JPH11210989A - 自動車への液化石油ガスの補給方法及びその装置 - Google Patents
自動車への液化石油ガスの補給方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH11210989A JPH11210989A JP1356898A JP1356898A JPH11210989A JP H11210989 A JPH11210989 A JP H11210989A JP 1356898 A JP1356898 A JP 1356898A JP 1356898 A JP1356898 A JP 1356898A JP H11210989 A JPH11210989 A JP H11210989A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- fuel
- liquefied petroleum
- gas storage
- petroleum gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充填ポンプを使用することなく液化石油ガス
を移充填できる技術を提供する。 【解決手段】 自動車燃料用の液化石油ガスを貯蔵して
いる燃料ガス貯蔵容器(1)に加圧用ガスを供給して燃料
ガス貯蔵容器(1)の内圧を高め、この加圧ガスによる加
圧力で、燃料ガス貯蔵容器(1)内の自動車燃料用の液化
石油ガスを自動車の燃料タンクに移送充填するようにし
た。
を移充填できる技術を提供する。 【解決手段】 自動車燃料用の液化石油ガスを貯蔵して
いる燃料ガス貯蔵容器(1)に加圧用ガスを供給して燃料
ガス貯蔵容器(1)の内圧を高め、この加圧ガスによる加
圧力で、燃料ガス貯蔵容器(1)内の自動車燃料用の液化
石油ガスを自動車の燃料タンクに移送充填するようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、自動車燃料としての液
化石油ガスを自動車に搭載されている燃料タンクに補給
するための方法及び装置に関するものである。
化石油ガスを自動車に搭載されている燃料タンクに補給
するための方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液化石油ガスを燃料としている自
動車への燃料補給は、例えば図5に示すように、液化ブ
タンと液化プロパンとの混合ガスで形成されている液化
石油ガスを貯蔵した燃料ガス貯蔵容器(50)から導出した
燃料ガス導出路(51)中に充填ポンプ(52)とディスペンサ
(53)とを介装し、ディスペンサ(53)で発生したベーパー
をベーパー返送路(54)で燃料ガス貯蔵容器(50)のベーパ
ー層に戻すようにしていた。
動車への燃料補給は、例えば図5に示すように、液化ブ
タンと液化プロパンとの混合ガスで形成されている液化
石油ガスを貯蔵した燃料ガス貯蔵容器(50)から導出した
燃料ガス導出路(51)中に充填ポンプ(52)とディスペンサ
(53)とを介装し、ディスペンサ(53)で発生したベーパー
をベーパー返送路(54)で燃料ガス貯蔵容器(50)のベーパ
ー層に戻すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの場合、燃
料ガス貯蔵容器(50)内の液化石油ガスを充填ポンプ(52)
を使用して移充填するようにしていることから、高圧ガ
ス保安法による製造設備となり、保安距離を確保しなけ
ればならないことから広大な土地を必要とするという問
題がある。液化石油ガスを燃料とする自動車は、石油を
燃料としている自動車に比べてNOxやSOxを削減で
きるうえ、炭酸ガスも削減できるという環境問題に対し
て優れた面を有しているが、上述の保安距離の問題がL
Pガススタンドの設置促進の障害になっている。
料ガス貯蔵容器(50)内の液化石油ガスを充填ポンプ(52)
を使用して移充填するようにしていることから、高圧ガ
ス保安法による製造設備となり、保安距離を確保しなけ
ればならないことから広大な土地を必要とするという問
題がある。液化石油ガスを燃料とする自動車は、石油を
燃料としている自動車に比べてNOxやSOxを削減で
きるうえ、炭酸ガスも削減できるという環境問題に対し
て優れた面を有しているが、上述の保安距離の問題がL
Pガススタンドの設置促進の障害になっている。
【0004】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、充填ポンプを使用することなく液化石油ガスを
移充填できる技術を提供することを目的とする。
もので、充填ポンプを使用することなく液化石油ガスを
移充填できる技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに請求項1に記載の発明は、自動車燃料用液化石油ガ
スを貯蔵している燃料ガス貯蔵容器にプロパンガス等の
加圧用ガスを供給して燃料ガス貯蔵容器の内圧を高め、
この加圧用ガスによる加圧力で、燃料ガス貯蔵容器内の
自動車燃料用液化石油ガスを自動車の燃料タンクに移送
充填するようにしたことを特徴としている。
めに請求項1に記載の発明は、自動車燃料用液化石油ガ
スを貯蔵している燃料ガス貯蔵容器にプロパンガス等の
加圧用ガスを供給して燃料ガス貯蔵容器の内圧を高め、
この加圧用ガスによる加圧力で、燃料ガス貯蔵容器内の
自動車燃料用液化石油ガスを自動車の燃料タンクに移送
充填するようにしたことを特徴としている。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、自動車燃
料用液化石油ガスを貯蔵している燃料ガス貯蔵容器から
導出した自動車用液化石油ガス取出路にタービン流量計
を配置するとともに、燃料ガス貯蔵容器と加圧用ガス貯
蔵容器とを加圧用ガス通路で連通したことを特徴として
いる。
料用液化石油ガスを貯蔵している燃料ガス貯蔵容器から
導出した自動車用液化石油ガス取出路にタービン流量計
を配置するとともに、燃料ガス貯蔵容器と加圧用ガス貯
蔵容器とを加圧用ガス通路で連通したことを特徴として
いる。
【0007】さらに、請求項4に記載の発明は、自動車
燃料用液化石油ガスを貯蔵している燃料ガス貯蔵容器内
を液化石油ガス貯蔵部と加圧用ガス貯蔵部とに区画して
形成し、液化石油ガス貯蔵部から導出した自動車用液化
石油ガス取出路にタービン流量計を配置し、液化石油ガ
ス貯蔵部と加圧用ガス貯蔵部とを加圧用ガス通路で連通
したことを特徴としている。
燃料用液化石油ガスを貯蔵している燃料ガス貯蔵容器内
を液化石油ガス貯蔵部と加圧用ガス貯蔵部とに区画して
形成し、液化石油ガス貯蔵部から導出した自動車用液化
石油ガス取出路にタービン流量計を配置し、液化石油ガ
ス貯蔵部と加圧用ガス貯蔵部とを加圧用ガス通路で連通
したことを特徴としている。
【0008】
【発明の作用】本発明では、自動車燃料用の液化石油ガ
スが貯蔵されている燃料ガス貯蔵容器内にプロパンガス
等の加圧用ガスを供給して燃料ガス貯蔵容器の内圧を上
昇させ、その燃料ガス貯蔵容器の内圧を利用して燃料ガ
ス貯蔵容器内に貯蔵されている自動車燃料用液化石油ガ
スを自動車に設置されている燃料タンクへ移送するよう
にしていることから、充填用のポンプを省略することが
できる。これにより、広大な保安距離を置かなくてもよ
くなり、敷地を有効に利用することができる。
スが貯蔵されている燃料ガス貯蔵容器内にプロパンガス
等の加圧用ガスを供給して燃料ガス貯蔵容器の内圧を上
昇させ、その燃料ガス貯蔵容器の内圧を利用して燃料ガ
ス貯蔵容器内に貯蔵されている自動車燃料用液化石油ガ
スを自動車に設置されている燃料タンクへ移送するよう
にしていることから、充填用のポンプを省略することが
できる。これにより、広大な保安距離を置かなくてもよ
くなり、敷地を有効に利用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第1実施
態様を示し、図1は本発明の概略流れ図、図2は概略構
成図である。図中符号(1)は自動車用燃料としての液化
石油ガス(MG)を貯蔵している燃料ガス貯蔵容器、(2)
は燃料ガス貯蔵容器(1)から導出した液化石油ガス取出
路、(3)は液化石油ガス取出路(2)に介装したタービン
流量計、(4)は燃料ガス貯蔵容器(1)に供給する加圧用
液化石油ガス(P)を貯蔵している加圧ガス貯蔵容器、
(5)は加圧ガス貯蔵容器(4)と燃料ガス貯蔵容器(1)と
を接続する加圧ガス通路、(6)は燃料ガス貯蔵容器(1)
への液化ガス補給路、(7)はタンクローリ(8)に配置さ
れている送液ポンプである。
態様を示し、図1は本発明の概略流れ図、図2は概略構
成図である。図中符号(1)は自動車用燃料としての液化
石油ガス(MG)を貯蔵している燃料ガス貯蔵容器、(2)
は燃料ガス貯蔵容器(1)から導出した液化石油ガス取出
路、(3)は液化石油ガス取出路(2)に介装したタービン
流量計、(4)は燃料ガス貯蔵容器(1)に供給する加圧用
液化石油ガス(P)を貯蔵している加圧ガス貯蔵容器、
(5)は加圧ガス貯蔵容器(4)と燃料ガス貯蔵容器(1)と
を接続する加圧ガス通路、(6)は燃料ガス貯蔵容器(1)
への液化ガス補給路、(7)はタンクローリ(8)に配置さ
れている送液ポンプである。
【0010】自動車用燃料としての液化石油ガス(MG)
は、液化ブタンと液化プロパンとの混合ガスであり、そ
の混合比は夏季と冬季では異なっており、例えば夏季に
おいては液化ブタン80%対液化プロパン20%、冬季
においては液化ブタン70%対液化プロパン30%に調
整されている。また、加圧用ガスとしては液化プロパン
を使用するようにしてある。
は、液化ブタンと液化プロパンとの混合ガスであり、そ
の混合比は夏季と冬季では異なっており、例えば夏季に
おいては液化ブタン80%対液化プロパン20%、冬季
においては液化ブタン70%対液化プロパン30%に調
整されている。また、加圧用ガスとしては液化プロパン
を使用するようにしてある。
【0011】加圧ガス貯蔵容器(4)には液浴式の加熱装
置(9)が装着してあり、加熱液(10)の液温を温度センサ
ー(11)で検出し、この温度センサー(11)で検出した温度
情報を制御盤(12)に入力し、制御盤(12)からの出力で電
熱ヒータ(13)での加熱状態を制御するようにしてある。
なお、制御盤(12)には、加圧ガス通路(5)の圧力を検出
する圧力スイッチ(14)からの圧力情報も入力するように
してあり、この圧力情報と前述の加熱温度情報とで、制
御盤(12)は加熱量を制御するように構成してある。
置(9)が装着してあり、加熱液(10)の液温を温度センサ
ー(11)で検出し、この温度センサー(11)で検出した温度
情報を制御盤(12)に入力し、制御盤(12)からの出力で電
熱ヒータ(13)での加熱状態を制御するようにしてある。
なお、制御盤(12)には、加圧ガス通路(5)の圧力を検出
する圧力スイッチ(14)からの圧力情報も入力するように
してあり、この圧力情報と前述の加熱温度情報とで、制
御盤(12)は加熱量を制御するように構成してある。
【0012】図2中符号(15)は燃料ガス貯蔵容器(1)及
び加圧ガス貯蔵容器(4)に液化ガスをそれぞれ補充する
際に、両容器(1)・(4)内の気体成分をタンクローリに
抜き取るガス回収路である。また、符号(16)は各容器
(1)・(4)での液面を監視するレベルコンバータであ
る。
び加圧ガス貯蔵容器(4)に液化ガスをそれぞれ補充する
際に、両容器(1)・(4)内の気体成分をタンクローリに
抜き取るガス回収路である。また、符号(16)は各容器
(1)・(4)での液面を監視するレベルコンバータであ
る。
【0013】上述の構成からなる自動車用液化石油ガス
燃料の補給装置では、液化石油ガス取出路(2)の末端を
自動車に搭載されている液化燃料ガスの貯蔵容器(車載
燃料容器)を接続し、燃料ガス貯蔵容器(1)の液化ガス
導出制御弁(17)を開く。すると、燃料ガス貯蔵容器(1)
の内圧と車載燃料容器の内圧との差圧で燃料ガス貯蔵容
器(1)内に貯蔵されている液化石油ガスが車載燃料容器
内に移動しようとするが、燃料ガス貯蔵容器(1)の内圧
も車載燃料容器の内圧も、貯蔵されている液化石油ガス
が同じであるから蒸気圧の関係で大きな差圧は生じな
い。このため、燃料ガス貯蔵容器(1)に加圧ガス貯蔵容
器(4)から加圧ガスを供給して燃料ガス貯蔵容器(1)の
内圧を高め、燃料ガス貯蔵容器(1)と車載燃料容器とに
内圧差を生じさせている。
燃料の補給装置では、液化石油ガス取出路(2)の末端を
自動車に搭載されている液化燃料ガスの貯蔵容器(車載
燃料容器)を接続し、燃料ガス貯蔵容器(1)の液化ガス
導出制御弁(17)を開く。すると、燃料ガス貯蔵容器(1)
の内圧と車載燃料容器の内圧との差圧で燃料ガス貯蔵容
器(1)内に貯蔵されている液化石油ガスが車載燃料容器
内に移動しようとするが、燃料ガス貯蔵容器(1)の内圧
も車載燃料容器の内圧も、貯蔵されている液化石油ガス
が同じであるから蒸気圧の関係で大きな差圧は生じな
い。このため、燃料ガス貯蔵容器(1)に加圧ガス貯蔵容
器(4)から加圧ガスを供給して燃料ガス貯蔵容器(1)の
内圧を高め、燃料ガス貯蔵容器(1)と車載燃料容器とに
内圧差を生じさせている。
【0014】図3は別の実施態様を示す概略流れ図であ
り、これは燃料ガス貯蔵容器(1)内を区画して燃料ガス
貯蔵部(17)と加圧用ガス貯蔵部(18)に形成し、加圧用ガ
ス貯蔵部(18)と燃料ガス貯蔵部(17)とを加圧ガス通路
(5)で接続するようにしたものである。この場合、加圧
用ガス貯蔵部(18)の外面部分に加温手段を装着して加圧
用ガス貯蔵部(18)内の圧力が燃料ガス貯蔵部(17)内の圧
力よりも高くなるようにしておくことが望ましい。この
ように構成することにより、設置スペース(敷地)をより
小さくすることができることになる。
り、これは燃料ガス貯蔵容器(1)内を区画して燃料ガス
貯蔵部(17)と加圧用ガス貯蔵部(18)に形成し、加圧用ガ
ス貯蔵部(18)と燃料ガス貯蔵部(17)とを加圧ガス通路
(5)で接続するようにしたものである。この場合、加圧
用ガス貯蔵部(18)の外面部分に加温手段を装着して加圧
用ガス貯蔵部(18)内の圧力が燃料ガス貯蔵部(17)内の圧
力よりも高くなるようにしておくことが望ましい。この
ように構成することにより、設置スペース(敷地)をより
小さくすることができることになる。
【0015】図4はさらに別の実施態様を示す概略流れ
図であり、これは、これは燃料ガス貯蔵容器(1)内を区
画して燃料ガス貯蔵部(17)と加圧用ガス貯蔵部(18)に形
成し、加圧用ガス貯蔵部(18)と燃料ガス貯蔵部(17)とを
加圧ガス通路(5)で接続するとともに、タンクローリ
(8)の貯蔵タンク内も燃料ガス貯蔵部(19)と加圧用ガス
貯蔵部(20)とに区画し、タンクローリ(8)の燃料ガス貯
蔵部(19)と加圧用ガス貯蔵部(20)とを加圧ガス通路(21)
で連通し、タンクローリ(8)からも差圧で液化石油ガス
を移充填するようにしたものである。このように構成し
た場合にも、設置スペース(敷地)を小さくすることがで
きることになる。
図であり、これは、これは燃料ガス貯蔵容器(1)内を区
画して燃料ガス貯蔵部(17)と加圧用ガス貯蔵部(18)に形
成し、加圧用ガス貯蔵部(18)と燃料ガス貯蔵部(17)とを
加圧ガス通路(5)で接続するとともに、タンクローリ
(8)の貯蔵タンク内も燃料ガス貯蔵部(19)と加圧用ガス
貯蔵部(20)とに区画し、タンクローリ(8)の燃料ガス貯
蔵部(19)と加圧用ガス貯蔵部(20)とを加圧ガス通路(21)
で連通し、タンクローリ(8)からも差圧で液化石油ガス
を移充填するようにしたものである。このように構成し
た場合にも、設置スペース(敷地)を小さくすることがで
きることになる。
【0016】なお、上記の各実施態様では、自動車用燃
料用の液化石油ガス(MG)として液化ブタンと液化プロ
パンとの混合ガスを例に説明したが、自動車用燃料用の
液化石油ガスとして液化プロパンを使用することもあ
る。その場合には、加圧用ガスとしてプロピレンを使用
することになる。
料用の液化石油ガス(MG)として液化ブタンと液化プロ
パンとの混合ガスを例に説明したが、自動車用燃料用の
液化石油ガスとして液化プロパンを使用することもあ
る。その場合には、加圧用ガスとしてプロピレンを使用
することになる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、自動車に搭載されている液化
石油ガス燃料容器にオートガススタンド等で液化石油ガ
スを補給するに当たり、オートスタンドに設置されてい
る液化石油ガス貯蔵容器に加圧用ガスを供給して、液化
石油ガス貯蔵容器の内圧と車載液化石油ガス燃料容器の
内圧との差圧で液化石油ガス貯蔵容器内の液化石油ガス
を移送するようにしていることから、充填用のポンプを
省略することができる。これにより、広大な保安距離を
置かなくてもよくなり、敷地を有効に利用することがで
きる。
石油ガス燃料容器にオートガススタンド等で液化石油ガ
スを補給するに当たり、オートスタンドに設置されてい
る液化石油ガス貯蔵容器に加圧用ガスを供給して、液化
石油ガス貯蔵容器の内圧と車載液化石油ガス燃料容器の
内圧との差圧で液化石油ガス貯蔵容器内の液化石油ガス
を移送するようにしていることから、充填用のポンプを
省略することができる。これにより、広大な保安距離を
置かなくてもよくなり、敷地を有効に利用することがで
きる。
【図1】本発明の実施態様を示す概略流れ図である。
【図2】一実施態様の概略構成図である。
【図3】別の実施態様を示す概略流れ図である。
【図4】さらに別の実施態様を示す概略流れ図である。
【図5】従来技術を示す概略流れ図である。
1…燃料ガス貯蔵容器、2…液化石油ガス取出路、3…
タービン流量計、4…加圧用ガス貯蔵容器、5…加圧用
ガス通路、17…液化石油ガス貯蔵部、18…加圧用ガス貯
蔵部。
タービン流量計、4…加圧用ガス貯蔵容器、5…加圧用
ガス通路、17…液化石油ガス貯蔵部、18…加圧用ガス貯
蔵部。
Claims (5)
- 【請求項1】 自動車燃料用液化石油ガスを貯蔵してい
る燃料ガス貯蔵容器(1)に加圧ガスを供給して燃料ガス
貯蔵容器(1)の内圧を高め、この加圧ガスによる加圧力
で、燃料ガス貯蔵容器(1)内の自動車燃料用液化石油ガ
スを自動車の燃料タンクに移送充填するようにした自動
車への液化石油ガスの補給方法。 - 【請求項2】 加圧ガスがプロパンガスである請求項1
に記載の自動車への液化石油ガスの補給方法。 - 【請求項3】 自動車燃料用液化石油ガスを貯蔵してい
る燃料ガス貯蔵容器(1)から導出した自動車燃料用液化
石油ガス取出路(2)にタービン流量計(3)を配置すると
ともに、燃料ガス貯蔵容器(1)と加圧用ガス貯蔵容器
(4)とを加圧用ガス通路(5)で連通した自動車への液化
石油ガスの補給装置。 - 【請求項4】 自動車燃料用液化石油ガスを貯蔵してい
る燃料ガス貯蔵容器(1)内を液化石油ガス貯蔵部(17)と
加圧用ガス貯蔵部(18)とに区画して形成し、液化石油ガ
ス貯蔵部(17)から導出した自動車燃料用液化石油ガス取
出路(2)にタービン流量計(3)を配置し、液化石油ガス
貯蔵部(17)と加圧用ガス貯蔵部(18)とを加圧用ガス通路
(5)で連通した自動車への液化燃料ガスの補給装置。 - 【請求項5】 加圧用ガスがプロパンガスである請求項
3又は4に記載の自動車への液化燃料ガスの補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1356898A JPH11210989A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 自動車への液化石油ガスの補給方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1356898A JPH11210989A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 自動車への液化石油ガスの補給方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11210989A true JPH11210989A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11836777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1356898A Pending JPH11210989A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 自動車への液化石油ガスの補給方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11210989A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001317693A (ja) * | 2000-05-02 | 2001-11-16 | Iwatani Internatl Corp | 自動車への液化石油ガス燃料の供給方法 |
JP2005133752A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Niimi Sangyo Kk | ガス充填システム |
JP2007032696A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Iwatani Internatl Corp | 水素ガス供給設備 |
JP2010230063A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Ishii Iron Works Co Ltd | 加圧機能付き液化ガス貯槽 |
JP2021193305A (ja) * | 2020-06-08 | 2021-12-23 | 株式会社東芝 | 水素貯蔵システム |
-
1998
- 1998-01-27 JP JP1356898A patent/JPH11210989A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001317693A (ja) * | 2000-05-02 | 2001-11-16 | Iwatani Internatl Corp | 自動車への液化石油ガス燃料の供給方法 |
JP2005133752A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Niimi Sangyo Kk | ガス充填システム |
JP4601938B2 (ja) * | 2003-10-28 | 2010-12-22 | ニイミ産業株式会社 | ガス充填システム |
JP2007032696A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Iwatani Internatl Corp | 水素ガス供給設備 |
JP2010230063A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Ishii Iron Works Co Ltd | 加圧機能付き液化ガス貯槽 |
JP2021193305A (ja) * | 2020-06-08 | 2021-12-23 | 株式会社東芝 | 水素貯蔵システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5325894A (en) | Method and apparatus for fueling vehicles with liquefied natural gas | |
CA2513745C (en) | Transportable hydrogen refueling station | |
CN107735613B (zh) | 多容器流体储存和输送系统 | |
US6698211B2 (en) | Natural gas fuel storage and supply system for vehicles | |
KR101321278B1 (ko) | 압축 가스의 분배 방법 | |
CN103958251B (zh) | 用于车辆的便携燃料源的装置和方法 | |
CN102400799A (zh) | 经由液体燃料和燃料蒸气的选择性提取的燃料箱温度与压力管理 | |
US5441234A (en) | Fuel systems | |
JP2006519344A5 (ja) | ||
US9234627B2 (en) | System, apparatus and method for the cold-weather storage of gaseous fuel | |
CN110914585A (zh) | 带运输气和/或液态燃料的高压罐的拖车,拖车和牵引车系统,高压罐灌装方法及控制装置 | |
EP3994020B1 (en) | A fuel gas system for a vehicle | |
JPH11210989A (ja) | 自動車への液化石油ガスの補給方法及びその装置 | |
CN107664077A (zh) | 使用辅助储罐对lpg车辆充补lpg的系统 | |
JP6525754B2 (ja) | 液化天然ガス充填方法および装置 | |
JP2001317693A (ja) | 自動車への液化石油ガス燃料の供給方法 | |
RU128568U1 (ru) | Система хранения природного газа для транспортного средства (варианты) | |
JP3865359B2 (ja) | 自動車への液化石油ガス燃料の供給方法 | |
US11897438B2 (en) | Fuel cell vehicle to refuel another vehicle | |
US20230194051A1 (en) | Filling Station for Pressurized Fluids | |
CN107781044A (zh) | 双燃料车辆的lpg充补系统 | |
JP4690753B2 (ja) | 液化ガス移充填システム | |
JP2002181291A (ja) | 自動車への液化石油ガス燃料供給方法及びその装置 | |
KR101498929B1 (ko) | 암모니아 연료 주입시스템 | |
JP2004286189A (ja) | 充填装置 |