JPH11213854A - バイパスブレーカー - Google Patents
バイパスブレーカーInfo
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- JPH11213854A JPH11213854A JP2776898A JP2776898A JPH11213854A JP H11213854 A JPH11213854 A JP H11213854A JP 2776898 A JP2776898 A JP 2776898A JP 2776898 A JP2776898 A JP 2776898A JP H11213854 A JPH11213854 A JP H11213854A
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- Japan
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- fuse
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋内の回路を切断することなく無停電状態で
ヒューズの交換作業ができると共に、原因の特定が容易
で作業時間の短縮化を図ることができるバイパスブレー
カーを提供するものである。 【解決手段】 ブレーカー3と、これに直列に接続した
貫通式の電流計4を本体ケース2内に収納し、ブレーカ
ー3の両端子12a、12bに接続された一対のリード線13
a、13bを本体ケース2から引出して、該リード線13
a、13bの引出された端部に、交換するヒューズ23の両
端の引込線22Aに接続する着脱式接続具16、16を取付け
たことを特徴とするものである。
ヒューズの交換作業ができると共に、原因の特定が容易
で作業時間の短縮化を図ることができるバイパスブレー
カーを提供するものである。 【解決手段】 ブレーカー3と、これに直列に接続した
貫通式の電流計4を本体ケース2内に収納し、ブレーカ
ー3の両端子12a、12bに接続された一対のリード線13
a、13bを本体ケース2から引出して、該リード線13
a、13bの引出された端部に、交換するヒューズ23の両
端の引込線22Aに接続する着脱式接続具16、16を取付け
たことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電柱から電源を屋内
に引込む引込線に取付けたヒューズの交換作業に使用す
るバイパスブレーカーの改良に関するものである。
に引込む引込線に取付けたヒューズの交換作業に使用す
るバイパスブレーカーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、低圧引込線の 200V化に伴い、単
相三線式( 100V/ 200V)が急激に増加している。こ
の引込線には電柱から屋内に引込む部分にヒューズが取
付けられている。一方、事業所や家庭で使用するエアコ
ンなどの大型電気製品の普及に伴い、また使用する電流
量も増加している。
相三線式( 100V/ 200V)が急激に増加している。こ
の引込線には電柱から屋内に引込む部分にヒューズが取
付けられている。一方、事業所や家庭で使用するエアコ
ンなどの大型電気製品の普及に伴い、また使用する電流
量も増加している。
【0003】このような状態の中で、一時的にエアコン
などの大型電気製品を同時に多数使用した場合や、電気
製品の故障による短絡、ヒューズの劣化など種々の要因
により負荷電流が増加して、引込線の電柱取出部に設け
たヒューズが切れることがある。このヒューズは三線式
の内、アース線を除く2本に取付けられているが、通常
は負荷電流のアンバランスによって一方のヒューズだけ
が切れ、他方のヒューズは切れずに正常に通電されてい
る状態となる。
などの大型電気製品を同時に多数使用した場合や、電気
製品の故障による短絡、ヒューズの劣化など種々の要因
により負荷電流が増加して、引込線の電柱取出部に設け
たヒューズが切れることがある。このヒューズは三線式
の内、アース線を除く2本に取付けられているが、通常
は負荷電流のアンバランスによって一方のヒューズだけ
が切れ、他方のヒューズは切れずに正常に通電されてい
る状態となる。
【0004】このように片相のヒューズだけが切れてお
り、健全相は正常に通電されているため事業所や店、ア
パートなどは半分の部屋に通電されて照明が点灯してい
る状態で完全な停電状態ではない。このようなヒューズ
切れ事故が発生した場合、ヒューズの交換作業を通電状
態のまま電柱の上で行なうと、アークが発生するため作
業者の安全上、極めて危険である。
り、健全相は正常に通電されているため事業所や店、ア
パートなどは半分の部屋に通電されて照明が点灯してい
る状態で完全な停電状態ではない。このようなヒューズ
切れ事故が発生した場合、ヒューズの交換作業を通電状
態のまま電柱の上で行なうと、アークが発生するため作
業者の安全上、極めて危険である。
【0005】このため電流を完全に遮断して無負荷状態
にして、ヒューズの交換作業を行なっているが、このた
めには使用者の承諾を得てから回路を遮断しなければな
らない。しかしながら前述のごとく健全相は正常に通電
され半分が点灯している状態であり、例えばアパートの
場合には半分の部屋は正常であるので、この部屋の住人
に作業のための停電を緊急に要請しなければならず、そ
の承諾を得るために1軒ずつ訪問して依頼するので、作
業に入るまでに多くの時間と労力がかかっていた。
にして、ヒューズの交換作業を行なっているが、このた
めには使用者の承諾を得てから回路を遮断しなければな
らない。しかしながら前述のごとく健全相は正常に通電
され半分が点灯している状態であり、例えばアパートの
場合には半分の部屋は正常であるので、この部屋の住人
に作業のための停電を緊急に要請しなければならず、そ
の承諾を得るために1軒ずつ訪問して依頼するので、作
業に入るまでに多くの時間と労力がかかっていた。
【0006】また無停電状態でヒューズの交換を行う場
合には、従来、ブレーカーの両端にリード線を取付け、
この端部に接続具を取付けたバイパスブレーカーが使用
されている。これは切れたヒューズの両端の引込線にバ
イパスブレーカーの接続端子を取付けて、バイパス状態
でヒューズの交換を行なうものであった。しかしながら
このブレーカーを取付けただけの工具では、ヒューズの
劣化や施工不良が原因の場合には有効であるが、短絡や
過負荷などの場合には再度ヒューズ切れしてしまうこと
があり応急的な対応しかできなかった。このため、ヒュ
ーズ切れの原因を発見して修理してからでないとヒュー
ズの交換を行うことができず、その原因調査にも多くの
手間がかかりヒューズの交換までに長い時間がかかって
いた。
合には、従来、ブレーカーの両端にリード線を取付け、
この端部に接続具を取付けたバイパスブレーカーが使用
されている。これは切れたヒューズの両端の引込線にバ
イパスブレーカーの接続端子を取付けて、バイパス状態
でヒューズの交換を行なうものであった。しかしながら
このブレーカーを取付けただけの工具では、ヒューズの
劣化や施工不良が原因の場合には有効であるが、短絡や
過負荷などの場合には再度ヒューズ切れしてしまうこと
があり応急的な対応しかできなかった。このため、ヒュ
ーズ切れの原因を発見して修理してからでないとヒュー
ズの交換を行うことができず、その原因調査にも多くの
手間がかかりヒューズの交換までに長い時間がかかって
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、屋内の回路を切断することなく無停電状態でヒュ
ーズの交換作業ができると共に、原因の特定が容易で作
業時間の短縮化を図ることができるバイパスブレーカー
を提供するものである。
去し、屋内の回路を切断することなく無停電状態でヒュ
ーズの交換作業ができると共に、原因の特定が容易で作
業時間の短縮化を図ることができるバイパスブレーカー
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
バイパスブレーカーは、ブレーカーと、これに直列に接
続した電流計を本体ケース内に収納し、ブレーカーの両
端子に接続された一対のリード線を本体ケースから引出
して、該リード線の引出された端部に、交換するヒュー
ズの両端の引込線に接続する着脱式接続具を取付けたこ
とを特徴とするものである。更に請求項2記載のバイパ
スブレーカーは、前記電流計が貫通式の電流計で形成さ
れていることを特徴とするものである。
バイパスブレーカーは、ブレーカーと、これに直列に接
続した電流計を本体ケース内に収納し、ブレーカーの両
端子に接続された一対のリード線を本体ケースから引出
して、該リード線の引出された端部に、交換するヒュー
ズの両端の引込線に接続する着脱式接続具を取付けたこ
とを特徴とするものである。更に請求項2記載のバイパ
スブレーカーは、前記電流計が貫通式の電流計で形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図5を参照して詳細に説明する。図において1は
バイパスブレーカーで、これは本体ケース2の内部にブ
レーカー3と、これに直列に接続した貫通式の電流計4
が設けられている。また本体ケース2の上面にはスイッ
チ5が設けられていると共にコーナーにハンドリングベ
ルト6が取付けられている。
ないし図5を参照して詳細に説明する。図において1は
バイパスブレーカーで、これは本体ケース2の内部にブ
レーカー3と、これに直列に接続した貫通式の電流計4
が設けられている。また本体ケース2の上面にはスイッ
チ5が設けられていると共にコーナーにハンドリングベ
ルト6が取付けられている。
【0010】また本体ケース2の内部構造の概略は図2
に示すように、ブレーカー3はコイル7の一端に開閉接
点8が設けられ、この開閉接点8の一方の可動側に回動
レバー9が設けられている。この回動レバー9の中間に
は前記コイル7の端部に近接して吸引鉄片10が取付けら
れ、上部がスイッチ11となっている。このブレーカー3
の両端子12a、12bには一対のリード線13a、13bが接
続され、リード線13aは、貫通式の電流計4のコイル15
を貫通して、本体ケース2から引出され、この引出され
たリード線13aの端部には図1に示すように着脱式接続
具16が取付けられている。
に示すように、ブレーカー3はコイル7の一端に開閉接
点8が設けられ、この開閉接点8の一方の可動側に回動
レバー9が設けられている。この回動レバー9の中間に
は前記コイル7の端部に近接して吸引鉄片10が取付けら
れ、上部がスイッチ11となっている。このブレーカー3
の両端子12a、12bには一対のリード線13a、13bが接
続され、リード線13aは、貫通式の電流計4のコイル15
を貫通して、本体ケース2から引出され、この引出され
たリード線13aの端部には図1に示すように着脱式接続
具16が取付けられている。
【0011】また端子12bに接続されて本体ケース2か
ら引出されたリード線13bの端部にも着脱式接続具16が
取付けられている。この着脱式接続具16は図3に示すよ
うに、鉄製のC形本体部17の背面にリード線13a、13b
の端部が接続され、C形本体部17の上面に締め付けノブ
18が内側に貫通して螺合し、この締め付けノブ18の下端
に押え板19が接続されている。また前記貫通式の電流計
4は図2に示すように、コイル15に接続してデジタル式
の表示部20が本体ケース2の上面に取付けられ、これは
電源スイッチ5をオンすることにより図示しない電池で
作動するようになっている。
ら引出されたリード線13bの端部にも着脱式接続具16が
取付けられている。この着脱式接続具16は図3に示すよ
うに、鉄製のC形本体部17の背面にリード線13a、13b
の端部が接続され、C形本体部17の上面に締め付けノブ
18が内側に貫通して螺合し、この締め付けノブ18の下端
に押え板19が接続されている。また前記貫通式の電流計
4は図2に示すように、コイル15に接続してデジタル式
の表示部20が本体ケース2の上面に取付けられ、これは
電源スイッチ5をオンすることにより図示しない電池で
作動するようになっている。
【0012】上記構成のバイパスブレーカー1は、停電
事故が発生した現場に携帯していき図4に示すように、
作業者が電柱21に昇って、電柱21から屋内に引き込まれ
る単相三線式の引込線22の2本の引込線22a、22bに取
付けられているヒューズ23、23を見てヒューズ切れして
いる方を確認する。次にヒューズ切れしている方の引込
線22aのヒューズ23の両側の被覆をカッターで剥して心
線を露出させ、この露出した心線部分を着脱式接続具1
6、16のC形本体部17に開口部から挿入して、締め付け
ノブ18を回転させ、この他端に取付けた押え板19で心線
を固定して電気的接続する。
事故が発生した現場に携帯していき図4に示すように、
作業者が電柱21に昇って、電柱21から屋内に引き込まれ
る単相三線式の引込線22の2本の引込線22a、22bに取
付けられているヒューズ23、23を見てヒューズ切れして
いる方を確認する。次にヒューズ切れしている方の引込
線22aのヒューズ23の両側の被覆をカッターで剥して心
線を露出させ、この露出した心線部分を着脱式接続具1
6、16のC形本体部17に開口部から挿入して、締め付け
ノブ18を回転させ、この他端に取付けた押え板19で心線
を固定して電気的接続する。
【0013】次に図5に示すように本体ケース2に取付
けたブレーカー3の開閉スイッチ11をオンにし、電源ス
イッチ5をオンして貫通式の電流計4のデジタル式の表
示部20に電流を表示させる。例えば使用者側の契約電流
が70Aで、ヒューズ23の溶断電流が 100A、ブレーカー
3の作動電流が 100Aとすると、デジタル式の表示部20
が30Aを表示している場合には、ヒューズ23の劣化と判
断される。
けたブレーカー3の開閉スイッチ11をオンにし、電源ス
イッチ5をオンして貫通式の電流計4のデジタル式の表
示部20に電流を表示させる。例えば使用者側の契約電流
が70Aで、ヒューズ23の溶断電流が 100A、ブレーカー
3の作動電流が 100Aとすると、デジタル式の表示部20
が30Aを表示している場合には、ヒューズ23の劣化と判
断される。
【0014】この場合には、図6に示すように切れたヒ
ューズ23を取外してから、図7に示すように新しいヒュ
ーズ23を取付ける。この後、ブレーカー3の開閉スイッ
チ11と、電流計4の電源スイッチ5をオフにしてから、
着脱式接続具16を引込線22aから取外して、露出してい
る心線に絶縁テープを巻いて作業を完了する。
ューズ23を取外してから、図7に示すように新しいヒュ
ーズ23を取付ける。この後、ブレーカー3の開閉スイッ
チ11と、電流計4の電源スイッチ5をオフにしてから、
着脱式接続具16を引込線22aから取外して、露出してい
る心線に絶縁テープを巻いて作業を完了する。
【0015】また電流計4のデジタル式の表示部20の電
流表示が大きく変動している時には、エアコンのコンプ
レッサーや浄化槽のモーターなど回転機器に不良があ
り、回転に伴って間欠的に短絡していると考えられるの
で、使用者側のコンプレッサーや浄化槽などを点検して
原因を調査し、原因となる電気機器を電源回路から遮断
してから、ヒューズ23の交換を行う。
流表示が大きく変動している時には、エアコンのコンプ
レッサーや浄化槽のモーターなど回転機器に不良があ
り、回転に伴って間欠的に短絡していると考えられるの
で、使用者側のコンプレッサーや浄化槽などを点検して
原因を調査し、原因となる電気機器を電源回路から遮断
してから、ヒューズ23の交換を行う。
【0016】また電流計4のデジタル式の表示部20の電
流表示が90A程度の大きな値である場合には、電気機器
を同時に多数使用して瞬間的に過負荷になったと判断さ
れる。この場合には、使用していた電気機器のスイッチ
切ってからヒューズ23の交換を行う。またこの場合に
は、使用電気機器に対する契約電流が少ないため、後
日、契約を変更して引込線や屋内配線の適正な電線径や
ブレーカー容量などの適正なものに交換する工事を実施
することができるので、再度のヒューズ切れ事故や、電
線の過剰電流焼損事故も防止することもできる。
流表示が90A程度の大きな値である場合には、電気機器
を同時に多数使用して瞬間的に過負荷になったと判断さ
れる。この場合には、使用していた電気機器のスイッチ
切ってからヒューズ23の交換を行う。またこの場合に
は、使用電気機器に対する契約電流が少ないため、後
日、契約を変更して引込線や屋内配線の適正な電線径や
ブレーカー容量などの適正なものに交換する工事を実施
することができるので、再度のヒューズ切れ事故や、電
線の過剰電流焼損事故も防止することもできる。
【0017】またバイパスブレーカー1の開閉スイッチ
11を入れると同時にブレーカー3が切れたような場合に
は、電気機器を同時に多数使用して過負荷になった場合
と、屋内配線や機器内の配線が絶縁不良により完全に短
絡している場合が考えられる。この場合には絶縁被覆が
燃えて煙や臭気が発生するので原因となる機器などを点
検することにより原因の特定が容易に行なえる。
11を入れると同時にブレーカー3が切れたような場合に
は、電気機器を同時に多数使用して過負荷になった場合
と、屋内配線や機器内の配線が絶縁不良により完全に短
絡している場合が考えられる。この場合には絶縁被覆が
燃えて煙や臭気が発生するので原因となる機器などを点
検することにより原因の特定が容易に行なえる。
【0018】図8は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、リード線13a、13bの端部に取付けた着脱式接続具
16が、ワニ口式のグリップ24で形成されこの外側を囲む
ようにラッパ状の絶縁カバー25を取付けたものであり、
これは引込線22aの露出した心線部分にワニ口式のグリ
ップ24をワンタッチで取付けることができる。
で、リード線13a、13bの端部に取付けた着脱式接続具
16が、ワニ口式のグリップ24で形成されこの外側を囲む
ようにラッパ状の絶縁カバー25を取付けたものであり、
これは引込線22aの露出した心線部分にワニ口式のグリ
ップ24をワンタッチで取付けることができる。
【0019】なお上記説明では電流計4として小形で軽
量である貫通式のものを使用した場合について示したが
他の方式の電流計を用いても良い。また電流計4の表示
部20としてデジタル式の場合について示したが、指針が
振れるアナログ式のものでも良い。また着脱式接続具16
は上記構造に限らず引込線22aの心線と接続できれば他
の構造でも良い。
量である貫通式のものを使用した場合について示したが
他の方式の電流計を用いても良い。また電流計4の表示
部20としてデジタル式の場合について示したが、指針が
振れるアナログ式のものでも良い。また着脱式接続具16
は上記構造に限らず引込線22aの心線と接続できれば他
の構造でも良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るバイパス
ブレーカーによれば、ブレーカーを内蔵しているので、
これをオフにした無通電状態でヒューズの両側にバイパ
スケーブルを取付けることができるので負荷電流による
アークの発生がなく電柱上での作業を安全に行なうこと
ができると共に、無停電状態でヒューズの交換作業がで
きるので半分が正常に通電しているアパートなどの場合
には、停電を要請する必要がなく作業に入るまでに時間
と労力を大幅に低減させることができる。
ブレーカーによれば、ブレーカーを内蔵しているので、
これをオフにした無通電状態でヒューズの両側にバイパ
スケーブルを取付けることができるので負荷電流による
アークの発生がなく電柱上での作業を安全に行なうこと
ができると共に、無停電状態でヒューズの交換作業がで
きるので半分が正常に通電しているアパートなどの場合
には、停電を要請する必要がなく作業に入るまでに時間
と労力を大幅に低減させることができる。
【0021】また電流計を内蔵しているので、電流計の
表示を見ることによりヒューズ切れの原因の大部分が判
定できるので、原因個所の特定が容易で作業時間を大幅
に短縮でき使用側の客先の停電時間を短縮することがで
きる。更に引込線や屋内配線の適正な電線径やブレーカ
ー容量などの適正な値も確認することができるので、電
線の過剰電流焼損事故の防止にも効果的であるなど、顕
著な効果を有するものである。
表示を見ることによりヒューズ切れの原因の大部分が判
定できるので、原因個所の特定が容易で作業時間を大幅
に短縮でき使用側の客先の停電時間を短縮することがで
きる。更に引込線や屋内配線の適正な電線径やブレーカ
ー容量などの適正な値も確認することができるので、電
線の過剰電流焼損事故の防止にも効果的であるなど、顕
著な効果を有するものである。
【図1】本発明の実施の一形態によるバイパスブレーカ
ーの斜視図である。
ーの斜視図である。
【図2】図1に示すバイパスブレーカーの内部構成の概
略を示す断面図である。
略を示す断面図である。
【図3】図1に示すバイパスブレーカーの着脱式接続具
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図4】本発明のバイパスブレーカーを引込線に取付け
た状態を示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
【図5】図4に示すバイパスブレーカーのスイッチをオ
ンした状態を示す平面図である。
ンした状態を示す平面図である。
【図6】図5に示すヒューズを取外した状態を示す平面
図である。
図である。
【図7】新しいヒューズを取付けた状態を示す平面図で
ある。
ある。
【図8】本発明の他の実施形態によるバイパスブレーカ
ーの平面図である。
ーの平面図である。
1 バイパスブレーカー 2 本体ケース 3 ブレーカー 4 貫通式の電流計 5 電源スイッチ 6 ハンドリングベルト 9 回動レバー 11 開閉スイッチ 12a 端子 13a リード線 16 着脱式接続具 17 C形本体部 18 締め付けノブ 20 デジタル式の表示部 21 電柱 22a 引込線 23 ヒューズ 24 ワニ口式のグリップ
Claims (2)
- 【請求項1】 ブレーカーと、これに直列に接続した電
流計を本体ケース内に収納し、ブレーカーの両端子に接
続された一対のリード線を本体ケースから引出して、該
リード線の引出された端部に、交換するヒューズの両端
の引込線に接続する着脱式接続具を取付けたことを特徴
とするバイパスブレーカー。 - 【請求項2】 電流計が貫通式の電流計で形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載のバイパスブレーカ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2776898A JPH11213854A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | バイパスブレーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2776898A JPH11213854A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | バイパスブレーカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11213854A true JPH11213854A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=12230176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2776898A Pending JPH11213854A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | バイパスブレーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11213854A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010011548A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 配電装置 |
JP2014082161A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ジャンパー線 |
EP3078091A1 (en) * | 2013-12-07 | 2016-10-12 | EAE Elektrik Asansör Endüstrisi Insaat Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketi | An outlet box having bridging module |
JP2020057536A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 開閉器、及び開閉器の試験方法 |
JP2020077501A (ja) * | 2018-11-06 | 2020-05-21 | 北海道電力株式会社 | バイパスケーブル及び電線ヒューズの取替方法 |
KR20210039852A (ko) * | 2019-10-02 | 2021-04-12 | 한국전력공사 | 무정전 교체용 바이패스 케이블 연결 장치 |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP2776898A patent/JPH11213854A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010011548A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 配電装置 |
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EP3078091A1 (en) * | 2013-12-07 | 2016-10-12 | EAE Elektrik Asansör Endüstrisi Insaat Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketi | An outlet box having bridging module |
EP3078091B1 (en) * | 2013-12-07 | 2017-06-21 | EAE Elektrik Asansör Endüstrisi Insaat Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketi | An outlet box having bridging module |
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