JPH1120887A - タンク - Google Patents
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- JPH1120887A JPH1120887A JP9178227A JP17822797A JPH1120887A JP H1120887 A JPH1120887 A JP H1120887A JP 9178227 A JP9178227 A JP 9178227A JP 17822797 A JP17822797 A JP 17822797A JP H1120887 A JPH1120887 A JP H1120887A
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Abstract
設に係る施工コストを低減する 【解決手段】タンク10は、既設タンク11と、その既
設タンク11の外壁に臨む増設タンク12とで構成され
ている。両タンク11,12は、その底板14の上面に
立設されている支柱15,15aと、各支柱15の間に
溶接固定されている外壁板16,16aと、外壁板1
6,16aの上端に溶接固定された天井板18,18a
からなる。そして、増設タンク12の支柱15aは既設
タンク11の支柱15に溶接固定されている。
Description
の液体を貯溜するタンクに関するものである。
水を貯溜する場合には、図5及び図6に示すようなタン
ク1が用いられている。このタンク1は、地上に設けら
れたコンクリート製ベース2の上面に敷設あれた底板3
と、その底板3上の周縁部から立設された外壁板4と、
その外壁板4の上端縁部に設けられた天井板5とから構
成されている。又、このタンク1の外壁板4には外部に
延びる配管6,7が設けられ、その配管6,7にそれぞ
れ開閉弁8,9が設けられている。そして、開閉弁8を
開くことにより配管6を介してタンク1内に水道水を入
水され、開閉弁9を開くことにより配管7を介してタン
ク1内の水を需要箇所に給水される。
1が容量不足で、他のタンクを同じ場所に増設する必要
が生じる場合がある。又、災害時にタンク1が破損する
場合や、タンク1の清掃の時等に、このタンク1が使用
できなくなる場合がある。このような場合に備えて、複
数のタンクを隣接して設置することが一般的に行われて
いるが、複数のタンクを隣接して設置するための広い設
置場所が必要になる。又、新たなるタンクの設置は、施
工が大がかりであるとともに、施工コストが高いという
問題も有している。
クを簡単に増設可能で、その施工コストを低減すること
にある。
よれば、水道水や薬品等の液体を貯溜するのに使用する
タンクにおいて、既設タンクの外側壁に臨むように増設
タンクを設けたことを要旨とする。
に記載のタンクにおいて、既設タンク及び増設タンク
は、底板上に立設された複数の支柱と、各支柱間に設け
られた側壁とをそれぞれ含んで構成され、増設タンクは
その支柱が既設タンクの支柱に固定されるものであるこ
とを要旨とする。
又は請求項2に記載のタンクにおいて、既設タンクの支
柱に接する増設タンクの支柱は溶接により固定されてい
ることを要旨とする。
形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すよ
うに、ステンレス製のタンク10は、既設タンク11
と、その既設タンク11に互いの外周面の一部が重複す
るようにして連設された増設タンク12とで構成されて
おり、両タンク11,12は地上に設けられたコンクリ
ート製のベース13の上面に設置されている。
に円盤状の底板14が敷設され、その底板14の上面に
おける周縁部に沿って、一定間隔で四角筒状をなす支柱
15が6本立設されている。各支柱15の間に既設タン
クの外壁を構成する複数の外壁板16がそれぞれ溶接固
定され、角外壁板16の上端縁部には天井板18が固定
されている。
外壁板16の一部を覆うようにして設けられている。増
設タンク12は、底板14aが、その欠けた部分を既設
タンク11の底板14の周縁部に接合させるようにして
ベース13上に敷設され、その外周側に、一定間隔を保
って四角筒状をなす支柱15aが5本立設されている。
各支柱15aのうち2本は、既設タンク11の支柱15
に溶接固定されている。そして、各支柱15aにおける
隣接する2本の支柱15a間には、既設タンク11の外
壁を構成する外壁板16aがそれぞれ溶接固定され、各
外壁板16aの上端縁部には既設タンク11側の一部を
欠いた天井板18aが溶接固定されている。
は、先端部が二股になって、一方が既設タンク11に連
通し、他方が増設タンク12に連通する入水用の配管2
0が設けられている。この配管20の端部20a,20
bには、それぞれ開閉弁21a,21bが取り付けられ
ており、この開閉弁21a,21bを開閉することによ
り、両タンク11,12のどちらにも入水可能になって
いる。よって、既設タンク11の容量が少ない場合に
は、増設タンク12がその補助となる。又、事故発生や
清掃作業等により、一方のタンクが空の状態になった場
合には、他方のタンクを使用することにより、通常通り
に水の供給が行えるようになる。
おいて、既設タンク11に増設タンク12を新たに追加
するには、既設タンク11に隣接するようにベース13
を施工し、そのベース13上に増設タンク12の底板1
4aを配設し、両底板14a,14の境界部を溶接固定
する。底板14a上においてその周縁に沿って複数の支
柱15aを溶接固定し、複数の支柱15aのうち両側に
位置する支柱15aを既設タンク11の支柱15に溶接
固定する。この状態で、各支柱15a間に外壁板16a
を溶接固定し、増設タンク12の外壁を組み立てる。そ
の後、各外壁板16aの上端に増設タンク12の天井板
18aを溶接固定する。この組み立てにより、既設タン
ク11の既設タンク11の外側壁に臨むように増設タン
ク12が追加される。なお、タンク10は、通常は、最
初に既設タンク11だけを設置しておき、後から必要が
生じた場合に、増設タンク12を増設することが一般的
であるが、最初から、増設タンク12を備えた形態で設
置することも可能である。
下に記載する。 ・既設タンク11の外側壁に臨むように増設タンク12
を設けたため、既設タンク11の周囲に多少の設置場所
があれば、増設タンク12の増設が可能になる。従っ
て、狭い場所でも増設タンク12を簡単に増設できる。
の外壁を利用しているため、独立したタンクを新たに設
置することに比べると、支柱15aや外壁板16a等の
数を減らして増設タンク12の壁量を少なくできる。従
って、施工コストを安価にすることができる。
ク11の支柱15に固定されるため、両タンク11,1
2が互いに補強し合うようになり強度が増すようになる
とともに、タンク10全体の形状が奇抜であるため、デ
ザイン面から見ても興趣に富むものとなる。
ク11の支柱15に溶接により固定されるため、増設タ
ンク12を設置するための施工を簡単に行うことができ
るとともに、施工コストも低減することができる。
aに支柱15aを立設し、その支柱15aに側壁部16
を溶接で固着していくといった簡単な方法であるため、
施工作業が容易になる。
もよい。 ・既設タンク11に増設タンク12を増設した状態か
ら、更に別の増設タンクを増設する必要が生じた場合に
は、図3,図4に示すように、既設タンク11に二つの
増設タンク12を設けてもよい。即ち、増設タンク12
の数は一つ以上であれば、任意の数にすることが可能で
ある。
壁全体を円弧状に形成したが、直線状に角張らせる等、
増設タンク12を任意の形状に変更することが可能であ
る。 ・前記実施形態では、増設タンク12の支柱15aを四
角筒状に形成したが、円筒状に変更することも可能であ
る。この構成にすれば、既設タンク11の支柱15に増
設タンク12の支柱15aを溶接しやすくなる。
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、狭い場所でも増設タンクを簡単に増設で
き、施工コストを低減することができる。
クの支柱が既設タンクの支柱に固定されるため、両タン
クの強度を向上することができる。請求項3に記載の発
明によれば、増設タンクの支柱は既設タンクの支柱に溶
接により固定されるため、増設タンクを設置するための
施工を簡単に行うことができる。
15,15a…支柱、16,16a…外壁板
Claims (3)
- 【請求項1】 水道水や薬品等の液体を貯溜するのに使
用するタンクにおいて、 既設タンクの外側壁に臨むように増設タンクを設けたタ
ンク。 - 【請求項2】 既設タンク及び増設タンクは、底板上に
立設された複数の支柱と、各支柱間に設けられた側壁と
をそれぞれ含んで構成され、 増設タンクはその支柱が既設タンクの支柱に固定される
ものである請求項1に記載のタンク。 - 【請求項3】 既設タンクの支柱に接する増設タンクの
支柱は溶接により固定されている請求項1又は請求項2
に記載のタンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17822797A JP3322610B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17822797A JP3322610B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120887A true JPH1120887A (ja) | 1999-01-26 |
JP3322610B2 JP3322610B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=16044822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17822797A Expired - Fee Related JP3322610B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322610B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114346431A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-15 | 深圳泰德激光技术股份有限公司 | 相贯线焊接方法及罐体组件 |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP17822797A patent/JP3322610B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114346431A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-15 | 深圳泰德激光技术股份有限公司 | 相贯线焊接方法及罐体组件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3322610B2 (ja) | 2002-09-09 |
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