i )に導いて主信号に
挿入する手法(手法1)、あるいは低速ユニット10−
i(高速ユニット11)で主信号のオーバヘッドの未規
定領域(未定義領域)に相当するタイムスロット位置に
挿入して、主信号多重分離変換部を通過させた後、高速
ユニット11(低速ユニット10−i)でスルーする手
法(手法2)、あるいは低速ユニット10−i(高速ユ
ニット11)で抽出した情報をいったんメモリまたはレ
ジスタに書き込み、CPUを使用したファームウェア制
御によりこのメモリまたはレジスタの内容を読み込んで
高速ユニット11(低速ユニット10−i)のメモリま
たはレジスタを設定し、高速ユニット11(低速ユニッ
ト10−i)ではこの設定されたメモリまたはレジスタ
の内容を主信号のオーバヘッドの未規定領域(未定義領
域)に挿入する手法(手法3)のうちのいずれを用いて
もよい。
重化信号を収容して主信号の多重分離を行うとともに、
本多重化装置を使用するネットワークで予め定めたオー
バヘッドを通過させたり終端付与処理したりする。
である。ADM型の多重化装置は、両側に高速の伝送路
(OC−N)が接続されるとともに複数個の低速の伝送
路(OC−M、M≦N)も接続され、複数個の低速の信
号(OC−M)を高速の信号(OC−N )に多重化し
たり、また逆に高速の信号(OC−N)を複数個の低速
の信号(OC−M)に分離化したり、さらには高速の信
号(OC−N)同士でSTSパスのタイムスロットを入
れ替えたり、通過したりする機能を有する。より詳細に
は複数個のオーバヘッドと多重化された主信号からなる
低速の多重化信号と2個のオーバヘッドと多重化された
主信号からなる高速の多重化信号を収容し、各多重化信
号のオーバーヘッドの終端や付け替え等の処理を行うと
ともに複数個の低速の多重化された主信号を高速の多重
化された主信号に挿入(アッド)したり高速の多重化さ
れた主信号から複数個の低速の多重化された主信号を分
岐(ドロップ)したり高速の多重化された主信号同士の
入れ替え(クロスコネクト)や通過(スルー)を実施す
る。例えば、低速多重化信号をOC−12、高速多重化
信号をOC−192として、SONETで規定された上
記主信号の処理とオーバーヘッドの処理を実施する一方
で、装置に入力された多重化信号のオーバーヘッドを他
の伝送装置で使用するために通過させる。
の装置構成とほぼ同じであり、主信号に対して上記アッ
ド・ドロップ・クロスコネクト・スルーを行うための主
信号挿入分離部105を加え、他の機能ブロックは、先
のLTEと同じものを用いてその配置と数をADM用に
変化させた構成である。なお図16において、図15と
同じ機能ブロックは同一符号を付与してある。以下の説
明では、先の多重化装置と異なる箇所についてのみ説明
する。
DMが高速伝送路でADM同士を接続するように用いら
れるので、両側のADMに接続するようWEST側11
−1とEAST側11−2の2個の高速信号送信/受信
ユニット11を備える。そして、上記主信号処理を行う
ために、これらの高速信号送信/受信ユニット11−1
および11−2と低速信号送信/受信ユニット10−1
〜10−Mとを接続したり高速信号送信/受信ユニット
11−1および11−2同士を接続できるように、高速
信号送信/受信ユニット11−1および11−2と主信
号多重分離変換部100との間に主信号挿入分離部10
5が付加される。
も通過できるように構成される。そのオーバヘッドの装
置内での転送方法は前述のLTE型の多重化装置での手
法1〜手法3と同様であり、そのいずれを用いてもよ
い。
送ネットワークにおいて、高速側の伝送ネットワークに
多重化される直前の低速側の伝送路で障害が発生した場
合や、高速側の区間内の伝送路で障害が発生した場合に
は、低速側の伝送ネットワークに伝送路の冗長系切替を
促す警報を転送することにより、ネットワーク構成の変
更に依存しない監視保守運用能力、特に冗長系切替運用
に優れた多重化伝送装置及び多重化伝送網を容易に実現
することができる。
確実に行うことのできる多重化伝送方法及び装置を得る
ことができる。
伝送網の状態を示す図である。
伝送網の状態を示す図である。
る。
ーム構成、(b)はオーバヘッドの構成、(c)はパス
オーバヘッドの構成をそれぞれ示す図である。
レーム構成、(b)はオーバヘッドの構成、(c)はパ
スオーバヘッドの構成をそれぞれ示す図である。
ドの構成図である。
ドの詳細構成図である。
ドの詳細構成図である。
ッドの詳細構成図である。
る。
化伝送網の状態を示す図である。
化伝送網の状態を示す図である。
化伝送網の状態を示す図である。
る。
る。
伝送装置、F…多重化伝送装置、G…多重化伝送装置、
K…多重化伝送装置、L…多重化伝送装置、P…多重化
伝送装置、Q…多重化伝送装置、OC−3…多重化伝送
路、OC−12…多重化伝送路、OC−192…多重化
伝送路。
Claims (20)
- 【請求項1】低速側伝送路と高速側伝送路間に配置され
た多重化伝送装置における多重化伝送方法であって、 前記低速側伝送路において障害が発生した場合には、高
速側伝送路の多重化信号におけるオーバヘッドの所定位
置に警報を挿入して高速側伝送路に通過転送することを
特徴とする多重化伝送方法。 - 【請求項2】前記オーバヘッドの所定位置は予め定めら
れた未規定領域であることを特徴とする請求項1記載の
多重化伝送方法。 - 【請求項3】前記警報は下位3ビットが“111”とな
るような信号を有することを特徴とする請求項1記載の
多重化伝送方法。 - 【請求項4】高速側伝送路と低速側伝送路とが混在する
伝送網における多重化伝送方法であって、 第1の低速側伝送路において障害が発生したとき、 前記第1の低速側伝送路と高速側伝送路との間に配置さ
れた第1の多重化伝送装置において、前記高速側伝送路
の多重化信号のオーバーヘッドの所定位置に警報情報を
挿入するステップと、 前記高速側伝送路と第2の低速側伝送路との間に配置さ
れた第2の多重化伝送装置において、前記警報情報を受
信するステップと、 第2の警報情報を前記第2の低速側伝送路の多重化信号
のオーバヘッドの所定位置に挿入するステップとからな
る多重化伝送方法。 - 【請求項5】前記第2の低速側伝送路の多重化信号にお
けるオーバヘッドの規定位置は、フレーム同期部であっ
て、前記第2の警報情報は、フレームはずれをもたらす
信号であることを特徴とする請求項4記載の多重化伝送
方法。 - 【請求項6】高速側伝送路と低速側伝送路とが混在する
伝送網における多重化伝送方法であって、 第1の低速側伝送路において障害が発生したとき、 前記第1の低速側伝送路と高速側伝送路との間に配置さ
れた第1の多重化伝送装置において、前記高速側伝送路
の多重化信号のオーバーヘッドの所定位置に警報情報を
挿入するステップと、 前記高速側伝送路と第2の低速側伝送路との間に配置さ
れた第2の多重化伝送装置において、前記警報情報を受
信するステップと、 前記第2の低速側伝送路への多重化信号の送信を停止す
るステップとからなる多重化伝送方法。 - 【請求項7】高速側伝送路と低速側伝送路との間に配置
された多重化伝送装置における多重化伝送方法であっ
て、 前記高速側伝送路において障害が発生した場合には、低
速側伝送路の多重化信号におけるオーバヘッドの所定位
置に警報を挿入して低速側伝送路に転送することを特徴
とする多重化伝送方法。 - 【請求項8】前記警報は下位3ビットが“111”とな
るような信号を有することを特徴とする請求項7記載の
多重化伝送方法。 - 【請求項9】高速側伝送路と低速側伝送路との間に配置
された多重化伝送装置における多重化伝送方法であっ
て、 前記高速側伝送路において障害が発生した場合には、低
速側伝送路の多重化信号の送信を停止することを特徴と
する多重化伝送方法。 - 【請求項10】高速側伝送路と低速側伝送路とが混在す
る伝送網に含まれる第1の高速側伝送路と第2の高速側
伝送路との間に配置された多重化伝送装置における多重
化伝送方法であって、 前記第1の伝送路において障害が発生した場合には、前
記第2の高速側伝送路の多重化信号におけるオーバヘッ
ドの所定位置に警報を挿入して前記第2の高速側伝送路
に通過転送することを特徴とする多重化伝送方法。 - 【請求項11】前記オーバヘッドの所定位置は、予め定
められた未規定領域であることを特徴とする請求項10
記載の多重化伝送方法。 - 【請求項12】前記警報は下位3ビットが“111”と
なるような信号を有することを特徴とする請求項10記
載の多重化伝送方法。 - 【請求項13】低速側伝送路と高速側伝送路間に配置さ
れた多重化伝送装置であって、 前記低速側伝送路において障害が発生した場合に、高速
側伝送路の多重化信号におけるオーバヘッドの所定位置
に警報を挿入して高速側伝送路に転送するよう構成した
ことを特徴とする多重化伝送装置。 - 【請求項14】前記高速側伝送路において障害が発生し
た場合には、低速側伝送路の多重化信号におけるオーバ
ヘッドの所定位置に警報を挿入して低速側伝送路に転送
するよう構成したことを特徴とする請求項13記載の多
重化伝送装置。 - 【請求項15】前記高速側伝送路において障害が発生し
た場合には、低速側伝送路の多重化信号の送信を停止す
ることを特徴とする請求項13記載の多重化伝送装置。 - 【請求項16】高速側伝送路と低速側伝送路間に配置さ
れた多重化伝送装置であって、 前記高速側伝送路において障害が発生した場合に、低速
側伝送路の多重化信号におけるオーバヘッドの所定位置
に警報を挿入して低速側伝送路に転送するよう構成した
ことを特徴とする多重化伝送装置。 - 【請求項17】高速側伝送路と低速側伝送路とが混在す
る伝送網に含まれる第1の高速側伝送路と第2の高速側
伝送路との間に配置された多重化伝送装置であって、 前記第1の高速側伝送路において障害が発生した場合
に、前記第2の高速側伝送路の多重化信号におけるオー
バヘッドの所定位置に警報を挿入して前記第2の高速側
伝送路に転送するよう構成したことを特徴とする多重化
伝送装置。 - 【請求項18】複数の低速側伝送路と高速側伝送路と前
記各伝送路間に配置された複数の多重化伝送装置とから
構成された多重化伝送網であって、前記高速側伝送路に
多重化される直前の低速側伝送路において障害が発生し
た場合に、高速側伝送路の多重化信号におけるオーバヘ
ッドの所定位置に警報を挿入して高速側伝送路に転送す
るよう構成したことを特徴とする多重化伝送網。 - 【請求項19】前記低速側伝送路に分離化される直前の
高速側伝送路において障害が発生した場合に、低速側伝
送路の多重化信号におけるオーバヘッドの所定位置に警
報を挿入して低速側伝送路に転送するよう構成したこと
を特徴とする請求項18記載の多重化伝送網。 - 【請求項20】前記高速側伝送路を介して警報を受信し
た別の多重化伝送装置により、前記警報を別の低速側伝
送路の多重化信号におけるオーバヘッドの規定位置に挿
入するよう構成したことを特徴とする請求項18記載の
多重化伝送網。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP28066598A JP3496536B2 (ja) | 1997-11-27 | 1998-10-02 | 多重化伝送方法及び装置 |
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---|---|---|---|
JP9-342050 | 1997-11-27 | ||
JP34205097 | 1997-11-27 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11220448A true JPH11220448A (ja) | 1999-08-10 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004503980A (ja) * | 2000-06-14 | 2004-02-05 | ビテッセ セミコンダクター コーポレイション | トランスペアレントなトランスポート・オーバヘッドのマッピング |
WO2004051898A1 (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-17 | Fujitsu Limited | 回線フォーマット設定方法及びそれを用いた通信装置 |
-
1998
- 1998-10-02 JP JP28066598A patent/JP3496536B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2004503980A (ja) * | 2000-06-14 | 2004-02-05 | ビテッセ セミコンダクター コーポレイション | トランスペアレントなトランスポート・オーバヘッドのマッピング |
JP4685326B2 (ja) * | 2000-06-14 | 2011-05-18 | ビテッセ セミコンダクター コーポレイション | トランスペアレントなトランスポート・オーバヘッドのマッピング |
WO2004051898A1 (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-17 | Fujitsu Limited | 回線フォーマット設定方法及びそれを用いた通信装置 |
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