JPH11211756A - 携帯用クランプ式電流計 - Google Patents

携帯用クランプ式電流計

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Publication number
JPH11211756A
JPH11211756A JP2389698A JP2389698A JPH11211756A JP H11211756 A JPH11211756 A JP H11211756A JP 2389698 A JP2389698 A JP 2389698A JP 2389698 A JP2389698 A JP 2389698A JP H11211756 A JPH11211756 A JP H11211756A
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JP
Japan
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clip
clamp
pressing piece
main body
cover main
Prior art date
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Pending
Application number
JP2389698A
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English (en)
Inventor
Hideo Watanabe
英雄 渡辺
Akihiro Nagai
明博 永井
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Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
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Publication date
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯性に優れ、胸ポケットなどから簡単に落下
しないようにする。 【解決手段】一対の磁気コアをコアカバー13,14内
に各別に収容して組み合わせられるクランプセンサ部1
2と、該クランプセンサ部12を開閉自在に軸支してな
るカバー本体部16とを備える携帯用クランプ式電流計
11にあって、カバー本体部16の背側面19には、該
背側面19の側への圧接力が付与された押圧片部33を
有するクリップ31を配設した。クリップ31は、カバ
ー本体部16に着脱自在に配設できるほか、押圧片部3
3の先端開放縁34aがカバー本体部16の基底部20
の側を向くようにして配設したり、クランプセンサ部1
2の側を向くようにして配設したりすることもできる。
また、クリップ31は、バネ材を介装させて押圧片部3
3に対し付勢力に富む圧接力を付与して配設してもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定作業者が着用
している作業服の胸ポケットなどのような収納部に対
し、その脱落を阻止して安定的に収納して持ち運ぶこと
ができるようにした携帯用クランプ式電流計に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電流測定は、電気回路の一部に直
列接続させて組み込んだ電流計を用いて行なう手法に代
え、活線状態の被測定電線を挟み込むだけで、屋内・屋
外を問わず簡単に行なうことができるクランプ式電流計
を用いる手法が一般的となっている。
【0003】しかも、上記クランプ式電流計には、携帯
性が重視される傾向にあり、その結果、全体の軽量・小
型化が実現され、簡便に持ち運ぶことができるに至って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からある
携帯性に優れたクランプ式電流計にあっては、その軽量
・小型化の傾向に拍車がかかるにつれ、測定作業者が着
用している作業服の胸ポケットなどにも簡単に収納して
持ち歩くことができはするものの、例えばうっかりと前
屈みになったりした際などに胸ポケットから簡単に落下
し、その機器性能を損なわせたり、機器本体を損傷させ
てしまうといった不具合を生じさせる問題があった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、優れた携帯性を付与すると同時に、
胸ポケットなどの収納部からからは簡単に落下させるこ
となく安定的に持ち運ぶことができるようにした携帯用
クランプ式電流計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
しようとするものであり、その構成上の特徴は、一対の
磁気コアをコアカバー内に各別に収容して組み合わせら
れるクランプセンサ部と、該クランプセンサ部を開閉自
在に軸支してなるカバー本体部とを少なくとも備える携
帯用クランプ式電流計にあって、前記カバー本体部の一
側面には、該一側面の側への圧接力が付与された押圧片
部を有するクリップを配設したことにある。
【0007】この場合、前記クリップは、カバー本体部
の前記一側面に対し着脱自在に配設することもできるほ
か、前記押圧片部の先端開放縁がカバー本体部の基底部
の側を向くようにして配設したり、クランプセンサ部の
側を向くようにして配設したりすることができる。ま
た、前記クリップは、カバー本体部との間にバネ材を介
装させて押圧片部に対し前記一側面への付勢力に富む圧
接力を付与して配設するものであってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の代表例を示す説明
図であり、そのうち、(イ)は側面図を、(ロ)は背面
図をそれぞれ示す。
【0009】同図によれば、携帯用クランプ式電流計1
1は、一対の磁気コア(図示せず)をコアカバー13,
14内に各別に収容して組み合わせられるクランプセン
サ部12と、該クランプセンサ部12を開閉自在に軸支
してなるカバー本体部16とを少なくとも備えてその全
体が構成されている。なお、図中の符号15は、一方の
コアカバー14に一体形成されている開閉操作用のレバ
ーを、18は、カバー本体部16の前側面17に配設さ
れているパネル表示部をそれぞれ示す。
【0010】また、カバー本体部16における前側面1
7と背側面19との一側面の側、好ましくは背側面19
には、該背側面19の側への圧接力が付与されたクリッ
プ31が配設されている。なお、クリップ31は、所望
によりカバー本体部16における前側面17に配設する
こともできる。
【0011】該クリップ31は、図1に示すようにカバ
ー本体部16の背側面19に一体的となって突設された
支持片部32と、該支持片部32から背側面19との間
に所要の間隔tを設けてその面方向へと延設された適宜
長さの押圧片部33とを備えて形成されている。この場
合、該押圧片部33は、背側面19と対面する側に位置
する先端部34に前記間隔tに相当する突出長の圧接用
突起35を突設することにより、背側面19の側への圧
接力が付与されている。なお、この場合、クリップ31
は、押圧片部33をその先端部34側が背側面19と接
触するように傾斜を付与して延設し、圧接用突起34を
設けることなく背側面17への圧接力を付与するもので
あってもよい。
【0012】また、クリップ31は、図4に示すよう
に、支持片部32の基端側を折り返して差込み部36を
設け、該差込み部36をカバー本体部16の背側面10
に付設した断面略L字形を呈するホルダー部21内に圧
入もしくは嵌着を自在とすることにより、着脱を自在に
して配設することもできる。この場合、押圧片部33
は、その先端部34側が背側面19に近接するように傾
斜させ、かつ、圧接用突起35を突設するとともに、背
側面19の側にも突起24を設け、背側面19との間で
強い挟持力が生成されるようにして形成するのが望まし
い。また、ホルダー部21の内側面には凹部22を、該
凹部22と対面する部位に位置する差込み部36には突
起37をそれぞれ設け、これら凹部22と突起37とを
相互に嵌合させることにより嵌着させるようにしてもよ
い。なお、凹部22と突起37とは、相互の配置関係が
逆となるようにして配設するものであってもよい。
【0013】さらに、クリップ31は、図5に示すよう
に、カバー本体部16との間にバネ材26を介装させる
ことにより、押圧片部33に対し背側面19の側への付
勢力に富む圧接力を付与して配設することもできる。
【0014】すなわち、カバー本体部16の背側面19
には、あらかじめ一対の軸受け部23,23を、クリッ
プ31には、支軸25を介して軸受け部23,23に揺
動自在に軸支される一対の支腕部38,38をそれぞれ
設ける。また、バネ材26は、コイルバネ部27と、該
コイルバネ部27から相互で略V字状となる方向へと突
出させた始端係止部28と終端係止部29とで形成す
る。バネ材26は、コイルバネ部27を支軸25に挿通
支持させ、始端係止部28を背側面19に、終端係止部
29を押圧片部33にそれぞれ当接係止させた配置関係
のもと配置し、支軸25を介して軸受け部23と支腕部
32とを相互に連結することにより、背側面19の側へ
の付勢力に富む圧接力を押圧片部33に付与してクリッ
プ31を背側面19に取り付けることもできる。なお、
この場合も押圧片部33には、圧接用突起35を設けて
おくのが望ましいが、なくてもよい。
【0015】さらに、クリップ31自体については、図
1などに示すように押圧片部33の先端開放縁34aが
カバー本体部16の基底部20の側を向くようにして配
設することができるほか、図3に示すように押圧片部3
3の先端開放縁34aがクランプセンサ部12の側を向
くようにして配設することもできる。
【0016】本発明はこのようにして構成されているの
で、図2に示すように、測定作業者が着用している作業
服の胸ポケット40内にクランプセンサ部12を除くカ
バー本体部16の側を収納して容易に持ち運ぶことがで
きる。
【0017】しかも、カバー本体部16の背側面19に
は、押圧片部34の先端開放縁34をカバー本体部16
の基底部20の側に向けたクリップ31が配設されお
り、押圧片部33と背側面19との間に確保されている
空隙tを介して先端開放縁34の側から胸ポケット40
の開口縁部41を導入した後、押圧片部33と背側面1
9との間で開口縁部41を確実に挟着保持させることが
できる。
【0018】したがって、測定作業者が仮にうっかりと
前屈みになるようなことがあっても、胸ポケット40内
からの落下を確実に防ぐことができ、機器本体を損傷さ
せたり、性能特性を劣化させるなどの不測の事態の発生
を確実に回避させることができる。
【0019】また、図3に示すように、クリップ31が
押圧片部34の先端開放縁34をクランプセンサ部12
の側に向けて配設されている場合には、比較的重量のあ
るクランプセンサ部12を胸ポケット40内に収納する
ことができるので、より安定した状態のもとで持ち運ぶ
ことができる。
【0020】さらに、図4に示すようにカバー本体部1
6に対しクリップ31を着脱自在に取り付けてある場合
には、所望に応じてクリップ31を取り外すことができ
るので、測定操作をより円滑に行うことができる。
【0021】さらにまた、図5に示すようにクリップ3
1をバネ材26を介装させてカバー本体部16に取り付
けてある場合には、押圧片部33に対しより強力な挟持
力を付与することができるので、さらに安定した状態の
もとで持ち運ぶことができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、測定
作業者が着用している作業服の胸ポケットなどの収納部
にクリップを介して確実に挟着保持させながら、落下を
防止して持ち運ぶことができるので、機器本体を損傷さ
せたり、性能特性を劣化させるなどの不測の事態の発生
を確実に回避させることができる。
【0023】また、クリップが押圧片部の先端開放縁を
クランプセンサ部の側に向けて配設されている場合に
は、比較的重量のあるクランプセンサ部を収納部内に収
納することができるので、より安定した状態のもとで持
ち運ぶことができる。
【0024】さらに、カバー本体部に対しクリップを着
脱自在に取り付けてある場合には、所望に応じてクリッ
プを取り外すことができるので、測定操作をより円滑に
行うことができる。
【0025】さらにまた、クリップをバネ材を介装させ
て取り付けてある場合には、押圧片部に対しより強力な
挟持力を付与することができるので、さらに安定した状
態のもとで持ち運ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例につき、その側面図を(イ)とし
て、背面図を(ロ)としてそれぞれ示す。
【図2】図1に示す携帯用クランプ式電流計についての
携帯状態を示す説明図。
【図3】図1に示す携帯用クランプ式電流計の変形例に
ついての携帯状態を示す説明図。
【図4】本発明の他例についての要部断面構造を拡大し
て示す説明図。
【図5】本発明のさらなる他例を側面方向からその要部
を拡大して示す説明図。
【符号の説明】
11 携帯用クランプ式電流計 12 クランプセンサ部 13,14 コアカバー 15 レバー 16 カバー本体部 17 前側面 18 パネル表示部 19 背側面 20 基底部 21 ホルダー部 22 凹部 23 軸受け部 24 突起 25 支軸 26 バネ材 27 コイルバネ部 28 始端係止部 29 終端係止部 31 クリップ 32 支持片部 33 押圧片部 34 先端部 34a 先端開放縁 35 圧接用突起 36 差込み部 37 突起 38 支腕部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の磁気コアをコアカバー内に各別に
    収容して組み合わせられるクランプセンサ部と、該クラ
    ンプセンサ部を開閉自在に軸支してなるカバー本体部と
    を少なくとも備える携帯用クランプ式電流計において、 前記カバー本体部の一側面には、該一側面の側への圧接
    力が付与された押圧片部を有するクリップを配設したこ
    とを特徴とする携帯用クランプ式電流計。
  2. 【請求項2】 前記クリップは、カバー本体部の前記一
    側面に対し着脱自在に配設したことを特徴とする請求項
    1記載の携帯用クランプ式電流計。
  3. 【請求項3】 クリップにおける前記押圧片部は、その
    先端開放縁がカバー本体部の基底部の側を向くようにし
    て配設したことを特徴とする請求項1または2記載の携
    帯用クランプ式電流計。
  4. 【請求項4】 クリップにおける前記押圧片部は、その
    先端開放縁がクランプセンサ部の側を向くようにして配
    設したことを特徴とする請求項1または2記載の携帯用
    クランプ式電流計。
  5. 【請求項5】 前記クリップは、カバー本体部との間に
    バネ材を介装させて押圧片部に対し前記一側面への付勢
    力に富む圧接力を付与して配設したことを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかに記載の携帯用クランプ式電
    流計。
JP2389698A 1998-01-21 1998-01-21 携帯用クランプ式電流計 Pending JPH11211756A (ja)

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JP2389698A JPH11211756A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 携帯用クランプ式電流計

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ID=12123232

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7283802B2 (en) 2002-08-30 2007-10-16 Sony Corporation Remote control system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7283802B2 (en) 2002-08-30 2007-10-16 Sony Corporation Remote control system

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Effective date: 20050106

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A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070926

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080109