JPH11215283A - 周辺機器管理装置、その制御方法および記録媒体 - Google Patents

周辺機器管理装置、その制御方法および記録媒体

Info

Publication number
JPH11215283A
JPH11215283A JP1060998A JP1060998A JPH11215283A JP H11215283 A JPH11215283 A JP H11215283A JP 1060998 A JP1060998 A JP 1060998A JP 1060998 A JP1060998 A JP 1060998A JP H11215283 A JPH11215283 A JP H11215283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
printer
scanner
display
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1060998A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Horii
和哉 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP1060998A priority Critical patent/JPH11215283A/ja
Publication of JPH11215283A publication Critical patent/JPH11215283A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタの印刷条件およびスキャナの読み取
り条件の設定の操作性および装置の小型化の双方の要求
を同時に満足できる周辺機器管理装置を提供すること。 【解決手段】 管理装置10は、プリンタ3の印刷条件
またはスキャナ2の読み取り条件を表示すると共にその
設定内容を変更可能な表示操作装置13を有している。
この表示操作装置13の表示操作パネル15Aの画面表
示は制御ユニット27によって制御される。表示操作パ
ネル15Aには、印刷条件の主な設定項目が表示される
プリンタ基本画面と、その設定項目毎の設定内容を表示
変更可能なプリンタサブ画面と、読み取り条件の主な設
定項目が表示されるスキャナ基本画面と、その読み取り
条件の設定項目毎の設定内容を表示可能なスキャナサブ
画面とが表示可能である。また、各画面からダイレクト
にプリンタ基本画面またはスキャナ基本画面に切替え可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタおよびス
キャナを接続して、それらの周辺機器の制御が可能な周
辺機器管理装置およびその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複写装置としては、オフィス等に設定さ
れるカラーデジタルコピー機が知られている。カラーデ
ジタルコピー機では、スキャナ部によって、紙面に印刷
されたイメージを光学的に読み取り、そのイメージをデ
ジタルデータに変換した後、プリンタ部によって、その
デジタルデータに基づいて紙面にイメージを印刷するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
デジタルコピー機は、システム自体が高価であると共
に、そのランニングコストが高く、手軽に設置すること
ができない。
【0004】近年、カラー画像を読み取り可能なスキャ
ナ、およびカラープリントが可能なプリンタ等のパーソ
ナルコンピュータの周辺機器の開発が盛んであり、それ
らの周辺機器は手頃な価格で提供されるようになってい
る。このため、カラーデジタルコピー機に比べて手軽に
購入できるスキャナとプリンタを接続して、スキャナで
読み取った画像をプリンタに送って出力するようにすれ
ば、カラーデジタルコピー機と同一の機能を発揮できる
コピーシステムを構築でき、また、ユーザの希望する機
能を組み合わせることにより低コストでフレキシブルな
システムを構築できる。このため、このようなコピーシ
ステムを構築するために、スキャナおよびプリンタを接
続して、それらの制御が可能な周辺機器管理装置の開発
が急務になっている。
【0005】このような周辺機器管理装置は、ユーザの
操作性等を考慮すれば、接続したスキャナの読み取り条
件やプリンタの印刷条件等を画面上で確認しながら設定
できるものであることが望ましい。また、周辺機器管理
装置に接続するスキャナやプリンタはユーザの希望にマ
ッチしたものが接続されるため、スキャナ部とプリンタ
部が1対1に対応したデジタルコピー機とは異なり、ス
キャナの読み取り条件やプリンタの印刷条件を設定する
ための操作が頻繁に行われる。このため、周辺機器管理
装置においては、それらを設定するための操作性が非常
に重要な要素を占める。さらに、コピーシステムがオフ
ィス等の限られたスペースに設置されることを考慮すれ
ば、できる限りコンパクトなサイズであることが望まし
い。
【0006】周辺機器管理装置にパーソナルコンピュー
タのように15あるいは17インチのCRTを設けれ
ば、そのCRTの画面上にスキャナおよびプリンタの各
種の設定項目や内容等の多くの条件をユーザが見やすい
サイズで1度に表示することができ、ユーザに対する配
慮が成された周辺機器管理装置を提供できる。しかし、
大型のCRTを設けると、コピーシステム自体が大型で
高価になってしまうので、設置スペースやコストの面で
制約が生じてしまう。
【0007】LCDによる小型の表示パネルを用いれ
ば、表示パネルを適当に組み込むことで周辺機器管理装
置をコンパクトに、また、低コストにでき、設置スペー
スの面等では有利である。しかし、小型の表示パネルに
はスキャナおよびプリンタの多種多様の設定条件をまと
めて表示することができない。小型の表示パネルに多く
の項目を表示する場合には、文字やイメージ等が小さく
なって見づらいものとなり、また、タッチパネル等を用
いて設定内容を選択する際の操作性も良くない。小型の
表示パネルの表示方式を階層表示とすることが考えられ
るが、スキャナ用の設定メニューの階層と、プリンタ用
の設定メニューの階層を設けるだけでは操作が面倒であ
り、手間がかかる。プリンタの設定メニューを階層表示
して、下の階層にある設定画面から初期画面上の階層に
復帰させてスキャナの設定メニューに切り換えるには1
つ1つ順番に表示画面を戻す必要がある。このように、
操作性および装置の小型化の双方の要求を同時に満足す
ることは困難であり、この事がスキャナおよびプリンタ
を制御可能な周辺機器管理装置の大きな問題となってい
る。
【0008】そこで、本発明においては、スキャナの読
み取り条件およびプリンタの印刷条件等の設定操作が極
めて容易であると共にコンパクトなコピーシステムを構
築するのに適した周辺機器管理装置およびその制御方法
を提供することを目的としている。また、スキャナおよ
びプリンタの各種条件を個別に設定する際の操作が容易
であり、スキャナおよびプリンタの組み合わせた多岐に
わたる場合でも、それらの読み取り条件および印刷条件
を容易に設定できる周辺機器管理装置およびその制御方
法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の周辺
機器管理装置は、プリンタに印刷データを送出可能であ
ると共に該プリンタに対し印刷条件を設定可能なプリン
タ接続手段と、スキャナから画像データを取得可能であ
ると共に該スキャナに対し読み取り条件を設定可能なス
キャナ接続手段と、印刷条件または読み取り条件を表示
すると共にその設定内容を変更可能な表示操作手段と、
この表示操作手段の画面表示を制御可能な制御手段とを
有している。この制御手段は、印刷条件の主な設定項目
が表示されるプリンタ用の基本画面と、印刷条件の設定
項目毎の設定内容を表示変更可能な少なくとも1つのプ
リンタ用のサブ画面と、読み取り条件の主な設定項目が
表示されるスキャナ用の基本画面と、読み取り条件の設
定項目毎の設定内容を表示可能な少なくとも1つのスキ
ャナ用のサブ画面とに表示操作手段の画面表示を変更可
能であり、プリンタ用の基本画面およびサブ画面、およ
びスキャナ用の基本画面およびサブ画面のいずれにもプ
リンタ用の基本画面またはスキャナ用の基本画面を選択
可能な表示が含まれていることを特徴としている。
【0010】また、本発明の周辺機器管理装置は、制御
装置がプリンタ用の基本画面およびサブ画面、およびス
キャナ用の基本画面およびサブ画面のいずれが表示され
ている状態でも、プリンタ用の基本画面またはスキャナ
用の基本画面を選択可能な操作手段を有するようにする
こともできる。
【0011】さらに、本発明の周辺機器管理装置の制御
方法は、プリンタに印刷データを送出可能なであると共
に該プリンタに対し印刷条件を設定可能であり、さら
に、スキャナから画像データを取得可能であると共に該
スキャナに対し読み取り条件を設定可能な周辺機器管理
装置の制御方法であって、印刷条件または読み取り条件
を表示すると共にその設定内容を表示変更可能な表示操
作画面を、印刷条件の主な設定項目を含むプリンタ用の
基本画面に切り換えるプリンタ基本入出力工程と、印刷
条件の設定項目毎の設定内容を表示変更可能なプリンタ
用のサブ画面に表示操作画面を切り換えるプリンタサブ
入出力工程と、読み取り条件の主な設定項目を含むスキ
ャナ用の基本画面に表示操作画面を切り換えるスキャナ
基本入出力工程と、読み取り条件の設定項目毎に設定内
容を表示変更可能なスキャナ用のサブ入出力工程とを有
し、プリンタ基本入出力工程、プリンタサブ入出力工
程、スキャナ基本入出力工程、スキャナサブ入出力工程
のいずれからもプリンタ入出力工程またはスキャナ入出
力工程に移行可能であることを特徴としている。
【0012】本発明の周辺機器管理装置およびその制御
方法では、プリンタ用の基本画面およびサブ画面、およ
びスキャナ用の基本画面およびサブ画面を用意してある
ので、小型の表示パネル等で実現できる小さな画面を用
いて多種多様な条件を手間なく設定できる。例えば、プ
リンタ用の基本画面に印刷時の倍率と、出力用紙の2つ
の設定項目を設けておき、これらの設定項目のうち倍率
を選択すると、プリンタ用のサブ画面として倍率の詳し
い設定内容が画面表示されるような階層的な表示方式を
採用できる。このようにすれば、プリンタ用の基本画面
やサブ画面等の1つの画面に膨大な設定項目を1度に表
示しなくても良いので、小さい画面を用いながらも、設
定項目等の表示が見やすく操作性に優れた周辺機器管理
装置を実現できる。
【0013】その一方で、本発明の周辺機器管理装置お
よびその制御方法においては、プリンタ用の基本画面お
よびサブ画面、およびスキャナ用の基本画面およびサブ
画面にスキャナ用の基本画面またはプリンタ用の基本画
面を選択可能な表示を用意してあるので、このような階
層表示を採用しても、いずれの画面からもスキャナ用の
基本画面またはプリンタ用の基本画面にダイレクトに切
り換えることができる。なお、スキャナ用の基本画面ま
たはプリンタ用の基本画面への切り換えは操作表示に代
えて操作手段で行うようにしても良い。このように、ス
キャナ用の基本画面またはプリンタ用の基本画面にダイ
レクトに切り換えることができるので、階層表示を採用
しながら、スキャナ用のサブ画面からスキャナ用の基本
画面に戻ることなくプリンタ用の基本画面に移ることが
できる。このため、階層化が進んでも画面を1つ1つ戻
す操作が不要となり、手間をかけずに小さな画面表示で
プリンタとスキャナの条件設定を短時間で容易に行うこ
とができる。
【0014】例えば、等倍の印刷(コピー)を行いたい
場合に、スキャナ用のサブ画面で用紙サイズを横向きの
A4と設定した直後にプリンタ用の基本画面に切り換
え、プリンタ用のサブ画面に移行して用紙サイズを横向
きのA4と変更することができる。このように、操作手
順を少なくして操作性をより向上できるので、スキャナ
やプリンタの設定作業を楽に行うことができ、ユーザが
希望する性能を備えたスキャナやプリンタを接続してそ
れらの設定を容易に行うことができる。また、コンピュ
ータネットワークを介してスキャナやプリンタが複数接
続され、スキャナとプリンタとの組み合わせが多岐にわ
たる場合でも、それらの組み合わせについて楽に設定作
業を行うことができる。
【0015】このように、本発明の周辺機器管理装置お
よびその制御方法によれば、15あるいは17インチ等
のCRTを用いる必要がないので、コピーシステムが大
型化してしまう恐れもなく、オフィス等の限られたスペ
ースに手軽に設置できるコンパクトなサイズで、しか
も、上述のようにスキャナの読み取り条件およびプリン
タの印刷条件の設定の操作性に優れた周辺機器管理装置
を提供できる。
【0016】プリンタ用のサブ画面の1つとして、イン
ク残量または用紙残量を含むプリンタのステータス情報
を取得し、このステータス情報のインク残量または用紙
残量をパーセンテージおよびグラフの両方で表示するス
テータス表示画面を設けておくことが望ましい。このよ
うなプリンタ用のサブ画面を用意しておけば、消耗品で
あるインクや用紙の残量を表示画面を媒体して把握でき
る。しかも、それらの残量がパーセンテージおよびグラ
フの両方で表示されるので、一目でその残量を把握でき
る。このため、印刷中にインクが無くなりかけて印刷さ
れたイメージや文字がかすれたり、印刷中に用紙がなく
なるなどの印刷時のエラーの発生を防ぐことができる。
また、ステータス表示画面にステータス情報を印刷する
操作表示を設けておけば、それらのステータス情報を印
刷することができる。例えば、ステータス情報を印刷し
た用紙を装置の傍らにおいておけば、異なるユーザが使
用する場合にこのステータス情報を印刷した用紙を確認
することによりインクや用紙の残量を把握できるので、
上記の印刷時のエラーの発生を未然に回避するのに役立
てることができる。
【0017】このような表示方法は、プリンタに印刷デ
ータを送出可能であると共に該プリンタに対し印刷条件
を設定可能であり、さらに、スキャナから画像データを
取得可能であると共に該スキャナに対し読み取り条件を
設定可能な周辺機器管理装置の制御プログラムが記録さ
れている記録媒体によって提供可能である。
【0018】その制御プログラムとして、印刷条件また
は読み取り条件を表示すると共に設定内容を表示変更可
能な表示操作画面を、印刷条件の主な設定項目を含むプ
リンタ用の基本画面に切り換えるプリンタ基本入出力処
理と、印刷条件の設定項目毎に設定内容を表示変更可能
なプリンタ用のサブ画面に表示操作画面を切り換えるプ
リンタサブ入出力処理と、読み取り条件の主な設定項目
を含むスキャナ用の基本画面に表示操作画面を切り換え
るスキャナ基本入出力処理と、読み取り条件の設定項目
毎の設定内容を表示変更可能なスキャナ用のサブ画面に
表示操作画面を切り換えるスキャナサブ入出力処理と、
プリンタ基本入出力処理、プリンタサブ入出力処理、ス
キャナ基本入出力処理、スキャナサブ入出力処理のいず
れからもプリンタ基本入出力処理またはスキャナ基本入
出力処理に移行する処理とを実行可能な命令を備えた表
示方式の制御プログラムが記録された記録媒体によって
提供可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1に、本発明の周辺機器管
理装置(以降においては管理装置)10を用いたスキャ
ナ・プリンタステーション1を例として示してある。ま
た、図2に周辺機器管理装置10の概略構成をブロック
図を用いて示してある。本例のスキャナ・プリンタステ
ーション1は、設定された紙面2aを走査して印刷され
たイメージをデジタルデータに変換可能なスキャナ2
と、デジタルデータに基づき紙面2bにイメージを印刷
可能なプリンタ3と、スキャナ2およびプリンタ3を制
御可能な管理装置10とを有しており、スキャナ2およ
びプリンタ3が管理装置10に接続されている。管理装
置10は、LANなどのコンピュータネットワーク5に
接続可能になっており、コンピュータネットワーク5を
介してユーザのパソコン6、ネットワークプリンタ7、
サーバ8およびスキャナ機能を有する周辺機器9とデー
タの授受が可能である。この管理装置10は、ボックス
11の内部に設置されており、このボックス11を囲む
ように設置されたラック12の前面側に設けられた表示
操作装置13を介して操作できるようになっている。
【0020】図3には表示操作装置13の外観を示して
ある。表示操作装置13は、スキャナ2の読み取り条件
またはプリンタ3の印刷条件を表示すると共にその設定
内容を変更できるようになっている。この表示操作装置
13は、表示操作用にLCD14およびこれに重なった
タッチパネル15を備えた表示操作パネル15Aと、印
刷の開始/中止や数値データ入力のためのキーボード1
6とが用意されている。キーボード16には、スキャナ
2やプリンタ3の設定条件を初期値に戻すオールクリア
ボタン13aと、設定条件による印刷を開始するための
スタートボタン13bと、設定条件や印刷動作を中止す
るストップボタン13cと、印刷枚数の入力等に使用す
るテンキー13dとが設けられている。また、表示操作
装置13には、エラー発生時に点灯するエラーランプ1
3e、印刷可能時に点灯するレディランプ13fおよび
電源が投入されている時に点灯するパワーランプ13g
が設けられており、管理装置10のステータスが確認で
きるようになっている。なお、表示操作パネル15Aに
は、後述するように、プリンタ3の印刷条件、スキャナ
3の読み取り条件など様々な画面が表示される。
【0021】図2に戻って、本例の管理装置10は、ス
キャナ2をSCSIケーブル等によって接続するための
スキャナコネクタ17と、プリンタ3をセントロケーブ
ル等で接続するためのプリンタコネクタ18と、さら
に、LAN5と10BASE−T等のケーブルを用いて
接続するためのネットワークコネクタ19とを有してい
る。これらのコネクタ17、18および19は、それぞ
れ、スキャナ制御部20、プリンタ制御部21およびネ
ットワーク制御部22を介してバス23に接続されてい
る。スキャナコネクタ17およびスキャナ制御部20を
備えたスキャナ接続部24は、スキャナ2から画像デー
タを取得可能であると共に当該スキャナ2に対し読み取
り条件を設定可能であり、プリンタコネクタ18および
プリンタ制御部21を備えたプリンタ接続部25は、プ
リンタ3に印刷データを送出可能であると共に当該プリ
ンタ3に対し印刷条件を設定可能である。また、ネット
ワークコネクタ19およびネットワーク制御部22を備
えたネットワーク接続部26は、LAN5に接続された
パソコン等の機器とデータを授受できるようになってい
る。これらの各接続部24、25および26は、これら
の間においてバス23に接続された制御ユニット27を
介してデータの交換が可能である。
【0022】また、本例の管理装置10は、操作表示装
置13のキーボード16を制御可能なキーボード制御部
28と、LCD14を制御可能なLCD制御部29と、
タッチパネル15を制御可能なタッチパネル制御部30
とを有しており、これらの制御部28、29および30
はバス23に接続されている。キーボード16、LCD
14およびタッチパネル15は、これらの制御部28、
29および30を介してバス23に接続された制御ユニ
ット27とデータの交換ができるようになっており、表
示操作パネル15Aの画面表示は制御ユニット27によ
って制御される。
【0023】制御ユニット27は、管理装置10の中央
処理装置であるCPU31と、CPU31などを動作さ
せるためのソフトウェアやデータを記憶したROM32
と、一時的な記録領域として使用されるRAM33とを
備えている。また、表示用などのキャラクタを生成する
キャラクタジェネレータ34と、スキャナ3から入力さ
れた画像データをプリンタ2で印刷するための印刷デー
タに変換したり、ネットワーク5を介してパソコン6で
処理可能な画像データに変換するなどの処理をハードウ
ェアを用いて行う画像処理部35を備えている。さら
に、本例の管理装置10は、ネットワーク5を介して入
力された印刷データを一時的に記憶したり、各ユーザ毎
に設定されたスキャナ3の設定パラメータの記憶領域と
なるハードディスク(HDD)36とHDD制御部37
を備えている。
【0024】図4には制御ユニット27によって表示操
作パネル15Aに表示される画面の種類を模式的に示し
てある。制御ユニット27は、プリンタ3やネットワー
クプリンタ7の印刷条件の主な設定項目が表示されるプ
リンタ基本画面41と、その印刷条件の設定項目毎の設
定内容を表示変更可能な複数のプリンタサブ画面100
と、スキャナ2やスキャナ機能を有する周辺機器9の読
み取り条件の主な設定項目が表示されるスキャナ基本画
面58と、その読み取り条件の設定項目毎の設定内容を
表示変更可能な複数のスキャナサブ画面200とに表示
操作パネル15Aの画面表示を変更できるようになって
いる。そして、管理装置10においては、プリンタ基本
画面41とスキャナ基本画面58を切り換えて表示でき
るのみならず、プリンタサブ画面100のいずれからも
スキャナ基本画面58に切り換えることができ、同様
に、スキャナサブ画面200のいずれからもプリンタ基
本画面41に切り換えることができる。このため、プリ
ンタ基本画面41、プリンタサブ画面100、スキャナ
基本画面58およびスキャナサブ画面200のいずれに
もプリンタ基本画面41またはスキャナ基本画面58の
選択可能な表示が含まれている。
【0025】以下では、表示操作パネル15Aに表示さ
れるプリンタ基本画面41、プリンサブ画面100、ス
キャナ基本画面58、スキャナサブ画面200を説明す
る。
【0026】[初期設定画面]本例の管理装置10は、
使用に先立ってTCP/IPアドレス、サブネットマス
ク設定、およびゲートウェイIPアドレスを登録する必
要があり、これらの登録は図5に示す初期設定画面40
で行われる。このために、表示操作パネル15Aの側方
にあるスタートボタン3bおよびストップボタン3cを
押下した状態で電源キーを押下し、この状態が2秒以上
経過すると表示操作パネル15Aに初期設定画面40が
表示されるようになっている。なお、本例の管理装置1
0においては、初期設定がされている場合には、電源を
投入するとプリンタモードがデフォルトとして立ち上が
り後述するプリンタ基本画面41が表示操作パネル15
Aにダイレクトに表示される。従って、この初期設定画
面40は、本例の管理装置10において通常表示される
画面ではなく、ユーザが一般的に利用する画面ではない
ので、プリンタあるいはスキャナのアイコンは表示され
ない。
【0027】初期設定画面40では、TCP/IPアド
レス、サブネットマスク設定、およびゲートウェイIP
アドレスのうち、どれかにタッチすることにより選択し
たものがグレー表示され、表示操作パネル15Aの側方
にあるテンキー13dの入力待ちの状態になる。テンキ
ー13dの”C”が入力されると、選択された項目のア
ドレス番号を全てクリアされ、カーソルは左端に移動し
て、テンキー入力の待ち状態になる。画面上の右矢印の
キー40aにタッチすると、カーソルは右に移動し、左
左矢印のキー40bにタッチするとカーソルは右に移動
する。そして、これらのアドレスの入力が終了すると、
OKキー40cにタッチすることにより設定した値を用
いてプリンタモードに移行し、表示操作パネル15Aに
はプリンタ基本画面41が表示される。
【0028】[プリンタ基本画面]図6に表示操作パネ
ル15Aのプリンタ基本画面41の例を示してある。こ
のプリンタ基本画面41には、その画面の左上に、表示
操作パネル15Aの画面表示をプリンタ基本画面41に
ダイレクトに切り換えるプリンタボタン41aが表示さ
れ、このボタン41aの右側に表示操作パネル15Aの
画面表示をスキャナ基本画面58にダイレクトに切り換
えるスキャナボタン41bが表示されている。プリンタ
モードにある場合にはプリンタボタン41aが反転表示
され、スキャナモードにある場合には、スキャナボタン
41bが反転表示されるようになっている。
【0029】また、画面の左側には倍率キー41c、サ
イズキー41d、紙種キー41e、出力先キー41fお
よびメモリキー41gのサブ画面を選択するキー群が縦
並びに表示され、画面の中央には、上記のそれぞれのキ
ーに対して横並びで、現在設定されている倍率、用紙サ
イズ、用紙種類、出力先のプリンタ、メモリ設定が表示
されている。画面の右には、コピー枚数を表示するエリ
ア41hが設けられ、このエリア41hの下には、コピ
ー色設定キー41i、原稿タイプ設定キー41j、およ
び画質設定キー41kと、サブ画面が選択される色彩設
定キー41lおよびステータスキー41mがこの順序で
縦並びに表示されている。
【0030】これらのボタンおよびキーの表示は、表示
された領域を指先等でタッチすると、そのボタンおよび
キーが選択されたことがタッチパネル15によって判断
できるようになっており、操作手段としての機能を備え
ている。このようなLCDパネル14とタッチパネル1
5の組み合わせを用いることにより、1つのパネルを多
種多様な操作のために兼用することができ、操作表示の
ためのスペースを大幅に削減することができる。
【0031】このプリンタ基本画面41が表示されてい
る状態で、テンキー13dを入力することによりコピー
枚数を設定でき、このコピー枚数はエリア41hに表示
される。印刷枚数の設定は、プリンタモードであれば以
下に説明するいずれの画面が表示されている場合でも常
時有効にできる。なお、テンキー”.”は未定義、テン
キー”C”はテンキー入力のクリアボタンである。
【0032】また、プリンタ基本画面41の印刷色設定
キー41iにタッチすると、図7(A)に示すように、
カラー印刷を表すアイコン表示42aと、モノクロ印刷
を表すアイコン表示42bがトグル式に変化する。ま
た、原稿タイプ設定キー41jにタッチすると、図7
(B)に示すように、写真を表すアイコン表示43a
と、文字・写真のアイコン表示43bがトグル式に変化
する。なお、本例では、黒文字と写真(カラーイメー
ジ)が含まれている原稿を文字・写真としている。文字
・写真である場合は、プリスキャンによるセグメンテー
ションの処理を行い、写真のみの原稿である場合には、
セグメンテーション処理は行わない。さらに、画質設定
キー41kにタッチすると、図7(C)に示すように、
高速を表すアイコン表示44aと、標準を表すアイコン
表示44bがトグル式に変化する。
【0033】さらに、プリンタ基本画面41が表示され
ている状態で、表示操作装置13に設けられているオー
ルクリアボタン13aを押すと、印刷枚数、倍率、用紙
サイズ、用紙種類、色彩調整等の各設定が以下に示すデ
フォルト値に設定される。 「印刷枚数」 :1枚 「倍率」 :100% 「用紙サイズ」 :プリンタカセットの情報に従う。 「用紙種類」 :プリンタカセットの情報に従う。 「コピーカラー」:カラー 「原稿タイプ」 :文字/写真 「画質調整」 :標準 「色彩調整」 :標準設定 また、スタートボタン13bを押すと、コピー動作が起
動され、指定されたプリンタ(プリンタ3あるいはネッ
トワークプリンタ7)による印刷が行われる。
【0034】コピー動作中には、図8に示すコピー処理
画面45が表示操作パネル15Aに表示される。コピー
動作中に、ストップボタン13cを押すと、コピー動作
が中止され、表示操作パネル15Aには”コピー中止処
理中”および”しばらくお待ち下さい”のコメントが表
示されるようになっている。本例では、スキャナから画
像データを取得している最中に、ストップボタン13c
が押されると、取得した画像データは廃棄される。ま
た、プリンタによって印刷されている最中に、ストップ
ボタン13cが押されると、途中までの印刷結果が出力
(ペーパーフィード)される。なお、プリンタサブ画面
100が表示操作パネル15Aに表示されている最中
に、ストップボタン13cが押されると、表示操作パネ
ル15Aの表示画面がダイレクトにプリンタ基本画面4
1に切り換わる。この時、プリンタサブ画面で設定され
た値は無効となり、前に設定されていた値が有効とな
る。
【0035】さらに、本例の管理装置10は、印刷中に
用紙なしやインクエンドが発生すると、図9(A)に示
すエラー表示画面70が表示操作パネル15Aに表示さ
れ、プリンタエラーをユーザに警告できるようになって
いる。このエラー表示画面70はプリンタのエラーが解
除された時点で自動的に解消され、表示操作パネル15
Aの画面は元のプリンタ基本画面41になる。
【0036】また、紙ジャムやフェータルエラー時に
は、図9(B)に示すエラー表示画面71が表示操作パ
ネル15Aに表示され、用紙なし等とは異なるプリンタ
エラーをユーザに警告できるようになっている。このエ
ラー表示画面71は、エラーを解除した後にユーザがス
トップボタン13cを押すことによって解消され、表示
操作パネル15Aの画面表示が元のプリンタ基本画面4
1に戻る。さらに、スキャナでエラーが発生した場合、
すなわち、フェータルエラー、紙ジャム、通信エラーが
発生した場合は、図9(C)に示すエラー表示画面72
が表示操作パネル15Aに表示される。このエラー表示
画面72は、表示操作装置13に設けられているストッ
プボタン13cを押すと解消され、表示操作パネル15
Aの画面表示がスキャナ基本画面58に戻る。また、ス
トップボタン13cを押すことにより、スキャナの読み
取り動作も中止される。
【0037】このようにプリンタ基本画面41が表示さ
れた状態で、プリンタを用いてコピーすることができ
る。さらに、プリンタ基本画面41においては、プリン
タの詳細な条件を設定するためにサブ画面を選択するキ
ー表示41c〜41g、41lおよび41mをタッチす
ると、それぞれのサブ画面が表示される。それぞれのサ
ブ画面ではできる限り他のサブ画面を選択するキー表示
が残された画面構成が採用されており、次々と設定項目
を選択しやすいようになっている。さらに、それぞれの
キー表示で選択されるサブ画面は、対応するキー表示を
タグとして連続した構成になっており、どのキー表示に
より選択されたサブ画面であるかが一目で分かるように
なっている。
【0038】プリンタ基本画面41に設けられている倍
率キー41c等にタッチすると、表示操作パネル15A
の表示が以下に説明するプリンタサブ画面100に切り
換わり、それぞれの設定項目毎の内容が表示される。
【0039】[プリンタサブ画面100] (固定倍率設定画面)図6のプリンタ基本画面41の倍
率キー41cにタッチすると、このキーの表示が反転
し、表示操作パネル15Aの表示がプリンタサブ画面1
00としての倍率設定画面に切り換わる。本例では、管
理装置10の現在の倍率設定状態により固定倍率設定画
面46、もしくは、任意倍率設定画面47になる。
【0040】図10に固定倍率設定画面46を例を示し
てある。倍率設定状態に応じて表示される固定倍率設定
画面46は、図6のプリンタ基本画面41の画面中央に
予め設定されている定型の固定倍率の一覧と、画面右側
に所定のキーとが表示されたものであり、画面上のその
他の領域は図6のプリンタ基本画面41と同一である。
すなわち、設定項目キーであるサイズキー41d、紙種
キー41e、出力先キー41fおよびメモリキー41g
と、プリンタボタン41aおよびスキャナボタン41b
は表示されたままであり、プリンタボタン41aは反転
表示されたままである。
【0041】本例の管理装置10においては、A4から
A3、B5からB4、A4からB4、B4からA3、B
5からA4、photoからA4、等倍、A3からB
4、A4からB5、B4からA4、A3からA4、B4
からB5の12通りの定型の固定倍率が選択可能であ
り、画面中央の再上部に現在設定されている倍率が表示
され、その下に4つの固定倍率が縦並びで表示されてい
る。画面右側には、上から下に向かって、上矢印キー4
6a、任意キー46b、固定キー46c、下矢印キー4
6d、およびOKキー46eがこの順序で表示され、ま
た、OKキー46eの左側にはキャンセルキー46fが
表示されている。
【0042】この固定倍率設定画面46において、上矢
印キー46aもしくは下矢印キー46dにタッチする
と、固定倍率の一覧を上下にスクロールさせることがで
きる。また、表示された固定倍率のいずれかにタッチす
ると、その部分が反転表示なり、この状態のままOKキ
ー46eにタッチすると、選択した固定倍率が有効とな
って図6のプリンタ基本画面41に戻る。この時のプリ
ンタ基本画面41の倍率表示は、固定倍率設定画面46
で選択した倍率が反映されたものとなる。また、別の設
定項目キー、すなわち、サイズキー41d、紙種キー4
1d、出力先キー41f、およびメモリキー41gにタ
ッチした場合も、選択した固定倍率が有効となって表示
操作パネル15Aの画面が図6のプリンタ基本画面41
に戻る。キャンセルキー46fにタッチすると、以前の
倍率情報のまま図6のプリンタ基本画面41に戻り、任
意キー46bにタッチすると、表示操作パネル15Aの
画面が図11に示す任意倍率設定画面47に切り換わ
る。
【0043】また、固定倍率設定画面46のプリンタボ
タン41aにタッチすると、OKキー46eと同様に、
選択した固定倍率が有効となって表示操作パネル15A
の画面が図6のプリンタ基本画面41に戻る。また、ス
キャナボタン41bにタッチすると、選択した固定倍率
が有効となって後述するスキャナ基本画面58にダイレ
クトに切り換わる。
【0044】なお、この固定倍率設定画面46で設定さ
れた倍率は、ガードタイマータイムアウト機能によって
所定の時間経過した後には、設定が無効となって100
%のデフォルト値に戻る。
【0045】(任意倍率設定画面)図11に示す任意倍
率設定画面47は、固定倍率設定画面46とほぼ同一の
画面であり、画面中央に固定倍率が表示されておらず、
画面中央の最上部に現在設定されている倍率のみが表示
される。この任意倍率設定画面47では、画面上の上矢
印キー46aもしくは下矢印46dにタッチすることに
より、設定する倍率を1%刻みで変化させることができ
る。固定キー46cにタッチすると、図10の固定倍率
設定画面46に戻すことができる。なお、その他のボタ
ンやキーにタッチした場合は、固定倍率設定画面46の
場合と同様の画面切替え等が行われる。また、この任意
倍率設定画面46で設定した倍率にも、固定倍率設定画
面46で設定した倍率と同様に、ガードタイマータイム
アウト機能が作用する。
【0046】(印刷出力用紙設定画面)図6のプリンタ
基本画面41のサイズキー41dにタッチすると、図1
2の印刷出力用紙設定画面48が表示操作パネル15A
に表示され、プリンタ3または7の用紙サイズを設定す
ることができる。この印刷出力用紙設定画面48は、固
定倍率設定画面46とほぼ同一の画面であり、画面中央
の一覧表示は省かれ、また、任意キー46bおよび固定
キー46cの表示が省かれている。本例の管理装置10
は、A3ノビ、A3、A4、A6、B4、B5、リーガ
ル、レター、はがき、往復はがきをサポートしている
が、これらの内、接続されている出力先として設定され
ているプリンタ3でサポートできるサイズの用紙が選択
の対象となる。なお、各ボタンやキーにタッチした場合
の処理や表示操作パネル15Aの画面切替えは、固定倍
率設定画面46の場合と同様である。また、この画面で
設定した用紙サイズにもガードタイマータイムアウト機
能が作用する。
【0047】(印刷出力用紙種類設定画面)図6のプリ
ンタ基本画面41の紙種キー41eにタッチすると、図
13に示す印刷出力用紙種類設定画面49が表示操作パ
ネル15Aに表示され、プリンタ3の用紙種類を設定す
ることができる。なお、この印刷出力用紙種類設定画面
49は、印刷出力用紙設定画面48とほぼ同一であり、
画面中央に用紙サイズに代わって用紙種類が一覧表示さ
れる。また、各ボタンやキーにタッチした場合の処理や
表示操作パネル15Aの画面切替えは、固定倍率設定画
面46の場合と同様であり、また、この画面で設定した
用紙種類にもガードタイマータイムアウト機能が作用す
る。本例の管理装置10では、専用光沢フィルム、専用
光沢紙、スーパーファイン、ファイン紙、普通紙、OH
Pをサポートしているが、これらの内、接続されている
プリンタ3まはた7でサポートできるサイズの用紙が選
択の対象となる。
【0048】図14に、上記と異なる印刷出力用紙設定
画面の例を示してある。管理装置10に接続されるプリ
ンタに複数の用紙カセットが装着されている場合には、
本例の管理装置10は、図6に示すプリンタ基本画面4
1のサイズキー41dおよび紙種キー41eの代わり
に、用紙種類キー41nという設定項目キーが用意さ
れ、このキーにタッチすることにより、表示操作パネル
15Aが図14に示す印刷出力用紙設定画面50に切り
換えられる。図14に示す印刷出力用紙設定画面50で
は、プリンタ3から読み取った現在の用紙サイズおよび
用紙種類が表示される。画面上のカセット1キー50a
もしくはカセット2キー50bにタッチすると、出力用
紙の選択を行うことができる。なお、この画面に用意さ
れているその他のボタンやキーにタッチした場合の処理
や表示操作パネル15Aの画面切替えは、固定倍率設定
画面46と場合と同様であり、この画面で設定した用紙
サイズおよび種類にもガードタイマータイムアウト機能
が作用する。
【0049】(印刷出力プリンタ選択画面)図6のプリ
ンタ基本画面41の出力先キー41fにタッチすると、
図15に示す印刷出力プリンタ選択画面51が表示操作
パネル15Aに表示され、管理装置10に直接に接続さ
れたプリンタ3またはコンピュータネットワーク5を介
して接続されたネットワークプリンタ7等の登録された
プリンタの中から出力先のプリンタを選択することがで
きる。この印刷出力プリンタ選択画面51は、印刷出力
用紙設定画面48とほぼ同一の画面であり、画面中央に
用紙種類に代わってプリンタ名が一覧表示される。
【0050】また、各ボタンやキーにタッチした場合の
処理や表示操作パネル15Aの画面切替えは、固定倍率
設定画面46と場合と同様であり、この画面で設定した
出力先プリンタにもガードタイマータイムアウト機能が
作用する。本例の管理装置10では、出力先のプリンタ
は装置に直接に接続されたプリンタ(ローカルプリン
タ)3を含めて最大9台まで登録することができる。プ
リンタの登録はクライアントのユーティリティー(ソフ
トパネル)により行い、プリンタ名(最大40文字)と
IPアドレスを設定する。また、選択されたプリンタ名
が1ラインで収まらない場合は、2秒間、2ラインを用
いて表示させ、2秒経過すると元の表示に復帰するよう
になっている。
【0051】(メモリ機能画面)図6のプリンタ基本画
面41のメモリキー41gにタッチすると、図16
(A)に示すメモリ機能画面52が表示操作パネル15
Aに表示され、メモリへの各種条件の登録、削除、表示
等を行うことができる。このメモリ機能画面52は、図
6のプリンタ基本画面41の画面中央に設定Aや設定B
等のメモリ番号の一覧が縦並びに表示され、画面右側お
よび下側に所定のキーが表示されてものであり、画面上
のその他の領域は図6のプリンタ基本画面41と同一で
ある。画面右側には、上から下に向かって、上矢印キー
46a、詳細キー52a、下矢印キー46d、および登
録キー52bがこの順序で表示され、また、登録キー5
2bの左側には戻るキー52cおよび削除キー52dが
表示されている。メモリ機能画面52の上矢印キー46
aおよび下矢印キー46bは、メモリ番号の一覧を上下
にスクロールさせるものであり、固定倍率設定画面46
と同一の機能を担う。
【0052】このメモリ機能画面52において、登録キ
ー52bにタッチすると、現在の印刷条件の設定を登録
することができ、削除キー52dにタッチすると、選択
されたメモリ番号の登録内容を削除することができる。
また、戻るキー52cにタッチすることにより、表示操
作パネル15Aの画面を図6のプリンタ基本画面41に
戻すことができる。
【0053】また、一覧表示の中から、所望のメモリ番
号を選択し、詳細キー52aにタッチすると、図16
(B)に示すメモリ情報詳細表示画面53が表示操作パ
ネル15Aに表示される。メモリ情報詳細表示画面53
には、その画面中央に選択したメモリ番号の設定内容、
例えば、枚数、倍率やサイズ等が表示され、画面下側に
前キー53a、次キー53b、戻るキー52bが横並び
で表示される。この画面上の戻るキー52bにタッチす
ると、図16(A)に示したメモリ機能画面52に戻
り、前キー53aにタッチすると、画面中央にメモリに
記録されている1つ前のメモリ情報が表示され、次キー
53bにタッチすると、画面中央にメモリに記録されて
いる1つ後のメモリ情報が表示される。なお、上矢印4
6aおよび下矢印46bにタッチすることにより、画面
中央に表示された設定内容を上下にスクロールさせるこ
とができる。
【0054】(印刷色彩調整選択画面)図6のプリンタ
基本画面41の色彩設定キー41lにタッチすると、図
17に示す印刷色彩調整設定画面54が表示操作パネル
15Aに表示される。この印刷色彩調整選択画面54
は、図6のプリンタ基本画面41の画面中央に濃度調整
キー54a、RGB調整キー54b、および彩度・色相
キー54cの3つの設定項目キーが表示された画面であ
り、画面上のその他の領域はプリンタ基本画面41と同
一である。濃度調整キー54aにタッチすると、表示操
作パネル15Aの画面が図18(A)に示す印刷濃度調
整画面55に切り換わり、印刷濃度の調整を行うことが
できるようになる。
【0055】本例の管理装置10は、この印刷濃度調整
画面55で明るさ、コントラスト、シャープネスを7段
階で調整することができる。印刷濃度調整画面55の明
るさの「+」キー55aをタッチすると、明るさのレベ
ルは1つ増加し、より明るい印刷ができ、「−」キー5
5bをタッチすると、明るさのレベルは1つ減少し、明
るさが抑制された印刷できる。また、コントラストの
「+」キー55cにタッチすると、コントラストのレベ
ルは1つ増加し、よりコントラストがかかる状態で印刷
ができ、「−」キー55dにタッチすると、コントラス
トのレベルが1つ減少し、コントラストを抑えた印刷が
可能となる。
【0056】さらに、シャープネスの「+」キー55e
にタッチすると、シャープネスのレベルが1つ増加し、
より輪郭強調された印刷ができ、「−」キー55fにタ
ッチすると、シャープネスのレベルが1つ減少し、輪郭
強調を抑えた印刷できる。明るさ、コントラスト、シャ
ープネスを調整した後に、OKキー46eにタッチする
と、調整した濃度調整を有効として図6のプリンタ基本
画面41に戻る。また、標準設定キー55gにタッチす
ると、明るさ、コントラスト、シャープネスの全てのレ
ベルが中央値に設定される。キャンセルキー46fにタ
ッチすると、以前の設定のまま図6のプリンタ基本画面
41に戻る。
【0057】図17に示す印刷色彩調整設定画面54の
RGB調整キー54bにタッチすると、表示操作パネル
15Aの画面が図18(B)に示す印刷RGB調整画面
56に切り換わり、RBG調整を行うことができるよう
になる。本例の管理装置10は、この印刷RGB調整画
面56でRバランス、Gバランス、Bバランスのそれぞ
れを7段階で調整することができる。
【0058】印刷RGB調整画面56のRバランスの
「+」キー56aにタッチすると、Rバランスのレベル
は1つ増加し、赤色が強調された印刷ができ、「−」キ
ー56bにタッチすると、赤色強調を抑えた印刷ができ
るようになる。また、Gバランスの「+」キー56cに
タッチすると、Gバランスのレベルは1つ増加し、緑色
が強調された印刷が可能となり、「−」キー56dにタ
ッチすると、緑色を抑えた印刷が可能となる。さらに、
Bバランスの「+」キー56eにタッチすると、青色が
強調された印刷が可能となり、「−」キー56fにタッ
チすると、青色を抑えた印刷が可能となる。RGBのそ
れぞれのバランスを調整した後に、OKー46eにタッ
チすると、調整したRGBのそれぞれのバランスの設定
が有効となり図6のプリンタ基本画面41に戻る。ま
た、画面上の標準設定キー56gにタッチすると、RG
Bの全てのレベルが中央値に設定される。なお、キャン
セルキー46fにタッチすることにより、以前の設定の
まま図6のプリンタ基本画面41に戻すことができる。
【0059】図17に示す印刷色彩調整選択画面54の
彩度・色相キー54cにタッチすると、表示操作パネル
15Aの画面が図18(C)に示す印刷彩度・色相調整
画面57に切り換わり、彩度・色相の調整を行うことが
できるようになる。本例の管理装置10は、この印刷彩
度・色相調整画面57で彩度、色相のぞれぞれを7段階
で調整することができる。
【0060】印刷彩度・色相調整画面57の彩度の
「+」キー57aにタッチすると、彩度のレベルは1つ
増加し、色みの強い印刷が可能となり、「−」キー57
bにタッチすると、明るさのレベルは1つ減少し、色み
がなくなり無彩色化していきグレーに近くなった印刷が
可能となる。また、色相の緑キー57cにタッチする
と、色相のレベルが1つ増加し、肌色が緑色に近づくよ
うに色環が回転された印刷が可能となり、色相の赤キー
57dにタッチすると、色相のレベルが1つ減少し、肌
色が赤色に近づくように色環が回転された印刷が可能と
なる。彩度および色相を調整した後に、OKキー46e
にタッチすると、調整した彩度および色相を有効として
図6のプリンタ基本画面41に戻る。また、画面上の標
準設定キー57eにタッチすると、彩度および色相のレ
ベルが中央値に設定され、キャンセルキー46fにタッ
チすると、以前の設定のまま図6のプリンタ基本画面4
1に戻る。
【0061】[スキャナ基本画面」図19に表示操作パ
ネル15Aに表示されるスキャナ基本画面58の例を示
してある。このスキャナ基本画面58には、プリンタ基
本画面41と同様に、その画面の左上の隅にプリンタボ
タン41aおよびスキャナボタン41bが表示されてい
る。このスキャナ基本画面58では、スキャナモードに
切り換わっているので、プリンタボタン41aの反転表
示が解除され、スキャナボタン41bが反転表示されて
いる。また、画面の左側には、図6のプリンタ基本画面
41のように5つの項目キーが縦並びで表示されてお
り、それぞれの項目キーは上から下に向かってユーザキ
ー58a、原稿キー58b、解像度キー58c、モード
キー58dおよびプリセットキー58eがこの順序で配
列されている。画面の中央には、上記のそれぞれのキー
に対して横並びで、現在設定されているユーザ、原稿サ
イズ、解像度、読み取りモード、プリセットが表示され
ている。また、画面の左下には、プリンタ基本画面58
と同様に、ステータスキー41mが表示されている。さ
らに、画面の左上には、給紙設定キー58fが表示され
ている。
【0062】スキャナにオプションでオートドキュメン
トフィーダ(ADF)が装着されている場合には、スキ
ャナへの給紙場所を原稿台またはADFのいずれかを選
択することができ、ADFを選択した場合には、紙面の
片面のみをスキャニングする(読み取る)のか、あるい
は紙面の両面をスキャニングするのかを選択することが
できる。スキャナ基本画面58の給紙設定キー58f
は、その選択のためのタッチキーであり、この給紙設定
キー58fにタッチすると、図20に示すように、原稿
台を表すアイコン表示59aと、ADF(片面)を表す
アイコン表示59bと、ADF(両面)を表すアイコン
表示59cがトグル式に変化し、スキャナの給紙場所を
選択することができる。
【0063】また、スキャナ基本画面が表示されている
状態で、表示操作装置13に設けられているオールクリ
アボタン13aを押すと、給紙、原稿、解像度、モード
の各設定が以下に示すデフォルト値に設定される。
【0064】 「給紙」 :原稿台またはADF片面 「原稿」 :A4縦 「解像度」 :240[dpi] 「モード」]:カラー(JPEG) また、スタートボタン13bを押すと、スキャン動作が
起動され、指定されたスキャナ(スキャナ2あるいはス
キャナ機能を備えた周辺機器9)によるイメージの読み
取りが行われる。スキャン動作中には、図21に示すス
キャン読み取り中画面60が表示される。スキャン動作
中に、ストップボタン13cを押すと、スキャン動作が
中止され、表示操作パネル15Aには、”スキャン中止
処理中”および”しばらくお待ちください”のコメント
が表示されるようになっている。本例では、スキャン入
力中およびデータ転送中であれば、読み込んだ画像デー
タは廃棄される。また、マルチスキャンの場合は既に読
み込み済みのページも含めて全て廃棄される。なお、ス
トップ処理が終了した時点あるいはスキャン動作が完了
した時点で自動的に図19のスキャナ基本画面58に復
帰する。
【0065】スキャナ基本画面58に設けられているユ
ーザキー58a等の項目キーにタッチすると、表示操作
パネル15Aの表示が以下に説明するスキャナサブ画面
200に切り換わり、それぞれの設定項目毎の表示内容
が表示される。
【0066】[スキャナサブ画面200] (ユーザ選択画面)図19のスキャナ基本画面58のユ
ーザキー58aにタッチすると、図22に示すユーザ選
択画面61が表示操作パネル15Aに表示される。な
お、ユーザ選択画面61の画面構成は、プリンタサブ画
面の一つである印刷出力プリンタ基本画面51とほぼ同
一であり、各設定項目キーがサイズキー41dや紙種キ
ー41e等に代わって図19のスキャナ基本画面58に
表示されている原稿キー58bや解像度キー58c等が
表示される。また、画面中央にプリンタ名に代わって予
め登録してある各ユーザ毎の設定パラメータがユーザ名
として一覧表示される。
【0067】ユーザ選択画面61では、一覧表示された
ユーザ名から所望のユーザ名を選択することにより、そ
のユーザのためのパラメータを設定することができる。
また、ユーザ選択画面61では、最大30名のユーザを
登録することができ、ユーザ名として最大15文字とさ
れている。ユーザ選択画面61のスキャナボタン41b
にタッチすると、OKキー46eと同様に、選択したユ
ーザ名が有効となって表示操作パネル15Aの画面が図
19のスキャナ基本画面58に戻る。また、プリンタボ
タン41aにタッチすると、選択したユーザ名が有効と
なって、プリンタモードに入り図7のプリンタ基本画面
41に切り換わる。なお、その他のボタンやキーは前述
した各プリンタサブ画面のものと同一の機能を果たす。
【0068】例えば、上矢印キーおよび下矢印キーは画
面中央に表示された一覧表示を上下にスクロールさせる
ためのものであり、OKキーは設定画面で選択した条件
を決定すると共に、表示操作パネル15Aの画面をユー
ザ選択画面61からから図19のスキャナ基本画面58
に切り換える機能を果たす。また、キャンセルキーは、
以前の設定のまま表示操作パネル15Aの画面の図19
のスキャナ基本画面58に切り換える機能を果たす。こ
のユーザ選択画面61で選択されたユーザ名に対しても
ガードタイマータイムアウト機能が作用する。
【0069】(原稿サイズ設定画面)図19のスキャナ
基本画面58の原稿キー58bにタッチすると、表示操
作パネル15Aの画面が図23に示す原稿サイズ設定画
面62に切り換わり、スキャナ2にセットする原稿サイ
ズを設定することができるようになる。なお、この原稿
サイズ設定画面62は、図12のプリンタサブ画面10
0の一つである印刷出力用紙設定画面48とほぼ同一の
画面構成となっており、各設定項目キーがサイズキー4
1dや紙種キー41e等に代わって図19のスキャナ基
本画面58に表示されている原稿キー58bや解像度キ
ー58c等が表示される。本例の管理措置10は、A3
+、A3、A4縦、A4横、B4、B5縦、B5横の7
種類の用紙サイズをサポートしている。
【0070】(スキャナ解像度設定画面)図19のスキ
ャナ基本画面58の解像度キー58bにタッチすると、
このキーの表示が反転し、表示操作パネル15Aの表示
がスキャナ解像度設定画面に切り換わる。本例では、プ
リンタの倍率を設定する場合のように、管理装置10の
現在の解像度設定状態により固定解像度設定画面63、
もしくは、任意解像度設定画面64になる。
【0071】(固定解像度設定画面)図24に固定解像
度設定画面63を示してある。この固定解像度設定画面
63は、図10のプリンタサブ画面100の一つである
固定倍率設定画面46とほぼ同一の画面構成となってお
り、各設定項目キーがサイズキー41dや紙種キー41
e等に代わって図19のスキャナ基本画面58に表示さ
れている原稿キー58bや解像度キー58c等が表示さ
れる。また、画面中央には倍率に代わって解像度が一覧
表示される。この固定倍率解像度設定画面63に設けら
れている各ボタンやキーの機能は固定倍率設定画面46
と同一である。本例の管理装置10では、この画面上
で、例えば、72、200、240、300、360、
600、720、800[dpi]の固定解像度の中か
ら所望の解像度を選択することができる。
【0072】(任意解像度設定画面)図25に示す任意
解像度設定画面64は、この任意解像度設定画面63
は、図11のプリンタサブ画面100の一つである任意
倍率設定画面47とほぼ同一の画面構成となっており、
各設定項目キーがサイズキー41dや紙種キー41e等
に代わって図19のスキャナ基本画面58に表示されて
いる原稿キー58bや解像度キー58c等が表示され
る。また、画面中央の最上部に倍率に代わって現在設定
されている解像度が表示される。画面上の上矢印キーも
しくは下矢印キーにタッチすることにより、解像度の設
定を50〜6400[dpi]の範囲で1[dpi]刻
みで変化させることができる。
【0073】(スキャナ読み取り色設定画面)図19の
スキャナ基本画面58のモード58dキーにタッチする
と、このキーが反転表示されて、表示操作パネル15A
に図26に示すスキャナ読み取り色設定画面65が表示
され、この画面上でスキャナ2の読み取り条件を設定す
ることができる。本例の管理装置10は、 カラー(36) :36bit カラー(JPEG):24bit(JPEG圧縮) カラー写真 :24bit グレイスケール :モノクロ8bit グレイ(圧縮) :モノクロ8bit(JPEG圧縮) 白黒線画 :モノクロ1bit(単純2値) 白黒OCR用 :モノクロ1bit(単純2値&TET) 白黒ハーフトーン :モノクロ1bit(誤差拡散&AAS) の8通りの読み取り色の中から所望の読み取り色を設定
することができる。なお、このスキャナ読み取り色設定
画面65の画面構成は、一覧表示される項目が読み取り
色の設定である点を除き、図13のプリンタサブ画面1
00の一つである印刷出力用紙種類設定画面49と同一
の構成であり、また、画面に設けられているボタンやキ
ーの機能も同一である。
【0074】(ユーザパラメータ選択画面)図19のス
キャナ基本画面58に設けられているプリセットキー5
8eにタッチすると、このキーの表示が反転表示され、
表示操作パネル15Aの表示が図27に示すユーザパラ
メータ選択画面66に切り換わる。このユーザ選択画面
66は、一覧表示される項目が、選択されたユーザが登
録したパラメータである点を除き、前述した各スキャナ
サブ画面、すなわち、固定解像度設定画面63やスキャ
ナ読み取り色設定画面65等の同一であり、画面上に設
けられているボタンやキーの機能についても同一であ
る。
【0075】(ステータス表示画面)本例の管理装置1
0においては、プリンタ基本画面41およびスキャナ基
本画面58にはステータスキー41mが設けられおり、
これらの画面41または58でステータスキー41mに
タッチすると、表示操作パネル15Aに図28に示すス
テータス表示画面67が表示されるようになっている。
【0076】すなわち、本例の管理装置10では、プリ
ンタ接続部25からプリンタのステータス情報を取得し
て、図28のステータス表示画面67を表示操作パネル
15Aに表示できるようになっており、この画面67に
はプリンタのインク残量がパーセンテージおよびグラム
(棒グラフ)で表示される。また、上矢印もしくは下矢
印にタッチすると、スキャナのステータス情報や、プリ
ンタの用紙残量がパーセンテージおよびグラフの両方で
表示された画面がスクロールされるようになっている。
このステータス画面67には、印刷キー67aが設けら
れており、画面上に表示されたステータス情報をプリン
トアウトすることができる。なお、本例の管理装置10
では、ステータス表示画面25は、プリンタサブ画面1
00およびスキャナサブ画面200の双方に含まれた形
態となっている。
【0077】[基本画面およびサブ画面を用いた処理概
要]以下では管理装置10の主な処理を上述した画面を
例に挙げながら簡単に説明する。図29および図30
に、本例の管理装置10の主な処理をフローチャートを
用いて示してある。
【0078】まず、ステップST1で表示操作パネル1
5の表示された画面、すなわち、プリンタ基本画面4
1、プリンタサブ画面100、スキャナ基本画面58、
またはスキャナサブ画面200上に表示された所定のボ
タンやキーがタッチされると、タッチパネル制御部30
から制御ユニット27にデータが入力され、ステップS
T2でその入力データに基づいて各画面に設けられてい
るプリンタボタン41aがタッチされたか否かが判断さ
れる。このステップST2において画面上のプリンタボ
タン41aがタッチされた場合には、ステップST3に
おいて、表示操作パネル15Aに現在表示されている画
面がプリンタ基本画面41であるか否かが判断される。
このステップST3において、プリンタ基本画面41が
表示されておらず、プリンタサブ画面100、スキャナ
基本画面58あるいはスキャナサブ画面200が表示さ
れている場合には、ステップST4で各画面における設
定を有効としてステップST5で表示操作パネル15A
にプリンタ基本画面41が強制的に表示される。
【0079】このような処理の例としては、表示操作パ
ネル15Aにスキャナサブ画面200として図24の固
定解像度設定画面63が表示され、この画面上でスキャ
ナの解像度を変更した後に、画面上に設けられているプ
リンタボタン41aにタッチすることにより、この画面
で変更した解像度の設定を有効として表示操作パネル1
5Aの画面を図6のプリンタ基本画面41に復帰させる
処理が挙げられる。
【0080】次に、タッチパネル15の入力があり、ス
テップST6でその入力がスキャナボタン41bにタッ
チされたものである場合には、ステップST7で表示操
作パネル15Aに現在表示されている画面がスキャナ基
本画面58であるか否かが判断される。このステップS
T7において、スキャナ基本画面58が表示されておら
ず、プリンタ基本画面41、プリンタサブ画面100あ
るいはスキャナサブ画面200が表示されている場合に
は、ステップST8で現在表示されている画面における
設定を有効として、ステップST9で表示操作パネル1
5Aにスキャナ基本画面58が強制的に表示される。こ
のような処理の例としては、表示操作パネル15Aにプ
リンタサブ画面として図10の固定倍率設定画面46が
表示され、この画面上でプリンタの倍率を変更した後
に、画面上に設けられているスキャナボタン41bにタ
ッチすることにより、この画面で変更した倍率の設定を
有効として表示操作パネル15Aの画面を図19のスキ
ャナ基本画面58に復帰させる処理が挙げられる。
【0081】次に、プリンタボタン41aまたはスキャ
ナボタン41bでないその他のボタンやキーがタッチさ
れた場合には、図30のフローチャートに示す処理が行
われる。まず、ステップST10において、現在、表示
操作パネル15Aに表示されている画面がプリンタサブ
画面100であるか否かが判断される。プリンタサブ画
面100が表示されている場合には、上述した判断処理
からプリンタボタン41aおよびスキャナボタン41b
がタッチされていないので、そのプリンタサブ画面10
0において何らかのキーがタッチされ、プリンタの印刷
倍率や用紙サイズ等の設定が行われていることになる。
このため、表示されているプリンタサブ画面100に応
じた設定処理300が行われる。表示操作パネル15A
にプリンタサブ画面100として固定倍率設定画面46
が表示されている場合には、プリンタの印刷倍率の設定
が行われ、その後にステップST1に戻って上述した処
理が繰り返される。
【0082】例えば、固定倍率設定画面46の画面中央
に表示されている一覧のうち、所望の固定倍率にタッチ
した後に、プリンタボタン41aにタッチすると、選択
した固定倍率が有効な設定となると共に表示操作パネル
15Aの画面はプリンタ基本画面41に戻る。一方、ス
キャナボタン41aにタッチにタッチすると、選択した
固定倍率が有効な設定となると共に表示操作パネル15
Aの画面はスキャナ基本画面58に切り換わる。
【0083】次に、ステップST11において、現在表
示されている画面がスキャナサブ画面200が表示され
ている場合には、上述した判断処理からプリンタボタン
41aおよびスキャナボタン41bがタッチされていな
いので、スキャナサブ画面200そのプリンタサブ画面
100において何らかのキーがタッチされ、スキャナの
解像度や給紙用紙等の設定が行われていることになる。
このため、表示されているスキャナサブ画面200に対
応した設定処理400が行われる。表示操作パネル15
Aにスキャナサブ画面200として固定解像度設定画面
63が表示されている場合には、スキャナの解像度の設
定が行われ、その後にステップST1に戻って上述した
処理が繰り返される。例えば、固定解像度設定画面63
の画面中央に表示されている固定解像度の一覧のうち、
所望の固定解像度にタッチした後に、プリンタボタン4
1aにタッチすると、選択した固定解像度が有効な設定
となると共に表示操作パネル15Aの画面がプリンタ基
本画面41に切り換わる。一方、スキャナボタン41b
にタッチすると、選択した固定解像度が有効な設定とな
ると共に表示操作パネル15Aの画面はスキャナ基本画
面58に戻る。
【0084】次に、ステップST11において、スキャ
ナサブ画面200が表示されていない場合は、ステップ
ST12においてプリンタ基本画面41およびスキャナ
基本画面58に表示されているステータスボタン41m
がタッチされたか否かが判断される。このステップST
12においてステータスボタン41mがタッチされた場
合にはステップST13で表示操作パネル15Aの画面
がステータス画面に切り換えられる。また、ステップS
T12においてステータスボタン41mがタッチされて
いない場合は、ステップST14でその他の処理が行わ
れる。このステップST14における処理は、例えば、
プリンタ基本画面41に表示されているコピー色設定キ
ー41iや原稿タイプ設定キー41j等のボタンをタッ
チすることにより、コピー色設定や原稿タイプの設定が
行われる処理が相当する。また、ステータス情報表示画
面67において印刷ボタン67aにタッチすることによ
り、ステータス情報をプリントアウトする処理もこのス
テップST14で行われる。
【0085】このように本例の管理装置では、表示操作
パネル15Aにプリンタ基本画面、プリンタサブ画面、
スキャナ基本画面およびスキャナサブ画面をそれぞれ独
立して表示できるようになっている。このため、小型の
表示パネル等の小さな画面を用いて多種多様なプリンタ
の印刷条件およびスキャナの読み取り条件を手間なく設
定できる。例えば、プリンタ基本画面41には印刷倍率
や出力用紙サイズ等の設定項目のみを設定しておき、プ
リンタサブ画面100で対応する設定項目の詳細内容を
設定するような階層的な表示方式を採用できる。従っ
て、プリンタ基本画面等の各画面に膨大な設定項目を1
度に表示しなくても良いので、小さい画面を用いながら
も、設定項目等の表示が見やすく操作性に優れた管理装
置を実現できる。
【0086】また、本例の管理装置10においては、プ
リンタ基本画面41、プリンタサブ画面100、スキャ
ナ基本画面58、スキャナサブ画面200のいずれに
も、プリンタ基本画面41を表示操作パネル15Aにダ
イレクトに表示させるためのプリンタボタン41aと、
スキャナ基本画面58を表示操作パネル15Aにダイレ
クトに表示させるためのスキャナボタン41bが設けら
れている。このため、上記のような階層表示を採用して
も、いずれの画面からも上記のボタン41aまたは41
bにタッチすることにより、表示操作パネル15Aの画
面を、プリンタ基本画面41またはスキャナ基本画面5
8に強制的に切り換えることができる。従って、所望の
画面を表示させるのに手間がかからず、操作性に優れて
いる。
【0087】例えば、スキャナに給紙される用紙サイズ
に合わせてプリンタの出力用紙サイズを変更する場合に
は、スキャナサブ画面200の原稿サイズ設定画面62
で横向きのA4と設定した直後にプリンタ基本画面41
に切り換え、プリンタサブ画面100の印刷出力用紙設
定画面48に移行して用紙サイズを横向きのA4と変更
することができる。このように、本例の管理装置10に
よれば、操作手順を少なくして操作性をより向上でき、
スキャナやプリンタの設定作業を容易に行うことができ
る。従って、ユーザが希望する性能を備えたスキャナや
プリンタを接続してそれらの設定を楽に行うことがで
き、フレキシブルなコピーシステムを構築するのに便利
である。また、コンピュータネットワークを介してスキ
ャナやプリンタが複数接続され、スキャナとプリンタと
の組み合わせが多岐にわたる場合でも、それらの組み合
わせについて楽に設定作業を行うことができ、汎用性に
優れている。
【0088】このように、本例の管理装置10によれ
ば、15あるいは17インチ等のディスプレイを用いる
必要もないでの、オフィス等の限られたスペースに手軽
に設置できるコンパクトで低価格な周辺機器管理装置を
実現でき、しかも、スキャナの読み取り条件およびプリ
ンタの印刷条件の設定の操作性に優れた周辺機器管理装
置を提供できる。
【0089】本例の管理装置10においては、インク残
量または用紙残量を含むプリンタのステータス情報を取
得し、このステータス情報のインク残量または用紙残量
をパーセンテージおよびグラフの両方で表示するステー
タス情報表示画面67が用意されている。このため、消
耗品であるインクや用紙の残量を表示操作パネル15A
を介して容易に把握することができる。しかも、それら
の残量がパーセンテージおよびグラフの両方で表示され
るので、視覚的に認識し易い。このため、印刷中にイン
クが無くなりかけて印刷されたイメージや文字がかすれ
たり、印刷中に用紙がなくなるなどの印刷時のエラー発
生を未然に防ぐことができる。さらに、ステータス情報
表示画面67には画面上のステータス情報を印刷するた
めの印刷ボタン67aが設けられているので、それらの
ステータス情報を印刷することができる。このため、例
えば、ステータス情報を印刷した用紙を装置の傍らにお
いておけば、異なるユーザが使用する場合にこのステー
タス情報を印刷した用紙に目を通すことにより、プリン
タのステータス情報を認識でき、上記の印刷時のエラー
の発生をより確実に防ぐことが可能となる。
【0090】なお、本例の管理装置10の制御方法は、
図29および図30に示した各処理を実行可能なソフト
ウェアで提供することがで、ROM32あるいはHDD
33等の記録媒体に記録しておき、適当な時にCPU3
1にロードして上記の処理を実行することができる。ま
た、このようなプログラムは、CD―ROMやフロッピ
ーディスク等の移動型の記録媒体を介してユーザに提供
できる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、プリンタ用の基本画面およびサブ画面、およびスキ
ャナ用の基本画面およびサブ画面を用意して、それらの
いずれの画面からでもプリンタ用の基本画面またはスキ
ャナ用の基本画面に移行できるようにしている。従っ
て、小型の表示パネル等の小さな画面を用いて多種多様
な条件を手間なく設定できる。例えば、プリンタ用の基
本画面に印刷時の倍率と出力用紙の2つの設定項目を設
けておき、これらの設定項目のうち倍率を選択してプリ
ンタのサブ画面として倍率の詳しい設定内容が画面表示
されるような階層的な表示方式を採用できる。このた
め、プリンタ用の基本画面やサブ画面等の1つの画面に
膨大な設定項目を1度に表示しなくても良いので、小さ
い画面を用いながらも、設定項目等の表示が見やすく操
作性に優れた周辺機器管理装置を実現できる。また、こ
のような階層表示を採用しても、プリンタ用の基本画面
およびサブ画面、およびスキャナ用の基本画面およびサ
ブ画面のいずれからもプリンタ用の基本画面またはスキ
ャナ用の基本画面にダイレクトに切り換えることができ
る。
【0092】従って、例えば、等倍の印刷(コピー)を
行いたい場合に、スキャナ用のサブ画面で用紙サイズを
横向きのA4と設定した直後にプリンタ用の基本画面に
切り換えて、プリンタ用のサブ画面に移行して用紙サイ
ズを横向きのA4と変更することができる。このため、
操作手順が少なく操作性に優れているので、スキャナや
プリンタの設定作業を容易に行うことができ、ユーザが
希望する性能を備えたスキャナやプリンタを接続してそ
れらの設定を楽に行うことができる。また、コンピュー
タネットワークを介してスキャナやプリンタが複数接続
され、スキャナとプリンタとの組み合わせが多岐にわた
る場合でも、それらの組み合わせについて設定作業を容
易に行うことができる。このように、本発明の周辺機器
管理装置およびその制御方法によれば、15あるいは1
7インチ等のCRTを用いる必要がなく、オフィス等の
限られたスペースに手軽に設置できるコンパクトで低価
格な周辺機器管理装置を実現でき、しかも、スキャナの
読み取り条件およびプリンタの印刷条件の設定の操作性
に優れた周辺機器管理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した周辺機器管理装置(管理装
置)を用いて構築したスキャナ・プリンタステーション
の外観形状を示す斜視図である。
【図2】本例の管理装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図2に示す管理装置の表示操作装置の外観を示
す図である。
【図4】表示操作パネルに表示可能な画面の種類を模式
的に示す図である。
【図5】表示操作パネルに表示される初期設定画面を示
す図である。
【図6】表示操作パネルに表示されるプリンタ基本画面
を示す図である。
【図7】図6のプリンタ基本画面に設けられてるアイコ
ン表示が切り換わる様子を示す図である。
【図8】コピー処理中に表示操作パネルに表示されるコ
ピー処理画面を示す図である。
【図9】各種エラー発生時に表示操作パネルに表示され
るエラー発生画面を示す図である。
【図10】表示操作パネルに表示される固定倍率設定画
面を示す図である。
【図11】表示操作パネルに表示される任意倍率設定画
面を示す図である。
【図12】表示操作パネルに表示される印刷出力用紙サ
イズ設定画面を示す図である。
【図13】表示操作パネルに表示される印刷出力用紙種
類設定画面を示す図である。
【図14】表示操作パネルに表示される出力用紙設定画
面を示す図である。
【図15】表示操作パネルに表示される印刷出力プリン
タ選択画面を示す図である。
【図16】(A)は表示操作パネルに表示されるメモリ
機能画面を示す図、(B)は表示操作パネルに表示され
るメモリ情報詳細表示画面を示す図である。
【図17】表示操作パネルに表示される印刷色彩調整選
択画面を示す図である。
【図18】(A)、(B)および(C)は、それぞれ、
表示操作パネルに表示される印刷濃度調整画面、印刷R
GB調整画面および印刷彩度・色相調整画面である。
【図19】表示操作パネルに表示されるスキャナ基本画
面を示す図である。
【図20】スキャナ基本画面に設けられているアイコン
表示が切り換わる様子を示す図である。
【図21】スキャニング中に表示操作パネルに表示され
るスキャン読み取り画面を示す図である。
【図22】表示操作パネルに表示されるユーザ選択画面
を示す図である。
【図23】表示操作パネルに表示される原稿サイズ設定
画面を示す図である。
【図24】表示操作パネルに表示される固定解像度設定
画面を示す図である。
【図25】表示操作パネルに表示される任意解像度設定
画面を示す図である。
【図26】表示操作パネルに表示されるスキャナ読み取
り色設定画面を示す図である。
【図27】表示操作パネルに表示されるユーザパラメー
タ選択画面を示す図である。
【図28】表示操作パネルに表示されるステータス情報
表示画面を示す図である。
【図29】本例の管理装置の制御の概略を示すフローチ
ャートである。
【図30】本例の管理装置のプリンタサブ画面およびス
キャナサブ画面における制御の概略を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1・・スキャナ・プリンタステーション 2・・スキャナ 3・・プリンタ 13・・表示操作装置 14・・LCD 15・・タッチパネル 15A・・表示操作パネル 16・・キーボード 24・・スキャナ接続部 25・・プリンタ接続部 41・・プリンタ基本画面 41a・・プリンタボタン 41b・・スキャナボタン 58・・スキャナ基本画面 67・・ステータス情報表示画面 67a・・印刷ボタン 100・・プリンタサブ画面 200・・スキャナサブ画面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタに印刷データを送出可能である
    と共に該プリンタに対し印刷条件を設定可能なプリンタ
    接続手段と、 スキャナから画像データを取得可能であると共に該スキ
    ャナに対し読み取り条件を設定可能なスキャナ接続手段
    と、 前記印刷条件または読み取り条件を表示すると共にその
    設定内容を変更可能な表示操作手段と、 この表示操作手段の画面表示を制御可能な制御手段とを
    有し、 この制御手段は、 前記印刷条件の主な設定項目が表示されるプリンタ用の
    基本画面と、 前記印刷条件の設定項目毎の設定内容を表示変更可能な
    少なくとも1つのプリンタ用のサブ画面と、 前記読み取り条件の主な設定項目が表示されるスキャナ
    用の基本画面と、 前記読み取り条件の設定項目毎の設定内容を表示可能な
    少なくとも1つのスキャナ用のサブ画面とに前記表示操
    作手段の画面表示を変更可能であり、前記プリンタ用の
    基本画面およびサブ画面、および前記スキャナ用の基本
    画面およびサブ画面のいずれにも前記プリンタ用の基本
    画面または前記スキャナ用の基本画面を選択可能な表示
    が含まれていることを特徴とする周辺機器管理装置。
  2. 【請求項2】 プリンタに対し印刷条件を設定可能なプ
    リンタ接続手段と、 スキャナに対し読み取り条件を設定可能なスキャナ接続
    手段と、 前記印刷条件または読み取り条件を表示すると共にその
    設定内容を変更可能な表示操作手段と、 この表示操作手段の画面表示を制御可能な制御手段とを
    有し、 この制御手段は、 前記印刷条件の主な設定項目が表示されるプリンタ用の
    基本画面と、 前記印刷条件の設定項目毎の設定内容を表示変更可能な
    少なくとも1つのプリンタ用のサブ画面と、 前記読み取り条件の主な設定項目が表示されるスキャナ
    用の基本画面と、 前記読み取り条件の設定項目毎の設定内容を表示変更可
    能な少なくとも1つのスキャナ用のサブ画面とに前記表
    示操作手段の画面表示を変更可能であり、 さらに、前記プリンタ用の基本画面およびサブ画面、お
    よび前記スキャナ用の基本画面およびサブ画面のいずれ
    が表示されている状態でも、前記プリンタ用の基本画面
    またはスキャナ用の基本画面を選択可能な操作手段を有
    することを特徴とする周辺機器管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記制御手
    段は前記プリンタ接続手段を介してインク残量または用
    紙残量を含む前記プリンタのステータス情報を取得可能
    であり、 前記プリンタ用のサブ画面の1つは、前記ステータス情
    報のインク残量または用紙残量をパーセンテージおよび
    グラフの両方で表示するステータス表示画面であること
    を特徴とする周辺機器管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ステータス表示
    画面に前記ステータス情報を印刷する操作表示が含まれ
    ていることを特徴とする周辺機器管理装置。
  5. 【請求項5】 プリンタに印刷データを送出可能である
    と共に該プリンタに対し印刷条件を設定可能であり、さ
    らに、スキャナから画像データを取得可能であると共に
    該スキャナに対し読み取り条件を設定可能な周辺機器管
    理装置の制御方法であって、 前記印刷条件または前記読み取り条件を表示すると共に
    その設定内容を表示変更可能な表示操作画面を、前記印
    刷条件の主な設定項目を含むプリンタ用の基本画面に切
    り換えるプリンタ基本入出力工程と、 前記印刷条件の設定項目毎に設定内容を表示変更可能な
    プリンタ用のサブ画面に前記表示操作画面を切り換える
    プリンタサブ入出力工程と、 前記読み取り条件の主な設定項目を含むスキャナ用の基
    本画面に前記表示操作画面を切り換えるスキャナ基本入
    出力工程と、 前記読み取り条件の設定項目毎に設定内容を表示変更可
    能なスキャナ用のサブ画面に前記表示操作画面に切り換
    えるスキャナサブ入出力工程と、 前記プリンタ基本入出力工程、プリンタサブ入出力工
    程、スキャナ基本入出力工程、スキャナサブ入出力工程
    のいずれからも前記プリンタ基本入出力工程またはスキ
    ャナ基本入出力工程に移行可能であることを特徴とする
    周辺機器管理装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記プリンタ用の基
    本画面およびサブ画面、および前記スキャナ用の基本画
    面およびサブ画面のいずれにも前記プリンタ用の基本画
    面またはスキャナ用の基本画面を選択可能な表示が含ま
    れていることを特徴とする周辺機器管理装置の制御方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、インク残量
    または用紙残量を含む前記プリンタのステータス情報を
    取得可能であり、 前記プリンタ用のサブ画面の1つは、前記ステータス情
    報のインク残量または用紙残量をパーセンテージおよび
    グラフの両方で表示するステータス表示画面であること
    を特徴とする周辺機器管理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記ステータス表示
    画面に前記ステータス情報を印刷する操作表示が含まれ
    ていることを特徴とする周辺管理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 プリンタに印刷データを送出可能である
    と共に該プリンタに対し印刷条件を設定可能であり、さ
    らに、スキャナから画像データを取得可能であると共に
    該スキャナに対し読み取り条件を設定可能な周辺機器管
    理装置の制御プログラムが記録されている記録媒体であ
    って、 前記制御プログラムは、前記印刷条件または前記読み取
    り条件を表示すると共にその設定内容を表示変更可能な
    表示操作画面を、前記印刷条件の主な設定項目を含むプ
    リンタ用の基本画面に切り換えるプリンタ基本入出力処
    理と、 前記印刷条件の設定項目毎に設定内容を表示変更可能な
    プリンタ用のサブ画面に前記表示操作画面を切り換える
    プリンタサブ入出力処理と、 前記読み取り条件の主な設定項目を含むスキャナ用の基
    本画面に前記表示操作画面を切り換えるスキャナ基本入
    出力処理と、 前記読み取り条件の設定項目毎の設定内容を表示変更可
    能なスキャナ用のサブ画面に前記表示操作画面を切り換
    えるスキャナサブ入出力処理と、 前記プリンタ基本入出力処理、プリンタサブ入出力処
    理、スキャナ基本入出力処理、スキャナサブ入出力処理
    のいずれからも前記プリンタ基本入出力処理またはスキ
    ャナ基本入出力処理に移行する処理が含まれていること
    を特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記プリンタ用の
    基本画面およびサブ画面、および前記スキャナ用の基本
    画面およびサブ画面のいずれにも前記プリンタ用の基本
    画面またはスキャナ用の基本画面を選択する表示が含ま
    れていることを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項9または10において、インク
    残量または用紙残量を含む前記プリンタのステータス情
    報を取得可能であり、 前記プリンタ用のサブ画面の1つは、前記ステータス情
    報のインク残量または用紙残量をパーセンテージおよび
    グラフの両方で表示するステータス表示画面であること
    を特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記ステータス
    表示画面に前記ステータス情報を印刷する操作表示が含
    まれていることを特徴とする記録媒体。
JP1060998A 1998-01-22 1998-01-22 周辺機器管理装置、その制御方法および記録媒体 Pending JPH11215283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1060998A JPH11215283A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 周辺機器管理装置、その制御方法および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1060998A JPH11215283A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 周辺機器管理装置、その制御方法および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11215283A true JPH11215283A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11754996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1060998A Pending JPH11215283A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 周辺機器管理装置、その制御方法および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11215283A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001061032A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Toshiba Tec Corp 画像処理装置
JP2005138575A (ja) * 2003-10-14 2005-06-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
US7173724B2 (en) 2001-02-02 2007-02-06 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming system having display sections with different formats
JP2008293495A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Toshiba Corp ドライバ装置、処理制御方法、処理制御プログラム
JP2009101710A (ja) * 2003-10-14 2009-05-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2009152818A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 画像処理情報を含む出力イメージの設定方法および該設定制御プログラム
JP2012084045A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Seiko Epson Corp 情報処理プログラム及び情報処理装置
JP2013153442A (ja) * 2013-02-01 2013-08-08 Brother Ind Ltd コピー装置及び複合機
US8736884B2 (en) 2011-10-24 2014-05-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processor and non-transitory storage medium storing program
JP2014203028A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 三菱電機株式会社 表示装置
US8891096B2 (en) 2011-12-26 2014-11-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and non-transitory storage medium storing program to be executed by the same
WO2017033858A1 (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 オリンパス株式会社 内視鏡システム

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001061032A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Toshiba Tec Corp 画像処理装置
US7173724B2 (en) 2001-02-02 2007-02-06 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming system having display sections with different formats
JP2005138575A (ja) * 2003-10-14 2005-06-02 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2009101710A (ja) * 2003-10-14 2009-05-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2008293495A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Toshiba Corp ドライバ装置、処理制御方法、処理制御プログラム
JP2009152818A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 画像処理情報を含む出力イメージの設定方法および該設定制御プログラム
US9021351B2 (en) 2007-12-20 2015-04-28 International Business Machines Corporation Method and apparatus for setting output image including image processing information and program for controlling the same
JP2012084045A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Seiko Epson Corp 情報処理プログラム及び情報処理装置
US8736884B2 (en) 2011-10-24 2014-05-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processor and non-transitory storage medium storing program
US8891096B2 (en) 2011-12-26 2014-11-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and non-transitory storage medium storing program to be executed by the same
US9462145B2 (en) 2011-12-26 2016-10-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus for selecting operations by scrolling a list of icons
US10019132B2 (en) 2011-12-26 2018-07-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus for selecting printing operations using a sliding operation for scrolling a list of icons
US10209862B2 (en) 2011-12-26 2019-02-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus for selecting printing operations using a sliding operation for scrolling a list of selection images
US10558324B2 (en) 2011-12-26 2020-02-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus for selecting image formation information using a drag operation on a display
JP2013153442A (ja) * 2013-02-01 2013-08-08 Brother Ind Ltd コピー装置及び複合機
JP2014203028A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 三菱電機株式会社 表示装置
WO2017033858A1 (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 オリンパス株式会社 内視鏡システム
JPWO2017033858A1 (ja) * 2015-08-27 2017-08-24 オリンパス株式会社 内視鏡システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8411290B2 (en) User interface apparatus, image processing apparatus, and computer program product
US8477393B2 (en) Image processing apparatus, computer program product, and preview image displaying method
US7062190B2 (en) Image forming apparatus, interface apparatus, control apparatus, image forming apparatus setting operation method, and control method
US8115968B2 (en) Image processing apparatus, computer program product, and preview image displaying method
US8086961B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus, and computer program product
US7685532B2 (en) Data input device, image processing device, data input method and computer readable recording medium on which data input program is recorded
US20080218776A1 (en) Image processing apparatus, computer program product, and preview image displaying method
US20060101344A1 (en) Image forming apparatus
JP4272015B2 (ja) ネットワークスキャナ装置及びこれを備えた複合機
JP3787434B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びに画像入力装置及びその制御方法
JPH11215283A (ja) 周辺機器管理装置、その制御方法および記録媒体
US20080278758A1 (en) Image processing system, computer program product, and image processing method
US6692167B2 (en) Multifunction apparatus and method for display apparatus for multifunction apparatus
JP2003303061A (ja) 画像形成システム
US5809301A (en) Networked information processing system having a process defining apparatus for transferring defined process information to a processing apparatus and for adding an identifier
JPH10190928A (ja) 記録装置及びその情報処理システム
JP2005004363A (ja) データ入力装置、画像処理装置およびデータ入力方法
JP2005074715A (ja) 画像形成装置
JP3601505B2 (ja) コピーシステム
JP2005074717A (ja) 画像形成装置
US20040100660A1 (en) Image reading apparatus
JP4764228B2 (ja) 画像形成装置の端末装置およびその制御方法
KR100582888B1 (ko) 정보 공유가 가능한 호스트 기기 및 주변기기, 그의문자정보 공유 방법 및 문자정보 공유 시스템
JP3767142B2 (ja) 複写機能付き通信端末装置
JP3741111B2 (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030318