JPH11210924A - リンク機構を備えた弁装置 - Google Patents

リンク機構を備えた弁装置

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JPH11210924A
JPH11210924A JP1612998A JP1612998A JPH11210924A JP H11210924 A JPH11210924 A JP H11210924A JP 1612998 A JP1612998 A JP 1612998A JP 1612998 A JP1612998 A JP 1612998A JP H11210924 A JPH11210924 A JP H11210924A
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JP
Japan
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valve
link mechanism
joint
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link
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Application number
JP1612998A
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English (en)
Inventor
Seiji Kawasaki
誠二 川崎
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JUNTEN ENGINEERING KK
Cosmo Koki Co Ltd
Original Assignee
JUNTEN ENGINEERING KK
Cosmo Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by JUNTEN ENGINEERING KK, Cosmo Koki Co Ltd filed Critical JUNTEN ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁座に向かって弁体が進退して該弁座を開閉
するリンク機構を備えた弁装置を提供する。 【解決手段】 本体22は交叉位置に複数の弁座25,26を
有する。弁体11を4節リンク機構1の静止節Cを構成す
るコネクトリンク7に連結する。この4節リンク機構1
の静止節Cを支持体に設け、この支持体を本体22に固定
する。前記4節リンク機構1の原動節Bを構成する原動
リンク5を、回動手段により回動する。原動リンク5の
回動により弁体11がそれぞれの弁座25,26に向かって進
退し、弁座25,26を開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リンク機構により
開閉するリンク機構を備えた弁装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、一般的な弁装置
としては、弁棒の昇降により弁体が昇降して通路を開閉
する仕切り弁、玉型弁及びアングル弁や、弁棒を中心に
弁体が回転して通路を開閉するバタフライ弁などがあ
り、また、分岐を備えたT字状の弁装置で、弁体の回転
により本管側と分岐管側とを選択的に開閉する切換え弁
も知られている。
【0003】上記のようなT字状の切換え弁では、弁体
が弁棒を中心にして一方の弁座位置と他方の弁座位置に
移動する構造であるから、弁体が摺動するという問題が
ある。また、弁体は弁棒を中心にして回動するものであ
るから、弁体を弁座に押し付けて密着させることができ
ない。
【0004】一方、リンクを用いて弁体を操作するもの
として、特開平8−247332号公報には、流体の水
路に設けられた弁座と、一端が回動可能に軸支された前
記弁座に接離する弁子とを有し、前記弁子を前記一端の
回りに回動させる操作棒と、該操作棒の流路側の一端に
設けられた第1の支軸と前記第2の支軸とを連結する連
結材とを備え、これら二つの支軸の各々で前記操作棒と
前記連結材及び該連結材と前記弁子とは回動可能に設け
られ(公報第1欄特許請求の範囲)た弁装置が提案され
ている。しかし、この弁装置では、弁子は、固定支軸に
より回動可能に軸支(公報0021段)されたものであ
るから、弁子を固定支軸に連結しなければならないと共
に、弁子を弁座に向かってほぼ均一に進退して密着せし
めることができない。
【0005】ところで、水道の不断水工法などに用いる
切換え弁などの弁装置では、既設本管に分岐管を取付け
る際、T字管状をなす本体を二分割し、この二分割した
本体を前記本管に据え付けた後、その本体内に弁体を組
み込む場合がある。そして、このような弁装置では、図
27に示すように、本体(図示せず)内にガスケットに
より水密に取付けられ複数の弁座101 を有する弁箱102
と、この弁体102 内に挿入され弁蓋103 に設けた上部弁
棒104 と、この上部弁棒104 と下部弁棒105 とを中心に
して回動する弁体106 と、Oリング107 及び弁体106 に
設けたシール材108 などを備え、現場で前記本体を据え
付けた後、該本体の上部開口から、前記弁箱102 を挿入
固定し、この弁箱102 の中に前記弁体106 を組み込み、
前記弁蓋103 を前記開口に固定するようにしている。こ
のため弁箱102 、弁体106 及び下部弁棒105 などの複数
部材が必要になると共に、重量がかさ張り、さらに、こ
れら複数の部材をガスケットやOリンクなどにより水密
に組み付けるものであるから、組立て作業性に劣ると共
に、組立て時にガスケットやOリンク107 を損傷する虞
もある。また、使用時には、弁体106 のシール材108 を
弁箱102 の弁座101に押し付けた状態で、滑らせながら
開閉するものであるから、シール材108 が弁箱102 の内
面に摺動して損傷し易いという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、弁座に向かって弁体が
進退して該弁座を開閉するリンク機構を備えた弁装置を
提供することを目的とし、また、交叉方向に配置した弁
座にそれぞれ進退して開閉することができるリンク機構
を備えた弁装置を提供することを目的とし、さらに、本
体への弁体の取付作業を容易に行うことができるリンク
機構を備えた弁装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、弁座
を備えた本体と、前記弁座を開閉する弁体と、中間節に
より前記弁体を支持する4節リンク機構と、この4節リ
ンク機構を支持し前記本体に設けられる支持体と、前記
4節リンク機構の原動節を回動する回動手段とを具備し
たものである。
【0008】この請求項1の構成によれば、原動節が回
動すると、4節リンク機構の中間節に支持された弁体が
弁座を開閉する。
【0009】請求項2の発明は、複数の弁座を備えた本
体と、前記複数の弁座を開閉する弁体と、この弁体を支
持する4節リンク機構と、この4節リンク機構を支持し
前記本体に設けられる支持体と、前記4節リンク機構の
原動節を回動する回動手段とを備え、前記4節リンク機
構の静止節を前記支持体に備えると共に、前記静止節に
対し原動節及び従動節により連結した中間節によって前
記弁体を支持したものである。
【0010】この請求項2の構成によれば、原動節が回
動すると、中間節に支持された弁体が、それぞれの弁座
を開閉する。
【0011】また、請求項3の発明は、前記原動節の回
動により前記弁体が前記弁座に向かって進退するように
構成したものである。
【0012】この請求項3の構成によれば、弁体が進退
して弁座を開閉する。
【0013】また、請求項4の発明は、前記本体に前記
弁座相互を交叉方向に配置し、前記4節リンク機構を構
成する静止節、原動節、中間節及び従動節の各寸法a,
b,c,dの関係がb=1としたとき、a:b:c:d
=1.5:1:1.3〜1.5:1.3〜1.5前後で
ある。
【0014】この請求項4の構成によれば、弁座を開閉
する際、交叉方向に配置したそれぞれの弁座に向かって
弁体がほぼ直線的に進退する。
【0015】また、請求項5の発明は、前記弁体を前記
中間節に揺動可能に連結したものである。
【0016】この請求項5の構成によれば、弁体が揺動
可能であるから、弁体が弁座に当たる際の密着性が向上
し、また、移動中に中間節に対して弁体の向きが大きく
変わることがない。
【0017】さらに、請求項6の発明は、前記本体に前
記弁座相互を交叉方向に配置し、前記本体に前記弁体を
挿脱可能な開口を設け、この開口に前記支持体を着脱可
能に取り付けるものである。
【0018】この請求項6の構成によれば、弁体を後退
した状態で本体に挿入し、支持体を開口に取付ける。こ
れにより、弁体が本体に干渉することなく弁体を組み付
けることができる。
【0019】
【発明の実施態様】以下、本発明を添付図面を参照して
説明する。まず、本発明の4節リンク機構について説明
すると、図12は、静止節A,原動節B,中間節C及び
従動節Dを備え、それらの各寸法をa,b,c,dとし
た4節リンク機構を模式化した図面である。この4節リ
ンク機構は、例えば、静止節AをX−Y座標系における
X軸上に位置させ、かつ、静止節Aと従動節Dとの対偶
点JdaをXーY座標系の原点においた場合、原動節B
を反時計方向に角度θだけ回転すると、それに追随して
従動節Dが角度φほど回転する構造である。尚、角度θ
及びφはそれぞれ反時計回り方向の正とする。さらに、
図12(B)に示すように、従動節AがX軸と一致した
ときを初期位置とし、その時のφの値をφ0°とする。
【0020】原動節Bの回転角θに対する従動節Dの回
転角φは次の関係式によって表すことができる。但し、
α1は対偶点JdaとJbcを結ぶ線が静止節Aに対し
て成す角度であり、同様にα2は従動節Dに対して成す
角度である。また、Lは対偶点Jda,Jbc間の長さ
である。
【0021】これらから、原動節Bの回転角θは、
【0022】
【数1】
【0023】したがって、
【0024】
【数2】
【0025】上記(1)式、(2)式および(3)式よ
り、
【0026】
【数3】
【0027】上記(4)式が変位の式であり、各節A,
B,C,Dの寸法a,b,c,dの比を設定することに
より、原動節Bの回転角θに対する従動節Dの回転角φ
を計算し、中間節Cに係わる変位曲線を得ることができ
る。
【0028】実際の演算及び作図においては、回転角度
θを0°から360°まで10°間隔で行った。したが
って、0°から360°までの37のφの値を上記
(4)式に代入し、算出した37個の点を結び、これら
の計算をコンピュータを使用して行い、図13(B)に
示すように、プロッタにより出力した。
【0029】図13(A)は、a=1.5,b=1,c
=1.5,d=1.5において、回転角θに対する中間
節Cの揺動角Cφの変位を示す曲線であり、最大揺動角
Cφmaxが112.89°で回転角θmaxは14
6.44°、最小揺動角Cφminが19.19度で回
転角が99.59°である。ここで、最大揺動角Cφm
axと最小揺動角Cφminとの差が揺動範囲角度εで
ある。
【0030】下記の表1,2は、b=1とし、他の節
A,C,Dの寸法a,c,dを変化した場合の揺動範囲
角εを示し、「−」は4節リンク機構を構成しない部分
である。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】これら表1,2には、揺動範囲角度εが8
0°以上となり、ほぼ90°に交叉する弁座を開閉する
には、ほぼ90°以上とすることが好ましく、上記表1
及び表2に示すように、揺動範囲角度εによる設定条件
では、これを満たす組み合わせが多数得られる。
【0034】さらに、4節リンク機構1の原動節Bの駆
動より揺動する中間節Cによって、後述する弁体を移動
するために作動点を設定し、各作動点における変位を求
める。図14に示すように、中間節Cの中央と基準
(0.0)とし、中間節C及びその延長線上に等間隔で
Y1,Y2,…Y10の作動点を設定した。尚、Y5と
Y6の中間に基準(0.0)が位置する。さらに、中間
節Cと寸法bの間隔をおいて、上下に平行線を設定し、
それぞれY1,Y2,…Y10と同一の間隔で、X1,
X2,…X10の作動点、Z1,Z2,…Z10の作動
点を設定した。
【0035】このようにして設定した作動点の軌跡を、
コンピュータを使用してプロッタに出力した中間節曲線
(前記作動点の変位曲線)を図15〜図17に示す。
尚、この場合も回転角θを0°から360°まで10°
間隔で行った。図15はZ1,Z2,…Z10、図16
はY1,Y2,…Y10、図17はX1,X2,…X1
0について図示したものである。これら図15〜図17
において、後述する弁体をほぼ90度の向きに移送する
には、中間節曲線にほぼ90度の部分を有するZ1,Z
2,Z3,Z4の作動点Zsの移動を利用することがで
きる。また、Y1,Y2,Y3などの作動点の軌跡で
は、相互の弁座が120〜130度程度の角度をなす移
送に用いることができ、また、X1,X2の上部曲線は
ほぼ直線状であるから、これを用いて、被移送物たる弁
体を1つの弁座に対して進退させることもできる。
【0036】そこで、ほぼ交叉方向に弁体を移動するた
め、Z1,Z2,Z3,Z4の作動点の移動を利用でき
る。この場合、図18に示すように、原動節Bの駆動に
より、2つの中間節Cの移動位置のなす角度Tがほぼ9
0°をなすことが必要であり、図18中で太実線で示し
た2つの中間節C位置の角度Tがほぼ90°である。す
なわち、上述したように揺動範囲角度εがほぼ90°以
上であれば、角度Tがほぼ90°の中間節Cの組み合わ
せが得られる。尚、図中、Eは、対偶節Jdaを中心と
し、従動リンクBを半径とした円弧である。
【0037】さらに、実際の弁装置においては、前記角
度T以外の条件が必要となる。すなわち、弁座に弁体を
密着させるには、弁座に弁体を押し付ける移動が必要と
なり、相互に90度で配置した弁座を弁体により開閉す
るには、図11及び18で示した角度Tをなす中間節C
位置において、各中間節Cの長さ方向のほぼ沿う矢印
x,y方向に移動することが好ましい。すなわち両矢印
x,yのなす角度は90度で、弁座に当たってからこれ
ら矢印x,y方向に所定寸法δだけ移送することにより
弁体を弁座に密着させることができる。また、好ましく
は、角度Tより揺動範囲角度εが多少大きい方が、弁座
位置に達した後も原動節Bに回転力を付与できるから、
弁体を効率よく押し付けることができる。
【0038】そして、図19〜図26は、各寸法a,
b,c,dを設定し、各寸法条件により図18と同様に
リンク機構の動作を示したものであり、角度Tと所定寸
法δの条件を検討した。図19〜図22に示すように、
a=1.5,b=1において、c=1.3〜1.5,d
=1.3〜1.5の範囲で角度Tと所定寸法δの条件を
実用上満たし、この条件を満たす位置に作動点Zsの符
号を付した。一方、図23〜図26においては、角度T
の条件を満たしても、所定寸法δの条件を満たさなかっ
た。例えば、図23中、符号Zsを付した作動点のよう
に、該作動点Zsの移動向きが大きく傾いており、当接
時に弁座25,26に直交するδの移動が得られない。そし
て、図21及び図11に示すように、a=1.5,b=
1,c=1.3,d=1.3が角度T及び所定寸法δを
満たす最適寸法比である。
【0039】本発明を弁装置に用いた例を図1ないし図
11に示すと、図4〜図10は、4節リンク機構1によ
る動作説明図であり、図1に示すように、4節リンク機
構1の静止節Aを、弁蓋2は備え、この支持体たる弁蓋
2の対偶点Jdbに軸3を設けると共に、対偶点Jab
に駆動軸4を設ける。この駆動軸4には、原動節Bを構
成する原動リンク5を連結し、この原動リンク5の対偶
点Jbcに回動軸6を設け、この回動軸6とコネクトリ
ンク7とを連結する。このコネクトリンク7は対偶点J
cdを備えるものであり、作動点Zsを構成する揺動連
結部8まで延設されている。すなわち、図1及び図3に
示すように、コネクタリンク7は、回動軸6と揺動連結
部8とを直線的に結ぶ直線部7aと、この直線部7aか
ら分岐して対偶点Jcdを備える分岐部7bとを一体に
有する。その対偶点Jcdに回動軸9を連結し、この回
動軸9に従動節Dを構成する従動リンク10を連結し、こ
の従動リンク10の対偶点Jdaに前記軸3を回動可能に
連結している。尚、前記弁蓋2側から、原動リンク5,
従動リンク10,コネクトリンク7の順で間隔をおいて、
かつ相互の回動動作が干渉しないように立体的に配置さ
れている。そして、前記揺動連結部8に軸8Aを中心に
弁体11が揺動可能に連結され、この弁体11の円弧状に形
成された外面に、シール材12が設けられている。さら
に、前記揺動連結部8の両側には、前記弁体11の揺動を
規制するストッパ13が設けられている。また、各軸3,
4,5,8A,9は平行であり、前記駆動軸4は、止水
用のOリング14を介して弁蓋2に組み付けられ、その駆
動軸4の基端にOリング14を介してウォーム減速機15が
連結され、このウォーム減速機15には、前記駆動軸4を
回動する回動手段たる操作部15Aが設けられ、この操作
部15Aに図示しないハンドルなどを係合して回動するこ
とにより、前記原動リンク5が回動する。尚、図中16は
各軸3,4,5,8A,9に螺着するナットである。ま
た、軸3の基端は弁蓋2に固着される。
【0040】図2は、前記弁体11を用いる一例を示し、
水道や下水の不断水工法に用いる弁ケース21であって、
本体たる弁ケース21は、一側が開口し他側が閉塞した円
筒体22を有し、この円筒体22は長さ方向両側に本管外嵌
部23,23が設けられると共に、これらに交叉する分岐管
部24が設けられており、前記円筒体22には、一方の前記
本管外嵌部23と分岐管部24とに対応して弁座25,26がそ
れぞれ設けられている。また、本管外嵌部23にフランジ
状の継手27が設けられ、前記円筒体22の開口28には、前
記弁蓋2が固定されるフランジ状の継手29が設けられて
いる。前記弁ケース21は、本管外嵌部23,23と分岐管部
24を分割するように二分割した分割体21A,21Bからな
り、ボルトナットなどの固定手段30により一体化され
る。また、分割体21A,21Bを一体化した後、前記分岐
管部24には、フランジ継手31が溶着などにより設けられ
る。また、32は押輪であって、この押輪32をT型ボルト
32Aにより前記継手27に連結することによって、シール
リング33が押圧される。さらに、前記円筒体22の他側で
ある底部などには、バイパス管34を接続するバイパス用
分岐管35が設けられ、前記バイパス管34には仕切り弁36
が接続される。尚、図11に示すように、弁座25,26相
互のなす角度Tは90°である。
【0041】そして、図示しない既設の本管に本管外嵌
部23,23が外嵌するようにして、前記弁ケース21を組み
立て、分割体21A,21Bを固定手段30を用いると共に、
溶着により一体化した後、押輪32を継手27に連結するこ
とにより、シールリング33が本管の外面に密着し、本管
と本管外嵌部23,23が水密に連結される。尚、本管をあ
らかじめ弁ケース21の寸法に対応して切断したり、公知
の方法により外嵌後に切断するようにしたりしてもよ
い。次に、開口28から弁蓋2に組み付けた弁体11を挿入
すると共に、Oリング37を挟んで前記弁蓋2を継手29に
固定する。そして、弁座26に弁体11を押し当てて、弁体
11により分岐管部24を閉成すれば、本管の通水を開始す
ることができ、分岐幹部24に配管を済ました後に分岐管
部24の弁座26を開けば、既設本管から分岐管部24へ通水
することができる。
【0042】次に、前記4節リンク機構1による弁体11
の動作につき説明すると、図4〜図11はa=1.5,
b=1,c=1.3,d=1.3の比の4節リンク機構
1を図示し、図4は分岐管部24の弁座26に弁体11が密着
している状態であり、この状態で、回転軸6,9は静止
節Aを挟んで相対した位置に有る。尚、分岐管部24の中
心軸S24と本管外嵌部23の中心軸S23とは直交し、Kは
前記中心軸S24と前記直線部7aとのなす角度である。
尚、この例では、図4では、K=21.35°、図10
では、K=111.22°である。図4に示す位置か
ら、原動リンク5を反時計回り方向に回転すると、図1
1に示したように、中心軸S24の方向に所定寸法δだけ
弁体11が後退する。このように後退することにより、シ
ール材12に無理な力が加わることなく、弁座26を開成す
ることができる。さらに、原動リンク5を回転すると、
図5、図6に示すように、弁体11が円筒体22内を他方の
弁座25側に移動する。この場合、原動リンク5と従動リ
ンク10を軸3,4,5,8A,9の方向に間隔をおいて
配置しているから、干渉することがない。さらに、図
7、図8の順に弁体11が移動し、これら図7と図8に示
す移動の間に原動リンク5が静止節Aと一直線となり、
この後、回転軸6,9は静止節Aに対して同一の側とな
る。次に、図9及び図11に示すように、弁体11が弁座
25に向かって移動し、図10に示すように、弁座25に弁
体11が密着して閉成状態となる。この場合、図11に示
したように、中心軸S23の方向に所定寸法δだけ弁体11
が前進し、このように弁座25にシール材12が当設した
後、中心軸S23の方向に前進し、シール材12を弁座25の
所定の圧力で押し付けることにより、無理なく良好なシ
ール性を得ることができる。また、弁体11は軸8Aによ
りコネクトリンク7に揺動可能に連結されているから、
弁座24,26への当接時にシール材12に無理な力が加わる
ことがない。一方、中間節Cの揺動により揺動するコネ
クトリンク7にストッパ13を設けたから、通水により弁
体11に水の力が加わっても、コネクトリンク7に対する
弁体11の揺動が規制され、弁ケース21内面に干渉するこ
となく、弁体11を移動することができる。さらに、好適
なa=1.5,b=1,c=1.3,d=1.3の寸法
比における4節リンク機構1を示す図11のように、閉
成状態における弁体11外面と揺動連結部8との間隔Mに
おいて、両方の中心軸S23,S24方向にそれぞれ所定寸
法δの移動が得られる。
【0043】このように本実施例では、請求項1に対応
して、弁座25,25を備えた本体たる弁ケース21と、弁座
25,26を開閉する弁体11と、中間節Cにより弁体11を支
持する4節リンク機構1と、この4節リンク機構1を支
持し弁ケース21に設けられる支持体たる弁蓋2と、4節
リンク機構1の原動節たる原動リンク5を回動する回動
手段たる操作部15Aとを具備したものであるから、原動
リンク5が回動すると、4節リンク機構1の中間節に支
持された弁体11が弁座25,26を開閉することができ、4
節リンク機構1の各寸法比を設定することにより、回動
運動を所望の運動に変換して弁体11を移動せしめること
ができる。
【0044】このように本実施例では、請求項2に対応
して、複数の弁座25,26を備えた本体たる弁ケース21
と、複数の弁座25,26を開閉する弁体11と、弁体11を支
持する4節リンク機構1と、この4節リンク機構1を支
持し弁ケース21に設けられる支持体たる弁蓋2と、4節
リンク機構1の原動節たる原動リンク5を回動する回動
手段たる操作部15Aとを備え、4節リンク機構1の静止
節Aを弁蓋2に備えると共に、静止節Aに対し原動節B
及び従動節Cにより連結した中間節Cによって弁体11を
支持したものであるから、原動節Bが回動すると、中間
節Cに支持された弁体21が、それぞれの弁座25,26を開
閉し、複数の弁座25,26を有する切換え弁などの開閉に
用いることができる。
【0045】また、このように本実施例では、請求項3
に対応して、原動節たる原動リンク5の回動により弁体
11が弁座25,26に向かって進退するように構成したもの
であるから、弁体11が進退して弁座25,26を開閉し、弁
体11を弁座25,26に押し付けるようにして気密性を保持
することができる。また、従来のように弁軸を中心に回
動するものと異なり、弁体11の外面が弁座に摺動するこ
とがなく、シール材12の気密性を長期間保持することが
できる。
【0046】また、このように本実施例では、請求項4
に対応して、本体たる弁ケース21に弁座25,26相互を交
叉方向に配置し、4節リンク機構1を構成する静止節
A、原動節B、中間節C及び従動節Dの各寸法a,b,
c,dの関係がb=1としたとき、a:b:c:d=
1.5:1:1.3〜1.5:1.3〜1.5前後であ
るから、弁座25,26を開閉する際、交叉方向に配置した
それぞれの弁座25,26に向かって弁体11がほぼ直線的に
進退する。
【0047】また、このように本実施例では、請求項5
に対応して、弁体11を中間節Cを構成するコネクトリン
ク7に揺動可能に連結したものであるから、弁体11が揺
動可能であるから、弁体11が弁座25,26に当たる際の密
着性が向上し、移動中に中間節Cに対して弁体11の向き
が大きく変わることがない。
【0048】さらに、このように本実施例では、請求項
6に対応して、本体たる弁ケース21に弁座24,25相互を
交叉方向に配置し、弁ケース21に弁体11を挿脱可能な開
口28を設け、この開口28に支持体たる弁蓋2を着脱可能
に取り付けるものであるから、弁体11を後退した状態で
弁ケース21に挿入し、弁蓋2を開口28に取付け、これに
より、弁ケース21に干渉することなく弁体11を組み付け
ることができる。そして、弁体11はあらかじめ弁蓋2に
支持したものであるから、弁箱102 ,下部弁棒105 ,下
部のOリング107 が不要となり、製品を比較的安価に製
造することができ、さらに、軽量となると共に、弁箱10
2 のガスケットや下部のOリング107 が不要となるか
ら、弁ケース21への弁体11の組み付けを容易に行うこと
ができる。
【0049】また、実施例上の効果として、コネクトリ
ンク7は対偶節Jbcと揺動連結部8とを直線的に結ぶ
形状であるから、形状が簡易となると共に、L型にする
場合よりも強度的に優れる。また、原動リンク5,従動
リンク10,コネクトリンク7の順で間隔をおいて立体的
に配置したから、相互の回動動作が干渉せず、また、各
リンク5,10,7を所定の強度が得られる幅及び厚さに
形成することができる。尚、それらリンク5,10,7の
配置順は適宜変更できる。さらに、揺動連結部8の両側
には、前記弁体11の揺動を規制するストッパ13が設けた
から、通水などにより弁体11に力が加わっても、コネク
トリンク7に対する弁体11の揺動が規制され、弁ケース
21内面に干渉することなく、弁体11を移動することがで
きる。また、寸波比a,b,c,dの設定により、角度
Tより揺動範囲角度εを大きくすることにより、弁座2
5,26に弁体11を確実に押し付けることができる。ま
た、作動点を、リンク機構1が節A,B,C,Dの順に
方形をなす状態で、中間節Cに対して静止節A側に位置
する作動点Zsを用いたから、円筒体22などの限られた
内部で、スムーズに移動することができる。また、弁体
11を弁座25,26に押し付けるようにできるから、弁ケー
ス21に特別な弁箱を設ける必要がなく、弁ケース21の加
工が容易である。
【0050】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば、請求項1においては、単体の
弁座を備えた弁装置に適用可能である。また、弁ケース
は各種タイプのものを用いることができる。さらに、実
施例では、支持体として弁蓋を示したが、弁蓋以外でに
もリンク機構を支持するようにできる。また、実施例で
は、コネクトリンクの先端両側にストッパを設けたが、
弁体の裏面に、コネクトリンクを両側から挟むようにし
て揺動を規制するストッパを設けてもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明は、弁座を備えた本体
と、前記弁座を開閉する弁体と、中間節により前記弁体
を支持する4節リンク機構と、この4節リンク機構を支
持し前記本体に設けられる支持体と、前記4節リンク機
構の原動節を回動する回動手段とを具備したものであ
り、弁座に向かって弁体が進退して該弁座を開閉するリ
ンク機構を備えた弁装置を提供することができる。
【0052】請求項2の発明は、複数の弁座を備えた本
体と、前記複数の弁座を開閉する弁体と、この弁体を支
持する4節リンク機構と、この4節リンク機構を支持し
前記本体に設けられる支持体と、前記4節リンク機構の
原動節を回動する回動手段とを備え、前記4節リンク機
構の静止節を前記支持体に備えると共に、前記静止節に
対し原動節及び従動節により連結した中間節によって前
記弁体を支持したものであり、交叉方向に配置した弁座
にそれぞれ進退して開閉することができるリンク機構を
備えた弁装置を提供することができる。
【0053】また、請求項3の発明は、前記原動節の回
動により前記弁体が前記弁座に向かって進退するように
構成したものであり、交叉方向に配置した弁座にそれぞ
れ進退して開閉することができるリンク機構を備えた弁
装置を提供することができる。
【0054】また、請求項4の発明は、前記本体に前記
弁座相互を交叉方向に配置し、前記4節リンク機構を構
成する静止節、原動節、中間節及び従動節の各寸法a,
b,c,dの関係がb=1としたとき、a:b:c:d
=1.5:1:1.3〜1.5:1.3〜1.5前後で
あり、交叉方向に配置した弁座にそれぞれ進退して開閉
することができるリンク機構を備えた弁装置を提供する
ことができる。
【0055】また、請求項5の発明は、前記弁体を前記
中間節に揺動可能に連結したものであり、交叉方向に配
置した弁座にそれぞれ進退して開閉することができるリ
ンク機構を備えた弁装置を提供することができる。
【0056】さらに、請求項6の発明は、前記本体に前
記弁座相互を交叉方向に配置し、前記本体に前記弁体を
挿脱可能な開口を設け、この開口に前記支持体を着脱可
能に取り付けるものであり、本体への弁体の取付作業を
容易に行うことができるリンク機構を備えた弁装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す4節リンク機構の分解
斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す本体回りの分解斜視図
である。
【図3】本発明の一実施例を示す実施例の4節リンク機
構の説明図である。
【図4】本発明の一実施例を示す4節リンク機構による
弁体の動作説明図であり、分岐管部の弁座を弁体が閉成
した状態を示す。
【図5】本発明の一実施例を示す4節リンク機構による
弁体の動作説明図である。
【図6】本発明の一実施例を示す4節リンク機構による
弁体の動作説明図である。
【図7】本発明の一実施例を示す4節リンク機構による
弁体の動作説明図である。
【図8】本発明の一実施例を示す4節リンク機構による
弁体の動作説明図である。
【図9】本発明の一実施例を示す4節リンク機構による
弁体の動作説明図である。
【図10】本発明の一実施例を示す4節リンク機構によ
る弁体の動作説明図であり、本管外嵌部の弁座を弁体が
閉成した状態を示す。
【図11】本発明の一実施例を示す弁座への当設時の弁
体の動作を説明する断面説明図である。
【図12】本発明の一実施例を示す4節リンク機構の説
明図であり、図12(A)は角度θ,図12(B)は初
期位置を示す。
【図13】本発明の一実施例を示し図13(A)は回転
角と揺動角の変異曲線を示すグラフ、図13(B)は従
動節の変異を示すグラフである。
【図14】本発明の一実施例を示す4節リンク機構の説
明図であり、図14(A)には作動点を示し、図14
(B)は初期位置を示す。
【図15】本発明の一実施例を示し作動点がZ1〜Z1
0における中間節の揺動曲線を示す説明図である。
【図16】本発明の一実施例を示す作動点がY1〜Y1
0における中間節の揺動曲線を示す説明図である。
【図17】本発明の一実施例を示す作動点がX1〜X1
0における中間節の揺動曲線を示す説明図である。
【図18】本発明の一実施例を示す4節リンク機構の動
作説明図であり、角度Tを示している。
【図19】本発明を説明するa=1.5,b=1,c=
1.5,d=1.5の寸法比における4節リンク機構の
動作説明図である。
【図20】本発明を説明するa=1.5,b=1,c=
1.4,d=1.5の寸法比における4節リンク機構の
動作説明図である。
【図21】本発明を説明するa=1.5,b=1,c=
1.3,d=1.3の寸法比における4節リンク機構の
動作説明図である。
【図22】本発明を説明するa=1.5,b=1,c=
1.4,d=1.4の寸法比における4節リンク機構の
動作説明図である。
【図23】本発明を説明するa=1.5,b=1,c=
1.9,d=1.5の寸法比における4節リンク機構の
動作説明図である。
【図24】本発明を説明するa=1.4,b=1,c=
1.3,d=1.5の寸法比における4節リンク機構の
動作説明図である。
【図25】本発明を説明するa=1.3,b=1,c=
1.5,d=1.5の寸法比における4節リンク機構の
動作説明図である。
【図26】本発明を説明するa=1.3,b=1,c=
1.4,d=1.5の寸法比における4節リンク機構の
動作説明図である。
【図27】従来の弁装置の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 4節リンク機構 A 静止節 B 原動節 C 中間節 D 従動節 2 弁蓋(支持体) 5 原動リンク 7 コネクトリンク 10 従動リンク 11 弁体 15A 操作部(回動手段) 21 弁ケース(本体) 25,26 弁座 28 開口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座を備えた本体と、前記弁座を開閉す
    る弁体と、中間節により前記弁体を支持する4節リンク
    機構と、この4節リンク機構を支持し前記本体に設けら
    れる支持体と、前記4節リンク機構の原動節を回動する
    回動手段とを具備したことを特徴とするリンク機構を備
    えた弁装置。
  2. 【請求項2】 複数の弁座を備えた本体と、前記複数の
    弁座を開閉する弁体と、この弁体を支持する4節リンク
    機構と、この4節リンク機構を支持し前記本体に設けら
    れる支持体と、前記4節リンク機構の原動節を回動する
    回動手段とを備え、前記4節リンク機構の静止節を前記
    支持体に備えると共に、前記静止節に対し原動節及び従
    動節により連結した中間節によって前記弁体を支持した
    ことを特徴とするリンク機構を備えた弁装置。
  3. 【請求項3】 前記原動節の回動により前記弁体が前記
    弁座に向かって進退するように構成したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のリンク機構を備えた弁装置。
  4. 【請求項4】 前記本体に前記弁座相互を交叉方向に配
    置し、前記4節リンク機構を構成する静止節、原動節、
    中間節及び従動節の各寸法a,b,c,dの関係がb=
    1としたとき、 a:b:c:d=1.5:1:1.3〜1.5:1.3
    〜1.5 前後であることを特徴とする請求項2又は3記載のリン
    ク機構を備えた弁装置。
  5. 【請求項5】 前記弁体を前記中間節に揺動可能に連結
    したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載のリンク機構を備えた弁装置。
  6. 【請求項6】 前記本体に前記弁座相互を交叉方向に配
    置し、前記本体に前記弁体を挿脱可能な開口を設け、こ
    の開口に前記支持体を着脱可能に取り付けることを特徴
    とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のリンク機構
    を備えた弁装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308338A (ja) * 2007-06-08 2008-12-25 Z & J Technologies Gmbh 原料ホッパーの底部開口を開閉するための装置および方法、ならびに前記装置を有する溶鉱炉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308338A (ja) * 2007-06-08 2008-12-25 Z & J Technologies Gmbh 原料ホッパーの底部開口を開閉するための装置および方法、ならびに前記装置を有する溶鉱炉
EP2000547B1 (de) 2007-06-08 2015-03-11 Z&J Technologies GmbH Vorrichtung und Verfahren zum Verschließen oder Öffnen einer Öffnung, insbesondere Bodenöffnung eines Materialbunkers für einen Hochofen und Hochofen mit einer derartigen Vorrichtung

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