JPH1121489A - インクジェットプリンタ用インク - Google Patents

インクジェットプリンタ用インク

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JPH1121489A
JPH1121489A JP17585997A JP17585997A JPH1121489A JP H1121489 A JPH1121489 A JP H1121489A JP 17585997 A JP17585997 A JP 17585997A JP 17585997 A JP17585997 A JP 17585997A JP H1121489 A JPH1121489 A JP H1121489A
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JP
Japan
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ink
resin particles
weight
fine resin
dye
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Application number
JP17585997A
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English (en)
Inventor
Shino Sakai
志野 境
Mitsuo Ozaki
光男 尾崎
Shigeharu Suzuki
重治 鈴木
Hiroo Ueda
裕男 上田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1121489A publication Critical patent/JPH1121489A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水系媒体と、水系媒体中に微分散せしめられ
た、色材にて着色された微小樹脂粒子とを含む、水系分
散体の形をしたインクジェットインクに関し、耐目詰ま
り性、噴射安定性、耐水性、そして耐光性に優れ、かつ
色鮮やかでにじみのない印字を行うことのできるインク
を提供することを目的とする。 【解決手段】 インクの粘度を20cp以下とするとと
もに、微小樹脂粒子の含有量を、インクの全量を基準に
して30重量%以下とし、かつ微小樹脂粒子と組み合わ
せて、湿潤剤を、樹脂粒子:湿潤剤の比(重量比)が
1:0.5〜1:2となるような量で存在せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクに関し、さら
に詳しく述べると、特にインクジェット記録において有
利に使用することのできる、水系分散体の形をしたイン
クジェットプリンタ用インクに関する。本発明のインク
ジェットプリンタ用インクは、インクの分散安定性に優
れ、よって、インクジェットプリンタにおいて、耐目詰
まり性及び噴射安定性に優れた印字が行え、色鮮やか
で、高耐水性及び高耐光性の画像を得ることができる。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサ、ファクシミリ装置、複写機などの電子機器
に内蔵、あるいは接続される印刷機として、インクジェ
ットプリンタが広く用いられている。インクジェットプ
リンタの代表的な印字の方式としては、インクを瞬間加
熱し、気化させて気泡を発生させ、その圧力で付属のノ
ズルよりインクの液滴を飛翔させるバブルジェット(B
J)方式や、圧電素子(ピエゾ素子)の変形を利用し、
その変形力でノズルよりインクの液滴を飛翔させるピエ
ゾ方式などがある。
【0003】インクジェットプリンタで用いられる印字
インク、すなわち、インクジェットインクには、良好な
記録を行うため、優れた特性を有することが求められて
いる。要求されている特性の典型は、例えば、粘度、表
面張力等の物性値が適正な範囲にあること、インクの分
散安定性が高く、よって、記録ヘッドの目詰まりを生じ
ることなく(耐目詰まり性に優れ)かつ優れた噴射安定
性のもとで印字が行えること、記録画像の濃度が十分に
高いこと、色鮮やかで耐光性、耐水性に優れた画像を与
えること、記録紙上でにじみを生じないこと、などであ
る。
【0004】ところで、従来常用のインクジェットイン
クは、基本的に染料と、水溶性有機溶剤と、水とから構
成されている染料水溶液である。この種の染料インク
は、ノズルから飛ばされたインクが記録紙に付着した
時、インクが記録紙上ににじむという問題を避けること
ができず、したがって、記録紙上のインクのドットはノ
ズルからのインク液滴の直径よりも大きくなってしまっ
たり、また、着色成分として使用する染料の性格のた
め、耐水性、耐光性に関して満足し得る記録物を得るこ
とができない。
【0005】上記したような染料インクの問題を解決す
るため、染料に代えて顔料を使用することが実行されて
いる。顔料インクの特徴としては、まず、得られる記録
物においてその耐水性及び耐光性が、染料インクの比べ
て格段に高いことが挙げられる。また、染料インクと比
較して、記録物の濃度が高く、にじみの発生も少ない。
【0006】さらに、染料及び顔料のいずれも着色成分
として使用可能なインクジェットプリンタ用インクも提
案されている。例えば、特開平7−97540号公報
は、染料又は顔料によって着色され、かつ特定のベンゾ
トリアゾール系の化合物、例えば2−(5−メチル−2
−ヒドロキシルフェニル)ベンゾトリアゾールなどを含
有し、20〜1000eq/tonの範囲でイオン性基
を含有するポリエステル粒子を分散質とする水分散体で
あることを特徴とするインクジェットプリンタ用インク
を開示している。この発明によると、耐光性を向上させ
るために特定のベンゾトリアゾール系の化合物を使用す
るとともに、高い画像濃度を得るという課題に対して、
染色が容易であるポリエステルを着色粒子として使用し
たので、記録紙上でのインクのにじみをなくし、かつ良
好な画像濃度及び耐光性を得ることが可能である。
【0007】しかし、上記したようなインクジェットプ
リンタ用インクでは、インク化に当たりポリエステル樹
脂の微小粒子を使用しているので、得られるインクの粘
度が上がりやすいという問題がある。また、目詰まり防
止のために湿潤剤、例えばエチレングリコール、グリセ
リン、各種多価アルコールなどを添加してもよいと教示
しているけれども、かかる湿潤剤を水分散体の0.1〜
10重量%の量で含ませた場合、インク粘度の大きな上
昇を引き起こすことが予想され、また、したがって、イ
ンクの分散安定性及び噴射安定性に大きく影響すること
が可能である。インク粘度の上昇を抑止するために湿潤
剤の含有量を下げることが考えられるけれども、これを
不用意に行った場合、ノズルが目詰まってしまい、印字
不能となってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、した
がって、上記したような従来技術の問題点を解決して、
耐目詰まり性、噴射安定性、耐水性、そして耐光性に優
れ、かつ色鮮やかでにじみのない印字を行うことのでき
るインクジェットプリンタ用インクを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水系媒
体と、該水系媒体中に微分散せしめられた、色材にて着
色された微小樹脂粒子とを含む、水系分散体の形をした
インクジェットプリンタ用インクであって、前記インク
の粘度を20cp以下とするとともに、前記微小樹脂粒
子の含有量を、インクの全量を基準にして30重量%以
下とし、かつ前記微小樹脂粒子と組み合わせて、湿潤剤
を、樹脂粒子:湿潤剤の比(重量比)が1:0.5〜
1:2となるような量で存在せしめたことを特徴とする
インクジェットプリンタ用インクが提供される。
【0010】本発明では、高い画像濃度を得るという課
題に対して、染色が容易である樹脂、特にポリエステル
樹脂を微小粒子の形で使用するということで対応してい
る。また、微小な着色ポリエステル樹脂粒子に代表され
るかかる微小樹脂粒子は、エマルジョンであるので、記
録紙上に付着したときのにじみが少なく、また、樹脂に
耐水性があるので、得られる記録物の耐水性も優れてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるインクジェットプリ
ンタ用インクは、以下に記載するように、いろいろな好
ましい実施形態で具現することができる。しかし、本発
明は、以下に記載の実施形態にのみ限定されるものでは
ないことを理解されたい。本発明によるインクジェット
プリンタ用インクは、水系分散体の形をしていて、水系
媒体と、該水系媒体中に微分散せしめられた、色材にて
着色された微小樹脂粒子とを含むものである。
【0012】水系媒体は、インクジェットインクの分野
で一般的に行われているように、水と水溶性有機溶剤と
から構成するのが好ましい。水系媒体の調製に有利に使
用される水溶性有機溶剤は、その一例を以下に列挙する
と、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコー
ル、iso−プロピルアルコール等の1価アルコール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール等の2価アルコール、グ
リセリン等の3価アルコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリブチレングリコール等のポリアルキレングリコ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル等の多価アルコールの低級ア
ルキルエーテルなどを包含する。これらの水溶性有機溶
剤のなかで、特に好適に使用することができる有機溶剤
は、ジエチレングリコール等の2価アルコールである。
これらの有機溶剤は、単独で使用してもよく、あるいは
混合して使用してもよい。また、かかる有機溶剤の使用
量は、水系媒体中に分散せしめられるべき微小樹脂粒子
の種類及び量やその他のファクタに応じて広く変更する
ことができるというものの、通常、水系媒体の全量を基
準にして1〜20重量%の範囲であるのが有利である。
【0013】水系媒体中には、以下に詳細に説明するよ
うに染料、顔料などの色材にて着色された、天然あるい
は合成の樹脂の微小粒子が微分散せしめられる。本発明
のインクジェットインクでは特に、微小樹脂粒子の含有
量を、インクの全量を基準にして30重量%以下とする
のが好ましい。これは、微小樹脂粒子の含有量が30重
量%を上回った場合、以下に示すように、残余が水であ
っても、粘度が20cpよりも大きくなることもあり、
また、20cpよりも粘度が小さい樹脂粒子の水分散体
でも、湿潤剤などを添加すると、その粘度が20cpを
越えてしまうからである。
【0014】 樹脂粒子分30重量%(シアン)+残余水 ……… 粘度25cp 樹脂粒子分33重量%(マゼンタ)+残余水 ……… 粘度18cp 樹脂粒子分33重量%(マゼンタ)+湿潤剤(グリセリン)5重量%+残余水 ……… 粘度26cp 色材にて着色せしめられた後に水系媒体中に分散せしめ
られるべき微小樹脂粒子は、上記したように天然あるい
は合成の樹脂の微小粒子であることができ、いろいろな
樹脂の使用可能性を包含している。かかる微小粒子の形
成に適当な樹脂は、しかし、すぐれた水分散性を発現さ
せることなどの観点から、イオン性基含有ポリエステル
樹脂、特に20〜1000eq/tonの範囲でイオン
性基を含有するポリエステル樹脂である。また、かかる
樹脂粒子の粒子径は1.0μm以下であることが好まし
い。
【0015】本発明の実施において微小樹脂粒子の形成
に有利に使用することのできるポリエステル樹脂は、高
分子化学の分野において一般的によく知られているよう
なポリエステル樹脂を包含し、その典型例は、多価カル
ボン酸類と多価アルコール類の反応生成物である。出発
物質として用いられる多価カルボン酸類としては、例え
ば、テレフタル酸、イソフタル酸、スルホテレフタル酸
などの芳香族ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸などの
芳香族オキシカルボン酸、コハク酸、アジピン酸などの
脂肪族ジカルボン酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽
和脂肪族カルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸など
の脂環族ジカルボン酸、さらにまた、トリメリット酸、
ピロメリット酸などの3価以上の多価カルボン酸を挙げ
ることができる。
【0016】また、多価アルコール類としては、例え
ば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリトリト
ールなどの脂肪族多価アルコール類、1,4−シクロヘ
キサンジオール、水素化ビスフェノールA、トリシクロ
デカンジオールなどの脂環族多価アルコール類、パラキ
シレングリコール、メタキシレングリコール、1,4−
フェニレングリコールなどの芳香族多価アルコール類、
その他を挙げることができる。
【0017】ポリエステル樹脂の形成は、常用の重合法
を使用して実施することができる。また、その際、必要
に応じて、上記した単量体成分の他、その他の単量体成
分を追加的に併用してもよい。ポリエステル樹脂中に導
入されるべきイオン性基は、特に限定されないというも
のの、好ましくは、スルホン酸アルカリ金属塩基又はス
ルホン酸アンモニウム塩基を有するモノ−又はジカルボ
ン酸、カルボン酸アルカリ金属塩基又はカルボン酸アン
モニウム塩基を有する単量体、硫酸基、燐酸基、ホスホ
ン酸基等の酸基単量体もしくはそのアンモニウム塩、金
属塩等のアニオン性基単量体、あるいはその第1アミン
基、第3アミン基等のカチオン性基単量体、その他であ
る。
【0018】イオン性基の導入もいろいろな手法に従っ
て実施することができる。例えば、カルボン酸アルカリ
金属塩基又はカルボン酸アンモニウム塩基を有する単量
体を用いてそのイオン性基をポリエステル樹脂中に導入
する場合には、ポリエステルの重合の最終段階で、トリ
メリット酸等の多価カルボン酸を重合系内に導入するこ
とにより、生成途中のポリマーの末端にカルボキシ基を
付加し、さらにこれをアンモニア、水酸化ナトリウム等
で中和することによりカルボン酸塩の基となす方法を使
用することができる。
【0019】本発明で用いられるイオン性基含有ポリエ
ステル樹脂において、イオン性基の含有量は、好ましく
は、20〜1000eq/tonの範囲である。イオン
性基の含有量が上記の下限を下回る場合には、満足し得
る程度の水分散性が得られないであろう。反対に上記の
上限を上回る場合には、イオン性基の含有量が増加した
にもかかわらず得られる効果に向上が期待できないであ
ろう。
【0020】上記したイオン性基含有ポリエステル樹脂
及びその他の樹脂の微小粒子は、色材にて着色せしめら
れた状態で使用される。樹脂の着色のための色材として
は、染料及び顔料のいずれも使用することができ、さも
なければ、必要に応じて、染料と顔料を混合して使用し
てもよい。本発明の実施において、特に、カラーの印字
を目的とするような場合には、色が鮮やかとなるので、
色材として染料を使用することが好ましい。染料を使用
する場合、所望とするインクの色調やその他のファクタ
に応じて、各種の商業的に入手可能な染料、例えば分散
染料、油溶性染料、建染め染料、ヴァット染料、塩基性
染料などのなかから適当な染料を選択して使用すること
ができる。本発明のインクのような水系分散体の特徴を
生かすためには、特に分散染料や油溶性染料を使用する
のが好ましい。これは、インクをカラーインクジェット
プリンタで使用する場合、色再現範囲が広く、かつ高耐
水性の印字が可能になるためである。適当な分散染料あ
るいは油溶性染料の一例を示すと、C.I.Dispe
rseYellow 198、C.I.Dispers
e Red 92、C.I.Disperse Vio
let 26、C.I.Disperse Blue6
0、C.I.Solvent Yellow 162、
C.I.Solvent Blue 25、C.I.S
olvent Blue 64、C.I.Solven
t Black 3、その他を挙げることができる。な
お、画像を色鮮やかにするためにかかる染料を使用した
場合には、場合によって耐光性が低下する恐れがあるけ
れども、そのような時には、樹脂中に紫外線吸収剤等を
添加することが推奨される。
【0021】色材としての染料及び以下に詳細に説明す
る顔料は、所望とする結果などに応じていろいろな量で
使用することができる。また、樹脂に対する染料等の色
材の比率が高ければ高いほど、インクが記録紙に付着し
た時の画像濃度が高くなるけれども、通常、微小樹脂粒
子の重量を基準にして2〜20重量%の量で色材を使用
するのが好ましい。色材の量が20重量%を超えると、
色材が遊離して、水系分散体の安定性が悪くなったり、
記録紙に付着した際の耐水性が著しく悪化する。また、
反対に色材の量が2重量%を下回ると、記録紙上の画像
濃度が不足し、良好な画質を得ることができない。
【0022】染料で微小樹脂粒子を着色するに当たって
は、いろいろな技法を使用することができ、その一例と
して、例えば、高温分散染色法を挙げることができる。
しかし、染料を樹脂に対して直接に練り込む方法は、加
熱により染料に対して悪い影響が及ぼされるなどの不都
合を考慮した場合、好ましい方法ではない。樹脂として
ポリエステル樹脂を使用し、それに対して高温分散染色
法で染料を含有せしめる場合には、本発明で使用される
ポリエステル樹脂はイオン性基の作用により水中にて良
好かつ安定な分散性を呈することができるので、樹脂の
粒子状態を維持したまま高濃度な染色が可能である。ま
た、別法によれば、ポリエステル樹脂を溶剤に溶解して
エマルジョンを調製する時、あわせて染料を添加して着
色を行ってもよい。
【0023】本発明によるインクジェットインクでは、
顔料を色材として使用して微小樹脂粒子を着色してもよ
い。例えば、黒色顔料を色材として使用して、得られた
顔料インクを黒インクとして使用することもできる。こ
のようなインクを使用すると、にじみのない高品位のモ
ノクロ黒記録を行うことができる。モノクロ黒記録にお
いて、インクを構成する水系分散体において有利に使用
することのできる黒色顔料は、カーボンブラックであ
る。カーボンブラックの特性は、一般的に、粒子径、表
面積、吸油量、揮発分、pH値などで決定され、また、し
たがって、本発明の実施において有利に使用することの
できるカーボンブラックも、それを特性的に規定する
と、30nm以下の一次粒径、200m2/g以下のBET
表面積、80ml/100g以下のDBP吸油量、2.0
%以上の揮発分及び7以下のpH値を有しているものであ
る。これは、使用するカーボンブラックの特性が上記し
た範囲を外れていると、水系分散体中で凝集が起こりや
すく、分散が不安定となるからである。
【0024】上記したようなカーボンブラックは、通
常、商業的に入手可能であり、また、その一例を示す
と、三菱化学社製のMA−7、MA−8及びMA−11
(商品名)、コロンビアンカーボン社製のRaven
1255、Raven 1250及びRaven 10
80 Ultra(商品名)、キャボット社製のMog
ul−L及びRegal 400R(商品名)、デグサ
社製のSpecial Black 550及びPri
ntex 150T(商品名)などを挙げることができ
る。これらのカーボンブラックも、単独で使用しても、
あるいは混合して使用してもよい。
【0025】本発明の顔料インクは、上記したような黒
インクに代えて、カラーインクとして使用してもよい。
カラーインクで使用する顔料は、所望とする色相などに
よっていろいろに変更することができる。使用可能な顔
料の一例を示すと、例えば、不溶性型アゾ系顔料、イソ
インドリノン系顔料、ベンゾイミダゾロン系顔料、縮合
アゾ系顔料などの黄色系顔料、不溶性型アゾ系顔料、キ
ナクリドン系顔料、ペリレン系顔料、ジオキサジン系顔
料などの赤色系顔料、フタロシアニン系顔料、インダス
レン系顔料などの青色系顔料を挙げることができる。
【0026】上記の説明から理解されるように、本発明
の微小着色樹脂粒子を調製するため、色材としての染料
又は顔料を樹脂中に含有せしめ、均一に分散させること
が必要である。この色材の分散には、この技術分野にお
いて通常用いられている各種の分散手段、例えば、ボー
ルミル、サンドミル、アトライタ、ロールミル、ビーズ
ミル、コロイドミル、超音波ホモジナイザ、高圧ホモジ
ナイザなどの商業的に入手可能な各種の分散機を使用す
ることができる。
【0027】上記したような着色樹脂の微小粒子は、本
発明のインクジェットインクおいて使用する場合、0.
1μm以下の平均粒子径を有していることが好ましい。
微小樹脂粒子の粒子径がことさら大きくなると、水系媒
体中に分散せしめた時に分散安定性が悪化し、所望とす
る水系分散体を得ることができないおそれがある。本発
明のインクジェットインクでは、上記したような微小樹
脂粒子と組み合わせて、湿潤剤を、樹脂粒子:湿潤剤の
比(重量比)が1:0.5〜1:2となるような量で存
在せしめることが好ましい。適当な湿潤剤としては、例
えば、グリセリンや、エチレングリコール、ジエチレン
グリコールなどの多価アルコールを挙げることかでき
る。これらの湿潤剤は、単独で使用してもよく、あるい
は2種類以上の湿潤剤を混合して使用してもよい。湿潤
剤は、その樹脂粒子との重量比が上記した範囲となるよ
うな量で使用することが好ましく、もしもその範囲を外
れた量で使用すると、満足し得る湿潤効果を得ることが
できないであろう。
【0028】本発明のインクジェットインクでは、さら
に、それをカラーインクとして使用する際に、記録紙上
での、隣接した色間におけるインクの流れ出し、いわゆ
るブリードを防止するため、ノニオン系又はアニオン系
界面活性剤を追加的に使用することが好ましく、そのよ
うな場合、界面活性剤は、インクの全量を基準にして
0.1〜10重量%の量で使用するのが好ましい。適当
なノニオン系界面活性剤としては、例えば、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ソルビタン、ソルビタン脂
肪酸エステルなどを挙げることができ、また、アニオン
系界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、硫酸ドデシルナトリウムなどを挙げ
ることができる。これらの界面活性剤は、単独で使用し
てもよく、あるいは2種類以上の界面活性剤を混合して
使用してもよい。界面活性剤は、上記した範囲となるよ
うな量で使用することが好ましく、もしもその範囲を外
れた量で使用すると、そのブリード防止の効果を得るこ
とができないであろう。
【0029】さらに、本発明のインクジェットインクで
は、その粘度が20cp以下であることが好ましい。イ
ンクの粘度が20cpを上回ると、インクジェットプリ
ンタのノズルの目詰まりを生じたり、ノズルから吐出さ
せる時に最良の状態でインク液滴を飛翔させることがで
きないであろう。以上、本発明の水系分散体を構成する
必須成分について説明したけれども、本発明のインクジ
ェットインクは、この技術分野において一般的に行われ
ているように、必要に応じて任意の添加剤を含有するこ
とができる。適当な添加剤の一例として、例えば、pH調
整剤あるいは緩衝剤、防錆剤、防腐剤、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、殺菌剤、防カビ剤、蒸発促進剤、浸透剤、
金属イオン封鎖キレート化剤などを挙げることができ
る。
【0030】本発明のインクジェットインクの調製は、
すなわち、微小着色樹脂粒子を水系媒体中に微分散せし
めた水系分散体を調製するプロセスは、微小着色樹脂粒
子とその他の必要な成分を予め混合して、得られた混合
物にさらに水を添加して混合する方法、すべてのインク
形成性成分を一緒に混合して加熱する方法などに従って
実施することができる。また、場合によって微小着色樹
脂粒子に加えて粗大着色樹脂粒子(粒子径が1μmより
も大)が存在するかもしくはその可能性がある場合、イ
ンク化の際に沈殿が生成するのを回避するため、例え
ば、調製した水系分散体をポアサイズ0.8μmのメン
ブレンフィルタで濾過及び蒸留して、所望とする粒子径
の微小着色樹脂粒子を所定の固形分濃度で含有する水分
散体を得ることが推奨される。
【0031】本発明の実施において、インクジェットイ
ンクを使用して記録が付与されるべき記録媒体は、特に
限定されないというものの、好ましくは記録紙である。
適当な記録紙の一例を示すと、その製造原料によって多
種多様であるけれども、乾式複写機等で広く用いられて
いるいわゆる「普通紙」、再生紙、インクジェット記録
用専用紙などを挙げることができる。
【0032】本発明によるインクは、特にインクジェッ
ト記録方式を利用した記録方法及びプリンタにおいて有
利に利用することができる。ここで、利用するインクジ
ェット記録方式の詳細は問題とならないというものの、
好ましくは、例えばピエゾ(圧電)方式、バブルジェッ
ト(BJ)方式などに基づくインクジェット記録方法及
びプリンタである。
【0033】本発明によれば、したがって、本発明のイ
ンクジェットインクを収容した容器を含んでなることを
特徴とするインクジェット記録用インクカートリッジ、
そして本発明のインクを収容した容器を含むインクカー
トリッジと、該インクカートリッジの容器からのインク
を所望の記録パターンに従って記録媒体上に適用する手
段とを含んでなることを特徴とするインクジェットプリ
ンタも提供される。
【0034】なお、参考までに記載すると、本発明の実
施において、特に着色ポリエステル樹脂の微小粒子の形
成は、例えば特開平4−296321号公報に記載の手
法に従って実施してもよく、また、かかる微小着色樹脂
粒子の水系媒体中における微分散とそれによるインクの
調製は、例えば特開平7−97540号公報(先に引用
した)及び特開平7−196965号公報に記載の手法
に従って実施してもよい。
【0035】
【実施例】引き続いて、本発明をその実施例についてさ
らに詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではないことを理解されたい。なお、
「部」は、特に断りのある場合を除いて「重量部」を表
す。例1 共重合ポリエステル樹脂(1)の調製:下記の出発物質
を用意した。
【0036】 ジメチルテレフタレート 290部 エチレングリコール 109部 ネオペンチルグリコール 180部 2−ジメチルアミノメチル,2−メチル−1,3−プロパンジオール 15部 テトラブトキシチタネート 0.2部 温度計及び攪拌機を装備したオートクレーブに上記の出
発物質を記載の量で装填し、エステル交換反応のため、
150〜220℃の温度で180分間にわたって加熱し
た。次いで、反応混合物を240℃まで加熱した後、オ
ートクレーブ内の圧力を徐々に低下させて30分後に1
0mmHgとし、この圧力の下で60分間にわたって反応を
継続した。引き続いて、オートクレーブを窒素ガスでパ
ージし、大気圧とした。分子量が3200でありかつイ
オン性基含有量が150eq/tonである共重合ポリ
エステル樹脂(1)が得られた。また、この共重合ポリ
エステル樹脂(1)は、そのNMR分析の結果、酸成分
として テレフタル酸 100.00モル% を含有し、かつグリコール成分として エチレングリコール 49.7モル% ネオペンチルグリコール 48.4モル% 2−ジメチルアミノメチル,2−メチル−1,3−プロパンジオール 1.9モル% を含有することが判明した。例2 共重合ポリエステル樹脂(2)の調製:下記の出発物質
を用意した。
【0037】 ジメチルテレフタレート 130部 ジメチルイソフタレート 56部 5ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル 6部 エチレングリコール 159部 ネオペンチルグリコール 268部 テトラブトキシチタネート 0.1部 温度計及び攪拌機を装備したオートクレーブに上記の出
発物質を記載の量で装填し、エステル交換反応のため、
180〜230℃の温度で120分間にわたって加熱し
た。次いで、反応混合物を240℃まで加熱した後、オ
ートクレーブ内の圧力を1〜10mmHgとし、この圧力の
下で60分間にわたって反応を継続した。引き続いて、
オートクレーブを窒素ガスでパージし、大気圧とした。
分子量が3200でありかつイオン性基含有量が150
eq/tonである共重合ポリエステル樹脂(2)が得
られた。例3 微小樹脂粒子(Y1)及び(Y2)の調製:前記例1及
び例2で調製した共重合ポリエステル樹脂(1)及び
(2)を使用して、本発明のインクジェットインクの調
製に使用する着色ポリエステル樹脂の微小粒子(微小樹
脂粒子)を調製した。
【0038】下記の成分: 共重合ポリエステル樹脂(1)又は(2) 100部 黄色染料(C.I. Solvent Yellow 162) 15部 メチルエチルケトン 175部 テトラヒドロフラン 175部 を入念に混合して溶解した。次いで、得られた溶液に6
00部の水を添加し、さらに混合を継続した。得られた
混合物をポアサイズ0.8μmのメンブレンフィルタで
濾過し、さらに蒸留した。固形分濃度40重量%の微小
樹脂粒子の水分散体が得られた。この水分散体中に微分
散せしめられている微小樹脂粒子は、約0.7μmの粒
子径を有する、黄色に着色したポリエステル樹脂の微小
粒子であった。なお、このようにして得られた微小樹脂
粒子は、以下、その原料ポリエステル樹脂及び染料の色
調に応じて、微小樹脂粒子(Y1)又は(Y2)と記す
ことにする。例4 その他の色調の微小樹脂粒子の調製:前記例3に記載の
手法を繰り返した。しかし、本例では、黄色以外の色調
の微小樹脂粒子を調製するため、色材として、黄色染料
(C.I. Solvent Yellow 162)に代えて下記の表に記載の
染料を同量で使用した。下記の表に略語で例示する微小
樹脂粒子が得られた。
【0039】 色材として使用した染料 得られた微小樹脂粒子 マゼンタ染料(C.I. Disperse Red 92) M1及びM2 シアン染料(C.I. Solvent Blue 64) C1及びC2 黒色染料(C.I. Solvent Black 3) B1及びB2 例5 インクジェットインクの調製:前記例3で調製した微小
樹脂粒子(Y1)の水分散体を使用して、本発明のイン
クジェットインクを調製した。
【0040】微小樹脂粒子(Y1)の水分散体を湿潤剤
としてのグリセリンと、水分散体中の樹脂粒子分とグリ
セリンの混合比(重量%)が下記の表に記載のようにな
るように混合条件を調整して混合し、インク化を行っ
た。得られたインク1〜10の粘度を測定したところ、
同じく下記の表に記載のような結果が得られた。 インク 樹脂粒子分/グリセリン 得られたインクの粘度 * 15重量%/5重量% 3cp 2 15重量%/10重量% 4cp 3 15重量%/20重量% 5cp 4 15重量%/30重量% 12cp 5* 15重量%/45重量% 22cp 6* 30重量%/5重量% 10cp 7* 30重量%/10重量% 12cp 8 30重量%/15重量% 15cp 9 30重量%/25重量% 20cp 10* 30重量%/30重量% 27cp インク番号* は、比較例である。例6 インクジェットインクの評価:前記例5で調製したイン
クジェットインク1〜10のそれぞれを下記の4項目に
関して記載のような評価基準に従って評価した。 (1)分散安定性 それぞれのインクジェットインクを、その調製後、室温
で3ヶ月間にわたって放置した。沈殿生成の有無を目視
により観察し、その観察結果に基づき分散安定性の良否
を判定した。
【0041】 〇…沈殿生成が確認されず ×…沈殿生成が確認された (2)粒子径 それぞれのインクジェットインク中に含まれる微小樹脂
粒子の平均粒子径をコールタ社製の粒径測定装置で測定
した。1.0μm以上の粒子径を有する粒子の有無を判
定した。
【0042】 〇…1.0μm以上の粒子径を有する粒子が確認されず ×…1.0μm以上の粒子径を有する粒子が確認された (3)目詰まり防止性 それぞれのインクジェットインクをインクカートリッジ
に入れ、インクジェットプリンタ(MJ−800C、エ
プソン社製)に搭載した。プリンタのノズルにインクを
充填した後、そのままの状態で常温で放置した。1ヶ月
間の放置が完了した後、バックアップによりプリンタが
復旧するか否かを調べ、その結果から目詰まり防止性の
良否を判定した。
【0043】 〇…バックアップにより復旧した ×…パックアップにより復旧せず (4)噴射安定性 それぞれのインクジェットインクをインクカートリッジ
に入れ、インクジェットプリンタ(MJ−800C、エ
プソン社製)に搭載した。電子写真複写機用の普通紙
(A4サイズ)を記録媒体として使用して、この記録媒
体に対して連続印字記録を行った。10枚の連続印字が
可能であるか否かを調べ、その結果から噴射安定性の良
否を判定した。
【0044】 〇…10枚以上の連続印字枚数が可能 ×…連続印字可能な枚数は10枚未満 上記した評価試験で得られた結果を次の第1表に示す。 第1表 インク 分散安定性 粒子径 耐目詰まり性 噴射安定性 * 〇 〇 × × 2 〇 〇 〇 〇 3 〇 〇 〇 〇 4 〇 〇 〇 〇 5* × × 〇 × 6* 〇 〇 × × 7* 〇 〇 × × 8 〇 〇 〇 〇 9 〇 〇 〇 〇 10* × × 〇 × 上記第1表に記載の評価結果から、インクの粘度が20
cpを超えた場合には、分散安定性が悪化し、沈殿が生
成したこと、湿潤剤としてのグリセリンの樹脂粒子分に
対する比率が0.5よりも小さくなった場合には、ノズ
ルの目詰まりを生じたこと、また、沈殿が生成したもの
や目詰まりを生じたものでは、インクジェットプリンタ
による印字においても不具合が生じ、印字不可となった
こと、が明らかである。
【0045】引き続いて、前記例3で調製した微小樹脂
粒子Y2ならびに前記例4で調製した微小樹脂粒子M
1、M2、C1、C2、B1及びB2のそれぞれを使用
して、前記例5と同様にしてインクジェットインクを調
製した。それぞれのインクの特性を上記と同様にして評
価したところ、本発明の範囲に含まれるインクは、いず
れも満足し得る結果を示した。また、本発明によるイン
クジェットインクを組み合わせて使用して連続カラー印
字を行ったところ、高品位のカラー記録を得ることがで
きた。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、インクの粘度を20cp以下とするとともに、微小
樹脂粒子の含有量を、インクの全量を基準にして30重
量%以下とし、かつ微小樹脂粒子と組み合わせて、湿潤
剤を、樹脂粒子:湿潤剤の比(重量比)が1:0.5〜
1:2となるような量で存在せしめたので、インクの分
散安定性を顕著に高めることができ、よって、インクジ
ェットプリンタにおいて、耐目詰まり性及び噴射安定性
に優れた印字を行うことができ、また、色鮮やかでにじ
みがなく、耐水性及び耐光性に優れた画像を得ることが
できる。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 重治 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 上田 裕男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水系媒体と、該水系媒体中に微分散せし
    められた、色材にて着色された微小樹脂粒子とを含む、
    水系分散体の形をしたインクジェットプリンタ用インク
    であって、 前記インクの粘度を20cp以下とするとともに、前記
    微小樹脂粒子の含有量を、インクの全量を基準にして3
    0重量%以下とし、かつ前記微小樹脂粒子と組み合わせ
    て、湿潤剤を、樹脂粒子:湿潤剤の比(重量比)が1:
    0.5〜1:2となるような量で存在せしめたことを特
    徴とするインクジェットプリンタ用インク。
  2. 【請求項2】 前記微小樹脂粒子が、20〜1000e
    q/tonの範囲でイオン性基を含有するポリエステル
    樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェットプリンタ用インク。
  3. 【請求項3】 前記微小樹脂粒子が1.0μm以下の粒
    子径を有していることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のインクジェットプリンタ用インク。
  4. 【請求項4】 前記色材が染料であることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェットプ
    リンタ用インク。
  5. 【請求項5】 前記染料が、前記微小樹脂粒子の重量を
    基準にして2〜20重量%の量で含まれることを特徴と
    する請求項4に記載のインクジェットプリンタ用イン
    ク。
  6. 【請求項6】 ノニオン系及び(又は)アニオン系界面
    活性剤をインクの全量を基準にして0.1〜10重量%
    の量で含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載のインクジェットプリンタ用インク。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004107481A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Sharp Corp インク組成物、これを用いる記録方法および記録画像、ならびにインクセットおよびインクヘッド
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JP2021075669A (ja) * 2019-11-13 2021-05-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット用インク及びインクジェット用インクの製造方法

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