JPH11213119A - 複合型icカード - Google Patents
複合型icカードInfo
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- JPH11213119A JPH11213119A JP1134398A JP1134398A JPH11213119A JP H11213119 A JPH11213119 A JP H11213119A JP 1134398 A JP1134398 A JP 1134398A JP 1134398 A JP1134398 A JP 1134398A JP H11213119 A JPH11213119 A JP H11213119A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/303—Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
- H05K3/305—Affixing by adhesive
-
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、接続端子同志の接続とカード基材と
の固定部分をICモジュールの底面のみで行うことによ
り、曲げやねじれに対する接続部分の剥がれを防止でき
ると共に、ICチップに対する点圧に対する保護も兼ね
たモジュール接続端子形状とした複合型ICカードを提
供する。 【解決手段】接触型のICモジュールと、先端に接続端
子を有するアンテナコイルを埋設し、該アンテナコイル
接続端子を埋設孔に露出させた通信用ICモジュールの
埋設孔底面に、前記ICモジュールを固着してなる複合
型ICカードにおいて、前記接触型ICモジュールの樹
脂モールド部の短辺側両側壁から底部にかけて金属薄板
による接続端子を設け、該ICモジュール接続端子底面
とアンテナコイル接続端子とを導電性接着剤により接続
し、かつ非導電性接着剤によりICモジュール底面と埋
設孔底面とを固着させたことを特徴とする複合型ICカ
ードである。
の固定部分をICモジュールの底面のみで行うことによ
り、曲げやねじれに対する接続部分の剥がれを防止でき
ると共に、ICチップに対する点圧に対する保護も兼ね
たモジュール接続端子形状とした複合型ICカードを提
供する。 【解決手段】接触型のICモジュールと、先端に接続端
子を有するアンテナコイルを埋設し、該アンテナコイル
接続端子を埋設孔に露出させた通信用ICモジュールの
埋設孔底面に、前記ICモジュールを固着してなる複合
型ICカードにおいて、前記接触型ICモジュールの樹
脂モールド部の短辺側両側壁から底部にかけて金属薄板
による接続端子を設け、該ICモジュール接続端子底面
とアンテナコイル接続端子とを導電性接着剤により接続
し、かつ非導電性接着剤によりICモジュール底面と埋
設孔底面とを固着させたことを特徴とする複合型ICカ
ードである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送機関システム
における料金支払い、銀行取引、電話による通信等に使
用される複合型ICカードに関し、詳しくは、接触式用
のICチップを有するICモジュールと非接触式用のア
ンテナコイルが予め埋設された通信用ICモジュールを
備えた複合型ICカードに関するものである。
における料金支払い、銀行取引、電話による通信等に使
用される複合型ICカードに関し、詳しくは、接触式用
のICチップを有するICモジュールと非接触式用のア
ンテナコイルが予め埋設された通信用ICモジュールを
備えた複合型ICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、クレジットカード、IDカー
ド、キャッシュカード等の分野においては、磁気カード
に代わるカードとして、カード素材にマイクロプロセッ
サやRAM、ROM等の半導体メモリを含むICモジュ
ールを搭載してなる所謂ICカードが、情報記録容量が
非常に大きいこと、高セキュリティ性を有することから
開発されている。これらのICカードは、読み取りを接
触式で行うタイプと、非接触式で行うタイプに大別され
る。接触式タイプは、カード表面に露呈された外部端子
に直接リーダー側端子を接触、接続して電源供給および
情報通信を行うもので、現在のICカードのタイプとし
ては殆どがこの範疇に入る。
ド、キャッシュカード等の分野においては、磁気カード
に代わるカードとして、カード素材にマイクロプロセッ
サやRAM、ROM等の半導体メモリを含むICモジュ
ールを搭載してなる所謂ICカードが、情報記録容量が
非常に大きいこと、高セキュリティ性を有することから
開発されている。これらのICカードは、読み取りを接
触式で行うタイプと、非接触式で行うタイプに大別され
る。接触式タイプは、カード表面に露呈された外部端子
に直接リーダー側端子を接触、接続して電源供給および
情報通信を行うもので、現在のICカードのタイプとし
ては殆どがこの範疇に入る。
【0003】また、近年においては、メモリ用のICチ
ップと電力供給および通信用アンテナとしての機能を持
ったコイルから構成される非接触型ICモジュールによ
るICカードが開発されている。このカードに使用され
る非接触型ICモジュールは、通信を非接触で行うため
カード化の際に、通信用端子をカード表面に露呈する必
要がないので、外部端子の汚れや静電気等によるエラー
の心配がない。
ップと電力供給および通信用アンテナとしての機能を持
ったコイルから構成される非接触型ICモジュールによ
るICカードが開発されている。このカードに使用され
る非接触型ICモジュールは、通信を非接触で行うため
カード化の際に、通信用端子をカード表面に露呈する必
要がないので、外部端子の汚れや静電気等によるエラー
の心配がない。
【0004】すなわち、ICカードには、外部端子によ
り外部と直接通信する接触型ICカードと、外部端子を
持たずにアンテナコイルを用いて電波により通信する非
接触型ICカードとがあるが、それぞれに利用上の長
所、短所が有り、例えば非接触型はハードのメンテナン
スが容易であり、また静電気に強いという長所がある
が、情報を知らない間に盗まれる可能性がある。一方、
接触型ICカードは、セキュリティの点で優れている
が、通信に接点を必要とするためハードのメンテナンス
に問題がある。このため非接触型ICカードと接触型I
Cカードを組合せ、1チップで非接触機能と接触機能を
実現させた複合型ICカードが提案されている。すなわ
ち、非接触型の使い勝手の良さと接触型のセキュリティ
とを組み合わせて、例えば、乗車券のシステムにおける
料金支払い操作と課金、銀行取引、各種身元確認操作な
どに適しており、便利なアプリケーションを実現するこ
とを目的とした複合型ICカードである。
り外部と直接通信する接触型ICカードと、外部端子を
持たずにアンテナコイルを用いて電波により通信する非
接触型ICカードとがあるが、それぞれに利用上の長
所、短所が有り、例えば非接触型はハードのメンテナン
スが容易であり、また静電気に強いという長所がある
が、情報を知らない間に盗まれる可能性がある。一方、
接触型ICカードは、セキュリティの点で優れている
が、通信に接点を必要とするためハードのメンテナンス
に問題がある。このため非接触型ICカードと接触型I
Cカードを組合せ、1チップで非接触機能と接触機能を
実現させた複合型ICカードが提案されている。すなわ
ち、非接触型の使い勝手の良さと接触型のセキュリティ
とを組み合わせて、例えば、乗車券のシステムにおける
料金支払い操作と課金、銀行取引、各種身元確認操作な
どに適しており、便利なアプリケーションを実現するこ
とを目的とした複合型ICカードである。
【0005】この複合型ICカードの製造方法は、モジ
ュールの形態によって様々だが、例えば、図5に示すよ
うに、基板22上に外部接続用端子21を設け、この両
端部に外部接続用端子との接続用のスルーホール23,
23と、このスルーホール下側には配線パターン24,
24とを設け、図示はしないが、中央部にICチップと
このICチップと配線パターン24,24とをワイヤー
ボンディングすると共に、この部分を樹脂モールド25
して、この最下面にアンテナコイルとの接続端子13,
13を配置した凸形状のICモジュール20aを用意し
て、図6に示すように、アンテナコイル15を埋設し、
かつざぐり加工等によりICモジュール20aを埋め込
む凹部18を形成し、底面にICモジュールとの接続端
子12,12を露出させ、アンテナコイルの接続端子1
2,12とICモジュールの接続端子13,13同志を
ハンダバンプ28,28等により接続する方法である。
ュールの形態によって様々だが、例えば、図5に示すよ
うに、基板22上に外部接続用端子21を設け、この両
端部に外部接続用端子との接続用のスルーホール23,
23と、このスルーホール下側には配線パターン24,
24とを設け、図示はしないが、中央部にICチップと
このICチップと配線パターン24,24とをワイヤー
ボンディングすると共に、この部分を樹脂モールド25
して、この最下面にアンテナコイルとの接続端子13,
13を配置した凸形状のICモジュール20aを用意し
て、図6に示すように、アンテナコイル15を埋設し、
かつざぐり加工等によりICモジュール20aを埋め込
む凹部18を形成し、底面にICモジュールとの接続端
子12,12を露出させ、アンテナコイルの接続端子1
2,12とICモジュールの接続端子13,13同志を
ハンダバンプ28,28等により接続する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述した製
造方法によれば、ICモジュールの底面側にアンテナコ
イルとの接続端子を配置し、一方、非接触型のアンテナ
コイルを埋設したカード基材にザグリ加工を施し、コイ
ル側の接続端子を露出させ、この所に先のICモジュー
ルを埋めると同時に、各々の接続端子同志を接続させた
ものである。しかしながら、このような構造の場合、カ
ード基材との接着部分とコイルとの接続部分が離れてい
るため、2ヵ所を固定するための部品の寸法精度やカー
ド基材の加工精度が要求される。また、アンテナコイル
側の接続端子をカード基材の凹部底面に露出させること
は、厳密な精度が要求されるためざぐり等の加工技術が
大変難しく、製造することが容易ではない。さらに、出
来上がったICカードは、カードを曲げたり、ねじった
りすると歪みがかかり接着部分や接続部分が剥がれてし
まう等の問題があった。
造方法によれば、ICモジュールの底面側にアンテナコ
イルとの接続端子を配置し、一方、非接触型のアンテナ
コイルを埋設したカード基材にザグリ加工を施し、コイ
ル側の接続端子を露出させ、この所に先のICモジュー
ルを埋めると同時に、各々の接続端子同志を接続させた
ものである。しかしながら、このような構造の場合、カ
ード基材との接着部分とコイルとの接続部分が離れてい
るため、2ヵ所を固定するための部品の寸法精度やカー
ド基材の加工精度が要求される。また、アンテナコイル
側の接続端子をカード基材の凹部底面に露出させること
は、厳密な精度が要求されるためざぐり等の加工技術が
大変難しく、製造することが容易ではない。さらに、出
来上がったICカードは、カードを曲げたり、ねじった
りすると歪みがかかり接着部分や接続部分が剥がれてし
まう等の問題があった。
【0007】そこで本発明は、上記の問題に鑑みなされ
たものでその目的とするところは、ICモジュールのア
ンテナコイルとの接続端子形状を工夫して、アンテナコ
イルとの接続及びカード基材との固定部分をICモジュ
ールの底面のみで行うことにより、曲げやねじれに対す
る接続部分の剥がれを防止できると共に、ICチップに
対する点圧に対する保護も兼ねたモジュール接続端子形
状とした複合型ICカードを提供する。
たものでその目的とするところは、ICモジュールのア
ンテナコイルとの接続端子形状を工夫して、アンテナコ
イルとの接続及びカード基材との固定部分をICモジュ
ールの底面のみで行うことにより、曲げやねじれに対す
る接続部分の剥がれを防止できると共に、ICチップに
対する点圧に対する保護も兼ねたモジュール接続端子形
状とした複合型ICカードを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、接触型のICモジュールと、先端に接続端
子を有するアンテナコイルを埋設し、該アンテナコイル
接続端子を露出させた通信用ICモジュールの埋設孔底
面に前記ICモジュールを固着してなる複合型ICカー
ドにおいて、前記接触型ICモジュールの樹脂モールド
部の短辺側両側壁から底部にかけて金属薄板による接続
端子を設け、該ICモジュール接続端子底面とアンテナ
コイル接続端子とを導電性接着剤により接続し、かつ非
導電性接着剤によりICモジュール底面と埋設孔底面と
を固着させたことを特徴とする複合型ICカードであ
る。
に本発明は、接触型のICモジュールと、先端に接続端
子を有するアンテナコイルを埋設し、該アンテナコイル
接続端子を露出させた通信用ICモジュールの埋設孔底
面に前記ICモジュールを固着してなる複合型ICカー
ドにおいて、前記接触型ICモジュールの樹脂モールド
部の短辺側両側壁から底部にかけて金属薄板による接続
端子を設け、該ICモジュール接続端子底面とアンテナ
コイル接続端子とを導電性接着剤により接続し、かつ非
導電性接着剤によりICモジュール底面と埋設孔底面と
を固着させたことを特徴とする複合型ICカードであ
る。
【0009】また、前記ICモジュールの接続端子が、
樹脂モールド部の長辺側両側壁から底部にかけて設けら
れていることを特徴とする。
樹脂モールド部の長辺側両側壁から底部にかけて設けら
れていることを特徴とする。
【0010】また、前記ICモジュールの接続端子が、
樹脂モールド部全体をほぼ被覆して、その底部と一辺の
側壁部分を部分的に切り欠いて樹脂モールド部を露出さ
せた接続端子構造を特徴とする。
樹脂モールド部全体をほぼ被覆して、その底部と一辺の
側壁部分を部分的に切り欠いて樹脂モールド部を露出さ
せた接続端子構造を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の複合型ICカードは、接
触型のICモジュールと、先端に接続端子を有するアン
テナコイルを埋設し、該アンテナコイル接続端子を埋設
孔に露出させた通信用ICモジュールの埋設孔底面に、
前記ICモジュールを固着してなる複合型ICカードに
おいて、前記接触型ICモジュールの樹脂モールド部の
短辺側両側壁から底部にかけて金属薄板による接続端子
を設け、該ICモジュール接続端子底面とアンテナコイ
ル接続端子とを導電性接着剤により接続し、かつ非導電
性接着剤によりICモジュール底面と埋設孔底面とを固
着させたことを特徴とする複合型ICカードである。す
なわち、接続端子同志の接続及びICモジュールの固定
を、全てICモジュール底面と埋設孔底面とで行うこと
を特徴とするものである。
触型のICモジュールと、先端に接続端子を有するアン
テナコイルを埋設し、該アンテナコイル接続端子を埋設
孔に露出させた通信用ICモジュールの埋設孔底面に、
前記ICモジュールを固着してなる複合型ICカードに
おいて、前記接触型ICモジュールの樹脂モールド部の
短辺側両側壁から底部にかけて金属薄板による接続端子
を設け、該ICモジュール接続端子底面とアンテナコイ
ル接続端子とを導電性接着剤により接続し、かつ非導電
性接着剤によりICモジュール底面と埋設孔底面とを固
着させたことを特徴とする複合型ICカードである。す
なわち、接続端子同志の接続及びICモジュールの固定
を、全てICモジュール底面と埋設孔底面とで行うこと
を特徴とするものである。
【0012】以下、図に基づき実施の形態を詳細に説明
する。図1は、本発明の複合型ICカードに用いるIC
モジュールの一例を示すもので、(A)は、一実施例に
おけるICモジュールを断面で表した説明図であり、
(B)は、一実施例におけるICモジュールの底面に設
けられた接続端子を示す平面図であり、(C)は、他の
実施例におけるICモジュールの底面に設けられた接続
端子を示す平面図である。また、図2は、他の実施例に
おけるICモジュールの底面に設けられた接続端子を示
すもので、(A)は、接続端子を示す平面図であり、
(B)は、その斜視図である。
する。図1は、本発明の複合型ICカードに用いるIC
モジュールの一例を示すもので、(A)は、一実施例に
おけるICモジュールを断面で表した説明図であり、
(B)は、一実施例におけるICモジュールの底面に設
けられた接続端子を示す平面図であり、(C)は、他の
実施例におけるICモジュールの底面に設けられた接続
端子を示す平面図である。また、図2は、他の実施例に
おけるICモジュールの底面に設けられた接続端子を示
すもので、(A)は、接続端子を示す平面図であり、
(B)は、その斜視図である。
【0013】図1(A)に示すように、本発明の複合型
ICカードに用いるICモジュールは、絶縁性の樹脂か
らなる基板22の一方の面に、金属導体層による外部接
続用端子21とこの外部接続用端子21と基板22を貫
通するスルーホール23と、他方の面に外部接続用端子
21と接続された配線パターン24,24と、この配線
パターンと接続させてICチップ26を固定し、このI
Cチップを樹脂により封止して樹脂モールド部25を形
成したものである。さらに、この樹脂モールド部25の
短辺側両側壁から底部にかけて折り曲げた銅板等の金属
薄板により、樹脂モールド部25の保護カバーを兼ねた
接続端子13,13を設けたもので、従って、樹脂モー
ルド部により封止されたICチップも保護することにな
る。
ICカードに用いるICモジュールは、絶縁性の樹脂か
らなる基板22の一方の面に、金属導体層による外部接
続用端子21とこの外部接続用端子21と基板22を貫
通するスルーホール23と、他方の面に外部接続用端子
21と接続された配線パターン24,24と、この配線
パターンと接続させてICチップ26を固定し、このI
Cチップを樹脂により封止して樹脂モールド部25を形
成したものである。さらに、この樹脂モールド部25の
短辺側両側壁から底部にかけて折り曲げた銅板等の金属
薄板により、樹脂モールド部25の保護カバーを兼ねた
接続端子13,13を設けたもので、従って、樹脂モー
ルド部により封止されたICチップも保護することにな
る。
【0014】この保護カバーを兼ねた接続端子13,1
3は、樹脂モールド部25の短辺側の側壁からモールド
部の下端角部で折り曲げモールド部の底部に到る長さと
したもので、端子先端同志は接触させずに縦方向のほぼ
中央部に樹脂モールド部25を部分的に露出させた(図
1(B)のモジュール底面の平面図を参照)ものであ
る。また、この接続端子13,13の他の実施形態とし
て、図1(C)に示すように、樹脂モールド部25の長
辺側の両側壁からモールド部の下端角部で折り曲げモー
ルド部の底部に到る長さとして、前記同様に端子先端同
志は接触させずに横方向のほぼ中央部に樹脂モールド部
25を部分的に露出させたものである。なお、カード類
は長辺方向に曲がりやすいので、モジュールの接続端子
は樹脂モールド部の長辺側の両側壁から底部にかけて設
置することが好ましい。
3は、樹脂モールド部25の短辺側の側壁からモールド
部の下端角部で折り曲げモールド部の底部に到る長さと
したもので、端子先端同志は接触させずに縦方向のほぼ
中央部に樹脂モールド部25を部分的に露出させた(図
1(B)のモジュール底面の平面図を参照)ものであ
る。また、この接続端子13,13の他の実施形態とし
て、図1(C)に示すように、樹脂モールド部25の長
辺側の両側壁からモールド部の下端角部で折り曲げモー
ルド部の底部に到る長さとして、前記同様に端子先端同
志は接触させずに横方向のほぼ中央部に樹脂モールド部
25を部分的に露出させたものである。なお、カード類
は長辺方向に曲がりやすいので、モジュールの接続端子
は樹脂モールド部の長辺側の両側壁から底部にかけて設
置することが好ましい。
【0015】さらに図2は、裏面側から見たICモジュ
ールの接続端子の他の実施例を示すもので、樹脂モール
ド部25全体を箱状の接続端子13で被せるようにし
て、その底部と一辺の側壁部分を部分的に切り欠いて樹
脂モールド部25を露出させた接続端子構造としたもの
である。なお、図2(B)に示すように、箱状の接続端
子13と略L字状の接続端子13aは、各々独立した状
態で設けられており、それぞれが配線パターンと接続さ
れており、また、アンテナコイル接続端子との接続も勿
論別々に行われるものである。
ールの接続端子の他の実施例を示すもので、樹脂モール
ド部25全体を箱状の接続端子13で被せるようにし
て、その底部と一辺の側壁部分を部分的に切り欠いて樹
脂モールド部25を露出させた接続端子構造としたもの
である。なお、図2(B)に示すように、箱状の接続端
子13と略L字状の接続端子13aは、各々独立した状
態で設けられており、それぞれが配線パターンと接続さ
れており、また、アンテナコイル接続端子との接続も勿
論別々に行われるものである。
【0016】図3は、本発明の一実施例における複合型
ICカードを断面で表した説明図である。また、図4
は、この複合型ICカードに用いるアンテナコイルとこ
のアンテナコイルを埋設した通信用ICモジュールの説
明図である。先ず、図4(A)は、アンテナコイル15
の一例を示すもので、この両先端に接続端子12,12
を設けたアンテナコイルをカード基材11に埋設したも
ので、塩化ビニル樹脂などによるインジェクション成
形、或いは樹脂シートの貼合せにより埋設することがで
きる。さらに、図4(B)に示すように、アンテナコイ
ルの接続端子12,12上のカード基材11をざぐり加
工等により埋設孔18を形成するとともに、この底面1
8aに接続端子12,12を露出させることにより、通
信用ICモジュールが得られる。なお、インジェクショ
ン成形によりアンテナコイルの埋設及びモジュール用の
埋設孔の形成を同時に行うことができるので、この方法
が好ましい。
ICカードを断面で表した説明図である。また、図4
は、この複合型ICカードに用いるアンテナコイルとこ
のアンテナコイルを埋設した通信用ICモジュールの説
明図である。先ず、図4(A)は、アンテナコイル15
の一例を示すもので、この両先端に接続端子12,12
を設けたアンテナコイルをカード基材11に埋設したも
ので、塩化ビニル樹脂などによるインジェクション成
形、或いは樹脂シートの貼合せにより埋設することがで
きる。さらに、図4(B)に示すように、アンテナコイ
ルの接続端子12,12上のカード基材11をざぐり加
工等により埋設孔18を形成するとともに、この底面1
8aに接続端子12,12を露出させることにより、通
信用ICモジュールが得られる。なお、インジェクショ
ン成形によりアンテナコイルの埋設及びモジュール用の
埋設孔の形成を同時に行うことができるので、この方法
が好ましい。
【0017】この予め用意された接続端子12,12を
露出させた通信用ICモジュールの埋設孔18に、前記
ICモジュール底面と埋設孔底面18aとを接着剤を介
して固着することで複合型ICカードが得られるもの
で、ICモジュールの底面に設けられた接続端子13,
13と、露出させたアンテナコイル接続端子12,12
とを導電性接着剤28,28により接続すると同時に、
非導電性接着剤29,29を用いてICモジュールの底
面と埋設孔底面18aとを固着させたこを特徴とする複
合型ICカードである。すなわち、接続端子同志の接続
及びICモジュールの固定を、全てICモジュールの底
面で行うことを特徴とするものである。
露出させた通信用ICモジュールの埋設孔18に、前記
ICモジュール底面と埋設孔底面18aとを接着剤を介
して固着することで複合型ICカードが得られるもの
で、ICモジュールの底面に設けられた接続端子13,
13と、露出させたアンテナコイル接続端子12,12
とを導電性接着剤28,28により接続すると同時に、
非導電性接着剤29,29を用いてICモジュールの底
面と埋設孔底面18aとを固着させたこを特徴とする複
合型ICカードである。すなわち、接続端子同志の接続
及びICモジュールの固定を、全てICモジュールの底
面で行うことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の効果】本発明の複合型ICカードは、前述した
構成のように、ICモジュールの接続端子をICチップ
を保護する樹脂モールド部の側壁及び底面を強固に保護
する形状としたもので、さらに接続端子同志の接続及び
ICモジュールの固定を、ICモジュールの底面のみで
行うことにより、曲げやねじれに対する接続部分の剥が
れを防止することができると同時に、ICチップに対す
る点圧に対する保護も兼ねた接続端子形状としたICモ
ジュールを搭載することにより、優れた耐久性を有する
複合型ICカードが得られる。
構成のように、ICモジュールの接続端子をICチップ
を保護する樹脂モールド部の側壁及び底面を強固に保護
する形状としたもので、さらに接続端子同志の接続及び
ICモジュールの固定を、ICモジュールの底面のみで
行うことにより、曲げやねじれに対する接続部分の剥が
れを防止することができると同時に、ICチップに対す
る点圧に対する保護も兼ねた接続端子形状としたICモ
ジュールを搭載することにより、優れた耐久性を有する
複合型ICカードが得られる。
【図1】本発明における複合型ICカードに用いるIC
モジュールの一例を示すもので、(A)は、一実施例に
おけるICモジュールを断面で表した説明図で、(B)
は、一実施例におけるICモジュールの底面に設けられ
た接続端子を示す平面図で、(C)は、他の実施例にお
けるICモジュールの底面に設けられた接続端子を示す
平面図である。
モジュールの一例を示すもので、(A)は、一実施例に
おけるICモジュールを断面で表した説明図で、(B)
は、一実施例におけるICモジュールの底面に設けられ
た接続端子を示す平面図で、(C)は、他の実施例にお
けるICモジュールの底面に設けられた接続端子を示す
平面図である。
【図2】本発明の他の実施例におけるICモジュール底
面に設けられた接続端子を示すもので、(A)は、モジ
ュールの裏面側から見た接続端子を示す平面図で、
(B)は、裏面側から見た接続端子構造を示す斜視図で
ある。
面に設けられた接続端子を示すもので、(A)は、モジ
ュールの裏面側から見た接続端子を示す平面図で、
(B)は、裏面側から見た接続端子構造を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施例における複合型ICカードを
断面で表した説明図である。
断面で表した説明図である。
【図4】本発明に係る通信用ICモジュールを示すもの
で、(A)は、接続端子を有するアンテナコイルの一例
を示す説明図で、(B)は、このアンテナコイルをカー
ド基材に埋設した通信用ICモジュールの説明図であ
る。
で、(A)は、接続端子を有するアンテナコイルの一例
を示す説明図で、(B)は、このアンテナコイルをカー
ド基材に埋設した通信用ICモジュールの説明図であ
る。
【図5】従来における複合型ICカードの一例を示す断
面で表した説明図である。
面で表した説明図である。
【図6】通信用ICモジュールの一例を示す断面で表し
た説明図である。
た説明図である。
11 …カード基材 12 …アンテナコイルの接続端子 13 …ICモジュールの接続端子 15 …アンテナコイル 18 …埋設孔(凹部) 18a…埋設孔の底面 20a…ICモジュール 21 …外部接続用端子 22 …基板 23 …スルーホール 24 …配線パターン 25 …樹脂モールド部 26 …ICチップ 28 …導電性接着剤 29 …非導電性接着剤
Claims (3)
- 【請求項1】接触型のICモジュールと、先端に接続端
子を有するアンテナコイルを埋設し、該アンテナコイル
接続端子を露出させた通信用ICモジュールの埋設孔底
面に前記ICモジュールを固着してなる複合型ICカー
ドにおいて、前記接触型ICモジュールの樹脂モールド
部の短辺側両側壁から底部にかけて金属薄板による接続
端子を設け、該ICモジュール接続端子底面とアンテナ
コイル接続端子とを導電性接着剤により接続し、かつ非
導電性接着剤によりICモジュール底面と埋設孔底面と
を固着させたことを特徴とする複合型ICカード。 - 【請求項2】前記ICモジュールの接続端子が、樹脂モ
ールド部の長辺側両側壁から底部にかけて設けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載の複合型ICカー
ド。 - 【請求項3】前記ICモジュールの接続端子が、樹脂モ
ールド部全体をほぼ被覆して、その底部と一辺の側壁部
分を部分的に切り欠いて樹脂モールド部を露出させた接
続端子構造を特徴とする請求項1に記載の複合型ICカ
ード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1134398A JPH11213119A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 複合型icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1134398A JPH11213119A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 複合型icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11213119A true JPH11213119A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11775399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1134398A Pending JPH11213119A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 複合型icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11213119A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002140677A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-17 | Dainippon Printing Co Ltd | Icキャリアとその製造方法 |
JP2003044815A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Toppan Forms Co Ltd | Icカード |
KR100726414B1 (ko) | 2004-03-24 | 2007-06-11 | 한국조폐공사 | 콤비카드 및 이의 제조방법 |
KR100852128B1 (ko) | 2008-01-14 | 2008-08-13 | 주식회사 하이스마텍 | 콤비카드 및 그 제작방법 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP1134398A patent/JPH11213119A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002140677A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-17 | Dainippon Printing Co Ltd | Icキャリアとその製造方法 |
JP2003044815A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Toppan Forms Co Ltd | Icカード |
KR100726414B1 (ko) | 2004-03-24 | 2007-06-11 | 한국조폐공사 | 콤비카드 및 이의 제조방법 |
KR100852128B1 (ko) | 2008-01-14 | 2008-08-13 | 주식회사 하이스마텍 | 콤비카드 및 그 제작방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040413 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040803 |