JPH11218435A - 深さ測定器 - Google Patents

深さ測定器

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JPH11218435A
JPH11218435A JP3385298A JP3385298A JPH11218435A JP H11218435 A JPH11218435 A JP H11218435A JP 3385298 A JP3385298 A JP 3385298A JP 3385298 A JP3385298 A JP 3385298A JP H11218435 A JPH11218435 A JP H11218435A
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JP3385298A
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Kazukiyo Takano
高野和潔
Katsuro Fujimoto
克郎 藤本
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Yazaki S R M Co Ltd
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
Original Assignee
Yazaki S R M Co Ltd
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンクの基準点からタンク内の液面までの空
寸法を、液面に気泡があっても正確に測定でき、更に測
定器の基準をタンクの基準点に合わせる操作が容易にで
きるようにする。 【解決手段】 紐の先端に取付けた重りと紐を巻き取る
巻取器を駆動する電動機と紐が単位長移動するごとに1
つのパルスを発生するパルス発生手段と電動機の駆動電
流切替手段と駆動電流検出手段とで構成する深さ測定器
において、電動機の駆動電流を切替えて重りを基準点よ
りその重力により移動させ、該駆動電流検出手段にて該
駆動電流を監視し、該駆動電流の値が変化するまでの該
紐の移動に伴うパルス発生手段で発生するパルス数をカ
ウントして、該カウント数に紐の単位長を乗じて深さを
計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】タンク上部の基準点からタン
ク内部の液面までの高さ測定又は河川の水面までの高さ
測定を行なう測定器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】 酒タンク,醸造用の醤油,ジュース等
の貯液タンクの貯量を調べるため容器の基準点から液面
までの空寸法を計測して全容量から空寸法分を差し引い
て貯量を調べている。この空寸法の測定は、従来先に重
りのついている目盛の入った紐を繰り出して、その先が
液面に達するまで下げて該紐の目盛を読み取ってその深
さを計測している。この紐の巻取りや繰り出しを手回し
で行なうものや電動機で行なうものがある。更に重りが
液面に達した事を検知する手段として紐の中に電線を埋
め込み、これが導電性のある液面に達すると電流が流れ
て、液面に達した事を検出する方法をとっているものも
ある。
【0003】 しかし、液面の上に泡が存在する場合は
泡により電極が濡れてその位置の正確性が乱れることが
ある。醸造用途の場合はその多くが泡が存在する。更に
紐も長期にわたって使用していると長さが延びて測定に
誤差が生ずることがある。更に醸造用タンクの深さ測定
の基準点へ装置の基準点を合わせるとき装置そのものを
その位置に合わせないといけないという操作上の制約が
あり、高いタンクの上であまり体の自由の利かない条件
の中では使いにくかった。さらに、水面から底までの水
深を測定する場合は液体中に重りを下ろして、底につい
た事を手の感触で感じてその深さを測るがこれを自動的
に測る測定器は良いものが無かった。そして液体ではそ
の粘性により、重りの下がるスピードを変えないとうま
く測り得ないという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 タンクの基準点から
タンク内の液面までの空寸法を正確に測定する方法、こ
れは気泡があってもこれを無視し、液面を正確に測定す
る事が出来ること、液面から物理的な底面までの水深を
測定することが出来るようにする。深さを測定する紐に
伸びがあってもこれを補正して正確に測定するようにす
る。更に測定器の基準をタンク基準点に合わせるとき、
容易にできるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 紐の先端に取付けた重
りと該紐を巻き取る巻取器を駆動する電動機と該紐が単
位長移動するごとに1つのパルスを発生するパルス発生
手段と電動機の駆動電流の強弱及び/又は方向の制御
(以下、制御という)手段と駆動電流検出手段とで構成
する深さ測定器において、電動機の駆動電流を制御して
重りを基準点よりその重力方向に移動させ、該駆動電流
検出手段にて該駆動電流を監視し、該重りが被測定物に
達することにより該駆動電流の値が変化するまでの該紐
の移動に伴うパルス発生手段で発するパルス数をカウン
トして、該カウント数に紐の単位長を乗じて深さを計測
する。従来、人が手で重りを落としていき重りが液面に
達するときの感触の変化を感じていたものを本発明では
電動機の駆動電流の変化値で検出して測定するものであ
る。電動機は負荷の変動により駆動電流が変化する事を
利用し、該駆動電流の変化を検出することにより、負荷
の変動を検出する。すなわちこの深さ測定器は電動機で
駆動する巻取器に巻付けた紐の先に重りをつけ、これが
空気中を落下するとき,水面に達したとき,水中を落下
するとき,底に達したとき、その各々で紐に加わる張力
の変化を電動機の駆動電流の変化として検出するもので
ある。そして前記のパルス発生手段で紐の単位長の移動
に伴って発生するパルスをカウントする方法によると温
度や経時変化に伴って生ずる紐の伸び縮みによる誤差を
修正することができる。すなわち、温度変化の少ない材
料を用いた軸に該紐を巻付ける等して紐が移動すること
により該軸を回転駆動させ、該軸の一端にスリットを有
する円盤を取付け、そのスリットが光源と受光器との間
で光の断続を行うことにより電気パルスに変換するパル
ス発生手段を構成する。そして紐が一定長移動すると、
一定数のパルス信号を発生するので、紐が温度や経時変
化で変化が生じても無関係に軸径で決まる一定長の紐の
移動で一定数のパルスを発生するので紐の伸び縮みを補
正した正確な値が測定できる。そして計測操作を簡単に
スピーディにするため、その電流値の変化、すなわち液
面に達する等、目的の測定を終わると自動的に駆動電流
を制御して(増大させて)巻取器で該紐を巻上げるよう
にする。
【0006】 また基準点から液面までの紐の繰り出し
過程でのパルス数と液面から基準点まで紐の巻上げ過程
でのパルス数をカウントすることにより、1回の重りの
下げ上げで2回の計測が可能であり、これを平均するこ
とにより、より正確な測定が可能となる。更に重りの移
動,紐の緩みにより誤差が生じないように重りを基準点
にしっかり位置付けをした後に測定を開始するため、測
定開始時毎に駆動電流制御手段にて巻取方向に駆動し、
重りが基準点に固着する事を駆動電流の増大あるいは一
定時間パルス発生手段からのパルス発生の停止などで検
出の後、重りの落下方向へ駆動電流制御を行なって計測
に移る。すなわち、紐の先端に取付けた重りと、該紐を
巻取る巻取器と該巻取器を駆動する電動機と該紐が単位
長移動するごとに1つのパルスを発生するパルス発生手
段と電動機の駆動電流制御手段と駆動電流検出手段とで
構成する深さ測定器において、駆動電流制御手段を制御
して巻取器を巻上げ方向に駆動し、該紐の重りを深さ測
定器の基準点まで巻上げ、基準点に達することを該駆動
電流検出手段による電流の増加により検出し、その後に
計測に入るようにする。すなわち、駆動電流制御手段で
駆動電流を制御して重りを重力方向に移動させ、該駆動
電流検出手段にて該電流を監視し、該電流値が変化する
までの紐の移動に伴うパルス発生手段から発生するパル
スをカウントし、すなわち該重りが液面に達するとその
衝撃又は浮力による変化で紐に加わる荷重の変化が電動
機のトルク変化として駆動電流値が変化するのでここま
でのパルス数を保持した後、該駆動電流を制御して該紐
を該巻取器で巻上げて該駆動電流検出手段で該電流を監
視し、液面を離れるときの電流変化から重りが上部の基
準点に達して電流値が変化するまでの該パルス発生手段
で発生するパルス数をカウントし、該重りの下がりと上
がりとを2回カウントしてその値を平均することにより
測定精度を上げるようにした。
【0007】 そして測定に際して測定器の基準点と被
測定物であるタンクの基準点とを合わせ易くするため
に、紐の先端に取付けた重りと該紐を巻き取る巻取器と
該巻取器を駆動させる電動機とこの紐が単位長移動する
ごとに1つのパルスを発生するパルス発生手段と該電動
機の駆動電流制御手段と駆動電流検出手段とで構成する
深さ測定器において、該紐の該パルス発生手段の後に該
紐の通るフレキシブル管を有し、その後に測定基準板を
取付け該紐を該フレキシブル管と該基準板を通した後に
該重りをつけ、該フレキシブル管の重り側端部に取付け
た基準板が測定の基準位置となるようにする。
【0008】 該重りが空中や水面の境界の変化を鋭敏
に検出できるよう平面的な円盤状の形状で、その底部が
凹形であり、その天井部に空気抜孔を有する構造とし
て、重りが水平となるよう重心位置であるその中心に紐
を取付けるようにした重りである。そしてその計測した
深さの数値は表示器で表示するようにした。液面からさ
らに重りを沈ませていき、底面に達するまでの深さを測
定するために、前記の深さ測定器において、測定器の基
準点より重りを重力方向に移動させ、該駆動電流検出手
段で該電流を監視しながら該パルス発生手段で発生する
パルス数をカウントし、該電流値が変化した点(水面)
までのパルス数と、更に新たに重りを重力方向に移動さ
せて該移動に伴うパルス発生手段で発生するパルス数を
カウントし、該駆動電流検出手段で次の電流変化点(底
面)を検出し、これ等の制御を行うCPU部で水面から
底面までのパルス数値を計測し、それぞれに紐の単位長
を乗じて基準点から水面まで、水面から底面までの深さ
を計測できるようにした。CPU部に接続されている操
作部入力手段の指示により、そのいずれかを区別して測
定できるようにしてもよい。更に空中落下と粘性のある
液体中落下にはその落下速度に適正値があるため、基準
点から第一の電流変化点、すなわち液面まで、続いて第
2の電流値変化点、すなわち底面までの測定を行なう場
合、第一までの駆動電流値(落下速度)と第一から第二
電流変化点(底面)までの駆動電流を変えて電動機の回
転トルクを変えることにより、その適正な落下速度によ
り計測を行なうようにする。更に、粘度や比重の不明な
液体の場合は操作入力手段により移動速度を変えて測定
し、適正な落下速度により駆動電流検出手段での液面,
底面での電流変化が明瞭に出現する値を見つけだすこと
が必要である。この事により正しい測定値(深さの)が
得られるようになる。
【0009】
【実施例】 好適な実施例のブロック図を図1に示す。
この図において紐7を構成するものは、糸,ワイヤー,
ロープ等の可撓性のある細い紐状のものであれば、その
材料は植物性の繊維や樹脂(合成樹脂を含む),鉱物性
の金属であっても良く、その素材にはこだわる必要はな
い。紐7の先端に取付けた重り11と、該紐7を巻取る
巻取器6と該巻取器6を電動機2の軸に設置した歯車
3,3′を介して駆動し、該紐7が単位長移動するとプ
ーリー8を介して、スリット円盤17が回転し、その円
盤上にあるスリットより光パルスを発光ランプと受光器
18とで電気変換し、パルス信号を出すよう構成したパ
ルス発生手段と電動機2の駆動電流制御手段19と駆動
電流検出手段20と制御プログラムを含んだCPU部2
1を含む制御基板14とこの制御基板14に操作指令を
入力する操作入力手段16と測定結果を表示する表示部
15とで構成する。電流制御手段は電動機の回転を重り
の荷重との関係で正転させたり逆転させたり、その回転
速度を変更できる機能を有するもので、この場合重りの
落下速度を自然落下速度より小さくするため、弱い巻上
方向の駆動電流を流しながらこれに重力が勝って落下す
るよう制御する。その落下速度はその電流の強弱で決め
られる。尚、自然落下速度より大きくするときは落下方
向に電流を流せば良い。操作入力手段16より測定開始
指示が入るとCPUは駆動電流制御手段19で指示し、
電動機2の駆動電流を増し、巻取器6を重り11を引き
上げる方向に駆動し、重り11が可撓性(フレキシブ
ル)のある管9の端部に取付けてある測定基準板10に
つき当たるまで引上げ、つき当たることにより駆動電流
検出手段20で電流の増加が検出される。また、測定基
準板10につき当たって止まった事はパルス発生手段か
らのパルス発生が止まったことによっても検出できる。
尚、該可撓性の管9は測定操作性向上に関するものであ
り、無くても測定には影響ない。
【0010】 基準板はタンクの天部にある測定口の基
準点にあてがわれているので、CPU部21の指示で駆
動電流制御手段19により、駆動電流を弱め、重り11
の重力により落下せしめる。この落下速度は該駆動電流
の強弱により任意に設定できるので、あらかじめ適当な
速度に設定する。このとき順次紐7が繰り出されるので
プーリー8が廻り、これによりスリット円盤17が回転
し、光電気変換されて電気パルスが発生する。このパル
ス発生手段により出されたパルスをCPUがカウントす
る。重り11が液面13に達すると、その緩衝又は浮力
により紐に加わる張力が変化し、電動機2の駆動電流に
変化が生じ、(少なくなる)これを駆動電流検出手段2
0で検出し、これまでにカウントしたパルス数に紐の単
位長を乗じて表示部15に表示して基準点より液面まで
の深さを表示する。操作入力手段16よりの指示が液面
までの計測である場合は直ちに駆動電流制御手段19の
電流を増強するように制御して巻取器6を重り11を引
き上げる方向に駆動する。そして、重りが液面を離れた
事による失われた浮力分だけ、荷重が増えることによる
駆動電流の変化した点から基準板に達し、重りの移動が
止まり、そのことによる駆動電力の増加する時の電流変
化点までの紐の移動に伴うパルス発生手段のパルス数を
カウントし、これをCPU部21で1パルス当りの単位
長を乗ずる計算をすることにより計測し、このように重
りを上方に巻上げる上り時にもその液面から測定基準板
までを計測することが出来る。また、自動的に紐を巻上
げることにより手をわずらわさなくて短時間で計測が出
来る。
【0011】 尚、測定基準板10は図2に示す如く重
りを引き上げたとき該測定基準板の底部基準面が重りの
基準面と一致している構造であり、その上部は可撓性の
管9の端にて固定されている。重り11はその中央で紐
7に固定されている。このフレキシブル管はテフロンチ
ューブの如きものであり、その中に紐7が貫通してお
り、深さ測定器1本体を手に持った状態でその位置に関
係なく自由に基準タンクの測定口基準位置に測定基準板
10をセットすることが出来る。
【0012】 また操作入力手段16の指示により基準
点から液面12までと液面12からタンクの底面までの
両方を測定が指示された場合は前述の方法により液面ま
での計測を行い、続いて重りを沈めていき、重りが底面
に到達したときの駆動電流の変化を駆動電流検出手段2
0で検出し、液面からの紐の繰り出し長を同じく紐の繰
り出しに伴うパルス発生手段からのパルスをカウントし
て計測する。その各々のパルス数値に紐の単位長を乗じ
て表示部15で表示する。尚、このときも重りが底面に
達すると自動的に巻取り方向に駆動電流を切替えて、巻
取器6を駆動する。尚、この時、前と同様にパルス数を
カウントし、各々の電流変化点まで(各々の境界線)の
計測を行なうことが出来る。
【0013】 尚、液体中ので重りの引上速度が大きい
と重りの引上げ抵抗が大きくなり、計測上問題があるの
で適正な値にする必要がある。尚、空気中落下又は吊上
げ等の移動する時の重りの形状と粘度を有する液体中を
移動するときでは重りに加わる抵抗が違ってくるので、
その形状や移動スピードを変える方が良い場合もあり、
その用途により液面用,水深用それぞれを専用にする場
合もある。また、測定基準板から空気中を下り液面まで
を計測する液面用重りの場合、円盤状で底面が凹型でそ
の中心部に紐取付用の孔があり、凹部の天井部に空気板
孔をあけておき、水面に着水するときはその凹部に空気
を含みこれにより短時間浮くことにより電動機のトルク
変動が検出し易くなり、その後空気抜孔より空気が抜け
て沈んでいく。その沈み方も空気抜孔の大きさにより、
スムーズに沈行させるようにできる。更に重りを水中よ
り液面上に引上げるとき、凹部に水が満ちているため水
平になり、その後重りの底面が水面を切れるとき空気抜
孔が比較的小さいので一気に水が液面に落下し、重りが
水面を離れるときの検出がし易くなる。
【0014】
【発明の効果】重りのついた紐の繰り出し、巻き上げ用
の電動機を液面及び底面,基準面に達したときのセンサ
ーとしても使用しているので構造が簡単で信頼性があ
る。測定が簡単で早い。基準点から液面までの空寸法と
液面から底面までの両方でも、一方ずつでも測定でき
る。フレキシブル管を測定器に取付けたことにより操作
性が良く使い良くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例のブロック図である。
【図2】 測定基板10に重り11を固着させた様子を
模式的に示した説明図である。
【符号の説明】
1 深さ測定器 2 電動機 3,3′ 歯車 6 巻上器 7 紐 8 プーリー 9 管 10 測定基準板 11 重り 12 液面 14 制御基板 15 表示部 16 操作入力部 17 スリット円盤部 18 受光器 19 駆動電流制御手段 20 駆動電流検出手段 21 CPU部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紐の先端に取付けた重りと、この紐を巻
    取る巻取器と、該巻取器を駆動する電動機と、この紐が
    単位長移動するごとに1つのパルスを発生するパルス発
    生手段と、該電動機の駆動電流の強弱及び/又は方向の
    制御(以下、制御という)手段と駆動電流検出手段とで
    構成する深さ測定器において、該電動機の駆動電流を制
    御して、該重りを基準点より重力方向に移動させ、該駆
    動電流検出手段にてこの駆動電流を監視し、重りが被測
    定物に達することによりこの駆動電流の値が変化するま
    での該紐の移動に伴うパルス数をカウントして、そのカ
    ウント数に該単位長を乗じて深さを計測するように構成
    したことを特徴とする深さ測定器。
  2. 【請求項2】 紐の先端に取付けた重りと、この紐を巻
    取る巻取器と、該巻取器を駆動する電動機と、この紐が
    単位長移動するごとに1つのパルスを発生するパルス発
    生手段と、該電動機の駆動電流を制御する駆動電流制御
    手段並びに駆動電流検出手段及び表示器とで構成する深
    さ測定器において、該電動機の駆動電流を制御して、該
    重りを基準点より重力方向に移動させ、該駆動電流検出
    手段にてこの駆動電流を監視し、重りが被測定物に達す
    ることによりこの駆動電流の値が変化するまでの該紐の
    移動に伴うパルス数をカウントして該駆動電流値が変化
    した時点のパルス数値に該単位長を乗じて深さを計測し
    て表示するとともに、自動的に該駆動電流制御手段で該
    電動機の駆動電流を制御して該紐を巻取って該重りを基
    準点まで巻上げるように構成したことを特徴とする深さ
    測定器。
  3. 【請求項3】 前記の深さ測定器において、深さの測定
    をするに際して、前記駆動電流制御手段を制御して前記
    巻取器の巻上方向に駆動し、前記重りを深さ測定器の基
    準点まで巻上げ、該重りが該基準点まで達した後に、該
    駆動電流制御手段で電動機の駆動電流を制御して該重り
    を重力方向に移動させて深さ測定を開始するように構成
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の深さ
    測定器。
  4. 【請求項4】 前記の深さ測定器において、前記基準点
    から前記重りが被測定面に達するまでの間の距離を測定
    するに際して、前記パルス発生手段で発生するパルス数
    をカウントし、1回の測定で該重りが該基準点から該被
    測定面へ向かって下降して移動するときのパルス数と、
    該被測定面から該基準点へ向かって前記巻取器で巻取る
    方向へ移動するときのパルス数とを、それぞれカウント
    して両者の数値の平均値を得ることにより測定精度を上
    げるように構成したことを特徴とする請求項1,請求項
    2又は請求項3のいずれかに記載の深さ測定器。
  5. 【請求項5】 前記の深さ測定器において、前記パルス
    発生手段の後に、前記紐が通るフレキシブル管を有し、
    該フレキシブル管の該重り側端部に測定基準板を取付
    け、該基準板が深さ測定時の基準点とするように構成し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載の深さ測定器。
  6. 【請求項6】 前記の深さ測定器において、重りが円盤
    状の形状であり、その底部が凹形であり、その天井部に
    空気抜孔を有する構造であり、かつ、その中心部に前記
    紐を取付けるように構成したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の深さ測定器。
  7. 【請求項7】 紐の先端に取付けた重りと、この紐を巻
    取る巻取器と、該巻取器を駆動する電動機と、この紐が
    単位長移動するごとに1つのパルスを発生するパルス発
    生手段と、該電動機の駆動電流を制御する駆動電流制御
    手段と、該駆動電流を検出する駆動電流検出手段と、こ
    れらの各構成要素を制御するCPU部と、外部からの操
    作入力手段とで構成する深さ測定器において、深さの測
    定をするに際して、基準点より該重りを重力方向に移動
    させ、該駆動電流検出手段で該電動機の駆動電流を監視
    しながら該パルス発生手段で発生するパルス数をカウン
    トし、該駆動電流の値が変化した時点までのパルス数値
    をAとして記憶し、更に引続いて該重りを重力方向へ移
    動させてこの移動に伴う該パルス発生手段で発生するパ
    ルスをカウントしながら、該駆動電流検出手段で次の駆
    動電流の値が変化する時点までのパルス数値をBとして
    記憶し、A,Bそれぞれに前記単位長を乗じて、Aの関
    数として得られる長さを基準点から被測定面までの深さ
    とし、Bの関数として得られる長さを被測定面から底面
    までの深さとして、1回の測定でそれぞれの深さを計測
    するように構成したことを特徴とする深さ測定器。
  8. 【請求項8】 前記の深さ測定器において、前記外部か
    らの操作入力手段の入力指示により、基準点から被測定
    面までの深さか、被測定面から底面までの深さかを区別
    していずれか一方のみを測定できるように構成したこと
    を特徴とする請求項7記載の深さ測定器。
  9. 【請求項9】 前記の深さ測定器において、前記外部か
    らの操作入力手段の入力指示に応じて、前記重りが基準
    点から被測定面へ達したことを示す第1の駆動電流の変
    化点までか、あるいは引き続いて該重りが底面に達した
    ことを示す第2の駆動電流の変化までかの測定を行なう
    場合に、この第1の点までの駆動電流の値と、第1の点
    から第2の駆動電流の変化点までの駆動電流の値をそれ
    ぞれ変えるように構成したことを特徴とする請求項7記
    載の深さ測定器。
  10. 【請求項10】 前記の深さ測定器において、前記外部
    からの操作入力手段の指示に従い、前記駆動電流制御手
    段により前記電動機の駆動電流の値を変えて深さを測定
    するように構成したことを特徴とする請求項7,請求項
    8又は請求項9のいずれかに記載の深さ測定器。
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