JPH112178A - 風力発電装置 - Google Patents
風力発電装置Info
- Publication number
- JPH112178A JPH112178A JP9156869A JP15686997A JPH112178A JP H112178 A JPH112178 A JP H112178A JP 9156869 A JP9156869 A JP 9156869A JP 15686997 A JP15686997 A JP 15686997A JP H112178 A JPH112178 A JP H112178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- shell plate
- blade
- wind power
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 風力発電装置のブレードに取付けられた航空
障害灯の交換等の補修を容易にする。 【解決手段】 航空障害灯5がマスト2と交差する位置
の外殻を切り欠いて足場として兼用するマスト外殻板6
を設け、マスト外殻板6は下部でヒンジ6bで取付けら
れ、マスト内部のウィンチ9に巻回された索7により外
方へ展開自在に取付けられており、さらに、地上から前
記マスト外殻板6へ至るステップ部10がマスト2内部
に設けられていて、ナセル3内の発電機と一体となった
ブレード4に取付けられた航空障害灯5を、容易に交換
できる。
障害灯の交換等の補修を容易にする。 【解決手段】 航空障害灯5がマスト2と交差する位置
の外殻を切り欠いて足場として兼用するマスト外殻板6
を設け、マスト外殻板6は下部でヒンジ6bで取付けら
れ、マスト内部のウィンチ9に巻回された索7により外
方へ展開自在に取付けられており、さらに、地上から前
記マスト外殻板6へ至るステップ部10がマスト2内部
に設けられていて、ナセル3内の発電機と一体となった
ブレード4に取付けられた航空障害灯5を、容易に交換
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力発電装置に関
し、特に、ブレードの航空障害灯の交換および補修を便
ならしめる風力発電装置に関する。
し、特に、ブレードの航空障害灯の交換および補修を便
ならしめる風力発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】風力発電装置は、地面上に立設されたタ
ワーの上部にブレードと発電機が一体に取付けられた構
造であり、風力の豊富な離島または山岳地に建設される
ことが多い。
ワーの上部にブレードと発電機が一体に取付けられた構
造であり、風力の豊富な離島または山岳地に建設される
ことが多い。
【0003】最近の風力発電装置は、マストの高さが5
0mを越える大型ブレードの風力発電装置が建設されよ
うとしており、該マストに取付けられるブレードを含め
ると、高さが60mを越える建造物となる。
0mを越える大型ブレードの風力発電装置が建設されよ
うとしており、該マストに取付けられるブレードを含め
ると、高さが60mを越える建造物となる。
【0004】このような高架建造物に対しては、航空法
により、原則として航空障害灯の設置が義務付けられて
いる。
により、原則として航空障害灯の設置が義務付けられて
いる。
【0005】この風力発電装置の航空障害灯の設置につ
いて、特開昭50−76798号公報には、ブレードの
先端に設けることが提案されているが、ランプの交換等
の補修方法は、開示されていない。
いて、特開昭50−76798号公報には、ブレードの
先端に設けることが提案されているが、ランプの交換等
の補修方法は、開示されていない。
【0006】前述の例に示すような風力発電装置そのも
のが大出力のものになると、マストの高さは50m以上
と高くなるので、航空障害灯のランプの交換等の補修作
業のための足場をマストに並設して架ける必要がある。
のが大出力のものになると、マストの高さは50m以上
と高くなるので、航空障害灯のランプの交換等の補修作
業のための足場をマストに並設して架ける必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ブ
レードに取付けた航空障害灯のランプの交換の都度、足
場を架設する方法では、コスト高であり、また、マスト
の外周にステップを設けて作業者がよじ登る方法では、
風力等に影響されるので危険であり、何らかの方策が切
望されている。
レードに取付けた航空障害灯のランプの交換の都度、足
場を架設する方法では、コスト高であり、また、マスト
の外周にステップを設けて作業者がよじ登る方法では、
風力等に影響されるので危険であり、何らかの方策が切
望されている。
【0008】本発明は、コスト的に安価であり、また、
危険性の少ない方法によりブレードのランプの交換、点
検が容易に行える風力発電装置を提供することを目的と
するものである。
危険性の少ない方法によりブレードのランプの交換、点
検が容易に行える風力発電装置を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、地面上に
立設されたマストと、該マスト頂部に取付けられた発電
機内蔵のナセルと、該ナセル内の発電機に取付けられた
等間隔のブレードと、該ブレード先端部に取付けられた
航空障害灯と、前記航空障害灯が前記マストと交差する
位置のマストの外殻を切り欠いて足場として兼用するマ
スト外殻板とが設けられ、前記マスト外殻板はその下部
でヒンジにより外方へ展開自在にマストに取付けられて
おり、さらに、マスト外殻板先端とマスト内部のウィン
チに巻回された索と、地上から前記マスト外殻板へ至る
ステップ部がマスト内部に設けられていることを特徴と
する風力発電装置により解決される。
立設されたマストと、該マスト頂部に取付けられた発電
機内蔵のナセルと、該ナセル内の発電機に取付けられた
等間隔のブレードと、該ブレード先端部に取付けられた
航空障害灯と、前記航空障害灯が前記マストと交差する
位置のマストの外殻を切り欠いて足場として兼用するマ
スト外殻板とが設けられ、前記マスト外殻板はその下部
でヒンジにより外方へ展開自在にマストに取付けられて
おり、さらに、マスト外殻板先端とマスト内部のウィン
チに巻回された索と、地上から前記マスト外殻板へ至る
ステップ部がマスト内部に設けられていることを特徴と
する風力発電装置により解決される。
【0010】本発明によれば、マストの外殻の一部が作
業足場として兼用する構造となっており、風力発電装置
のブレードに航空障害灯の交換、点検等の補修の際は、
作業者は、マスト内部のステップ部を昇り、マスト内部
から索を繰り出すことによりマスト外殻板を下部のヒン
ジを中心として外方へ展開すると、その位置がブレード
に取付けられた航空障害灯の位置と一致するので、該マ
スト外殻板を作業足場として、航空障害灯の取付けまた
はその交換等の補修を行う。
業足場として兼用する構造となっており、風力発電装置
のブレードに航空障害灯の交換、点検等の補修の際は、
作業者は、マスト内部のステップ部を昇り、マスト内部
から索を繰り出すことによりマスト外殻板を下部のヒン
ジを中心として外方へ展開すると、その位置がブレード
に取付けられた航空障害灯の位置と一致するので、該マ
スト外殻板を作業足場として、航空障害灯の取付けまた
はその交換等の補修を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の風力発電装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の風力発電装置の正面図
で、図2は図1の左方向から見た側面図である。
で、図2は図1の左方向から見た側面図である。
【0013】図1および図2において、1は地面で、2
は前記地面1に立設されたマストであり、3は前記マス
ト2の頂部に取付けらた発電機内蔵のナセル、4は該ナ
セル3の発電機軸(図示せず)に等間隔で取付けられた
ブレードである。前記ブレード4の先端部付近には航空
障害灯5が取付けられている。
は前記地面1に立設されたマストであり、3は前記マス
ト2の頂部に取付けらた発電機内蔵のナセル、4は該ナ
セル3の発電機軸(図示せず)に等間隔で取付けられた
ブレードである。前記ブレード4の先端部付近には航空
障害灯5が取付けられている。
【0014】6は、マスト2の外殻を切り欠き足場とし
て兼用する本発明にかかるマスト外殻板で、該マスト外
殻板6は、図示のとおりブレード4に取り付けられた航
空障害灯5の付近のマストに設置されている。
て兼用する本発明にかかるマスト外殻板で、該マスト外
殻板6は、図示のとおりブレード4に取り付けられた航
空障害灯5の付近のマストに設置されている。
【0015】図2は、前記マスト外殻板6が外方へ展開
された状態を示した側面図で、7は索で、該索7はマス
ト2内のウィンチ(図示せず)に一端が巻回され、他端
が前記マスト外殻板6の先端に係止されており、マスト
2内部のウィンチの巻出し、または巻込みにより前記マ
スト外殻板6の外方への展開または格納を行う。
された状態を示した側面図で、7は索で、該索7はマス
ト2内のウィンチ(図示せず)に一端が巻回され、他端
が前記マスト外殻板6の先端に係止されており、マスト
2内部のウィンチの巻出し、または巻込みにより前記マ
スト外殻板6の外方への展開または格納を行う。
【0016】尚、8はマスト2内への扉である。図3
は、本発明のマスト外殻板6が外方へ展開された状態の
部分拡大側断面図で、2はマストであり、該マスト2内
部にはウィンチ9が設けられており、該ウィンチ9に索
7が巻回されており、索7の一端がマスト外殻板6の先
端6aに係止されている。6bはマスト2と前記マスト
外殻板6とのヒンジであり、マスト外殻板6は該ヒンジ
6bを中心として回動し、外方へ展開する。
は、本発明のマスト外殻板6が外方へ展開された状態の
部分拡大側断面図で、2はマストであり、該マスト2内
部にはウィンチ9が設けられており、該ウィンチ9に索
7が巻回されており、索7の一端がマスト外殻板6の先
端6aに係止されている。6bはマスト2と前記マスト
外殻板6とのヒンジであり、マスト外殻板6は該ヒンジ
6bを中心として回動し、外方へ展開する。
【0017】10はマスト2の内壁2aに取付けられた
ステップ部で、図2におけるマスト2下方の扉8の位置
から上方にかけて設けられている。
ステップ部で、図2におけるマスト2下方の扉8の位置
から上方にかけて設けられている。
【0018】尚、ステップ部10は、他の実施の形態と
して、マスト2の内壁2aに螺旋式の階段で設けても良
い。
して、マスト2の内壁2aに螺旋式の階段で設けても良
い。
【0019】本発明は、ブレード4の航空障害灯5の取
付けまたは交換の場合、作業者は、マスト2下部の扉8
からマスト2内に入り、ステップ10を使用して、マス
ト外殻板6の位置まで昇る。その後、作業者はブレード
4の回転を停止させ、該ブレード4の停止位置がマスト
2の位置となるように修正した後、ウィンチ9を操作し
て索7を繰り出すことにより、マスト外殻板6はヒンジ
6bを軸心として外方へ展開する。その後、作業者はブ
レード4の航空障害灯5の交換、点検等の補修を行い、
航空障害灯5の交換、点検等の補修が終了したら、ウィ
ンチ9を操作しマスト外殻板6を格納して、ステップ1
0を使用して地面1に至り、作業が終了する。
付けまたは交換の場合、作業者は、マスト2下部の扉8
からマスト2内に入り、ステップ10を使用して、マス
ト外殻板6の位置まで昇る。その後、作業者はブレード
4の回転を停止させ、該ブレード4の停止位置がマスト
2の位置となるように修正した後、ウィンチ9を操作し
て索7を繰り出すことにより、マスト外殻板6はヒンジ
6bを軸心として外方へ展開する。その後、作業者はブ
レード4の航空障害灯5の交換、点検等の補修を行い、
航空障害灯5の交換、点検等の補修が終了したら、ウィ
ンチ9を操作しマスト外殻板6を格納して、ステップ1
0を使用して地面1に至り、作業が終了する。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、マス
トの一部を足場として兼用するのでコスト的に安価であ
り、ブレードの航空障害灯の取付け、交換等の補修に際
し、足場等を架設する必要がなく、また、作業時の昇降
の際に、風力に影響されることなく安全に作業を行うこ
とができる。
トの一部を足場として兼用するのでコスト的に安価であ
り、ブレードの航空障害灯の取付け、交換等の補修に際
し、足場等を架設する必要がなく、また、作業時の昇降
の際に、風力に影響されることなく安全に作業を行うこ
とができる。
【図1】本発明の風力発電装置の正面図。
【図2】本発明の風力発電装置の側面図。
【図3】本発明の風力発電装置の部分拡大側断面図。
1 地面 2 マスト 3 ナセル 4 ブレード 5 航空障害灯 6 マスト外殻板 7 索 8 扉 9 ウィンチ 10 ステップ部
Claims (1)
- 【請求項1】 地面上に立設されたマストと、該マスト
頂部に取付けられた発電機内蔵のナセルと、該ナセル内
の発電機に取付けられた等間隔のブレードと、該ブレー
ド先端部に取付けられた航空障害灯と、前記航空障害灯
が前記マストと交差する位置のマストの外殻を切り欠い
て足場として兼用するマスト外殻板とが設けられ、前記
マスト外殻板はその下部でヒンジにより外方へ展開自在
にマストに取付けられており、さらに、マスト外殻板先
端とマスト内部のウィンチに巻回された索と、地上から
前記マスト外殻板へ至るステップ部がマスト内部に設け
られていることを特徴とする風力発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9156869A JPH112178A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 風力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9156869A JPH112178A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 風力発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH112178A true JPH112178A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15637176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9156869A Pending JPH112178A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 風力発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH112178A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003014568A1 (fr) * | 2001-08-02 | 2003-02-20 | Kanki, Kenzou | Tige de support et colonne de generateur de vent |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP9156869A patent/JPH112178A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003014568A1 (fr) * | 2001-08-02 | 2003-02-20 | Kanki, Kenzou | Tige de support et colonne de generateur de vent |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040727 |