JPH11219608A - ライトガイド用照明光源及び照明装置 - Google Patents

ライトガイド用照明光源及び照明装置

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JPH11219608A
JPH11219608A JP3408698A JP3408698A JPH11219608A JP H11219608 A JPH11219608 A JP H11219608A JP 3408698 A JP3408698 A JP 3408698A JP 3408698 A JP3408698 A JP 3408698A JP H11219608 A JPH11219608 A JP H11219608A
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emitting
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JP3408698A
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English (en)
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Toshiyasu Tanaka
敏保 田中
Sadaichi Ariga
貞一 有賀
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TB OPTICAL KK
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TB OPTICAL KK
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長寿命で発熱が小さく、かつ、少ない電力消
費で十分な光量を照射させることが可能なライトガイド
用照明光源及び照明装置を提供する。 【解決手段】 基板132に複数個の発光ダイオード1
31をそれらの発光部を同一面側に向けて支持する。こ
の発光ダイオード131の前方に、基端が光入射面14
1をなし、先端が光出射面142をなし、周壁143が
先細のテーパ状をなす透明な集光部材140を配置す
る。集光部材140の光出射面142を、光コネクタ1
50の光導入口151に臨ませる。また、上記集光部材
140の光出射面142に光ファイバーケーブル210
の受光端を対向配置して接続し、ライトガイド200と
光源部130とを共通のフレームに一体化した照明装置
を構成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、飲食品等
の容器や、プリント基板や、半導体等の工業製品の欠
損、異物の付着、位置決め精度等を、CCDカメラ等で
検査するときに用いられるライトガイド用の照明光源及
び照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリント基板の配線パターンや
半導体のボンディングワイヤーにおいては、欠損個所
や、異物の付着等があると、欠損部から腐食して断線し
たり、異物による絶縁不良を生じることがあるため、生
産ラインの随所において仕上がりの外観を検査すること
が行われている。
【0003】このような半導体基板のパターンの確認、
処理ライン上における位置決め精度の確認、ボンディン
グワイヤの接続検査などは、CCDカメラなどにより部
品の特定箇所を撮像し、正常な部品の撮像結果と比較し
て異常がないかを判断させることにより、自動的に行わ
れている。このとき、CCDカメラの撮像部位を照明装
置によって明るく均一に照らし出す必要がある。
【0004】このような目的で、例えば多数本の光ファ
イバーを集束し、その基端を受光部として、ハロゲンラ
ンプ等の光を入射させ、光ファイバーの先端を照射部と
して被検査物に向け、光ファイバーの先端から出射され
る光を被検査物に照射するようにしたライトガイドとい
う照明装置が用いられている。この照明装置では、光フ
ァイバーケーブルを介して照射部が照明光源と接続され
ており、照射部を縦横に移動しながら被検査物の特定箇
所を明るく照らし出すように操作する。
【0005】このライトガイド用の照明光源としては、
ハロゲンランプを用いたものがほとんどであった。すな
わち、ハロゲンランプの前方に集光レンズを配置し、そ
の更に前方にライトガイドの光ファイバーを接続するた
めの光コネクタを配置し、ハロゲンランプの光を集光レ
ンズで集光して光コネクタに導入するようにした装置で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハロゲ
ンランプ等を用いた照明光源においては、ハロゲンラン
プが約2000時間で寿命となり、しかもランプの寿命
に著しい個体差があるため、常にランプ交換の準備をし
ておく必要がある。ところが、例えば半導体の製造ライ
ン等においては、ライトガイドを何百本も使用し、それ
ぞれに照明光源を設置しているため、常にハロゲンラン
プのどれかが切れる可能性があり、作業員が常時見回っ
てハロゲンランプが切れたらすぐに交換しなければなら
なかった。また、ランプ交換作業の間、製造ラインを止
めて生産をストップしなければならなかった。
【0007】更に、ハロゲンランプ等を用いた照明光源
においては、ハロゲンランプから強い熱エネルギーが放
出され、ハロゲンランプに隣接する周辺機器を熱損傷さ
せたり、極端な場合には火災を発生させたりする危険性
があるため、かなり大型のファンを設置して空冷する必
要があった。このため、装置が大型化し、コスト高とな
ると共に、電力の消費量も多くなるという問題があっ
た。
【0008】このような問題を解決するため、ハロゲン
ランプに比べてはるかに長寿命で殆ど交換する必要がな
く、発光に伴う発熱量も少ない発光ダイオードを光源と
することも考えられるが、発光ダイオードは、ハロゲン
ランプに比べて1個当りの光量が非常に小さいという別
の問題があった。
【0009】したがって、本発明の目的は、長寿命でラ
ンプ交換作業の必要がなく、発熱量も少なく、電力消費
量も少なくすることができ、しかも十分な光量を得るこ
とができるライトガイド用照明光源及び照明装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、一又は複数の基板上に支持され、発光部
を同一面側に向けて配列された複数個の発光ダイオード
と、一方の端面が光入射面をなし、他方の端面が光出射
面をなし、周壁が前記光出射面側に向けて先細のテーパ
状をなす透明な集光部材と、ライトガイドの光ファイバ
ーケーブルが着脱可能に接続される光コネクタとを備
え、前記集光部材は、前記発光ダイオードと前記光コネ
クタとの間にあって、その光入射面を前記発光ダイオー
ドの発光部側に向け、その光出射面を前記コネクタ側に
向けて配置され、前記発光ダイオードの光を前記集光部
材で集光して、前記光コネクタの光導入口に導くように
構成されたことを特徴とするライトガイド用照明光源を
提供するものである。
【0011】本発明によれば、前記発光ダイオードの発
光部から照射された光は、所定の開口角で広がってしま
う前に、透明な集光部材の光入射面に導入され、集光部
材のテーパ状の周壁で反射されながら集束されて、集光
部材の光出射面から光コネクタの光導入口に向けて出射
される。そして、光コネクタに接続されたライトガイド
の光ファイバーに入射され、光ファイバーの先端から出
射されて被検査物に照射される。
【0012】ところで、発光ダイオードは、ハロゲンラ
ンプに比べて1個当りの光量が小さいが、発光ダイオー
ドを複数設置することにより、それらの合計によって十
分な光量とすることができる。この場合、必要数の発光
ダイオードを並べると、その面積が大きくなり、それら
の光を集めて光コネクタに導くには、大きなレンズが必
要となる。そのようなレンズは極めて高価となり、製品
コストを著しく高めてしまう。
【0013】本発明では、光入射面が大きく、光出射面
が小さくされ、周壁が光出射面側に向けて先細のテーパ
状をなす透明な集光部材を用いることにより、発光ダイ
オードを必要数並べた面積の大きな光源を用いても、集
光部材の光入射面の面積が大きいので、それらの光を逃
すことなく導入させることができ、集光部材の周壁で光
を反射させながら効果的に集光させて、絞られた強い光
束として光出射面から出射させ、光コネクタに入射させ
ることができる。
【0014】このように、本発明によれば、発光ダイオ
ードを光源とするので、長寿命でほとんど交換の必要が
なくなり、製造ラインにおける省力化、作業性の向上が
図られる。また、ハロゲンランプ等に比べて発熱量が小
さいので、ファンを省略するか、あるいは小型化して、
装置全体をコンパクト化し、製造コストを低減すること
ができる。また、複数の発光ダイオードの光を集光部材
によって集めることにより、必要とされる光量も確保す
ることができる。
【0015】また、本発明の前記発光ダイオードと前記
光コネクタとの間には、前記集光部材が複数段状に配列
され、複数の集光部材を通して集光した光を、最後に一
つの集光部材で集光して前記光コネクタの光導入口に導
くように構成されていてもよい。これによれば、光量を
高めるため、発光ダイオードの数を多くしたとき、大き
な集光部材を作らなくても、比較的小さな集光部材を多
段に配置するだけで対応することができ、用途に応じて
光量を変更することが容易になり、部品をできるだけ共
通化してコスト低減を図ることができる。
【0016】また、前記集光部材の周面には、光反射層
が被覆されていることが好ましい。これによれば、集光
部材の周面から外部に漏れ出す光を減少させ、光損失を
少なくして、結果的に出力される光量を高めることがで
きる。なお、上記光反射層としては、例えば金属の蒸着
膜、金属箔、金属板等が好ましく使用される。
【0017】一方、本発明の照明装置は、一又は複数の
基板上に支持され、発光部を同一面側に向けて配列され
た複数個の発光ダイオードと、一方の端面が光入射面を
なし、他方の端面が光出射面をなし、周壁が前記光出射
面側に向けて先細のテーパ状をなす透明な集光部材と、
前記集光部材の光出射面に基端面を対向させて接続され
た光ファイバーケーブルと、この光ファイバーケーブル
の先端を整列保持して所定形状の発光部を構成するヘッ
ドとを備え、これらの各構成部品が共通のフレームに支
持されて一体化されていることを特徴とする。
【0018】本発明の照明装置によれば、発光ダイオー
ドを利用した照明光源をライトガイドと一体化させて共
通のフレームに支持させたことにより、コンパクトな照
明装置が実現できる。この照明装置は、被検査物上を移
動させる際に、ライトガイドと照明光源とが一体で移動
するため、ライトガイドの光ファイバーケーブルに繰り
返しの曲げ応力等がかからず、光ファイバーケーブルの
屈曲疲労による折損等を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜3には、本発明によるライ
トガイド用照明光源の一実施形態が示されている。図1
は同照明光源とそれに接続されるライトガイドを示す全
体説明図、図2(a)は同照明光源の内部を左側面から
見た透視図、図2(b)は同照明光源の右側面図、図3
は同照明光源のプリント基板に搭載された発光ダイオー
ドと集光部材とを示す部分拡大図である。
【0020】図1において、100は、本発明によるラ
イトガイド用照明光源であり、200は、この照明光源
100に接続されるライトガイドである。ライトガイド
200は、多数本の光ファイバーを集束し、チューブで
被覆したた光ファイバーケーブル210と、光ファイバ
ーケーブル210の基端に取付けられた光プラグ153
と、光ファイバーケーブル210の先端に取付けられた
環状のヘッド220とを有している。光プラグ153
は、照明光源100の光ソケット152に差し込まれて
接続されるものであり、これらの部材152、153が
光コネクタ150を構成している。
【0021】また、ヘッド220内には、光ファイバー
ケーブル210の先端から突出する光ファイバーが環状
に配列され、それらの先端を下方に向けて保持されてい
る。そして、環状に配列された光ファイバーの先端から
出射した光Lが、被検査物300に照射されるようにな
っている。更に、ヘッド220の中心の挿入孔221を
通してCCDカメラ222等が挿入され、被検査物30
0の所定箇所を撮像するようになっている。
【0022】光源100は、箱形のケーシング110を
有し、その下部に電源部120が設置されている。電源
部120は、光源部130の発光ダイオード131に電
力を供給するものであり、ケーシング110の右側面に
配置された電源スイッチ121によってON、OFFさ
れ、同じく右側面に配置された光強度調整スイッチ12
2によって発光ダイオード131への供給電力を変更
し、照明光の強度を調整できるようになっている。
【0023】電源部120の上部には、L字状に折曲さ
れたブラケット133を介して、プリント基板132が
垂直に支持されており、この基板132の一方の面に複
数個の発光ダイオード131…131が取付けられ、そ
れらのリード線が基板132の配線に半田付けされてい
る。図3に示すように、発光ダイオード131…131
は、円形の領域に配列され、それらの発光部e…eを同
一面側に向けており、全体としてほぼ円形の発光面Eを
形成している。なお、基板132、発光ダイオード13
1…131が光源部130を構成している。
【0024】光源部130の発光面Eの前方には、図示
しない支持具によってケーシング110に固定された集
光部材140が配置されている。集光部材140は、例
えばアクリル等の合成樹脂、あるいはガラスなどからな
る透明な部材を用いて、モールド、切削、研摩等の手段
で作られており、一方の端面が拡径された光入射面14
1をなし、他方の端面が縮径された光出射面142をな
し、周壁143が先細テーパ状をなす、全体として円錐
台形状の部材からなる。
【0025】集光部材140の光入射面141は、上記
光源部130の発光面Eに隣接して配置され、光出射面
142は、光コネクタ150をなす光ソケット152の
光導入口151に臨むように配置されている。光入射面
141は、光源部130の発光面E全体をカバーできる
直径をなし、光出射面142は、光ソケット152の光
導入口151に適合する直径とされている。
【0026】また、集光部材140の周壁143は、金
属の蒸着膜、金属箔、金属板等からなる光反射層144
で被覆しても良い。この光反射層144により、集光部
材140内に入射した光を、周壁143で確実に反射さ
せて光損失を低減することができる。なお、光反射層1
44は、例えばシートで形成して、その基端部を延長さ
せ、発光ダイオード131の発光部eを囲むようにする
ことがより好ましい。
【0027】光コネクタ150の一方をなす光ソケット
152には、ライトガイド200の光ファイバーケーブ
ル210の光プラグ152を挿入したとき、抜け止めを
するための固定用ねじ154が設けられている。なお、
図示していないが、ケーシング110内には、発光ダイ
オード131…131に向けて送気して過熱を防止する
ファンを設置してもよい。ただし、発光ダイオード13
1…131は、ハロゲンランプに比べると発熱量が著し
く少ないので、ファンを設置しなくてもよく、設置する
としても小型のもので十分である。
【0028】次に、上記ライトガイド用照明光源100
の作用について説明する。図1に示すように、ライトガ
イド200のヘッド220は、被検査物300に向けて
支持され、CCDカメラ222が、ヘッド220の挿入
孔21に差し込まれ、被検査物300の検査部位に向け
て正しく位置決めされて支持されている。この状態で、
ライトガイド200の光ファイバーケーブル210の光
プラグ153を照明光源100の光ソケット152に差
し込み、ライトガイド200と照明光源100とを連結
する。
【0029】そして、照明光源100の電源スイッチ1
21を入れて電源部120をオンにすると、電源部12
0及び基板132を介して各発光ダイオード131に所
定の電圧が供給され、各発光ダイオード131の発光部
eが発光する。この光は、集光部材140の光入射面1
41に入射される。その際に、発光面Eに集光部材14
0が近接して配置されているため、発光ダイオード13
1から出射した光が所定の開口角で広がってしまう前に
光入射面141に導入できる。
【0030】このようにして光が導入されると、集光部
材141の周壁143が光出射面142に向かって先細
テーパ状であるため、その導入光を集光させて光出射面
142から出射させ、光コネクタ150の光導入口15
1に導入する。この場合、前述したように、集光部材1
41の周壁143に光反射層144を設けておくことに
より、集光部材140内に入射した光を周壁143で確
実に反射させて光損失を低減することができる。また、
光反射層144を例えばシートで形成して、その基端部
を延長させ、発光ダイオード131の発光部eを囲むよ
うにすることにより、発光ダイオード131から出射さ
れる光の損失を更に少なくすることができる。
【0031】光導入口151に導入された光は、光ソケ
ット152を通じて光プラグ153に導入され、光ファ
イバーケーブル210内を通る多数本の光ファイバーの
基端部に入射される。そして、この光は、各光ファイバ
ー内を通って、ヘッド220内で環状に配列された各光
ファイバーの先端から出射され、被検査物300に向け
て照射される。
【0032】このように、本発明の照明光源100によ
れば、テーパ状の集光部材141を用いて、複数個の発
光ダイオード131の光を集めてライトガイド200に
導入することができるので、発光ダイオードを用いても
必要とされる光量を確保することが可能となる。このた
め、ハロゲンランプを用いた場合に比べて消費電力も少
なくてすみ、発熱量が少ないので、大型ファンの設置等
の必要もなくなる。また、長寿命の発光ダイオードを用
いることにより、ランプ交換の必要がほとんどなくな
り、製造ラインにおけるランプ交換のための作業員がい
らなくなり、ランプ交換のためにラインを停止する必要
もなくなる。
【0033】図4には、本発明によるライトガイド用照
明光源の別の実施形態が示されている。図4はケーシン
グを仮想線にして内部構造を示しており、同図(a)は
平面から見た透視図、(b)は正面から見た透視図、
(c)は左側面から見た透視図である。
【0034】この照明光源400では、光源部130の
発光ダイオード131が、3つの基板132に別れて装
着されている。すなわち、電源部120上に立設された
1個のブラケット133を介して1つの基板132が支
持され、ケーシング110の天板から垂下された2つの
ブラケット133を介して2つの基板132が支持され
ており、これら3つの基板132に装着された発光ダイ
オード131の群が、下方に1つの円形集合をなし、上
方に2つの円形集合をなして、互いに隣接して配置され
ている。
【0035】更に、上記発光ダイオード131の群のそ
れぞれの発光面に、円錐台形をなす前記と同様な集光部
材140がそれぞれ配置されている。そして、これら3
つの集光部材140の前方に、それらの光出射面142
を光入射面441で覆うように当接して、もう1つの集
光部材440が配置されている。この集光部材440の
周面443には、前記と同様な光反射層444が設けら
れていてもよい。そして、集光部材440の光出射面4
42が光ソケット152の光導入口151に臨まされて
いる。
【0036】この照明光源400では、3つの基板13
2に搭載された発光ダイオード131がそれぞれ発光
し、それらの光はそれらの前方に配置された3つの集光
部材140に導入される。そして、3つの集光部材14
0によってそれぞれ集束され、それらの光出射面142
から出射された光は、更にその前方に配置された集光部
材440に入射され、集光部材440内で一つの光束に
集束される。こうして、3つの発光ダイオード131の
群から発光された光は、集光部材440内で最終的に一
つの絞られた光束に集束されて、光ソケット152の光
導入口151に導入される。
【0037】このように、発光ダイオード131の数を
増やして光量を大きくしたいときには、発光ダイオード
131を搭載する基板132を複数設け、集光部材14
0、440を多段に設けることにより、大型の集光部材
等を作らなくても容易に対応することができる。したが
って、要求される光量に応じて容易に設計変更すること
ができ、それぞれの部品も共通化してコスト低減を図る
ことができる。
【0038】図5には、本発明による照明装置の一実施
形態が示されている。図5は、ケーシングを仮想線にし
て、照明光源とそれに接続されるライトガイドを側面か
ら見た透視図として示したものである。なお、図1〜4
に示した実施形態と実質的に同一部分には同符号を付し
てその説明を省略することにする。
【0039】この照明装置500は、前記実施形態と同
様に、ブラケット133を介して支持されたプリント基
板132に取付けられた複数の発光ダイオード131か
らなる光源部130を有する。発光ダイオード131の
前方には、前記と同様な円錐形の集光部材140が配置
されている。
【0040】集光部材140の光出射面142には、コ
ネクタ512を介して、ライトガイド200の光ファイ
バーケーブル210の受光端511が対向配置されて接
続されている。したがって、集光部材140で集められ
た光は、光出射面142から出射して光ファイバーケー
ブル210の受光端511に導入される。
【0041】光ファイバーケーブル210の先端には、
前記と同様にヘッド220が取付けられており、光ファ
イバーはこのヘッド220で環状に配列されて、被検査
物300に向けて光照射するようになっている。
【0042】そして、これらの構成部品が、本発明にお
ける共通フレームとしてのケーシング510に収容され
てされており、光源部130とライトガイド200とが
一体化された照明装置500が構成されている。なお、
ヘッド220からの光を外部に照射できるように、ケー
シング510には開口部520が設けられている。
【0043】この照明装置500は、全体が例えば図5
中の矢印530で示すように動き、被検査物300の各
部に移動できるようになっている。このため、光ファイ
バーケーブル210に繰り返しの屈曲応力が作用するこ
とがなく、耐久性を高めることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テーパ状の集光部材を用いて、複数個の発光ダイオード
の光を集めてライトガイドに導入することができるの
で、発光ダイオードを用いても必要とされる光量を確保
することが可能となる。また、長寿命の発光ダイオード
を用いることにより、ランプ交換の必要がほとんどなく
なり、製造ラインにおけるランプ交換のための作業員が
いらなくなり、ランプ交換のためにラインを停止する必
要もなくなる。また、ハロゲンランプを用いた場合に比
べて消費電力も少なくてすみ、発熱量が少ないので、大
型ファンの設置等の必要もなくなる。更に、光源部とラ
イトガイドとを一体化して、軽量コンパクトな照明装置
を構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるライトガイド用照明
光源とそれに接続されるライトガイドを示す全体説明図
である。
【図2】同照明光源を示す図であって、(a)は同照明
光源の内部を左側面から見た透視図、図2(b)は同照
明光源の右側面図である。
【図3】同照明光源のプリント基板に搭載された発光ダ
イオードと集光部材とを示す部分拡大図である。
【図4】本発明の別の実施形態によるライトガイド用照
明光源を示し、(a)は平面から見た透視図、(b)は
正面から見た透視図、(c)は左側面から見た透視図で
ある。
【図5】本発明による照明装置の一実施形態を示し、ケ
ーシングを仮想線にして、照明光源とそれに接続される
ライトガイドを側面から見た透視図である。
【符号の説明】
100、400 照明光源 110 ケーシング 120 電源部 130 光源部 131 発光ダイオード 132 プリント基板 140,440 集光部材 141,441 光入射面 142,442 光出射面 143,443 周壁 144,444 光反射層 150 光コネクタ 151 光導入口 152 光ソケット 153 光プラグ 200 ライトガイド 210 光ファイバーケーブル 220 ヘッド 500 照明装置 E 発光面 e 発光部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一又は複数の基板上に支持され、発光部
    を同一面側に向けて配列された複数個の発光ダイオード
    と、 一方の端面が光入射面をなし、他方の端面が光出射面を
    なし、周壁が前記光出射面側に向けて先細のテーパ状を
    なす透明な集光部材と、 ライトガイドの光ファイバーケーブルが接続される光コ
    ネクタとを備え、 前記集光部材は、前記発光ダイオードと前記光コネクタ
    との間にあって、その光入射面を前記発光ダイオードの
    発光部側に向け、その光出射面を前記コネクタ側に向け
    て配置され、前記発光ダイオードの光を前記集光部材で
    集光して、前記光コネクタの光導入口に導くように構成
    されたことを特徴とするライトガイド用照明光源。
  2. 【請求項2】 前記発光ダイオードと前記光コネクタと
    の間に、前記集光部材が複数段状に配列され、複数の集
    光部材を通して集光した光を、最後に一つの集光部材で
    集光して前記光コネクタの光導入口に導くように構成さ
    れた請求項1記載のライトガイド用照明光源。
  3. 【請求項3】 前記集光部材の周面には、光反射層が被
    覆されている請求項1又は2記載のライトガイド用照明
    光源。
  4. 【請求項4】 前記光反射層は、金属の蒸着膜、金属箔
    又は金属板のいずれか一つで形成されている請求項3記
    載のライトガイド用照明光源。
  5. 【請求項5】 一又は複数の基板上に支持され、発光部
    を同一面側に向けて配列された複数個の発光ダイオード
    と、 一方の端面が光入射面をなし、他方の端面が光出射面を
    なし、周壁が前記光出射面側に向けて先細のテーパ状を
    なす透明な集光部材と、 前記集光部材の光出射面に基端面を対向させて接続され
    た光ファイバーケーブルと、 この光ファイバーケーブルの先端を整列保持して所定形
    状の発光部を構成するヘッドとを備え、 これらの各構成部品が共通のフレームに支持されて一体
    化されていることを特徴とする照明装置。
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