JPH11212077A - 入力機能付液晶表示装置およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

入力機能付液晶表示装置およびそれを用いた電子機器

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JPH11212077A
JPH11212077A JP986298A JP986298A JPH11212077A JP H11212077 A JPH11212077 A JP H11212077A JP 986298 A JP986298 A JP 986298A JP 986298 A JP986298 A JP 986298A JP H11212077 A JPH11212077 A JP H11212077A
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JP
Japan
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liquid crystal
substrate
polarizer
display device
crystal display
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JP986298A
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Chiyoaki Iijima
千代明 飯島
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化が可能で、視野角の広い表示を行うこ
とができる入力機能付液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 入力装置部14と、入力装置部14の背
面に配置されたSTN型の液晶パネル部24とを有する
入力機能付液晶表示装置10である。さらに、入力機能
付液晶表示装置10は、入力装置部14の前面側に配置
された第1偏光子32と、液晶パネル部24の背面側に
配置された第2偏光子34と、第1偏光子32と第2偏
光子34との間に配置された位相差板48とを備えてい
る。また、入力装置部14および液晶パネル部24に用
いられた基板のうち、いずれかのみが光学異方性を持つ
光学異方性基板であり、この光学異方性基板と位相差板
48との組み合わせとしての、厚み方向をZ軸としたと
きの、X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈折率Nx,N
y,およびNzの間に、 Nx>Nz>Ny との関係を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力機能付液晶表
示装置およびそれを用いた電子機器に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】近年、
携帯型の情報通信機器の普及に伴い、その表示部および
入力部として用いられることが多い入力機能付液晶表示
装置の需要が増加している。また、情報通信機器の薄型
軽量化に伴い、それらに使用される入力機能付液晶表示
装置に対しても薄型軽量でありながら高い表示性能が求
められている。
【0003】表示部として液晶パネルを用いた入力機能
付表示装置において、特に注目される表示性能の一つ
に、液晶パネルの弱点である視野角の広さがある。
【0004】一方、入力機能付液晶表示装置において
は、入力装置部と液晶パネル部との間に空間があり、空
気とガラスやプラスチックとの屈折率差のために無視で
きない量の反射光が発生し、表示品質の低下を招くこと
があった。
【0005】本発明は、上記のような点に鑑みてなされ
たものであって、その目的の一つは、軽量化が可能で、
視野角の広い表示を行うことができる入力機能付液晶表
示装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、入力装置部と
液晶パネル部との間で反射光の発生が少ない入力機能付
液晶表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る入力機能付液晶表示装置は、第1基板、および該第
1基板の背面側に配置された第2基板を備える入力装置
部と、前記入力装置部の背面に配置され、第3基板、お
よび該第3基板の背面側に配置された第4基板の間にS
TN型の液晶を封入して形成された液晶パネル部と、を
有する入力機能付液晶表示装置であって、前記入力装置
部の前面側に配置された第1偏光子と、前記液晶パネル
部の背面側に配置された第2偏光子と、前記第1偏光子
と前記第2偏光子との間に配置された位相差板と、を有
し、前記第1基板ないし前記第4基板のうち、いずれか
のみが光学異方性を持つ光学異方性基板であり、前記光
学異方性基板は、厚さ方向をZ軸としたとき、X軸方向
の屈折率Nx1,Y軸方向の屈折率Ny1,およびZ軸
方向の屈折率Nz1の間に、Nz1はNx1およびNy
1より大きく、かつ、Nx1とNy1とがほぼ等しい、
との関係を持ち、前記位相差板は、前記X軸、Y軸、お
よびZ軸方向の屈折率Nx2,Ny2,およびNz2の
間に、Nx2はNy2およびNz2より大きく、かつ、
Ny2とNz2とがほぼ等しい、との関係を持ち、前記
光学異方性基板と前記位相差板との組み合わせとして
の、前記X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈折率Nx,N
y,およびNzの間に、 Nx>Nz>Ny との関係を有することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、液晶パネ
ル部の前面側に入力装置部が配置され、第1偏光子が入
力装置部の前面側に配置され、第2偏光子が液晶パネル
部の背面に配置された入力機能付液晶表示装置におい
て、第1偏光子と第2偏光子との間のいずれかの位置に
配置された位相差板が各軸方向の屈折率の間に上述した
関係を有し、入力装置部または液晶パネル部の基板であ
る光学異方性基板が各軸方向の屈折率の間に上述した関
係を持っている。したがって、位相差板と光学異方性基
板との組み合わせとしての各軸方向の屈折率がX軸方
向、Z軸方向、Y軸方向の順に小さくなる関係とするこ
とができる。それによって、視角変化によるリタデーシ
ョンの変化を小さくすることができる。その結果、視角
の広い入力機能付液晶表示装置を形成することができ
る。
【0009】また、液晶パネル部の前方に配置される第
1偏光子が、液晶パネル部の前面に配置される入力装置
部の前面に配置されるため、入力装置部に入射する光は
所定の偏光面を有する光のみとなる。したがって、第1
偏光子が入力装置部の背面に配置される場合に比し、入
力装置部の第1および第2基板から前面方向への反射光
が減少するため、外光の写り込み等が少ない視認性の高
い入力機能付液晶表示装置となる。
【0010】請求項2に記載の発明に係る入力機能付液
晶表示装置は、第1基板、および該第1基板の背面側に
配置された第2基板を備える入力装置部と、前記入力装
置部の背面に配置され、第3基板、および該第3基板の
背面側に配置された第4基板の間にSTN型の液晶を封
入して形成された液晶パネル部と、を有する入力機能付
液晶表示装置であって、前記入力装置部の前面側に配置
された第1偏光子と、前記液晶パネル部の背面側に配置
された第2偏光子と、前記第1偏光子と前記第2偏光子
との間に配置された位相差板と、を有し、前記第1基板
ないし前記第4基板のうち、いずれかのみが光学異方性
を持つ光学異方性基板であり、前記光学異方性基板は、
厚さ方向をZ軸としたとき、X軸方向の屈折率Nx1,
Y軸方向の屈折率Ny1,およびZ軸方向の屈折率Nz
1の間に、Ny1はNz1およびNx1より小さく、か
つ、Nz1とNx1とがほぼ等しい、との関係を持ち、
前記位相差板は、前記X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈
折率Nx2,Ny2,およびNz2の間に、Nx2はN
y2およびNz2より大きく、かつ、Ny2とNz2と
がほぼ等しい、との関係を持ち、前記光学異方性基板と
前記位相差板との組み合わせとしての、前記X軸、Y
軸、およびZ軸方向の屈折率Nx,Ny,およびNzの
間に、 Nx>Nz>Ny との関係を有することを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、液晶パネ
ル部の前面側に入力装置部が配置され、第1偏光子が入
力装置部の前面側に配置され、第2偏光子が液晶パネル
部の背面に配置された入力機能付液晶表示装置におい
て、第1偏光子と第2偏光子との間のいずれかの位置に
配置された位相差板が各軸方向の屈折率の間に上述した
関係を有し、入力装置部または液晶パネル部の基板であ
る光学異方性基板が各軸方向の屈折率の間に上述した関
係を持っている。したがって、位相差板と光学異方性基
板との組み合わせとしての各軸方向の屈折率がX軸方
向、Z軸方向、Y軸方向の順に小さくなる関係とするこ
とができる。それによって、視角変化によるリタデーシ
ョンの変化を小さくすることができる。その結果、視角
の広い入力機能付液晶表示装置を形成することができ
る。
【0012】また、液晶パネル部の前方に配置される第
1偏光子が、液晶パネル部の前面に配置される入力装置
部の前面に配置されるため、入力装置部に入射する光は
所定の偏光面を有する光のみとなる。したがって、第1
偏光子が入力装置部の背面に配置される場合に比し、入
力装置部の第1および第2基板から前面方向への反射光
が減少するため、外光の写り込み等が少ない視認性の高
い入力機能付液晶表示装置となる。
【0013】請求項3に記載の発明に係る入力機能付液
晶表示装置は、請求項1または請求項2において、前記
光学異方性基板は、プラスチックフィルムで形成されて
いることを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、第1基板
ないし第4基板いずれか1つがプラスチックフィルムで
形成されているため、ガラス基板などで形成されている
場合に比べて薄型の入力機能付液晶表示装置が得られ
る。また、プラスチックフィルムは延伸により光学異方
性を備えることができるため、光学異方性基板を容易に
形成することができる。
【0015】請求項4に記載の入力機能付液晶表示装置
は、請求項3において、前記第1基板は、前記光学異方
性基板であることを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、第1基板
をプラスチックフィルム製の光学異方性基板として容易
に形成し、請求項1または請求項2について上述した作
用効果を有する入力機能付液晶表示装置を形成すること
ができる。
【0017】請求項5に記載の発明に係る入力機能付液
晶表示装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかにお
いて、前記液晶パネル部の表示面全面と前記入力装置部
とは、透明弾性材を介して互いに密着することを特徴と
する。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、液晶パネ
ル部の表示面全面と入力装置部とが透明弾性材を介して
互いに密着しているため、製造後にゴミ等の異物が液晶
パネル部と入力装置部との間に侵入し液晶パネル部の表
示を妨げることがない。また、そのように密着した構造
であることによって、入力装置部と液晶パネル部との間
に、ガラスおよびプラスチックと屈折率差が大きい空気
層が存在しないため、入力装置部と液晶パネル部との間
で反射光の発生が少ない、表示の見やすい入力機能付液
晶表示装置が得られる。
【0019】請求項6に記載の発明に係る入力機能付液
晶表示装置は、請求項1ないし請求項5のいずれかにお
いて、前記第2偏光子は、第1の偏光面を有する偏光を
反射し前記第1の偏光面とほぼ直交する第2の偏光面を
有する偏光を透過する反射偏光子であることを特徴とす
る。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、液晶パネ
ル部の背面側に配置される第2偏光子として、反射偏光
子が用いられているため、反射偏光子を透過する偏光に
対してほぼ直交する偏光面を有する偏光が反射偏光子に
よって反射される。したがって、反射板を用いることな
く、明るく、コントラストが高く、しかも視認性の高い
表示が可能な入力機能付液晶表示装置を形成することが
できる。
【0021】また、反射偏光子の背面に所定の色を反射
する材料を用いることによって、白地の背景に対してカ
ラーの表示を行うことができる入力機能付液晶表示装置
を形成することができる。
【0022】請求項7に記載の発明に係る電子機器は、
請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の入力機能付
液晶表示装置を有することを特徴とする。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、上記各請
求項に係る発明について前述した作用効果を有する電子
機器が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0025】〔第1実施形態〕図1は、本実施形態の入
力機能付液晶表示装置10の模式的な分解断面図であ
る。この図に示すように、入力機能付液晶表示装置10
は、入力装置部14と、入力装置部14の背面に配置さ
れた液晶パネル部24と、入力装置部14の前面に貼付
された位相差板48と、位相差板48の前面に貼付され
た偏光板である第1偏光子32と、液晶パネル部24の
背面に配置された拡散層44と、拡散層44の背面に配
置された第2偏光子34と、第2偏光子34の背面に配
置された光吸収層52とを備えて形成されている。
【0026】入力装置部14は、透明な面電極18を一
面に備える第1基板16と、やはり透明な面電極18を
一面に備える第2基板17とが、周縁に配置される接着
剤20によって、面電極18,18同士を所定間隔離し
て互いに対向する状態で、接着剤20によって接着され
て形成されている。なお、第1基板16の内面側の面電
極18の表面は、マイクロボールをアクリル樹脂に混ぜ
込んで形成したフィラーを塗布したり、エンボス加工を
施したりして、ヘイズ値が1〜5となる粗さとしてあ
る。これによって、ペン入力時の押圧などの際に、第1
および第2基板16,17間で干渉縞などが発生するこ
とを防ぐことができる。
【0027】液晶パネル部24においては、透明電極2
7が一面に形成された第3基板26と、やはり透明電極
29が一面に形成された第4基板28とが、ギャップ材
(図示せず)などによって所定間隔離され、透明電極2
7,29同士が対向する状態となっている。第3基板2
6と第4基板28との間にはSTN型の液晶30が充填
され、それら基板26,28の対向する周縁がシール材
31によって封止されている。
【0028】なお、STN型の液晶表示に必要な一対の
偏光板のうち液晶パネル部24の前方に配置されるもの
である第1偏光子32は、液晶パネル部24の直接の前
面ではなく、入力装置部14および位相差板48を介し
た前方に配置されている。このように、液晶パネル部2
4の前方に配置される第1偏光子32が、液晶パネル部
24の前面に配置される入力装置部14の前面に配置さ
れるため、入力装置部14に入射する光は所定の偏光面
を有する光のみとなる。したがって、第1偏光子32が
入力装置部14の背面に配置される場合に比し、入力装
置部14の第1および第2基板16,17から前面方向
への反射光が減少するため、外光の写り込み等が少ない
視認性の高い入力機能付液晶表示装置10が得られる。
【0029】また、第1偏光子32は、入力装置部14
への入力のために用いられるペン等による損傷を受けに
くくするために、JIS K5400規格におけるH以
上の硬度であることが望ましい。
【0030】さらに、第1偏光子32は、透明粘着材に
よって第1基板16に貼付されるが、ペン等を用いて入
力装置部14に入力した際に偏りが発生して表示に影響
を与えたりすること防ぐために、透明粘着材の厚さは8
0μm以下とすることが好ましく、40μm以下である
ことが更に好ましい。
【0031】なお、第1基板16としてフィルム基板を
用いる場合は、まず、大判材料の状態で第1基板16に
第1偏光子32を貼付して一体化し、そして、所定形状
にカットした後、それらを第2基板17と貼り合わせる
とよい。これによって、第1偏光子32と第1基板16
とを貼り合わせる際のサイズが大型となるため光軸の調
整等が容易となって製造が容易となるとともに、第1基
板16の光軸と第1偏光子32の光軸との間の角度を高
精度で調整して張り合わせ形成することができる。
【0032】さらに、本実施形態においては、第1偏光
子32として、ポリビニールアルコールフィルムの偏光
基体にヨウ素や染料などの偏光素子を吸着分散させ、機
械的強度や耐湿性を向上させるために三酢酸セルロース
フィルムなどの支持体で挟み込んで形成したものが用い
られている。そして、第1基板16としてプラスチック
フィルムを用いる場合には、第1偏光子32と第1基板
16との合計の厚さを100〜400μmとする。これ
によって、タッチパネルとしての入力装置部14の入力
荷重(入力に必要な最低の荷重)を最適とされる10〜
100gとすることができる。
【0033】また、液晶パネル部24の背面に配置され
る偏光板としては、第4基板28の背面に拡散層44を
挟んで第2偏光子34が用いられている。そして第2偏
光子34の背面には光吸収層52が配置されている。
【0034】第2偏光子34としては、反射偏光子が用
いられている。この反射偏光子は、国際公開公報(WO
95/17692)に開示された偏光分離素子と同様の
ものであり、所定の関係を有し、かつ、異なる屈折率特
性を持つ2つの層が多重積層された構造となっている。
反射偏光子は、各層が1μmに満たない程度の厚さの多
くの層が積層されて形成され、全体としても数百μm程
度の厚さの薄い板状である。反射偏光子は、所定の偏光
面を有する第1の偏光を透過し、第1の偏光とほぼ直交
する偏光面を持つ第2の偏光を反射する性質を持ってい
る。
【0035】したがって、反射偏光子を用いた第2偏光
子34は、液晶パネル部24の液晶30の被制御状態に
よって、第1の偏光面を有する偏光が入射する部分にお
いては、その偏光を透過し、透過した偏光は光吸収層5
2によって吸収される。そのため、この部分に対応する
液晶表示は暗い領域となる。なお、この光吸収層52が
光を反射する材料である場合は、光吸収層52が反射す
る色の光が表示面に戻っていくため、第1の偏光面を有
する偏光が第2偏光子34に入射する部分に対応する領
域の液晶表示は、その反射光の色となる。
【0036】また、反射偏光子を用いた第2偏光子34
は、液晶パネル部24の液晶30の被制御状態によっ
て、第1の偏光面とほぼ直交する偏光面を有する偏光が
入射する部分においては、その偏光を反射する。そし
て、その反射された光は拡散層44を経て表示面に戻る
ため、その部分に対応する表示領域は白色の領域とな
る。
【0037】このように、本実施形態の入力機能付液晶
表示装置10は、液晶パネル部24の背面側に配置され
る第2偏光子34として反射偏光子が用いられているた
め、第2偏光子34を透過する偏光とほぼ直交する偏光
面を有する偏光が第2偏光子34によって反射される。
したがって、反射板を用いることなく、明るく、コント
ラスト比が高く、しかも視認性の高い表示が可能な入力
機能付液晶表示装置10となる。
【0038】また、光吸収層52として所定の色を反射
する材料を用いることによって、白地の背景に対してカ
ラーの表示を行うことができる入力機能付液晶表示装置
10を形成することができる。
【0039】なお、本実施形態の入力機能付液晶表示装
置10は、第1基板16として、厚み方向すなわちZ軸
方向の屈折率が他の方向の屈折率より大きい光学異方性
を有する光学異方性基板が用いられている。なお、光学
異方性基板は、必ずしも第1基板16として用いる必要
はなく、第1基板ないし第4基板16,17,26,2
8のいずれか1つとして用いればよい。
【0040】このような光学異方性基板として、厚み方
向に配向された高分子液晶を含んで形成された高分子液
晶フィルム基板などのプラスチックフィルム基板があ
る。プラスチックフィルム製のフィルム基板を用いる場
合は、その基板が、ガラス基板などで形成されている場
合に比べて入力機能付液晶表示装置10を薄型軽量化す
ることができる。なお、光学異方性基板は、厚み方向の
屈折率が大きい光学異方性を有すれば、必ずしもプラス
チック製のフィルム基板でなくともよい。
【0041】また、本実施形態の入力機能付液晶表示装
置10においては、液晶パネル部24の表示面全面と入
力装置部14とが、透明弾性材40例えばシリコーン樹
脂、アクリル樹脂などを介して互いに密着した状態とさ
れる。したがって、入力機能付液晶表示装置10の製造
後にゴミ等の異物が液晶パネル部24と入力装置部14
との間に侵入して液晶パネル部24の表示を妨げること
がない。さらに、そのように入力装置部14と液晶パネ
ル部24とが密着することによって、入力装置部14と
液晶パネル部24との間にガラスおよびプラスチックと
の屈折率差が大きい空気層が存在しないため、入力装置
部14と液晶パネル部24との間で反射光の発生が少な
く、視認性に優れた表示を行うことのできる入力機能付
液晶表示装置10となる。なお、透明弾性材40として
シリコーン樹脂等のように粘着性を有する材料を用いれ
ば、入力装置部14と液晶パネル部24との密着性の確
保を容易に行うことができる。
【0042】さらに、本実施形態の入力機能付液晶表示
装置10は、前述したように、第1偏光子32と入力装
置部14との間に位相差板48が挿入されているため、
STN液晶およびフィルム基板による液晶表示に対する
着色が解消された入力機能付液晶表示装置10となる。
【0043】なお、図1においては、位相差板48が第
1偏光子32と入力装置部14との間に配置された場合
を示したが、これに代えて、位相差板48は、入力装置
部14と液晶パネル部24との間、あるいは、液晶パネ
ル部24と第2偏光子34との間に配置してもよく、そ
のような場合にも前述の場合と同様な効果を奏すること
ができる。
【0044】ところで、前述したように、本実施形態の
入力機能付液晶表示装置10は、第1基板ないし第4基
板16,17,26,28のいずれか1つとして、厚み
方向すなわちZ軸方向の屈折率が他の方向の屈折率より
大きい光学異方性を有する光学異方性基板、例えば高分
子液晶を含んで形成された高分子液晶フィルム基板が用
いられている。さらに正確には、この光学異方性基板
は、厚さ方向をZ軸としたとき、X軸方向の屈折率Nx
1,Y軸方向の屈折率Ny1,およびZ軸方向の屈折率
Nz1の間に、式(1)の関係を有する。
【0045】 Nz1>Nx1≒Ny1 (1) また、前述した位相差板48は、厚み方向をZ軸とした
ときの、X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈折率Nx2,
Ny2,およびNz2の間に、式(2)の関係を有す
る。
【0046】 Nx2>Ny2≒Nz2 (2) 上述のような光学異方性を持つ光学異方性基板と位相差
板48とを組み合わせることによって、それらの組み合
わせとして、厚み方向をZ軸としたときのX軸、Y軸、
およびZ軸方向の屈折率Nx,Ny,およびNzの間
に、式(3)の関係を持たせることができる。
【0047】 Nx>Nz>Ny (3) 各方向における屈折率が、このような関係を有する(複
合)板材料においては、その厚み方向に対する傾きθを
有する光に対するリタデーションΔndが、図2に示し
た斜線部分の内側の領域となる。したがって、厚み方向
に対する光の傾きの増加に伴う、リタデーションΔnd
の変化が比較的小さい(複合)板材料となる。
【0048】図4は、第1基板ないし第4基板16,1
7,26,28のいずれか1つとして用いられた上述の
ような性質を持つ光学異方性基板と、位相差板48とを
備えて形成された本実施形態の入力機能付液晶表示装置
10を表示面サイズが10.4インチとして形成して実
測した等コントラスト曲線である。この等コントラスト
曲線においては、その中心位置は入力機能付液晶表示装
置10を表示面に対して垂直方向から見た場合のコント
ラストを示し、横軸は垂直方向から表示面の横方向に示
された角度(°)だけ傾いた視角であることを示し、縦
軸は垂直方向から表示面の縦方向に示された角度(°)
だけ傾いた視角であることを示している。また、図3
は、上述の光学異方性基板を光学等方性基板として置き
換えた場合の、通常の入力機能付液晶表示装置におい
て、図4の場合と同一のコントラストをたどって描いた
等コントラスト曲線である。
【0049】本実施形態の入力機能付液晶表示装置10
の等コントラスト曲線を示す図4と、図3とを比較する
と明らかなように、入力機能付液晶表示装置10におい
ては、高いコントラストを有する領域が、表示面に対す
る視角の傾きの広い範囲にわたって得られ、広い範囲の
視角に対応していることがわかる。
【0050】また、図3および図4において斜線で示し
た領域である反転領域(コントラストが1以下になる領
域)が、表示面のY軸方向に傾いた視角の領域に対して
特に改善されている。入力機能付液晶表示装置10は、
通常、視角が表示面の縦方向のいずれかに傾いた状態で
使用されるため、このように優れた視角特性を示す方向
を、通常使用する際の視角の方向に合わせることによっ
て、広い視角を確保することができる。
【0051】図5は、本実施形態の入力機能付液晶表示
装置10を、上部筐体94と下部筐体95とを有する電
子機器である電子手帳90に組み込んだ状態を分解斜視
図として示している。なお、図5においては、入力機能
付液晶表示装置10以外の部品をかなり省略して描いて
ある。電子手帳90は、回路基板92上等に、表示情報
出力源、表示情報処理回路、クロック発生回路などの様
々な回路や、それらの回路に電力を供給する電源回路等
を含んで構成される。
【0052】なお、本実施形態の入力機能付液晶表示装
置10が組み込まれる電子機器としては、電子手帳に限
らず、ノート型パソコン、携帯電話機、時計、ページ
ャ、電卓、POS端末、ICカード、ミニディスクプレ
ーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【0053】〔第2実施形態〕本実施形態の入力機能付
液晶表示装置は、光学異方性基板として、後述のような
光学異方性を有するフィルム基板、例えばポリスチレン
系のフィルム基板が用いられている点が第1実施形態と
異なる。これ以外の点については、第1実施形態の入力
機能付液晶表示装置10と同様であるので、その説明を
省略する。なお、この光学異方性基板は、必ずしも第1
基板として用いる必要はなく、第1基板ないし第4基板
16,17,26,28のいずれか1つとして用いれば
よい。
【0054】この光学異方性基板は、厚さ方向をZ軸と
したとき、X軸方向の屈折率Nx1,Y軸方向の屈折率
Ny1,およびZ軸方向の屈折率Nz1の間に、式
(4)の関係を有する。
【0055】 Ny1<Nz1≒Nx1 (4) また、前述した位相差板48は、厚み方向をZ軸とした
ときの、X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈折率Nx2,
Ny2,およびNz2の間に、式(5)の関係を有す
る。
【0056】 Nx2>Ny2≒Nz2 (5) 上述のような光学異方性を持つ光学異方性基板と位相差
板48とを組み合わせることによって、それらの組み合
わせとして、厚み方向をZ軸としたときのX軸、Y軸、
およびZ軸方向の屈折率Nx,Ny,およびNzの間
に、式(6)の関係を持たせることができる。
【0057】 Nx>Nz>Ny (6) 式(6)は第1実施形態で示した式(3)と同一であ
り、各方向における屈折率が、このような関係を有する
(複合)板材料においては、その厚み方向に対する傾き
θを有する光に対するリタデーションΔndが、図2に
示した斜線部分の内側の領域となる。したがって、厚み
方向に対する光の傾きの増加に伴う、リタデーションΔ
ndの変化が比較的小さい(複合)板材料となる。
【0058】そして、第1基板ないし第4基板16,1
7,26,28のいずれか1つとして用いられた上述の
ような性質を持つ光学異方性基板と、位相差板48とを
備えて本実施形態の入力機能付液晶表示装置を形成する
と、第1実施形態において図4として示した等コントラ
スト曲線と類似する視角特性を有する入力機能付液晶表
示措置を形成することができる。
【0059】したがって、上述の光学異方性基板を光学
等方性基板として置き換えた場合の、通常の入力機能付
液晶表示装置に比し、高いコントラストを有する領域
が、表示面に対する視角の傾きの広い範囲にわたって得
られる入力機能付液晶表示装置を形成することができ
る。
【0060】また、優れた視角特性を示す方向を、通常
使用する際の視角の方向に合わせることによって、広い
視角を確保することができる入力機能付液晶表示装置を
形成することができる。
【0061】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲
内で各種の変形実施が可能である。
【0062】例えば、上記各実施形態では、電気光学特
性がSTN型で、単純マトリックス駆動方式の入力機能
付液晶表示装置を示したが、スタティック駆動や、TF
Tで代表される三端子スイッチング素子あるいはMIM
で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティ
ブマトリックス型の入力機能付液晶表示装置とすること
もできる。
【0063】また、上記各実施形態では、液晶パネル部
と入力装置部とを含んで入力機能付液晶表示装置が形成
される例を示したが、さらに、駆動回路や制御回路等を
搭載した回路基板を含んで入力機能付液晶表示装置を形
成してもよいし、さらには、そのような駆動回路基板付
きの入力機能付液晶表示装置を金属等のフレームに固定
したものを、電子機器に組み込まれる入力機能付液晶表
示装置として使用することもできる。
【0064】さらに、上記各実施形態では、入力装置部
の前方側には反射偏光子ではなく通常の偏光子を用いる
例を示したが、入力装置部の前面側の偏光子として反射
偏光子を用いても良い。
【0065】また、上記実施形態においては、第1偏光
子として、第1の偏光面を有する偏光を透過し第1の偏
光面とほぼ直交する偏光面を有する偏光を吸収する通常
の偏光子を示したが、第1の偏光面を有する偏光を透過
し第1の偏光面とほぼ直交する偏光面を有する偏光を反
射する反射偏光子を用いることもできる。
【0066】そして、第2偏光子は、上述した積層型の
反射偏光子に限らず、コレステリック液晶層と1/4波
長板とを組み合わせるもの、ブリュースターの角度を利
用して反射偏光と透過偏光とに分離するもの(SID 92 D
IGEST P.427-429)、ホログラムを利用するもの等を用
いる反射偏光子であってもよいし、第1の偏光面を有す
る偏光を透過し第1の偏光面とほぼ直交する偏光面を有
する偏光を吸収する通常の偏光子とすることもできる。
【0067】また、前記各実施形態においては、入力装
置部としてアナログタイプのものを示したが、他のタイ
プの入力装置部、例えばX−Y方式のものや、電磁誘導
方式のものを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の入力機能付液晶表示装置を示す分解
断面図である。
【図2】所定条件を満たす(複合)材料における、厚み
方向に対する傾きθを有する光に対するリタデーション
Δndを示すグラフである。
【図3】通常の入力機能付液晶表示装置における等コン
トラスト曲線を示す図である。
【図4】実施形態の入力機能付液晶表示装置における等
コントラスト曲線を示す図である。
【図5】入力機能付液晶表示装置を用いた電子手帳を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 入力機能付液晶表示装置 14 入力装置部 16 第1基板 17 第2基板 24 液晶パネル部 26 第3基板 28 第4基板 30 液晶 32 第1偏光子 34 第2偏光子 40 透明弾性材 48 位相差板 90 電子手帳(電子機器)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板、および該第1基板の背面側に
    配置された第2基板を備える入力装置部と、 前記入力装置部の背面に配置され、第3基板、および該
    第3基板の背面側に配置された第4基板の間にSTN型
    の液晶を封入して形成された液晶パネル部と、 を有する入力機能付液晶表示装置であって、 前記入力装置部の前面側に配置された第1偏光子と、 前記液晶パネル部の背面側に配置された第2偏光子と、 前記第1偏光子と前記第2偏光子との間に配置された位
    相差板と、 を有し、 前記第1基板ないし前記第4基板のうち、いずれかのみ
    が光学異方性を持つ光学異方性基板であり、 前記光学異方性基板は、厚さ方向をZ軸としたとき、X
    軸方向の屈折率Nx1,Y軸方向の屈折率Ny1,およ
    びZ軸方向の屈折率Nz1の間に、Nz1はNx1およ
    びNy1より大きく、かつ、Nx1とNy1とがほぼ等
    しい、との関係を持ち、 前記位相差板は、前記X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈
    折率Nx2,Ny2,およびNz2の間に、Nx2はN
    y2およびNz2より大きく、かつ、Ny2とNz2と
    がほぼ等しい、との関係を持ち、 前記光学異方性基板と前記位相差板との組み合わせとし
    ての、前記X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈折率Nx,
    Ny,およびNzの間に、 Nx>Nz>Ny との関係を有することを特徴とする入力機能付液晶表示
    装置。
  2. 【請求項2】 第1基板、および該第1基板の背面側に
    配置された第2基板を備える入力装置部と、 前記入力装置部の背面に配置され、第3基板、および該
    第3基板の背面側に配置された第4基板の間にSTN型
    の液晶を封入して形成された液晶パネル部と、 を有する入力機能付液晶表示装置であって、 前記入力装置部の前面側に配置された第1偏光子と、 前記液晶パネル部の背面側に配置された第2偏光子と、 前記第1偏光子と前記第2偏光子との間に配置された位
    相差板と、 を有し、 前記第1基板ないし前記第4基板のうち、いずれかのみ
    が光学異方性を持つ光学異方性基板であり、 前記光学異方性基板は、厚さ方向をZ軸としたとき、X
    軸方向の屈折率Nx1,Y軸方向の屈折率Ny1,およ
    びZ軸方向の屈折率Nz1の間に、Ny1はNz1およ
    びNx1より小さく、かつ、Nz1とNx1とがほぼ等
    しい、との関係を持ち、 前記位相差板は、前記X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈
    折率Nx2,Ny2,およびNz2の間に、Nx2はN
    y2およびNz2より大きく、かつ、Ny2とNz2と
    がほぼ等しい、との関係を持ち、 前記光学異方性基板と前記位相差板との組み合わせとし
    ての、前記X軸、Y軸、およびZ軸方向の屈折率Nx,
    Ny,およびNzの間に、 Nx>Nz>Ny との関係を有することを特徴とする入力機能付液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記光学異方性基板は、プラスチックフィルムで形成さ
    れていることを特徴とする入力機能付液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記第1基板は、前記光学異方性基板であることを特徴
    とする入力機能付液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかにお
    いて、 前記液晶パネル部の表示面全面と前記入力装置部とは、
    透明弾性材を介して互いに密着することを特徴とする入
    力機能付液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかにお
    いて、 前記第2偏光子は、第1の偏光面を有する偏光を反射し
    前記第1の偏光面とほぼ直交する第2の偏光面を有する
    偏光を透過する反射偏光子であることを特徴とする入力
    機能付液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の入力機能付液晶表示装置を有することを特徴とする
    電子機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274667A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチパネル及びこれを用いた入力装置
US7184027B2 (en) 2000-10-13 2007-02-27 Denso Corporation Touch panel, display device and method of producing touch panel
EP1850214A2 (en) * 2000-10-13 2007-10-31 Denso Corporation Touch panel, display device and method of producing touch panel
US7688403B2 (en) 2003-11-20 2010-03-30 Sharp Kabushiki Kaisha Circularly polarizing plate, vertically alignment type of liquid crystal display panel and method of manufacturing the same

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