JPH11211014A - 微粉炭燃焼バーナ及び微粉炭燃焼バーナの燃焼方法並びに微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法 - Google Patents
微粉炭燃焼バーナ及び微粉炭燃焼バーナの燃焼方法並びに微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法Info
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- JPH11211014A JPH11211014A JP1843598A JP1843598A JPH11211014A JP H11211014 A JPH11211014 A JP H11211014A JP 1843598 A JP1843598 A JP 1843598A JP 1843598 A JP1843598 A JP 1843598A JP H11211014 A JPH11211014 A JP H11211014A
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Abstract
中未燃分や一酸化炭素が少なく、かつ火炉壁面での熱負
荷のバランスがよい微粉炭燃焼バーナの燃焼方法および
微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法、また微粉炭燃焼バーナを
提供する。 【解決手段】微粉炭と空気との混合流体を噴出する微粉
炭ノズル10と、空気を噴出する空気ノズル11とを備
えた微粉炭燃焼バーナ2の燃焼方法において、前記微粉
炭燃焼バーナ2により形成される火炎を、微粉炭燃焼バ
ーナのバーナスロート径の2倍以内の距離においてバー
ナスロート径の2倍以上に広がり燃焼させるようにし
た。
Description
よび微粉炭燃焼バーナの燃焼方法並びに微粉炭燃焼ボイ
ラの燃焼方法に係わり、特に微粉炭を気流搬送して燃焼
させる微粉炭燃焼バーナおよび燃焼方法に関するもので
ある。
バーナにおいては、燃焼時に発生するNOxの抑制が課
題となる。特に、石炭は窒素含有量が気体燃料や液体燃
料に比べて多い。そのため、微粉炭燃焼バーナの燃焼時
に発生するNOxを減少させることは、気体燃料や液体
燃料の場合以上に難解なことである。
大部分が石炭中に含まれる窒素分が酸化されて発生する
NOx(フューエルNOx)である。このNOxを減ら
すために、従来よりさまざまなバーナの構成や燃焼方法
が検討されてきた。
濃度の低い領域を形成し、酸素濃度の低いときに活発と
なるNOxの還元反応を利用する燃焼方法がある。例え
ば、特開平1−305206号公報、特開平3−211
304号公報あるいは特開平3−110308号公報等
には酸素濃度の低い雰囲気の火炎(還元炎)を形成し、
かつ石炭を完全燃焼させる方法、さらには、微粉炭を気
流搬送する微粉炭ノズルを中心に、その外側に空気を噴
出する空気ノズルを備える構造が開示されている。これ
らの従来技術によれば、火炎の内部に酸素濃度の低い領
域を形成しており、還元炎領域でNOxの還元反応を進
行させ、火炎内で発生するNOx量を少なくしている。
び特開平3−10308号公報には、微粉炭ノズルの先
端に保炎リングあるいは障害物を設けることにより、微
粉炭ノズルの先端部下流側に循環流を形成し、安定燃焼
させるようにしたものが開示されている。すなわち、こ
の循環流内には高温のガスが滞留することから、微粉炭
の着火が進み、火炎の安定性が高まるものである。
あると、NOxの還元域を形成するため、空気ノズルか
ら噴出する空気に強い旋回流を与え、微粉炭と空気との
混合を抑制する。このため、バーナから離れた位置にお
いても空気が混合しないので、火炎は細長くなる。この
とき、微粉炭流の噴出方向の速度は減衰しない。
向する横壁についている対向燃焼方式の場合、火炉中心
部で対向するバーナから形成される火炎が衝突すること
がある。このとき、微粉炭は衝突により上方へ運ばれる
場合、火炉内に滞留する時間は短くなる。そのため、燃
焼は進まず、灰中未燃分は増大する。また、火炎の衝突
により、側壁に向かって流れる場合、側壁部に燃料濃度
の高い部分が形成され、灰中未燃分の増加や一酸化炭素
濃度の増加を招きやすい。
る片面燃焼方式の場合、火炎がバーナに対向する壁面に
衝突するため、燃料濃度の高い部分が形成し、灰中未燃
分の増加や一酸化炭素濃度の増加を招きやすい。また、
火炎が火炉内の偏った部分に形成されるので、火炉の壁
面での熱負荷のバランスが悪く、熱効率も低下する恐れ
がある。
目的とするところは、火炉の出口において微粉炭の燃焼
灰中に残る灰中未燃分や一酸化炭素が少なく、かつ火炉
壁面での熱負荷のバランスがよい微粉炭燃焼バーナの燃
焼方法および微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法、また微粉炭
燃焼バーナを提供するにある。
炭と空気との混合流体を噴出する微粉炭ノズルと、空気
を噴出する空気ノズルとを備えた微粉炭燃焼バーナの燃
焼方法において、前記微粉炭燃焼バーナにより形成され
る火炎を、微粉炭燃焼バーナのバーナスロート径の2倍
以内の距離においてバーナスロート径の2倍以上に広が
り燃焼するようになし所期の目的を達成するようにした
ものである。
がり火炎を形成するに際し、前記空気ノズルから噴出さ
れる空気の噴出方向を、微粉炭ノズルの中心軸に対して
30度より大きい角度で噴出するようにするか、あるい
は空気ノズルから噴出される空気の速度を、微粉炭ノズ
ルから噴出される混合流体の速度に対し、2対1から3
対1の範囲となし広がり火炎を形成するようにしたもの
である。
を噴出する微粉炭ノズルおよび空気を噴出する空気ノズ
ルとを備えた微粉炭燃焼バーナと、この微粉炭燃焼バー
ナが設置されるボイラ火炉とを備え、前記微粉炭燃焼バ
ーナが前記ボイラ火炉の横壁に設けられている微粉炭燃
焼ボイラの燃焼方法において、前記微粉炭燃焼バーナに
より形成される火炎の輪郭が、微粉炭燃焼バーナからの
火炎噴出方向に対し前記ボイラ火炉幅の約2/3離れた
位置で、かつ微粉炭燃焼バーナの中心軸を延長した線よ
り上方部に形成されるようにしたものである。
し、前記火炉壁に火炎撮影装置を設け、この火炎撮影装
置にて撮影された火炎を輝度補正により輝炎を認識さ
せ、輝炎の位置から火炎形状を識別するか、若しくは火
炎画像から、火炎近傍のガス濃度あるいは温度を認識
し、特定のガスの濃度あるいは温度分布から火炎形状を
識別するようにしたものである。
を噴出する微粉炭ノズルと、空気を噴出する空気ノズル
とを備えた微粉炭燃焼バーナにおいて、前記空気ノズル
の空気噴出口を、微粉炭ノズルの中心軸に対して30度
より大きい角度で空気を噴出するように形成したもので
ある。
バーナであると、燃焼バーナ近くから火炎の幅が広げら
れることにより、燃焼バーナから噴出される微粉炭の流
速は遅く、火炉内の滞留時間は従来のものに比べ長くな
り、このため、燃焼率は高くなり、灰中未燃分は減少す
るのである。また、燃焼バーナにより形成される火炎の
輪郭が、燃焼バーナからの火炎噴出方向に対しボイラ火
炉幅の約2/3離れた位置で、かつ微粉炭燃焼バーナの
中心軸を延長した線より上方部に形成されることから、
衝突により従来生じていた側壁近傍における微粉炭と空
気の混ざらない空間が形成されることはないので、火炉
出口での一酸化炭素濃度を抑制することができるのであ
る。また、火炎の衝突がなくなることから、壁面での温
度の上昇による焼損や腐食の可能性も小さくすることが
できるのである。
実施例を、図1および図2に基づき詳細に説明する。な
お、図1と図2は本発明の微粉炭燃焼ボイラの火炉の概
略図であり、図3と図4はそれぞれ図1と図2に示す微
粉炭燃焼ボイラと対比するために示した従来のボイラの
火炉の概略図である。また、図1と図3は微粉炭バーナ
の中心軸を通る火炉の縦断面を示し、図2と図4は水平
断面を示している。
が燃焼バーナ、10が微粉炭を気流搬送する微粉炭ノズ
ル、11は空気ノズルである。燃焼バーナ2は、微粉炭
ノズル10および空気ノズル11から構成されている。
なお、微粉炭ノズル10の上流側は微粉炭搬送管と空気
管(図示せず)とにつながっている。燃焼バーナ2が形
成する火炎は21として示されている。
を燃焼バーナよりも火炉出口に近い位置から供給する空
気供給ノズル17が設けられており、この空気供給ノズ
ル17からは、不足空気量が供給される。すなわち、燃
焼バーナからは微粉炭の完全燃焼に必要な空気量より少
ない空気が供給され、その不足する空気量が空気供給ノ
ズル17から供給されるのである。
に形成されている。すなわち、燃焼バーナからの火炎
が、燃焼バーナから微粉炭の噴出方向にバーナスロート
径に対して2倍の位置で、径方向に2倍以上に広がるよ
うに形成されているのである。すなわち、このような燃
焼バーナ、または燃焼方法であると、図4に示されてい
るように従来のものでは火炎幅が狭く、微粉炭の流速が
早いため、対向する火炎が火炉中心部で衝突し(部分3
1に衝突する火炎部分を示す)、このとき、衝突により
上方に運ばれる微粉炭は短い時間で火炉外へ流れるた
め、燃焼率は低く、灰中未燃分は増加する。また、衝突
により側壁部に運ばれる微粉炭により、側壁近傍に微粉
炭と空気が混ざらない空間32が形成され、このとき、
火炉出口での一酸化炭素濃度は高まり、側壁の腐食につ
ながりやすくなるが、これに対し、本発明のものでは、
図2に示されているように、対向するバーナから噴出す
る微粉炭はバーナ近くから火炎の幅が広がるので、流速
は遅くなり、火炉内の滞留時間は従来例に比べ、長くな
る。また、火炉中心部における微粉炭の流速は遅いの
で、火炎の衝突による一酸化炭素の増大や側壁の腐食の
可能性は小さくなるのである。
について説明してきたが、本発明は、これに限らず燃焼
バーナが火炉の一方側の壁面に取り付けられている片面
燃焼方式の場合も同様である。
示す微粉炭燃焼ボイラの火炉の概略図で、この図は微粉
炭燃焼バーナの中心軸52を通る火炉の縦断面が示され
ている。この図において、10は微粉炭を気流搬送する
微粉炭ノズルを、15は空気ノズルを示し、上流側は微
粉炭搬送管と空気管(図示せず)につながっている。ま
た、21はバーナから形成される火炎を示している。
なり、バーナが火炉の1断面に取り付けられている片面
燃焼方式のものである。このバーナにおいて、空気ノズ
ル11の微粉炭ノズルに近い壁面に案内板51が設けら
れており、この案内板51は微粉炭ノズルの中心軸に対
し、30度から50度の角度で設置されており、空気ノ
ズル11から噴出される空気が外周方向に噴出するよう
に形成されている。
ら離れて流れるので、火炎は径方向に広がる。なおこの
場合、火炎はバーナから微粉炭の噴出方向にバーナスロ
ート径に対して2倍の位置で径方向に2倍以上に広がる
ようにする。また、図5に示されるようにバーナが片側
に取り付けられている片面燃焼方式の場合、バーナから
対向する壁までの距離を火炉幅と規定すると、この実施
例では、火炎はバーナから火炉幅の2/3の位置におい
て微粉炭ノズルの中心軸の延長線から離れるように燃焼
させるようにする。
くなり、良好な燃焼が行われる。すなわち、従来のもの
では火炎幅が狭く、微粉炭の流速が早いため、火炎がバ
ーナに対向する壁面に衝突し、このとき、衝突により上
方に運ばれる微粉炭は短い時間で火炉外へ流れるため、
燃焼率は低く、灰中未燃分は増加する。また、衝突によ
り側壁部に運ばれる微粉炭により、側壁近傍に空気と混
ざらずに火炉から流れる空間が形成され、このとき、火
炉出口での一酸化炭素濃度は高まる。さらに、衝突によ
り対向壁や側壁の温度が上がるため、焼損や腐食につな
がりやすくなる。
ら火炎の幅が広がるので、バーナから噴出する微粉炭の
流速は遅く、火炉内の滞留時間は従来のものに比べて長
くなる。また、側壁での温度の上昇による焼損や腐食の
可能性は小さくなる。
ノズル中心軸に対して30度から50度で空気を噴出す
る場合、空気の噴出速度は微粉炭と空気の混合物(微粉
炭流16)の噴出流速に対し2対1から3対1の比率に
することが望ましい。このとき、微粉炭と空気の混合物
の噴出流速は微粉炭の安定燃焼に必要な流速(13m/
sから25m/s)を考慮すると約30m/sから60
m/sとなる。
それぞれのもつ運動量により、バーナ近傍で離れて流れ
るので、火炎幅は広がる。また、微粉炭の流速は噴出
後、すみやかに減衰する。
ズルに設ける場合、案内板を設けた空気ノズルから噴出
する空気は旋回流速成分をもたない直進流、もしくは弱
い旋回成分をもつ弱旋回流とすることが望ましい。この
とき、空気ノズルから噴出する空気と微粉炭流は旋回流
による遠心力が弱いので、バーナからスロート径で4倍
以上離れた下流では混合しやすくなる。このため、燃焼
反応が進み、灰中未燃分が減少する。
態に係わる微粉炭燃焼ボイラの火炉の概略図である。図
6は微粉炭バーナの中心軸を通る火炉の縦断面が示され
ている。
る微粉炭ノズルを、11は空気ノズルを示し、上流側は
微粉炭搬送管と空気管を介し微粉炭ミル61とブロア6
2につながっている。また、21はバーナから形成され
る火炎が示されている。図6では図1に示す第1の実施
例と異なり、バーナが火炉の一側壁面に取り付けられて
いる片面燃焼方式である。
口に近い位置から供給する空気供給ノズル17を有す
る。バーナからは微粉炭の完全燃焼に必要な空気量より
少ない空気を供給し、不足する空気を空気供給ノズル1
7から供給する。
影装置63が接続され、火炎画像は信号処理器64を通
してボイラの制御装置65とつながる。バーナや空気供
給ノズルから噴出する微粉炭や空気の流速は、制御装置
から各操作端への信号により操作される。
炎撮影装置63の画像から、火炎の位置、もしくは大き
さを判定し、制御操作の基準とする。図6の場合、バー
ナより下側に設置した撮影装置により火炎の下面を撮影
し、信号処理により火炎の下側輪郭を判定する。そし
て、得られた火炎輪郭が、好適な燃焼状態時での火炎輪
郭と同様か否かを判定する。差異の大きい場合はバーナ
や空気供給口に供給する空気や微粉炭の量を調整するこ
とで、好適な燃焼状態に近づける。
としては、火炎が対向壁に衝突しないように、バーナか
ら火炉幅の2/3の位置で、火炎の下輪郭が微粉炭ノズ
ル中心軸の延長線より上方に位置するなどが挙げられ
る。
手段が考えられる。
画像を輝度補正により輝炎部を認識させる。輝炎部の位
置から火炎形状を識別する。
を認識し、特定のガス(酸素、二酸化炭素、一酸化炭
素、燃焼中の中間生成物)の濃度から火炎形状を識別す
る。
識し、温度分布から火炎形状を識別する。
にバーナより下側の対向壁に設置するようにするのが最
も良いが、その他、側壁やバーナ設置側の壁面あるいは
バーナより上方や下方のいずれでも良い。
焼バーナおよび微粉炭ボイラの燃焼方法であると、バー
ナ近くから火炎の幅を広げることにより、バーナから噴
出する微粉炭の流速は遅く、火炉内の滞留時間は従来例
に比べ長くなる。このため、燃焼率は高くなり、灰中未
燃分は減少する。また、衝突により側壁近傍に空気と混
ざらずに火炉から流れる空間が形成されないので、火炉
出口での一酸化炭素濃度を抑制できる。また、火炎の衝
突がなくなるので壁面での温度の上昇による焼損や腐食
の可能性を小さくすることができるのである。
ば、火炉の出口において微粉炭の燃焼灰中に残る灰中未
燃分や一酸化炭素が少なく、かつ火炉壁面での熱負荷の
バランスがよい微粉炭燃焼バーナの燃焼方法および微粉
炭燃焼ボイラの燃焼方法、また微粉炭燃焼バーナを得る
ことができる。
ラの縦断側面図である。
面図である。
イラの縦断側面図である。
イラの縦断側面図である。
…空気ノズル、12…二段燃焼用空気投入口、13…火
炉室、14…火炉出口、15…燃焼用空気、16…微粉
炭と空気の混合物、17…二段燃焼用空気、18…バー
ナスロート部、21…火炎、22…二段燃焼用空気の流
れ、31…火炎の衝突部、32…側壁への火炎の衝突
部、51…案内板、52…微粉炭ノズル中心軸、61…
微粉炭ミル、62…ブロア、63…火炎撮影装置、64
…画像処理装置、65…制御装置。
Claims (5)
- 【請求項1】 微粉炭と空気との混合流体を噴出する微
粉炭ノズルと、空気を噴出する空気ノズルとを備えた微
粉炭燃焼バーナの燃焼方法において、 前記微粉炭燃焼バーナにより形成される火炎が、微粉炭
燃焼バーナのバーナスロート径の2倍以内の距離におい
てバーナスロート径の2倍以上に広がり燃焼されるよう
にしたことを特徴とする微粉炭燃焼バーナの燃焼方法。 - 【請求項2】 前記微粉炭燃焼バーナの広がり火炎を形
成するに際し、前記空気ノズルから噴出される空気の噴
出方向を、微粉炭ノズルの中心軸に対して30度より大
きい角度で噴出するようにするか、若しくは空気ノズル
から噴出される空気の速度を、微粉炭ノズルから噴出さ
れる混合流体の速度に対し、2対1から3対1の範囲と
なし広がり火炎を形成するようにした請求項1記載の微
粉炭燃焼バーナの燃焼方法。 - 【請求項3】 微粉炭と空気との混合流体を噴出する微
粉炭ノズルおよび空気を噴出する空気ノズルとを備えた
微粉炭燃焼バーナと、この微粉炭燃焼バーナが設置され
るボイラ火炉とを備え、前記微粉炭燃焼バーナが前記ボ
イラ火炉の横壁に設けられている微粉炭燃焼ボイラの燃
焼方法において、 前記微粉炭燃焼バーナにより形成される火炎の輪郭が、
微粉炭燃焼バーナからの火炎噴出方向に対し前記ボイラ
火炉幅の約2/3離れた位置で、かつ微粉炭燃焼バーナ
の中心軸を延長した線より上方部に形成されるようにし
たことを特徴とする微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法。 - 【請求項4】 前記火炎を識別するに際し、前記火炉壁
に火炎撮影装置を設け、この火炎撮影装置にて撮影され
た火炎を輝度補正により輝炎を認識させ、輝炎の位置か
ら火炎形状を識別するか、若しくは火炎画像から、火炎
近傍のガス濃度あるいは温度を認識し、特定のガスの濃
度あるいは温度分布から火炎形状を識別してなる請求項
1,2または3記載の微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法。 - 【請求項5】 微粉炭と空気との混合流体を噴出する微
粉炭ノズルと、空気を噴出する空気ノズルとを備えた微
粉炭燃焼バーナにおいて、 前記空気ノズルの空気噴出口が、微粉炭ノズルの中心軸
に対して30度より大きい角度で空気を噴出するように
形成されていることを特徴とする微粉炭燃焼バーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1843598A JPH11211014A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 微粉炭燃焼バーナ及び微粉炭燃焼バーナの燃焼方法並びに微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1843598A JPH11211014A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 微粉炭燃焼バーナ及び微粉炭燃焼バーナの燃焼方法並びに微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11211014A true JPH11211014A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11971578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1843598A Pending JPH11211014A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 微粉炭燃焼バーナ及び微粉炭燃焼バーナの燃焼方法並びに微粉炭燃焼ボイラの燃焼方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11211014A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1295460C (zh) * | 2004-07-22 | 2007-01-17 | 华中科技大学 | W型火焰锅炉燃尽风装置及方法 |
CN100462624C (zh) * | 2006-12-01 | 2009-02-18 | 侯桂林 | 煤粉锅炉直流燃烧器点火装置 |
KR20150033116A (ko) * | 2013-09-23 | 2015-04-01 | 한국전력공사 | 부식 및 부식마모 방지가 가능한 순환 유동층 보일러 |
CN112228869A (zh) * | 2020-10-20 | 2021-01-15 | 安徽皖维高新材料股份有限公司 | 一种抑制煤粉锅炉低负荷运行时NOx产生量的燃烧调节方法 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP1843598A patent/JPH11211014A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1295460C (zh) * | 2004-07-22 | 2007-01-17 | 华中科技大学 | W型火焰锅炉燃尽风装置及方法 |
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KR20150033116A (ko) * | 2013-09-23 | 2015-04-01 | 한국전력공사 | 부식 및 부식마모 방지가 가능한 순환 유동층 보일러 |
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