JPH11216346A

JPH11216346A - カッタ付撹はん付釜

Info

Publication number: JPH11216346A
Application number: JP5732198A
Authority: JP
Inventors: Ryosuke Hasegawa; 亮助長谷川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1998-02-02
Filing date: 1998-02-02
Publication date: 1999-08-10

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】水平形、水平に近い斜軸形撹はん機付釜にカッ
タを使用するとき、撹はん羽根はカッタ軸に接触するの
で使用できないが、撹はん羽根に工夫して使用できるよ
うにしたカッタ付攪はん機付釜の提供。【解決手段】撹はん羽根の主羽根、副羽根をひとくみに
して、副羽根をカッタ軸６に接触する時、防護壁で折曲
げて、通過したら元に復原する。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］化学物質、食品食材を撹はん混合
して、製品に仕上げる化学工業、食品加工業界の利用分
野である。

［従来の技術］構造上、撹はん軸の付属物とカッタ軸
が、接触交叉しない為に、カッタ軸の垂直に対し、撹は
ん軸は垂直か、きつい斜軸であった。釜の形も皿形、半
球形、舟形等、種々ある。

［発明が解決しようとする課題］一般的の水平軸タイプ
の撹はん付釜［図１］、水平に近い斜めに撹はん軸を取
り付けた斜軸撹はん釜［図２］に、おいては垂直軸のカ
ッタは接触交叉するので不可能であった。撹はん機の撹
はん羽根を、カッタ軸の防護壁に接触折曲げて、通過し
た後に、元に復原して普通のように撹はんする。

［課題を解決するための手段］釜（１）の原料を撹はん
混合するために、撹はん羽根が釜の内面を回る。撹はん
軸（２）に取り付けた取付軸（３）の撹はん羽根（４）
は任意数ある。カッタ軸（６）に接触する撹はん羽根の
みは、取付軸（３）に主羽根取付板（２１）を取り付け
て、それに、短く主羽根（２２）を取り付ける。主羽根
取付板（２１）に蝶番（２６）を取り付けて、副羽根取
付板（２４）を取り付けて副羽根（２５）を取り付け
る。バネ（２７）を蝶番（２６）に取り付ける。カッタ
軸（５）上部周囲に防護壁（７）をカッタフレーム
（８）又は、釜ふた（１７）に取り付ける。

［作用］釜の内面を撹はん混合して回ってきた主羽根、
副羽根はカッタ軸の防護壁に接触する。副羽根は蝶番に
より［図６］［図９］のように折れ曲がり、そのまま通
過したらバネにより主羽根取付板の所まで復原して従来
通り撹はん混合する［実施例］請求項１を［図１］［図２］［図５］［図
６］に就いて説明する。ジャケット（１３）を取り付け
た釜（１）は左フレーム（１１）右フレーム（１２）の
軸受（１６）に支持されている。撹はん羽根（４）は取
付軸（３）に取り付けられて、任意数撹はん軸（２）に
取り付けられでいる、モータ（１４）の撹はん駆動装置
（１５）で釜（１）の内部を撹はん混合している。［０
００１］カッタフレーム（８）のカッタモータ（１０）
によるカッタ駆動装置（９）は、釜（１）の内部にある
カッタ軸（６）に取り付けられたカッタ（５）を回す。
カッタ軸（６）の上部周囲に防護壁（７）をカッタフレ
ーム（８）又は、釜ふた（１７）に取り付けられてあ
る。［０００２］カッタ軸（６）と接触する撹はん羽根
（４）のみ主羽根（２２）を取り付けた主羽根取付板
（２１）に蝶番（２６）を取り付けて副羽根取付板（２
４）を取付け副羽根（２５）を取り付ける。蝶番（２
６）に、バネ（２７）を取付け副羽根（２５）を主羽根
（２２）と直線にする防護壁（７）に接触すると［図
５］が［図６］のように曲がる。ジャケットなしの場合
はガスバーナ（１８）で釜（１）を暖める。請求項２を
［図７］［図８］［図９］で説明する。取付軸（３）
に主羽根取付板（２１）を取付け、主羽根（２２）を取
り付ける、取付軸（３）にアーム（３１）を横付けし、
頭付の自在ピン（３２）を取付け、副羽根取付板（２
４）を取り付けて副羽根（２５）を取り付ける。自在ピ
ン（３２）にバネ（２７）を取り付けて、主羽根（２
２）と副羽根（２５）を直線にする。羽根以外の材質
は、鉄及びステンレスである。羽根は、テフロン及び同
等品である。鉄、ステンレス、木もある。羽根を取り付
けるのに押え板（２３）を使用する。副羽根（２５）の
保護のために、押え板（２３）が防護壁（７）に接触す
る。請求項３を［図１］［図２］」で説明する。カッタ
軸（６）の上部周囲に防護壁（７）をカッタフレーム
（８）及び釜ふた（１７）に取り付ける。釜ふたは、
製品加工に必要なこともある。

［発明の効果］釜ないぶの原材料を、撹はん混合するに
は、上下左右に移動する水平形が良い。水平の撹はん
軸及び、水平に近い斜軸の撹はん軸に、取り付けられた
撹はん羽根は、釜の内面を回転している。垂直にあるカ
ッタ軸に、接触する副羽根は、防護壁で折れ曲り、通過
したら蝶番、バネで元に復原し従来通り撹はんを続け
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】水平軸形の全体正面断面図

【図２】斜軸形の全体正面断面図

【図３】水平軸形全体正面図

【図４】釜内部側面断面図

【図５】請求項１の主羽根、副羽根平面図

【図６】請求項１の副羽根接触図

【図７】請求項２の主羽根、副羽根正面図

【図８】請求項２の主羽根、副羽根平面図

【図９】請求項２の副羽根接触図

【符号の説明】１、釜２、撹はん軸３、取
付軸４、撹はん羽根５、カッタ６、カ
ッタ軸７、防護壁８、カッタフレーム９、カ
ッタ駆動装置１０、カッタモータ１１、右フムーム１２、
左フレーム１３、ジャケット１４、モータ１５、
撹はん駆動装置１６、軸受１７、釜ふた１８、
ガスバーナ２１、主羽根取付板２２、主羽根２３、
押え板２４、副羽根取付板２５、副羽根２６、
蝶番２７、バネ３１、アーム３２、
自在ピン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】釜（１）の内部に、軸受（１６）を通して
撹はん軸（２）を取付け、カッタ軸（６）にカッタ
（５）を取り付けた釜（１）の撹はん軸（２）の取付軸
（３）に主羽根取付板（２１）を取り付けて、主羽根
（２２）を取付け、主羽根取付板（２１）の一端には蝶
番（２６）を取付け、副羽根取付板（２４）を取り付け
て、副羽根（２５）を取付け、蝶番（２６）にバネ（２
７）を取り付けた構造のカッタ付撹はん付釜。
【請求項２】取付軸（３）に主羽根取付板（２１）を取
付けて主羽根（２２）を取付け、取付軸（３）にアーム
（３１）を取付けて自在ピン（３２）を通し他端に副羽
根取付板（２４）を取り付けて、副羽根（２５）を取付
け、バネ（２７）を自在ピン（３２）に取り付けた構造
のカッタ付撹はん付釜。
【請求項３】カッタ軸（６）の上部周囲に防護壁（７）
を取り付けた構造のカッタ付撹はん付釜