JPH1120917A - ツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム - Google Patents
ツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システムInfo
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- JPH1120917A JPH1120917A JP19193797A JP19193797A JPH1120917A JP H1120917 A JPH1120917 A JP H1120917A JP 19193797 A JP19193797 A JP 19193797A JP 19193797 A JP19193797 A JP 19193797A JP H1120917 A JPH1120917 A JP H1120917A
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Abstract
における運搬物の中間排出システムの改良に関するもの
である。 【解決手段】運搬物を搬送するための主ベルトと、これ
に追従し、主ベルト上に載置された運搬物の上から押圧
力を加えて保持するようにした従ベルトとからなる急傾
斜搬送用ツインコンベヤにおいて、運搬物をベルトテ−
ル部とベルトヘッド部との中間で排出するためのトリッ
パ−手段を備えたツインコンベヤにおける運搬物の中間
排出システム。 1‥主ベルト、2‥従ベルト、3、6
‥テ−ルプ−リ−、4、7‥ヘッドプ−リ−、5‥運搬
物投入シュ−ト、80 ‥ベンドプ−リ−、81 、91 ‥
テ−クアッププ−リ−、30‥トリッパ−手段、31‥
中間排出シュ−ト、32‥トリッパ−プ−リ−。
Description
るツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システムの
改良に関するものである。
てはトリッパ−構造を用いて運搬物の中間排出位置を水
平長さ方向に変化させることは行われていたが、ツイン
コンベヤのように主ベルトと従ベルトが一対となって急
傾斜面(或いは垂直)に被運搬物を輸送するタイプのコ
ンベヤにあっては運搬物の中間排出システムは見当らな
い。
よって、ダムの打設面の上昇に伴って打設面へ供給しな
くてはならない運搬物の排出にあっては、ダムの打設面
の上昇に伴ってその都度コンベヤベルト位置を上昇させ
て運搬物を供給することが行われていた。
あっては上記のような課題があり、多大の手間とコスト
がかかっていた。本発明は上記従来技術の欠点を改良
し、ツインコンベヤを用いて運搬物を輸送するに際して
コンベヤの中間部位で排出可能なツインコンベヤ装置を
提供することを課題とするものである。
決するためになされたものであって、その要旨は、運搬
物を搬送するための主ベルトと、これに追従し、主ベル
ト上に載置された運搬物の上から押圧力を加えて保持す
るようにした従ベルトとからなる急傾斜搬送用ツインコ
ンベヤにおいて、運搬物をベルトテ−ル部とベルトヘッ
ド部との中間で排出するためのトリッパ−手段を備えた
ことを特徴とするツインコンベヤにおける運搬物の中間
排出システムにかかるものである。
ツインコンベヤにあって、ベルトテ−ル部とベルトヘッ
ド部との中間で運搬物を排出するためのトリッパ−手段
を備えたものであり、このことにより、例えばダム建設
等の土木工事によって、ダムの打設面の上昇に伴って順
次打設面へ供給する運搬物をその都度コンベヤベルト位
置を上昇させる作業を要せずに供給することができるこ
ととなった。
ベルトテ−ル部とベルトヘッド部との間を移動し、運搬
物の排出位置を変えられるシステムであるのがよく、こ
れに伴って主ベルトと従ベルトとの構成は夫々特殊な構
成が考えられる。
に主ベルト及び従ベルト用のトリッパ−プ−リ−とベン
ドプ−リ−を配し、運搬物をトリッパ−内のシュ−トに
中間排出した後、主ベルト、従ベルトは再度運搬側を覆
い被せた状態に戻り、ベルトヘッド部まで走行するシス
テムである。
ベルトのトリッパ−プ−リ−、ベンドプ−リ−を配し、
従ベルトのヘッドプ−リ−を配し、運搬物をトリッパ−
内のシュ−トに中間排出した後、主ベルトは単独でヘッ
ドプ−リ−まで走行し、従ベルトはテ−ル方向へリタ−
ンするシステムである。この場合、変化する従ベルトの
必要長さを確保するため、ベルトテ−ル部に従ベルトの
余裕長さ分の走行スパンのためのストレ−ジ手段を設け
るものである。
部とベルトヘッド部との間を移動し、運搬物の排出位置
を変えられる移動トリッパ−構造とした際、このトリッ
パ−手段に対し運搬物をツインコンベヤの側方へ排出す
るためのウィングコンベヤを設け、当該ウィングコンベ
ヤは伏仰・旋回の機能備えて、排出点を変化させ得るよ
うにすることによって運搬物の中間排出部位を更に好ま
しい部位に変更することができる。
とベルトヘッド部との間を移動し、運搬物の排出位置を
変えられる移動トリッパ−構造とした際、このトリッパ
−手段の前方或いは後方にトリッパ−が上下へ移動する
際のトッパ−前方のコンベヤフレ−ム・ロ−ラ等の取付
取り外し作業を行うための揚重機器と作業デッキとを備
えるツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム
とするべきである。
側方にメンテナンス用機器運搬台車を配し、この台車を
コンベヤ側方のレ−ルに沿い上下させる機能を付加する
ことにより、例えばメンテナンス時の便に供することが
可能となったものである。
物の中間排出システムの具体例を図面をもって更に詳細
に説明する。図1は一般の急傾斜輸送用ツインコンベヤ
を示す側面図である。図中、1は主ベルトであり、2は
従ベルトである。主ベルト1は主ベルトテ−ルプ−リ−
3と主ベルトヘッドプ−リ−4との間を走行するもので
あり、主ベルトテ−ルプ−リ−3側において運搬物投入
シュ−ト5より運搬物が主ベルト1上に投入載置され
る。一方、従ベルト2は従ベルトテ−ルプ−リ−6と従
ベルトヘッドプ−リ−7間を走行し、従ベルト2は運搬
物を挟んで主ベルト1上に沿って走行する。そして、主
ベルト1及び従ベルト2は各ロ−ラ8、9に沿って回動
走行し、主ベルトヘッドプ−リ−4より運搬物を排出す
るシステムである。図中、81 、91 はテ−クアッププ
−リ−であり、主ベルト1及び従ベルト2を一定の張力
をかけて走行させる構造となっている。
輸送用ツインコンベヤを示す側面図である。この例は主
ベルト1の走行途中に運搬物を間で排出するためのトリ
ッパ−手段30を備えたものである。図中、31は中間
排出シュ−トであり、このシュ−ト31に対して主ベル
トトリッパ−プ−リ−32及びベンドプ−リ−80 を備
えて主ベルト1を中間排出シュ−ト31内にて反転させ
るものである。一方、従ベルト2はこの中間排出シュ−
ト31に従ベルトヘッドプ−リ−7を備え、従ベルト2
はここで反転走行させるものである。尚、従ベルト2は
従ベルトヘッドプ−リ−7を図1に示すように主ベルト
ヘッドプ−リ−4と対向する位置に備えることができる
ことは勿論である。
面図であり、図4は図3に組み込まれて用いられるウイ
ングコンベヤの平面図である。このウイングコンベヤ2
1は図3のA−A線に備えられるものであり、中間排出
シュ−ト31から搬送物の供給を受け所定の位置までこ
れを搬送するものであり、伏仰・旋回の機能を備えて搬
送物の排出位置を変化させるようにするのがよい。図
中、符号22はトリッパ−手段を傾斜面に沿って移動さ
せるためのウインチであり、23は点検デッキ、24は
タ−ンテ−ブル、25はレ−ルである。
ツインコンベヤを示す側面図であって、トリッパ−手段
30を主ベルト1の傾斜面40に沿って移動可能とされ
た例である。 図中、トリッパ−手段30が傾斜面40
に設置されたレ−ル(図示せず)上を車輪41によって
走行可能としたものであり、このシステムを採用するこ
とにより主ベルト1のどの位置にでも運搬物を排出する
ことが可能となったものである。主ベルト1は図2と同
様な機構である。一方、従ベルト2は前項の後段にて示
す機構のものであって、従ベルト2は従ベルトヘッドプ
−リ−7は上方に伸びており、トリッパ−手段30に備
えた従ベルトベンドプ−リ−90 にて従ベルト2が上方
に走行するようにされている。
ツインコンベヤを示す側面図であって、トリッパ−手段
30を図5と同様にベルトの傾斜面40に沿って移動可
能とされた例である。そして、従ベルト2の構造は図2
に示すように従ベルトヘッドプ−リ−7は移動可能とさ
れた中間排出シュ−ト31に備えたものである。しかる
に、従ベルト2は主ベルト1の主ベルトヘッドプ−リ−
4にまで伸びることとなるが、このため、従ベルト2の
テ−ル側には従ベルトストレ−ジ手段50が備えられて
いる。そして、従ベルト2は従ベルトストレ−ジ手段5
0に備えられた各プ−リ−511 に巻き掛けされてお
り、これによって従ベルト2の伸縮が可能となったもの
である。
ツインコンベヤを示す側面図であって、トリッパ−手段
30を図5と同様にベルトの傾斜面に沿って移動可能と
された例である。そして、主ベルト1の構造としては主
ベルトヘッドプ−リ−4は移動可能とされた中間排出シ
ュ−ト31に備えたもので、主ベルト1はここで反転し
て主テ−ルプ−リ−3に向かって反転走行することにな
る。一方、従ベルト2は従ベルトヘッドプ−リ−7にま
で伸びている。即ち、この発明においては、主ベルト1
は従ベルト2のヘッドプ−リ−7部位にまで伸びること
となるが、このため、主ベルト1のテ−ル側には主ベル
トストレ−ジ手段60が備えられている。そして、主ベ
ルト1は主ベルトストレ−ジ手段60に備えられた各プ
−リ−611 に巻き掛けされており、これによって主ベ
ルト1の伸縮が可能となったものである。
方に、トリッパ−が上下へ移動する際のトッパ−前方の
コンベヤフレ−ム・ロ−ラ等の取付取り外し作業を行う
ための揚重機器と作業デッキとを備えるのがよい。
ヤの側方にメンテナンス用機器運搬台車を配し、この台
車をコンベヤ側方のレ−ルに沿い上下させる機能を付加
することにより、例えばメンテナンス時の便に供するこ
とが可能となる。
て、ツインコンベヤの中間にて運搬物を排出できること
となったものであり、その工業的価値は著しい。
す側面図である。
第1を示す側面図である。
体例を示す主要部の部分側面図である。
いられるウイングコンベヤの平面図である。
第2を示す側面図である。
第3を示す側面図である。
第4を示す側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 運搬物を搬送するための主ベルトと、こ
れに追従し、主ベルト上に載置された運搬物の上から押
圧力を加えて保持するようにした従ベルトとからなる急
傾斜搬送用ツインコンベヤにおいて、運搬物をベルトテ
−ル部とベルトヘッド部との中間で排出するためのトリ
ッパ−手段を備えたことを特徴とするツインコンベヤに
おける運搬物の中間排出システム。 - 【請求項2】 上記トリッパ−手段が、ベルトテ−ル部
とベルトヘッド部との間を移動し、運搬物の排出位置を
変えられる移動トリッパ−構造とした請求項第1項記載
のツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム。 - 【請求項3】 移動トリッパ−構造内に主ベルト及び従
ベルト用のトリッパ−プ−リ−とベンドプ−リ−を配
し、運搬物をトリッパ−内のシュ−トに中間排出した
後、主ベルト、従ベルトは再度運搬側を覆い被せた状態
に戻り、ベルトヘッド部まで走行する請求項第2項記載
のツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム。 - 【請求項4】 移動トリッパ−構造内に主ベルトのトリ
ッパ−プ−リ−、ベンドプ−リ−を配すると共に、従ベ
ルトのヘッドプ−リ−を配し、運搬物をトリッパ−内の
シュ−トに中間排出した後、主ベルトは単独でヘッドプ
−リ−まで走行し、従ベルトはテ−ル方向へリタ−ンす
る構造とした請求項第2項記載のツインコンベヤにおけ
る運搬物の中間排出システム。 - 【請求項5】 変化する従ベルトの必要長さを確保する
ため、ベルトテ−ル部に従ベルトの余裕長さ分の走行ス
パンのためのストレ−ジ手段を備えた請求項第4項記載
のツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム。 - 【請求項6】 移動トリッパ−構造内に主ベルトのヘッ
ドプ−リ−を配すると共に、従ベルトのトリッパ−プリ
−、ベンドプ−リ−を配し、運搬物をトリッパ−内のシ
ュ−トに中間排出した後、主ベルトはテ−ル方向へリタ
−ンし、従ベルトは単独でヘッドプ−リ−まで走行する
構造とした請求項第2項記載のツインコンベヤにおける
運搬物の中間排出システム。 - 【請求項7】 変化する主ベルトの必要長さを確保する
ため、ベルトテ−ル部に主ベルトの余裕長さ分の走行ス
パンのためのストレ−ジ手段を備えた請求項第6項記載
のツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19193797A JP3745090B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | ツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19193797A JP3745090B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | ツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120917A true JPH1120917A (ja) | 1999-01-26 |
JP3745090B2 JP3745090B2 (ja) | 2006-02-15 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19193797A Expired - Fee Related JP3745090B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | ツインコンベヤにおける運搬物の中間排出システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3745090B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP19193797A patent/JP3745090B2/ja not_active Expired - Fee Related
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