JPH11216138A - 超音波診断装置のビームフォーマ - Google Patents

超音波診断装置のビームフォーマ

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JPH11216138A
JPH11216138A JP10024272A JP2427298A JPH11216138A JP H11216138 A JPH11216138 A JP H11216138A JP 10024272 A JP10024272 A JP 10024272A JP 2427298 A JP2427298 A JP 2427298A JP H11216138 A JPH11216138 A JP H11216138A
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JP
Japan
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output
adder
polyphase
input
beamformer
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JP10024272A
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English (en)
Inventor
Morio Nishigaki
垣 森 雄 西
Hiroshi Fukukita
喜 多 博 福
Takashi Hagiwara
原 尚 萩
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 超音波の受信信号をA/D変換し、受信指向
性の合成を行う超音波診断装置のディジタルビームフォ
ーマにおいて、少ない回路物量で並列受信を実現する。 【解決手段】 サンプリング周期をさらに1/4に分割
し、遅延加算を行なう多相加算器330において、4相
の加算器333を2相ごとに2つに分けて使用すること
で、並列処理を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波の受信信号をA
/D変換し、受信指向性の合成を行なう超音波診断装置
のディジタルビームフォーマに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、超音波の受信信号をA/D変換
し、受信指向性の合成を行なうディジタルビームフォー
マがJ.Acoust.Soc.Am.63(2)に記
載されている文献A novel approach
to digital beamforming(以下
引用文献(1)と略す)などによりに知られている。そ
の動作原理は、ナイキストレート以上のサンプリング速
度で離散化された受信信号のデータ列に対して、零パッ
ド(以下零挿入という)とローパスフィルタによる補間
演算により、データレートをサンプリング速度の整数倍
に高め、データに与える遅延時間を細かく変えられるよ
うにしたものである。
【0003】以下、図面を参照して、引用文献(1)の
方式を用いた超音波診断装置のディジタルビームフォー
マについてこれを第1の従来例として説明する。図10
は電子セクタ走査型超音波診断装置の概略ブロック図で
ある。図10において、1は電子セクタ型探触子であ
り、振動子T1〜T64を内蔵する。2は超音波診断装
置全体の動作制御を行なう主制御部、101〜164は
駆動パルスの発生と受信エコーの増幅を行なうパルサレ
シーバ、201〜264はパルサレシーバ101〜16
4の信号をディジタル信号に変換するA/D変換器、1
0〜25はA/D変換器201〜264の出力を遅延加
算するビームフォーマ、26は遅延加算された信号を平
滑化する補間器、27は補間された信号を検波する検波
器、28はディジタルスキャンコンバータ(以下DSC
と略す)、29は表示部である。
【0004】次に図10における従来例の動作について
説明する。主制御部2は、ビーム集束されるようなタイ
ミングでトリガパルスをパルサレシーバ101〜164
に出力し、パルスレシーバ101〜164は、トリガパ
ルスをもとに探触子1に送信パルスを出力する。送信パ
ルスは、探触子1の振動子T1〜T64で超音波に変換
され、体内の組織などで反射し、振動子T1〜T64で
受信された後、パルサレシーバ101〜164で増幅さ
れ、A/D変換器201〜264でディジタル信号に変
換される。ディジタル信号は、ビームフォーマ10〜2
5に入力する。ビームフォーマ部分は、回路物量が多い
ため、全チャンネル分の回路を1つの集積回路にまとめ
ることは現状の技術では難しく、数から数十に分けられ
るのが通常である。この例では4チャンネル分を1つの
集積回路に収めた場合である。ビームフォーマ10〜2
5は、複数のチャンネルのA/D変換器の出力と前段の
ビームフォーマの出力の遅延加算を行なう。例えばビー
ムフォーマ11(不図示)は、ビームフォーマ10の出
力とA/D変換器205〜208(不図示)の信号を遅
延加算し、ビームフォーマ12(不図示)に送るという
ように、4チャンネル分のA/D変換器の出力と他のビ
ームフォーマ1つの信号を遅延加算し、次段のビームフ
ォーマに出力する。先頭段のビームフォーマ10には他
のビームフォーマからの入力はない。最後段のビームフ
ォーマ25の出力は、補間器26により平滑化され、検
波器27により検波され、DSC28に記憶され、順次
読み出されて表示器29に表示される。
【0005】ビームフォーマ10〜25の内部構成につ
いて図11を用いて説明する。図11において、15は
ビームフォーマであり、ビームフォーマ10〜25を代
表して示しており、これらは全て同じ構成である。34
〜37は乗算器、40〜43は零挿入器、30〜33は
メモリ、38は並列加算器である。
【0006】次に動作について説明する。A/D変換さ
れたエコー信号4チャンネル分がビームフォーマ15の
左端より入力し、まず、乗算器34〜37において、重
み付けがなされる。重み付けの係数は図示されない制御
装置あるいは記憶装置により決められ、通常はアパチャ
ーの中央ほど大きな係数が与えられる。乗算器34〜3
7により重み付けされたエコー信号は、零挿入器40〜
43において、零挿入がなされる。これにより見かけの
サンプリング速度が向上し、細かな遅延時間の設定が可
能になる。零挿入されたデータは、メモリ30〜33で
遅延される。遅延量は図示されない制御装置あるいは記
憶装置によりビームが集束するような値が選択される。
メモリ30〜33の出力は、並列加算器38に入力す
る。並列加算器38には前段にあるビームフォーマのデ
ータが入力し、メモリ30〜33の出力と加算される。
最前段にあるビームフォーマ10は、他の並列加算器か
らの入力はなく、代わりに零を入力する。並列加算器3
8の出力は、次段のビームフォーマに入力する。こうし
て最後段のビームフォーマ25からはすべてのチャンネ
ルのデータが遅延加算された結果が出力される。
【0007】図11に示したビームフォーマにおいて
は、零挿入器以降で信号処理周波数が高速になるという
問題が生ずる。例えばA/D変換器のサンプリング速度
を40MHz、データ−データ間に零を3つ挿入したと
すると、零挿入器以降のデータレートは160MHzと
なってしまう。
【0008】この問題を解決するために、特開平5−1
84567号公報(以下引用文献(2)と称す)のよう
な方式が考案されている。この方式を図12を用いて説
明する。図12において、25はビームフォーマ、34
〜37は乗算器、30〜33はメモリ、50〜53は多
相加算器、54は補間器である。入力信号が乗算器34
〜37により重み付けされるところまでは第1の従来例
と同様であるが、この例では零挿入器は用いず、そのま
まメモリに入力し、遅延を行なう。したがって、メモリ
の入出力のサンプリング速度は、A/D変換器のそれと
同一である。メモリ30〜33から出力されたデータ
は、多相加算器50〜53に入力する。
【0009】図13は多相加算器の内部構成を示したも
のであり、51は多相加算器、55はデマルチプレク
サ、56〜59は加算器である。図14は多相加算器出
力データの構成、図15は図14のデータを平滑化する
ための補間器を示したものであり、70は補間器、71
〜79は乗算器、80〜87は加算器である。
【0010】次に図13の多相加算器の内部構成につい
て説明する。各チャンネルの多相加算器の構成は全く同
一であり、ここでは多相加算器51を代表例として示
す。メモリ出力は多相加算器51に入力し、デマルチプ
レクサ55によりP0〜P3の4相のうち1相に振り分
けられる。この4相はサンプリング周期をさらに4分割
したものと等価であり、P0、P1、P2、P3の順に
時相がそれぞれサンプリング周期の1/4ずつ異なって
いる。
【0011】今、デマルチプレクサ55によりP1が選
択されたとすると、メモリ出力は多相加算器50(図1
2参照)のP1の出力と加算され、結果を次段の多相加
算器52(図12参照)に出力する。P0、P2、P3
は前段の多相加算器50の出力をそのまま次段の多相加
算器52に出力する。このようにして64chのエコー
信号は4相のうちどれかに加算され、最後段の多相加算
器から出力される。
【0012】この作業を繰り返すと図14の表のように
加算結果が並ぶ。この表において、縦はサンプリング周
期、横はさらにその周期の1/4を示している。例えば
2−P0は1−P3よりもサンプリング周期の1/4だ
け位相が遅れている。この結果を図15のように並べ、
重み付け加算を行なう。この重み付け加算はディジタル
FIRフィルタと等価であり、第1の従来例に示した零
挿入とローパスフィルタによるものと同様な出力が得ら
れる。
【0013】ところで、ディジタルビームフォーマでは
2本あるいはそれ以上の受信ビームを同時に形成するこ
とで走査の高速化を図る、並列受信という手法がよく用
いられている。図16は並列受信のためのビームフォー
マの一例であり、第1の従来例のビームフォーマを2並
列化したものである。図16において、34a〜37a
および34b〜37bは重み付けのための乗算器、40
a〜43aおよび40b〜43bは零挿入器、30a〜
33aおよび30b〜33bはメモリ、38aおよび3
8bは並列加算器である。このように回路を2倍にする
ことにより同一のアパチャーから別のビームを構成する
ことにより、同時2方向の受信を実現する。
【0014】図17は並列受信のためのビームフォーマ
の別の例であり、第2の従来例を2並列化したものであ
る。図17において、34〜37は重み付けのための乗
算器、30〜33はメモリ、50a〜53aおよび50
b〜53bは多相加算器、54aおよび54bは補間器
である。メモリ30〜33には1入力2出力のFIFO
メモリが用いられ、1つの入力信号に対し2つの異なっ
た遅延時間が設定できる。その他の構成については第2
の従来例を単純に並列化したものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、並列受
信を行なうためには、従来例に示したように、入出力デ
ータの本数が増加するため、集積化する場合にパッケー
ジからの線の引き出しが困難になるという問題を生ず
る。また、ビームフォーマ内の殆どの部分が並列する数
倍だけ必要となるため、物量の増加が問題となる。
【0016】本発明は、このような問題を解決し、簡単
な構成でデータ入出力本数の低減、あるいは回路物量を
低減できる優れた超音波診断装置のビームフォーマを提
供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビームフォー
マ内での時分割処理あるいは時相分割処理を行なうこと
で、入出力のデータ本数の増加、あるいは回路物量の増
加という問題を解消するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、配列振
動子からの受信エコーを離散化/量子化したディジタル
信号に零挿入を行なうことで見かけ上のサンプリングレ
ートを上げる零挿入器と、零挿入されたデータを遅延す
るためのメモリと、メモリ出力を前記配列振動子の他の
チャンネルと加算するための並列加算器とを各配列振動
子に対して2組以上有し、上記構成の複数個の振動子対
応分を1つのパッケージに納めた回路において、回路の
入力部に並列加算器入力を選択するスイッチ、回路の出
力部に並列加算器出力を選択するスイッチを持つことを
特徴とする超音波診断装置のビームフォーマであり、エ
コーの中心周波数の低い場合において、前後段のビーム
フォーマの集積回路から並列加算器への入出力線をスイ
ッチを用いて切り換えることで時分割処理を実現し、少
ない入出力データ線での並列処理を実現できるという作
用を有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、配列振動子から
の受信エコーを離散化/量子化したディジタル信号を遅
延させるためのメモリと、メモリの出力を加算するため
の多相加算器と、メモリ出力を前記多相加算器のどの相
に入力するかを切り換えるスイッチとを各配列振動子に
対し2組以上有し、上記構成の複数個の振動子対応分を
1つのパッケージに納めた回路において、回路の入力部
に多相加算器入力を選択するスイッチ、回路の出力部に
多相加算器出力を選択するスイッチを持つことを特徴と
する超音波診断装置のビームフォーマであり、エコーの
中心周波数の低い場合において、前後段のビームフォー
マから多相加算器への入出力線をスイッチを用いて切り
換えることで時分割処理を実現し、少ない入出力データ
線での並列処理を実現できるという作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、配列振動子から
の受信エコーの離散化/量子化されたディジタル信号を
遅延させるためのメモリと、各メモリの出力を加算する
ための多相加算器と、メモリ出力を前記多相加算器のど
の相に入力するかを切り換えるスイッチとを有し、多相
加算器を2つまたはそれ以上に時分割することで同時並
列受信に対応させたことを特徴とする超音波診断装置の
ビームフォーマであり、多相加算器の入力を時分割して
並列処理することで時分割処理を実現し、少ない物量お
よび少ない入出力データ線での並列処理を実現できると
いう作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、配列振動子から
の受信エコーの離散化/量子化されたディジタル信号を
遅延させるためのメモリと、各チャンネルの出力を加算
するための多相加算器と、メモリ出力を前記多相加算器
のどの相に入力するかを切り換えるスイッチとを有し、
各振動子に対応する複数の多相加算器を2つまたはそれ
以上に分割して用いることで同時並列受信に対応させた
ことを特徴とする超音波診断装置のビームフォーマであ
り、多相加算器の相を分割して並列処理することで時分
割処理を実現し、少ない物量および少ない入出力データ
線での並列処理を実現できるという作用を有する。
【0022】請求項5に記載の発明は、エコー信号のサ
ンプリング速度をエコー信号の4倍に設定し、回路入出
力部のスイッチを2サンプリングごとに切り換えること
で直交検波と等価な信号処理を行なうことを特徴とする
請求項1に記載の超音波診断装置のビームフォーマであ
り、折り返し限界周波数を低くすることなく並列受信に
対応できるという作用を有する。
【0023】請求項6に記載の発明は、エコー信号のサ
ンプリング速度をエコー信号の4倍に設定し、回路入出
力部のスイッチを2サンプリングごとに切り換えること
で直交検波と等価な信号処理を行なうことを特徴とする
請求項2に記載の超音波診断装置のビームフォーマであ
り、折り返し限界周波数を低くすることなく並列受信に
対応できるという作用を有する。
【0024】以下、本発明の実施について、図面を用い
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける2並列受信のためのビームフォーマの説明図であ
る。図1において、15はビームフォーマ、34a〜3
7aおよび34b〜37bは乗算器、40a〜43aお
よび40b〜43bは零挿入器、30a〜33aおよび
30b〜33bはメモリ、38aおよび38bは並列加
算器、60はデマルチプレクサ、61はマルチプレクサ
である。4は検波部であり、63はデマルチプレクサ、
54aおよび54bは補間器、26aおよび26bは検
波器である。
【0025】以下、上記構成の動作について説明する。
ビームフォーマ15の左端の4つの線より入力したエコ
ー信号は、乗算器34a〜37aおよび34b〜37b
により図示されない制御器あるいは記憶装置のデータに
より重み付けされる。乗算器34a〜37aおよび34
b〜37bにより重み付けされたデータは、零挿入器4
0a〜43aおよび40b〜43bにより零挿入され、
見かけのサンプリング速度が増大する。これらのデータ
はメモリ30a〜33aおよび30b〜33bにより遅
延がかけられた後、並列加算器38aおよび38bによ
り加算される。
【0026】ディジタルビームフォーマにおけるサンプ
リング速度は、その装置で使用される探触子のうち、最
も中心周波数が高いものに対応して決定され、たとえば
中心周波数10MHzを最大とするならば、サンプリン
グ速度は40MHz程度に設定される。しかし、実際に
はこれより低い周波数の探触子、例えば5MHzや3.
5MHzのものがよく使用される傾向にあり、これらの
探触子では、もっと低いサンプリング速度で対応でき
る。そこで、本実施の形態では、並列加算器の動作周波
数を通常の1/2に落とし、2本のビームのデータをデ
マルチプレクサ60により切り換えて交互に入力、ある
いはマルチプレクサ61で切り換えて交互に出力するこ
とで、ビームフォーマ15の入出力本数を半分に低減す
ることができる。
【0027】マルチプレクサ61の出力は、次段のビー
ムフォーマのデマルチプレクサに入力するが、最後段の
ビームフォーマの出力は検波部4に入力し、デマルチプ
レクサ63により2つのビームに分けられた後、補間器
54a、54bで平滑化され、検波器26a、26bに
より検波される。
【0028】本実施の形態では、2並列について説明し
たが、3並列以上についても全く同様に実施が可能であ
る。ただし、入力周波数の上限は低くなる。
【0029】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態における2並列受信のためのビームフォーマの
説明図である。図2において、15はビームフォーマ、
34〜37は乗算器、30〜33はメモリで1入力2出
力のFIFOメモリが用いられる。50a〜53aおよ
び50b〜53bは多相加算器、64はデマルチプレク
サ、65はマルチプレクサである。4は検波部であり、
66はデマルチプレクサ、54aおよび54bは補間
器、26aおよび26bは検波器である。
【0030】以下、上記構成の動作について説明する。
乗算器34〜37により重み付けされ、多相加算器50
a〜53aおよび50b〜53bで遅延加算されるとこ
ろまでは従来例2と同様である。ディジタルビームフォ
ーマにおけるサンプリング速度は、その装置で使用され
る探触子のうち、最も中心周波数が高いものに対応して
決定され、たとえば中心周波数10MHzを最大とする
ならば、サンプリング速度は40MHz程度に設定され
る。しかし、実際にはこれより低い周波数の探触子、例
えば5MHzや3.5MHzのものがよく使用される傾
向にあり、これらの探触子にはもっと低いサンプリング
速度で対応できる。そこで、本実施の形態では、多相加
算器の動作周波数を通常の1/2に落とし、2本のビー
ムのデータをデマルチプレクサ64により切り換えて交
互に入力、あるいはマルチプレクサ65で切り換えて交
互に出力することで、ビームフォーマ15の入出力本数
を半分に低減することができる。
【0031】最後段のビームフォーマの出力データは、
検波器4に入力し、デマルチプレクサ66で2つに分け
られ、補間器54aおよび54bにより平滑化、検波器
26a、26bで検波される。
【0032】本実施の形態では、2並列について説明し
たが、3並列以上についても全く同様に実施が可能であ
る。ただし、入力周波数の上限は低くなる。
【0033】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態における2並列受信のための多相加算器の説明
図である。この実施例のビームフォーマの構成は従来例
2と同様であるため、差異のある多相加算器の内部構成
についてのみ説明する。この実施の形態もまた、入力信
号周波数が低い場合にサンプリング速度を下げられるこ
とを利用したものである。図3は多相加算器の内部構成
を示したものであり、300は多相加算器、301、3
02はデマルチプレクサ、303〜306は加算器であ
る。図4は多相加算器出力データの構成、図5は図4の
データを平滑化するための補間器を示したものであり、
307は補間器、308〜315は乗算器、316〜3
22は加算器、323はデマルチプレクサである。
【0034】以下、上記構成の動作について説明する。
図3の構成において、2出力FIFOメモリより出力さ
れた2つの信号は、デマルチプレクサ301あるいは3
02によりP0〜P3相に振り分けられる。デマルチプ
レクサ301と302は、交互にONし、ビームaの処
理ではデマルチプレクサ301が、ビームbの処理では
デマルチプレクサ302が接続される。片方が用いられ
ている場合、他方はどの相にも繋がらないOFF状態と
なる。
【0035】このような動作により、多相加算器300
はビームa、ビームbの信号を交互に遅延加算すること
になり、図4のような出力が得られる。この表におい
て、例えば1−P0aはサンプリングクロック1番目の
0度相のビームaのデータを意味する。最後段のビーム
フォーマの出力データは補間器307の入力に図5のよ
うに配置される。この結果ビームaのデータとビームb
のデータが交互に出力され、デマルチプレクサ322に
よりビームaとビームbに分配される。
【0036】(実施の形態4)図6は本発明の第4の実
施の形態における2並列受信のための多相加算器の内部
構成を示したものであり、330は多相加算器、33
1、332はデマルチプレクサ、333〜336は加算
器である。図7は多相加算器出力データの構成、図8は
図7のデータを平滑化するための補間器を示したもので
あり、337は補間器、338〜345は乗算器、34
6〜353は加算器である。
【0037】以下、上記構成の動作について説明する。
本実施の形態のビームフォーマの構成は従来例2と同様
であるため、差異のある多相加算器の内部構成について
のみ説明する。2出力FIFOメモリから出力された2
つの信号は、デマルチプレクサ331あるいは332に
よりP0、P2相に振り分けられる。この実施の形態で
は、サンプリング速度はそのままでサンプリング周期の
分割数を2とする。したがって、選択できる位相はP0
とP2の2つとなる。並列ビームaの位相の選択にはデ
マルチプレクサ331が、ビームbの位相の選択にはデ
マルチプレクサ332が用いられる。実施の形態3と異
なり2つのデマルチプレクサは同時に動作する。並列で
なく単一のビームフォーマとして用いる際には、FIF
Oメモリから読み出す2出力を同一とし、デマルチプレ
クサ331と332を1:4の1つのデマルチプレクサ
として動作させる。
【0038】並列処理の場合には、上記のようにデマル
チプレクサ331および332が独立に動作した結果、
図7のような出力が得られる。この表において例えば1
−P0aはサンプリングクロック1番目の0度相のビー
ムaのデータを意味する。最後段のビームフォーマの出
力データは、補間器337の入力に図8のように配置さ
れる。この結果、ビームaのデータとビームbのデータ
は、出力レートの低下なしに同時に出力される。また、
通常の単一ビームフォーマ動作では、2つの遅延加算出
力が加算器353により加算され、出力される。
【0039】(実施の形態5)図9は本発明の第5の実
施の形態における2並列受信のためのビームフォーマの
説明図である。図9において、15はビームフォーマ、
34a〜37aおよび34b〜37bは乗算器、40a
〜43aおよび40b〜43bは零挿入器、30a〜3
3aおよび30b〜33bはメモリ、38aおよび38
bは並列加算器、71a〜71bは補間器、72a〜7
2bは加算器、60はデマルチプレクサ、61はマルチ
プレクサである。4は検波部であり、63はデマルチプ
レクサ、67はクロック発生器、68aおよび68bは
デマルチプレクサ、69aおよび69bは積分器、70
aおよび70bは検波器である。
【0040】以下、上記構成の動作について説明する。
本実施の形態では、サンプリング速度が入力するエコー
の中心周波数の4倍になるように設定する。ビームフォ
ーマ15の左端の4つの線より入力したエコー信号は、
乗算器34a〜37aおよび34b〜37bにおいて、
図示されない制御器あるいは記憶装置のデータにより重
み付けされる。
【0041】乗算器34a〜37aおよび34b〜37
bにより重み付けされたデータは、零挿入器40a〜4
3aおよび40b〜43bにより零挿入され、見かけの
サンプリング速度が増大する。これらのデータは、メモ
リ30a〜33aおよび30b〜33bにより遅延がか
けられた後、並列加算器38aおよび38bにより加算
される。補間器71a〜71bは、従来例の図12の補
間器54と同様のもので、補間を行ったのち、間引きを
行ない、サンプリング速度に等しいデータレートで出力
する。補間器71a〜71bの出力は、デマルチプレク
サ60を通ってきた前段の出力と加算される。デマルチ
プレクサの切替えは、サンプリング周期の4倍の周期で
切り換えられるため、ビーム1のデータとビーム2のデ
ータが2つずつ入力する。マルチプレクサ61も同様な
切替えが行なわれるため、マルチプレクサ61の出力
は、前段のデータにビームフォーマ15によるデータを
加算されて、2個ずつ出力される。
【0042】ビームフォーマ15が最終段でない場合
は、次段のビームフォーマに入力し、同様な演算が行な
われる。ビームフォーマ15が最終段の場合は、その出
力は検波部4に入力し、デマルチプレクサ63により、
2つずつ並んだ2本のビームの信号に分けられる。さら
にこれらの信号は、デマルチプレクサ68a、68bに
入力するが、デマルチプレクサ68a、68bはクロッ
ク発生器67からのサンプリング周期の1回ごとに切替
えられるので、それぞれのビームの2つずつ並んだうち
の前のデータと後ろのデータに分けられることになる。
【0043】このデータをそれぞれ積分器69a、69
bにより積分する。積分器69a、69bはローパスフ
ィルタに置き換えてもよい。以上のような信号処理は、
2つのビームのそれぞれに対し直交検波を行なったのに
等しい。すなわちビーム1に対する直交検波出力がI
1、Q1であり、ビーム2に対する直交検波出力がI
2、Q2である。これらの信号は、検波器70a、70
bに入力する。検波器ではそれぞれのI成分Q成分を2
乗し、その平方根を出力することで、従来例や実施の形
態1〜4と同様な検波出力を得ることができる。
【0044】本実施の形態では、並列加算器を用いた例
について説明したが、多相加算器を用いても行なうこと
が可能である。また、同じ方向に複数回ビームを送信
し、異なる開口で受信した信号を加算する開口合成技術
とも組み合わせて用いることが可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、ビームフォーマの入出力をデマルチプレクサ・
マルチプレクサで切り替え、時分割にすることで、並列
受信時におけるデータ線の本数の増加の問題を解決する
という効果を有する。
【0046】また、並列加算器または多相加算器を時分
割して使用することで、並列加算部の物量のわずかな付
加により、並列受信に対応できるという効果を有する。
【0047】また、多相加算器の相を分割することで、
多相加算部の物量のわずかな増加により、データレート
を下げることなく並列受信に対応できるという効果を有
する。
【0048】また、入力信号周波数の4倍の速度でサン
プリングし、直交検波と同様な方式を用いた時分割処理
を行なうことで、折り返し限界周波数を低くすることな
く並列受信に対応できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における並列受信の
可能なビームフォーマの構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態における並列受信の
可能なビームフォーマの構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態における並列受信の
可能なビームフォーマにおける多相加算器の構成を示す
ブロック図
【図4】本発明の第2の実施の形態における多相加算機
の出力データの構成を示す一覧図
【図5】本発明の第2の実施の形態における補間器の構
成を示すブロック図
【図6】本発明の第4の実施の形態における並列受信の
可能なビームフォーマにおける多相加算器の構成を示す
ブロック図
【図7】本発明の第2の実施の形態における多相加算機
の出力データの構成を示す一覧図
【図8】本発明の第2の実施の形態における補間器の構
成を示すブロック図
【図9】本発明の第5の実施の形態における並列受信の
可能なビームフォーマの構成を示すブロック図
【図10】本発明の第1の従来例におけるディジタルビ
ームフォーマを用いた超音波診断装置の構成を示すブロ
ック図
【図11】本発明の第1の従来例におけるディジタルビ
ームフォーマの構成を示すブロック図
【図12】本発明の第2の従来例におけるディジタルビ
ームフォーマの内部構成を示すブロック図
【図13】本発明の第2の従来例における多相加算器の
構成を示すブロック図
【図14】本発明の第2の従来例における多相加算機の
出力データの構成を示す一覧図
【図15】本発明の第2の従来例における補間器の構成
を示すブロック図
【図16】本発明の第3の従来例における並列受信の可
能なビームフォーマの構成を示すブロック図
【図17】本発明の第4の従来例における並列受信の可
能なビームフォーマの構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 探触子 T1〜T64 振動子 2 主制御器 4 検波部 10〜25 ビームフォーマ 26 検波器 26a、26b 検波器 27 DSC 28 表示器 30〜33 メモリ 30a〜33a、30b〜33b メモリ 34〜37 乗算器 34a〜37a、34b〜37b 乗算器 38 並列加算器 38a、38b 並列加算器 40〜43 零挿入器 40a〜43a、40b〜43b 零挿入器 50〜53 多相加算器 50a〜53a、50b〜53b 多相加算器 54 補間器 54a、54b 補間器 55 デマルチプレクサ 56〜59 加算器 60 デマルチプレクサ 61 マルチプレクサ 63 デマルチプレクサ 64 デマルチプレクサ 65 マルチプレクサ 66 デマルチプレクサ 67 クロック発生器 68a〜68b デマルチプレクサ 69a〜69b 積分器 70a〜70b 検波器 71a〜71b 補間器 72a〜72b 加算器 101〜164 パルサレシーバ 201〜264 A/D変換器 300 多相加算器 301、302 デマルチプレクサ 303〜306 加算器 307 補間器 308〜315 乗算器 316〜322 加算器 323 デマルチプレクサ 330 多相加算器 331、332 デマルチプレクサ 333〜336 加算器 337 補間器 338〜345 乗算器 346〜353 加算器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列振動子からの受信エコーを離散化/
    量子化したディジタル信号に零挿入を行なうことで見か
    け上のサンプリングレートを上げる零挿入器と、零挿入
    されたデータを遅延するためのメモリと、メモリ出力を
    前記配列振動子の他のチャンネルと加算するための並列
    加算器とを各配列振動子に対して2組以上有し、上記構
    成の複数個の振動子対応分を1つのパッケージに納めた
    回路において、回路の入力部に並列加算器入力を選択す
    るスイッチ、回路の出力部に並列加算器出力を選択する
    スイッチを持つことを特徴とする超音波診断装置のビー
    ムフォーマ。
  2. 【請求項2】 配列振動子からの受信エコーを離散化/
    量子化したディジタル信号を遅延させるためのメモリ
    と、メモリの出力を加算するための多相加算器と、メモ
    リ出力を前記多相加算器のどの相に入力するかを切り換
    えるスイッチとを各配列振動子に対し2組以上有し、上
    記構成の複数個の振動子対応分を1つのパッケージに納
    めた回路において、回路の入力部に多相加算器入力を選
    択するスイッチ、回路の出力部に多相加算器出力を選択
    するスイッチを持つことを特徴とする超音波診断装置の
    ビームフォーマ。
  3. 【請求項3】 配列振動子からの受信エコーの離散化/
    量子化されたディジタル信号を遅延させるためのメモリ
    と、各メモリの出力を加算するための多相加算器と、メ
    モリ出力を前記多相加算器のどの相に入力するかを切り
    換えるスイッチとを有し、多相加算器を2つまたはそれ
    以上に時分割することで同時並列受信に対応させたこと
    を特徴とする超音波診断装置のビームフォーマ。
  4. 【請求項4】 配列振動子からの受信エコーの離散化/
    量子化されたディジタル信号を遅延させるためのメモリ
    と、各チャンネルの出力を加算するための多相加算器
    と、メモリ出力を前記多相加算器のどの相に入力するか
    を切り換えるスイッチとを有し、各振動子に対応する複
    数の多相加算器を2つまたはそれ以上に分割して用いる
    ことで同時並列受信に対応させたことを特徴とする超音
    波診断装置のビームフォーマ。
  5. 【請求項5】 エコー信号のサンプリング速度をエコー
    信号の4倍に設定し、回路入出力部のスイッチを2サン
    プリングごとに切り換えることで直交検波と等価な信号
    処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の超音波
    診断装置のビームフォーマ。
  6. 【請求項6】 エコー信号のサンプリング速度をエコー
    信号の4倍に設定し、回路入出力部のスイッチを2サン
    プリングごとに切り換えることで直交検波と等価な信号
    処理を行なうことを特徴とする請求項2に記載の超音波
    診断装置のビームフォーマ。
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