JPH11215737A - 電力供給装置 - Google Patents

電力供給装置

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JPH11215737A
JPH11215737A JP10013739A JP1373998A JPH11215737A JP H11215737 A JPH11215737 A JP H11215737A JP 10013739 A JP10013739 A JP 10013739A JP 1373998 A JP1373998 A JP 1373998A JP H11215737 A JPH11215737 A JP H11215737A
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power
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voltage
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Application number
JP10013739A
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English (en)
Inventor
Masaji Kawano
正司 川野
Hiroki Kokubu
博希 国分
Atsuo Yasunobu
充生 安延
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化及び軽量化、電力遮断を起こさずに他
の電力に切換える電力供給装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 個別独立して入力される特定の電力と他
の電力との電圧を各々測定する電圧測定部2と、電圧測
定部2で測定した電力の中から負荷が必要とする電圧値
以上の電力を動作電源として選択し負荷側へ出力する電
力選択部3と、電力選択部3で選択される電力が特定の
電力の場合に、他の電力を特定の電力より低い電圧値に
降下させて電力選択部3の出力側に出力する電圧降下部
5と、負荷側へ出力される電力を遮断状態または出力状
態のいずれかの供給状態に切り換える切換部7と、遮断
状態において特定の電力及び他の電力の入力を全て停止
した未入力状態の後の再入力状態を遮断状態に維持する
供給状態保持部7bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置、
テープレコーダ、スピーカ等の負荷へ動作電源を供給す
る電力供給装置に関し、特に複数の電源から入力される
電力を切り換えて負荷側へ供給し、且つ負荷が動作電源
を必要としない場合に電力の出力を遮断する電力供給装
置に関する。
【0002】特にこの電力供給装置は、携帯型のパーソ
ナルコンピュータ(以下単にパソコンと称する。)に接
続される周辺機器の携帯型光ディスク装置等への適用に
有能である。
【0003】
【従来の技術】従来この種の電力供給装置として、パソ
コン等に接続して使用するポータブルタイプの光ディス
ク装置に適用されるものがある。この従来の電力供給装
置は、光ディスク装置に内蔵され、ACアダプタで変換
される商用電力と、電池又はバッテリの電力とが入力さ
れる電力入力部を有し、この電力入力部から入力される
複数の電力の中から一方の電力を動作電源として負荷側
に出力する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力供給装置は
以上のように構成されていたことから、電力入力部に入
力される電力入手先の数が少なく、光ディスク装置等に
適用した場合には、光ディスク装置等のほとんどが電池
又はバッテリが収納された状態で使用され、外形に比べ
重量が重い電池又はバッテリによって光ディスク装置等
の重量が重くなり、取扱い性又は携帯性を損ねるという
課題を有する。また、動作電源を電池又はバッテリから
商用電源へ切り換えると、切り換えの際に一時的な電力
遮断が生じ、電力の安定供給が行いにくいという課題を
有する。
【0005】さらに、光ディスク装置等が使用されない
状態でも、光ディスク装置等へは待機電力が供給されて
いる状態となり、不要な電力消費が生じるという課題を
有する。
【0006】本発明は、前記課題を解消するためになさ
れたもので、光ディスク装置等に収納される電池又はバ
ッテリ以外から動作電源を確保し易くして光ディスク装
置等に使用される専用の電池又はバッテリの必要性を低
くし、光ディスク装置等の軽量化が行え、また、電力遮
断を起こさずに使用途中の電力切換が行え、電力の安定
供給が行え、さらに、電力の供給状態を遮断状態とする
ことで待機電力による不要な電力消費を少なくし、且つ
電力の遮断状態において電力の未入力状態の後の再入力
状態を遮断状態に維持することができ、不要な電力消費
を継続して防止し、経済性の高い電力供給装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電力供給装置
は、特定の電力を動作電源として負荷側へ出力している
場合に、他の電力を特定の電力より低い電圧値に降下さ
せて前記電力選択部の出力側に出力する電圧降下部を備
えているので、動作電源を特定の電力から他の電力へ切
り換える際に生じる一時的な電力遮断の間、電圧降下部
より出力される電力が動作電源として供給されることと
なり、電源遮断を生じることなく動作電源の切り換えが
行え、動作電源の安定供給が行える。また、動作電源の
入手先が多くなることで、動作電源の確保が行いやす
く、且つ光ディスク装置等に収容される電池又はバッテ
リの必要性を低下させることができ、光ディスク装置等
の軽量化が行える。
【0008】また、負荷側へ出力される電力を遮断状態
または出力状態のいずれかの供給状態に切り換える切換
部を備えているので、待機電力による不要な電力消費を
少なくでき、経済性を向上できる。
【0009】さらに、供給状態保持部を有しているの
で、電力の遮断状態において特定の電力及び他の電力の
入力を全て停止した未入力状態となった後に、電力を再
度入力した場合、負荷側へ出力する電力の供給状態が遮
断状態に維持される。
【0010】このため、電力の再入力状態においても待
機電力による不要な電力消費を継続して防止でき、経済
性を高くできる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、特定の電力と他の電力とが個別独立して入力され、
当該複数の電力の電圧を各々測定する電圧測定部と、当
該電圧測定部で測定した電力の中から負荷が必要とする
電圧値以上の電力を一つ動作電源として選択し負荷側へ
出力する電力選択部と、当該電力選択部で選択される電
力が特定の電力の場合に、他の電力を特定の電力より低
い電圧値に降下させて電力選択部の出力側に出力する電
圧降下部と、負荷側へ出力される電力を遮断状態または
出力状態のいずれかの供給状態に切り換える切換部と、
遮断状態において特定の電力及び他の電力の入力を全て
停止した未入力状態の後の再入力状態を遮断状態に維持
する供給状態保持部とを備えるものであり、負荷が要求
する電圧より高い電力を一つ動作電源として出力するの
で、動作電源に最適な電力を供給するという作用を有す
る。また、動作電源の入手先が多くなることで、動作電
源の確保が行いやすく、且つ光ディスク装置等に収容さ
れる電池又はバッテリの必要性を低下させることがで
き、光ディスク装置等の軽量化が行えるという作用を有
する。
【0012】さらに、負荷が動作電源を必要としない場
合、負荷に待機電力が出力される状態となるが、この場
合、切換部で電力の供給状態を切り換えて負荷側に出力
される電力を遮断状態にすることができ、待機電力によ
る不要な電力消費を防止できるという作用を有する。
【0013】また、電力の遮断状態における電力の未入
力状態の後の再入力状態の供給状態を再入力前の遮断状
態に維持することができ、不要な電力消費を継続して防
止し、経済性を高くできる。
【0014】また、電力選択部で選択される電力が特定
の電力により他の電力を特定の電力より低い電圧値に降
下させて電力選択部の出力側に出力するので、動作電源
を特定の電力から他の電力へ切り換えると、切り換えの
際に生じる電力遮断を生じることなく動作電源の切り換
えが行え、動作電源の安定供給が行えるという作用を有
する。電圧降下部から出力する電力は電圧を降圧してい
るので、電圧差により電力選択部側へ逆流することを防
止できるという作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、電圧降下部が、
電力選択部に対して並列して接続されるバイパス回路で
形成されるものであり、電圧降下部を単純なシーケンス
で形成できるという作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、電源選択部が、
電圧測定部で測定された電圧値の大小及び/又は予め設
定された優先順に基づいて選択し出力するものであり、
後から入力される電力を含め、常に最適な動作電源とな
る電力を供給できるという作用を有する。
【0017】請求項4に記載の発明は、特定の電力が、
パーソナルコンピュータに予め内蔵されている電源と
し、他の電力が、ACアダプタで変換された商用電力
と、電池又はバッテリの電力とするものであり、パソコ
ンに予め内蔵されている電源を動作電源として供給中
に、後からACアダプタで変換された商用電力や、電池
またはバッテリの電力が有効となれば、電力遮断を生じ
ることなく切り換えが行え、その有効となる電力を動作
電源として出力できるので、パソコンに予め内蔵されて
いる電源の消費を少なくでき、且つ動作電源の安定供給
が行えるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態に係
る光ディスク装置のブロック回路構成図、図2は図1に
記載の実施の形態装置のブロック構成図、図3は図1に
記載の実施の形態装置の制御部の動作フローチャート、
図4は図1に記載の実施の形態装置の制御部の動作フロ
ーチャートを示している。
【0019】各図において、本実施形態に係る光ディス
ク装置は、パソコンに予め内蔵されている電源の電力P
を特定の電力とし、且つACアダプタで変換された商用
電力の電力Aとバッテリの電力Bとを他の電力としてお
り、個別独立して入力される電力A、電力B、電力Pの
電圧を測定する電圧測定部2と、この電圧測定部2での
測定結果に基づいて電力A、B、Pの中からいずれか一
つの電力を動作電源として選択し負荷側へ出力する電力
選択部3と、この電力選択部3から出力される電力を動
作電源に適した電圧に変換する電圧変換部4と、電力選
択部3に入力される電力A又は電力Bの電力を分岐する
と共に電力選択部3の出力側に電力選択部3から出力さ
れる電力より低い電圧値に降下して出力する電圧降下部
5と、電力選択部3を電圧測定部2の測定結果について
ROM部A6aまたはROM部B6bに記録されている
動作プログラムに基づき制御する制御部6と、この制御
部6の動作プログラムをROM部A6aかROM部B6
bのいずれかの動作プログラムに切り換える操作スイッ
チ7aを有し、且つその操作スイッチ7aの操作で制御
部6の制御状態を切り換えて電力選択部3から出力され
る動作電源を遮断状態または出力状態のいずれかの供給
状態に切り換える切換部7と、この切換部7により電力
の供給状態を遮断状態としている場合において、電力
A、B、Pの全てを停止し、その後に電力を再入力した
再入力状態を遮断状態で継続させる供給状態保持部7b
とを備えた構成である。
【0020】各電力A,B,Pの優先順位は、他の電力
となる電力A、Bが特定の電力となる電力Pより最優先
するように予め設定される。
【0021】電力選択部3は図2に示すように電力Aと
電力Bとの中から電圧の高い方の電力を選択して出力す
る第1電力選択部8と、この第1電力選択部8から出力
される電力を制御部6の制御に基づいて遮断状態または
出力状態に切り換える開閉器9と、この開閉器9から出
力される電力を変圧し出力する電圧変圧部10と、この
電圧変圧部10から出力される電力と第3電力入力端子
17cから入力される電力Pとを制御部6の制御に基づ
いて電圧変換部4へ一方の電力だけ出力する出力状態ま
たは両方の電力を電圧変換部4に出力しない遮断状態と
する第2電力選択部11と、開閉器9の切り換えを行う
第1駆動部12と、第2電力選択部11の切り換えを行
う第2駆動部13と、制御部6から出力される制御信号
211を入力するか又は操作スイッチ7aを押して切換
部7から出力される信号を有効(SW=1)とした場合
に第1駆動部12へ出力される制御信号219を有効と
する第1制御補助部14aと、供給状態保持部7bから
出力される制御信号213を有効とし且つ操作スイッチ
7aを押して切換部7から出力される信号を有効(SW
=1)とした場合に第2駆動部13へ出力される制御信
号220を有効とする第2制御補助部14bとを備えた
構成である。
【0022】電圧降下部5は図2に示すように、電圧変
圧部10から出力される電力を分岐すると共に第2電力
選択部11の出力側に第2電力選択部11から出力され
る電力の電圧より低い電圧値に降下して出力している。
従って、第2電力選択部11の端子11bの電圧値が高
い場合において、電圧降下部5を形成するダイオードに
より電流の逆流の防止が図れる。
【0023】第1電力選択部8は、第1電力入力端子1
7aから入力される電力Aに対して順方向バイアスの状
態で接続されるダイオード15と、このダイオード15
に対して並列に接続されると共に、第2電力入力端子1
7bから入力される電力Bに対して順方向バイアスの状
態で接続されるダイオード16とを備えた構成である。
【0024】これらのダイオード15、16の働きによ
り、電力Aと電力Bとのうち電圧値の高い方の電力が開
閉器9へ出力される。ダイオードは特性上、順方向降下
電圧を生ずるために、開閉器9から出力される電力の電
圧は電力供給電路上のダイオードの順方向降下電圧分の
電圧低下を発生しており、電力損失が生じるが、この電
圧降下と電力損失が問題にならない場合は安価な電力選
択部3となる。
【0025】開閉器9は、常開の端子9aと常閉の端子
9bとを有しており、第1駆動部12から出力される出
力信号210の入力で常開の端子9aが閉路に切り換わ
り、また、第1駆動部12からの出力信号210が無い
状態で端子9bが閉路のままとなる。常開の端子9aに
は第1電力選択部8から出力される電力が入力され、ま
た常閉の端子9bにはなにも接続していない。
【0026】第2電力選択部11は、常開の端子11a
と常閉の端子11bとを有しており、第2駆動部13か
ら出力される出力信号212の入力で常開の端子11a
が閉路に切り換わり、また、第2駆動部13からの出力
信号212が無い状態で端子11bが閉路のままとな
る。常開の端子11aには電圧変圧部10から出力され
る電力が入力され、常閉の端子11bには第3電力入力
端子17cに入力される電力Pを入力している。
【0027】供給状態保持部7bは図2に示すように、
電力が供給される状態において制御部6から出力される
制御信号222、219に基づき電力選択部3を制御
し、且つ電力が供給されない状態において制御部6から
出力される制御信号222、219を無視して第2制御
補助部14bへ制御信号213を出力しない電源選択情
報保持部7cと、電圧変換部4より出力される電力と電
力Pとのいずれかの電力が入力されることで電源選択情
報保持部7cに電力を供給する電源供給部7dとを備え
た構成である。
【0028】次に、構成に基づく本発明に係る光ディス
ク装置の動作を手動操作及び自動操作に分けて説明す
る。
【0029】まず、手動操作において、切換部7の操作
スイッチ7aを投入操作しない場合、切換部7からの出
力が無効(SW=0と表記)の状態であり、制御部6か
ら制御信号222のみが出力され、制御信号211及び
制御信号219が共に出力されない。
【0030】制御信号211を第1制御補助部14aに
出力しないことと切換部7から出力される信号が無効
(SW=0)の状態であることにより、第1制御補助部
14aから第1駆動部12へ制御信号214が出力され
ないので、第1駆動部12から開閉器9へ出力信号21
0が出力されず、開閉器9の端子9bが閉路のままとな
り、第1電力選択部8から出力される電力は、開閉器9
から電圧変圧部10へ出力されない。
【0031】また、制御部6から電源選択情報保持部7
cへ出力される信号は制御信号222又は制御信号21
9のいずれか一方が出力されるものである。電源供給部
7dから電力が供給される状態において制御信号222
が入力されることで電源選択情報保持部7cから第2制
御補助部14bへ制御信号213が出力されない。この
制御信号213が出力されないことで第2制御補助部1
4bから第2駆動部13へ制御信号220が出力され
ず、第2駆動部13から第2電力選択部11へも出力信
号212が出力されない。このため、第2電力選択部1
1の端子11bが閉路のままとなり、端子11bに入力
される電力Pが第2電力選択部11から電圧変換部4へ
出力される状態となる。
【0032】この状態において、切換部7の操作スイッ
チ7aを押して切換部7から出力される信号を有効(S
W=1と表記)とした場合、図3に示すようにYESの
判定がなされ(S11)、制御信号211と制御信号2
19とを出力し、制御信号222を出力しない(S1
2)。
【0033】制御信号211を第1制御補助部14aに
出力することで、第1制御補助部14aから第1駆動部
12へ制御信号214を出力し、第1駆動部12が開閉
器9の端子9aを閉路に切り換え、開閉器9は第1電力
選択部8から出力される電力A又は電力Bを電圧変圧部
10へ出力する。また、電源供給部7dより電力を供給
されている電源選択情報保持部7cに制御信号219が
出力されることで、第2制御補助部14bに制御信号2
13が入力されるが、切換部7からの信号が有効(SW
=1)であることから第2駆動部13には制御信号22
0が入力されない。このことにより、第2駆動部13が
第2電力選択部11の端子11bを閉路のままで保持
し、第2電力選択部11から電圧変換部4へ電力Pが出
力される。しかも、電圧変圧部10より出力された状態
の電力A又は電力Bは電圧降下部5を介し電圧変換部4
へ出力可能であるので、電力Pの入力が止まれば電力A
又は電力Pが電圧降下部5を介し電圧変換部4へ出力さ
れる。
【0034】再度、操作スイッチ7aを押して切換部7
から出力される信号を無効(SW=0)とした場合、Y
ESの判定がなされて自動操作に切り換わる(S1
3)。この自動操作状態において、制御部6は起動した
ROM部B6bの動作プログラムに基づいて処理され
(S14)、その処理に応じて電力選択部3を制御す
る。これにより、電力選択部3から電圧変換部4へは電
力A、B、Pの中から光ディスク装置が要求する電圧値
より高く且つ予め設定した優先順位が早い方の電力が自
動的に出力される。この自動操作については、後で説明
する。
【0035】再度、操作スイッチ7aを押して切換部7
から出力される信号を再び有効(SW=1)とした場
合、YESの判断がなされ(S15)、ROM部B6b
の動作プログラムが終了し(S16)、制御部6は再び
ROM部A6aの動作プログラムで処理される手動操作
となる。
【0036】再度、操作スイッチ7aを押して切換部7
から出力される信号を無効(SW=0)とした場合、Y
ESの判断がなされ(S17)、制御部6は制御信号2
19のみを出力し、制御信号211及び制御信号222
を出力しない(S18)。
【0037】制御信号211を出力しないことで開閉器
9の端子9bが閉路のままで保持され、開閉器9から電
圧変圧部10へは電力が出力されない遮断状態となる。
また制御信号219を出力することで、電源選択情報保
持部7cから第2制御補助部14bへ制御信号213が
出力され、且つ切換部7からの信号が無効(SW=0)
であるので、第2駆動部13へ制御信号220が入力さ
れる。制御信号220の入力で第2電力選択部11の端
子11aが閉路に切り換わり、第2電力選択部11から
電圧変換部4へ電力Pは出力されない。
【0038】このため、第2電力選択部11から電圧変
換部4へ電力A、B、Pのいずれも出力されない状態と
なり、休止等で光ディスク装置が電力を必要としない場
合に、不要な電力消費を防止することができる。
【0039】次に、制御信号219のみを出力し、制御
信号211及び制御信号222を出力さず、電力の供給
を遮断状態としている場合(S18)に電力A、B、P
の入力を全て停止し、その後電力A、B、Pのいずれか
又は全てを再入力する再入力状態について説明する。
【0040】電力の遮断状態は、電力A及び電力Bを開
閉器9で遮断し、電力Pを第2電力選択部11で遮断し
た状態である。
【0041】この状態で、電力A、B、Pの入力が全て
停止すると、電源供給部7dから電源選択情報保持部7
cへ電力が供給されず、また、電源選択情報保持部7c
から第2制御補助部14bへ制御信号213が出力され
ず、第2電力選択部11の端子11bが閉路になる。こ
の状態で電力Pを再入力する再入力状態とすれば、電源
供給部7dに電力Pが供給され、且つ電源供給部7dか
ら電源選択情報保持部7cに電力が供給された状態とな
り、電力A、B、Pの入力が停止する前に電源選択情報
保持部7cに入力され保持された制御信号219により
第2制御補助部14bへ制御信号213が出力される。
この制御信号213が第2制御補助部14bへ出力され
ることで第2駆動部13へ制御信号220が入力され、
第2駆動部13の作動で第2電力選択部11の端子11
aが閉路となる。このため、第2電力選択部11で電力
Pが遮断され、再入力状態の電力の供給状態が遮断状態
のまま維持される。
【0042】これにより、パソコンに予め内蔵された電
源の電力Pを動作電源として光ディスク装置に供給した
場合で且つ光ディスク装置の休止等で動作電源の供給を
遮断した状態において、パソコンの使用を中止し、再度
パソコンを使用した場合、電力の供給状態を遮断状態で
維持でき、不要な電力消費を継続して防止でき、パソコ
ンにかかる負担を軽減できる。
【0043】次に、自動操作において、ROM部B6b
の動作プログラムに基づき制御部6が電力選択部3を制
御する電力切換え手順を図4に示す動作フローチャート
を用いて説明する。以下説明簡略化のために電力Aと、
電力Bと、電力Pとの優先順位がA>B>Pとなる関係
を前提として説明していく。
【0044】図4中に示すように、自動操作は電力A、
Bの有効/無効を判定しており(S21)、電力Aまた
は電力Bの判定がYESであれば制御部6から制御信号
211を出力し(S22)、又制御信号219を出力し
且つ制御信号222を出力しない(S23)。
【0045】制御信号211の出力により開閉器9の端
子9aを閉路とし、第1電力選択部8から出力される電
力を開閉器9から電圧変圧部10に出力する。
【0046】このとき電圧変圧部10から出力される電
力が電圧降下部5のダイオードのアノード側にも出力さ
れ、電力が電圧降下部5のダイオードのカソード側から
第2電力選択部11の出力側へ出力されるが、この第2
電力選択部11の出力側には、常閉の端子11bに入力
される電力Pも出力されている。しかし前述のように電
圧降下部5のダイオードから出力される電力は、電圧降
下部5のダイオードの順方向降下電圧により電力Pより
高くなることはないので、電圧降下部5のダイオードか
ら出力される電力が第2電力選択部11の方向へ逆流す
ることはない。
【0047】次に、制御信号219の入力と電源供給部
7dより電力の供給を受けている状態とにより、電源選
択情報保持部7cから第2制御補助部14bへ制御信号
213が出力される。自動操作の状態においては、切換
部7から出力される信号が常に無効(SW=0)の状態
であるので、第2駆動部13へ制御信号220が入力さ
れ、第2駆動部13が第2電力選択部11の端子11a
を閉路とする。これにより、電圧変圧部10から出力さ
れる電力を第2電力選択部11から電圧変換部4へ出力
し、第1電力選択部8から出力される電力を動作電源と
して電圧変換部4で装置に必要な動作電源の電圧に変換
して出力する。
【0048】第2電力選択部11の常開の端子11aが
閉路の状態となることで、電圧降下部5のダイオードを
介して出力されていた第1電力選択部8から出力される
電力を、電圧降下部5のダイオードを介さず第2電力選
択部11から直接出力でき、電圧降下部5のダイオード
の順方向降下電圧による電力損失を生じない。
【0049】なお、電力はA>B>Pの前提により、第
1電力選択部8では電力Aが選択され、また第2電力選
択部11でも電力Aが選択され、第1電力選択部8から
出力される電力が動作電源として供給される。
【0050】次に、切換部7から出力される信号が無効
(SW=0)の状態ではNOの判定がなされ(S2
4)、S21からS24までをループして電力供給が継
続される。また、切換部7から出力される信号が有効
(SW=1)の状態となれば、YESの判定がなされ
(S24)、自動操作が終了して手動操作に切り換わ
る。
【0051】前述した電力A、Bの判定がNOの場合
(S21)、電力Pの有効/無効を判断し、電力Pの有
効をYESと判定した場合(S25)、制御信号211
を出力せず(S26)、且つ制御信号222を出力する
と共に制御信号219を出力しない(S27)。
【0052】制御信号211が出力されないことで、第
1駆動部12へ制御信号214が出力されず、開閉器9
の端子9bを閉路のままとし、第1電力選択部8から出
力される電力を開閉器9で遮断する。
【0053】制御信号222が出力され且つ制御信号2
19が出力されないことで、第2制御補助部14bへ制
御信号213が出力されず、第2電力選択部11の端子
11bを閉路のままとし、電力Pを動作電源として第2
電力選択部11から電圧変換部4へ出力し、電圧変換部
4で装置に必要な電圧に変換して出力する。
【0054】前述した電力Pの有効/無効の判定がNO
の場合(S25)、制御信号211を出力せず(S2
8)、且つ制御信号219のみを出力すると共に制御信
号222を出力しない(S29)。
【0055】制御信号211を出力しないことで、第1
駆動部12へ制御信号214が出力されず、開閉器9の
端子9bを閉路のままとし、第1電力選択部8から出力
される電力を開閉器9で遮断する。
【0056】また、制御信号219の出力により、第2
制御補助部14bから第2駆動部13へ制御信号220
が出力され、第2駆動部13が第2電力選択部11の端
子11aを閉路とし、電力Pを遮断する。
【0057】これにより、電力Aと電力Bと電力Pとを
それぞれ動作電源として電圧変換部4へ出力せず、光デ
ィスク装置には、なんら動作電源が供給されない。
【0058】電力Pを動作電源として電圧変圧部4より
出力している際に、後から優先順位の早い他の電力とな
る電力Aまたは電力Bが入力される場合おいて説明す
る。
【0059】この場合、電力A、Bの有効/無効の判定
がYESの判定となり(S21)、前述したA>B>P
の前提通りに、電力Pに代えて電力A又は電力Bを動作
電源として電圧変換部4から出力する。
【0060】このとき、第2電力選択部11の端子11
bが開路に切り換わり電力Pを遮断すると共に、端子1
1aが閉路となり電圧変換部4へ電力A又は電力Bを出
力するが、切り換え前から電力Aまたは電力Bは電圧降
下部5のダイオードから第2電力選択部11の出力側に
出力されている。このため、電力Pから電力A又は電力
Bに切り換える際に、電力が遮断されることなく電力の
切り換えが行えるので、安定した電力供給が行える。
【0061】電圧降下部5のダイオードから出力される
電力は、第2電力選択部11より出力される電圧より低
くして出力しているので、第2電力選択部11へ逆流す
ることはない。
【0062】このように、切換部7の操作スイッチ7a
を押すことで光ディスク装置の休止中に動作電源を遮断
し、不要な電力消費を無くすことができ、経済性を向上
させ、且つパソコンに予め内蔵されている電源の電力P
を動作電源とした場合において、パソコンにかかる負担
を軽減させることができる。
【0063】また、動作電源を広い入手先から確保でき
るので、電池又はバッテリの必要性を低くでき、更に電
池又はバッテリを収納しない状況で携帯でき、光ディス
クの軽量化及び携帯性が良くなる。また、パソコンから
出力される電力Pを動作電源として供給している場合
に、後から電力Aや電力Bが供給されれば、電力Pから
動作電源を電力Aまたは電力Bに電力遮断を生じること
なく切り換えて供給できるので、パソコンの電力の消費
を軽減できる。また、電力の供給状態を遮断状態として
待機電力による不要な電力消費をなくし、経済性を高く
できる。また、電力の遮断状態において電力の未入力状
態の後の再入力状態を遮断状態に維持することができ、
不要な電力消費を継続して防止し、より経済性を高める
ことができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、動作電源の入手先を多くして
動作電源の確保を行い易くし、電池又はバッテリの必要
性を低下し、光ディスク装置等の軽量化を行うことがで
きるという有利な効果が得られる。また、動作電源とし
て特定の電力を供給中に他の電力を動作電源として供給
する際に、電力を遮断することなく電力切換えが行え、
小型電子機器に安定した電力供給が行え、小型光ディス
ク装置等を安定して作動できるという有利な効果が得ら
れる。また、電力切り換えの際には、電圧降下部から出
力する電力の電圧が電圧差により逆電圧印可とならない
ので、単純なシーケンスで電力切り換えが行えるという
可能性があるという有利な効果が得られる。
【0065】また、休止等により負荷が動作電源を必要
としない場合、待機電力による不要な電力消費をなく
し、経済性が向上するという効果が得られる。
【0066】また、電力の遮断状態において電力の未入
力状態の後の再入力状態を遮断状態に維持することがで
き、不要な電力消費を継続して防止し、より経済性を高
めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装
置のブロック回路構成図
【図2】図1に記載の実施の形態装置のブロック構成図
【図3】図1に記載の実施の形態装置の制御部の動作フ
ローチャート
【図4】図1に記載の実施の形態装置の制御部の動作フ
ローチャート
【符号の説明】
2 電圧測定部 3 電力選択部 4 電圧変換部 5 電圧降下部 6 制御部 6a ROM部A 6b ROM部B 7 切換部 7a 操作スイッチ 7b 供給状態保持部 7c 電源選択情報保持部 7d 電源供給部 8 第1電力選択部 9 開閉器 9a 端子 9b 端子 9c 端子 10 電圧変圧部 11 第2電力選択部 11a 端子 11b 端子 11c 端子 12 第1駆動部 13 第2駆動部 14a 第1制御補助部 14b 第2制御補助部 15 ダイオード 16 ダイオード 17a 第1電力入力端子 17b 第2電力入力端子 17c 第3電力入力端子 211、213、214、219、220、222 制
御信号 210、212 出力信号 A、B、P 電力

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の電力と他の電力とが個別独立して入
    力され、当該複数の電力の電圧を各々測定する電圧測定
    部と、当該電圧測定部で測定した電力の中から負荷が必
    要とする電圧値以上の電力を一つ動作電源として選択し
    負荷側へ出力する電力選択部と、当該電力選択部で選択
    される電力が前記特定の電力の場合に、他の電力を特定
    の電力より低い電圧値に降下させて前記電力選択部の出
    力側に出力する電圧降下部と、負荷側へ出力される電力
    を遮断状態または出力状態のいずれかの供給状態に切り
    換える切換部と、前記遮断状態において前記特定の電力
    及び他の電力の入力を全て停止した未入力状態の後の再
    入力状態を遮断状態に維持する供給状態保持部とを備え
    ることを特徴とする電力供給装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の電力供給装置におい
    て、前記電圧降下部が、前記電力選択部に対して並列し
    て接続されるバイパス回路で形成されることを特徴とす
    る電力供給装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1または2に記載の電力供給装
    置において、前記電源選択部は、前記電圧測定部で測定
    された電圧値の大小及び/又は予め設定された優先順に
    基づいて選択し出力することを特徴とする電力供給装
    置。
  4. 【請求項4】前記請求項3に記載の電力供給装置におい
    て、特定の電力は、パーソナルコンピュータに予め内蔵
    されている電源とし、他の電力は、ACアダプタで変換
    された商用電力と、電池又はバッテリの電力とすること
    を特徴とする電力供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8411419B2 (en) 2009-12-25 2013-04-02 Panasonic Corporation Electronic apparatus to which AC adaptor can be connected
JPWO2014061436A1 (ja) * 2012-10-19 2016-09-05 株式会社サンメディカル技術研究所 電源切換回路及び人工心臓システム

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