JPH11218368A - 冷媒蒸発器 - Google Patents

冷媒蒸発器

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JPH11218368A
JPH11218368A JP2233598A JP2233598A JPH11218368A JP H11218368 A JPH11218368 A JP H11218368A JP 2233598 A JP2233598 A JP 2233598A JP 2233598 A JP2233598 A JP 2233598A JP H11218368 A JPH11218368 A JP H11218368A
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JP
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fin
condensed water
air flow
fins
refrigerant
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Application number
JP2233598A
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Inventor
Isao Azeyanagi
功 畔柳
Masamichi Makihara
正径 牧原
Toshio Ohara
敏夫 大原
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F17/00Removing ice or water from heat-exchange apparatus
    • F28F17/005Means for draining condensates from heat exchangers, e.g. from evaporators

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凝縮水の排水性の改善と、フィン伝熱性能の
向上とを両立させる。 【解決手段】 チューブ2のうち、空気流れ方向Aの途
中部位に凝縮水を下方へ案内する排水溝10を形成する
とともに、この排水溝10と同一位置もしくはこの位置
よりも空気流れ方向Aの上流側の位置にて、コルゲート
フィンを上流側の第1フィン51と下流側の第2フィン
52とに分断し、この第1フィン51と第2フィン52
の蛇行状の曲げ形状を互いにずらす。これにより、空気
流れ上流側の第1フィン51の曲げ部5bの内側面角部
5cを流れる凝縮水が両フィンの境界部53に到達する
と、両フィンの曲げ形状のずれにより第2フィン52の
曲げ部5bの外側面5d上に流れ出て、中央排水溝10
内へ流れ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒蒸発器におけ
る凝縮水の排水性改善に関するもので、例えば、車両用
空調装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置における冷媒蒸発
器は、例えば、図7に示すごとき構成であって、アルミ
ニウム等の金属薄板4、4を2枚1組として最中状に接
合(ろう付け)することより、チューブ2を構成すると
ともに、チューブ2相互の間には図8に示すようにアル
ミニウム等の金属薄板を蛇行状に曲げ成形したコルゲー
トフィン5を配置し、接合している。コルゲートフィン
5にはルーバ5aを所定角度で斜めに切り起こし成形し
て、フィン熱伝達率の向上を図っている。また、チュー
ブ2内には冷媒側の伝熱性能向上のために、蛇行状に曲
げ成形したインナーフィン42、43を配置し接合して
いる。
【0003】この冷媒蒸発器においては、凝縮水の排水
性改善のために、チューブ2のうち、空気流れ方向Aの
中央部位および下流端部に、それぞれ中央排水溝10、
下流端排水溝11を形成している。このような排水構造
を持ったコア部3を有する冷媒蒸発器における凝縮水の
発生状況を実験により確認したところ、図9に示す結果
が得られた。図9の実験条件は、コア部3への流入空気
の速度V:2.7m/s、流入空気の温度:30°C、
流入空気の相対湿度RH:50%、コルゲートフィン5
のフィンピッチfp:4mmである。
【0004】図9の横軸はコルゲートフィン5の空気流
れ方向Aの部位を示している。図9に示す凝縮水発生量
Wの分布から理解されるように、コア部3の空気上流側
部位で凝縮水の大半が発生する。ところで、従来技術に
よると、コルゲートフィン5が空気流れ上流側から下流
側に至るまで1つの連続したフィン体を構成しているの
で、フィン5の曲げ部5bの内側面角部5cを流れる凝
縮水は、その途中で中央排水溝10に流れ出ることがで
きない。従って、曲げ部5bの内側面角部5cの凝縮水
は空気流れ上流側からそのまま排出されることなく、図
7の矢印〜に示すように空気流れに沿って空気流れ
下流側の部位まで流れて、その後、排水溝11から下方
へ排出される。
【0005】一方、曲げ部5bの外側面5dで発生した
凝縮水は、中央排水溝10と下流端排水溝11の両方か
ら排出できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、フィ
ン5の曲げ部5bの内側面角部5cを流れる凝縮水は空
気流れ上流側からそのまま排出されることなく、空気流
れ下流側の部位まで流れるので、下流側の内側面角部5
cでは流れ下流側で新たに発生した凝縮水量が上流側か
らの凝縮水量に加わるので、下流側での凝縮水量が増加
して、凝縮水によりルーバ5aの根元部(角部5cに近
接した部位)が閉塞されるという不具合が発生しやす
い。
【0007】ところで、近年、車両用空調装置において
は、車室内居住スペース拡大のために、空調ユニット搭
載スペースの小型化の要求が強まっている。そのため、
冷媒蒸発器に対しても、空気流れ方向Aの幅寸法を縮小
させる薄幅化の要求があり、この薄幅化の要求に応える
ためには、冷媒蒸発器の一層の高性能化が必要となる。
そこで、本発明者らは、この高性能化を図るために、性
能向上の寄与率が高い空気側の伝熱性能の改良検討を進
めている。
【0008】一般に、空気側の伝熱性能向上に対して
は、フィンピッチを縮小して伝熱面積を拡大することが
確実な手段である。しかし、冷媒蒸発器においてこのフ
ィンピッチの縮小という手法を採用すると、現実には、
次のごとき問題が発生して、期待通りの性能向上を達成
できない。すなわち、フィンピッチの縮小に伴ってフィ
ン面相互の間隔が狭くなって、フィンにおける水保持力
が増大するので、上記した凝縮水によるルーバ部の閉塞
を一層助長し、フィン熱伝達率を悪化させる。そのた
め、フィンピッチ縮小による伝熱面積の拡大に見合った
分だけの伝熱性能向上を実現できないことになる。
【0009】図10は上記問題点を示す実験結果であ
り、実験条件は、コア部3への流入空気の速度V:2.
0m/s、流入空気の温度:30°C、流入空気の相対
湿度RH:60%、コルゲートフィン5のフィンピッチ
fp:4mmである。図10(a)の上段はコルゲート
フィン5の表面で凝縮水が発生しないドライ状態を示
し、下段はコルゲートフィン5の表面で凝縮水が発生し
ているウエット状態を示している。上段のドライ状態で
は凝縮水によるルーバ5aの閉塞が発生しないため、空
気がコルゲートフィン5のルーバ5aを下流端に至るま
で通過することができ、コルゲートフィン5の全域にお
いてルーバ5aの先端効果を良好に発揮できる。
【0010】これに反し、下段のウエット状態では、凝
縮水によるルーバ5aの閉塞が発生するため、コルゲー
トフィン5における中間部から下流側に至る部分では、
空気がルーバ5aを通過することができない。そのた
め、ルーバ5aの先端効果をフィン5の中間部から下流
側の領域では発揮できない。その結果、図10(b)に
示すように、ウエット状態では空気側熱伝達率がドライ
状態に比して15%程度低下してしまう。
【0011】また、別の問題点として、フィンピッチを
縮小すると、保水力が増大するので、多量の凝縮水が流
れる内側面角部5cでは、空気流れ下流端部において凝
縮水が塊状に保持される。そして、この凝縮水の塊があ
る程度以上大きくなると、空気流れとともに蒸発器下流
側へ飛び出すという現象が発生する。つまり、フィンピ
ッチの縮小によって、水飛び現象が発生しやすくなる。
【0012】車両用空調装置では、上記水飛び現象が発
生すると、冷媒蒸発器の下流側に設置されている暖房用
熱交換器に凝縮水が付着する。この暖房用熱交換器には
高温の温水(エンジン冷却水)が最大冷房時以外は常時
循環しているので、暖房用熱交換器にて凝縮水が蒸発し
て、車室内の湿度を上昇させ、車室内の快適性を損なっ
たり、窓ガラスの曇りの原因になる。従って、上記水飛
び現象の発生は極力抑える必要があり、そのためには、
冷媒蒸発器における凝縮水の排水性を改善することが極
めて重要である。
【0013】ところで、実開昭62−34675号公報
では、図11に示すように、コルゲートフィン5の一部
に切欠き部50を形成し、この切欠き部50を通して凝
縮水を下方へ落下させることにより、排水性を改善しよ
うとするものが提案されている。しかし、この従来技術
では、フィン伝熱性能確保のために切欠き部50の大き
さに制約があるので、切欠き部50を通過した凝縮水が
空気流れに押されて、コルゲートフィン5の下側の段に
順次流下していくだけであって、矢印Bで示す排水経路
を構成する。そのため、各段のフィン表面を凝縮水が空
気流れ下流側へと流れるので、ルーバ5aの根元部が水
によって閉塞されるという現象が発生してフィン熱伝達
率を悪化させる。
【0014】また、凝縮水がコルゲートフィン5の下側
の段に順次流下していき、最後にはフィンの空気流れ下
流端部まで流れてしまい、ここから、下流側への水飛び
現象が発生する。また、実開昭63−67784号公報
では、図12に示すように、空気流れ方向Aの下流寄り
の途中部位に、所定間隔Lを設けて、コルゲートフィン
5を上流側のフィン51と、下流側のフィン52とに切
り離して、所定間隔Lの部分で凝縮水を下方へ落下させ
ることにより、排水性を改善しようとするものが提案さ
れている。
【0015】しかし、この後者の従来技術でも、フィン
伝熱性能確保のために間隔Lの大きさに制約があるの
で、前者の従来技術と同様に間隔Lを通過した凝縮水が
空気流れに押されて、フィン5の下側の段に順次流下し
ていく。つまり、間隔Lの部分で、凝縮水の流れ面が下
側の段にずれるだけであり、矢印Bで示す排水経路によ
り各段のフィン表面を凝縮水が空気流れ下流側へと流れ
るので、前者の従来技術と同様の不具合が発生する。
【0016】さらに、上記両従来技術ではいずれも、切
欠き部50、所定間隔Lによる切欠き部分が存在するこ
とにより、その分だけ伝熱面積が減少し、伝熱性能を低
下させる。本発明は上記点に鑑みてなされたもので、冷
媒蒸発器における凝縮水の排水性の改善と、フィン伝熱
性能の向上とを両立させることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜5記載の発明では、チューブ(2)のう
ち、、空気の流れ方向(A)の途中部位に凝縮水を下方
へ案内する排水溝(10)を形成するとともに、この排
水溝(10)と同一位置もしくはこの位置よりも空気流
れ方向(A)の上流側の位置にて、コルゲートフィン
(5)を上流側の第1フィン(51)と下流側の第2フ
ィン(52)とに分断し、この第1フィン(51)と第
2フィン(52)の蛇行状の曲げ形状を互いにずらした
ことを特徴としている。
【0018】これによると、空気流れ上流側の第1フィ
ン(51)の曲げ部(5b)の内側面角部(5c)を流
れる凝縮水が両フィンの境界部(53)に到達すると、
両フィンの曲げ形状のずれにより第2フィン(52)の
曲げ部(5b)の外側面(5d)上に流れ出ることが可
能となる。従って、この凝縮水は第2フィン(52)の
曲げ部(5b)の外側面(5d)から排水溝(10)内
へ流れ込むことができる。
【0019】従って、内側面角部(5c)を流れる凝縮
水がフィンの空気流れ下流端まで流れるのを防止でき
る。このため、フィンの空気流れ下流側部位で、ルーバ
(5a)の根元部が水によって閉塞されることを防止し
て、フィン熱伝達率の悪化を防止できる。しかも、従来
技術のような切欠き部分をフィン面に形成する必要がな
いから、切欠き部分による伝熱面積の低減もない。その
結果、フィンピッチ縮小による蒸発器の伝熱性能向上を
効果的に達成できる。
【0020】また、同時に、内側面角部(5c)を流れ
る凝縮水がフィンの空気流れ下流端まで流れるのを防止
できるため、フィンの空気流れ下流端に多量の凝縮水が
溜まるのを未然に防止でき、下流側への水飛び現象を良
好に抑制できる。なお、第1フィン(51)と第2フィ
ン(52)の曲げ形状の間隔であるフィンピッチは、請
求項2のごとく同一でも、あるいは請求項3のごとく異
なっていてもよい。
【0021】また、請求項4記載の発明のように、第1
フィン(51)と第2フィン(52)を、蛇行状の曲げ
形状の所定山数毎に形成した連結部(54)にて一体に
連結すれば、この連結部(54)により両フィン(5
1、52)のずれ位置を規定できるので、両フィン(5
1、52)の組付作業を簡単かつ正確に行うことがで
き、組付性が非常に良好となる。
【0022】また、請求項5記載の発明のように、チュ
ーブ(2)において空気流れ方向(A)の下流端部に
も、凝縮水を下方へ案内する排水溝(11)を形成する
ことにより、フィンの下流端部に到達した凝縮水をこの
排水溝(11)から下方へ排出できる。なお、上記各手
段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手
段との対応関係を示すものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明を適用する車両用空調装
置の冷媒蒸発器の全体構成を例示するもので、蒸発器1
には、図示しない温度作動式膨張弁(減圧手段)で減圧
され膨張した低温低圧の気液2相冷媒が流入するように
なっている。
【0024】蒸発器1は、図1に示す上下方向を上下に
して、車両用空調装置の空調ユニットケース(図示せ
ず)内に設置される。蒸発器1の熱交換用コア部3は並
列に配置された多数のチューブ2を有し、このチューブ
2内を流れる冷媒とチューブ2の外部を流れる空調用送
風空気とを熱交換させて、冷媒を蒸発させる。ここで、
チューブ2は図2に示すように冷媒が流れる断面偏平状
の通路形状を持っており、チューブ2内を上下方向に冷
媒が流れるように構成されている。このチューブ2は金
属薄板(コアプレート)4の積層構造により形成されて
おり、その具体的構造は基本的には公知のもの(本出願
人の出願に係る特開平9−170850号公報等)と同
じでよいので、以下積層構造の概略を説明する。
【0025】金属薄板4は、具体的にはアルミニュウム
心材の両面にろう材をクラッドした両面クラッド材(板
厚:例えば、0.6mm程度)を所定形状に成形して、
これを2枚1組として多数組積層した上で、ろう付けに
て接合することにより多数のチューブ2を並列に形成す
るものである。金属薄板4の両端部には、チューブ2よ
りも積層方向外方へ突出する椀状突出部からなるタンク
部40とタンク部41がそれぞれ形成されている。この
タンク部40、41にはチューブ2内の冷媒通路をその
両端部(図1の上端部および下端部)でそれぞれ互いに
連通させる連通穴(図示せず)が形成されている。
【0026】次に、コア部3の具体的形状についてより
詳しく説明すると、図2は図1におけるコア部3のチュ
ーブ2とコルゲートフィン5の1組のみを拡大して示す
ものであり、コルゲートフィン5は実際には後述のごと
く第1、第2の2つのフィン51、52からなる。コル
ゲートフィン5は矢印A方向、すなわち略水平方向に空
調送風機の送風空気が入出するように配置され、チュー
ブ2に接合される。
【0027】図2の空気流れ方向A(図1の紙面垂直方
向)において、金属薄板4の幅方向の略中央部を、チュ
ーブ長手方向(図1の上下方向)に延びるリブ形状から
なる中央仕切り部44と、金属薄板4の外縁部の全周に
わたってリブ状に形成されている外周接合部45a、4
5bとを有している。そして、中央仕切り部44と外周
接合部45a、45bとの間には、この両部分44、4
5a、45bの面より所定寸法だけ外方へ凹んだ凹状部
46を形成している。
【0028】従って、2枚の金属薄板4を互いに上記中
央仕切り部44と外周接合部45a、45bの部分で接
合することにより、上記中央仕切り部44の左右両側に
2つの冷媒通路47、48を並列に形成している。この
2つの冷媒通路47、48の内部には、それぞれ蛇行状
に曲げ成形されたインナーフィン42、43を配置し、
接合している。
【0029】一方、隣接するチューブ2の外面側相互の
間隙にコルゲートフィン5が配置され、接合されてい
る。コルゲートフィン5は蛇行状に曲げ成形されて空気
側の伝熱面積を増大させる。そして、本実施形態では、
上記コルゲートフィン5を空気流れ方向Aの前後に分断
している。つまり、コルゲートフィン5は上流側の第1
のコルゲートフィン51と下流側の第2のコルゲートフ
ィン52とに分断してある。
【0030】この第1、第2のコルゲートフィン51、
52は、それぞれろう材をクラッドしてないアルミニュ
ウムベア材にて曲げ成形されるものであって、その蛇行
状の曲げ形状が上下方向に延びるように配置されてい
る。空気流れ方向Aの中間部位に位置する、両フィン5
1、52の境界部53には、切欠き部を形成せずに、図
3に示すように、第1、第2のコルゲートフィン51、
52のフィンピッチfpの1/2だけ、両フィンィン5
1、52の蛇行状の曲げ形状を相互にずらして配置して
いる。従って、両フィンィン51、52の曲げ部5bが
互い違いに配置される。
【0031】さらに、両フィンィン51、52の境界部
53は、上記した中央仕切り部44の凹面形状により形
成される中央排水溝10の位置と一致させてある。つま
り、中央排水溝10の位置において、コルゲートフィン
5を上流側の第1のコルゲートフィン51と下流側の第
2のコルゲートフィン52とに分断している。また、チ
ューブ2において空気流れ方向Aの下流端部にも、凝縮
水を下方へ案内する下流端排水溝11が外周接合部45
aの凹面形状により形成されている。
【0032】なお、上記フィンピッチfpは、コルゲー
トフィン51、52の隣接する曲げ部5bの中心部間の
間隔である。コルゲートフィン51、52には、それぞ
れ周知のごとくルーバ5a(図2、3参照)を所定角度
で斜めに切り起こし成形して、フィン熱伝達率の向上を
図っている。なお、前述の図10(a)に示すように各
コルゲートフィン51、52において、上流側のルーバ
5aと下流側のルーバ5aの切り起こし方向を逆転させ
て、上流側のルーバ5aと下流側のルーバ5aとで、空
気流れ方向が上下逆転するようにしてある。
【0033】図1において、コア部3の金属薄板4の積
層方向の一端部(図1の右端部)に位置するエンドプレ
ート60、および、これに接合されるサイドプレート6
1、さらに上記積層方向の他端部(図1の左端部)に位
置するエンドプレート62、および、これに接合される
サイドプレート63も、上記金属薄板4と同様に両面ク
ラッド材から成形されている。
【0034】そして、エンドプレート60、62にも、
上記金属薄板4のタンク部40、41と同様のタンク部
64〜67が形成され、さらに、右側のサイドプレート
61には、上下に分断されたサイド冷媒通路を構成する
第1、第2の張出部68、69が形成され、左側のサイ
ドプレート63には、サイド冷媒通路を構成する張出部
70が形成されている。
【0035】右側のサイドプレート61において、上記
第1の張出部68の下端部と、第2の張出部69の上端
部との間に配管ジョイント8が配置され、接合されてい
る。この配管ジョイント8は、アルミニュウムベア材に
て略長円形のブロック体に成形されており、このブロッ
ク体の厚さ方向に外部冷媒回路との接続用の冷媒出口通
路穴8aと冷媒入口通路穴8bが2つ並んで貫通してい
る。
【0036】この冷媒出口通路穴8aは上記第1の張出
部68内に開口して、上側のサイド冷媒通路に連通して
おり、また、冷媒入口通路穴8bは第2の張出部69内
に開口して下側のサイド冷媒通路に連通している。この
配管ジョイント8の冷媒入口通路穴8bは、図示しない
膨張弁の出口側冷媒配管に連結され、また、冷媒出口通
路穴8aは、図示しない圧縮機の吸入配管に連結され
る。
【0037】ここで、本実施形態の蒸発器1の製造方法
を簡単に説明すると、蒸発器1は図1に示す状態にチュ
ーブ2を構成する金属薄板4、コルゲートフィン5等の
各部品を積層して仮組付した後、この仮組付状態を適宜
の治具にて保持して、ろう付け炉内に仮組付体を搬入す
る。次に、このろう付け炉内にて、仮組付体をアルミニ
ウムクラッド材のろう材の融点(600°C付近)まで
加熱して、蒸発器1各部の接合箇所を一体ろう付けす
る。
【0038】次に、上記構成において本実施形態の作用
を説明すると、冷凍サイクルの図示しない膨張弁にて減
圧された低圧の気液2相冷媒は、配管ジョイント8の冷
媒入口通路穴8bに流入し、この入口通路穴8bからチ
ューブ2内の冷媒通路47、48内を上下方向に流れ
る。この間に、冷媒はインナーフィン42、43、金属
薄板4およびコルゲートフィン51、52を介して、コ
ア部3を通過する送風空気と熱交換して蒸発する。
【0039】この熱交換により送風空気は冷却され、除
湿される。ここで、送風空気はコア部3の空気流れ上流
側(コルゲートフィン51の空気入口側)で冷媒蒸発温
度との温度差が最大となるので、コア部3の空気流れ上
流側部位にて送風空気が急激に冷却される。そのため、
前述の図9のWに示すように、空気流れ上流側部位にて
凝縮水が大量に発生し、空気流れ下流側に向かうにつれ
て凝縮水の発生量が減少していく。
【0040】そして、凝縮水はコルゲートフィン51、
52の表面上を空気流れに押されて空気流れ下流側に向
かうが、本実施形態によると、中央排水溝10によっ
て、空気流れ上流側の第1フィン51で発生した凝縮水
をそのまま下方へ良好に排水できる。すなわち、本実施
形態によると、空気流れ方向Aの途中において、コルゲ
ートフィン5を空気流れ上流側の第1フィン51と空気
流れ下流側の第2フィン52とに分断し、この第1、第
2フィン51、52の蛇行状を相互にずらして配置する
とともに、この第1、第2フィン51、52の境界部5
3を中央仕切り部44の外側面により形成される中央排
水溝10の位置と一致させてある。
【0041】そのため、空気流れ上流側の第1フィン5
1で発生した凝縮水が空気流れに押されて境界部53の
部位まで到達すると、第1フィン51の曲げ部5bの内
側面角部5cを流れる凝縮水は図3の矢印Cに示すよう
に第2フィン52の曲げ部5bの外側面5d上に流れ出
ることが可能となる。従って、この凝縮水は第2フィン
52の曲げ部5bの外側面5dから、中央排水溝10内
へ流れ込むことができる。
【0042】また、第1フィン51の曲げ部5bの外側
面5dを流れる凝縮水は、矢印Dに示すように境界部5
3の部位で外側面5dから中央排水溝10内に直接流れ
込むことができる。以上により、空気流れ上流側の第1
フィン51で大量に発生した凝縮水を空気流れ方向Aの
途中の境界部53の部位にて、中央排水溝10内に流れ
込ませ、ここから、矢印Eに示すように下方へ落下させ
ることができる。
【0043】従って、空気流れ上流側の第1フィン51
で大量に発生した凝縮水がフィンの空気流れ下流側まで
流れて、水飛びを発生することを良好に抑制できる。さ
らには、空気流れ方向Aの途中の境界部53の部位にて
凝縮水を中央排水溝10から排出できるので、空気流れ
下流側の部位を流れる凝縮水量を大幅に低減できる。な
お、空気流れ下流側の第2フィン52で発生した凝縮水
は、曲げ部5bの内側面角部5cと外面面5dを流れて
フィン下流端部まで到達した後に、下流端排水溝11か
ら下方へ落下する。
【0044】従来技術によると、コルゲートフィン5が
空気流れ上流側から下流側に至るまで1つの連続したフ
ィン体を構成しているので、フィン5の曲げ部5bの内
側面角部5cを流れる凝縮水は、その途中で中央排水溝
10に流れ出ることができない。従って、曲げ部5bの
内側面角部5cの凝縮水は空気流れ上流側からそのまま
排出されることなく空気流れ下流側の部位まで流れてく
ることになる。
【0045】そして、空気流れ下流側で新たに発生した
凝縮水量が空気流れ上流側からの凝縮水量に加わるの
で、空気流れ下流側の部位では、凝縮水によりルーバ5
aの根元部が閉塞されるという不具合が発生しやすい
が、本実施形態によると、上述した理由にて空気流れ下
流側の部位を流れる凝縮水量を大幅に低減できるので、
凝縮水によるルーバ5aの根元部の閉塞を良好に抑制で
きる。
【0046】従って、フィンピッチfpを従来の通常の
製品における4.0〜3.0mmを2.7mm程度に縮
小しても凝縮水によるルーバ5aの根元部の閉塞を防止
できることを実験的に確認している。これにより、フィ
ンピッチfpの縮小によるフィン伝熱面積の増大と、凝
縮水によるルーバ閉塞(フィン熱伝達率の低下)の防止
とを両立でき、蒸発器の伝熱性能を向上できる。
【0047】図4は本発明者の実験結果を示す図表であ
って、図4において、Aはフィン分断なしの従来品であ
り、Bはフィン分断ありの本発明品である。実験条件と
して、コルゲートフィン5のフィンピッチfpはA、B
いずれも3.0mmであり、コア部3への流入空気の速
度V:2.2m/s、流入空気の温度:27°C、流入
空気の相対湿度RH:50%である。
【0048】図4の実験結果から分かるように、本発明
品Bによると、従来品Aに比して、蒸発器単体の伝熱性
能を3%向上でき、凝縮水が発生しているウエット(W
ET)状態において、通風抵抗を4%低減できる。ま
た、水飛び開始風速を0.44m/s向上でき、水飛び
抑制に効果があることを実験的にも確認できた。 (第2実施形態)図5は第2実施形態を示すもので、第
1実施形態では、第1、第2フィン51、52を完全に
分断する場合について説明したが、第2実施形態では、
第1、第2フィン51、52を部分的に連結する連結部
54を設けている。
【0049】第1フィン51と第2フィン52との境界
部53に、図5(a)〜(c)に示すように蛇行状の所
定山数(例えば、数山)毎に連結部54を形成し、この
連結部54にて両フィン51、52を一体に連結した状
態にて、両フィン51、52を同一フィンピッチにて成
形している。この連結部54は幅の狭い細長状の形状で
あり、かつ、フィン51、52の板厚は0.08mm程
度の僅小値であるから、連結部54は容易に変形でき
る。
【0050】そこで、図5(a)〜(c)の状態から図
5(d)〜(e)に示すように連結部54を上下方向に
容易に変形させることができ、これにより、両フィン5
1、52の蛇行状の曲げ形状を相互に上下方向にずらす
ことができる。この第2実施形態によると、連結部54
の長さの設定により両フィン51、52のずれ位置を規
定できるので、両フィン51、52の組付作業を簡単か
つ正確に行うことができ、組付性が非常に良好となる。
【0051】(第3実施形態)図6は第3実施形態を示
すもので、第1、第2実施形態では、第1、第2フィン
51、52のフィンピッチを同一としているが、第3実
施形態では、第1、第2フィン51、52のフィンピッ
チを互いに異ならせることにより、第1、第2フィン5
1、52の蛇行状の曲げ形状をずらすようにしている。
【0052】図6の例では、第1フィン51のフィンピ
ッチfpに比して第2フィン52のフィンピッチfp
を大(fp<fp)にしているが、これとは逆
に、fp>fpの関係に設定してもよい。なお、図
6ではルーバ5aの図示を省略している。第2、第3実
施形態は、第1実施形態に対して両フィン51、52の
蛇行状の曲げ形状を相互にずらす手段が相違しているの
みであるから、蒸発器としての排水性、伝熱性能の面で
は、第1実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
【0053】(他の実施形態)なお、第1実施形態で
は、図2、3に示すように、第1、第2フィン51、5
2の境界部53と中央排水溝10とを空気流れ方向Aの
同一位置に設定しているが、境界部53を中央排水溝1
0よりも空気流れの上流側に配置しても、ほぼ同様の排
水性を確保できる。すなわち、第1フィン51の内側面
角部5cの凝縮水を境界部53にて第2フィン52の曲
げ部5bの外側面5dに流出させて、この外側面5dを
経由して凝縮水を中央排水溝10内に排出できることは
第1実施形態と同じである。
【0054】また、第1実施形態では、2枚の金属薄板
4を接合してチューブ2を構成する場合について説明し
たが、例えば、チューブ2として押し出し加工による多
穴偏平チューブを用いる冷媒蒸発器等に本発明を同様に
適用できることはもちろんである。また、コルゲートフ
ィン5(51、52)の曲げ部5bを矩形状に形成する
場合について図示したが、曲げ部5bが円弧状である場
合にも本発明を同様に適用できることはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する冷媒蒸発器を例示する正面図
である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す冷媒蒸発器の要部
の斜視図である。
【図3】図2の要部の拡大斜視図である。
【図4】本発明品と従来品との性能を比較して示す図表
である。
【図5】(a)〜(e)は本発明の第2実施形態を示す
コルゲートフィンの説明図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示すコルゲートフィン
の斜視図である。
【図7】従来の冷媒蒸発器の要部の斜視図である。
【図8】従来の冷媒蒸発器におけるコルゲートフィンの
拡大正面図である。
【図9】従来の冷媒蒸発器における凝縮水発生量の分布
状況を示すグラフである。
【図10】(a)はコルゲートフィン内の空気流れの可
視化実験の結果を示す説明図、(b)は従来の冷媒蒸発
器における空気側伝熱性能を示すグラフである。
【図11】従来の冷媒蒸発器のコルゲートフィンにおけ
る凝縮水の排水経路を示す断面図である。
【図12】従来の冷媒蒸発器の別のコルゲートフィンに
おける凝縮水の排水経路を示す断面図である。
【符号の説明】
2…チューブ、5…コルゲートフィン、51、52…第
1、第2のフィン、5a…ルーバ、5b…曲げ部、5c
…内側面角部、5d…外側面、10、11…排水溝。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒が流れる断面偏平状の通路形状を持
    つチューブ(2)を備え、 このチューブ(2)の外表面に、蛇行状に折り曲げられ
    たコルゲートフィン(5)を接合し、 このコルゲートフィン(5)には所定の角度で斜めにル
    ーバ(5a)を切り起こし成形している冷媒蒸発器にお
    いて、 前記チューブ(2)に対して、前記コルゲートフィン
    (5)は略水平方向に空気が入出するように配置されて
    おり、 また、前記チューブ(2)には、前記空気の流れ方向
    (A)の途中部位に凝縮水を下方へ案内する排水溝(1
    0)が形成されており、 この排水溝(10)と同一位置もしくはこの位置よりも
    前記空気流れ方向(A)の上流側の位置にて、前記コル
    ゲートフィン(5)が上流側の第1フィン(51)と下
    流側の第2フィン(52)に分断され、 さらに、前記第1フィン(51)と前記第2フィン(5
    2)の蛇行状の曲げ形状を互いにずらしたことを特徴と
    する冷媒蒸発器。
  2. 【請求項2】 前記第1フィン(51)と前記第2フィ
    ン(52)の曲げ形状の間隔であるフィンピッチが同一
    であることを特徴とする請求項1に記載の冷媒蒸発器。
  3. 【請求項3】 前記第1フィン(51)と前記第2フィ
    ン(52)の曲げ形状の間隔であるフィンピッチが異な
    っていることを特徴とする請求項1に記載の冷媒蒸発
    器。
  4. 【請求項4】 前記第1フィン(51)と前記第2フィ
    ン(52)が、前記蛇行状の曲げ形状の所定山数毎に形
    成された連結部(54)にて一体に連結されていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
    冷媒蒸発器。
  5. 【請求項5】 前記チューブ(2)において前記空気流
    れ方向(A)の下流端部にも、凝縮水を下方へ案内する
    排水溝(11)が形成されていることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか1つに記載の冷媒蒸発器。
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