JPH11219980A - 電子部品装置 - Google Patents

電子部品装置

Info

Publication number
JPH11219980A
JPH11219980A JP10020105A JP2010598A JPH11219980A JP H11219980 A JPH11219980 A JP H11219980A JP 10020105 A JP10020105 A JP 10020105A JP 2010598 A JP2010598 A JP 2010598A JP H11219980 A JPH11219980 A JP H11219980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
electronic component
wiring layer
connection terminal
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10020105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3835584B2 (ja
Inventor
Itsuo Watanabe
伊津夫 渡辺
Kenzo Takemura
賢三 竹村
義之 ▲つる▼
Yoshiyuki Tsuru
Naoyuki Urasaki
直之 浦崎
Yasushi Shimada
靖 島田
Akishi Nakaso
昭士 中祖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP02010598A priority Critical patent/JP3835584B2/ja
Publication of JPH11219980A publication Critical patent/JPH11219980A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3835584B2 publication Critical patent/JP3835584B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップ等の電子部品と実装基板との接
続信頼性に優れる半導体装置等の電子部品装置を提供す
る。 【解決手段】 最外層の絶縁層が低弾性率の接着剤と無
機フィラからなる実装基板に半導体チップを接着剤を介
して搭載した電子部品装置。実装基板の最外層の絶縁層
が低弾性率の接着剤と無機フィラからなるため、実装
後、低弾性率化接着剤によってチップと基板の熱膨張係
数差に基づく界面でのストレスを緩和できる他、接着剤
中に分散した無機フィラによって基板電極が接続後基板
中に大きく埋設するのを抑制でき、回路板の接続信頼性
が大幅に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフリップチ
ップ実装方式により半導体チップを実装基板と接着剤で
接着固定すると共に両者の電極同士を電気的に接続する
ことにより得られる電子部品装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体実装分野では、低コスト化・高精
化に対応した新しい実装形態としてICチップを直接プリ
ント基板やフレキシブル配線板に搭載するフリップチッ
プ実装が注目されている。フリップチップ実装方式とし
ては、チップの端子にはんだバンプを設け、はんだ接続
を行う方式や導電性接着剤を介して電気的接続を行う方
式が知られている。これらの方式では、接続するチップ
と基板の熱膨張係数差に基づくストレスが、各種環境下
に曝した場合、接続界面で発生し接続信頼性が低下する
という問題がある。このため、接続界面のストレスを緩
和する目的で一般にエポキシ樹脂系のアンダフィル材を
チップ/基板の間隙に注入する方式が検討されている。
しかし、このアンダフィルの注入工程は、プロセスを煩
雑化し、生産性、コストの面で不利になるという問題が
ある。このような問題を解決すべく最近では、チップと
基板の間にあらかじめ接着剤や異方導電性と封止機能を
有する異方導電性接着剤を介在し、加熱加圧してチップ
と基板をフリップチップ実装する方式が、プロセス簡易
性という観点から注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チップ
を接着剤を介して直接基板に搭載する場合、加熱、加圧
による接続時、基板の端子電極が基板中に沈みこみ、基
板の最外層の端子電極の底部と基板の内層回路との間隙
が小さくなり、結果として高温・高湿下でのバイアス試
験で絶縁不良を発生するという問題がある。本発明は、
半導体チップ等の電子部品と実装基板との接続信頼性に
優れる半導体装置等の電子部品装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品装置
は、第一の接続端子を有する電子部品と、第二の接続端
子を有する実装基板とを、第一の接続端子と第二の接続
端子を対向して配置し、前記対向配置した第一の接続端
子と第二の接続端子の間に接着剤を介在させ、加熱加圧
して前記対向配置した第一の接続端子と第二の接続端子
を電気的に接続させた電子部品装置であって、前記実装
基板が、最外配線層を含む複数の配線層と、前記配線層
間を電気的に接続する導体化された穴を有すると共に、
最外配線層と最外配線層に最も近い配線層との間に貯蔵
弾性率が25℃で10〜2,000MPaであり、17
0℃で1〜400MPaである接着剤に無機フィラが充
填された絶縁層が形成されている多層配線板であること
を特徴とするものである。接着剤としては、少なくとも
エポキシ樹脂と、アクリルゴムと、潜在性硬化剤を含有
しているものが使用され、アクリルゴムは、その分子中
にグリシジルエーテル基を含有しているものが好まし
い。接着剤には導電粒子を0.1〜20体積%含有する
ことができる。電子部品としては、半導体チップご使用
される。実装基板は電子部品より熱膨張係数が小さいも
のが使用出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において、電子部品として
は半導体チップ、トランジスタ、ダイオ−ド、サイリス
タ等の能動素子、コンデンサ、抵抗体、コイル等の受動
素子等のチップ部品が用いられる。電子部品を実装基板
に加熱加圧することにより、対向配置した接続端子どう
しは、直接接触により又は異方導電性接着剤の導電粒子
を介して電気的に接続する。半導体チップや実装基板の
電極パッド上には、めっきで形成されるバンプや金ワイ
ヤの先端をトーチ等により溶融させ、金ボールを形成
し、このボールを電極パッド上に圧着した後、ワイヤを
切断して得られるワイヤバンプなどの突起電極を設け、
接続端子として用いることができる。
【0006】実装基板として最外配線層を含む複数の配
線層と、前記配線層間を電気的に接続する導体化された
穴を有すると共に、最外配線層と最外配線層に最も近い
配線層との間に貯蔵弾性率が25℃で10〜2,000
MPaであり、170℃で1〜400MPaである接着
剤に無機フィラが充填された絶縁層が形成されている多
層配線板を用いる。最外配線層に接する絶縁層は、25
℃で10〜2,000MPaであり、170℃で1〜4
00MPaである接着剤に無機フィラが充填されてい
る。なお、ここで弾性率とは、動的粘弾性測定装置で測
定した貯蔵弾性率を指し、その測定は、接着剤硬化物に
引張り荷重をかけて、周波数10Hz、昇温速度5〜1
0℃/分で−50℃から300℃まで測定する温度依存
性モードで行った。最外配線層に接する絶縁層に用いる
接着剤としては、例えば、(1)アクリロニトリル18
〜40重量%、(2)官能基モノマーとしてグリシジル
(メタ)アクリレート2〜6重量%、及び残部が(3)
エチル(メタ)アクリレートまたはブチル(メタ)アク
リレート、からなる共重合体で、Tg(ガラス転移点)
が−10℃以上でかつ重量平均分子量が10万以上であ
るエポキシ基含有アクリルゴムを含む接着剤が挙げられ
る。
【0007】最外配線層に接する絶縁層に用いる接着剤
には、無機フィラーを接着剤(樹脂成分と無機フィラー
成分の和)100体積部に対して、1〜50体積部配合
される。配合の効果の点から1体積部以上、配合量が多
くなると、接着剤の貯蔵弾性率の上昇、接着性の低下、
ボイド残存による電気特性の低下等の問題を起こすので
50体積部以下が好ましい。無機フィラーとしては、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグ
ネシウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、アルミ
ナ粉末、窒化アルミニウム粉末、窒化ホウ素粉末、結晶
性シリカ、非結晶性シリカなどが挙げられる。また、無
機フィラとして電気絶縁性セラミックウィスカを用いる
こともでき、接着剤(樹脂成分とウィスカ成分の和)1
00体積部に対して、5〜50体積部配合することが好
ましい。電気絶縁性セラミックウィスカは、平均直径が
0.3〜3μm、平均長さが平均直径の5倍以上である
ことが好ましい。平均直径が、0.3μm未満である
と、接着剤へ分散させる工程において、破砕が起こりや
すく、3μmを超えると、接着剤のフィルム化の工程で
表面に凹凸が起こりやすく、好ましくない。また、配線
間の絶縁信頼性を確保するために、100μm以下であ
ることが好ましい。電気絶縁性セラミックウィスカとし
ては、ホウ酸アルミニウム、ウォラスナイト、チタン酸
カリウム、塩基性硫酸マグネシウム、窒化ケイ素、α−
アルミナ等などが挙げられる。
【0008】実装基板の多層配線板としては、隣接する
配線層間の導体のみを接続するインタースティシャルバ
イアホール(以下、IVHという。)や、ベリードバイ
アホール(以下、BVHという。)を用いたものが好ま
しい。このIVHやBVHを有する多層配線板として
は、ビルドアップ多層配線板がある。このビルドアップ
多層配線板は、以下のような方法により製造できる。め
っきスルーホールと内層回路とが形成された内層回路板
のスルーホールにシルクスクリーン印刷法などによっ
て、穴が完全に塞がるように熱硬化性樹脂を埋め、加熱
して硬化した後、穴からはみ出した樹脂を研磨等により
除去し、 Bステージ状態に硬化させた接着剤を有する
導体箔を加熱加圧し、導体箔の層間接続用穴を設ける部
分をエッチング除去し、その部分の絶縁層(硬化した前
記接着剤)を除去し、めっきなどにより、その層間接続
用穴の内壁の金属化を行い、表面の導体層の不要な部分
をエッチングすることにより回路を形成する。接着剤を
有する導体箔の代わりに接着フィルムと導体箔を用いて
もよい。この手法により、絶縁層と配線層を1層づつ形
成することができる。この回路を形成したものを内層回
路板とすれば、上記と同様の手法によりさらに1層づつ
の絶縁層と配線層が形成でき、これを繰り返すことによ
って、必要とする内層回路板を得ることができる。そし
て、最外層には、前記絶縁層を有する導体箔を用いて、
必要な回路を有する多層配線板を得ることができる。本
発明において、層間接続用穴を設ける部分の絶縁層は、
レーザ光照射により除去できる。
【0009】本発明において用いられる接着剤として
は、エポキシ樹脂とイミダゾール系、ヒドラジド系、三
フッ化ホウ素ーアミン錯体、スルホニウム塩、アミンイ
ミド、ポリアミンの塩、ジシアンジアミド等の潜在性硬
化剤の混合物が用いられ、回路部材の熱膨張係数差に基
づくストレスを緩和するためには、接着後の40℃での
弾性率が50〜2000MPaの接着樹脂組成物が好ま
しい。例えば、接続時の良好な流動性や高接続信頼性を
得られる接着樹脂組成物として、エポキシ樹脂とイミダ
ゾール系、ヒドラジド系、三フッ化ホウ素−アミン錯
体、スルホニウム塩、アミンイミド、ポリアミンの塩、
ジシアンジアミド等の潜在性硬化剤の混合物に、接着後
の40℃での弾性率が50〜2000MPaになるよう
にアクリルゴムを配合した接着剤があげられる。接着フ
ィルム硬化物の弾性率は、例えば、レオロジ(株)製レ
オスペクトラDVE−4(引っぱりモード、周波数10
Hz、5℃/minで昇温)を使用して測定できる。
【0010】本発明の接着剤に用いるアクリルゴムとし
ては、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステルまたはアクリロニトリルのうち少なくともひと
つをモノマー成分とした重合体または共重合体があげら
れ、中でもグリシジルエーテル基を含有するグリシジル
アクリレートやグリシジルメタクリレートを含む共重合
体系アクリルゴムが好適に用いられる。これらアクリル
ゴムの分子量は、接着剤の凝集力を高める点から20万
以上が好ましい。アクリルゴムの接着剤中の配合量は、
15wt%以下であると接着後の40℃での弾性率が2
000MPaを越えてしまい、また40wt%以上にな
ると低弾性率化は図れるが接続時の溶融粘度が高くなり
接続電極界間、または接続電極と導電粒子界面の溶融接
着剤の排除性が低下するため、接続電極間または接続電
極と導電粒子間の電気的導通を確保できなくなる。この
ため、アクリル配合量としては15〜40wt%が好ま
しい。接着剤に配合されたこれらのアクリルゴムは、ゴ
ム成分に起因する
【0011】誘電正接のピーク温度が40〜60℃付近
にあるため、接着剤の低弾性率化を図ることができる。
また、接着剤にはフィルム形成性をより容易にするため
にフェノキシ樹脂などの熱可塑性樹脂を配合することも
できる。特に、フェノキシ樹脂は、エポキシ樹脂と構造
が類似しているため、エポキシ樹脂との相溶性、接着性
に優れるなどの特徴を有するので好ましい。フィルム形
成は、これら少なくともエポキシ樹脂、アクリルゴム、
フェノキシ樹脂、潜在性硬化剤からなる接着組成物と導
電粒子を有機溶剤に溶解あるいは分散により液状化し
て、剥離性基材上に塗布し、硬化剤の活性温度以下で溶
剤を除去することにより行われれる。この時用いる溶剤
は、芳香族炭化水素系と含酸素系の混合溶剤が材料の溶
解性を向上させるため好ましい。
【0012】本発明の接着剤には、熱膨張係数を低減す
る目的で無機質充填材を配合できる。無機質充填材とし
ては、特に限定するものではなく、例えば、溶融シリ
カ、結晶質シリカ、ケイ酸カルシウム、アルミナ、炭酸
カルシウム等の粉体があげられる。無機充填材の配合量
は、接着樹脂組成物に対して10〜90重量%であり、
熱膨張係数を低下させるには配合量が大きいほど効果的
であるが、多量に配合すると接着性や接続部での接着剤
の排除性低下に基づく導通不良が発生するため、20〜
60重量%が好ましい。また、その平均粒径は、接続部
での導通不良を防止する目的でミクロン以下にするのが
好ましい。また、接続時の樹脂の流動性の低下及びチッ
プのパッシベーション膜のダメージを防ぐ目的で球状フ
ィラを用いることが望ましい。
【0013】本発明の接着剤には、チップのバンプや回
路電極の高さばらつきを吸収するために、異方導電性を
積極的に付与する目的で導電粒子を分散することもでき
る。本発明において導電粒子は例えばAu、Ni、A
g、Cu、Wやはんだなどの金属粒子またはこれらの金
属粒子表面に金やパラジウムなどの薄膜をめっきや蒸着
によって形成した金属粒子であり、ポリスチレン等の高
分子の球状の核材にNi、Cu、Au、はんだ等の導電
層を設けた導電粒子を用いることができる。粒径は基板
の電極の最小の間隔よりも小さいことが必要で、電極の
高さばらつきがある場合、高さばらつきよりも大きいこ
とが好ましく、かつ無機質充填材の平均粒径より大きい
ことが好ましく、1μm〜10μmが好ましい。また、
接着剤に分散される導電粒子量は、0.1〜30体積%
であり、好ましくは0.1〜20体積%である。
【0014】
【実施例】金ワイヤから作製したワイヤバンプ(直径:
50μmΦ、スペース30μm、高さ:30μm、バン
プ数288)付きチップ(10mm x10mm、厚
み:0.5mm)を半導体チップとして用いた。ガラス
クロス・エポキシ樹脂両面銅張り積層板であるMCL−
E−679(日立化成工業株式会社製、商品名)の表面
銅はくを既存のサブトラクト法で内層回路加工、内層接
着処理を施す。次に、該内層回路表面に先にドリル穴加
工を施したエポキシ接着剤(貯蔵弾性率が25℃で50
0MPaであり、170℃で100MPa)に無機フィ
ラを30体積%充填した絶縁層(膜厚:50ミクロン)
を170℃、40kgf/cm2、60分プレス積層接
着し、スルホール穴あけ、無電解銅めっき、サブトラク
ト法による外層回路加工及び無電解ニッケル/金めっき
を施し多層基板を得た。ニッケル粒子(直径:5μm)
を2vol%分散したエポキシ系接着フィルムからなる
異方導電フィルム(厚み:50ミクロン)を実装基板に
80℃、10kgf/cm2で貼りつけた後、半導体チ
ップのバンプと実装基板(厚み:0.8mm)の位置あ
わせを行った。ついで、180℃、30g/バンプ、2
0秒の条件でチップ上方から加熱、加圧を行い、本接続
を行った。本接続後、半導体チップのバンプと電気的に
接続された多層基板の最外配線層の電極は、接続前に比
較し、5ミクロン絶縁層中に埋設した程度であり、基板
内層回路とのショート発生は、高温・高湿試験(85℃
/85%RH、1000h)下でのバイアス(100
V)下においてもなかった。また、本接続後の接続抵抗
は、1バンプあたり最高で6mΩ、平均で2mΩ、絶縁
抵抗は108Ω以上であり、これらの値は−55〜12
5℃の熱衝撃試験1000サイクル処理、PCT試験
(121℃、2気圧)200時間、260℃のはんだバ
ス浸漬10秒後においても変化がなく、良好な接続信頼
性を示した。
【0015】
【発明の効果】本発明により、半導体チップ等の電子部
品と実装基板との接続信頼性に優れる半導体装置等の電
子部品装置を得ることができる。本発明によれば、実装
基板の最外層の絶縁層が低弾性率の接着剤と無機フィラ
からなるため、実装後、低弾性率化接着剤によってチッ
プと基板の熱膨張係数差に基づく界面でのストレスを緩
和できる他、接着剤中に分散した無機フィラによって基
板電極が接続後基板中に大きく埋設するのを抑制でき、
回路板の接続信頼性が大幅に向上する。
フロントページの続き (72)発明者 浦崎 直之 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館研究所内 (72)発明者 島田 靖 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館研究所内 (72)発明者 中祖 昭士 茨城県つくば市和台48 日立化成工業株式 会社筑波開発研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の接続端子を有する電子部品と、 第二の接続端子を有する実装基板とを、第一の接続端子
    と第二の接続端子を対向して配置し、 前記対向配置した第一の接続端子と第二の接続端子の間
    に接着剤を介在させ、加熱加圧して前記対向配置した第
    一の接続端子と第二の接続端子を電気的に接続させた電
    子部品装置であって、 前記実装基板が、最外配線層を含む複数の配線層と、前
    記配線層間を電気的に接続する導体化された穴を有する
    と共に、最外配線層と最外配線層に最も近い配線層との
    間に貯蔵弾性率が25℃で10〜2,000MPaであ
    り、170℃で1〜400MPaである接着剤に無機フ
    ィラが充填された絶縁層が形成されている多層配線板で
    あることを特徴とする電子部品装置。
  2. 【請求項2】 接着剤が、少なくともエポキシ樹脂と、
    アクリルゴムと、潜在性硬化剤を含有している請求項1
    記載の電子部品装置。
  3. 【請求項3】 アクリルゴムが、その分子中にグリシジ
    ルエーテル基を含有している請求項2記載の電子部品装
    置。
  4. 【請求項4】 接着剤に導電粒子が0.1〜20体積%
    含有されている請求項1〜3各項記載の電子部品装置。
  5. 【請求項5】 電子部品が半導体チップである請求項1
    〜4各項記載の電子部品装置。
JP02010598A 1998-02-02 1998-02-02 電子部品装置 Expired - Fee Related JP3835584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02010598A JP3835584B2 (ja) 1998-02-02 1998-02-02 電子部品装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02010598A JP3835584B2 (ja) 1998-02-02 1998-02-02 電子部品装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11219980A true JPH11219980A (ja) 1999-08-10
JP3835584B2 JP3835584B2 (ja) 2006-10-18

Family

ID=12017842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02010598A Expired - Fee Related JP3835584B2 (ja) 1998-02-02 1998-02-02 電子部品装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3835584B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359319A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Kyocera Corp 電気素子内蔵配線基板およびその製法
JP2005322938A (ja) * 1999-08-25 2005-11-17 Hitachi Chem Co Ltd 配線接続材料及びそれを用いた配線板製造方法
JP2009003514A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 硬貨選別装置およびその製造方法
JPWO2014087882A1 (ja) * 2012-12-05 2017-01-05 住友ベークライト株式会社 樹脂層付き金属層、積層体、回路基板および半導体装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005322938A (ja) * 1999-08-25 2005-11-17 Hitachi Chem Co Ltd 配線接続材料及びそれを用いた配線板製造方法
JP2002359319A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Kyocera Corp 電気素子内蔵配線基板およびその製法
JP4683770B2 (ja) * 2001-05-31 2011-05-18 京セラ株式会社 電気素子内蔵配線基板およびその製法
JP2009003514A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 硬貨選別装置およびその製造方法
JPWO2014087882A1 (ja) * 2012-12-05 2017-01-05 住友ベークライト株式会社 樹脂層付き金属層、積層体、回路基板および半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3835584B2 (ja) 2006-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8252419B2 (en) Adhesive for bonding circuit members, circuit board and process for its production
JP4178565B2 (ja) 回路部材接続用接着剤
JPH10226769A (ja) フィルム状接着剤及び接続方法
JP2007113012A (ja) 回路部材接続用接着剤
JP4631984B2 (ja) 回路部材接続用接着剤、回路板、及びその製造方法
JP4631979B2 (ja) 回路部材接続用接着剤並びに回路板及びその製造方法
JP4928378B2 (ja) 回路部材接続用接着剤
JP4440352B2 (ja) 回路部材接続用接着剤
JP4514840B2 (ja) 回路部材接続用接着剤
JP3835584B2 (ja) 電子部品装置
JP4151081B2 (ja) 回路部材接続用接着剤
JP3801341B2 (ja) 電子部品装置
JP4631998B1 (ja) 回路部材接続用接着剤、回路板、及びその製造方法
JPH10163254A (ja) 回路板
JP4492692B2 (ja) 回路部材接続用接着フィルム
JP3925746B2 (ja) 回路板
JP3835583B2 (ja) 電子部品装置
JP3882967B2 (ja) 回路板の製造法
JP2009203478A (ja) 回路部材接続用接着剤
JP4123544B2 (ja) 回路板
JP2007107008A (ja) フィルム状接着剤及び積層体の製造方法
JP5378261B2 (ja) 回路部材接続用接着剤
JP4725568B2 (ja) 回路接続用フィルム状接着剤
JP2008115400A (ja) 回路部材接続用接着剤
EP1454973A1 (en) Adhesive for bonding circuit members, circuit board and process for its production

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060719

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees