JPH11212983A - 検索装置 - Google Patents

検索装置

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JPH11212983A
JPH11212983A JP969298A JP969298A JPH11212983A JP H11212983 A JPH11212983 A JP H11212983A JP 969298 A JP969298 A JP 969298A JP 969298 A JP969298 A JP 969298A JP H11212983 A JPH11212983 A JP H11212983A
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JP969298A
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Takashi Nakamura
崇 中村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 説明文表示中に不明な語句があったときの再
検索において誤入力および語句の忘れ等の検索の妨げを
防止するため画面を左右に分割し不明な語句の検索を元
の説明文を見ながら検索できる検索装置の提供を目的と
する。 【解決手段】 検索装置は、検索事項および表示選択を
入力するキー入力部18と、検索事項と検索事項に関連
する関連事項を記憶する8cmCD−ROM17と、入
力された検索事項に基づいて検索事項および関連事項を
検索するCPU24と、検索された検索事項および関連
事項を、分割表示の選択または解除に応じて分割表示ま
たは解除表示するディスプレイ部19と、分割表示また
は解除表示の表示制御を行う表示制御装置28とを備
え、段階的にまたは同時並行的に複数の検索結果を得る
ことができ、検索結果の理解率、検索効率を向上させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、辞書の内
容を記憶した記憶手段に対して検索を行って表示する携
帯用の電子ブックプレーヤに適用される検索装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、辞書の内容を記憶した記憶手段に
対して検索を行って表示する携帯用の電子ブックプレー
ヤがあった。この電子ブックプレーヤは、記憶媒体とし
て、直径8cmのCD−ROM(書き換え型コンパクト
ディスク)を使用した検索装置である。
【0003】このような検索装置において、検索語およ
び説明文は、ディスプレイの全面に単独で表示されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の検索装
置では、画像表示はディスプレイ部の全体に単独で表示
されるため、他の検索語の説明文を表示させるには画像
の表示を解除するしかなかった。これでは、2つの検索
語の説明文を同時に表示させることはできなく、2つの
検索語の説明文のどちらかしか閲覧できなくなってしま
うという不都合があった。
【0005】例えば、検索語の説明文を閲覧中に意味の
不明な語が表示されていた場合、入力画面まで、図3に
示すYES・NOキー33のNOキーを押して戻り、そ
の後に先ほどの不明な語を入力して再度検索を実行させ
なければならい。これが違う文献(辞典)だったとき
は、前述の方法により違う文献に変更し、その入力画面
で先ほどの不明な語を入力して検索を実行させなければ
ならない。このような状況下では、先ほどの不明な語が
何だったのか忘れたり、英語だった場合、そのスペルを
忘れたり、間違えたりする確率が非常に高くなってしま
うという不都合があった。
【0006】また、不明な語の意味が理解されたときに
その不明な語を含んでいた説明文の続きを閲覧しようと
したときなど、その説明文が何の検索語の説明文だった
のか逆に分からなくなってしまったりする恐れがあると
いう不都合があった。
【0007】さらに、これらの動作をユーザーが行うと
したら、目的を達成するまでに要する時間が莫大にかか
る可能性があるという不都合があった。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、説明文表示中に不明な語句があったときの再検
索において誤入力および語句の忘れ等による検索の妨げ
を防止するために画面を左右に分割し、不明な語句の検
索を元の説明文を見ながら検索できるようにした検索装
置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の検索装置は、検
索事項および表示選択を入力する入力手段と、検索事項
と検索事項に関連する関連事項を記憶する記憶手段と、
入力手段により入力された検索事項に基づいて記憶手段
に記憶された検索事項および関連事項を検索する検索手
段と、検索手段により検索された検索事項および関連事
項を、入力手段の分割表示の選択または解除に応じて分
割表示または解除表示する表示手段と、表示手段に対す
る分割表示または解除表示の表示制御を行う表示制御手
段とを備えたものである。
【0010】本発明の検索装置によれば、以下のような
作用をする。入力手段は検索事項および表示選択を入力
するように作用する。記憶手段は検索事項と検索事項に
関連する関連事項を記憶するように作用する。検索手段
は入力手段により入力された検索事項に基づいて記憶手
段に記憶された検索事項および関連事項を検索するよう
に作用する。表示手段は検索手段により検索された検索
事項および関連事項を、入力手段の分割表示の選択また
は解除に応じて分割表示または解除表示するように作用
する。表示制御手段は表示手段に対する分割表示または
解除表示の表示制御を行うように作用する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態を説明する。
まず、本実施の形態の検索装置が適用される電子ブック
プレーヤの外観の構成を図1を参照しながら説明する。
図1において、検索装置10は、全体として、2つ折り
となる形状をしており、一方の本体11側には入力手段
としてキーボード15や記憶手段としてのCD−ROM
からなる電子ブックを入れるスロット16、音声を発生
させるスピーカ13が設けられている。また、他方の本
体12側には表示手段としてLCD(Liquid c
rystal display)14等の表示手段とし
てのディスプレイ部(バックライト装置を含む)が設け
られている。
【0012】次に、本実施の形態の検索装置が適用され
る電子ブックプレーヤの内部回路の構成を図2に示す。
図2において、記憶媒体である電子ブックとしての8c
mのCD−ROM17は、光ディスクドライブ装置21
に装着される。この光ディスクドライブ装置21には、
電子ブックのCD−ROM17を入れる薄板状の箱であ
るキャディーに設けられているシャッターを開閉する機
構を搭載しており、回転駆動されるスピンドルモータ、
情報を読み取る光学ピックアップ、ピックアップをディ
スクの半径方向に移動させるスレッドモータを有してお
り、ディスクの回転駆動やディスクからのデータの読み
出しを行っている。
【0013】さらに、この光ディスクドライブ装置21
は、スピンドルサーボやスレッドサーボ、フォーカスサ
ーボ等のサーボ回路、読み出された信号を信号処理する
信号処理回路等を備えている。
【0014】そして、この光ディスクドライブ装置21
から読み出されたデータは、データ処理部22にて復調
等の処理が行われる。復調されたデータは、インターフ
ェース23を介してCPU24に供給される。CPU2
4にはROM25とRAM26とが接続されており、R
OM25にはCPU24にシステム全体の動作及び制御
を行わせるためのプログラムが格納されている。RAM
26には各変数などのデータが書き込まれていて読み出
されるようになされている。この光ディスクドライブ装
置21はCPU24によって動作が制御される。
【0015】このCPU24には図1に示した本体11
側にあるキーボード15に対応するキー入力部18から
入力される信号が供給されるように接続されている。こ
のキー入力部18は、図3に示すような配置をしてお
り、アルファベットキー32、ファンクションキー3
1、電源ONキー30、YES・NOキー33、カーソ
ルキー34、画面切替キー35などの各種キーが配置さ
れている。
【0016】このキー信号がCPU24に供給されるこ
とにより検索装置全体の制御および検索等が実行され
る。また、このCPU24からの表示データは、インタ
ーフェース23を介して、表示制御装置28に供給され
る。この表示制御装置28には、表示用のビデオRAM
(VRAM)29が接続されており、表示制御装置28
に供給された表示データは、このVRAM29に書き込
まれる。そして、表示制御装置28によってVRAM2
9から読み出された表示データは、表示制御装置28に
て表示信号に変換され、図1に示したLCD14(図2
に示すディスプレイ部19)に表示される。
【0017】電源回路20は、電池(乾電池)、充電
池、交流電圧を整流する整流装置などで構成されてお
り、例えば、図3に示した電源ONキー30をユーザー
が押すことにより、電源回路20がONされ、再度電源
ONキー30を押すことにより電源回路20がOFFと
される。この電源回路20は、整流装置の電源プラグ及
び、検索装置側にある電源ジャックを外したり、電池、
充電池を外すとOFFとなる。また、電子ブック(8c
mのCD−ROM17)を図1のスロット16から取り
出すとOFFとなるようになされている。その他に、検
索装置に電源が供給されているときに、図1の本体12
側を閉じたり開けたりすることによって、電源回路20
がOFFとなったりONとなったりするようになされて
いる。
【0018】次に、図4に示す簡単な動作フローを説明
する。上述した方法により電源がON(4−1)する
と、各IC(集積回路)の初期化(4−2)を行い、起
動画面(4−3)を表示し、その後文献選択画面(4−
4)を表示する。文献が選択されると検索方法(4−
5)を選択し、入力画面(4−6)へと移行する。ここ
で、検索語を入力し各検索(4−7)を開始すると、該
当一覧(4−8)を表示してその中から見たい項目を選
択し、その説明文を表示(4−9)する。この説明文に
画像や音声が付随されているときは、そのアイコンを選
択することにより、ユーザは画像・音声を見たり聞いた
りする(4−10)ことができる。違う語を検索したい
ときは、入力画面(4−6)まで戻り、再度入力を行い
検索を行う。違う検索方法で検索したいときは、検索方
法選択(4−5)まで戻り、再度検索方法を選択して検
索を開始する。違う文献(辞典、辞書)で検索したいと
きは、文献選択画面(4−4)まで戻り、再度文献を選
択することにより違う文献での検索ができるようにな
る。
【0019】本実施の形態の検索装置によれば、説明文
表示中に不明な語句があったときの再検索において誤入
力および語句の忘れ等による検索の妨げを防止する手段
として画面を左右に分割することにより、不明な語句の
検索を元の説明文を見ながら検索できる。
【0020】本実施の形態の検索装置について詳細に述
べる前に、電子ブックプレーヤに用いられる8cmのC
D−ROM17には、専用ディスクと市販ディスクとが
存在し、専用ディスクは電子ブックプレーヤに付属して
いるディスクを示し、市販ディスクは一般市場で販売さ
れているディスクを意味するものである。両方のディス
クとも同じキャディーに入っており、その違いはディス
クに記載されているコードで判別するようにしている。
【0021】以下、本実施の形態の検索装置の表示制御
動作の詳細を図5から図7を用いて説明する。まず図5
に本実施の形態の実施フローを示す。まず、図5におい
て、電源がON(5−1)されると、各ICの初期化
(5−2)を行う。その後、起動画面を表示(5−3)
し、その起動画面表示中にディスクのベースアドレスお
よびディレクトリ構造を獲得(5−4)する。獲得終了
すると、市販ディスクでは、図4のように、文献の選択
(4−4)を行い、その文献での検索方法を選択(4−
5)し、その入力画面を表示(4−6)する。一方付属
ディスクでは、文献の選択、各文献の検索方法選択は省
略しており、各文献の各検索方法をファンクションキー
31に割り当てている。ユーザーはファンクションキー
31を押すだけで文献の移動および検索方法の選択がで
きる。
【0022】図5では、付属ディスク、市販ディスクの
この動作をまとめて各文献の各検索入力画面(5−8)
としている。つまり、市販ディスクでは、文献選択画面
(5−8−1)における選択が終了し(5−8−2)、
検索方法選択画面(5−8−3)における選択が終了し
たら(5−8−4)、入力画面を表示する(5−8−
5)。この入力画面にて検索語を入力し、検索させると
(5−11)、該当一覧(5−9)が表示され、その中
から目的の項目を選択する(5−12)と、その説明文
を表示(5−10)する。ここで、YES・NOキー3
3のNOキーを押す(5−13)と、再度該当一覧(5
−9)に戻り、さらにNOキーを押す(5−12)と入
力画面(5−8)に戻る。また、図示はしないがファン
クションキー31を押すことにより説明文の表示(5−
10)から直接入力画面(5−8)へ戻ることもでき
る。市販ディスクについては、文献選択(5−8−1)
まで戻ることが可能である。また、入力画面(5−8)
から説明文の表示(5−10)までの間の状態で電源キ
ーを押すか従来の技術に記載したとおりの操作をするこ
とにより電源回路20をOFFする。
【0023】ここで、本実施の形態では、説明文の表示
(5−10)のところにおいて表示されている説明文の
中に、不明な語句があったとき、ファンクションキー3
1のF6(以下、単にF6)を押すことにより、画面分
割または画面変更か(5−23)を経て図6の分割開
始、分割解除または画面変更か(6−0)へ進む。分割
開始、分割解除または画面変更か(6−0)では、開始
と判断された場合、いま表示している説明文を画面の半
分のサイズに整形(6−1)し、整形後画面の左半分に
表示(6−2)する。その後、画面分割用変数の設定
(6−3)を行い、残りの画面右半分に左側の文献と同
じ文献の同じ検索入力画面を表示(6−4)する。そし
て、アクティブな画面を右側に設定(6−5)をして、
図5のAを経て常に入力画面(5−8)へと戻る。
【0024】また、分割開始、分割解除または画面変更
か(6−0)では、解除と判断された場合、6−10へ
進み、アクティブだった画面の状態を保存(6−10)
して、画面分割用変数のクリア(6−11)を行う。そ
して、6−10での状態により、どの場面だったかを判
別(6−12)して、図5のA,B,Cをそれぞれ経
て、各場面である入力画面(5−8)、該当一覧(5−
9)、説明文の表示(5−10)へと戻る。
【0025】また、画面分割または画面変更(5−2
3)においてF6キーではなく図3の画面切替キー35
を押すことにより、図6の分割開始、分割解除または画
面変更か(6−0)において、画面変更と判断されたと
きは、図6の6−0からBを経て図7のBへ進む。図7
のBからアクティブな画面の各状態の保存(7−1)を
行い、アクティブな画面を表す変数の設定(7−2)で
左画面がアクティブだったときは、今度は右画面をアク
ティブに、逆に右画面がアクティブだったときは、左画
面をアクティブに切り替える。
【0026】ここでアクティブな画面を表す変数は、画
面分割用変数の一部である。変数の設定が終了すると、
今度は変更したアクティブな画面の状態を読み込み(7
−3)を行い、その状態により、どの場面だったかを判
別(7−4)して解除のときと同様、図5のA,B,C
をそれぞれを経て各場面である入力画面(5−8),該
当一覧(5−9)、説明文の表示(5−10)へと戻
る。
【0027】ここで、画面分割用変数とは、前述のアク
ティブな画面を表す変数の他、その画面の状態(入力画
面か、該当一覧か、説明文か)や、説明文だったときの
説明文の先頭アドレス、該当項目の全アドレス、入力文
字列などを全て含んでいる。
【0028】また、図5の入力画面(5−8),該当一
覧(5−9)、説明文の表示(5−10)は、画面分割
時かそうでないかにより表示の整形を行う処理を持って
いる。また、整形した場合に表示する位置を変更する処
理も保持している。これは、画面分割開始時の整形(6
−1,6−2)とは、別に用意しており、画面分割後の
各画面でのスクロール時などのときに使用される。この
動作フローを図8に示す。入力画面(5−8)でも、該
当一覧(5−9)でも、説明文の表示(5−10)で
も、同じような処理を行っているため、説明文の表示
(5−10)を使ってまとめて説明する。表示するとき
に、まず、画面分割かそうでないかの判断(8−1)を
行う。通常のときは、半角50文字になるように整形
(8−2)を行い、表示位置を画面の左端から設定(8
−3)して表示(8−7)へ進む。画面分割のときは、
1行の文字列の長さが通常の半分(半角25文字)にな
るように整形(8−4)を行う。次に、右画面か左画面
かの判断(8−5)を行い、右画面なら表示位置を左端
から26文字目のところに設定(8−6)し、左画面な
ら表示位置を画面の左端から設定(8−3)する。そし
て、表示(8−7)にて入力画面、該当一覧、説明文を
それぞれ表示する。
【0029】この場合、図6の6−0では、開始と判断
され上記の処理(6−1〜6−5)がなされた後、右側
画面に入力画面が表示されている。もちろん左側には画
面分割前の説明文が整形されて表示されている。この右
側の入力画面(5−8)に左画面の説明文を見ながら不
明な語句を入力して検索すると、右画面にはその不明な
語句の該当一覧(5−9)が表示される。その該当一覧
(5−9)の中から該当する項目を選択することにより
不明な語句の説明文が表示(5−10)される。この動
作により、左画面の説明文中の不明な語句の説明文が右
画面に表示されているため、ユーザは、左画面の説明文
をよく理解できるようになる。ここで、左画面を全画面
で表示したいときは、図3の画面切替キー35を押し
て、上記の一連の動作(7−1〜7−4)を行い、アク
ティブな画面が右画面から左画面へと変更されるので、
その後に、F6キーを押すことにより、5−23から図
6の6−0へと進み、ここで、解除と判断され、一連の
動作(6−10〜6−12)が行われ、左画面の説明文
が全画面表示となる。
【0030】以下に、表示例を用いて説明する。図9に
示すように、5−8の入力画面にて今、「画竜点睛」を
入力したとする。入力後、図3のYES・NOキー33
のYESキーを押すことで検索が始まり、検索が終了す
ると、図10に示す該当一覧(5−9)が表示される。
この該当一覧(5−9)で目的の項目を選択すると、図
11に示すようにその説明文が表示される。図10で
は、1項目しかないのでこの項目を選択する。図11の
説明文の中で、いま「眼目」の意味が分からなかったと
する。従来では、ここで図3のNOキーを2回押して、
該当一覧(5−9)、入力画面(5−8)へと戻り、
「がんもく」と入力しなければならなかった。ここで、
「がんもく」という言葉を忘れてしまったりすると、ま
た、「画竜点睛」を検索して再度説明文を見る必要があ
った。
【0031】しかし、本実施の形態では、図11の説明
文表示中にF6キーを押下することによって画面分割が
行われ、図12に示す画面分割時入力画面が表示され
る。図12の左画面の「画竜点睛」の説明文が「眼目」
の前までしか表示されなくなっているので、ここで図3
の画面切替キー35を押下すると、左画面がアクティブ
になるのでスクロールさせることにより「眼目」という
言葉が表示される。再度図3の画面切替キー35を押下
することによって、アクティブな画面が右画面の入力画
面(5−8)へと戻り、入力が可能となる。もしも左画
面で「眼目」という言葉が表示されていなくてもよい場
合は、図3の画面切替キー35を押す動作をしないでF
6キー押下後、すぐに「がんもく」を右画面の入力画面
(5−8)に入力すればよい。
【0032】「がんもく」を右画面に入力後、検索を実
行させると、図13に示すように、右画面には、「がん
もく」の該当一覧(5−9)が表示され、その中から該
当する項目(この場合は1件しかないのでこの項目)を
選択すると、図14に示す画面分割時説明文表示画面が
表示される。これで、「画竜点睛」の説明文を閲覧しな
がら、「眼目」の説明文を閲覧することができる。ま
た、「眼目」の他にも不明な語句があった場合、右画面
を入力画面に戻すことにより、別の語句を再度検索する
ことが可能となる。また、「画竜点睛」の説明文を全画
面に表示させたい場合は、図3の画面切替キー35を押
して左画面をアクティブにして、ここでF6キーを押す
ことにより、画面分割を解除することができ、「画竜点
睛」の説明文を全画面に表示させることができる。
【0033】また、説明文中に英文があったときなど
は、F6キーで画面分割後、右画面を入力画面から文献
を変更して違う文献の入力画面を表示することができる
ので、英語の文献に変更することにより、不明な英単語
の検索およびその英単語の説明文を閲覧することができ
る。ただし、この場合は、同じディスク内に英語の文献
が記録されていることが前提となる。
【0034】さらに、説明文中に画像が付随していると
きは、そのアイコンを選択することにより、各画面に画
像を表示することが可能である。このとき、ディスクに
記録されている画像のサイズが各画面のサイズと同じと
き、もしくは小さいときは、そのままのサイズで表示さ
せればよいが、記録されている画像サイズが大きいとき
は、その画像を縮小させて表示させる必要がある。以下
に、画像の縮小について、説明をする。画像を縮小させ
る方法としては、さまざまな方法があるが、本実施の形
態では、簡単な方法として画像データを間引く方法を採
っている。
【0035】以下に、この画像データを間引く方法を説
明する。8cmのCD−ROM17に記録されている画
像データのサイズは、256ドット×200ドットであ
る。検索装置である電子ブックプレーヤでは、画像デー
タは1ピクセル(ドット)を1ビットに割り当てている
(白黒画像のため)。そこで、1バイトの中で上位下位
各4ビットの中から下位1ビット目と下位2ビット目の
ビット和(OR)をとり、その演算結果を下位2ビット
目のデータとして、下位1ビット目を削除する。これを
256ビットに対して行うことによりデータをつめると
200ビットとなる。このようにすることにより、画像
の横方向に対して75%に縮小することが可能となる。
また、縦方向(Y方向)の200ラインは、4ライン中
の最後の2ラインで全ビットに対してビット和をとり、
その演算結果を1ラインとして、残る1ラインを削除す
る。そして、データをつめると150ラインとなり、縦
方向に対しても75%に縮小することができ、これによ
り、X方向・Y方向ともに75%に縮小される。
【0036】ここで、75%に縮小するのは、画像サイ
ズが256ドット×200ドットのため、400ドット
×200ドットのLCD14、ディスプレイ部19の半
分の200ドット×200ドットに合わせるためであ
る。75%に縮小すると画像サイズは200ドット×1
50ドットとなるため、画像を左右各画面に表示させる
ことが可能となる。また、上述した手法で、ビット和を
とっているのは、情報量をできるだけ多くしたかったか
らである。また、図15にこのような画像の縮小の各ス
テップを示した。
【0037】上述した本実施の形態の検索装置では、図
5に示した説明文の表示(5−10)のところで、F6
キーを押下することで画面分割する例を示したが、入力
画面(5−8)、該当一覧(5−9)のところにおいて
F6キーを押下することにより画面分割を起動するよう
にしてもよい。これは、初めから2つの語句を同時に検
索したい場合、または該当一覧(5ー9)表示中に不明
な語句を検索したい場合などに対応するためである。
【0038】上述した本実施の形態の検索装置は、検索
事項および表示選択を入力する入力手段としてのキーボ
ード15、キー入力部18と、検索事項と検索事項に関
連する関連事項を記憶する記憶手段としての8cmCD
−ROM17と、入力手段により入力された検索事項に
基づいて記憶手段に記憶された検索事項および関連事項
を検索する検索手段としてのCPU24と、検索手段に
より検索された検索事項および関連事項を、入力手段の
分割表示の選択または解除に応じて分割表示または解除
表示する表示手段としてのLCD14、ディスプレイ部
19と、表示手段に対する分割表示または解除表示の表
示制御を行う表示制御手段としての表示制御装置28と
を備えたので、関連事項を分割表示または解除表示する
ことにより段階的にまたは同時並行的に複数の検索結果
を得ることができ、検索結果の理解率を向上させること
ができると共に、入力手段による操作回数を削減するこ
とにより検索効率を向上させることができる。
【0039】また、本実施の形態の検索装置は、上述に
おいて、入力手段としてのキーボード15、キー入力部
18により画面切替を入力したとき、表示手段としての
LCD14、ディスプレイ部19において分割表示時に
おける能動画面の切替を行うようにしたので、分割表示
された画面のそれぞれに対して一方の分割画面の検索と
他方の分割画面の検索とを切り替えて行うことができる
ため、これにより、検索の際の自由度が増し、キー操作
回数も削減することができ、さらに、分割画面において
各検索事項の検索動作ををほぼ同時に実行させることが
できる。
【0040】また、本実施の形態の検索装置は、上述に
おいて、表示手段としてのLCD14、ディスプレイ部
19における各検索画面において分割表示または解除表
示を行うようにしたので、各検索段階において、表示手
段の表示範囲のすべてに分割画面を表示できると共に、
一方の分割画面または他方の分割画面のみを全画面に表
示することができる。
【0041】また、本実施の形態の検索装置は、上述に
おいて、表示手段としてのLCD14、ディスプレイ部
19における各検索画面において分割表示時における能
動画面の切替を行うようにしたので、各検索段階におい
て、分割表示された画面のそれぞれに対して一方の分割
画面の検索と他方の分割画面の検索とを切り替えて行う
ことができるため、これにより、検索の際の自由度が増
し、キー操作回数も削減することができ、さらに、分割
画面において各検索事項の検索動作をどの検索段階の画
面においてもほぼ同時に実行させることができる。
【0042】また、本実施の形態の検索装置は、上述に
おいて、表示手段としてのLCD14、ディスプレイ部
19における各検索画面においてそれぞれ別々に検索事
項および関連事項を表示するようにしたので、各検索段
階において、一方の分割画面の説明文中の語句に対応す
る説明文を他方の分割画面において閲覧することができ
ると共に、複数の検索結果の説明文を同時に閲覧するこ
とができる。
【0043】また、本実施の形態の検索装置は、上述に
おいて、表示手段としてのLCD14、ディスプレイ部
19において分割表示時における関連事項に画像が付随
するとき、画像を縮小して表示するようにしたので、一
方の分割画面に説明文と縮小画像を表示して、この説明
文中の語句に対応する説明文と縮小画像を他方の分割画
面において表示することにより対応する説明文及び画像
を並べて閲覧することができると共に、複数の独立した
検索結果の説明文及び画像を同時に並べて閲覧すること
ができる。
【0044】なお、上述した本実施の形態において、8
cmCD−ROM17にいろいろな文献(辞典)等が記
録されている場合、2つの文献(辞典)を同時に検索に
使用したり、画像が記録されている場合には、2枚の画
像を表示させて比較するようにしてもよく、さらに、画
像と説明文を表示させるようにしてもよい。また、キー
操作もF6キー1回で起動することができるため、ユー
ザの使用時におけるキー操作回数も削減される。また、
上述した手法を応用することにより、画面分割数を2つ
から3つ以上に増やすことも可能であり、さらには、F
6キーを押下することなく、検索語の入力画面、一覧表
示、または説明文の表示に続いて自動で画面分割するよ
うにしてもよく、また、画面切替キー35を押下するこ
となく、自動的にアクティブ画面の切替をするようにし
てもよい。
【0045】
【発明の効果】この発明の検索装置は、検索事項および
表示選択を入力する入力手段と、上記検索事項と上記検
索事項に関連する関連事項を記憶する記憶手段と、上記
入力手段により入力された上記検索事項に基づいて上記
記憶手段に記憶された上記検索事項および上記関連事項
を検索する検索手段と、上記検索手段により検索された
上記検索事項および上記関連事項を、上記入力手段の分
割表示の選択または解除に応じて分割表示または解除表
示する表示手段と、上記表示手段に対する分割表示また
は解除表示の表示制御を行う表示制御手段とを備えたの
で、関連事項を分割表示または解除表示することにより
段階的にまたは同時並行的に複数の検索結果を得ること
ができ、検索結果の理解率を向上させることができると
共に、入力手段による操作回数を削減することにより検
索効率を向上させることができるという効果を奏するこ
とができる。
【0046】また、この発明の検索装置は、上述におい
て、上記入力手段により画面切替を入力したとき、上記
表示手段において分割表示時における能動画面の切替を
行うようにしたので、分割表示された画面のそれぞれに
対して一方の分割画面の検索と他方の分割画面の検索と
を切り替えて行うことができるため、これにより、検索
の際の自由度が増し、キー操作回数も削減することがで
き、さらに、分割画面において各検索事項の検索動作を
をほぼ同時に実行させることができるという効果を奏す
ることができる。
【0047】また、この発明の検索装置は、上述におい
て、上記表示手段における各検索画面において分割表示
または解除表示を行うようにしたので、各検索段階にお
いて、表示手段の表示範囲のすべてに分割画面を表示で
きると共に、一方の分割画面または他方の分割画面のみ
を全画面に表示することができるという効果を奏するこ
とができる。
【0048】また、この発明の検索装置は、上述におい
て、上記表示手段における各検索画面において分割表示
時における能動画面の切替を行うようにしたので、各検
索段階において、分割表示された画面のそれぞれに対し
て一方の分割画面の検索と他方の分割画面の検索とを切
り替えて行うことができるため、これにより、検索の際
の自由度が増し、キー操作回数も削減することができ、
さらに、分割画面において各検索事項の検索動作ををど
の検索段階の画面においてもほぼ同時に実行させること
ができるという効果を奏することができる。
【0049】また、この発明の検索装置は、上述におい
て、上記表示手段における各検索画面においてそれぞれ
別々に上記検索事項および上記関連事項を表示するよう
にしたので、各検索段階において、一方の分割画面の説
明文中の語句に対応する説明文を他方の分割画面におい
て閲覧することができると共に、複数の検索結果の説明
文を同時に閲覧することができるという効果を奏するこ
とができる。
【0050】また、この発明の検索装置は、上述におい
て、上記表示手段において分割表示時における上記関連
事項に画像が付随するとき、画像を縮小して表示するよ
うにしたので、一方の分割画面に説明文と縮小画像を表
示して、この説明文中の語句に対応する説明文と縮小画
像を他方の分割画面において表示することにより対応す
る説明文及び画像を並べて閲覧することができると共
に、複数の独立した検索結果の説明文及び画像を同時に
並べて閲覧することができるという効果を奏することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤの外観構成を示す外観斜視図である。
【図2】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤの内部回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤのキー入力部の配列を示す平面図である。
【図4】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤの簡単な動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤの表示制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤの画面分割、分割解除時の制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤの画面変更時の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図8】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤの画面分割時の表示制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブッ
クプレーヤの入力画面の表示例を示す図である。
【図10】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブ
ックプレーヤの該当一覧表示画面の表示例を示す図であ
る。
【図11】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブ
ックプレーヤの説明文表示画面の表示例を示す図であ
る。
【図12】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブ
ックプレーヤの画面分割時入力画面の表示例を示す図で
ある。
【図13】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブ
ックプレーヤの画面分割時該当一覧表示画面の表示例を
示す図である。
【図14】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブ
ックプレーヤの画面分割時説明文表示画面の表示例を示
す図である。
【図15】本実施の形態の検索装置が適用される電子ブ
ックプレーヤの画像表示時の縮小方法を示す図である。
【符号の説明】
10…検索装置、11…本体、12…本体、13…スピ
ーカ、14…LCD、15…キーボード、16…スロッ
ト、17…8cmCD−ROM、18…キー入力部、1
9…ディスプレイ部、20…電源回路、21…光ディス
クドライブ装置、22…データ処理部、23…インター
フェース、24…CPU、25…ROM、26…RA
M、28…表示制御装置、29…VRAM、30…電源
ONキー、31…ファンクションキー、32…アルファ
ベットキー、33…YES・NOキー、34…カーソル
キー、35…画面切替キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索事項および表示選択を入力する入力
    手段と、 上記検索事項と上記検索事項に関連する関連事項を記憶
    する記憶手段と、 上記入力手段により入力された上記検索事項に基づいて
    上記記憶手段に記憶された上記検索事項および上記関連
    事項を検索する検索手段と、 上記検索手段により検索された上記検索事項および上記
    関連事項を、上記入力手段の分割表示の選択または解除
    に応じて分割表示または解除表示する表示手段と、 上記表示手段に対する分割表示または解除表示の表示制
    御を行う表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする検索装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の検索装置において、 上記入力手段により画面切替を入力したとき、上記表示
    手段において分割表示時における能動画面の切替を行う
    ようにしたことを特徴とする検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の検索装置において、 上記表示手段における各検索画面において分割表示また
    は解除表示を行うようにしたことを特徴とする検索装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の検索装置において、 上記表示手段における各検索画面において分割表示時に
    おける能動画面の切替を行うようにしたことを特徴とす
    る検索装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の検索装置において、 上記表示手段における各検索画面においてそれぞれ別々
    に上記検索事項および上記関連事項を表示するようにし
    たことを特徴とする検索装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の検索装置において、 上記表示手段において分割表示時における上記関連事項
    に画像が付随するときに、上記画像を縮小して表示する
    ようにしたことを特徴とする検索装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294808A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Sony Corp 電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4557048B2 (ja) * 2008-06-04 2010-10-06 ソニー株式会社 電子機器

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